JPH0115365Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0115365Y2 JPH0115365Y2 JP3287381U JP3287381U JPH0115365Y2 JP H0115365 Y2 JPH0115365 Y2 JP H0115365Y2 JP 3287381 U JP3287381 U JP 3287381U JP 3287381 U JP3287381 U JP 3287381U JP H0115365 Y2 JPH0115365 Y2 JP H0115365Y2
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- JP
- Japan
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- flow rate
- breathing gas
- flow
- wall surface
- rate sensor
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 claims description 12
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 10
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
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- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 4
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Landscapes
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、呼気もしくは吸気ガス又は両者の流
速もしくはこれを基に流量を測定するために、被
測定呼吸ガスの通流する流路管にカルマン渦計数
式、差圧式等の流速検出部を備えた呼吸ガスの流
速センサに関するものである。
速もしくはこれを基に流量を測定するために、被
測定呼吸ガスの通流する流路管にカルマン渦計数
式、差圧式等の流速検出部を備えた呼吸ガスの流
速センサに関するものである。
この種の流速センサにおいては、呼吸ガス中に
含まれる特に水蒸気が流路管の内壁面で結露し内
壁面に露滴或はさらに進んで水膜を形成すること
により、気流管内に乱流が生じたり或は管径を狭
ばめることになり測定精度が低下する問題があ
る。したがつて、従来より流路管の外壁にヒータ
を巻回して結露を防止する呼吸ガスの流量センサ
が周知であるが、給電を必要とし、また構造も嵩
ばり、特にカルマン渦の発生率を超音波で測定す
る場合にはその方式によつては音速変動により測
定精度の変動が生じる。
含まれる特に水蒸気が流路管の内壁面で結露し内
壁面に露滴或はさらに進んで水膜を形成すること
により、気流管内に乱流が生じたり或は管径を狭
ばめることになり測定精度が低下する問題があ
る。したがつて、従来より流路管の外壁にヒータ
を巻回して結露を防止する呼吸ガスの流量センサ
が周知であるが、給電を必要とし、また構造も嵩
ばり、特にカルマン渦の発生率を超音波で測定す
る場合にはその方式によつては音速変動により測
定精度の変動が生じる。
よつて本考案は、呼吸ガスに含まれる蒸気が流
路管の内壁で結露即ち凝縮することにより測定精
度が低下するのを、加熱に因らず簡単な構造で回
避し得る呼吸ガスの流速センサを提供することを
目的とする。
路管の内壁で結露即ち凝縮することにより測定精
度が低下するのを、加熱に因らず簡単な構造で回
避し得る呼吸ガスの流速センサを提供することを
目的とする。
次に本考案をカルマン渦計数式の呼吸ガスの流
速センサに適用した場合の実施例について図を基
に説明する。
速センサに適用した場合の実施例について図を基
に説明する。
1は被測定呼吸ガスの通流する流路管であり、
その中央部においてカルマン渦発生体として機能
する2個の三角柱状の造渦棒2,2′が管壁間に
橋渡しされている。これらの造渦棒2,2′の形
成する面を狭んで対向した管壁にはそれぞれ超音
波送信振動子3及び超音波送信振動子4が取付け
られている。また流路管1の両端には、測定系に
接続する可とう性ダクト5及び5′が嵌合してい
る。
その中央部においてカルマン渦発生体として機能
する2個の三角柱状の造渦棒2,2′が管壁間に
橋渡しされている。これらの造渦棒2,2′の形
成する面を狭んで対向した管壁にはそれぞれ超音
波送信振動子3及び超音波送信振動子4が取付け
られている。また流路管1の両端には、測定系に
接続する可とう性ダクト5及び5′が嵌合してい
る。
さらに本考案により流路管1には、その内壁に
沿つて例えば400メツシユの所謂ステンレススク
リーン6が第2図に示す如く装着されている。即
ち造渦棒2,2′の両側にあつては造渦棒部分に
切欠の設けられた円筒状ステンレススクリーン6
が内接し、中央部にあつては超音波伝播路を構成
する貫通孔7,7′の穿たれた円筒状ステンレス
スクリーン6′が内接して両側の円筒状ステンレ
ススクリーン6をブリツジしている。即ち流路管
1の内壁面には、これとステンレススクリーン
6,6′との微小間隙及びステンレスの網目によ
り、内壁面から管外へ通じる毛細管群が配列され
ることとなる。
沿つて例えば400メツシユの所謂ステンレススク
リーン6が第2図に示す如く装着されている。即
ち造渦棒2,2′の両側にあつては造渦棒部分に
切欠の設けられた円筒状ステンレススクリーン6
が内接し、中央部にあつては超音波伝播路を構成
する貫通孔7,7′の穿たれた円筒状ステンレス
スクリーン6′が内接して両側の円筒状ステンレ
ススクリーン6をブリツジしている。即ち流路管
