JP2982083B2 - トラス構造物のジョイント構造 - Google Patents

トラス構造物のジョイント構造

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JP2982083B2
JP2982083B2 JP3193686A JP19368691A JP2982083B2 JP 2982083 B2 JP2982083 B2 JP 2982083B2 JP 3193686 A JP3193686 A JP 3193686A JP 19368691 A JP19368691 A JP 19368691A JP 2982083 B2 JP2982083 B2 JP 2982083B2
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nut
bolt
ball
bar
truss structure
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之雄 原
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Mitsui and Co Ltd
Yamaha Motor Co Ltd
Nakamura Kensetsu KK
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Mitsui and Co Ltd
Yamaha Motor Co Ltd
Nakamura Kensetsu KK
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に海底に設置される
トラス構造物のジョイント構造に関する。
【0002】
【従来の技術】トラス構造物を海底に沈め、これを魚礁
として、或いは波浪を緩和する緩衝体として使用するこ
とが行なわれるが、斯かるトラス構造物は、例えば複数
のバー部材をコンクリート製のボールによってジョイン
トすることによって構築される。尚、バー部材として
は、例えばコンクリート製の円筒状バーの内部に金属製
のテンションロープ等のテンション部材を挿通したもの
が使用され、該バー部材に作用する引張力はテンション
部材によって受けられ、圧縮力は円筒状バーによって受
けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のトラ
ス構造部においては、テンション部材のボールへの組付
けは、例えば該テンション部材の端部に固着された突起
部材をボールに形成された孔に圧入することによってな
されていた(特公昭52−3487号公報参照)ため、
組付性が悪いという問題があった。
【0004】又、従来のジョイント構造においては、テ
ンション部材の長さ調整ができなかったため、組付精度
を高く保つことができない場合があった。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、組付性及び組付精度の向上を
図ることができるトラス構造物のジョイント構造を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、テンション部材を有する複数のバー部材
をボールにてジョイントすることによって構成されるト
ラス構造物の前記バー部材と前記ボールとのジョイント
構造を、前記ボールからボルト/又はナットを突出せし
め、該ボルト/又はナットに螺合するナット/又はボル
トに前記テンション部材の一端を遊嵌せしめるととも
に、該ナット/又はボルトを前記バー部材の端部に設け
られた弾性体に支持せしめ、該弾性体の端部を覆うカッ
プ部材を前記ナット/又はボルトに一体的に回転するよ
う連結して構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、バー部材のボールへのジョイ
ントに際しては、カップ部材に力を作用させて弾性体を
圧縮変形させることによって該弾性体に支持されたナッ
ト/又はボルトをボールから突出するボルト/又はナッ
トから離し、その後、カップ部材に作用する力を除去す
ればバー部材側のナット/又はボルトは弾性体の圧縮反
力によって移動してボール側のボルト/又はナットに嵌
合するため、その状態でカップ部材を回せばバー部材側
のナット/又はボルトがボール側のボルト/又はナット
に螺着され、バー部材のボールへのジョイントが効率良
く、且つ、簡単になされ、トラス構造物の組付性が高め
られる。又、本発明に係るジョイント構造はそれ自体が
テンション部材の長さ調整機能を有しており、カップ部
材によってバー部材側のナット/又はボルトを回してこ
れをボール側のボルト/又はナットに沿って進退せしめ
ることによって、該ナット/又はボルトに遊嵌されたテ
ンション部材の長さ調整がなされるため、特別な長さ調
