JPS5911944B2 - 仮想計算機のシミュレ−ション方式 - Google Patents

仮想計算機のシミュレ−ション方式

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JPS5911944B2
JPS5911944B2 JP54108404A JP10840479A JPS5911944B2 JP S5911944 B2 JPS5911944 B2 JP S5911944B2 JP 54108404 A JP54108404 A JP 54108404A JP 10840479 A JP10840479 A JP 10840479A JP S5911944 B2 JPS5911944 B2 JP S5911944B2
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  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、仮想計算機を実現するシステムに卦いて、ホ
スト計算機が仮想計算機の特定の命令をシミユレートす
るとき、そのシミユレーシヨンを高速で行い得るように
した仮想計算機のシミユレーシヨン方式に関するもので
ある。
特に、本発明は、ホスト計算機が仮想計算機の各オペレ
ーテイングシステムに対して主記憶の連続した領域を占
有的に割当てるようにし、各仮想計算機は割当てられた
領域のみをアクセスするように、ハードウエアによるア
ドレス変換機構卦よびアドレス指定例外を検出する計算
機システムに卦いて、仮想計算機のオペレーティングシ
ステムの実行中に発行される特定命令を仮想計算機の管
理プログラムへ割出してシミユレートする場合における
シミユレーシヨンの高速化に関するものである。第1図
は本発明の前提としている計算機システムの主記憶割当
を示すものであつて、MSは主記憶、BASEはベース
・レジスタ、LIMITはリミツト・レジスタ、MPR
FXは第1のプレフイクス・レジスタ、PREFXは第
2のプレフイクス・レジスタ、Mは仮想計算機、MMは
仮想計算機モニタをそれぞれ示している。
ベース(BASE)レジスタ、リミツト (LIMIT)レジスタは仮想計算機に割当てられた領
域の先頭アドレス、最終アドレスを保持しているレジス
タであり、中央処理装置が該仮想計算機のプログラムを
実行中に主記憶をアクセスするときのアドレス変換に使
用される。
またMPRFXレジスタは仮想計算機モニタ(MM)の
プレフイクス領域を指定するプレフイクス・レジスタで
あり、仮想計算機モニタの動作中のプレフイクシングあ
るいは、仮想計算機のプログラムの動作中の割込時のプ
レフイクシングにおいて使用される。PREFXレジス
タは仮想計算機のプレフイクス領域を指定するプレフイ
クス・レジスタであり、割込時以外た卦いて、仮想計算
機のプログラムの動作中のプレフイクシヨンに卦いて使
用される。またVMN領域には複数のオペレーテイング
システム(VMプログラム)を動作させるための管理プ
ログラム(VMMプログラム)が卦かれ、M#1,VM
#2、・・・・・・VM#1領域には各仮想計算機のオ
ペレーテイングシステムが卦かれる。Mプログラムの実
行中であるかVMMプログラムの実行中であるかによつ
て主記憶アクセス時のアドレシングが異なるため、いず
れのプログラムの実行中であるかを識別するために、動
作状態が定義される。MMプログラム実行中にはホスト
マシンの主記憶全体のアクセスが可能であるのに対し、
Mプログラム実行中はそのVMに割当てられた領域内の
みをアクセス可能であるように制御される。そのM力珀
分の領域外をアクセスしようとするとアドレス指定例外
が認識され、そのVMに報告される。CPUの動作状態
は第2図に示されている。
CPUはMM状態あるいはM状態で動作する。すなわち
MM状態はVMMプログラムの実行中であることを示し
、M状態はMプログラムの実行中であることを示してい
る。VM状態に卦いて割込みが発生するとVMM状態に
遷移し、MM状態に}いて特定の命令RTN命令が実行
されるとVM状態へ遷移する。上記の状態はCPU内部
に保持された1ビツトの記憶機能の値により識別される
。次にCPUの主記憶アクセス時のアドレス変換につい
て述べる。第3図は実施例に卦けるアドレス変換過程を
示したものである。第3図aはM状態(割込時を除く)
に卦けるアドレス変換である。システム絶対アドレスは
主記憶装置上に割付けられたアドレスに対応するもので
あり、他のアドレスは、システム絶対アドレスに変換さ
れて主記憶アクセスが行なわれる。
システム絶対アドレスはMMプログラムは認識できるが
、VMプログラムには認識できない。VMプログラムで
認識できるアドレスは論理アドレス(VM)、実アドレ
ス(VM)、絶対アドレス(VM)だけで奈力、それぞ
れ従来の計算機に卦ける論理アト゛レス、実アドレス、
絶対アドレスに対応するものである4。5DAT、プレ
フイクシング(M)も従来のDynamicAddre
ssTranslatiO,Prefixingに対応
する変換であう、それぞれMの提供するDATテーブル
、プレフイクス値を使用して行なわれる。
′2アドレスげたはかせ2は上記絶対アドレスに対して
第1のBASEレジスタの内容を加算する変換である。
この加算結果がLIMITレジスタの内容より大きいと
アドレス例外が認識される。したがつてMプログラムが
動作中は、そのVMに割当てられた領域以外の領域への
アクセスはハードウエアによつて禁止される。BASE
レジスタ、LIMITレジスタは、Mの数に関係なくC
PU内部に一組だけ装備すれば十分であり、あるMが別
のMにデイスパツチされるときに、MMによつてもAS
Eレ゛ジスタ、LIMITレジスタに次に実行されるM
に割当てられた領域の先頭アドレス、最終アドレス(シ
ステム絶対アドレス)がロードされる。第3図bはMM
状態、及びM状態(割込時)に卦けるアドレス変換過程
である。まずVMM状態に卦けるアドレツシングを述べ
る。VMMプログラムの論理アドレス(VMM)に対し
てはDATは行なわない。従つて論理アドレス(VMM
)は即実アドレス(MM)とみなされ、実アドレス(M
M)はプレフイクシング(MM)による変換が行なわれ
てシステム絶対アドレスとなる。プレフイクシング(M
M)はホスト計算機がマルチプロセシングシステムのと
き必要なものである。プレフィシング(VMM)で使わ
れるプレフイクス値はMMのプレフイクス領域を示す値
である。次に割込時のアドレツシングについて述べる。
VM状態で割込が発生すると、割込み処理に使用される
アドレスは実アドレス(MM)とみなされ、プレフイク
シング(VMM)が行なわれる。同時にM状態からMM
状態への遷移が発生し、に制御が移る。
VMM状態で割込が発生した場合は、同様にプレフイク
シング(MM)が行われるが、状態遷移は発生しない。
次に本発明の特徴とする仮想計算機の特定命令のシミユ
レーシヨンで行なつている高速化について述べる。第4
図はM状態で出された特権命令が、プログラム割込を発
生させ、MMのシミユレーシヨン・ルーチンによる処理
が行われる様子を表わしている。該シミユレーシヨン・
ルーチンはVMM状態で動作するため、命令、オベラン
ドプエツチのための主記憶アクセスはすべて実アドレス
(MM)で行なわれる。図中4、@、Oで示されるよう
にシミユレーシヨンのために、該特権命令の出されたV
M領域へのアクセスがたびたび行なわれる。M領域への
アクセスのために、該シミユレーシヨン・ルーチンはM
のアドレス変換をシミユレートしなければならない。M
領域へのアクセスのシミユレートは第5図に示す通りで
ある。プログラム割込時にMMのブレフイクス領域に格
納された旧PSWをとり出し、DATが指示されている
かどうかを調べ、もし指示されているならば、M(7)
DATテーブルを使つてオペランドの実アドレスの計算
