JP2980327B2 - 命令処理装置 - Google Patents

命令処理装置

Info

Publication number
JP2980327B2
JP2980327B2 JP1244486A JP24448689A JP2980327B2 JP 2980327 B2 JP2980327 B2 JP 2980327B2 JP 1244486 A JP1244486 A JP 1244486A JP 24448689 A JP24448689 A JP 24448689A JP 2980327 B2 JP2980327 B2 JP 2980327B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conversion
instruction
access register
program interrupt
register
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1244486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03105644A (ja
Inventor
岳夫 浅川
愛一郎 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP1244486A priority Critical patent/JP2980327B2/ja
Publication of JPH03105644A publication Critical patent/JPH03105644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2980327B2 publication Critical patent/JP2980327B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 複数のアドレス空間からなる仮想記憶装置を持った命
令処理装置に関し、任意のアドレス空間上のデータを参
照するための効率的な仮想記憶アドレス空間アクセス機
能をもった命令処理装置に関する。
ハードウェアの増加と制御回路の複雑化を招くことな
しにアクセスレジスタ変換処理を実現し,高いコストパ
フォーマンスを得ることを目的とし, 命令のベースレジスタ番号によって索引されるアクセ
スレジスタの内容によりアドレス空間を指定するセグメ
ントテーブルオリジン(STO)を求めるアクセスレジス
タ変換処理過程中に,該変換処理が行われていることを
指示する手段を設け, 変換処理過程中にプログラム割込み例外が検出された
場合,その情報を保持し,該例外を識別するプログラム
割込みコードとともに,プログラム割込みエミュレート
ルーチンが走行する主記憶領域上に格納するように構成
した。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複数のアドレス空間からなる仮想記憶装置
を持った命令処理装置に関し、特に任意のアドレス空間
上のデータを参照するための効率的な仮想記憶アス空間
アクセス機能をもった命令処理装置に関する。
近年の命令処理装置に対する要求として、従来の仮想
記憶装置におけるアドレス空間の限界を越えて,複数の
アドレス空間のデータを直接,ユーザプログラムからア
クセスすることを可能にするアーキテクチャーが望まれ
ている。本発明は,そのための1つの制御手段を提供す
る。
〔従来の技術〕
従来の仮想記憶方式の命令処理装置においては,第3
図に示すように,コントロールレジスタ(CR1)によっ
て指定される単一のアドレス空間内のデータをアクセス
する事のみが許されていた。従って,複数のアドレス空
間内のデータを参照するためにはコントロールレジスタ
(CR1)の内容を入れ替える必要があり,オペレーティ
ングシステムの管理下におかれていた。この状況下では
ユーザプログラムが直接,複数のアドレス空間にまたが
ってデータの処理をすることは許されなかった。
ところが仮想記憶空間の拡大の要求が従って,ユーザ
プログラムから直接ベースレジスタ番号によって決まる
アドレス空間へのアクセスが許される必要が生じた。
このため機構としては,次のような方法が考えられ
る。即ち,ユーザの使う複数のアドレス空間に対し,そ
れらの空間を指定するアクセスリストとそれぞれの空間
に対応するセグメントテーブルとを用意し,またそのテ
ーブルに対するポインタであるセグメントテーブルオリ
ジン(STO)を複数個持ち,そのいずれのSTOを使うか
を,アクセスで使われるベースレジスタ番号によって索
引されるアクセスレジスタの内容によって決定するもの
である。
第4図により,その概要を説明する。まず命令21によ
り指定されるベースレジスタ番号により指定されるアク
セスレジスタ番号22を選択し,その内容のアクセスリス
トエントリトークンALETを用いて実記憶空間に置かれた
アクセスリスト23を索引する。アクセスリスト23の情報
はSTOを指定する情報であり,それにより1つのSTO24を
選択し,セグメントテーブル25を決定するものである。
しかし第4図の方式は,アクセスリストの参照処理に
時間を要するため,アクセスをさらに高速化するために
はアクセスレジスタの内容の一部とSTOとを対にして記
憶する変換緩衝機構ALBが通常の場合導入される。
第5図は,そのような変換緩衝機構ALBの概要を示
す。
第5図において,ALB27は,アクセスレジスタ22の内容
の一部のALET(アクセスリストエントリトークン)とST
Oとを対にして登録するものであり,命令21から取り出
