JP2981862B2 - 扁平形交流電動機 - Google Patents

扁平形交流電動機

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JP2981862B2
JP2981862B2 JP9043459A JP4345997A JP2981862B2 JP 2981862 B2 JP2981862 B2 JP 2981862B2 JP 9043459 A JP9043459 A JP 9043459A JP 4345997 A JP4345997 A JP 4345997A JP 2981862 B2 JP2981862 B2 JP 2981862B2
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佳明 大谷
高野  格
裕 中野
竜郎 堀江
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BOEICHO GIJUTSU KENKYU HONBUCHO
Hitachi Ltd
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BOEICHO GIJUTSU KENKYU HONBUCHO
Hitachi Ltd
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    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
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  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流電動機に係
り、特に、高トルク・低速回転用の車両、例えば電気自
動車、鉄道車両の駆動源として用いるに好適な扁平形交
流電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、交流電動機として、円筒上に形成
されたロータの外周面(回転軸と平行な面)をトルクの
発生面として用いたものが多く採用されている。従来、
この種の交流電動機においては、同一の出力でも高速回
転・低トルクにするほど小型にできるところから、高速
回転・低トルクのものが車両や各種の電気機器等に搭載
されている。
【0003】高速回転・低トルク用の交流電動機を自動
車や鉄道車両の駆動モータとして用いるときには、交流
電動機の出力を減速機を介して車輪に伝達する方式が採
用されている。交流電動機のトルクを減速機の減速比
(ギア比)に応じたトルクに変換して車輪に伝達する場
合、減速機のギア比を大きくする程高トルクの駆動力を
車輪に伝達することはできるが、ギア比が大きくなるに
したがって減速機が大型になる。
【0004】一方、自動車や鉄道車両等の車両の中には
低速回転・高トルクが要求されているものがある。この
種の車両に使用される交流電動機としては、モータの使
用トルクの範囲において最大速度のトルクを1としたと
き、引出トルクは3倍から4倍程度必要とされている。
さらに装軌車両等の特殊車両に使用されるモータの場合
には、最大速度のトルクと引出トルクとのトルク比とし
て15倍から20倍必.要とされるものもある。この種
の車両の回転数は、自動車では、1500rpm(18
0km/h)、新幹線用の車両で約1800rpm(3
20km/h)、装軌車両等の特殊車両の場合には80
0rpm/h以下である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ロータが円筒上に形成
されたモータを低速回転・高トルクのものに用いるとき
には、ロータの軸長を大きくしてトルクの発生面積を広
くしたり、減速比の大きい減速機を用いたりすることが
余儀なくされ、いずれの構成を採用しても車両を小型化
するのが困難となる。
【0006】なお、低速回転・高トルク用のモータとし
ては、文献:ELECTRIC DRIVE IS A
T THE HEAT OF AN ALL−ELEC
TRIC COMBAT VEHICLE「First
International Conference
on All−Electric CombatVe
hicle(AECV) Dan Carmel Ho
tel Haifa,Israel 1995年5月1
7日 」に論じられている。
【0007】本発明の目的は、低速回転・高出力トルク
の仕様に対して小型化することができる扁平形交流電動
機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、回転軸と、円環状に形成されて回転軸外
周に固定され回転軸と平行な磁力線を発生する磁性体が
周方向に複数個配置されたロータと、ロータを間にして
相対向して配置され回転軸と平行な磁界がロータの周方
向に沿って回転する回転磁界を発生する一対のステータ
と、ロータの両側に分かれて配置されて回転軸を回転自
在に軸支する一対のラジアル軸受と、一対のステータと
一対のラジアル軸受をそれぞれ支持する枠体とを備え
前記回転軸のロータ両側面と前記枠体との間に、前記ロ
ータに作用するスラスト方向の力を吸収するスラスト軸
受をそれぞれ配置してなり、前記枠体は、ロータとステ
ータを囲む一対の筒状ベースが接合されて構成され、枠
体内には冷却用の液体が満たされており、前記枠体を構
成する一対の容器の内周面のうちロータの外周面と相対
向する内周面に、ロータ外周面側から枠体に向かって移
動する液体を回転軸の軸方向に沿って両側に分ける整流
堤を形成してなる扁平形交流電動機を構成したものであ
る。
【0009】前記扁平形交流電動機を構成するに際して
は、以下の要素を付加することができる。
【0010】()枠体の回転軸側には液体導入口が形
成され、枠体のロータ外周側には液体排出口が形成さ
れ、液体導入口と液体排出口は液体を冷却する熱交換器
に接続されている。
【0011】()枠体を構成する一対の筒状ベースの
合わせ面には環状のシール部材が挿入されている。
【0012】()枠体を構成する一対の容器の内周面
のうちロータの外周面と相対向する内周面に、ロータ外
周面側から枠体に向かって移動する液体を回転軸の軸方
向に沿って両側に分ける整流堤を形成してなる。
【0013】()枠体の液体導入口には熱交換器から
の液体を一旦貯留する吸い込み側液体貯留容器が配設さ
れ、枠体の液体排出口には枠体から熱交換器に送給する
液体を一旦貯留する吐出側液体貯留容器が配設されてい
る。
【0014】前記した手段によれば、ロータの両側面側
を各テータによって励磁し、ステータの両側面(回転軸
と直交する面)をトルク発生面として機能させているた
め、ロータの軸長を短くしてロータを扁平形に形成して
も、ロータの外周面(回転軸と平行な面)がトルク発生
面となるロータの場合よりも、単位面積当たりのトルク
発生面積が大きくなり、低速回転・高出力トルクの仕様
に対しても小型化を図ることができる。
【0015】具体的には、図4に示すように、従来の電
動機のロータ100の直径をD1、ロータ100の長さ
をL1とし、ロータ表面とステータ面とに働く単位トル
ク係数をKN/m2とすれば、ロータ100に加わるト
ルクT1は、 T1=D1/2×πD1・L1×K(N−m) =(πD12・L1K)/2(N−m) となる。
【0016】一方、本発明に係る扁平形交流電動機の場
合は、図5に示すように、ロータ102は両側面10
4、106がトルク発生面として構成されている。
【0017】ここで、ロータ102の直径D1に対し
て、D1からD2の間にステータが配置されたときには、
ロータ102とステータとの対向面積Sは、 S=〔(D1/2)2−(D2/3)2〕×π×2 となる。そしてロータ102の軸心より、トルクとして
働く力の平均力点は (D1−D2)/2 となる。したがって、ロータ102に働くトルクT2
は、 T2=(D1−D2)/2×2πK〔(D1/2)2−(D2
/2)2〕 となる。
【0018】ここで、T2の式を簡略化するために、D2
=0とすれば(側面104、106全てがトルク発生面
とみなしたとき)、 T2=πD13・K/4(N−m) となる。
【0019】次に、従来のロータ100のトルクT1と
本願発明に係るロータ102のトルクT2とを比較する
ために、L1=D1/2とすると、T1=T2となる。
【0020】この結果から、本願発明に係る扁平形交流
電動機の場合には、ロータ102の厚みL2は、磁石を
入れるスペースまたはロータを入れるスペースと、トル
クを伝達するための材料強度を有する厚みであれば十分
であるが、従来構造のロータ100では、厚さL1とし
ては直径D1の半分の長さを必要とする。このことを概
念的にいえば、同一トルクを伝達する場合、ロータ10
2の厚さL2は、L2≒1/5L1〜1/10L1である。
【0021】この結果、両者の電動機の外形および出力
を同一にした場合でも、本発明に係る電動機は、従来構
造の電動機に比べて軸方向の長さを約1/3〜1/5に
することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0023】図1は本発明に係る扁平形交流電動機の一
実施形態を示す要部縦断面図である。図1において、扁
平形交流電動機は低速回転・高出力トルクのモータとし
て円柱状のロータ軸(回転軸)10を備えている。ロー
タ軸10は、枠(枠体)12に支持された一対のラジア
ル軸受14、16によって回転自在に軸支されており、
ロータ軸10の外周にはロータ18が固定されていると
ともに、一対のスラスト軸受20、22が配設されてい
る。ロータ18は平板状に形成された円環状のロータデ
ィスク24と、ロータディスク24の内周側に配置され
た円環状の突起26、28とが一体となって形成されて
いる。このロータディスク24内には、図2および図3
に示すように、同期電動機型または誘導電動機型のロー
タとして、永久磁石30が複数個埋設されている。各永
久磁石30はロータディスク24の周方向に沿って分散
して配置されている。この場合、各永久磁石30は、周
方向の磁極が相異なる方向になるとともに、ロータ軸1
0と平行な磁力線を発生する向きとなるように配置され
ている。そして各永久磁石30が埋設された領域を間に
して、ロータ18の両側面側には、ロータ18を間にし
て一対のステータ32、34が相対向して配置されてい
る。
【0024】ステータ32、34は、円環状に形成され
たステータコア36、38、ステータコア36、38の
スリットにそれぞれ巻き付けられたステータコイル4
2、44を備えて構成されており、ステータコア36、
38がそれぞれ枠12に固定されている。ステータコイ
ル42、44の端末は枠12外に配置されたインバータ
に接続されており、各ステータコイル42、44にはイ
ンバータから交流信号が供給されるようになっている。
さらに、ステータ32、34は、ステータコア36とス
テータコイル42によって形成される磁界と、ステータ
コア38とステータコイル44によって形成される磁界
が、図3に示すように、ロータ軸10に平行となるよう
に構成されているとともに、インバータからの交流信号
によってロータ18の周方向に沿って回転磁界を形成す
るようになっている。
【0025】枠12は、ロータ18、ステータ32、3
4を囲む筒状のベース46、48とが接合されて構成さ
れており、枠12内には冷却用の液体、例えば、絶縁
油、フロン、水等を貯留する液体貯留室50が形成され
ている。ベース46、48はそれぞれほぼ碗形状に形成
され、中央部に形成された回転軸挿入孔内にロータ軸1
0が挿入され、ベース46とベース48との合わせ面に
シール部材としてのOリング52が装着され、ベース4
6とベース48とがボルト54とナット56との締結に
よって接合されている。またベース46、48の中央部
にはラジアル軸受14、16が装着されているととも
に、ラジアル軸受14、16の外側に軸受押さえ60、
62が固定されている。さらに、ベース46、48のロ
ータ軸側には液体導入口64、66が形成され、ロータ
外周側には液体排出口68、70が形成されている。そ
して液体導入口64、66側には吸い込み側液体貯留容
器72、74が配設され、液体排出口68、70側には
吐出側液体貯留容器76、78がそれぞれ形成されてお
り、各容器はベース46、48の壁面に固定されてい
る。各容器72〜78は円環状に形成されており、各容
器の一部には、液体を冷却するための熱交換器80、8
2が配設されている。熱交換器80、82はそれぞれテ
ーパねじ84を介して容器72〜78に固定されてい
る。そして熱交換器80は液体排出口68からの液体を
冷却し、冷却した液体を液体導入口64へ供給するよう
になっており、熱交換器82は液体排出口70から排出
された液体を冷却し、冷却した液体を液体導入口66側
へ供給するようになっている。またベース46、48の
外周側内壁面には円環状の整流堤86が膨出形成されて
いる。整流堤86は先端側が尖鋭状に形成されており、
ロータ18の外周側から整流堤86側に移動する液体を
ロータ軸10の軸方向に沿って両側に分けて(90度方
向)、液体の移動を円滑に行なうようになっている。
【0026】上記構成において、インバータによってス
テータコイル42、44が励磁され、ロータ18の周方
向に沿って回転磁界が形成されると、ロータディスク2
4内の永久磁石30が回転磁界に吸引され、回転磁界に
合わせてロータ18が回転する。ロータ18が回転する
と、冷却、絶縁、潤滑をかねて注入された液体がロータ
軸10側から吸い込まれ、ロータディスク24の表面と
ステータコア36、38の表面との間をステータコイル
42、44の表面を沿うように循環する。これは、ロー
タディスク24の回転による遠心力によって、ロータデ
ィスク24表面の液体がロータディスク24の外周側に
飛散し、ロータ軸10の中心とロータ18外周側との間
に圧力差が生じるためである。このようなポンプ作用に
より、液体貯留室50内の液体のうち外周側の液体の圧
力が高くなり、この液体は吐出側の容器76、78側に
流入し、熱交換器80、82によって冷却された後、吸
入側の容器72、74側に供給される。容器72、74
内の液体は容器72、74内よりも負圧となったロータ
軸10側の液体貯留室50内に吸い込まれ、ロータ18
の表面側に供給される。またロータ18の回転によって
飛散する液体は整流堤86によってロータ軸10の軸方
向に沿って相異なる方向に分流するため、液体の圧力損
失を低減することができる。
【0027】このように、本実施形態においては、ロー
タ18を扁平形状に形成し、ロータ18の両側面(ロー
タ軸10と直交する面)をトルク発生面として機能させ
るようにしているため、ロータ18の軸長を短くするこ
とができ、低速回転−高出力トルクの仕様に対しても小
型化を図ることができる。
【0028】また本実施形態においては、ロータ18が
回転するときに、ステータ32、34による吸引力がロ
ータ18に作用し、ロータ軸10には軸方向にスラスト
力が作用するが、ロータ軸10にはロータ18とベース
46、48で支持されたスラスト軸受20、22が装着
されているため、ロータ18に作用するスラスト力をス
ラスト軸受20、22によって吸収することができる。
すなわち、スラスト軸受20、22がないときには、ス
テータコア36、38間相互で作用する吸引力によって
ベース46、48の側面側には、ロータ軸10の中心に
向かう力が作用し、ロータディスク24と各ステータコ
ア36、38間の間隙を一定に保持することが困難とな
る。したがってロータ軸10にスラスト軸受20、22
を装着することで、枠12の強度を十分に保持すること
ができる。
【0029】また、前記実施形態においては、液体を用
いて冷却しているため、装置の小型化を図ることができ
る。すなわち、従来の気体冷却ではステータコイルの電
流密度を4〜5A/mm2とする必要があるが、冷却用
の液体として、例えば絶縁油を使用すると、ステータコ
イル42、44の電流密度を20A/mm2以上に設定
することが可能となり、ステータ32、34を小型化す
ることができる。なお、液体を用いて冷却する代わり
に、モータの出力を下げて、空気冷却等気体冷却によっ
て冷却することも可能である。
【0030】また本実施形態によれば、ロータ軸10の
軸側より吸い込んだ液体は円周方向に飛散するが、この
液体は整流堤86によって90度向きを変えられて流れ
るため、ロータ18の回転時の圧力損失を低減すること
ができる。
【0031】また本実施形態によれば、ロータ18の直
径とロータ18の長さの比が大きいため、高トルク、低
速回転の電動機として用いることができ、この電動機を
車両に適応した場合、減速機の減速比を2対1から4対
1程度にすることができ、減速機の小型軽量化を図るこ
とができる。
【0032】また本実施形態における電動機は内燃機関
直結の発電機あるいはガスタービン用発電機等の発電機
として使用することもできる。さらに、この電動機をデ
ィーゼルエンジンの発電機として使用する場合、ディー
ゼルエンジンは低速回転用に構成されているため、発電
機を小型化することができるとともにディーゼルエンジ
ンの回転数と協調をとることが容易となる。
【0033】また本実施形態における電動機は、同一出
力で重量、容積を従来のものよりも1/3〜1/5にす
ることができるので、電気自動車等のホイール内電動機
として用いることもできる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転軸に固定されたロータのうち回転軸と直交する両側
面をトルク発生面として構成したため、低速回転・高出
力トルクの仕様に対しても小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す扁平型交流電動機の
要部縦断面図である。
【図2】ロータの内部構成を示す模式図でる。
【図3】ロータとステータとの関係を示す模式図であ
る。
【図4】従来構造のロータの斜視図である。
【図5】本発明に係るロータの構成を示す図であって、
(a)は斜視図、(b)は平面図である。
【符号の説明】
10 ロータ軸 12 枠 14、16 ラジアル軸受 18 ロータ 20、22 スラスト軸受 24 ロータディスク 30 永久磁石 32、34 ステータ 36、38 ステータコア 42、44 ステータコイル 46、48 ベース 50 液体貯留室 80、82 熱交換器、 86 整流堤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀江 竜郎 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (56)参考文献 特開 昭58−116050(JP,A) 特開 昭59−127556(JP,A) 実開 昭53−5720(JP,U) 実開 平4−34847(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 16/04 H02K 21/24 H02K 9/00 - 9/28 H02K 5/16 - 5/173

