JP2981886B1 - 漏洩伝送線路の故障検知方法 - Google Patents
漏洩伝送線路の故障検知方法Info
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims abstract description 21
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 漏洩伝送線路の故障検出を逐次行い、伝送線
路としての信頼性を高めることができる漏洩伝送線路の
故障検知方法を提供すること。 【解決手段】 所定の間隔で設置した複数の地上局9,
9′,9″…を介して道路に沿って布設した漏洩伝送線
路8,8′…の故障を検知するものであって、各地上局
はネットワークインターフェースを有し、ネットワーク
回線10を介して地上局同士の通信を可能とし、かつ隣接
する地上局の出力電波を監視する故障検知部を有し、伝
送線路の電気的特性に変化が生じたときに故障が発生し
たと検出する。
路としての信頼性を高めることができる漏洩伝送線路の
故障検知方法を提供すること。 【解決手段】 所定の間隔で設置した複数の地上局9,
9′,9″…を介して道路に沿って布設した漏洩伝送線
路8,8′…の故障を検知するものであって、各地上局
はネットワークインターフェースを有し、ネットワーク
回線10を介して地上局同士の通信を可能とし、かつ隣接
する地上局の出力電波を監視する故障検知部を有し、伝
送線路の電気的特性に変化が生じたときに故障が発生し
たと検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、道路に沿って布
設された漏洩伝送線路の故障検知方法に関するものであ
る。
設された漏洩伝送線路の故障検知方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】列車無線やトンネル内への防災無線な
ど、長手方向に無線サービスを行うために漏洩同軸ケー
ブルなどの漏洩伝送線路が用いられるケースが多くなっ
てきている。従来、このような漏洩伝送線路の故障検出
は外観の確認や通話試験による確認など、保守業務によ
って行われている。
ど、長手方向に無線サービスを行うために漏洩同軸ケー
ブルなどの漏洩伝送線路が用いられるケースが多くなっ
てきている。従来、このような漏洩伝送線路の故障検出
は外観の確認や通話試験による確認など、保守業務によ
って行われている。
【0003】ところで、前記において、漏洩伝送線路に
故障が発生した場合、故障発生を即座に検出する手段が
ないため、例えば車両事故などによって漏洩伝送線路が
断線などの故障を起こしても直接この故障を検出する方
法はない。したがって、しばらくの間復旧できないなど
の問題が発生する可能性があった。
故障が発生した場合、故障発生を即座に検出する手段が
ないため、例えば車両事故などによって漏洩伝送線路が
断線などの故障を起こしても直接この故障を検出する方
法はない。したがって、しばらくの間復旧できないなど
の問題が発生する可能性があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、前
記のような従来の問題点を解決し、漏洩伝送線路の故障
検出を逐次行い、伝送線路としての信頼性を高めること
ができる漏洩伝送線路の故障検知方法を提供することを
目的とする。
記のような従来の問題点を解決し、漏洩伝送線路の故障
検出を逐次行い、伝送線路としての信頼性を高めること
ができる漏洩伝送線路の故障検知方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、所定の間隔で設置した複数の地上局を
介して道路に沿って布設した漏洩伝送線路の故障を検知
するものであって、各地上局はネットワークインターフ
ェースを有し、ネットワーク回線を介して地上局同士の
通信を可能とし、かつ隣接する地上局の出力電波を監視
する故障検知部を有し、この故障検知部が、故障検知用
入力端子線に設けた共用器と通信用入出力端子線に設け
た分配器の組み合わせによる輻射電界レベルにより故障
発生を検出することを特徴とする。
め、この発明は、所定の間隔で設置した複数の地上局を
介して道路に沿って布設した漏洩伝送線路の故障を検知
するものであって、各地上局はネットワークインターフ
ェースを有し、ネットワーク回線を介して地上局同士の
通信を可能とし、かつ隣接する地上局の出力電波を監視
する故障検知部を有し、この故障検知部が、故障検知用
入力端子線に設けた共用器と通信用入出力端子線に設け
た分配器の組み合わせによる輻射電界レベルにより故障
発生を検出することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は漏洩伝送線路系統図を示し、
所定の間隔で設置された複数の地上局9,9′,9″…
を介して道路に沿って漏洩伝送線路8,8′…が布設さ
れている。各地上局9,9′,9″…は図2のように構
成されている。すなわち、地上局本体1内には移動体
(車両)との無線通信を行う送受信部2、隣接する地上