をしなければならない。この時のアドレス計算は第6図
イ,口に示されている。この計算をプログラムで実行す
るのは非常にオーバヘツドが大きく、シミユレーシヨン
の効率が悪くなるのは明らかである。本発明は、上記の
考察に基づくものであつて、シミユレーシヨンの際に必
要とされるオペレーテイング・システム上の論理アドレ
スから主記憶上のシステム絶対アドレスへの変換を、高
速で行い得るようにした仮想計算機のシミユレーシヨン
方式を提供することを目的としている。
そしてそのため、本発明の仮想計算機のシミユレーシヨ
ン方式は、複数のオペレーテイング・システムと、該オ
ペレーテイング・システムを管理する管理プログラムと
を備え、該管理プログラムの下に上記複数のオペレーテ
イング・システムを1つの計算機上に時分割的に動作さ
せると共に、複数のオペレーテイング・システムのそれ
ぞれに対して主記憶上の連続した領域を占有的に割当て
るようにし、且つアドレス変換のために、上記管理プロ
グラムの実行時又は割込時に使用される第1のプレフイ
クス・レジスタ、上記オペレーテイング・システムの実
行中に使用される第2のプレフイクス・レジスタ、セグ
メント・テーブル・アドレスを保持するコントロール●
レジスタ、該コントロール●レジスタを使用して動的ア
ドレス変換を行う動的アドレス変換機構、オペレーティ
ング・システムに割当てられた領域の先頭アドレスを保
持するベース・レジスタ、並びにオペレーテイング・シ
ステムに割当てられた最終アドレスを保持するリミツト
・レジスタを有する仮想計算機システムに卦いて、上記
オペレーテイング・システムの実行中に発生したプログ
ラム割込時に、上記第1のブレフイクス・レジスタの指
定する領域に割込みを惹起した命令を特定できる情報を
格納すると共に、上記管理プログラムのシミユレーシヨ
ン・ルーチンによつてロード・リアル・アドレス命令が
発行されたとき、上記動的アドレス変換機構内のTLB
によつてアドレス変換ができなかつた場合には、上記コ
ントロール・レジスタ内のセグメント・テーブル・アド
レスと上記ロード●リアル・アドレス命令で指定される
論理アドレスのセグメント・インデツクス部とを上記動
的アドレス変換機構の加算器で加算し、当該加算結果と
上記第2のプレフイクス・レジスタの内容とを上記動的
アドレス変換機構内のプレフイクス処理手段に入力して
プレフイクス処理を行い、当該プレフィクス処理結果と
上記ベース・レジスタの内容とを上記加算器で加算して
セグメント・テーブル・エントリのシステム絶対アドレ
スを算出し、当該セグメント・テーブル・エントリのシ
ストム絶対アドレスと上記リミツト・レジスタの内容と
を上記動的アドレス変換機構のアドレス例外検出手段に
入力してアドレス例外のチエツクを行い、アドレス例外
が検出されなかつたときには上記セグメント・テーブル
・エントリのシステム絶対アドレスを用いて主記憶をリ
ード・アクセスして該当するセグメント・テーブル・エ
ントリを読出し、読出されたセグメント・テーブル・エ
ントリ内のページ・テーブル・アドレスと上記論理アド
レスのページ・インデツクス部とを上記加算器で加算し
、当該加算結果と上記第2のプレフイクス・レジスタの
内容とを上記プレフイクス処理手段に入力してプレフイ
クス処理を行い、当該プレフイクス処理結果と上記ベー
ス・レジスタの内容とを上記加算器で加算してページ・
テーブル・エントリのシステム絶対アドレスを算出し、
当該ページ・テーブル・エントリのシステム絶対アドレ
スと上記リミツト・レジスタの内容とを上記アドレス例
外検出手段に入力してアドレス例外のチエツクを行い、
アドレス例外が検出きれなかつたときには上記ページ・
テープ,ル・エントリのシステム絶対アドレスを用いて
主記憶をリード・アクセスして該当するページ・テーブ
ル・エントリを読出すことを特徴とするものである。以
下、本発明を図面を参照しつつ説明する。本発明を要約
すると、本発明の第1の工夫は、アドレス計算に伴うオ
