JP2979427B2 - 腕測定型脈波検出装置 - Google Patents

腕測定型脈波検出装置

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JP2979427B2
JP2979427B2 JP2217901A JP21790190A JP2979427B2 JP 2979427 B2 JP2979427 B2 JP 2979427B2 JP 2217901 A JP2217901 A JP 2217901A JP 21790190 A JP21790190 A JP 21790190A JP 2979427 B2 JP2979427 B2 JP 2979427B2
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pressure sensor
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隆 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は腕測定型脈波検出装置の構造に関するもので
ある。
〔発明の概要〕 本発明は脈波検出装置本体と、本体を腕に装着するた
めのバンドと、バンドに取付けられた状態で腕に押し付
けられて脈波を検出し、該検出信号を本体へ送るための
圧力センサとを有する腕測定型脈波検出装置において、
バンドの巻き上げ機構を設けることにより、装着する人
の腕の太さに合わせて、圧力センサの腕への押圧力の調
整を可能とし、脈波検出の安定化を図ることを目的とし
ている。
〔従来の技術〕
従来第8図に示すように、本体1と、バンド3と、本
体1とは離れた所でバンド3に取り付けられた圧力セン
サ11とからなる腕測定型脈波検出装置が知られていた。
例えば実開昭58−188004号公報などに従来のこのような
構造が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、従来の腕測定型脈波検出装置では、装着する
人の腕の太さとバンドの長さがマッチングしていない
と、装着しても圧力センサ部に十分な押圧力が得られな
いか又は逆に押圧力が強すぎて不快感を感じる等の課題
があった。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、この発明は本体とバンド
と、バンドに取付けられた圧力センサとを有する腕測定
型脈波検出装置において、バンドの巻き上げ機構を有す
る構成とし、装着する人の腕の太さに合わせて、圧力セ
ンサの腕への押圧力の調整を可能とし、脈波検出の安定
化が図れるようにした。
〔作用〕
上記のように構成された腕測定型脈波検出装置におい
ては、腕に装着後に巻き上げ機構を動作させバンドの長
さを短くしていくことにより、バンドが腕に十分にフィ
ットする状態が得られ、これにより圧力センサの腕への
押圧力が適正となり、脈波検出が安定化することにな
る。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図はバンド巻き上げ機構を示す図で、ケ
ース1に巻上げ軸2が回転可能に支持されている。巻上
げ軸2にはバンド3の一端が巻き取り可能な状態で、接
着その他の手段により固定されている。巻上げ軸2には
ラチェット車4が取付けられ、これと係合するラチェッ
ト爪5及びラチェット爪5をラチェット車4に押しつけ
るためのラチェットばね6は、ラチェット軸7により軸
支されている。ラチェット爪5の爪と反対側の部分に対
向してボタン8がケース1に保持されている。巻き上げ
軸2の一端はケース1を貫通し、先端にはつまみ9が取
付けられ、さらに反対側には戻しばね10が設けられてい
る。
第3図及び第4図は脈波検出装置全体を示す図で、バ
ンド3の内側に圧力センサ11が取付けられており、リー
ド線12で本体のケース1に接続されている。
次に動作について説明する。第2図においてハンド3
を十分伸ばした状態でバンド3の輪の中に腕を通し、つ
まみ9を矢印Aの方向に回す。これにより巻き上げ軸2
も回転し、バンド3が巻き上げられる。このときラチェ
ット車4もラチェット爪5を逃がしながら回転する。そ
して、つまみ9の回転を中断すると戻しばね10の力によ
り矢印Aの反対方向に戻ろうとする力が働く。ここで、
ラチェット車4はラチェット爪5でロックされるためバ
ランス状態で停止し、巻き上げがほどけることは無い。
さらにつまみ9を回すと、バンド3が巻き上げられ、腕
13にフィットした状態で巻き上げを中止する。これによ
り、圧力センサ11は適正な力で動脈14に押圧され、押圧
力不足による検出ミスや逆に押圧力過大による不快感な
どの恐れがなくなる。次に腕からはずす場合は、ボタン
8を押すことにより、ラチェット爪5が回転してラチェ
ット車4との係合が解除される。そして、戻しばね10の
力により軸2は矢印Aと反対の方向に回転し、バンド3
が伸びて腕からはずすことが可能となる。
第5図は本発明の他の実施例を示す図で、巻き上げ機
構は第1図乃至第4図の場合と同様である。ここで、巻
き上げ機構は本体ケース1と一体に構成するのでなく、
本体ケース1とはほぼ反対側の位置に巻き上げユニット
15を配置したものである。この場合の動作は第1図乃至
第4図の場合と同様である。ただし、バンド3の巻き上
げが圧力センサ11の近くで行なえるため、セッティング
が容易に行なえるという効果がある。さらに、本体ケー
ス1に巻き上げ機構がなくなるため、本体は小型ですっ
きりとした外観とすることができる。
第6図は他の実施例を示す図である。バンド3はゴム
状に伸縮自在な材質でできており、戻しばね10は無い構
成となっている。その他の構成については第1図乃至第
4図の場合と同様である。この場合つまみ9を回してバ
ンド3を巻き上げていき、腕13にフィットした状態にな
る。すると、バンド3はゴム状のため、バンド3自身が
矢印Aと反対の方向に力を及ぼすことになる。このため
戻しばねは不用となり部品点数の削減となる。さらに、
バンド3自身に軽い張力が働くため、腕が動くなどした
場合にも圧力センサ11の押圧力が安定して得られるとい
う効果を有する。
第7図はバンドのロック機構についての他の実施例を
示す断面図で、ケース1のバンド3を通す開口部にブレ
ーキ板22をケース1に設けたブレーキ軸23を中心に回動
可能に設けてある。ケース1には凸部1aを設け、ブレー
キ板22の対向部分にも凸部22aを形成し、両者の表面は
ブレーキのかかりやすい凹凸面に仕上げてある。バンド
3を矢印A方向に巻き上げるときは、ブレーキ板22は矢
印a方向に逃げるため巻き上げ可能となる。ここで、巻
き上げを終えるとバンド3には矢印B方向に張力が働
く。このため、ブレーキ板22は矢印bの方向に回転力が
与えられ、凸部1aと凸部22aでバンド3をはさむように
なる。そして、バンド3にはブレーキ力がかかり、バン
ドはほどけることがない。巻き上げをほどくときはブレ
ーキ板22を強制的に矢印a方向に逃がした状態でバンド
3を引き出せば良い。この場合もラチェット機構などの
複雑な部品が不要で、簡単な構造で実現できるという効
果がある。
〔発明の効果〕
この発明は、以上説明したようにバンドに取りつけた
圧力センサで脈波を検出する腕測定型脈波検出装置にお
いて、ラチェットを備えた巻き上げ軸で、バンドを巻き
上げる機構を設けることにより、装着する人の腕の太さ
に合わせて、圧力センサの腕への押圧力の調整を可能と
し、脈波検出の安定化が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の脈波検出装置のバンド巻き上げ機構の
平面図、第2図は本発明の脈波検出装置のバンド巻き上
げ機構の断面図、第3図は本発明の脈波検出装置の平面
図、第4図は本発明の脈波検出装置の断面図、第5図乃
至第7図は本発明の他の実施例を示す図である。第8図
は従来の脈波検出装置の断面図である。 1……ケース(本体) 2……巻上げ軸 3……バンド 4……ラチェット車 5……ラチェット爪 6……ラチェットばね 7……ラチェット軸 8……ボタン 9……つまみ 10……戻しばね 11……圧力センサ 12……リード線 13……腕 14……動脈 15……巻上げユニット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脈波検出装置本体と、本体を腕に装着する
    ためのバンドと、バンドに取付けられ腕の体表動脈の脈
    波を検出する圧力センサとを有する腕測定型脈波検出装
    置において、 前記圧力センサと腕との押圧力を調整するためのバンド
    の巻き上げ機構と、 前記押圧力を維持するためのバンドの緩み防止機構と、 前記押圧力を解除する巻き上げ解除機構と を設けたことを特徴とする腕測定型脈波検出装置。
JP2217901A 1990-08-18 1990-08-18 腕測定型脈波検出装置 Expired - Fee Related JP2979427B2 (ja)

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