局の出力電波を監視する故障検知部3及びネットワーク
インターフェースとしてのネットワークアダプタ6が設
けられている。4は送受信部2と接続された通信用入出
力端子、5は故障検知部3と接続された故障検知用入力
端子である。図1において12,12″は漏洩伝送線路8,
8′…との特性インピーダンスとの整合性をとるダミー
ロードである。また13,13′,13″は故障検知用入力端
子5の線に設けられた共用器、14,14′,14″は通信用
入出力端子4の線に設けられた分配器であり、これらの
組み合わせによる輻射電界レベルにより故障検知部3が
故障発生を検出するようになっている。
参照して説明する。図1は漏洩伝送線路系統図を示し、
所定の間隔で設置された複数の地上局9,9′,9″…
を介して道路に沿って漏洩伝送線路8,8′…が布設さ
れている。各地上局9,9′,9″…は図2のように構
成されている。すなわち、地上局本体1内には移動体
(車両)との無線通信を行う送受信部2、隣接する地上
局の出力電波を監視する故障検知部3及びネットワーク
インターフェースとしてのネットワークアダプタ6が設
けられている。4は送受信部2と接続された通信用入出
力端子、5は故障検知部3と接続された故障検知用入力
端子である。図1において12,12″は漏洩伝送線路8,
8′…との特性インピーダンスとの整合性をとるダミー
ロードである。また13,13′,13″は故障検知用入力端
子5の線に設けられた共用器、14,14′,14″は通信用
入出力端子4の線に設けられた分配器であり、これらの
組み合わせによる輻射電界レベルにより故障検知部3が
故障発生を検出するようになっている。
【0007】図面では隣接する各地上局9,9′,9″
…のネットワークアダプタ6がネットワーク回線10を介
してそれぞれ接続され、地上局同士の通信が可能となっ
ている。前記のようにこの実施の形態では故障検知部3
が漏洩伝送線路8,8′…の成端を兼ねている。
…のネットワークアダプタ6がネットワーク回線10を介
してそれぞれ接続され、地上局同士の通信が可能となっ
ている。前記のようにこの実施の形態では故障検知部3
が漏洩伝送線路8,8′…の成端を兼ねている。
【0008】故障要因には洋々なものが想定されるが、
漏洩伝送線路8,8′…の場合、故障時の現象は電気的
特性、特に伝送損失に顕著に現れる。隣接された漏洩伝
送線路8,8′…を介して受信した電波のレベルを監視
することは故障発生時の現象であるので伝送損失の増加
を検出することになる。そこで、布設時の受信レベルを
基準値とし、温度条件等による損失の増減を許容値とし
て認識しておき、隣接の地上局9,9′,9″…から受
信した電波のレベルが基準値±許容値の範囲に入らない
場合、故障が発生している可能性が高くなる。地上局で
はネットワーク回線10を介してこの状態を上位である、
例えば制御監視部に報告し、故障が発生している可能性
があることを認識させる。このように漏洩伝送線路8,
8′…に故障が発生した場合には、故障検知部3が、故
障検知用入力端子5の線に設けた共用器13,13′,13″
と通信用入出力端子4の線に設けた分配器14,14′,1
4″の組み合わせによる輻射電界レベルにより故障を検
出することが可能となる。
漏洩伝送線路8,8′…の場合、故障時の現象は電気的
特性、特に伝送損失に顕著に現れる。隣接された漏洩伝
送線路8,8′…を介して受信した電波のレベルを監視
することは故障発生時の現象であるので伝送損失の増加
を検出することになる。そこで、布設時の受信レベルを
基準値とし、温度条件等による損失の増減を許容値とし
て認識しておき、隣接の地上局9,9′,9″…から受
信した電波のレベルが基準値±許容値の範囲に入らない
場合、故障が発生している可能性が高くなる。地上局で
はネットワーク回線10を介してこの状態を上位である、
例えば制御監視部に報告し、故障が発生している可能性
があることを認識させる。このように漏洩伝送線路8,
8′…に故障が発生した場合には、故障検知部3が、故
障検知用入力端子5の線に設けた共用器13,13′,13″
と通信用入出力端子4の線に設けた分配器14,14′,1
4″の組み合わせによる輻射電界レベルにより故障を検
出することが可能となる。
【0009】前記に示した実施の形態は好ましい一例を
示したにすぎず、この発明はこれ以外の形態でも実施が
可能であることは言うまでもない。また構成各部材の細
部構成もその実施に際しては任意に変更、修正できるも
のである。
示したにすぎず、この発明はこれ以外の形態でも実施が
可能であることは言うまでもない。また構成各部材の細
部構成もその実施に際しては任意に変更、修正できるも
のである。
【0010】
【発明の効果】この発明は前記のように各地上局はネッ
トワークインターフェースを有し、ネットワーク回線を
介して地上局同士の通信を可能とし、かつ隣接する地上
局の出力電波を監視する故障検知部を有し、この故障検
知部が、故障検知用入力端子線に設けた共用器と通信用
入出力端子線に設けた分配器の組み合わせによる輻射電
