JP2973607B2 - パターンマッチング方法 - Google Patents

パターンマッチング方法

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JP2973607B2
JP2973607B2 JP3173698A JP17369891A JP2973607B2 JP 2973607 B2 JP2973607 B2 JP 2973607B2 JP 3173698 A JP3173698 A JP 3173698A JP 17369891 A JP17369891 A JP 17369891A JP 2973607 B2 JP2973607 B2 JP 2973607B2
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隆幸 吉山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Complex Calculations (AREA)
  • Character Discrimination (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパターンマッチング方法
に係り、詳しくは、TH値を変化させてマッチング率の
よいTH値を求めながら、カメラに取り込まれた検査対
象物の画像とマスター画像のパターンマッチングを行う
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体チップの電極と基板の電極
をワイヤで接続するワイヤボンディングを行う場合や、
半導体チップにバンプを形成する場合などにおいて、電
極の位置を正確に求めるための手段として、パターンマ
ッチングが行われる。
【0003】パターンマッチングは、カメラにより電極
などの対象物を観察してその画像を取り込み、予めコン
ピュータに登録されたマスター画像とマッチングさせ
て、対象物の位置などを求めるものである。
【0004】このようなパターンマッチングは、カメラ
に取り込まれた検査対象物の画像を2値化処理若しくは
多値化処理して行われることから、スレッショルド値
(以下、TH値という)を決定しなければならない。
【0005】従来、パターンマッチングは、カメラによ
りマスター対象物を観察してそのマスター画像をモニタ
ーテレビに映出し、オペレータがこのモニターテレビの
画面を見ながらTH値を変化させ、最適と思われるTH
値を求めてこれをコンピュータに予め登録し、この登録
されたTH値を基に、検査対象物の画像とマスター画像
のマッチングを行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち従来手段はオ
ペレータが最適TH値をティーチングし、このTH値を
基にパターンマッチングを行っていたのであるが、この
ような手段では、例えば検査対象物に汚れや傾きがある
などして、対象物の状態が光学的に変化する場合には、
2値化画像や多値化画像も変動してしまうことから、上
記TH値でパターンマッチングを行うと、マッチング率
が大巾に低下し、認識エラーを生じてしまう問題点があ
った。因みに、ワイヤボンディングにおいて認識エラー
が生じると、装置の運転を停止せねばならず、作業能率
があがらないこととなる。
【0007】そこで本発明は、最適なTH値を迅速に求
めながら、良好なパターンマッチングを行える手段を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、カ
メラにより複数の対象物を順次観察してその画像を取り
込みながら、TH値を変化させて各々の画像と予め登録
されたマスター画像のパターンマッチングを順次行い、
各々の画像についてマッチング率のよいTH値を順次抽
出するとともに、これらのTH値をコンピュータに登録
していき、これらの登録されたTH値を基にして、後検
査の対象物のパターンマッチングを行うようにしたもの
である。
【0009】
【作用】上記構成によれば、各々の検査対象物毎に、最
適TH値を速やかに求めて、良好なパターンマッチング
を行うことができる。
【0010】
【実施例】次に、ワイヤボンディングにおける電極の位
置認識を例にとり、本発明の実施例を説明する。
【0011】図1はワイヤボンディング装置の斜視図で
あって、1は基板であり、半導体チップP(P1〜P
n)が搭載されている。2は駆動部であって、ホーン3
が延出しており、その先端部にはキャピラリツール4が
保持されている。このキャピラリツール4には、金線な
どの極細のワイヤ9が挿通されており、このワイヤ9に
より、チップPの電極5と、基板1の電極6を接続す
る。7は電極5,6を観察するカメラ、8は光源であ
る。
【0012】パターンマッチングを行うにあたっては、
マスターとなる半導体チップPMをオペレータが選択す
る。そしてこの半導体チップPMをカメラ7により観察
してその画像を取り込み、モニターテレビに映し出し
て、TH値を変化させながら、最適TH値(TH0)を
抽出し、このTH0をマスター画像とともにコンピュー
タに登録する。図2はカメラ7に取り込まれた半導体チ
ップPMの画像を示している。最適TH0を設定したこ
とにより、図示するように、黒い背景の中に、電極5は
明るく明瞭に観察される。
【0013】次いで検査対象物である第1の半導体チッ
プP1をカメラ7により観察し、その画像を取り込ん
で、マスター画像とパターンマッチングを行う。この場
合、TH値としては上記TH0を採用し、このTH0を
基にパターンマッチングを行う。
【0014】ここで、このTH0により良好なマッチン
グ率が得られればそれでよいが、若しマッチング率が低
ければ、図3のAに示すようにTH値を変化させて、こ
の半導体チップP1についてマッチング率のよいTH値
(TH1)を抽出し、このTH1を基にパターンマッチ
ングを行うとともに、このTH1をコンピュータに登録
する。
【0015】次いで第2の半導体チップP2のパターン
マッチングを行う。この場合も、先ず、上記TH0によ
りパターンマッチングを行う。ここで、このTH0によ
り良好なマッチング率が得られればそれでよいが、若し
マッチッグ率が低ければ、コンピュータに登録されたT
H1によりパターンマッチングを行う。そしてこのTH
1により良好なマッチング率が得られればそれでよい
が、若しマッチング率が低ければ、図3のBに示すよう
に、TH値を変化させて、この半導体チップP2につい
てマッチング率のよいTH値(TH2)を抽出し、この
TH2を基にパターンマッチングを行うとともに、この
TH2をコンピュータに登録する。
【0016】次いで第3の半導体チップP3のパターン
マッチングを行う。この場合も、上述の場合と同様に、
コンピュータに登録されたTH0,TH1,TH2によ
り先ずパターンマッチングを行い、何れの場合も良好な
マッチング率が得られなければ、図3のCに示すよう
に、TH値を変化させて、この半導体チップP3につい
てマッチング率のよいTH値(TH3)を抽出し、この
TH3を基にパターンマッチングを行うとともに、この
TH3をコンピュータに登録する。
【0017】以上のような操作を後検査の半導体チップ
P4,P5・・・についても繰り返し、それぞれの最適
TH値をコンピュータに登録していく。このように本方
法は、検査対象物毎に最適TH値(TH1,TH2・・
・)を求めながらパターンマッチングを行うので、認識
エラーを解消し、良好な検査結果を得ることができる。
【0018】図4は、TH値の使用頻度を示している。
すなわち、多数の半導体チップP1,P2,P3・・・
に対し、上述した手法によりパターンマッチングを多数
回行うと、図4に示すように、各々のTH値(TH0,
TH1,TH2・・・)の使用頻度のヒストグラムが得
られることとなる。本実施例では、TH3,TH0,T
H5・・・の順に使用頻度が高い。
【0019】そこで半導体チップのパターンマッチング
を多数回繰り返しながら、このような使用頻度のヒスト
グラムを作成し、この結果を利用すれば、各々の半導体
チップについて、最適TH値をより速やかに決定するこ
とができる。すなわち、先ず最も使用頻度の高いTH3
によりパターンマッチングを行い、若しこれでマッチン
グ率が低ければ、次位のTH0,TH5により順次パタ
ーンマッチングを行っていく。このように使用頻度の高
いTH値の順にパターンマッチングを行うようにすれ
ば、それだけ短時間でその半導体チップに最適のTH値
を抽出できる確率が高くなり、ひいてはパターンマッチ
ングを高速化できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、カメラに
より複数の対象物を順次観察してその画像を取り込みな
がら、TH値を変化させて各々の画像と予め登録された
マスター画像のパターンマッチングを順次行い、各々の
画像についてマッチング率のよいTH値を順次抽出する
とともに、これらのTH値をコンピュータに登録してい
き、これらの登録されたTH値を基にして、後検査の対
象物のパターンマッチングを行うようにしているので、
検査対象物毎に最適TH値を速やかに設定しながら、高
速度でパターンマッチングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤボンディング装置の斜視図
【図2】本発明に係る半導体チップの平面図
【図3】本発明に係るTH値の変化図
【図4】本発明に係るTH値の使用頻度図
【符号の説明】
P 検査対象物 7 カメラ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラにより複数の対象物を順次観察して
    その画像を取り込みながら、TH値を変化させて各々の
    画像と予め登録されたマスター画像のパターンマッチン
    グを順次行い、各々の画像についてマッチング率のよい
    TH値を順次抽出するとともに、これらのTH値をコン
    ピュータに登録していき、これらの登録されたTH値を
    基にして、後検査の対象物のパターンマッチングを行う
    ようにしたことを特徴とするパターンマッチング方法。
  2. 【請求項2】カメラにより複数の対象物を順次観察して
    各々の画像を取り込みながら、TH値を変化させて各々
    の画像と予め登録されたマスター画像のパターンマッチ
    ングを順次行い、各々の画像についてマッチング率のよ
    いTH値を順次抽出して、これらのTH値をコンピュー
    タに登録していくとともに、これらのTH値の使用頻度
    を求めて、使用頻度の高いTH値を基に、後検査の対象
    物のパターンマッチングを行うようにしたことを特徴と
    するパターンマッチング方法。
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