JP2978234B2 - 同期位相合わせ装置 - Google Patents
同期位相合わせ装置Info
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- JP2978234B2 JP2978234B2 JP2304319A JP30431990A JP2978234B2 JP 2978234 B2 JP2978234 B2 JP 2978234B2 JP 2304319 A JP2304319 A JP 2304319A JP 30431990 A JP30431990 A JP 30431990A JP 2978234 B2 JP2978234 B2 JP 2978234B2
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- pulse
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- video camera
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオカメラ駆動装置とケーブルで接続し
た複数のビデオカメラとの同期位相合わせ、およびケー
ブル長による信号遅れ補正を行う同期位相合わせ装置に
関する。
た複数のビデオカメラとの同期位相合わせ、およびケー
ブル長による信号遅れ補正を行う同期位相合わせ装置に
関する。
従来の技術 従来は、第2図のようにビデオカメラ1の信号から同
期分離回路2で同期信号を分離し、その同期信号でPLL3
(Phase Locked Loop)を働かせて、ビデオカメラ1と
ビデオカメラ駆動装置4間の同期を合わせるという手段
をとっていた。
期分離回路2で同期信号を分離し、その同期信号でPLL3
(Phase Locked Loop)を働かせて、ビデオカメラ1と
ビデオカメラ駆動装置4間の同期を合わせるという手段
をとっていた。
また、従来のこの種のケーブル補償方法としては、特
開昭54−97325号公報に記載されているように、遅延量
測定用パルス発生部と、そのパルスがカメラから戻って
くる戻りタイミングパルスとの位相差を表すゲートパル
ス発生回路と、カウンタとにより、その位相差の期間を
カウンタでクロック計数することでカメラケーブルによ
る遅延時間の測定を行うように構成されていた。
開昭54−97325号公報に記載されているように、遅延量
測定用パルス発生部と、そのパルスがカメラから戻って
くる戻りタイミングパルスとの位相差を表すゲートパル
ス発生回路と、カウンタとにより、その位相差の期間を
カウンタでクロック計数することでカメラケーブルによ
る遅延時間の測定を行うように構成されていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来のPLL3を使用した同期位相合わせでは、
カメラ駆動装置側で、カメラ映像毎にPLL3が必要なた
め、ビデオカメラ1が多くなると高価になってしまうと
いう問題があった。さらにビデオカメラ1の同期信号か
らPLL3をかける手段では、複数の映像信号間で同期を合
わせたい場合、ビデオカメラ駆動装置4から、ビデオカ
メラに対して同期パルス(例えばVD)を送る必要がある
が、その場合、ケーブルの長さにより映像信号の遅れが
異なるため、ビデオカメラ駆動装置4側で各映像信号間
の位相が合わないという問題があった。
カメラ駆動装置側で、カメラ映像毎にPLL3が必要なた
め、ビデオカメラ1が多くなると高価になってしまうと
いう問題があった。さらにビデオカメラ1の同期信号か
らPLL3をかける手段では、複数の映像信号間で同期を合
わせたい場合、ビデオカメラ駆動装置4から、ビデオカ
メラに対して同期パルス(例えばVD)を送る必要がある
が、その場合、ケーブルの長さにより映像信号の遅れが
異なるため、ビデオカメラ駆動装置4側で各映像信号間
の位相が合わないという問題があった。
また、ケーブルによる遅延時間測定用に、遅延量測定
パルスをカメラへ送り、その戻りタイミングとの位相差
からケーブル遅延時間を計数する構成では、カメラへ送
る遅延量測定用のパルス発生回路やカウンタが必要にな
る上、カメラ番号やアラーム等の情報を同期パルス期間
に重畳させる場合、遅延量測定用パルスや戻りタイミン
グパルス等が邪魔になったり、それらパルスとの情報を
分離させる回路が必要になるので、装置が複雑かつ高価
になるという問題があった。
パルスをカメラへ送り、その戻りタイミングとの位相差
からケーブル遅延時間を計数する構成では、カメラへ送
る遅延量測定用のパルス発生回路やカウンタが必要にな
る上、カメラ番号やアラーム等の情報を同期パルス期間
に重畳させる場合、遅延量測定用パルスや戻りタイミン
グパルス等が邪魔になったり、それらパルスとの情報を
分離させる回路が必要になるので、装置が複雑かつ高価
になるという問題があった。
課題を解決するための手段 本発明は上記問題を解決するために、ビデオカメラ駆
動装置に、ビデオカメラへ送る同期パルスと同一系統の
水平同期パルスとビデオカメラから分離した水平同期パ
ルスとの位相差を検出する手段と、その検出レベルをA/
D変換しマイコンにより、ビデオカメラ毎に検出レベル
が最小になるようビデオカメラへの同期パルスの位相を
変化させる同期パルス位相可変保持装置を備えたもので
ある。
動装置に、ビデオカメラへ送る同期パルスと同一系統の
水平同期パルスとビデオカメラから分離した水平同期パ
ルスとの位相差を検出する手段と、その検出レベルをA/
D変換しマイコンにより、ビデオカメラ毎に検出レベル
が最小になるようビデオカメラへの同期パルスの位相を
変化させる同期パルス位相可変保持装置を備えたもので
ある。
作用 したがって、本発明によれば、ビデオカメラから分離
した同期パルスとビデオカメラへ送る同期パルスとの位
相差を検出して、その検出レベルから、映像信号の遅れ
が打ち消されるようにビデオカメラへの同期パルスの位
相を変化させることによって、映像信号の遅れによる位
相ずれを合わせることができるという効果を有すると同
時に、ビデオカメラ駆動装置から複数のビデオカメラへ
同期パルスを送ることで、複数のビデオカメラ間の同期
および位相を合わせることができるという効果を有す
る。
した同期パルスとビデオカメラへ送る同期パルスとの位
相差を検出して、その検出レベルから、映像信号の遅れ
が打ち消されるようにビデオカメラへの同期パルスの位
相を変化させることによって、映像信号の遅れによる位
相ずれを合わせることができるという効果を有すると同
時に、ビデオカメラ駆動装置から複数のビデオカメラへ
同期パルスを送ることで、複数のビデオカメラ間の同期
および位相を合わせることができるという効果を有す
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第
1図において、1および2はビデオカメラであり、ケー
ブル3,4によってビデオカメラ駆動装置5に接続してい
る。6はビデオカメラ1,2の映像信号から同期パルスを
分離する同期分離回路であり、その出力と同期信号発生
器7が位相差検出部8へつながり、さらに検波回路9,AD
変換器10,マイコン11へ接続している。12は位相可変部1
2および位相保持部13でマイコン11によって制御され、
ビデオカメラ1,2へその信号が送られる。次に上記実施
例の動作について説明する。ビデオカメラ1の映像信号
から同期分離回路6で水平同期パルスを分離し、この信
号と同期信号発生器7で作られた水平同期パルスとを位
相差検出器8で位相差量として検出し、検波回路9で強
度レベルに変換する。つまり検波回路9出力では、位相
差が大きい場合大きいレベルになり、位相差が小さい場
合小さいレベルに変換されるので、この強度レベルをAD
変換器10を介してマイコン11にそのレベルを取り込み、
位相可変部12をマイコン11によって変化させ、山登り法
で検波レベルが最小になる位相値を見出し、その値が位
相保持部13にセットされる。別のビデオカメラ2につい
ても同様な動作で、ビデオカメラ2の位相値を見出し、
その値をビデオカメラ2の位相値として位相保持部13に
セットする。
1図において、1および2はビデオカメラであり、ケー
ブル3,4によってビデオカメラ駆動装置5に接続してい
る。6はビデオカメラ1,2の映像信号から同期パルスを
分離する同期分離回路であり、その出力と同期信号発生
器7が位相差検出部8へつながり、さらに検波回路9,AD
変換器10,マイコン11へ接続している。12は位相可変部1
2および位相保持部13でマイコン11によって制御され、
ビデオカメラ1,2へその信号が送られる。次に上記実施
例の動作について説明する。ビデオカメラ1の映像信号
から同期分離回路6で水平同期パルスを分離し、この信
号と同期信号発生器7で作られた水平同期パルスとを位
相差検出器8で位相差量として検出し、検波回路9で強
度レベルに変換する。つまり検波回路9出力では、位相
差が大きい場合大きいレベルになり、位相差が小さい場
合小さいレベルに変換されるので、この強度レベルをAD
変換器10を介してマイコン11にそのレベルを取り込み、
位相可変部12をマイコン11によって変化させ、山登り法
で検波レベルが最小になる位相値を見出し、その値が位
相保持部13にセットされる。別のビデオカメラ2につい
ても同様な動作で、ビデオカメラ2の位相値を見出し、
その値をビデオカメラ2の位相値として位相保持部13に
セットする。
このように、上記実施例によれば、複数のビデオカメ
ラ1,2間の同期およびケーブル長3,4の違いによる複数の
ビデオカメラ1,2間の位相ずれを、ケーブルの遅延時間
測定用の特別なパルスとこのパルスを計数するカウンタ
などを用いることなく合わせることができる。つまり、
ケーブルの遅延時間測定用パルスをカメラに送る同期パ
ルスと兼用するので、安価かつ簡単な回路によって実現
することができるという利点を有する。
ラ1,2間の同期およびケーブル長3,4の違いによる複数の
ビデオカメラ1,2間の位相ずれを、ケーブルの遅延時間
測定用の特別なパルスとこのパルスを計数するカウンタ
などを用いることなく合わせることができる。つまり、
ケーブルの遅延時間測定用パルスをカメラに送る同期パ
ルスと兼用するので、安価かつ簡単な回路によって実現
することができるという利点を有する。
上記実施例では、位相差検出に水平同期パルスを用い
ているが垂直同期パルスでも同様の効果を得ることがで
きる。
ているが垂直同期パルスでも同様の効果を得ることがで
きる。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、ビデオカメ
ラへ送る同期パルスの位相を、ケーブル長の違いによる
映像信号の遅れが打ち消されるよう制御することにより
複数のカメラ間の同期および位相を合わせることがで
き、ケーブルの遅延時間測定用パルスをカメラに送る同
期パルスと兼用するので、安価かつ簡単な回路によって
実現することができるという効果を有する。
ラへ送る同期パルスの位相を、ケーブル長の違いによる
映像信号の遅れが打ち消されるよう制御することにより
複数のカメラ間の同期および位相を合わせることがで
き、ケーブルの遅延時間測定用パルスをカメラに送る同
期パルスと兼用するので、安価かつ簡単な回路によって
実現することができるという効果を有する。
第1図は本発明の一実施例における同期位相合わせ装置
のブロック図、第2図は従来の同期位相合わせ装置のブ
ロック図である。 1,2……ビデオカメラ、5……ビデオカメラ駆動装置、
6……同期分離回路、7……同期信号発生器、12……位
相可変部、13……位相保持部。
のブロック図、第2図は従来の同期位相合わせ装置のブ
ロック図である。 1,2……ビデオカメラ、5……ビデオカメラ駆動装置、
6……同期分離回路、7……同期信号発生器、12……位
相可変部、13……位相保持部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−97325(JP,A) 特開 平2−137482(JP,A) 特開 平1−251881(JP,A) 特開 平1−213075(JP,A) 特開 平2−70176(JP,A) 特開 昭62−18870(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】複数のビデオカメラの映像信号から水平同
期パルスを分離する複数の同期分離手段と、前記複数の
ビデオカメラへケーブルを介して送る同期パルスと同一
のクロックから作られた水平同期パルスと前記ビデオカ
メラの映像信号から分離した水平同期パルスとの位相差
を検出する手段と、この位相差を検波しこの検波レベル
が最小になるよう前記ビデオカメラへ送る同期パルスの
位相を変化させると共に前記同期パルスの位相可変量を
保持する複数の位相可変保持手段を備えた同期位相合わ
せ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2304319A JP2978234B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 同期位相合わせ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2304319A JP2978234B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 同期位相合わせ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04175069A JPH04175069A (ja) | 1992-06-23 |
JP2978234B2 true JP2978234B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=17931596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2304319A Expired - Fee Related JP2978234B2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 同期位相合わせ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2978234B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5332447B2 (ja) * | 2008-09-25 | 2013-11-06 | 富士ゼロックス株式会社 | 撮像装置、内視鏡装置および制御装置 |
JP5326463B2 (ja) * | 2008-09-25 | 2013-10-30 | 富士ゼロックス株式会社 | 撮像装置、内視鏡装置および制御装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5497325A (en) * | 1978-01-19 | 1979-08-01 | Nec Corp | Cable compensation system of television image pickup unit |
JPS6218870A (ja) * | 1985-07-17 | 1987-01-27 | Sharp Corp | 位相同期装置 |
JPH01213075A (ja) * | 1988-02-22 | 1989-08-25 | Nec Corp | テレビジョン撮像装置 |
JPH01251881A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-06 | Toshiba Corp | 遠隔駆動型固体撮像装置 |
JPH0270176A (ja) * | 1988-09-06 | 1990-03-09 | Ikegami Tsushinki Co Ltd | テレビ信号発生機器用位相調相装置 |
JPH02137482A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-25 | Canon Inc | カメラシステム |
-
1990
- 1990-11-08 JP JP2304319A patent/JP2978234B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04175069A (ja) | 1992-06-23 |
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