界レベルにより故障発生を検出するので、伝送線路とし
ての信頼性を高められるという優れた効果がある。
トワークインターフェースを有し、ネットワーク回線を
介して地上局同士の通信を可能とし、かつ隣接する地上
局の出力電波を監視する故障検知部を有し、この故障検
知部が、故障検知用入力端子線に設けた共用器と通信用
入出力端子線に設けた分配器の組み合わせによる輻射電
界レベルにより故障発生を検出するので、伝送線路とし
ての信頼性を高められるという優れた効果がある。
【図1】この発明の一実施の形態の漏洩伝送線路系統図
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図2】同上の地上局のブロック図である。
1 地上局本体 2 送受信部 3 故障検知部 4 通信用入出力端子 5 故障検知用入力端子 6 ネットワークアダプタ 8,8′… 漏洩伝送線路 9,9′,9″… 地上局 10 ネットワーク回線 12,12″ ダミーロード 13,13′,13″ 共用器 14,14′,14″ 分配器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金田 正久 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社オプトロシステム研究所 内 (72)発明者 池田 幸雄 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社オプトロシステム研究所 内 (56)参考文献 特開 昭63−28142(JP,A) 特開 昭63−242036(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/60 H04B 3/00 - 3/60 H04B 17/00 - 17/02 G01R 31/08 H04B 5/00
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の間隔で設置した複数の地上局を介
して道路に沿って布設した漏洩伝送線路の故障を検知す
るものであって、各地上局はネットワークインターフェ
ースを有し、ネットワーク回線を介して地上局同士の通
信を可能とし、かつ隣接する地上局の出力電波を監視す
る故障検知部を有し、この故障検知部が、故障検知用入
力端子線に設けた共用器と通信用入出力端子線に設けた
分配器の組み合わせによる輻射電界レベルにより故障発
生を検出することを特徴とする漏洩伝送線路の故障検知
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21701698A JP2981886B1 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 漏洩伝送線路の故障検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21701698A JP2981886B1 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 漏洩伝送線路の故障検知方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2981886B1 true JP2981886B1 (ja) | 1999-11-22 |
JP2000049669A JP2000049669A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16697515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21701698A Expired - Lifetime JP2981886B1 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 漏洩伝送線路の故障検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2981886B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016139982A1 (ja) | 2015-03-05 | 2016-09-09 | 日本電気株式会社 | 無線設備の故障判定方法及び移動体無線システム |
JP7431132B2 (ja) | 2020-09-24 | 2024-02-14 | 株式会社日立国際電気 | 無線通信システム |
JPWO2023248368A1 (ja) * | 2022-06-22 | 2023-12-28 |
-
1998
- 1998-07-31 JP JP21701698A patent/JP2981886B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000049669A (ja) | 2000-02-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |