JP2980979B2 - 可変流過妨害面積ガス流量計 - Google Patents

可変流過妨害面積ガス流量計

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JP2980979B2
JP2980979B2 JP3501046A JP50104691A JP2980979B2 JP 2980979 B2 JP2980979 B2 JP 2980979B2 JP 3501046 A JP3501046 A JP 3501046A JP 50104691 A JP50104691 A JP 50104691A JP 2980979 B2 JP2980979 B2 JP 2980979B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は流量計に関し、さらに詳しくは、導管内の呼
吸ガスのような流体の二方向の流量(flow rate)を測
定する、特に医療用応用面における圧力トランスデュー
サーに使用するための導管内の可変流過妨害面積装置
(variable area obstruction)に関する。
臨界的な看護状態の患者および麻酔をかけられている
間の呼吸空気の流れを長期間監視することは、患者を正
しく診断(assess)して患者の将来の処置方針を選ぶた
めに甚だ重要である。
このような監視が行われる状態は常に理想的であると
は限らない。例えば、この呼吸空気の流れを監視するた
めに、患者に密接して配置される呼吸導管内に流量計が
通常組込まれるのである。このようにして流量計は水蒸
気を100%飽和されて、水、唾液または粘液の空気含有
滴状体を含む体温の暖かい空気に露出されるのである。
これらの空気含有滴状体は流量計内に収集され、これの
作用に悪影響を与える。さらに、環境空気は常に体温よ
りも低いから、水蒸気は通常呼吸回路装置内に組込まれ
た導管の内面に凝結するのである。この凝結作用によっ
て形成される水滴は導管の内壁に沿って滑り、しばしば
流量計内に収集されてこれの作用に抵抗を与える。
勿論、これらの条件において甚だ正確で信頼性のある
測定を行う必要性があるために、選択される流量計が臨
界的な看護状態において正しい作用を行い得る要求条件
に総て適合することが重要である。特にこれらの条件
は、無駄な空間がなく(small dead space)測定範囲が
広く、患者によって作られる粘液を含む液体が存在して
もこれによって悪影響を受けない精度を有する甚だ軽量
の流量計を使用することを必要とするのである。
広範な呼吸の流量が測定されなければならないような
応用面に使用される時には、流量計の応答作用はその出
力信号に反映される通り実質的に直線形になされて、流
量計の感度およびその読みの精度が、低い流体の流量に
おいても高い流体の流量と同じであるようにすることが
甚だ望ましい。これと異なり、甚だ低い流量が測定され
る時には、流量の小さい変化に応じて実質的に変化する
ような流量計の応答作用が得られて、これにより測定さ
れる流量のさらに正確な監視を可能になすこともしばし
ば望まれるのである。さらに、手術室におけるような臨
界的な看護に応用される場合の滅菌の必要性は流量計が
廃棄可能であることを必要とする。このことは甚だ低い
製造コストを要求するとともにそれぞれ個々の流量計に
対して高い感度および精度を必要とするのである。
この技術分野におけるものの中で公知で、測定される
流量特性に対する直線的な出力信号のために肺の診断時
の測定のような応用面に短期間使用することが可能な種
種の型式の多くの流量計がある。このような装置の1つ
は一般的にフライシュの呼吸速度描写器と称されている
が、この呼吸速度描写器は医療分野の応用のために最も
広く使用される流量計である。この装置は、流れを積層
化させる長い、小さい直径の管の束を通してガスの流れ
を流過させるようになっている。積層化された流れの状
態では、圧力差が流量に対して直線的に比例するように
なされる。従って、出力信号はその特性が一般に直線的
になるのである。感度もまた測定の全範囲にわたって実
質的に同じに保持される。しかし、この装置は呼吸空気
の流れの長期間の監視には使用できない。何故ならば、
小さい直径の管の束に収集される湿気または粘液がこの
装置の出力信号に対して著しい悪影響を与えるからであ
る。また、測定の全範囲にわたって生じる直線的な応答
作用のために、この装置は、高い流量では直線的な応答
が生じ、低い流量では非直線的な応答が望まれるような
応用面には適しないのである。
フライシュの呼吸速度描写器に伴う他の問題は、機械
的な複雑さであって、このことはまた高い製造コストを
必要とするのである。このような高い製造コストはこの
ユニットを実質的に廃棄不可能になす。このように廃棄
不可能なために、それぞれの患者に使用した後で装置を
浄化し、滅菌する必要性がこの装置を使用する時に附加
的な費用を附加するのである。フライシュの呼吸速度描
写器を使用する場合に生じる問題は、また超音波、熱線
およびタービン呼吸速度描写器のような他の一般的な流
量計においても生じるのである。
他の型式の流量計は簡単な設計のものであり得る、臨
界的な看護の応用面に使用するには嵩張り過ぎ、または
直線的信号が望まれる流量範囲でも非直線的な出力信号
を生じ、または測定範囲が制限されるようになる。これ
らの型式の流量計は固定オリフィス、ベンチュリー管お
よびピトー管流量計を含んでいる。さらに詳しくは、固
定オリフィス流量計は流量が増大するにつれて次第に急
峻になる特性曲線を形成する出力信号を与える。このこ
とは、この装置が、圧力差が流量の自乗に比例する撹乱
流の状態で作動するために当嵌まる。この特性は、流量
が低い場合に極端に感度を低下させるから望ましくな
い。従って、固定オリフィス流量計は、生じる流量の範
囲が制限されているような応用面に一般的に使用される
のである。
可変流過妨害面積流量計もまた提案されているが、こ
のものは固定オリフィス流量計の簡単さおよび低コスト
性を組合せて、通常呼吸速度描写器によってしか得られ
なかったさらに良好な低い最終感度および直線的特性を
有する。それにも拘わらず多くの既存の可変流過妨害面
積装置の設計はまたこれに直接隣接する部分における湿
気または液体の蓄積のような若干の欠点を有するのであ
る。これらの流量計はまた患者の呼吸の休止に対応する
低い流量における可変流過妨害作用を行う葉片の共鳴振
動または揺れ作動の欠点を有することが知られている。
さらに、葉片が休止位置にある時に現れる可撓性の葉片
の間の間隙によって形成される流過妨害部における比較
的大きい漏洩面積による低い流量時の感度低下がしばし
ば経験されるのである。このような大きい漏洩面積は通
常流過妨害部として使用するために選ばれる材料および
このような流過妨害部を製造するために選ばれる製造方
法の型式の結果生じるのである。流過妨害部として使用
される材料はまた重力または慣性力による葉片の望まし
くない撓みによって生じる誤差に対する流過妨害部の素
因を決定するのである。
上述のことに基づいて、広い測定範囲および精度を有
し、また患者によって発生される湿気または粘液の存在
によっても実質的に悪影響を受けないような流量計を提
供することはこの技術分野において重要な改善である。
流過妨害部を横切る圧力差が甚だ低い流量においても、
高い流量におけると同様に導管内の流体の流量に大体直
線的に比例するような流量計の実施例を提供することは
この技術分野において重要なさらに他の改善である。ま
た流過妨害部を横切る圧力差が、甚だ低い流量時の導管
内の流体の流量変化に対しては非直線的に変化するが、
高い流量時の流量の変化に対しては大体直線的に比例す
るような流量計の別の実施例を提供することもこの技術
分野において重要な改善である。可変流過妨害面積装置
内の流路の寸法が、流れが零の状態で最少限になされる
ような流量計を提供することもこの技術分野において重
要なさらに他の改善である。軽量で、簡単で安価な構造
を有し、廃棄可能になされるとともに多量生産を可能に
し、また製造されるそれぞれのユニットにおいて高いレ
ベルの感度および精度を保持できるようにして製造され
る流量計を提供することもこの技術分野におけるさらに
他の重要な改善である。この技術分野におけるさらに他
の改善は、可変流過妨害面積装置の有効面積部分が流体
導管の全断面積と実質的に同じであって、この可変流過
妨害面積装置の諸機素が最大の撓み状態で流体導管の壁
部に沿う実質的に妨害されない通路を形成するように附
形される流量計を提供することである。
発明の簡単な要約 本発明は可変流過妨害面積装置によって生じる圧力差
の関数として流体の流れを測定するための二方向流量計
を含んでいる。この流量計は円筒計の導管内に同心的に
組込まれる円筒形スリーブ内で流体の流れの方向に垂直
に取付けられる可変流過妨害面積装置およびこれの反対
両側に配置されて、前記導管内の流体に連通する2つの
感知ポートを有する圧力差トランスデューサーを含んで
いる。
円筒系スリーブは、この導管の壁部から実質的に離隔
されるような形状でこの導管内を伸長し、患者から吐出
される空気によって包囲されてこの空気の温度に近似す
るようになされている。このことはスリーブの壁部上の
流体の凝結を回避して、それぞれの感知ポートに隣接す
る休止端部(dead end)を作るのである。これらの休止
端部、すなわちポケットは可変流過妨害面積装置の廻り
の下流に局部的に生じる撹乱が圧力差トランスデューサ
ーによって生じる静力学的圧力の読みに悪影響を与える
のを阻止する。
望ましい実施例においては、可変流過妨害面積装置は
3つの弾性的な可撓性葉片を含んでいて、これらの葉片
は流路の直径を横切って流体の流れの方向に垂直な状態
で伸長するようになっている。これらの葉片は可変流過
妨害面積装置を形成する甚だ薄い金属のダイヤフラムの
一体的な部分になされている。
これらの葉片は、最外部の葉片が非対称的な形状で、
固定端部がスリーブの内面に隣接して非対称的な配向状
態で金属ダイヤフラムに係止される基部を形成するよう
になっている。導管内に流体がない場合には、これらの
最外部の葉片は共通の平面内を伸長して、自由に撓む端
部がスリーブの孔に指向されて、これに実質的に合致す
るように湾曲されている。中央の葉片は梯形の形状で、
固定端部、すなわち基部が実質的に自由端部から基部に
向う中心線の廻りに実質的に中心合せされるようになさ
れるのが望ましい。この基部は感知ポートとは反対の内
面の部分に沿ってスリーブの内部に隣接して固定されて
いる。導管内に流体がない場合には、中央の葉片は自由
端部に向って外側の葉片の伸長方向とは反対に伸長して
外側の葉片の間に、これらの葉片と平行な状態に位置す
るように固定されている。中央の葉片の自由端部は感知
ポートに隣接するスリーブの部分の内面に隣接して伸長
する円弧によって境界されている。
これらの葉片は導管内を流動する呼吸ガスのような流
体の影響を受けて撓み、流量が増加すると葉片の撓みが
増大し、従って流れに対する流過妨害部の抵抗力を減少
させるのである。外側の葉片の固定部分が中心線に対し
て角度なして配向されているために、これらの外側の葉
片はスリーブ内を流れる流体に応答してその固定端部の
廻りに曲げられると同時に捩れるのである。これと対照
的に、スリーブを通って流れる流体の流れは中央の葉片
に実質的な捩れを生じさせないで、その固定端部の廻り
の曲げだけを生じさせるのである。従って、それぞれの
葉片は互い他に対して異なる平面内で撓まされて、流体
の流量が増大するにつれて、それぞれの葉片を内側のス
リーブの面にさらに密接させるようになす。有効可変流
過妨害面積装置のために実質的に総てのスリーブ断面積
を利用するこのような葉片の形状および配置のために、
可変流過妨害面積装置を横切る圧力差は流量の如何なる
変化に対しても実質的に直線的に変化するのである。
他の望ましい実施例においては、可変流過妨害面積装
置はまた3つの可撓性の葉片を含んでいる。この実施例
においては、第1の葉片がその固定端部、すなわち基部
が実質的にその自由端部から基部に向って位置する中心
線の廻りに実質的に中心合せされている。この基部はス
リーブの内面に隣接して感知ポートに対向する内面の部
分に沿って固定されている。この第1の葉片は実質的に
円形の形状の部分を形成し、この葉片の中央部分の直径
がスリーブの内径よりも小さくなされている。この第1
の葉片の中央部分は導管の中心に対して位置をずらされ
ていて、この第1の葉片の自由端部がこの葉片の固定端
部の中心に実質的に対向する位置でスリーブの内面の部
分に実質的に隣接するようになっている。この中央の葉
片の自由端部は感知ポートに近いスリーブ部分の内面に
隣接して配置されている。
非対称的な形状の1対の第2の葉片が第1の葉片の基
部のそれぞれの側部からこの第1の葉片の遠隔部分上の
終端位置までおよびこの葉片の自由端部の中心に向って
内方に角度を付された方向に伸長する1対の切断線によ
って形成されている。このようにして導管内のスリーブ
を通って流れる流体に応答して、第1の葉片が最初にそ
の基部の廻りに撓み、次に第2の葉片が第1の葉片上の
切断線の終端位置および第1の葉片の自由端部の間の位
置の廻りに撓み始めるのである。第1の葉片は流体の流
れに応答する最初のものであって、次に第2の葉片が実
質的に撓み始めるようになるのである。従って低い流量
においては、可変流過妨害面積装置を横切る圧力差は導
管を通る何れの流体の流れの速度変化に対しても非直線
的に変化する。しかし流体の流量が第2の葉片が撓み始
めるような点まで増加すると、この撓みが可変流過妨害
面積装置を横切る圧力差のさらに他の変化を生じさせ
て、導管を通る流体の流れの速度のさらに他の変化に対
して実質的に直線的になるようになす。
これらの葉片はダイヤフラムの厚さを横切る甚だ幅の
狭い連続的な間隙をエッチング加工によって形成され
て、葉片の縁部および隣接構造部分の間に甚だ小さい間
隙を生じさせて可変流過妨害面積装置を通る流体の漏洩
を最少限になすようになっている。このように可変流過
妨害面積装置を通る漏洩通路が最少限になされているた
めに、甚だ低い流量における感度および精度が著しく改
善されるのである。上限の範囲における直線性もまた、
この望ましい実施例においては可変流過妨害面積装置の
有効撓み面積部分が導管の全面積の大体94%であるため
に改善されるのである。従って、これらの葉片は撓まさ
れている間に流体導管の壁部に沿って実質的に妨害され
ない通路を保有させ、流体の流れの閉塞は、他の設計の
流量計において発生するよりも遥かに高い流量において
しか生じないようになされるのである。さらに、不銹鋼
のような薄い材料の単一の部片から可変流過妨害面積装
置を製造する際の化学的ミリング加工または化学的エッ
チング加工技術を利用することは葉片の間の間隙が甚だ
高い精度で甚だ低いコストで形成されるのを可能にな
す。従って、ここで説明された流量計は、計量で、簡単
で甚だ安価な構造の、呼吸空気流に存在する水蒸気およ
び液体によって実質的に悪影響を受けず、また多量生産
され得るとともにそれぞれのユニットの再生の際に高い
精度および信頼性を保持する型式のものになされるので
ある。
本発明の上述およびその他の目的および特徴は、添付
図面に関連する以下の説明および請求の範囲によってさ
らに完全に明らかになる。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の可変流過妨害面積流量計の1つの望
ましい実施例の長手方向断面積である。
第2図は第1図の流量計の線2−2に沿う横断面図で
あって、葉片が撓まされていない時の流過妨害ダイヤフ
ラム内の葉片の形状を示す図面である。
第3図は第2図の線3−3に沿って示された、流過妨
害ダイヤフラムの側面断面図であるが、葉片が第1図に
示されているように部分的に撓まされて示されている図
面である。
第4図は第1図の流量計の線2−2に沿って示された
横断面図であって、葉片が第3図に示されるように部分
的に撓まされた形状になされた、流過妨害ダイヤフラム
内の葉片の形状を示している図面である。
第5図は第1図から第4図までに示された型式の流量
計によって測定された流量対圧力差を図解的に示す線図
である。
第6図は流量計を表わす数学的公式によって規定され
た通りの理論的特性に基づいた予期される結果およびま
た第1図から第4図までに示された流量計の原形によっ
て作られた実際の試験結果を示す流量対圧力差を図解的
に示す線図である。
第7図は葉片が撓まされていない時の流過妨害ダイヤ
フラムを示す、本発明の可変流過妨害面積流量計に使用
するための流過妨害ダイヤフラムの他の望ましい実施例
の前面立面図である。
第8図は第7図の線8−8に沿って示された、葉片が
部分的に撓まされた形状で示されている流過妨害ダイヤ
