JP2982423B2 - 絞り弁開度検出装置 - Google Patents
絞り弁開度検出装置Info
- Publication number
- JP2982423B2 JP2982423B2 JP3241699A JP24169991A JP2982423B2 JP 2982423 B2 JP2982423 B2 JP 2982423B2 JP 3241699 A JP3241699 A JP 3241699A JP 24169991 A JP24169991 A JP 24169991A JP 2982423 B2 JP2982423 B2 JP 2982423B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- throttle valve
- arc
- valve opening
- resistor
- substrate
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の吸入空気量を
調整する絞弁の開度を検出する絞弁開度検出装置に関
し、特に、刷子と抵抗パターンとから成る回転式可変抵
抗器型の絞弁開度検出装置に関する。
調整する絞弁の開度を検出する絞弁開度検出装置に関
し、特に、刷子と抵抗パターンとから成る回転式可変抵
抗器型の絞弁開度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、特開昭63−238404号公報
に記載のように刷子と抵抗パターンとから成る可変抵抗
器が1個(1組)となっていた。このため、出力信号の
信頼性が低いという問題があった。この点に関し、2組
の可変抵抗器で絞弁開度検出装置を構成し、相互の可変
抵抗器で互いを保証することが考えられている(実開昭
63-27812号)。
に記載のように刷子と抵抗パターンとから成る可変抵抗
器が1個(1組)となっていた。このため、出力信号の
信頼性が低いという問題があった。この点に関し、2組
の可変抵抗器で絞弁開度検出装置を構成し、相互の可変
抵抗器で互いを保証することが考えられている(実開昭
63-27812号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2組の
可変抵抗器で絞弁開度検出装置を構成すると装置が大き
くなり実用的でないという問題があった。
可変抵抗器で絞弁開度検出装置を構成すると装置が大き
くなり実用的でないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、2組の可変抵抗器を用い
た小型で且つ開度検出の精度の高い絞弁開度検出装置を
提供することにある。
た小型で且つ開度検出の精度の高い絞弁開度検出装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、内燃機関に吸入される空気量を調節する
絞弁の開度を検出する絞弁開度検出装置であって、一対
の回転式可変抵抗器によって構成されており、前記一対
の可変抵抗器は、一対の弧状抵抗パターンと、一対の弧
状導体と、入出力及びグランド端子とを備えた基板を有
し、前記入出力及びグランド端子は前記基板の一個所に
集合配置され、且つ、前記回転式可変抵抗器の回転中心
に対して前記弧状抵抗パターンが前記弧状導体の外側に
位置するよう同心状に配設したものである。 なお具体的
には、内燃機関に吸入される空気量を調節する絞弁の開
度を検出する絞弁開度検出装置であって、抵抗体基板
と、当該抵抗体基板に対面して配設され、前記絞弁の回
転軸の回転と連動する回転体と、当該回転体の回転中心
を中心として同心状に前記抵抗体基板上に配設された2
つの弧状抵抗パターンと、前記回転体に配設され、前記
弧状抵抗パターン上を摺接する2つの刷子と、当該刷子
の1つによって前記弧状抵抗パターンの1つと電気的に
接続された導体であって、前記回転体の回転中心を中心
として同心状に前記弧状抵抗パターンの半径より小さい
半径で前記抵抗体基板上に配設された導体とを2つ有
し、前記各々の弧状抵抗パターンと前記各々の導体に接
続される複数の接続端子を前記抵抗体基板の一辺に配設
したものである。
成するために、内燃機関に吸入される空気量を調節する
絞弁の開度を検出する絞弁開度検出装置であって、一対
の回転式可変抵抗器によって構成されており、前記一対
の可変抵抗器は、一対の弧状抵抗パターンと、一対の弧
状導体と、入出力及びグランド端子とを備えた基板を有
し、前記入出力及びグランド端子は前記基板の一個所に
集合配置され、且つ、前記回転式可変抵抗器の回転中心
に対して前記弧状抵抗パターンが前記弧状導体の外側に
位置するよう同心状に配設したものである。 なお具体的
には、内燃機関に吸入される空気量を調節する絞弁の開
度を検出する絞弁開度検出装置であって、抵抗体基板
と、当該抵抗体基板に対面して配設され、前記絞弁の回
転軸の回転と連動する回転体と、当該回転体の回転中心
を中心として同心状に前記抵抗体基板上に配設された2
つの弧状抵抗パターンと、前記回転体に配設され、前記
弧状抵抗パターン上を摺接する2つの刷子と、当該刷子
の1つによって前記弧状抵抗パターンの1つと電気的に
接続された導体であって、前記回転体の回転中心を中心
として同心状に前記弧状抵抗パターンの半径より小さい
半径で前記抵抗体基板上に配設された導体とを2つ有
し、前記各々の弧状抵抗パターンと前記各々の導体に接
続される複数の接続端子を前記抵抗体基板の一辺に配設
したものである。
【0006】
【作用】このように構成した本発明によれば、基板にコ
ンパクトに2組の可変抵抗器を組み付けることができ、
一対の可変抵抗器を用いた高精度の絞弁開度検出装置が
得られる。
ンパクトに2組の可変抵抗器を組み付けることができ、
一対の可変抵抗器を用いた高精度の絞弁開度検出装置が
得られる。
【0007】
【実施例】図1から図4は、本発明の一実施例による絞
弁開度検出装置を示す。
弁開度検出装置を示す。
【0008】上記構造の絞弁開度検出装置の動作を説明
する。
する。
【0009】図示していないが内燃機関の吸気系にある
絞弁は、回転軸(絞弁軸)に取り付けられており、絞弁
軸の軸端の一方にレバーが結合されており、前記レバー
が絞弁開度検出装置側のレバー6と連結される。以上の
構成によって、絞弁軸の回転がレバー6を介し、回転体
7に伝達される。回転体7には刷子8a,8bが取り付
けられており、刷子8a,8bが抵抗体基板9の抵抗パ
ターン1a,1b上を摺動することによって或る出力値
が得られ、その出力値によって絞弁開度を検出すること
になる。符号2,3,4,5は可変抵抗器からの接続端
子であり、図3のような回路となっており、端子3,4
からは、図4のような電圧3a,4aが出力される。
絞弁は、回転軸(絞弁軸)に取り付けられており、絞弁
軸の軸端の一方にレバーが結合されており、前記レバー