整機構を要することなくトラス構造物の組付精度を高め
ることができる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0009】図4は本発明に係るジョイント構造を有す
る基本トラスユニットの斜視図であり、該基本トラスユ
ニットは6本のバー部材1…を4つのボール2…にてジ
ョイントすることによって図示のように三次元のトラス
構造として構成され、この基本トラスユニットが複数組
み合わされて1つのトラス構造物が構築される。
【0010】ここで、本発明に係るジョイント構造の詳
細を図1乃至図3に基づいて説明する。尚、図1は本発
明に係るジョイント構造を示す部分断面図、図2は図1
のA−A線断面図、図3は図1のB部拡大詳細図であ
る。
【0011】図1に示すように、前記ボール2はコンク
リート製の中空の球体であって、これは内部に金属又は
強化プラスチック(FRP)から成る球殻体3を埋め込
んで構成される。そして、この球殻体3には係止部材で
ある金属製のボルト4…が放射状に取り付けられてお
り、ボール2の外表面のボルト4…が突出する部位には
円形の皿状溝5…が形成されている。
【0012】ところで、前記球殻体3は2分割構造とな
っており、これらには複数の円孔6…が穿設されてお
り、各円孔6には前記ボルト4が内側から通されてい
る。即ち、ボルト4はその頭部4aが球殻体3の内周面
に当接するまで球殻体3の外方へ押し出され、その外周
部に嵌められたゴム製のストッパリング7によって球殻
体3内への落ち込みが防がれている。
【0013】上記のようにしてボルト4…の全てが球殻
体3の分割片に取り付けられると、両分割片を接合一体
化して球殻体3を構成し、その後はこの球殻体3を中子
として不図示の型にコンクリートを流し込んでこれを硬
化させることによってボール2が得られる。
【0014】一方、図1に示すように、前記バー部材1
はコンクリート製の円筒状バー9の内部にテンション部
材である金属製のテンションロッド10を挿通して構成
され、バー9の端部には金属製のバーエンドソケット1
1が嵌着されている。そして、このバーエンドソケット
11にはゴム等の弾性体で筒状に成形された弾性ヘッド
12が保持されており、該弾性ヘッド12の端部には金
属製のヘッドカップ13が被冠されている。尚、ヘッド
カップ13は前記ボール2の外表面に形成された皿状溝
5に嵌合する形状に成形され、これは複数本のボルト1
4…と各ボルト14に螺合するナット15によって前記
バーエンドソケット11に連結されている。
【0015】一方、ヘッドカップ13側にはナット16
が相対移動自在に保持されており、このナット16には
テンションロッド10の一端が予め遊嵌されて取り付け
られている。即ち、テンションロッド10は、その端部
に設けられたストッパ17がナット16に遊嵌せしめら
れることによって、ナット16に取り付けられている。
【0016】而して、上記ナット16の外周面には、軸
方向に長い2つの切欠溝16a,16aが相対向する位
置に形成されており、該切欠溝16a,16aにはヘッ
ドカップ13の内周部に突設された突起13a,13a
が嵌合しており、該ヘッドカップ13のナット16から
の脱落は、ナット16の外周部に嵌着されたサークリッ
プ18によって防がれている。従って、ヘッドカップ1
3はナット16と共に一体的に回転し、且つナット16
に対して図1に示す距離ΔS(テンションロッド10の
長さ調整代)だけ軸方向に摺動し得る。
【0017】ここで、バー部材1をボール2へジョイン
トする要領を説明する。
【0018】先ず、バー部材1の端部に設けられたナッ
ト15…を回し、ヘッドカップ13をボルト14…に沿
ってバーエンドソケット11側へ図1の鎖線にて示され
る位置まで移動させてナット16をボルト4から離れた
位置に待機させる。尚、このとき、テンションロッド1
0は不動であって、該テンションロッド10に対してヘ
ッドカップ13とナット16が移動する。又、ヘッドカ
ップ13の移動は、弾性ヘッド12の圧縮変形によって
許容される。
【0019】次に、ナット15…を緩めれば、ヘッドカ
ップ13は弾性ヘッド12の圧縮反力を受けて図1の左
方へ移動し、これがサークリップ18に当接した後はナ
ット部材も一体的に左動し、該ナット16はボール2側
のボルト4の先端部に嵌合する。この状態からヘッドカ
ップ13を回してナット16もこれと一体的に回せば、
ナット16はボルト4に螺合してこれに沿って図1の左
方へ移動する。そして、このようにナット部材16がボ
ルト4に螺着されれば、図1に実線にて示すように、バ
ー部材1はボール2にジョイントされるが、図1に実線
にて示す状態においてヘッドカップ13を更に回せば、
ヘッドカップ13がボール2に当接した状態でナット1
6のみが図示のΔSだけ移動し得ることとなり、これに
よってテンションロッド10はその長さが調整され、片
側で最大ΔSの弛みが除かれることとなる。従って、テ
ンションロッド10の長さ寸法を一対のボール2,2間
の正規寸法よりも短か目に設定しておけば、該テンショ
ンロッド10の長さ調整を容易に行なうことができる。
【0020】以上のジョイント作業を繰り返すことによ
って1つのトラス構造物が構築されるが、該トラス構造
物において、バー部材1に作用する引張力はテンション
ロッド10によって受けられ、圧縮力はバー9によって
受けられる。又、トラス構造物に作用する衝撃力は弾性
ヘッド12によって吸収、緩和される。
【0021】而して、本実施例によれば、バー部材1の
ボール2へのジョイントは、該バー部材1側に設けられ
たナット16をボール2側のボルト4に螺合せしめるこ
とによって、効率良く、且つ簡単になされるため、トラ
ス構造物の組付性が高められる。
【0022】又、本実施例に係るジョイント構造はそれ
自体がテンションロッド10の長さ調整機能を有してお
り、ナット16を回してこれをボルト4に沿って進退せ
しめることによって、該ナット16に取り付けられたテ
ンションロッド10の長さ調整がなされるため、特別の
長さ調整機構を要することなくトラス構造物の組付精度
を高めることができる。
【0023】尚、以上の実施例では、ボール2側からボ
ルト4を突出せしめ、これにバー部材1側のナット16
を螺合せしめるようにしたが、逆にボール2からナット
16を突出せしめ、該ナット16にバー部材1側のボル
ト4を螺合せしめるよう構成しても良い。
【0024】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、テンション部材を有する複数のバー部材をボー
ルにてジョイントすることによって構成されるトラス構
造物の前記バー部材と前記ボールとのジョイント構造
を、前記ボールからボルト/又はナットを突出せしめ、
該ボルト/又はナットに螺合するナット/又はボルトに
前記テンション部材の一端を遊嵌せしめるとともに、該
ナット/又はボルトを前記バー部材の端部に設けられた
弾性体に支持せしめ、該弾性体の端部を覆うカップ部材
を前記ナット/又はボルトに一体的に回転するよう連結
して構成したため、トラス構造物の組付性及び組付精度
を高めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジョイント構造を示す部分断面図
である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB部拡大詳細図である。
【図4】本発明に係るジョイント構造を有する基本トラ
スユニットの斜視図である。
【符号の説明】
1 バー部材 2 ボール 4 ボルト 9 バー 10 テンションロッド(テンション部材) 16 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭52−3487(JP,B2) 実公 昭50−26179(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 1/58 - 1/58 505 A01K 61/00 315 E02B 3/14 303

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テンション部材を有する複数のバー部材
    をボールにてジョイントすることによって構成されるト
    ラス構造物の前記バー部材と前記ボールとのジョイント
    構造であって、 前記ボールからボルト/又はナットを突出せしめ、該ボ
    ルト/又はナットに螺合するナット/又はボルトに前記
    テンション部材の一端を遊嵌せしめるとともに、該ナッ
    ト/又はボルトを前記バー部材の端部に設けられた弾性
    体に支持せしめ、該弾性体の端部を覆うカップ部材を前
    記ナット/又はボルトに一体的に回転するよう連結して
    構成されることを特徴とするトラス構造物のジョイント
    構造。
JP3193686A 1991-07-09 1991-07-09 トラス構造物のジョイント構造 Expired - Lifetime JP2982083B2 (ja)

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US07/910,241 US5310273A (en) 1991-07-09 1992-07-09 Joint for truss structure
FR9208548A FR2679577A1 (fr) 1991-07-09 1992-07-09 Raccord pour structures sous-marines.

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