フラムの側面断面図である。
第9図は第8図に示されているように葉片が部分的に
撓まされて示されている流過妨害ダイヤフラム内の葉片
の形状を示す前面立面図である。
第10図は第7図から第9図までの流過妨害ダイヤフラ
ムを使用した、本発明の可変流過妨害面積流量計によっ
て作られた試験結果を示す流量対圧力差を図解的に示す
線図である。
望ましい実施例の詳細な説明 本発明は、全体を通じて同様の部分が同じ符号で示さ
れている図面を参照することによって最もよく理解され
る。
まず最初に第1図を参照すれば、全体を10によって示
された流量計が導管12内に介装され、矢印14の方向に導
管12および流量計10を通って流過する流体の流れを可能
になしている。流量計10は実質的に管状の形態で、第1
のポート18を形成する第1の部分16を含み、この第1の
ポート18が第1の部分16の孔および導管12の内部の間で
流体を連通させるようになっている。
第1の部分16の本体を通って第1の圧力ポート20が伸
長している。第1の管22がこの圧力ポート20に連結され
て、第1の部分16からの流体が第1の圧力ポート20およ
び管22を通って圧力差トランスデューサー26の第1のセ
ンサー24に連通するのを可能にしている。この圧力差ト
ランスデューサーは公知の、この技術分野で入手できる
何れ多数のこのようなトランスデューサーを含むことが
できる。例えば、本発明に使用するための圧力差トラン
スデューサーの1つの望ましい実施例はノヴァ・センサ
ーズ・インコーポレーテッドによって製造されているモ
デルNPH−8−015DHを含むことができる。
第1の部分16から内部に向って伸長して、望ましくは
第1の圧力ポート20に隣接して第1のフランジ、すなわ
ち基部28が設けられていて、この基部28は内側導管壁部
23を支持し、この内側導管壁部は部分16の円筒形壁部に
平行に第1の基部および第1のポート18に指向される自
由縁部の間を伸長する実質的に同心的な円筒形スリーブ
を形成している。この導管壁部23、基部28および部分16
の平行壁部は第1の圧力ポート20に隣接して伸長する休
止端部ポケット25を形成している。第1の基部28は第2
の部分32から内方に伸長する第2のフランジ、すなわち
基部30に組合う関係で受付けられるように附形されてい
る。基部28および30はともに隣接する面に沿って化学的
または機械的接合またはその他の機械的手段によって固
定されている。
第2の部分32は実質的に第1の部分16の鏡像として附
形され、第2の圧力ポート36を含み、この圧力ポートは
第2の部分32の表面を通って伸長して第2の部分32から
第2の圧力ポート36を通り、第2の圧力ポート36に連結
される第2の管38の孔を通って圧力差トランスデューサ
ー26に連結される第2のセンサー40に対する連通を与え
るようになっている。流体は第2のポート42を介して第
2の部分32の内部および導管12の内部の間で連通するよ
うになっている。
再び、第1の部分16に対する鏡像の形状で、第2の部
分32の基部30は内側導管壁部35を支持していて、この内
側導管壁部は第2の基部30および第2のポート42に指向
されている自由縁部の間を部分32の円筒形壁部に平行に
伸長する実質的に同心的な円筒形スリーブの形状を形成
している。導管壁部35、基部30および部分32の平行な壁
部は第2の圧力ポート36に隣接して伸長する休止端部ポ
ケット37を形成している。
基部28および30の隣接する面の部分は第2図に示され
ているような可変流過妨害面積装置44の外側部分を受入
れて固定させるように構成されるのが望ましい。可変流
過妨害面積装置44は第1の外側葉片46、中央葉片48およ
び第2の外側葉片50を含む少なくとも3つの可撓性の葉
片を含んでいるのが望ましい。これらの葉片46、48およ
び50は部分16および32の内部孔、導管壁部23および35内
を伸長して、これらを流過する流体の流れがない場合
に、内部の流体の流れ方向に対して横方向の平面内に位
置するように配置されている。これらの葉片46、48およ
び50は流動する流体の圧力影響を受けて、流体の流量が
増大するとこれらの葉片46、48および50の撓みを増大さ
せるように撓まされる。例えば、第1図の実施例におい
て、流量計10を通ってポート42からポート18に流れる流
体の流れが第1図に示される方向および状態の葉片46、
48および50の撓みを生じさせる。
作動に際し、内側壁部23および35は導管の孔を境界
し、この導管の孔は部分16および32の壁部から実質的に
離隔されているから、導管の孔は実質的に凝結を生じな
いようになされるのである。さらに詳しくは、基部28お
よび30および内側導管壁部23および35の形状は葉片46、
48および50に隣接する内側導管の表面を形成し、これが
部分16および32の壁部を通って連通する大気温度から絶
縁されるようになっている。このような形状によって、
内側導管壁部23および35は吐出される空気によって包ま
れて、これらの壁部および葉片46、48および50が吐出さ
れた空気の温度になされるのである。従って、これらの
面に凝結は生じないで、従って凝結した液体は壁部23お
よび35から葉片46、48および50には伝達されないのであ
る。従って、凝結による葉片の作用に対する影響は実質
的に回避される。
勿論、基部28および30および内側壁部23および35によ
って形成される内側導管、すなわちスリーブはまた絶縁
された内側導管の表面を形成する他の構造的形状によっ
ても形成できる。例えば、図示の実施例で大体スリーブ
の中央の廻りに伸長する基部28および30は異なる位置に
配置されることもできる。これと異なり、他の絶縁材料
もスリーブを支持するために設けられることができ、部
分16および32の壁部および内側導管壁部23および35の間
の面積の少なくとも一部分に配置されることができるの
である。
葉片46、48および50に隣接する孔の表面上の凝結の問
題を回避することに加えて、部分16および32の導管壁部
から内側導管部分23および35を隔離させることは流量計
10の他の部分からの凝結が葉片46、48および50の作用に
影響を与えるのを阻止するのである。特に、部分16およ
び32の内壁部に附着してこの装置の他の部分の導管壁部
に沿って流動する液体は、これが端部ポケット25または
37の何れかに捕捉されるために、葉片46、48および50に
よって占められている面積部分には到達しない。これら
の端部ポケット25および37はまた圧力ポート20および36
に隣接して伸長して、これらの圧力ポートを流量計10内
を流過する流体との直接の連通から離隔させ、従って葉
片46、48および50の廻りにこれらの下流に局部的に生じ
る撹乱が圧力差トランスデューサー26内に生じる静力学
的圧力の読みに影響を与えることが阻止されるのであ
る。
可変流過妨害面積装置44の形状は第2図を参照するこ
とによってさらに明瞭になる。さらに詳しくは、可変流
過妨害面積装置44は甚だ薄い不銹鋼のシムのような弾性
材料によって構成されるダイヤフラムを含んでいる。1
つの望ましい実施例においては、可変流過妨害面積装置
44は厚さが約0.0254mm(0.001in)である。可変流過妨
害面積装置44の外周は実質的に円形で、可変流過妨害面
積装置44を部分16および32の間に正しく位置決めするの
に使用するために少なくとも1つの割出し切欠き52を含
んでいる。基部28および30の隣接する面上の合致する隆
起部および凹部または抑止部のような対応する割出し案
内部がこの切欠きを正しい位置に整合させるために設け
られることができる。支持縁部53がフランジすなわち基
部28および30の合致する面の間に挟持されて、可変流過
妨害面積装置44を部分16および32の間で構造的に定位置
に固定させるようになっている。可変流過妨害装置44が
部分16および32の間に固定された状態で、可変流過妨害
面積装置44に対する内側導管壁部23および35の内面の大
体の位置が破線の導管孔表面の線54によって示されてい
る。
第1の外側葉片46、中央葉片48および第2の外側葉片
50は第2図に示された通路に沿って可変流過妨害面積装
置44の厚さを通して甚だ幅の狭い連続的な間隙56をエッ
チング加工によって可変流過妨害面積装置44内に形成さ
れる。この間隙56の幅は明瞭化のために誇張されてい
る。1つの望ましい実施例においては、この間隙は約0.
0254mm(0.001in)の幅で、葉片46、48および50が撓ま
されていない状態で約1.4884mm2(0.0023in2)の漏洩面
積しか形成していないのである。このことは他の市場で
入手できる可変妨害面積流量計によって得られる漏洩面
積の少なくとも20倍の改良である。割出し切欠き52を有
する可変妨害面積装置44の円形の外周もまたエッチング
加工の間に形成される。このエッチング作用は何れの公
知の化学的または電気化学的エッチング技術をも含むこ
とができ、著しく正確で、縁部に沿って材料を引伸ばし
たり、または変形させることがない。このエッチング技
術によって、可変流過妨害面積装置は実質的に同じ特性
を有するようにして多量生産されることができる。
葉片46、48および50は、部分16および32の孔を通る流
量の変化に対してトランスデューサー26により可変流過
妨害面積装置44を横切って測定される圧力差の実質的に
直接的な変化を与える形状を形成する。このようにする
ために、葉片46、48および50は流体の流れがない場合に
甚だ小さい量の漏洩面積した与えないとともに大なる流
量で流体の流れに対して甚だ制限された流過妨害状態し
か与えないのである。この応答は第2図に示された葉片
の形状の結果として得られるのである。さらに詳しく
は、葉片46、48および50は部分16および32内の内側導管
壁部23および35によって形成される導管の孔の直径を横
切って交互に対向する(intertwining)状態で伸長する
ように配置されるのである。
1つの望ましい実施例においては、葉片48の自由端部
が圧力ポート20および36に向って伸長する配向状態で葉
片46、48および50が内側導管壁部23および35によって形
成される導管内に位置するように可変流過妨害面積装置
44が部分16および32の間に固定されるようになされるの
である。一般に、自由端部における葉片の幅は固定端部
の幅よりも小さくなされるのである。
中央葉片48は梯形の形状で、固定される基部が導管の
孔の表面の線54に隣接して位置する点58および60によっ
て規定され、この基部が大体線54に沿って点58および60
の間を伸長するようになっている。葉片48の自由端部は
大体導管の孔の表面の線54に隣接して点62および64の間
を伸長する円弧を形成している。図示の実施例において
は、点58および60の間の距離は点62および64の間の距離
の2倍になされている。
第1および第2の外側の葉片46および50はそれぞれ非
対称的な形状で自由に撓む端部がそれぞれ点58および60
の位置にある点で終端し、外縁部に沿って湾曲して、こ
れらの点の近くで導管の孔の表面の線54に隣接して位置
するようになっている。第1および第2の外側葉片46お
よび50の固定された端部はそれぞれ導管の表面の線54の
点62および66、および64および68を結ぶ部分に沿って固
定されている。従って、外側葉片46および50の基部は葉
片48の中心に沿って長手方向に伸長する中心線に対して
角度を付されて配向されるようになっている。
図示の形状においては、外側の葉片46および50はその
固定端部の廻りに曲げられて捩られることにより可変流
過妨害面積装置44を通る流体の流れに応答し、流量が増
大すると、これらの葉片46および50の湾曲した外側部分
が部分16および32の内面に隣接して保持される傾向を有
するのである。これらの葉片のこの特性は第3図を参照
することによってさらによく理解される。同時に、中央
葉片48はこのような流体の流れに対して固定された端部
の廻りの対称的な状態の曲げによって応答し、中央の葉
片の長手方向の捩れは実質的に生じないのである。
中央の葉片48は図示のように流量計10内で上方に伸長
しているから、空気を含む水滴、唾液および粘液は中央
の葉片48の基部に向って下方に沈下し、従って中央葉片
48の自由端部の自由な運動に抵抗を与えないのである。
このことは流量計を患者に密接する呼吸回路内に使用す
るのを可能になすとともに装置の作動に対する空気を含
む液体の悪影響を最少限になすのである。
上述の形態においては、中央葉片48は導管の孔の表面
の線54によって境界される円形の面積内に位置する可変
流過妨害面積装置44の面積の約44%を占めている。外側
の葉片46および50はそれぞれ全面積の約25%を占めてい
る。従って葉片46、48および50を含む可変流過妨害面積
装置44の有効な、すなわち可撓性の部分は導管の孔の表
面の線54内に境界される面積の約94%を含むのである。
従って、流体の流量が増大するにつれて、可変流過妨害
面積装置44は流体の流路に対して甚だ制限された妨害し
か与えないとともに、流体の低い流量の期間には極めて
小さい流体の漏洩路しか形成しないのである。
第3図は葉片46および48が部分的に撓まされている可
変流過妨害面積装置44の断面図を示している。この図面
から、中央葉片48の撓みは実質的に捩れを生じていない
で、曲げだけがこの葉片の固定された端部の廻りに生じ
ていることがさらによく判る。これに反して、第1の葉
片46が点64および68の間の固定された端部の廻りに曲げ
および捩れの両者を行っていることが注目される。第2
の葉片50(図示せず)は葉片46に対して非対称的である
から、その固定された端部の廻りに異なる方向に曲げら
れ、捩られるのである。従って、葉片46、48および50は
撓まされた時に互い異なる平面内にあるのである。この
状態は高い流量において可変流過妨害面積装置44によっ
て与えられる、次第に速くなる流量面積の増加速度を生
じさせるのである。このことは可変流過妨害面積装置44
を通る流体の流量変化に対するトランスデューサー26に
より測定される圧力差の変化の間の実質的に直線的な関
係を与えるのである。
第4図を参照することにより、葉片46、48および50が
第3図に示されるように流体の流れに応答して撓む時に
増大する流れの面積が可変流過妨害面積装置44を通って
与えられる過程が視認され、さらによく理解されること
ができる。さらに詳しくは、葉片46、48および50の間の
開口を形成する間隙56が可変流過妨害面積装置44を通る
流体の流れの速度の増大に応答して拡がって、流体の流
路を形成することが注目される。さらにまた注目される
ことは、流体の流量が増大するにつれて、葉片46および
50の捩れが、曲げ運動とともにこれらの葉片を第1の部
分16の内面に向って引張るようになすことである。流体
の流れの方向が反転された時には、同じ状態が第2の部
分32に対して当嵌まるのである。
流量計10の性能が第5図に線図で示されている。さら
に詳しくは、曲線70がこの計器を通って測定される圧力
変化および流量変化の間の実質的に直線的な関係を生じ
させる流量計の理想的な特性を表わしていることであ
る。流量計10に関係する実際の特性曲線72は理想的な特
性曲線70に甚だ密接している。第5図に示された曲線は
1秒当り.016リットルから1秒当り2.6リットルまでの
範囲を占めている 低い流量における特性曲線72の直線性は低い流量にて
存在する可変流過妨害面積装置44を通る最少の漏洩路の
結果である。流量の上限における直線性もまた他の装置
より以上に改善されるのである。何故ならば流量計10内
の可変流過妨害面積装置44の有効な撓み面積が導管の孔
の表面の線54内の全面積の約94%を含んでいるからであ
る。従って、流れの閉塞は、この可変流過妨害面積装置
のこのような大きい有効撓み面積を与えないような装置
におけるよりも遥かに高い流れのレベルでしか生じない
のである。
第6図は実際の特性曲線76によって表わされる原型の
試験で決定された実際の結果と比較された通りの理論的
な特性曲線74により表わされた理論的な結果の比較を示
している。実際の特性軌跡76を生じさせた原型の流量計
は以下に列挙された基準および設計パラメーターに従っ
て構成された。
1.この特定の応用面に要求される最大流量は1秒当りリ
ットルであった。
2.この流量における最大圧力差は約10cmH2Oであった。
3.可変流過妨害面積装置44の材料は0.0254mm(0.001i
n)の厚さの完全硬質不銹鋼300シリーズ(full hard st
ainless steel 300 Series)であった。
4.可変流過妨害面積装置44の有効面積の寸法は15.24mm
(0.600in)の直径の円内に含まれるような寸法であっ
た。
5.可変流過妨害面積装置44は3つの葉片を有する設計
で、葉片の支持されていない長さは、 L=14.78mm(0.582in) であった。
可変流過妨害面積装置44の寸法決めは複雑な仕事であ
る。流れ対圧力降下の関係に影響を及ぼす多くの要因が
ある。撓む葉片による空気流の反れおよび可変流過妨害
面積装置を通った後で合流する時の空気の個々の流れの
干渉によって生じる二次撹乱は式には考慮されない附加
的な圧力降下を生じさせるのである。第2図から第4図
までに示されたような可変流過妨害面積装置44を使用す
る原型は前述にて説明された基準および設計パラメータ
ーにより、大気中の空気によって試験された時に次の結
果を生じさせた。
第6図の実際の特性曲線76は上述の結果の図解的な表
示を示している。
本発明の原理を組込んだ異なる寸法の流量計を作るた
めに、流量、葉片の長さおよび圧力差の間の基本的な理
論的関係を表現する公式が開発されたのである。さらに
詳しくは、次の公式が流れ速度および可変流過妨害面積
装置を横切る圧力差の間の関係を確立させたのである。
これによって可変流過妨害面積装置の関数としての流量
が規定され、この性能が次に流体の圧力および葉片の寸
法の関数として表現されるのである。
アール・ジェー・ロークおよびダブリュー・シー・ヤ
ングによるテキスト「応力および歪みの公式」、第5
版、マグローヒル、1975年、第98頁、ケース2aにおい
て、一端部が固定され、他端部が自由な均一で連続的な
荷重を負荷された平らなビームが次のように定義されて
いることが注目される。
また、 および W=p×b (3) (2)および(3)を(1)に代入すると次の関係が得
られる。
ここで、Y=自由端部における撓み、 =ビームの支持されていない長さ E=ビームの材料の弾性率 I=固定端部における断面慣性モーメント t=ビームの厚さ W=直線1in(25.4mm)当りの1bs(0.454g)
による単位荷重 p=cmH2Oによる流体圧力 葉片が撓むと、側片に沿って撓みおよび葉片の長さに比
例する三角形の流れの面積部分を形成して、 A=KA×Y× (5) ここで、A=流れの面積 KA=面積係数 流体作用の機構から、 ここで、v=流れ速度 g=重量の加速度 KR=抵抗係数 Q=1秒当りのリットルによる流量 (6)および(7)から、 (4)を(5)に代入し、次に(5)を(8)に代入す
れば、次の式が得られる。
もし、総ての係数および定数が1つに凝縮されると、
その関係は次のように表わすことができる。
第6図の理論的な特性軌跡74は等式10を利用した圧力
差pの関数としての流量Qの線図である。原型の試験か
ら、流量Qおよび圧力差pの間の関係が実質的に直線的
であることが決定されている。従って、第2図から第4
図までに示されている可変妨害面積装置44の形状に対し
ては、圧力(p)に関する指数が1.0に等しく、等式10
が示すように1.5に等しくないのでなければならない。
この差はこの式によっては処理されない可変妨害面積装
置44の廻りに生じる附加的な撹乱によるように見えるの
である。従って、修正された式は、 第2図から第4図までの可変妨害面積装置44を組込んだ
原型に対するKの数値はこの原型の試験データを等式11
に代入するこれによって決定されるのである。従って、
上述のような原型の寸法および試験結果から、=14.7
8mm(0.582in)、t=0.0254mm(0.001in)、Q=1.735
l/secで(最大値よりも低い値が直線的な範囲内におけ
る性能を確認するために選ばれた。)、P=6.95cmH2O
である。この情報によって、Kの値は、 従って、次のような他の流量および圧力差に対する流量
計の寸法決めを行うのに使用できる式が得られるのであ
る。
例えば、パラメーター:Q最大=3l/sec、p=9cmH2O、
t=0.0254mm(0.001in)に対して、可変妨害面積装置4
4の有効面積の直径は次のように計算される。
Dを有効可変流過妨害面積の直径として、葉片の長さ
=0.9253×Dであるから、 圧力差が1秒当り1/2リットルの流量で流過妨害部を横
切って測定されなければならないような多くの応用面が
ある。これらの流量にて測定を行う場合には高い精度が
極めて望まれるのである。従って、本発明の他の望まし
い実施例は、大なる流量において圧力差変化および流量
変化の間の実質的に直線的な関係を与えるとともに、低
い流量の流量変化に対して増大された圧力差の感度を有
するようになされるのである。本発明のこの実施例は第
7図から第9図までに示されている。
さらに詳しくは、第7図は第1図の流量計に使用する
ための全体を80で示された可変流過妨害面積装置の他の
望ましい実施例を示している。この可変流過妨害面積装
置80は、導管の孔の面積の線54により境界される有効な
撓み面積部分における葉片の形状を除いて第2図から第
4図までに示された可変流過妨害面積装置44と実質的に
同じ方法で構成されている。
この有効な撓み面積部分内に、可変流過妨害面積装置
80は基部が点84および86の間で大体線54に沿って伸長す
るようになされた第1の葉片82を含んでいる。点84およ
び86からこの第1の葉片82の周辺は可変流過妨害面積装
置80内にエッチング加工された甚だ狭い連続的な間隙56
によって境界されている。さらに詳しくは、点84および
86から、この間隙56は実質的に真直ぐな内方に向く線に
沿ってそれぞれ点88および90まで伸長して、基部および
点88および90の間に短い首部を形成している。点88およ
び90は導管の孔の表面の線54の直径内に実質的に円形の
形状を形成する間隙56によって互いに連結されている。
第1の葉片82の円形の部分は導管の孔の表面の線54の中
の面積部分の中心に対して位置をずらされて、第1の葉
片の自由端部92がこの葉片82の固定端部の中心に実質的
に反対側の位置で導管の孔の表面の線54の部分に実質的
に隣接するようになされている。
非対称的な形状の1対の第2の葉片94および96が間隙
線56の延長部によって第1の葉片82上に形成されてい
る。さらに詳しくは、第2の葉片94は第1の葉片82の中
心から外方に伸長した第1の葉片82の部分によって形成
されて、第1の葉片82上の遠隔端部上の終端点98まで点
88から伸長する実質的に真直ぐな間隙の延長部の反対側
に位置している。同様にして、第2の葉片96は第1の葉
片の中心から外方に伸長する第1の葉片82の部分によっ
て形成されて、点90から第1の葉片82の遠隔端部上の終
端点100まで伸長する間隙56の実質的に真直ぐな部分の
反対側に位置している。
それぞれ点88および98および点90および100の間の実
質的に真直ぐな間隙の部分はそれぞれ点88および90から
点98および100まで大体内方に第1の葉片82の自由端部
の中心に向って指向されている。このようにして、第2
の葉片94および96の自由に撓む端部はそれぞれ点88およ
び90で終端している。これらの第2の葉片94および96は
それぞれ点98および100から間隙56まで大体下方に外方
に伸長する第1の葉片82の範囲によって全体を境界され
る基部を含んでいる。
これらの第2の葉片94および96は、その自由に撓む端
部が第1の葉片82の自由に撓む端部が伸長する方向とは
反対の方向に伸長していて、第1の葉片82の基部が第2
の葉片94および96の自由端部の間に位置して、これらの
葉片の自由端部が交互に反対方向に位置するようにされ
ている。
第7図に示された形状においては、第1の葉片82はそ
れぞれ点84および88、点86および90の間の首部を形成す
