JP2975245B2 - 竪型炉 - Google Patents

竪型炉

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JP2975245B2
JP2975245B2 JP5300416A JP30041693A JP2975245B2 JP 2975245 B2 JP2975245 B2 JP 2975245B2 JP 5300416 A JP5300416 A JP 5300416A JP 30041693 A JP30041693 A JP 30041693A JP 2975245 B2 JP2975245 B2 JP 2975245B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
    • F27B1/00Shaft or like vertical or substantially vertical furnaces
    • F27B1/005Shaft or like vertical or substantially vertical furnaces wherein no smelting of the charge occurs, e.g. calcining or sintering furnaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
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    • F27B1/10Details, accessories, or equipment peculiar to furnaces of these types

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石灰石、白雲石、マグネ
サイト等の燃焼用竪型炉、特に環状竪型炉の燃焼ゾーン
から出るアルカリ含有循環ガスの循環法に関するもので
あり、ここで燃焼ゾーンからの循環ガスが吸引され予熱
された噴霧ガスの助けによってインゼクターにより竪型
炉に再び供給されることを特徴とする循環ガスの循環方
法に関係している。
【0002】
【従来技術】欧州特許公開公報第0082886号から
は、石灰石燃焼用の環状竪型炉が循環ガスのための循環
装置を備えていることが知られている。この循環装置
は、下方の燃焼ゾーン領域において環状竪型炉の周囲に
配置されているインゼクターを有している。このインゼ
クターは噴霧空気で作動し、この噴霧空気はカプセル送
風機から出て環形路を通ってインゼクターに分配されて
いる。噴霧空気は復熱器中で、約700℃の温度で環状
竪型炉の予熱ゾーンから吸引される廃ガス分流による熱
交換によって予熱される。既知の処置の枠内では、最大
500℃の温度および1.5バール圧を有する噴霧空気
がインゼクターに導入される。インゼクターの混合管内
において、噴霧空気と環状竪型炉から約900から10
00℃までの温度で吸引される循環ガスとの混合が起こ
る。循環ガス中で蒸気形状で含まれているアルカリ化合
物、例えばNa2 O、NaCl、K2 OおよびKClが
混合管中で凝結して、石灰粉じんおよび石灰石の不純物
と硬い付着物を形成する。炉操作を正常に維持するため
には、インゼクターの混合管が規則正しく清浄化されな
ければならない。これが操炉を妨げている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、はじめに記
述された方法をさらに発展させることでインゼクター混
合管内における付着物生成が避けられるようにすること
を課題として基礎に置いている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題の解決のために
本発明は、燃料加熱された燃焼室において噴霧ガスが8
00℃よりも高い温度に加熱されアルカリ凝結温度より
も高い温度で噴霧ガスがインゼクターの混合管中に導入
されることが大切であることを、教示している。また本
発明方法は、より高い噴霧空気温度によって噴霧ガス運
動量および従って噴霧作用がかなり増強されるという特
徴を有している。本発明方法の優れた実施処理によって
噴霧ガスが従来の技術段階と比較してより高い少なくと
も1.8バール(絶対圧)圧でインゼクターに導入され
る時には、さらに噴霧作用の上昇が得られよう。現在の
技術段階に従って噴霧空気温度500℃および噴霧空気
圧1.5バールの条件と比較すれば、噴霧ガス温度90
0℃および噴霧ガス圧1.8バールの条件では炉の熱必
要量が168KJ/kg石灰だけ低下できる。
【0005】さらに本発明の対象は上述の方法の実施の
ための装置であり、この装置には竪型炉の燃焼ゾーンか
らの循環ガス用吸引路、噴霧ガス導入のための環形路お
よび竪型炉に配置されているインゼクターが付属されて
おり、ここにおいてインゼクターは吸引路および環形路
と結合されており、それぞれに循環ガスおよび噴霧ガス
のための混合管を有している。本発明方法に従って、イ
ンゼクターにはつねに噴霧ガスおよび燃料導入を備えた
燃焼室が接続されており、ここで噴霧ガスが800℃よ
りも高い温度に加熱されることができる。各インゼクタ
ーに燃焼室を配置することによって、温度に耐える補強
パイプラインならびに高価な断熱処理は不必要となる。
本発明装置のさらなる構成のためには、いくつかの可能
性がある。これによって完成装置としては、インゼクタ
ーに配置されている燃焼室のガス出口が噴霧ノズルとし
て構成されており、この噴霧ノズルがインゼクター混合
管中に突き出ており、循環ガスが噴霧ノズル周囲の環形
スペースを通って導入されるようになっている。噴霧ノ
ズルと燃焼室は、この完成装置では集合体となってお
り、既知の吐出管の代わりにインゼクター頭部に付設さ
れている。代わりになる完成装置の1つでは、インゼク
ターが循環ガス導入のための中心管および噴霧ガス用に
中心管を取り囲む環形室を有しており、ここでは環形室
がくびれなしに噴霧ガスの加熱のために備えられている
燃焼室中に移行している。噴霧ガスは、既知の方法にお
ける炉のエネルギ−バランスシートのさらなる改良のた
めに、噴霧ガスが燃焼室へ導入される前に炉から出る廃
ガス分流との熱交換によって予熱されることができるこ
とが、明らかになっている。
【0006】
【実施例】以下において、単に実施例で説明される表現
に代わるものとして、図の詳細な説明が与えられてい
る。図による表現で示される:図1は、アルカリ含有循
環ガスの循環のための本発明設備を有する環状竪型炉を
示し、図2は、本発明循環設備のさらなる説明図であ
り、図3は、本発明循環設備のインゼクターを示してお
り、図4は、図3で示されている対象物の別の完成図で
ある。
【0007】図1中で示されている環状竪型炉は、石灰
石、白雲石、マグネサイト等の燃焼用に特定されてい
る。この環状竪型炉は、予熱ゾーン1、燃焼ゾーン2な
らびに冷却ゾーン3を有している。環状竪型炉の周囲に
は、2個のバーナー平面中に多くのバーナーが配置され
ている。燃焼ゾーン2は、上部ならびに下部の燃焼ゾー
ン帯5、6を有している。
【0008】環状竪型炉の内部には竪型炉中子7が配置
されており、ここで竪型炉中子7の周囲壁と外側の炉マ
ントル内壁との間に環状竪型炉8が形成され、ここには
上から下に向かって燃焼材料(図示されていない)が通
り抜ける。この竪型炉中子7は、その上端で円錐形の覆
いによりおよび下端で粉体出口で閉められている。
【0009】環状竪型炉8は、循環ガス口9の上で竪型
炉中子7の内部空間10とつながっている。下のバーナ
ー平面のバーナー4からのガスが燃焼材料と同一流れ方
向で下方へ流れるガスが、竪型炉中子7の内部空間10
中の下からくる冷空気と一緒に吸引され、インゼクター
11によって竪型炉中で予熱された噴霧ガスの助けで、
再び下方のバーナー平面において供給される。噴霧空気
は、送風機12を使って環形路13を通ってインゼクタ
ー11に噴霧ガスとして導入される。このほかに、イン
ゼクター11は循環ガス接続口14を経て燃焼ゾーンか
ら吸引される循環ガス用の吸引路15と結ばれている。
これらは、循環ガスと噴霧ガスとの混合のための混合管
16において示されている(図3、4)。
【0010】図1および2を取り出すと、インゼクター
11用の噴霧ガスが燃料加熱された燃焼室17中で加熱
されて、確実に800℃よりも高い温度になる。循環ガ
ス中に含まれているアルカリ類のアルカリ凝結温度より
も高い温度において、噴霧ガスがインゼクターの混合管
16中に導入される。インゼクター11の前での噴霧ガ
ス圧は、少なくとも1.8バールに達している。図1に
おいて示されている完成図においては、1個の燃焼室1
7が備えられており、これがインゼクター11と直接的
に直列接続されている。図2で示されている装置におい
ては、環形路13が中心燃焼室17′と直列接続されて
いる。インゼクター11用の噴霧ガスは、中心燃焼室1
7′中ではじめて加熱される。800℃よりも高い出口
温度を有する噴霧ガスが環形路13に到達して、環状竪
型炉の周囲に配置されたインゼクター11上に配分され
る。
【0011】図3および4は、統合された燃焼室を有す
るインゼクター11を示している。インゼクター11に
は噴霧ガス導入口18および燃料導入口19を有する燃
焼室17が接続しており、ここで噴霧ガスが800℃よ
り高い温度に加熱される。図3で示されている仕様で
は、インゼクター11に配置された燃焼室17のガス出
口が噴霧ノズル20として構成されており、このノズル
がインゼクター混合管16中に突き出ている。循環ガス
は、噴霧ノズル20の周囲にある環形スペース21を通
って導入される。図4による仕様では、インゼクター1
1が循環ガス導入のための中心管22および中心管22
を取り囲む噴霧ガス用の環形室23を備えている。環形
室は、くびれなしに燃焼室17中に移行し、この燃焼室
中で噴霧ガスが加熱される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアルカリ含有循環ガスの設備を有
する環状竪型炉の断面図である。
【図2】本発明循環設備の燃料室近傍の詳細図である。
【図3】本発明循環設備のインゼクターを示す図であ
る。
【図4】図3とは別の形のインゼクターを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 予熱ゾーン 2 燃焼ゾーン 3 冷却ゾーン 4 バーナー 5 燃焼ゾーン帯 6 燃焼ゾーン帯 7 竪型炉中子 8 環状竪型炉 9 循環ガス口 10 内部空間 11 インゼクター 12 送風機 13 環形路 14 循環ガス接続口 15 循環ガス用吸引路 16 混合管 17 燃焼室 17′中心燃料室 18 噴霧ガス導入口 19 燃料導入口 20 噴霧ノズル 21 環形スペース 22 中心管 23 中心管を取り囲む環形室

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石灰石、白雲石、マグネサイト等の燃焼
    のための竪型炉、特に環状竪型炉であって、竪型炉の燃
    焼ゾーンからのアルカリ含有循環ガスの循環路を有して
    おり、燃焼ゾーンからの循環ガスを吸引するための吸引
    路が設けてあり、予熱された噴霧ガスを供給するための
    環状路が設けてあり、竪型炉に設けられたインゼクター
    が上記の吸引路および環状路に結合され且つ循環ガスと
    噴霧ガスの混合管を有している竪型炉、特に環状竪型炉
    において、 インゼクター(11)が噴霧ガス導入口(18)および
    燃料導入口(19)を有する燃焼室(17)に接続さ
    れ、この燃焼室で噴霧ガスが800℃以上の温度に加熱
    可能であり、 インゼクター(11)に接続された燃焼室(17)のガ
    ス出口が噴霧ノズル(20)として構成されており、こ
    のノズルがインゼクター混合管(16)中に突き出てお
    り、 循環ガスが噴霧ノズル(20)の周囲にある環状スペー
    ス(21)を通ってインゼクター混合管内へ導入される
    ことを特徴とする、竪型炉。
  2. 【請求項2】 石灰石、白雲石、マグネサイト等の燃焼
    のための竪型炉、特に環状竪型炉であって、竪型炉の燃
    焼ゾーンからのアルカリ含有循環ガスの循環路を有して
    おり、燃焼ゾーンからの循環ガスを吸引するための吸引
    路が設けてあり、予熱された噴霧ガスを供給するための
    環状路が設けてあり、竪型炉に設けられたインゼクター
    が上記の吸引路および環状路に結合され且つ循環ガスと
    噴霧ガスの混合管を有している竪型炉、特に環状竪型炉
    において、 インゼクター(11)が噴霧ガス導入口(18)および
    燃料導入口(19)を有する燃焼室(17)に接続さ
    れ、この燃焼室で噴霧ガスが800℃以上の温度に加熱
    可能であり、 インゼクター(11)が循環ガス導入用の中心管(2
    2)と、この中心管(22)を取り囲む噴霧ガス用の環
    形室(23)とを備えており、この環形室(23)がく
    びれ部なしに噴霧ガス加熱のために備えられた燃焼室
    (17)中に移行することを特徴とする、竪型炉。
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