1の内壁面には、これとステンレススクリーン
6,6′との微小間隙及びステンレスの網目によ
り、内壁面から管外へ通じる毛細管群が配列され
ることとなる。
今被測定呼気ガスが流路管1を矢印A方向に流
れているとすると、造渦棒2により発生させられ
たカルマン渦8が超音波送信振動子3から発射さ
れた超音波ビームを変調する。したがつて、超音
波受信振動子4はこのような変調信号を検出し、
流速センサに付属の電子回路において検出信号を
検波・計数することにより呼気流量を測定する。
このような呼気流量の連続測定中において、含有
されている水蒸気がステンレススクリーン6の表
面で結露すると、結露水はステンレススクリーン
6の網目と内壁面の間にできた細隙内を毛管現象
で拡散し、流路管1の傾斜に沿つて管外へ排出さ
れる。例えば流路管1が矢印Aに沿つて下方へ傾
斜していると、結露水は流路管1の内壁面に沿つ
て矢印A方向に移動し、中央部ではその両側の円
筒状のステンレススクリーン6のブリツジ部分
6′を通つてダクト5′へ排出され、さらにそのド
レインに案内される。同一装置において吸気流量
を測定する場合、流れ方向は矢印Aと反対向にな
るために造渦棒2′により発生されるカルマン渦
列が測定されるが、その際に生じる結露水は同様
にダクト5′へ排出される。
れているとすると、造渦棒2により発生させられ
たカルマン渦8が超音波送信振動子3から発射さ
れた超音波ビームを変調する。したがつて、超音
波受信振動子4はこのような変調信号を検出し、
流速センサに付属の電子回路において検出信号を
検波・計数することにより呼気流量を測定する。
このような呼気流量の連続測定中において、含有
されている水蒸気がステンレススクリーン6の表
面で結露すると、結露水はステンレススクリーン
6の網目と内壁面の間にできた細隙内を毛管現象
で拡散し、流路管1の傾斜に沿つて管外へ排出さ
れる。例えば流路管1が矢印Aに沿つて下方へ傾
斜していると、結露水は流路管1の内壁面に沿つ
て矢印A方向に移動し、中央部ではその両側の円
筒状のステンレススクリーン6のブリツジ部分
6′を通つてダクト5′へ排出され、さらにそのド
レインに案内される。同一装置において吸気流量
を測定する場合、流れ方向は矢印Aと反対向にな
るために造渦棒2′により発生されるカルマン渦
列が測定されるが、その際に生じる結露水は同様
にダクト5′へ排出される。
尚、本考案は流路管に流体抵抗を設け、その両
側に差圧取出し口を穿孔した差圧式流速検出部を
備えた呼吸流速センサにも適用するとができる。
側に差圧取出し口を穿孔した差圧式流速検出部を
備えた呼吸流速センサにも適用するとができる。
以上の説明から明らかなように、本考案により
流速センサの流路管の内壁面に毛細管現象を生じ
させるようにメツシユを配列することにより、呼
吸ガスに含まれる蒸気が内壁面で凝縮した場合で
も管外へ排出可能となり、凝縮に起因して時間経
過に伴う呼吸ガスの流速もしくは流量の測定精度
が低下することが、加熱エネルギを必要としない
簡単な構造で回避される。
流速センサの流路管の内壁面に毛細管現象を生じ
させるようにメツシユを配列することにより、呼
吸ガスに含まれる蒸気が内壁面で凝縮した場合で
も管外へ排出可能となり、凝縮に起因して時間経
過に伴う呼吸ガスの流速もしくは流量の測定精度
が低下することが、加熱エネルギを必要としない
簡単な構造で回避される。
第1図は本考案による流速センサの断面図及び
第2図は第1図による流速センサに装着されるメ
ツシユの斜視図。 1……流路管、2,2′……造渦棒、3……超
音波送信振動子、4……超音波受信振動子、5,
5′……可とう性ダクト、6,6′……ステンレス
スクリーン。
第2図は第1図による流速センサに装着されるメ
ツシユの斜視図。 1……流路管、2,2′……造渦棒、3……超
音波送信振動子、4……超音波受信振動子、5,
5′……可とう性ダクト、6,6′……ステンレス
スクリーン。
Claims (1)
- 通流する呼吸ガスの流速検出部を備えた流路管
の内壁面に、この内壁面に対して微小間隙を置い
て、付着水滴を毛細管現象により管外に誘導する
メツシユを配置したことを特徴とする呼吸ガスの
流速センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3287381U JPH0115365Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3287381U JPH0115365Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57145404U JPS57145404U (ja) | 1982-09-13 |
JPH0115365Y2 true JPH0115365Y2 (ja) | 1989-05-09 |
Family
ID=29830252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3287381U Expired JPH0115365Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0115365Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006292380A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-26 | Tokyo Gas Co Ltd | 超音波ガスメータ |
-
1981
- 1981-03-11 JP JP3287381U patent/JPH0115365Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57145404U (ja) | 1982-09-13 |
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