る範囲でその固定端部の廻りに曲がることによって可変
流過妨害面積装置80を通る流体の流れに応答するように
なされている。第1の葉片82は実質的な捩れを行わな
い。
第2の葉片94および96は可変流過妨害面積装置80を通
る流体の流れに対してその固定端部の廻りの曲げおよび
捩れの両者の作用によって応答し、流体の流れが増大
し、第1の葉片82がその固定端部の廻りに曲がる時に、
第2の葉片94および96がその固定端部の廻りに曲がり、
捩れ、自由端部が大体内方に撓んでこれらの第2の葉片
94および96の湾曲した外側の部分が部分16および32の内
面に隣接して保持される傾向を有するようになされる。
第7図に示された形状においては、低い流量時に導管
を流過する流体に対する最初の応答作用は、第1の葉片
82が最初にその固定端部の廻りに撓むことである。低い
流量においては、第2の葉片94および96によっては実質
的に独立した撓みは行われない。このような応答作用を
生じさせる流量は導管の寸法および第2図から第4図ま
での実施例に関連して論じられたような他の変数に関係
して変化する。しかし、例としての目的で、約15.24mm
(0.60in)の直径の導管を通る低い流量は1秒当り0か
ら0.5リットルの範囲である。流量がさらに増大する
と、第2の葉片94および96は第1の葉片上のその固定さ
れた位置の廻りに撓み始める。従って、低い流量では、
可変流過妨害面積装置を横切る圧力差は流体の流量の変
化よりも大きい率で変化し、従って低い流量では非直線
的な応答作用を生じるのである。しかし、可変流過妨害
面積装置80を通る流量が、第2の葉片94および96が撓み
始めるような点まで増大すると、附加的な撓みは可変流
過妨害面積装置80を通って開口が形成されるような率で
増大し、可変流過妨害面積装置80を横切る圧力差のさら
に付加された変化が可変流過妨害面積装置80を通る流体
の流量のさらに附加された変化に対して実質的に直線的
になるのである。
第1の葉片82の円形の部分が導管の孔の表面の線54に
よって形成される面積の中心に対して位置をずらされて
いることによって、第1の葉片82の基部に隣接する首部
に、曲げの範囲が生じる。これによって部分16および32
の内面および可変流過妨害面積装置80の有効な撓み部分
の間に充分な空間が形成されて、第1の葉片82および第
2の葉片94および96が流体の流過に対して甚だ制限され
た妨害しか与えないで増大した流量に応答するとともに
なお低い流体の間は甚だ小さい流体の漏洩通路を形成す
るようになされるのである。実際上前述の実施例と同様
に、葉片82、94および96を含む可変流過妨害面積装置80
の有効な、または撓み可能の部分は導管の孔の表面の線
54内に形成される面積の約94%を含むようになされるの
である。
第8図を参照することによって、流体の流れに対する
第1および第2の葉片の応答作用がさらによく理解され
る。さらに詳しくは、可変流過妨害面積装置80を通る実
質的な流体の流れがない場合には、これらの葉片82、94
および96は83で示されるような流体の流れの方向に実質
的に横方向の平面101内で実質的に平行に位置するので
ある。
低い流量における葉片の位置は破線によって全体を10
2で示されている。この形状で、第1の葉片82が実質的
な捩れを伴わずに第1の葉片82の固定された端部に形成
される首部の範囲の廻りに曲がるが、第2の葉片94およ
び96の実質的な曲がりまたは撓みは生じない。可変流過
妨害面積装置80を通る流体のさらに大なる流量における
葉片の位置は全体を104で示されている。この状態で第
1の葉片82は曲げによって固定端部に隣接する首部の廻
りにさらに撓むのである。第2の葉片94および96(図示
せず)もまたそれぞれ点98および隣接する間隙56の間お
よび点100および隣接する間隙56の間でその固定端部の
廻りに曲げられ、捩じられるのである。
第2図から第4図までの実施例における葉片と同様
に、葉片82、94および96は第8図に示されるように大な
る流量に応答して撓む時には、それぞれ互いに別の平面
内に位置するのである。この状態はさらに大きい流量に
て可変流過妨害面積ダイヤフラム装置80によって与えら
れる流過面積の次第に速くなる増加率を生じさせる。し
かし、低い流量では、第7図および第8図の実施例はパ
ラメーターの間の非直線的な関係を与え、その場合可変
流過妨害面積装置80を横切る圧力差の変化はこれを通る
流量の変化よりも大きくなされるのである。
さて、第9図を参照すれば、間隙56によって形成され
る可変流過妨害面積装置80を通る通路の寸法の増加は第
8図に104で大体示されている状態に対応して大なる流
体の流量の時に生じる状態で示されている。
第10図は1秒当り約1/2リットルの流量またはそれよ
りも小さい流量における可変流過妨害面積装置80を通る
圧力差に対する流れのプロットを特徴とする逆の放物線
形状の曲線の線図を与えている。第10図の線図において
は、Q0およびQ1の間に規定される低い流量にて生じる圧
力差Δp0からΔp1までがQ2およびQ3の間の大なる流量範
囲における同じ流量変化に応答して測定される圧力差Δ
p2からΔp3までの感度の約2倍の感度範囲にあることが
注目される。
上述を要約すると、ここに説明された本発明は、1つ
の望ましい実施例において可変妨害面積装置を横切る圧
力差の変化およびこの可変流過妨害面積装置を横切る流
体の流量の変化の間の実質的に直線的な関係を与える形
状を有する流量計を提供することによって従来技術より
優れた著しい改良を含んでいる。低い流量において可変
流過妨害面積装置を通る圧力差の変化および流体の流量
の変化の間に実質的に非直線的な関係があるが、大なる
流量においてはこれらの機素の間に実質的に直線的な関
係が存在する他の実施例が提供されるのである。本発明
はまたこの工業分野における他の長い間の問題を、
(1)広い測定範囲および患者によって作られる湿気ま
たは粘液の存在により実質的に悪影響を受けない精度を
有する流量計を提供し、(2)可変流過妨害面積装置内
の流路の寸法が零の流れの状態にて最少限になされるよ
うな流量計を提供し、(3)廃棄可能になされるととも
にそれぞれのユニットに高いレルの感度および精度を与
えて多量生産を可能になすような軽量で、簡単で安価な
構造を有する流量計を提供し、(4)可変流過妨害面積
装置の有効面積が流体の導管の全断面積と実質的に同じ
で、可変流過妨害面積装置の諸機素が最大の撓み状態で
流体導管壁部に沿う実質的に妨害のない通過状態を保有
するような流量計を提供することによって克服するもの
である。
本発明はその精神または本質的な特徴から逸脱しない
で別の特定の形態にて具体化することができる。上述で
説明された実施例は総ての点で単に図解的なものであ
り、何等制限与えるものではないと考えなければならな
い。従って、本発明の範囲は前述の説明によって示され
るものではなく、請求の範囲によって示されるものであ
る。請求の範囲の等価物の意味および範囲内にある総て
の変形はこの請求の範囲に包含されるものとする。

Claims (43)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体を流過させるように連通する導管であ
    って、この導管内の第1の位置に配置される第1のポー
    トおよびこの導管内の第2の位置に配置される第2のポ
    ートを有し、前記第1および第2のポートがトランスデ
    ューサーに連結されるようになされている前記導管と、 前記導管内で前記第1の位置および前記第2の位置の間
    に固定される流過妨害装置であって、 それぞれその一部分に沿って前記導管の内面に隣接して
    固定され、それぞれ前記導管内で自由端部まで平行な状
    態で伸長する第1および第2の独立した可撓性の葉片
    と、 その一部分に沿って前記導管の内面に隣接して固定さ
    れ、前記導管内で第一方向とは反対の方向に伸長して前
    記前記第1および第2の葉片の間でこれらの葉片と平行
    な状態に位置するようになされている第3の独立した可
    撓性の葉片と、 を含み、 その際に前記第1、第2および第3の葉片が最初は前記
    導管内で流体の流れに対して横方向の平面内で伸長し、
    それぞれの葉片が前記流体の流れに対して柔軟に順応し
    て流体の流れの1つのパラメーターに応答して撓み、前
    記流体の流れに対する妨害作用が前記1つのパラメータ
    ーに応答して変化するようになされている前記流過妨害
    装置と、 を含んでいる流量計。
  2. 【請求項2】前記第1、第2および第3の葉片が前記導
    管内の流体の流れに応答して異なる平面内で撓まされる
    ようになされている請求の範囲第1項に記載された流量
    計。
  3. 【請求項3】前記第3の葉片の形状が実質的に梯形にな
    されている請求の範囲第1項に記載された流量計。
  4. 【請求項4】前記第1および第2の葉片の形状が実質的
    に非対称的になされている請求の範囲第3項に記載され
    た流量計。
  5. 【請求項5】前記導管の内面がこの導管の外部に生じる
    環境温度の影響から実質的に絶縁されている請求の範囲
    第1項に記載された流量計。
  6. 【請求項6】スリーブが前記導管内に固定されて、この
    導管内の流体が前記スリーブを通って流れるようになさ
    れていて、前記スリーブの一部分が前記導管と接触しな
    いように離隔されていて、また前記導管の内面が前記ス
    リーブの内面を含むようになされている請求の範囲第1
    項に記載された流量計。
  7. 【請求項7】前記スリーブが、このスリーブおよび前記
    導管の間に休止端部ポケットを形成するように前記導管
    に対して配置されていて、前記導管の内面上の液体が前
    記流過妨害装置に接触しないで内部に収集されるように
    なされている請求の範囲第6項に記載された流量計。
  8. 【請求項8】前記第1および第2のポートの内の1つが
    前記休止端部ポケット内に配置され、前記流過妨害装置
    の廻りにこれの下流側で局部的に生じる流体の撹乱から
    実質的に保護されるうようになされている請求の範囲第
    7項に記載された流量計。
  9. 【請求項9】前記第3の葉片の自由端部が前記第1およ
    び第2の葉片の間に実質的にこれに隣接して配置される
    ようになされている請求の範囲第1項に記載された流量
    計。
  10. 【請求項10】導管を通る流体の流れを測定する装置に
    おいて、 前記導管の内部を横切って配置される流過妨害装置であ
    って、これの一部分に沿って前記導管の内面に隣接して
    配置されてこの導管内で第1の方向にその自由端部まで
    伸長する第1の可撓性の葉片および前記第1の葉片の反
    対両側に隣接して配置される第2および第3の可撓性の
    葉片であって、これらの葉片がそれぞれ固定端部および
    自由端部を有し、その固定端部にて前記導管内に固定さ
    れてこれから自由端部に向って前記第1の方向とは大体
    反対の方向に伸長し、その際に前記第1、第2および第
    3の葉片が最初は前記導管内で流体の流れに対して横方
    向の平面内を伸長し、それぞれの葉片が柔軟で、前記流
    体の流れの1つのパラメーターに応答して撓まされて前
    記流体の流れに対する流過妨害作用が前記1つのパラメ
    ーターに応答して変化するようになされている前記第2
    および第3の可撓性の葉片と、 前記流過妨害装置の第1の側にて前記導管の内部に流体
    の連通を行うように連結される第1の入力部および前記
    流過妨害装置の第2の側にて前記導管の内部に流体の連
    通を行うように連結される第2の入力部を有し、前記流
    過妨害装置の第1および第2の側の間の圧力差を感知す
    るトランスデューサーと、 を含んでいる流体の流れを測定する装置。
  11. 【請求項11】前記第1、第2および第3の葉片が前記
    導管内の流体の流れに応答して異なる平面内で撓まされ
    るようになされている請求の範囲第10項に記載された流
    体の流れを測定する装置。
  12. 【請求項12】前記流過妨害装置が前記第1、第2およ
    び第3の可撓性の葉片を形成する部分的に切除された部
    分を含むダイヤグラムを含んでいる請求の範囲第10項に
    記載された流体の流れを測定する装置。
  13. 【請求項13】前記第1の葉片の自由端部が前記第1お
    よび第2のポートの間に実質的にこれらに隣接して配置
    されるようになされている請求の範囲第10項に記載され
    た流体の流れを測定する装置。
  14. 【請求項14】前記第1の葉片の自由端部が前記導管の
    内面に密接して配置され、材料が導管を通って前記第1
    の葉片の撓みによって形成される通路の実質的な閉塞を
    生じないで流過できるようになしている請求の範囲第10
    項に記載された流体の流れを測定する装置。
  15. 【請求項15】前記葉片が前記導管の内側の断面積の実
    質的な部分に対応して前記ダイヤフラム内に面積を占め
    ている請求の範囲第14項に記載された流体の流れを測定
    する装置。
  16. 【請求項16】前記第2および第3の葉片がこれの本体
    の一部分に沿って前記導管の内面に隣接して固定されて
    いる請求の範囲第10項に記載された流体の流れを測定す
    る装置。
  17. 【請求項17】前記第1の葉片の形状が実質的に梯形に
    なされている請求の範囲第16項に記載された流体の流れ
    を測定する装置。
  18. 【請求項18】前記第2および第3の葉片の形状が実質
    的に非対称的になされている請求の範囲第17項に記載さ
    れた流体の流れを測定する装置。
  19. 【請求項19】前記第2および第3の葉片がこれの本体
    の一部分に沿って前記第1の葉片の一部分に固定される
    ようになされている請求の範囲第10項に記載された流体
    の流れを測定する装置。
  20. 【請求項20】前記第1の葉片の一部分の形状が実質的
    に円形になされている請求の範囲第10項に記載された流
    体の流れを測定する装置。
  21. 【請求項21】前記第2および第3の葉片がそれぞれ前
    記第1の葉片の一部分を形成し、互いに対して非対称的
    な形状で配向されるようになされている請求の範囲第20
    項に記載された流体の流れを測定する装置。
  22. 【請求項22】前記流過妨害装置が、前記第1の葉片の
    実質的に円形の部分が前記導管の円形の内部の形状の中
    心に対して位置をずらされて前記導管内に配置されるよ
    うになされ、この第1の葉片の自由端部を前記導管の内
    面に密接して位置させるようになしている請求の範囲第
    21項に記載された流体の流れを測定する装置。
  23. 【請求項23】流体を流過させるように連通する導管で
    あって、この導管内の第1の位置に配置される第1のポ
    ートおよびこの導管内の第2の位置に配置される第2の
    ポートを有し、その際前記第1および第2のポートがト
    ランスデューサーに連結されるようになされている前記
    導管と、 前記第1の位置および第2の位置の間で前記導管内に取
    付けられた流過妨害装置であって、 前記導管の内面に隣接した位置でその本体の一部分に沿
    って固定され、自由端部まで第1の方向にこの導管内で
    伸長するようになされて、その一部分の形状が実質的に
    円形になされている第1の可撓性の葉片と、前記第1の
    葉片と一体的になされて、その一部分を形成するように
    なされ、前記第1の葉片の反対両側に隣接して配置され