が絞弁開度検出装置側のレバー6と連結される。以上の
構成によって、絞弁軸の回転がレバー6を介し、回転体
7に伝達される。回転体7には刷子8a,8bが取り付
けられており、刷子8a,8bが抵抗体基板9の抵抗パ
ターン1a,1b上を摺動することによって或る出力値
が得られ、その出力値によって絞弁開度を検出すること
になる。符号2,3,4,5は可変抵抗器からの接続端
子であり、図3のような回路となっており、端子3,4
からは、図4のような電圧3a,4aが出力される。
【0010】上記構造において、出力電圧3a,4aが
同一となる2個以上の抵抗パターン1a,1bを設置す
ることによって、出力電圧3aが瞬断(3a<Vmin)し
た場合、もう一方の出力電圧4aを検出するため、出力
の瞬断による誤検出を防止できる。
同一となる2個以上の抵抗パターン1a,1bを設置す
ることによって、出力電圧3aが瞬断(3a<Vmin)し
た場合、もう一方の出力電圧4aを検出するため、出力
の瞬断による誤検出を防止できる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、小型で且つ高精度の絞
弁開度検出装置を得ることができる。
弁開度検出装置を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例の絞り弁開度検出装置の要部
を示す図である。
を示す図である。
【図2】前記絞り弁開度検出装置の縦断面図である。
【図3】本発明の一実施例である絞り弁開度検出装置の
電気回路図である。
電気回路図である。
【図4】前記絞り弁開度検出装置の出力特性図である。
1a,1b…抵抗パターン、2…入力端子、3…出力端
子A、4…出力端子B、5…GND端子、6…レバー、
7…回転体、8a,8b…刷子、9…抵抗体基板。
子A、4…出力端子B、5…GND端子、6…レバー、
7…回転体、8a,8b…刷子、9…抵抗体基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−186102(JP,A) 実開 昭63−27812(JP,U) 実開 昭63−139510(JP,U) 実開 平1−179203(JP,U) 実開 平2−42401(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 7/00 - 7/34
Claims (4)
- 【請求項1】 内燃機関に吸入される空気量を調節する絞
弁の開度を検出する絞弁開度検出装置であって、一対の
回転式可変抵抗器によって構成されており、前記一対の
可変抵抗器は、 一対の弧状抵抗パターンと、一対の弧状導体と、入出力
及びグランド端子とを備えた基板を有し、 前記入出力及びグランド端子は前記基板の一個所に集合
配置され、且つ、前記回転式可変抵抗器の回転中心に対
して前記弧状抵抗パターンが前記弧状導体の外側に位置
するよう同心状に配設された絞弁開度検出装置。 - 【請求項2】 請求項1の絞弁開度検出装置において、 前記入出力及びグランド端子のうち、グランド端子を共
通の1つのグランド端子としたことを特徴とする絞弁開
度検出装置。 - 【請求項3】 請求項2の絞弁開度検出装置において、 前記入出力及びグランド端子のうち、入力端子を共通の
1つの入力端子としたことを特徴とする絞弁開度検出装
置。 - 【請求項4】 内燃機関に吸入される空気量を調節する絞
弁の開度を検出する絞弁開度検出装置であって、 抵抗体基板と、 当該抵抗体基板に対面して配設され、前記絞弁の回転軸
の回転と連動する回転体と、 当該回転体の回転中心を中心として同心状に前記抵抗体
基板上に配設された2つの弧状抵抗パターンと、 前記回転体に配設され、前記弧状抵抗パターン上を摺接
する2つの刷子と、 当該刷子の1つによって前記弧状抵抗パターンの1つと
電気的に接続された導体であって、前記回転体の回転中
心を中心として同心状に前記弧状抵抗パターン の半径よ
り小さい半径で前記抵抗体基板上に配設された導体とを
2つ有し、 前記各々の弧状抵抗パターンと前記各々の導体に接続さ
れる複数の接続端子を前記抵抗体基板の一辺に配設した
絞弁開度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3241699A JP2982423B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 絞り弁開度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3241699A JP2982423B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 絞り弁開度検出装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11216337A Division JP2000046511A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 絞弁開度検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579809A JPH0579809A (ja) | 1993-03-30 |
JP2982423B2 true JP2982423B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=17078214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3241699A Expired - Lifetime JP2982423B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 絞り弁開度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2982423B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3463463B2 (ja) * | 1996-06-28 | 2003-11-05 | 株式会社デンソー | センサの異常診断装置 |
JP5630768B2 (ja) * | 2011-06-20 | 2014-11-26 | アルプス電気株式会社 | 回転型センサ |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3241699A patent/JP2982423B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0579809A (ja) | 1993-03-30 |
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