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸と、円環状に形成されて回転軸外
    周に固定され回転軸と平行な磁力線を発生する磁性体が
    周方向に複数個配置されたロータと、ロータを間にして
    相対向して配置され回転軸と平行な磁界がロータの周方
    向に沿って回転する回転磁界を発生する一対のステータ
    と、ロータの両側に分かれて配置されて回転軸を回転自
    在に軸支する一対のラジアル軸受と、一対のステータと
    一対のラジアル軸受をそれぞれ支持する枠体とを備え
    前記回転軸のロータ両側面と前記枠体との間に、前記ロ
    ータに作用するスラスト方向の力を吸収するスラスト軸
    受をそれぞれ配置してなり、前記枠体は、ロータとステ
    ータを囲む一対の筒状ベースが接合されて構成され、枠
    体内には冷却用の液体が満たされており、前記枠体を構
    成する一対の容器の内周面のうちロータの外周面と相対
    向する内周面に、ロータ外周面側から枠体に向かって移
    動する液体を回転軸の軸方向に沿って両側に分ける整流
    堤を形成してなる扁平形交流電動機。
  2. 【請求項2】 回転軸と、円環状に形成されて回転軸外
    周に固定され回転軸と平行な磁力線を発生する磁性体が
    周方向に複数個配置されたロータと、ロータを間にして
    相対向して配置され回転軸と平行な磁界がロータの周方
    向に沿って回転する回転磁界を発生する一対のステータ
    と、ロータの両側に分かれて配置されて回転軸を回転自
    在に軸支する一対のラジアル軸受と、一対のステータと
    一対のラジアル軸受をそれぞれ支持する枠体とを備え、
    前記回転軸のロータ両側面と前記枠体との間に、前記ロ
    ータに作用するスラスト方向の力を吸収するスラスト軸
    受をそれぞれ配置してなり、前記枠体は、ロータとステ
    ータを囲む一対の筒状ベースが接合されて構成され、枠
    体内には冷却用の液体が満たされ、前記枠体の回転軸側
    には液体導入口が形成され、枠体のロータ外周側には液
    体排出口が形成されており、前記枠体を構成する一対の
    容器の内周面のうちロータの外周面と相対向する内周面
    に、ロータ外周面側から枠体に向かって移動する液体を
    回転軸の軸方向に沿って両側に分ける整流堤を形成して
    なる扁平形交流電動機。
  3. 【請求項3】 回転軸と、円環状に形成されて回転軸外
    周に固定され回転軸と平行な磁力線を発生する磁性体が
    周方向に複数個配置されたロータと、ロータを間にして
    相対向して配置され回転軸と平行な磁界がロータの周方
    向に沿って回転する回転磁界を発生する一対のステータ
    と、ロータの両側に分かれて配置されて回転軸を回転自
    在に軸支する一対のラジアル軸受と、一対のステータと
    一対のラジアル軸受をそれぞれ支持する枠体とを備え、
    前記回転軸のロータ両側面と前記枠体との間に、前記ロ
    ータに作用するスラスト方向の力を吸収するスラスト軸
    受をそれぞれ配置してなり、前記枠体は、ロータとステ
    ータを囲む一対の筒状ベースが接合されて構成され、枠
    体内には冷却用の液体が満たされ、前記枠体の回転軸側
    には液体導入口が形成され、枠体のロータ外周側には液
    体排出口が形成されてなる扁平形交流電動機。
  4. 【請求項4】 前記枠体の液体導入口と液体排出口は液
    体を冷却する熱交換器に接続されている請求項2または
    3記載の扁平形交流電動機。
  5. 【請求項5】 枠体の液体導入口には熱交換器からの液
    体を一旦貯留する吸い込み側液体貯留容器が配設され、
    枠体の液体排出口には枠体から熱交換器に送給する液体
    を一旦貯留する吐出側液体貯留容器が配設されている請
    求項記載の扁平形交流電動機。
  6. 【請求項6】 枠体を構成する一対の筒状ベースの合わ
    せ面には環状のシール部材が挿入されている請求項1、
    2、3、4または5記載の扁平形交流電動機。
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