したベースレジスタ番号によりアクセスレジスタ22を選
択すると,その内容のALETを用いてALB27を検索する。A
LB27がヒットした場合,読み出されたデータからSTOを
取り出す。またミスヒットした場合は,ALETを用いて,
アクセスリストを参照し,STOを求める。
ここでアクセスレジスタの内容により実記憶空間内の
アクセスリストを索引し,その結果を変換緩衝機構ALB
に登録するための機能をすべてハードウェアにより実現
しようとすると著しいハードウェア量の増大を招く。
また上記変換過程において,実記憶空間内のアクセス
リスト索引時に必要とされる機能は,データのフェッ
チ,ビットの検査,数値の比較など既に存在するハード
ウェア機能と同様なものであるため,専用回路を設けた
ならば類似の回路の二重にもつ無駄が生じる。
さらに上記変換過程を試験するために,変換中に見つ
かった例外をコンディションコードで報告し,変換例外
識別コードを指定されたレジスタに挿入する命令が必要
となるが,このような命令を実行するための制御回路
は,著しく複雑なものとなる。たとえばこのような命令
には以下に述べるTAR命令,LRA命令,TPROT命令と呼ばれ
るものがある。
TAR命令は,新規に作成したアクセスリストを試験す
る命令であり,ALET情報を指定して索引し,結果の正否
を調べるものである。
LRA命令は,仮想アドレスから実アドレスを求める命
令であり,OSがある仮想アドレスを使用できるかどうか
を試験するために発行し,その仮想アドレスが使用でき
ない場合,即ち変換例外を起こした場合にはコンディシ
ョンコードCCで応答させ,そのアドレスを指定したレジ
スタに格納するものである。
そしてTPROT命令は,プロテクションキーを指定した
結果の正否を試験する命令である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は,アクセスレジスタ変換により,複数のアド
レス空間に存在するデータを参照する仮想記憶方式の命
令処理装置において,ハードウェアの増加と制御回路の
複雑化を招くことなしにアクセスレジスタ変換処理を実
現し,高いコストパフォーマンスを得ることを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は,アクセスレジスタを用いる変換緩衝機構
(ALB)のミスヒット時に実記憶空間のアクセスリスト
を参照してALBに登録する処理やTAR,LRA,TPROTなどのア
クセスレジスタ変換試験命令の制御を,既存のハードウ
ェア回路を利用して実現するものである。
第1図は本発明の原理図である。
1は,命令処理装置である。
2は,命令レジスタである。
3は,アクセスレジスタ(AR)である。
4は,アクセスレジスタ変換緩衝機構(ALB)であ
る。
5は,マイクロプログラムルーチンにより動作する命
令実行制御部である。
6は,アクセスレジスタ変換処理過程にあることを表
示するARプロセスラッチ(AR_PROC−LCH)である。
7は,プログラム割込みコード(PGMIC)である。
8は,主記憶装置である。
9は,アクセスリストである。
10は,エミュレートルーチン走行領域である。
11は,プログラム割込みエミュレートルーチンであ
る。
12は,プログラム割込み情報である。
命令実行制御部5は,AR変換過程でALB4がミスヒット
するときおよびTAR,LRA,TPROTなどのAR変換試験命令の
実行時にARプロセスラッチ6をONにセットし,AR変換過
程中であることを意味させる。また変換処理の終了ある
いはAR変換試験命令の実行終了によりARプロセスラッチ
6をOFFにリセットする。
プログラム割込みコード7は,AR変換例外を示すフラ
グ(Tビット)と,AR変換試験命令実行中であることを
示すフラグ(Sビット)とを有し,それぞれの事象発生
時に値を設定される。
プログラム割込み情報12は,プログラム割込みコード
とAR変換試験命令の識別情報とを含み,プログラム割込
み発生時に設定される。
プログラム割込みエミュレートルーチン11は,一般命
令実行中のAR変換例外発生時およびAR変換試験命令の実
行時にプログラム割込みにより起動され,プログラム割
込み情報12を参照して,所定の処理をエミュレートす
る。
〔作 用〕
第1図において,一般命令実行中に,アクセスレジス
タの内容の一部とSTOを対にして登録した変換緩衝機構
(ALB)がヒットしなかった場合,もしくはAR変換の試
験のための命令(TAR,LRA,TPROT命令など)が実行され
る場合に,命令実行制御部5において起動されるマイク
ロプログラムルーチンによりARプロセスラッチをセット
する。
もしAR変換中に例外を検出した場合には,AR変換中の
例外であることを示すフラグ(Tビット)とともに,AR
変換試験命令の実行中であることを示すフラグ(Sビッ
ト)と該AR変換例外を識別するプログラム割込みコード
とプログラム割込みエンミュレートルーチンが走行する
主記憶領域上に格納し,プログラム割込みエミュレート
ルーチンを呼び出す。
プログラム割込みエミュレートルーチンでは,Tビット
があって,Sビットがない場合には通常のプログラム割込
みのエミュレートを行い,Tビットがあって,Sビットがあ
る場合にはコンディションコードを変更し,変換例外識
別コードを指定されたレジスタに挿入しAR変換試験命令
のエミュレートを行う。
〔実施例〕
第2図に本発明の1実施例によるハードウェア構成を
示す。
図示された回路は命令実行パイプラインのWサイクル
(D,A,T,B,E,Wサイクルのパイプラインにおけるもの)
における要部構成を示したものである。
WXCはWサイクルのExceptionコードを保持するレジス
