JP2977827B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2977827B2 JP63277050A JP27705088A JP2977827B2 JP 2977827 B2 JP2977827 B2 JP 2977827B2 JP 63277050 A JP63277050 A JP 63277050A JP 27705088 A JP27705088 A JP 27705088A JP 2977827 B2 JP2977827 B2 JP 2977827B2
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義直 大明
博文 宮永
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶レンズ,液晶絞り,液晶フィルター,
液晶シャッター等の液晶素子を備えた内視鏡に関する。
〔従来の技術〕
この種従来の内視鏡としては、例えば特開昭60−5392
1号公報又は特開昭60−76888号公報に記載のものがあ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来例は何れも内視鏡先端部内に設け
た液晶素子と手元操作部側にある駆動部(電源等)との
間を電源ラインで接続していたため、最も細径化が要求
される可撓性中間部の細径化が困難であるという問題が
あった。又、電源ラインを用いているため、断線や接触
不良が発生し易くて故障し易いという問題もあった。
本発明は上記問題点に鑑み、液晶素子を用いても、可
撓性中間部の細径化が容易であり、故障もし難い内視鏡
を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本発明による内視鏡は、液晶素子と、受光部を有し該
受光部への入射光量に応じて該液晶素子への供給電圧が
変化する電源装置とを先端部内に配設したことにより、
可撓製中間部内に液晶素子駆動用の電源ラインを通さず
に済むようにしたものである。
〔実施例〕 以下、図示した実施例に基づき本発明を詳細に説明す
る。
第1図はファイバースコープとして構成された第1実
施例を示しており、1は先端硬性部1a,可撓性中間部1b,
操作部1c,接眼部1d,ユニバーサルコード1eからなる内視
鏡本体、2はユニバーサルコード1eにより内視鏡本体1
と着脱自在に接続された光源装置である。
3は先端硬性部1a内に配設された対物光学系であっ
て、その中に液晶絞り又は液晶レンズ等の液晶素子4を
含んでいる。5は先端硬性部1aの端面に配設されていて
図示しない物体からの反射光を受けその量に応じた電圧
を発生する太陽電池,フォトトランジスタ,フォトダイ
オード等の光電変換素子、6は先端硬性部1a内に配設さ
れていて光電変換素子5で発生した直流電圧を交流電圧
に変換して液晶素子4に印加する発振器であって、液晶
素子4がネマテイック液晶,スメクティック液晶,コレ
ステリック液晶を用いている場合はその劣化を防止して
寿命を長くするために交流を印加する方が良く、そのた
め発振器6が必要であるが、PLZT等の強誘電性液晶を用
いている場合は劣化の心配がないので直流印加で良く、
発振器6は不要である。本願実施例では、液晶素子4は
電圧の印加により遮光部が可逆的に変化することによ
り、透過光量を変化させる液晶絞りを設定している。し
かし、これに限定されるものではなく屈折率を可逆的に
変化させる液晶レンズ、分光透過特性を変化させる液晶
フィルタなどであっても良い。尚、液晶素子4は、印加
電圧が高い時は絞り径が小さく又は正のパワーが強くな
り、印加電圧が低い時は絞り径が大きく又は正のパワー
が弱くなるように設定されているものとするが、この逆
の動作をするようにしても良い。7は入射端面が対物光
学系3による結像面と一致し且つ射出端面が接眼部1d近
傍に配置されたイメージガイドファイバー束、8はイメ
ージガイドファイバー束7の射出端付近に配置された接
眼レンズである。そして、以上の部材が結像・観察系を
構成している。又、光電変換素子5は対物光学系3内に
配置しても良い。
9は光源装置2内に配設されたランプ、10は入射端が
ランプ9の近傍に配置され且つ射出端が先端硬性部1a内
に配置されたライトガイドファイバー束、11は先端硬性
部1aの端面に配置されていてライトガイドファイバー束
10から射出された光を図示しない物体面に照射する照明
レンズであって、これらが照明系を構成している。
本実施例は上述の如く構成されているから、物体が近
点にある場合は物体からの反射光量が大になるので液晶
素子4への印加電圧が高くなり、その結果液晶素子4は
絞り径が小さく又は正のパワーが強くなるので結像光量
が減少し、近点観察に適合した状態となる。一方、物体
が遠点にある場合は物体からの反射光量が小になるので
液晶素子4への印加電圧が低くなり、その結果液晶素子
4の絞り径が大きく又は正のパワーが弱くなるので十分
な光量が確保され、遠点観察に適合した状態となる。
以上、本実施例の動作原理について説明したが、本実
施例は可撓性中間部1b内に液晶素子駆動用の電源ライン
を通さずに済むので、可撓性中間部1bの細径化が容易で
ある。又、電源ラインを用いていないので、断線や接触
不良等の故障も発生し難い。
第2図はビデオスコープとして構成された第2実施例
を示しており、12は対物光学系3による結像面に配置さ
れた固体撮像素子、13は光源装置2内に配置され且つラ
イン14を介して固体撮像素子12と接続されていて固体撮
像素子12からの信号を画像信号に変える画像処理回路、
15は画像処理回路13からの画像信号を受けて画像を表示
するテレビモニタである。16は対物光学系3内に配置さ
れていて固体撮像素子12へ入射しようとする赤外光をカ
ットする赤外光カットフィルタである。そして、本実施
例の場合、赤外光領域に敏感な光電変換素子5を用いて
おり、そのため光電変換素子5は対物光学系3内であっ
て赤外光カットフィルタ16の前に配置されている。
第3図はファイバースコープとして構成された第3実
施例を示しており、これは照明光の一部を液晶素子駆動
用のエネルギーとして用いると共に、その量を任意に制
御するようにしたものである。即ち、照明用のライトガ
イドファイバー束10に沿って液晶素子駆動制御用の光を
伝送するライトガイドファイバー束17が密接配置されて
いると共に、該ファイバー束17の射出端面近傍に光電変
換素子5が配置され且つ該ファイバー束17とランプ9と
の間に電気シャッター,電気絞り等の光量制御素子18が
配置され、更に該光量制御素子18を制御するための制御
部19が光源装置2に外部から操作できるようにして設け
られている。尚、制御部19は操作部1cに設けても良い。
又、ライトガイドファイバー束17の代りにライトガイド
ファイバー束10の一部を代用するようにしても良い。
第4図はアダプター式ファイバースコープとして構成
された第4実施例を示しており、これは先端硬性部1aを
途中で分割して先端部をアダプター20とし、該アダプタ
ー20に液晶素子4,光電変換素子5,発振器6を設けて成る
ものである。
第5図(A)及び(B)はアダプター式ファイバース
コープとして構成された第5実施例を示しており、これ
はアダプター20に液晶素子4,液晶素子4を駆動する駆動
回路21,駆動回路21に接続された電源電池22,入射光量の
大小により駆動回路21をON.OFFするCdS,SBC等のスイッ
チング用光電変換素子23を設け、内視鏡本体1にイメー
ジガイドファイバー束7に沿って液晶素子制御用のライ
トガイドファイバー束17を密接配置すると共に、その入
射端面近傍(手元操作部内)にLED,LD等の発光素子24を
配置し且つ射出端面を光電変換素子23の近くに位置せし
めて成るものである。従って、本実施例では、発光素子
24をON−OFFさせると光電変換素子23が作動して駆動回
路21をON−OFFさせるので、第3実施例と同様に手元操
作部から液晶素子4を制御することができる。
尚、発光素子24の発光量を調整可能にし、光電変換素
子23の発光電圧の変化により駆動回路21で発生する液晶
素子4への印加電圧が変化するようにすれば、連続的な
制御も可能である。
第6図(A)はファイバースコープとして構成された
第6実施例を示しており、これは第5実施例において液
晶素子制御用のライトガイドファイバー束17の代りにイ
メージガイドファイバー束7の一部を代用するようにし
たものであって、発光素子24の光はミラー25を介してイ
メージガイドファイバー束7の一部に入射せしめられる
ようになっている。第6図(B)はその場合のイメージ
ガイドファイバー束7の射出端面像であって、斜線部は
ミラー25に対応している。ファイバースコープではファ
イバー束が回転してもその上下がわかるようにするため
にファイバー束による視野の一部を暗くして目印とする
ことがあるので、発光素子24の光を通す部分の面積が目
印と同等の面積なら大きく視野を塞いで見にくくするよ
うな虞れはない。かえって、従来その部分は使われてい
なかったのであるから、これはファイバー束の有効利用
になる。又、制御用信号としてイメージガイドファイバ
ー束7の一部を通す光の波長は、ファイバー束7を通過
する波長であれば可視,赤外等を問わないが、ファイバ
ー束7の対物光学系3側の面で射出した光がどこかで反
射して再びファイバー束7に入り、ファイバー束7によ
る見えに悪影響を与えるようであれば、可視よりも赤外
を選ぶ方が良い。又、電源電池の消耗を少なくするに
は、各種センサーを付加して、使用時のみONとなるよう
にすれば良い。
尚、本発明は、硬性鏡にも適用できることは言うまで
も無い。又、液晶素子をライトガイドファイバー束の射
出端面と照明レンズとの間に設けて照明光量を制御する
ようにしても良い。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明による内視鏡は、液晶素子を用い
ても、可撓性中間部の細径化が容易であり、故障もし難
いという実用上重要な利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による内視鏡の第1実施例の概略断面
図、第2図乃至第4図は夫々第2乃至第4実施例の概略
断面図、第5図(A)及び(B)は夫々第5実施例の概
略断面図及び要部拡大図、第6図(A)及び(B)は夫
々第6実施例の概略断面図及びそのイメージガイドファ
イバー束の射出端面像である。 1……内視鏡本体、1a……先端硬性部、1b……可撓性中
間部、1c……操作部、1d……接眼部、1e……ユニバーサ
ルコード、2……光源装置、3……対物光学系、4……
液晶素子、5……光電変換素子、6……発振器、7……
イメージガイドファイバー束、8……接眼レンズ、9…
…ランプ、10,17……ライトガイドファイバー束、11…
…照明レンズ、12……固体撮像素子、13……画像処理回
路、14……ライン、15……テレビモニタ、16……赤外光
カットフィルタ、18……光量制御素子、19……制御部、
20……アダプター、21……駆動回路、22……電源電池、
23……スイッチング用光電変換素子、24……発光素子、
25……ミラー。
フロントページの続き (72)発明者 宮永 博文 東京都渋谷区幡ケ谷2―43―2 オリン パス光学工業株式会社内 (72)発明者 高橋 進 東京都渋谷区幡ケ谷2―43―2 オリン パス光学工業株式会社内 (72)発明者 島津 久乃 東京都渋谷区幡ケ谷2―43―2 オリン パス光学工業株式会社内 審査官 峰 祐治 (56)参考文献 特開 昭60−53921(JP,A) 特開 昭60−76888(JP,A) 特開 昭57−139317(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 23/24 - 23/26 A61B 1/04 362

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶素子と、受光部を有し該受光部への入
    射光量に応じて前記液晶素子への供給電圧が変化する電
    源装置とを先端部内に配設したことを特徴とする内視
    鏡。
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