ーバヘツドを少なくするため第6図で示されている処理
を1つの命令(LRA命令)で処理できるようにしたこ
とである。
従来LRA(LOADREALADDRSS)命令では
第6図の4,5,0,0の部分を除いたものが処理され
ていた。また本発明の第2の工夫はM状態で割込が発生
した場合、シミユレーシヨンに必要な情報を、割込時M
Mのプレフイクス領域にハードウエアにより格納するよ
うにしたことである。このため実施例では命令のオペレ
ーシヨンコード卦よび該命令の論理アドレス(M)を格
納している。次に本発明の実施例を図面により説明する
第7図は仮想計算機システムとして動作する実計算機・
・−トウエアの1実施例プロツク図である。図中、1は
主記憶装置、2は記憶制御ユニツト(SCU)、3は命
令ユーツト(1)、4は実行ユニツト(E)、5はコン
ソール、6はチヤンネル制御ユニツト(CHC)、7は
入出力装置(1/0)である。本発明は、第7図に卦い
て、主として記憶制御ユニツト(SCU)に関する。次
に記憶制御ユニツト(SCU)のプロツク構成を第9図
に示す。
第9図に卦いて、10はTBLレジスタ、11はCRI
レジスタ、12はCHRレジスタ、13はRGN−1D
レジスタ、14はベースレジスタとリミツトレジスタ、
15はAMRレジスタ、16は選択ゲート、17はDA
T加算器、18はVM用プレフイクレジスタ、18′は
MM用プレフイクスレジスタ、19はTRレジスタ、2
0は比較回路、21はプレフイクス回路、22は比較回
路、23はSTO−1Dレジスタ、24はLARレジス
タ、25は選択ゲート、26はTLBバツフア、27と
28は比較回路、29はTWRレジスタ、30は選択ゲ
ートである。TBLレジスタ10は主記憶より読出した
アドレス変換テーブルのデータを保持するレジスタであ
る。CRlレジスタ11はアドレス変換テーブルのセグ
メント長}よびセグメントテーブル先頭アドレスを保持
するレジスタである。CHRレジスタ12はチヤネルか
らメモリアクセス要求があつたとき、アドレス卦よびデ
ータを保持するレジスタである。RGN−1Dレジスタ
13はチャネルからメモリアクセス要求が生じたときチ
ヤネルからアドレスとともに送られてくるリージヨン識
別子を保持するレジスタである。AMRl5はチヤネル
から送られて来たアドレスを修飾する情報を保持するレ
ジスタである。STO−1Dレジスタ23は中央処理装
置に用意されているSTOスタツクのうち現在有効なS
TO番号を保持するレジスタである。STO−1D23
はTLB26中に保持されているIDと比較されて対応
するTLBエントリが該当するものであるかどうかチエ
ツクされる。LARレジスタ24は中央処理装置から主
記憶内のオペランドや命令にアクセスするときの論理ア
ドレスを保持するレジスタである。このレジスタはTL
Bの内容との比較卦よびDATテーブルのアクセス時に
使用される。TLB26は主記憶内のDATテーブルを
索引することなくアドレス変換を高速に行うためのバツ
フアである。TLB26は論理アドレスの一部の情報を
使用して索引され、TLB26の1エントリには論理ペ
ージアドレスのうち索引に使用されなかつたビツト、論
理ページアドレスに対応する物理ページアドレス卦よび
TLBのエントリが登録されたとき有効であつたSTO
−1Dの値等が格納されている。通常、LARレジスタ
24内の論理アドレスはTLB26を索引して物理アド
レスに変換される。TWRレジスタ29はTLB26を
リード/ライトするときに使用されるレジスタである。
第9図の動作は以下の通bである。まずM状態に卦ける
論理アドレス(M)の変換遍程を述べる。プログラム内
で指定されたベース・レジスタ、インデツクス・レジス
タ卦よびページ内相対アドレスをもとにして実効的な論
理アドレスがハードウエアによりもとめられてLARレ
ジスタ24にセツトされる。この論理アドレスはセグメ
ント番号、ページ番号、ページ内相対アドレスに分けて
考えることができる。そしてセグメント番号の一部卦よ
びページ番号が選択ゲート25を通してTLB26に与
えられ対応するTLBエントリ一を読出す。そしてTL
Bから読出された論理アドレス部とLARレジスタ内の
TLB索引に使用されなかつたセグメント番号の一部と
が比較回路27により比較される。同時にSTO−1D
レジスタ23の内容とTLBエントリ中のID部とが比
較回路28により比較される。そして比較回路27訃よ
び28が共に一致出力を発するときTLBによるアドレ
ス変換は成功し、TLBエントリ中の物理アドレス部と
LARレジスタ24内のページ内相対アドレスとが選択
ゲート30により結合されて、主記憶をアクセスするた
めの物理アドレスとなる。この求められた物理アドレス
により主記憶がアクセスされ動作が進行する。一方、比
較回路27卦よび28の少なくともいずれか一方が一致
出力を発しないときTLBによるアドレス変換は失販す
る。このときには、主記憶に格納されているアドレス変
換テーブル(セグメントテーブル、ページテーブル)を
読出して物理アドレスを作成することになる。まず、C
Rlレジスタ11に保持されているセグメントテーブル
先頭アドレスとLARレジスタ24内に保持されている
セグメント番号をDAT加算器17で加算し、加算結果
をTRに一時保持する。そしてTRレジスタ19の内容
について、プレフイクスレジスタ18、比較回路20、
プレフイクス回路21により、周知のプレフィクス処理
を行なう。その後、プレフイクス処理されたTRレジス
タ19の内容とBASEレジスタ14の内容をDAT加
算器17で加算し、加算結果を再びTRレジスタ19に
保持する。そしてこのTRレジスタ19の内容とLIM
ITレジスタ14の内容を比較回路22で比較する。も
しTRレジスタ19の内容がLIMITレジスタ14の
内容より大きければアドレス指定例外が発生し、アドレ
ス変換は中止される。
一方、正常な場合はTRレジスタ19はシステム絶対ア
ドレスを保持しており、これを選択ゲート30を経由し
て主記憶に送り、主記憶内のセグメントテーブル中から
セグメントテーブルエントリを読出しTBLレジスタ1
0に保持する。そしてTBLレジスタ中に読出されたセ
グメントテーブルエントリ中の一部ビツトがページテー
ブルの先頭アドレスとなつているので、これとLARレ
ジスタ24中のページ番号をDAT加算器17で加算し
、加算結果をTRレジスタ19に一時保持する。そして
TRレジスタ19の内容について前記と同様なプレフイ
クス処理を行い、プレフイクス処理されたTRレジスタ
の内容とBASレジスタ14の内容をDAT加算器17
で加算し、加算結果を再びTRレジスタ19は保持する
。そしてこのTRレジスタ19の内容とLIMITレジ
ス夕14の内容を再び比敏回路22で比較、し、前記と
同様にアドレス指定例外の有無を判定する。アドレス例
外が発生しなければ処理を続行する。いまTRレジスタ
19はシステム絶対アドレスを保持して}り、これを選
択ゲート30を介して主記憶に送り、主記憶内のベージ
テーブル中からベージテーブルエントリを読出しTBL
レジスタ10に保持する。そしてTBLレジスタ中に読
出されたページテーブルエントリ中の一部ビツトが実ペ
ージアドレスの上位ビツトに対応するものであるから、
これについて前述と同様にプレフイクス処理、BASE
レジスタ14の内容の加算、LIMITレジスタとの比
較処理を行なう。アドレス指定例外が発生しなければT
Rレジスタ19は、TBLレジスタ中のページテーブル
エントリの一部ビツトとBASEレジスタ14の値を加
算した値を保持して卦り、この値を選択ゲート30へ送
力、LAR24内のページ内相対アドレスと結合するこ
とにより主記憶の物理アドレスが求められこの対応関係
がTLBK登録される。これによりアドレス変換が終了
する。次にMM状態で出されるLRA(IJOADRE
ALADDRESS)命令の処理について述べる。第8
図にLRA命令の様式が示されている。LRA命令は、