タであり,WXV(W Exception Valid)があるときその
内容はシフトされ,PGMICレジスタに保持され,そこから
主記憶上へと格納される。
AR_PROCESSラッチは,命令実行制御のマイクロプログ
ラムにより,セット,リセットされ,WXVがあるときWXC
とともにTビットとしてPGMICレジスタに格納され,AR変
換の途中で例外が検出されたことを示す。
またAR_PROCESSラッチとWXV信号によりW_NULLIFY信号
が生成され,PSW IARの更新を禁止し,無効化をする。W
_OPCODEはNR_OPCODEレジスタにシフトされ保持されデコ
ードされて主記憶上に格納される。
またW_OPCODEは直接デコードされ,TAR,LRA,TPROTなど
のAR変換試験命令を識別したとき,PGMICレジスタのSビ
ットをセットし,AR変換試験命令が実行されたことを示
す。
PGMICレジスタ上のTビットは,FORCE_HPV_ON_PX信号
を生成し,プログラム割込みエミュレートルーチンの走
行するステート(ハイパーバイザHPVモード)へとステ
ートをスイッチする。
〔発明の効果〕
以上本発明によれば,AR変換中に例外が検出された場
合およびAR変換試験命令が実行された場合,必要な情報
を主記憶上に格納することができ,割込みエミュレート
ルーチンに効率よく制御を渡すことができる。
これにより,特別な専用ハードウェアを設けることな
く,エミュレートルーチンによりAR変換例外処理やAR変
換試験処理を実行することができるため,コストパフォ
ーマンスの良い複数アドレス空間を操作可能な仮想記憶
方式の命令処理装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図,第2図は本発明の1実施例に
よるハードウェア構成図,第3図は従来のコントロール
レジスタによるアドレス空間指定方式の説明図,第4図
は従来のアクセスレジスタを用いてアドレス空間を指定
するAR変換処理方式の説明図,第5図は従来のAR変換緩
衝機構の説明図である。 第1図中, 1:命令処理装置 2:命令レジスタ 3:アクセスレジスタ(AR) 4:アクセスレジスタ変換緩衝機構(ALB) 5:命令実行制御部 6:ARプロセスラッチ(AR_PROC_LCH) 7:プログラム割込みコード 8:主記憶装置 9:アクセスリスト 10:エミュレートルーチン走行領域 11:プログラム割込みエミュレートルーチン 12:プログラム割込み情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−78642(JP,A) 特開 昭59−140564(JP,A) 特開 昭56−33736(JP,A) 日経コンピュータ 1988年9月12日号 (日経BP社、1988年)p.105−109 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 12/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】命令の主記憶オペランドの有効アドレスを
    求める際に、ベースレジスタ番号によってアクセスレジ
    スタを索引し、該索引されたアクセスレジスタの内容に
    よりアドレス空間を指定するセグメントテーブルオリジ
    ン(STO)を求めるアクセスレジスタ変換により、複数
    のアドレス空間に存在するデータを参照する仮想記憶方
    式の命令処理装置において、 上記アクセスレジスタ変換の処理過程中である事を表示
    する第1の手段と、 該第1の手段がアクセスレジスタ変換の処理過程中であ
    ることを表示している間にプログラム割込み例外の検出
    を行う第2の手段と、 該第2の手段がプログラム割込み例外を検出した場合、
    アクセスレジスタ変換の処理過程中のプログラム割込み
    例外であることを示す情報と、該プログラム割込み例外
    の内容を識別する情報とを含むプログラム割込みコード
    を、プログラム割込みエミュレートルーチンが走行する
    主記憶領域上に格納する第3の手段とを備えることを特
    徴とする命令処理装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)において、プログラム割込み
    例外は一般命令実行時にアクセスレジスタを用いる変換
    緩衝機構(ALB)がヒットしなかった場合および予め定
    められたアクセスレジスタ変換試験命令が実行された場
    合であることを特徴とする命令処理装置。
JP1244486A 1989-09-20 1989-09-20 命令処理装置 Expired - Fee Related JP2980327B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1244486A JP2980327B2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 命令処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1244486A JP2980327B2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 命令処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03105644A JPH03105644A (ja) 1991-05-02
JP2980327B2 true JP2980327B2 (ja) 1999-11-22

