JP2976094B2 - ミキサーに於ける被撹拌物の残量検知装置 - Google Patents

ミキサーに於ける被撹拌物の残量検知装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、セメントに、
砂と水、或いは、これらに砂利等を加えて撹拌混練され
るコンクリート、モルタル等や、芝生、草花等を植生す
るための緑化用客土に種子等を混入して撹拌される緑化
用基盤材等の被撹拌物を、撹拌ドラムに内装した撹拌羽
根体の回転動作によって撹拌する際に、撹拌ドラム内の
被撹拌物の量が少なくなった場合に、これを自動的に検
知できるようにしたミキサーに於ける被撹拌物の残量検
知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のミキサーにあっては、例
えば、撹拌ドラム内で撹拌された被撹拌物は、撹拌ドラ
ム底部に設けた吐出口からホース等を介して送給される
ため、撹拌ドラム内の被撹拌物がある程度少なくなった
時に被撹拌物を撹拌ドラム内に補充する必要がある。そ
して、撹拌ドラム内の被撹拌物の残量は、吐出口からの
送給時間等を考慮した作業者の経験によって判断されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、被撹拌物の
撹拌ドラム内への補充時期の判断に熟練を要し、補充時
期の判断が難しい等の難点があった。従って、被撹拌物
の補充時期が明確に判断できるようにして、被撹拌物の
撹拌作業を効率良く行えるようにする必要があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、前述
の如き課題を達成すべく創出されたもので、請求項1記
載の残量検知装置にあっては、セメントに、砂と水、或
いは、これらに砂利等を加えて撹拌混練されるコンクリ
ート、モルタル等や、芝生、草花等を植生するための緑
化用客土に種子等を混入して撹拌される緑化用基盤材等
の被撹拌物を、撹拌ドラム1に内装した撹拌羽根体の回
転動作によって撹拌できるよう構成されたミキサーに於
いて、撹拌羽根体に連結される回転軸3に固定せしめた
回転基盤5と、この回転基盤5に対して回動自在となる
よう形成されると共に、適宜動力機に連繋されて駆動回
転せしめられる駆動回転体と、回転基盤5に設けたスプ
リング収容部16に収容されると共に、駆動回転体に設
けたスプリング押圧体10によって押圧される弾性スプ
リング15と、駆動回転体に固定した揺動支持部21に
揺動自在に装着されると共に、その一端部が回転基盤5
に連繋される揺動片19と、この揺動片19の他端部に
突設される作動突起20によって押圧可能となるスイッ
チ片26を有するリミットスイッチ25とを備え、駆動
回転体の回転力が、スプリング押圧体10で押圧される
弾性スプリング15を介して回転基盤5に伝達されるよ
う構成すると共に、弾性スプリング15に付与される圧
縮力に応じた弾性変形量に対応して揺動片19が揺動
し、撹拌羽根体による被撹拌物の撹拌抵抗が所定値以下
となったときに、揺動片19の作動突起20がリミット
スイッチ25のスイッチ片26に接触して、撹拌ドラム
1内の被撹拌物の残量が検知できるよう構成する手段を
採用した。
【0005】また、請求項2記載の残量検知装置にあっ
ては、回転基盤5に複数のスプリング収容部16を設け
ると共に、駆動回転体に複数のスプリング押圧体10を
設け、複数のスプリング収容部16やスプリング押圧体
10を回転基盤5や駆動回転体の回転方向に沿って等間
隔に配すると共に、スプリング収容部16とスプリング
押圧体10の間に介装される複数の弾性スプリング15
を回転基盤5や駆動回転体の回転方向に沿うように配す
る手段を採用した。
【0006】
【作用】しかして、請求項1記載の残量検知装置にあっ
ては、回転基盤5は、撹拌羽根体に連結される回転軸3
に固定されて撹拌ドラム1内の撹拌羽根体と共に回転す
る。一方、駆動回転体は、回転基盤5に対して回動自在
となると共に、適宜動力機に連繋されて駆動回転する。
そして、弾性スプリング15は、回転基盤5に設けたス
プリング収容部16に収容されると共に、駆動回転体に
設けたスプリング押圧体10によって押圧される。すな
わち、駆動回転体の駆動回転力が、スプリング押圧体1
0、弾性スプリング15、スプリング収容部16を介し
て回転基盤5に伝達され、それから、回転羽根体に伝達
される。更に、揺動片19は、駆動回転体に固定した揺
動支持部21に揺動自在に装着されると共に、その一端
部が回転基盤5に連繋され、しかも、その他端部に突設
される作動突起20が、リミットスイッチ25のスイッ
チ片26を押圧するようになる。しかも、揺動片19
は、弾性スプリング15に付与されるスプリング押圧体
10からの圧縮力に応じた弾性変形量に対応して揺動
し、撹拌羽根体による被撹拌物の撹拌抵抗が所定値以下
となったときに、揺動片19の作動突起20がスイッチ
片26に接触して、リミットスイッチ25を作動せしめ
て撹拌ドラム1内の被撹拌物が所定残量となったことを
知らせる。
【0007】また、請求項2記載の残量検知装置にあっ
ては、複数のスプリング収容部16は、回転基盤5にそ
の回転方向に沿って等間隔に配され、複数のスプリング
押圧体10は、駆動回転体にその回転方向に沿って等間
隔に配され、複数の弾性スプリング15は、スプリング
収容部16とスプリング押圧体10の間に介装され、し
かも、回転基盤5や駆動回転体の回転方向に沿うように
配され、駆動回転体の回転力を回転基盤5にバランス良
く伝達する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示例について説明すると、
次の通りである。本発明の残量検知装置は、セメント
に、砂と水、或いは、これらに砂利等を加えて撹拌混練
されるコンクリート、モルタル等や、芝生、草花等を植
生するための緑化用客土に種子等を混入して撹拌される
緑化用基盤材等の被撹拌物を、撹拌ドラム1に内装した
撹拌羽根体の回転動作によって撹拌できるよう構成され
たミキサー(或いは、吹付機)に設けられたものであ
る。しかも、このミキサー(或いは、吹付機)は、例え
ば、蓋付投入口が設けられている撹拌ドラム1内に被撹
拌物を投入し、この被撹拌物を撹拌ドラム1内に回転自
在に軸架されると共に、撹拌ドラム1外に設けた原動機
やモーター等の適宜原動機の駆動力によって回転せしめ
られる撹拌羽根体で撹拌し、この撹拌された被撹拌物
を、撹拌ドラム1底部に設けた吐出口から撹拌ドラム1
外に送給されるよう構成されている。
【0009】そして、本発明の残量検知装置は、撹拌羽
根体に連結される回転軸3の先端部分に(或いは、撹拌
羽根体の回転軸の先端部分)に、キー等を介して固定せ
しめた回転基盤5と、この回転基盤5に対して回動自在
となるよう回転基盤5(或いは、回転軸3)に装着され
ると共に、適宜動力機にチェーン8等を介して連繋され
て駆動回転せしめられるスプロケット7等の駆動回転体
と、回転基盤5に設けた一部が開放されている略箱状の
スプリング収容部16に収容されると共に、駆動回転体
に突設したスプリング押圧体10によって押圧される略
コイルスプリング状の弾性スプリング15と、駆動回転
体に固定した揺動支持部21に揺動自在に装着されると
共に、その一端部が回転基盤5に連繋される(例えば、
スプリング収容部16に突設した突片に連結ピンを介し
て揺動可能に取付けられる連接片18に連結ピンを介し
て連繋される)揺動片19と、この揺動片19の他端部
に突設される略棒状の作動突起20によって押圧可能と
なるスイッチ片26を有すると共に、撹拌ドラム1に固
定されるリミットスイッチ25とを備えたものである。
すなわち、駆動回転体の回転力が、スプリング押圧体1
0で押圧される弾性スプリング15を介して回転基盤5
に伝達されるよう構成すると共に、弾性スプリング15
に付与される圧縮力に応じた弾性変形量に対応して揺動
片19が揺動し、撹拌羽根体による被撹拌物の撹拌抵抗
が所定値以下となったときに、揺動片19の作動突起2
0がリミットスイッチ25のスイッチ片26に接触し
て、撹拌ドラム1内の被撹拌物の残量が所定値となった
ことを検知できるよう構成されている。
【0010】また、本発明の残量検知装置は、回転基盤
5に複数のスプリング収容部16を設けると共に、駆動
回転体に複数のスプリング押圧体10を設け、複数のス
プリング収容部16やスプリング押圧体10を回転基盤
5や駆動回転体の回転方向に沿って等間隔に配すると共
に、スプリング収容部16とスプリング押圧体10の間
に介装される複数の弾性スプリング15を回転基盤5や
駆動回転体の回転方向に沿うように配して構成される。
【0011】図中2は、撹拌羽根体の回転軸を撹拌ドラ
ム1に支持するための軸受部で、図中6は、駆動回転体
(スプロケット7)を回転基盤5に回転自在に装着する
ためのスプロケット押え盤で、図中17は、弾性スプリ
ング15の先端部分に装着されて、スプリング押圧体1
0に当接する押圧体受で、図中22は、スプリング押圧
体10や、スプリング収容部16等を覆うカバーであ
る。
【0012】回転基盤5は、その外周部に外方に突出す
る突出部分を設け、この突出部分にスプリング収容部1
6を設けてある(図2参照)。
【0013】駆動回転体は、図示例では、スプロケット
7を使用しているが、比較的大径の歯車等を用いても良
い。そして、駆動回転体に固定されるスプリング押圧体
10は、スプリング収容部16の開放部分に臨むように
配置される。
【0014】弾性スプリング15は、その殆どの部分が
スプリング収容部16に収容され、その先端部分がスプ
リング収容部16の開放部分より外方に突出するように
形成されている。そして、弾性スプリング15の先端部
分には、押圧体受17が装着され、この押圧体受17
は、スプリング押圧体10に当接されて、スプリング押
圧体10の押圧力が弾性スプリング15に確実に伝わる
ように設けられたものである。
【0015】揺動片19は、図示例では略L字板状を呈
し、そのコーナー部分が駆動回転体に固定されている揺
動支持部21に装着され、揺動片19の基端部分と、ス
プリング収容部16に突設した突片とが連接片18を介
して連繋されている。すなわち、スプリング押圧体10
が弾性スプリング15の弾発力に抗してスプリング収容
部16に接近すると、揺動片19は、その先端部分の作
動突起20が駆動回転体の回転中心に向うように揺動
し、スプリング押圧体10が弾性スプリング15の弾発
力によってスプリング収容部16から離れると、揺動片
19は、その先端部分の作動突起20が駆動回転体の回
転中心から離れるように揺動し、このとき、作動突起2
0がリミットスイッチ25のスイッチ片26に接触する
ように構成されている。
【0016】ところで、残量検知装置の具体的構成、形
状、配設位置、回転軸3の具体的構成、形状、寸法、回
転基盤5の具体的構成、形状、寸法、材質、回転軸3へ
の固定手段、スプロケット押え盤6の具体的構成、形
状、寸法、材質、駆動回転体(スプロケット7)の具体
的構成、形状、寸法、材質、スプリング押圧体10の具
体的構成、形状、寸法、配設位置、数、弾性スプリング
15の具体的構成、形状、寸法、材質、数、スプリング
収容部16の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、
押圧体受17の具体的構成、形状、寸法、材質、連接片
18の具体的形状、寸法、材質、揺動片19の具体的構
成、形状、寸法、材質、作動突起20の具体的形状、寸
法、配設位置、揺動支持部21の具体的構成、形状、寸
法、カバー22の具体的形状、寸法、材質、リミットス
イッチ25の具体的構成、配設位置、スイッチ片26の
具体的構成、形状、寸法等は図示例のもの等に限定され
ることなく適宜自由に設定できるものである。
【0017】本発明の残量検知装置は、前述の如く構成
されており、次にその使用例について説明すると、先
ず、投入口から撹拌ドラム1内に被撹拌物を投入する。
次に、適宜動力機を作動して駆動回転体を回転せしめる
(チェーン8を介してスプロケット7を回転せしめ
る)。すると、駆動回転体の回転力は、スプリング押圧
体10から、弾性スプリング15を介してスプリング収
容部16に伝わって回転基盤5に伝達され、更に、回転
軸3を介して撹拌ドラム1内の撹拌羽根体に伝達され
て、撹拌ドラム1内の被撹拌物を撹拌する。ところで、
撹拌ドラム1内に被撹拌物が多くある場合は、撹拌羽根
体の撹拌抵抗が大きく、そのため、スプリング押圧体1
0が弾性スプリング15を弾性的に圧縮すると共に、ス
プリング収容部16の開放周縁部分に直に当接し、駆動
回転体の回転力が回転基盤5に直接的に伝達されるよう
になる。このとき、揺動片19先端部分の作動突起20
は、駆動回転体の回転中心に接近する揺動状態となっ
て、作動突起20はリミットスイッチ25のスイッチ片
26に接触しないようになっている。
【0018】そして、被撹拌物が撹拌ドラム1の底部の
吐出口から送給されて少なくなった場合は、撹拌羽根体
の撹拌抵抗が漸次小さくなり、そのため、弾性スプリン
グ15の弾性復元力が勝り、弾性スプリング15の先端
部分がスプリング収容部16の開放部分より漸次突出す
るようになると共に、駆動回転体の回転力が弾性スプリ
ング15を介して回転基盤5に伝達されるようになる。
このとき、揺動片19先端部分の作動突起20は、駆動
回転体の回転中心から漸次離れた揺動状態となって、作
動突起20がリミットスイッチ25のスイッチ片26に
接触して、撹拌ドラム1内の被撹拌物が所定量以下であ
ることを作業者に知らせるようになる(尚、場合によっ
ては、適宜動力機の作動を停止せしめる。)。
【0019】
【発明の効果】従って、請求項1記載の残量検知装置
は、セメントに、砂と水、或いは、これらに砂利等を加
えて撹拌混練されるコンクリート、モルタル等や、芝
生、草花等を植生するための緑化用客土に種子等を混入
して撹拌される緑化用基盤材等の被撹拌物を、撹拌ドラ
ム1に内装した撹拌羽根体の回転動作によって撹拌でき
るよう構成されたミキサーに於いて、撹拌羽根体に連結
される回転軸3に固定せしめた回転基盤5と、この回転
基盤5に対して回動自在となるよう形成されると共に、
適宜動力機に連繋されて駆動回転せしめられる駆動回転
体と、回転基盤5に設けたスプリング収容部16に収容
されると共に、駆動回転体に設けたスプリング押圧体1
0によって押圧される弾性スプリング15と、駆動回転
体に固定した揺動支持部21に揺動自在に装着されると
共に、その一端部が回転基盤5に連繋される揺動片19
と、この揺動片19の他端部に突設される作動突起20
によって押圧可能となるスイッチ片26を有するリミッ
トスイッチ25とを備え、駆動回転体の回転力が、スプ
リング押圧体10で押圧される弾性スプリング15を介
して回転基盤5に伝達されるよう構成すると共に、弾性
スプリング15に付与される圧縮力に応じた弾性変形量
に対応して揺動片19が揺動し、撹拌羽根体による被撹
拌物の撹拌抵抗が所定値以下となったときに、揺動片1
9の作動突起20がリミットスイッチ25のスイッチ片
26に接触して、撹拌ドラム1内の被撹拌物の残量が検
知できるよう構成したので、作動突起20の動きによっ
て、リミットスイッチ25のスイッチ片26を作動せし
められ、撹拌ドラム1内の被撹拌物の残量が容易に判断
できるようになり、被撹拌物の補充を熟練を要すること
なく簡単に且つ正確に行え、作業能率の良い被撹拌物の
撹拌作業が行えるものとなる。しかも、残量検知装置
は、簡素で、比較的コンパクトに構成でき、耐久性に優
れ、低廉に提供でき、経済的に優れ、ミキサーに於ける
被撹拌物の残量検知装置として最適なものとなる。
【0020】特に、駆動回転体の回転力が、スプリング
押圧体10で押圧される弾性スプリング15を介して回
転基盤5に伝達されるよう構成すると共に、弾性スプリ
ング15に付与される圧縮力に応じた弾性変形量に対応
して揺動片19が揺動し、撹拌羽根体による被撹拌物の
撹拌抵抗が所定値以下となったときに、揺動片19の作
動突起20がリミットスイッチ25のスイッチ片26に
接触して、撹拌ドラム1内の被撹拌物の残量が検知でき
るよう構成したので、太さ(線材の径、コイルの外径)
や長さ等が異なる弾性スプリング15を利用する(弾性
力が異なる弾性スプリング15を利用する)ことで、検
知できる撹拌ドラム1内の被撹拌物の残量を簡単に設
定、変更できるようになる。
【0021】また、請求項2記載の残量検知装置は、回
転基盤5に複数のスプリング収容部16を設けると共
に、駆動回転体に複数のスプリング押圧体10を設け、
複数のスプリング収容部16やスプリング押圧体10を
回転基盤5や駆動回転体の回転方向に沿って等間隔に配
すると共に、スプリング収容部16とスプリング押圧体
10の間に介装される複数の弾性スプリング15を回転
基盤5や駆動回転体の回転方向に沿うように配したの
で、駆動回転体の回転力を回転基盤5にバランス良く伝
達できるようになると共に、弾性スプリング15の弾性
力をスムーズに発揮できるようになる。
【0022】特に、弾性スプリング15を多数配置する
ことにより、一つの弾性スプリング15にかかる負荷が
少なくなり、弾性スプリング15の耐久性が増すように
なると共に、駆動回転体の大きな回転力を回転基盤5に
安定的に且つ確実に伝達できるようになる、しかも、弾
性スプリング15の数を変更することで、検知できる撹
拌ドラム1内の被撹拌物の残量を簡単に設定、変更でき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の残量検知装置を例示する一部省略正面
図である。
【図2】本発明の残量検知装置を例示する一部省略側断
面図である。
【図3】本発明の残量検知装置を例示する一部省略部分
断面図である。
【図4】本発明の残量検知装置を例示する一部省略部分
断面図である。
【符号の説明】
1 撹拌ドラム 2 軸受
部 3 回転軸 5 回転基盤 6 スプ
ロケット押え盤 7 スプロケット 8 チェ
ーン 10 スプリング押圧体 15 弾性スプリング 16 スプ
リング収容部 17 押圧体受 18 連接
片 19 揺動片 20 作動
突起 21 揺動支持部 22 カバ
ー 25 リミットスイッチ 26 スイ
ッチ片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−83252(JP,A) 実開 平2−57141(JP,U) 実開 平2−52586(JP,U) 実開 昭51−61645(JP,U) 実開 昭49−141174(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01F 15/00 - 15/06 B01F 7/00 - 7/32 G01L 3/14 F16D 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメントに、砂と水、或いは、これらに
    砂利等を加えて撹拌混練されるコンクリート、モルタル
    等や、芝生、草花等を植生するための緑化用客土に種子
    等を混入して撹拌される緑化用基盤材等の被撹拌物を、
    撹拌ドラムに内装した撹拌羽根体の回転動作によって撹
    拌できるよう構成されたミキサーに於いて、撹拌羽根体
    に連結される回転軸に固定せしめた回転基盤と、この回
    転基盤に対して回動自在となるよう形成されると共に、
    適宜動力機に連繋されて駆動回転せしめられる駆動回転
    体と、回転基盤に設けたスプリング収容部に収容される
    と共に、駆動回転体に設けたスプリング押圧体によって
    押圧される弾性スプリングと、駆動回転体に固定した揺
    動支持部に揺動自在に装着されると共に、その一端部が
    回転基盤に連繋される揺動片と、この揺動片の他端部に
    突設される作動突起によって押圧可能となるスイッチ片
    を有するリミットスイッチとを備え、駆動回転体の回転
    力が、スプリング押圧体で押圧される弾性スプリングを
    介して回転基盤に伝達されるよう構成すると共に、弾性
    スプリングに付与される圧縮力に応じた弾性変形量に対
    応して揺動片が揺動し、撹拌羽根体による被撹拌物の撹
    拌抵抗が所定値以下となったときに、揺動片の作動突起
    がリミットスイッチのスイッチ片に接触して、撹拌ドラ
    ム内の被撹拌物の残量が検知できるよう構成したことを
    特徴とするミキサーに於ける被撹拌物の残量検知装置。
  2. 【請求項2】 回転基盤に複数のスプリング収容部を設
    けると共に、駆動回転体に複数のスプリング押圧体を設
    け、複数のスプリング収容部やスプリング押圧体を回転
    基盤や駆動回転体の回転方向に沿って等間隔に配すると
    共に、スプリング収容部とスプリング押圧体の間に介装
    される複数の弾性スプリングを回転基盤や駆動回転体の
    回転方向に沿うように配したことを特徴とする請求項1
    記載のミキサーに於ける被撹拌物の残量検知装置。
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