命令で示されているベース・レジスタの内容、インデツ
クス・レジス ニタの内容卦よびデイスプレイスメント
を加算し、加算して得られた論理アドレスを実アドレス
(VM)に変換し、これを命令で指定されているレジス
タにセツトするものである。この命令の処理はM状態で
の変換でページテ;ーブルエントリ−を取り出すところ
までの処理が実行される。
これによつてMM状態でLRA命令を実行すると、ハー
ドウエア土に保持されたアドレス変換情報(セグメント
・テーブル・アドレス、ブレフィクス値、BASEアド
レス、LIMIT5アドレス)を使用し、ハードウエア
により高速に変換処理が行なわれるため、シミユレーシ
ヨンでアドレス計算に費やされたオーバヘツドが低減で
きる。またシミユレーシヨンに費やされるオーバヘツド
を低減するためにVM状態で発生した割込,時に命令の
オペレーシヨンコード卦よび命令のオペランドの論理ア
ドレスを他の割込情報と同時に格納する。以上の説明か
ら明らかなように、本発明によれば、各オペレーテイン
グシステムの論理アドレスから主記憶上のシステム絶対
アドレスへの変換するための処理をハードウエア機構で
制御しているので上記変換が高速化できること、卦よび
プログラム割込みを惹起した特権命令を特定する情報例
えばオペレーシヨン・コード卦よびオペレーシヨン・ア
ドレスを仮想計算機モニタのプレフイクス領域に格納し
ているので、仮想計算機モニターがこれらの情報を容易
にアクセスすることが出来ることなどの効果が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の前提としている仮想計算機システムの
主記憶割当てを示す図、第2図は仮想計算機の動作状態
を示す図、第3図は本発明が適用される仮想計算機シス
テムに卦けるアドレス変換過程を示す図、第4図はM状
態で出された特権命令がプログラム割込みを発生させ、
MMのシミユレーシヨン・ルーチンで処理される様子を
説明する図、第5図はM領域へのアクセスのシミユレー
トを示す図、第6図はDATテーブルを用いてシステム
絶対アドレスを求めるための処理過程を示す図、第7図
は仮想計算機システムとして動作する実計算機・・−ト
ウエアの1実施例プロツク図、第8図はロード・リアル
・アドレス命令の形式を示す図、第9図は記憶制御ユニ
ツトの1実施例のプロツク図である。 1・・・・・・主記憶装置、2・・・・・・記憶制御ユ
ニツト、3・・・・・・命令ユニツト、4・・・・・・
実行ユニツト、5・・・・・・コンソール、6・・・・
・・チヤンネル制御ユニツト、7゜゜゛゛入出力装置、
10・・・・・・TBLレジスタ、11・・・・・・C
Rlレジスタ、12・・・・・・CHRレジスタ、13
・・・・・・RGN−1Dレジスタ、14・・・・・・
ベース・レジスタとリミツト・レジスタ、15・・・・
・・AMRレジスタ、16・・・・・・選択ゲート、1
7・・・・・・DAT加算器、18・・・・・・M用プ
レイクズレジスタ、18′・・・・・・MM用プレフイ
クスレジスタ、19・・・・・・TRレジスタ、20・
・・・・・比較回路、21・・・・・・プレフイクス回
路、22・・・・・・比較回路、23・・・・・・ST
O−1Dレジスタ、24・・・・・・LARレジスタ、
25・・・・・・選択ゲート、26・・・・・・TLB
バツフア、27と28・・・・・・比較回路、29・・
・・・・TWRレジスタ、30・・・・・・選択ゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数のオペレーテイング・システムと、該オペレー
    ティング・システムを管理する管理プログラムとを備え
    、該管理プログラムの下に上記複数のオペレーティング
    ・システムを1つの計算機上に時分割的に動作させると
    共に、複数のオペレーティング・システムのそれぞれに
    対して主記憶上の連続した領域を占有的に割当てるよう
    にし、且つアドレス変換のために、上記管理プログラム
    の実行時又は割込時に使用される第1のプレフイクス・
    レジスタ、上記オペレーティング・システムの実行中に
    使用される第2のプレフイクス・レジスタ、セグメント
    ・テーブル・アドレスを保持するコントロール・レジス
    タ、該コントロール・レジスタを使用して動的アドレス
    変換を行う動的アドレス変換機構、オペレーティング・
    システムに割当てられた領域の先頭アドレスを保持する
    ベース・レジスタ、並びにオペレーティング・システム
    ムに割当てられた最終アドレスを保持するリミット・レ
    ジスタを有する仮想計算機システムにおいて、上記オペ
    レーティング・システムの実行中に発生したプログラム
    割込時に、上記第1のプレフイクス・レジスタの指定す
    る領域に割込みを惹起した命令を特定できる情報を格納
    すると共に、上記管理プログラムのシミュレーション・
    ルーチンによつてロード・リアル・アドレス命令が発行
    されたとき、上記動的アドレス変換機構内のTLBによ
    つてアドレス変換ができなかつた場合には、上記コント
    ロール・レジスタ内のセグメント・テーブル・アドレス
    と上記ロード・リアル・アドレス命令で指定される論理
    アドレスのセグメント・インデックス部とを上記動的ア
    ドレス変換機構の加算器で加算し、当該加算結果と上記
    第2のプレフイクス・レジスタの内容とを上記動的アド
    レス変換機構内のプレフイクス処理手段に入力してプレ
    フイクス処理を行い、当該プレフイクス処理結果と上記
    ペース・レジスタの内容とを上記加算器で加算してセグ
    メント・テーブル・エントリのシステム絶対アドレスを
    算出し、当該セグメント・テーブル・エントリのシステ
    ム絶対アドレスと上記リミット・レジスタの内容とを上
    記動的アドレス変換機構のアドレス例外検出手段に入力
    してアドレス例外のチェックを行い、アドレス例外が検
    出されなかつたときには上記セグメント・テーブル・エ
    ントリのシステム絶対アドレスを用いて主記憶をリード
    ・アクセスして該当するセグメント・テーブル・エント
    リを読出し、読出されたセグメント・テーブル・エント
    リ内のページ・テーブル・アドレスと上記論理アドレス
    のページ・インデックス部とを上記加算器で加算し、当
    該加算結果と上記第2のプレフィクス・レジスタの内容
    とを上記プレフイクス処理手段に入力してプレフイクス
    処理を行い、当該プレフイクス処理結果と上記ベース・
    レジスタの内容とを上記加算器で加算してページ・テー
    ブル・エントリのシステム絶対アドレスを算出し、当該
    ページ・テーブル・エントリのシステム絶対アドレスと
    上記リミット・レジスタの内容とを上記アドレス例外検
    出手段に入力してアドレス例外のチェックを行い、アド
    レス例外が検出されなかつたときには上記ページ・テー
    ブル・エントリのシステム絶対アドレスを用いて主記憶
    をリード・アクセスして該当するページ・テーブル・エ
    ントリを読出すことを特徴とする仮想計算機のシミュレ
    ーション方式。
JP54108404A 1979-08-25 1979-08-25 仮想計算機のシミュレ−ション方式 Expired JPS5911944B2 (ja)

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JP54108404A JPS5911944B2 (ja) 1979-08-25 1979-08-25 仮想計算機のシミュレ−ション方式

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