    て、前記第1の葉片の固定端部から自由端部に向って前
    記第1の方向とは大体反対の方向に伸長する第2および
    第3の葉片と、 を含み、 その際前記第1、第2および第3の葉片が最初は前記導
    管内の流体の流れに対して横方向の平面内で伸長し、そ
    れぞれの葉片が前記流体の流れに柔軟で、この流体の流
    れの1つのパラメーターに応答して撓まされて、前記流
    体の流れに対する流過妨害作用が前記1つのパラメータ
    ーに応答して変化するようになされている前記流過妨害
    装置と、 を含んでいる流量計。
  24. 【請求項24】前記第1、第2および第3の葉片が前記
    導管内の流体の流れに応答して異なる平面内に撓まされ
    るようになされている請求の範囲第23項に記載された流
    量計。
  25. 【請求項25】前記流過妨害装置が前記第1、第2およ
    び第3の葉片を境界する部分的に切除された部分を含む
    ダイヤフラムを含むようになされている請求の範囲第23
    項に記載された流量計。
  26. 【請求項26】前記葉片の自由端部が前記導管の内面に
    密接して位置して、前記第1の葉片の撓みによって形成
    される通路の実質的な閉塞を生じないで材料が流過でき
    るようになされている請求の範囲第23項に記載された流
    量計。
  27. 【請求項27】前記葉片が前記導管の内部の断面積の実
    質的な部分に対応するダイヤフラムの面積部分を占める
    ようになされている請求の範囲第23項に記載された流量
    計。
  28. 【請求項28】前記流過妨害装置が、前記第1の葉片の
    実質的に円形の部分が前記導管の内側の円形形状に対し
    て位置をずらされて、この第1の葉片の自由端部を前記
    導管の内面に密接して位置させるように前記導管内に配
    置される請求の範囲第23項に記載された流量計。
  29. 【請求項29】前記導管内に固定されたスリーブを含
    み、この導管内の液体が前記スリーブを流過するように
    なされ、前記スリーブの一部分が前記導管に接触しない
    ように離隔されていて、また前記導管の内面が前記スリ
    ーブの内面を含むようになされている請求の範囲第23項
    に記載された流量計。
  30. 【請求項30】弾性材料によって形成された膜体と、 導管の本体に対して前記膜体を係止するための固定縁部
    を形成するように附形された前記膜体の周囲部分と、 前記固定縁部によって境界され且つ部分的に切除された
    部分を含む、前記膜体の中央部分であり、前記膜体の中
    央部分は、前記固定縁部に隣接する固定端部を有し且つ
    前記膜体の中央部分内で自由端部まで第1の方向に伸長
    する第1の可撓性の薬片を形成し、前記部分的に切除さ
    れた部分がまた前記第1の可撓性の葉片の反対両側に隣
    接して配置される第2および第3の可撓性の葉片を形成
    し、これらの第2および第3の可撓性の葉片がそれぞれ
    固定端部および自由端部を有し且つ固定端部から自由端
    部に向って前記第1の方向とは大体反対の方向に伸長し
    ていて、その際に前記第1、第2および第3の葉片が最
    初共通の平面内で伸長しており、前記導管内に組込まれ
    た時に、前記葉片が前記導管内の流体の流れに対して柔
    軟で、この流体の流れの1つのパラメーターに応答して
    撓み、前記葉片によって作られる流体の流れに対する流
    過妨害作用が前記1つのパラメーターに応答して変化す
    るようになされた前記膜体の中央部分と、を含んでいる
    流量計の導管内で使用するための可変面積ダイヤフラ
    ム。
  31. 【請求項31】前記第1、第2および第3の葉片が前記
    導管内の流体の流れに応答して異なる平面内で撓まされ
    るようになされている請求の範囲第30項に記載された可
    変面積ダイヤフラム。
  32. 【請求項32】前記葉片が前記膜体の中央部分の実質的
    な部分に対応する膜体の面積部分を占めるようになされ
    ている請求の範囲第30項に記載された可変面積ダイヤフ
    ラム。
  33. 【請求項33】前記第2および第3の葉片の固定端部が
    前記固定縁部に隣接して配置され、前記第1の葉片とは
    別個になされている請求の範囲第30項に記載された可変
    面積ダイヤフラム。
  34. 【請求項34】前記第1の葉片の形状が実質的に梯形に
    なされている請求の範囲第33項に記載された可変面積ダ
    イヤフラム。
  35. 【請求項35】前記第2および第3の葉片の形状が実質
    的に非対称的になされている請求の範囲第34項に記載さ
    れた可変面積ダイヤフラム。
  36. 【請求項36】前記第2および第3の葉片の固定端部が
    前記第1の葉片と一体的になされていて、前記固定縁部
    とは別個になされている請求の範囲第30項に記載された
    可変面積ダイヤフラム。
  37. 【請求項37】前記第1の葉片の一部分の形状が実質的
    に円形になされている請求の範囲第30項に記載された可
    変面積ダイヤフラム。
  38. 【請求項38】前記第2および第3の葉片がそれぞれ前
    記第1の葉片の一部分を境界し、互いに対して非対称的
    に配向されている請求の範囲第37項に記載された可変面
    積ダイヤフラム。
  39. 【請求項39】前記膜体の中央部分の形状が実質的に円
    形で、また前記第1の葉片の実質的に円形の部分が前記
    膜体の実質的に円形の中央部分の中心に対して位置をず
    らされて、前記第1の葉片の自由端部を前記固定縁部の
    一部分に密接して位置させるようになされている請求の
    範囲第38項に記載された可変面積ダイヤフラム。
  40. 【請求項40】流体を流過させるように連通するための
    導管であって、この導管内の第1の位置に配置される第
    1のポートおよび前記導管内の第2の位置に配置される
    第2のポートを有し、これらの第1および第2のポート
    がトランスデューサーに連結されるようになされている
    導管と、 前記導管内に位置してこの導管の外部に生じる環境温度
    の影響から実質的に絶縁されている導管内面と、 流過妨害装置であり、前記導管内に固定され、流過妨害
    装置の可変面積部分が前記導管内面によって画成される
    境界内に位置するようになされ、その際前記可変面積部
    分を通る流体の流れの面積が流過する流体の流量の対応
    する増減に応答して増減するようになされている流過妨
    害装置と、 を含んでいる流量計。
  41. 【請求項41】前記導管内に固定されたスリーブをさら
    に含み、前記導管内の流体がこのスリーブを流過するよ
    うになされており、このスリーブの一部分が前記導管と
    接触しないように離隔されていて、また前記導管内面が
    前記スリーブの内面を含むようになされている請求の範
    囲第40項に記載された流量計。
  42. 【請求項42】前記スリーブが前記導管との間に休止端
    部ポケットを形成して前記導管の内面上の液体が前記離
    隔妨害装置に接触しないで内部に収集されるように前記
    導管に対して配置されている請求の範囲第41項に記載さ
    れた流量計。
  43. 【請求項43】前記第1および第2のポートの1つが前
    記休止端部ポケット内に配置されて、前記離隔妨害装置
    の廻りでその下流側に局部的に生じる液体の撹乱から実
    質的に保護されるようになされている請求の範囲第42項
    に記載された流量計。
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