Family

ID=17119384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1244486A Expired - Fee Related JP2980327B2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 命令処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2980327B2 (ja)

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
日経コンピュータ 1988年9月12日号(日経BP社、1988年)p.105−109

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03105644A (ja) 1991-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4779188A (en) Selective guest system purge control
JP4021769B2 (ja) 仮想マシン・モニタとゲスト・オペレーティング・システムの間のアドレス空間の競合を解決するための方法
KR100816781B1 (ko) 다중 명령어 세트를 사용한 데이터 처리
US5317754A (en) Method and apparatus for enabling an interpretive execution subset
CN100397368C (zh) 无效存储器,清除缓冲区表项
US5991757A (en) Method and system for searching an array for an array value
EP0145960B1 (en) Selective guest system purge control
US7089539B2 (en) Program instruction interpretation
US8205032B2 (en) Virtual machine control structure identification decoder
US5226132A (en) Multiple virtual addressing using/comparing translation pairs of addresses comprising a space address and an origin address (sto) while using space registers as storage devices for a data processing system
US8438340B2 (en) Executing atomic store disjoint instructions
KR100864891B1 (ko) 다중 명령 세트 시스템에서의 미처리된 연산 처리
US8180980B2 (en) Device emulation support within a host data processing apparatus
US20070156386A1 (en) Linearization of page based memory for increased performance in a software emulated central processing unit
WO2020198224A1 (en) Processor having multiple operating modes
JP2980327B2 (ja) 命令処理装置
JPH06332803A (ja) 仮想計算機システムにおけるtlb制御方法
US5815729A (en) Method and apparatus for on the fly descriptor validation
JPS5911944B2 (ja) 仮想計算機のシミュレ−ション方式
JPH03185539A (ja) データ処理装置
JPH0223425A (ja) 命令の書きかえ検出回路
JPH10283253A (ja) 制御装置
JPH04160655A (ja) 例外検出方式
WO1987003395A2 (en) Computer stack arrangement

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees