JP2973494B2 - 液晶プロジェクタ - Google Patents

液晶プロジェクタ

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液晶プロジェクタに関するものである。
[発明の概要] 本発明の液晶プロジェクタは、比較的R光成分が少な
いメタルハライドランプ等の放電ランプを光源とすると
ともに、この光源から出力された光を、R光と、G光及
びB光に分光し、それぞれR光に対応する第1の液晶パ
ネル、及びG光及びB光に対応するGBカラーフィルタを
有する第2の液晶パネルに入射されるようにする。そし
て、第1、第2の液晶パネルの出射光を合成して投射レ
ンズを介してカラー映像を出力することにより、R光の
利用効率を高め、光源のR光不足を補正するとともに解
像度を向上させるものである。
[従来の技術] 液晶パネルをライトバルブとして使用し、カラー映像
を出力する液晶プロジェクタとして、例えば単板式の液
晶プロジェクタは、3原色RGB(赤、緑、青)カラーフ
ィルタを有する液晶パネルに対して例えばメタルハライ
ドランプから出射される光を入射する。この液晶パネル
は、例えばTNモード透過型液晶に水平及び垂直方向の電
極が配置されてマトリクス状の画素が形成されており、
RGBカラーフィルタに対応した各画素において、RGBビデ
オ信号に基づいてTN液晶が画素単位で駆動(透過率制
御)されることにより、液晶パネルの出力光としてカラ
ー映像を得ることができる。液晶パネルからの出力光は
投射レンズによりスクリーン投影される。
また、3原色RGB光(赤、緑、青)にそれぞれ対応す
る3枚の液晶パネルを設けた3板式の液晶プロジェクタ
も実施されており、この場合、光源からの光をダイクロ
イックミラー等でR光、B光、G光と3色に分光し、各
液晶パネルに入射させる。各液晶パネルはそれぞれの色
に対応する映像信号で駆動されているため、各液晶パネ
ルからの出射光を再び合成して、投射レンズでスクリー
ン投影することによりカラー映像が得られる。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、一般にメタルハライドランプでは封入元素
の選択及び混合割合によってRGB各色の特定波長を強く
発光させるように設定できることが知られており、特に
G光及びB光についてはかなり適正な波長成分を得るこ
とができるが、純度の高いR光(赤色)成分(≒波長62
0〜650nm成分)を設定することは困難であり、通常、黄
色成分(≒波長570〜600nm成分)を利用して赤色の画素
の発光に供している。このため投射映像の赤色は橙色に
ちかく表現されてしまい、映像の色バランスが悪いとい
う問題がある。
また、単板式の液晶プロジェクタにおいては3板式の
ものにくらべて各色の画素数が1/3であり、解像度が不
十分になってしまうとともに、画素パターンが目立ち易
いという欠点があり、一方、3板式の液晶プロジェクタ
では、解像度は単板式の3倍と向上することになるが、
光源からの光を3色に分解し再び合成するため光学系が
複雑化及び大型化し、また高価な液晶パネルを3枚使用
することや光学系の部品点数の増加により、大幅なコス
トアップが生じるという問題もある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は液晶プロジェクタは、このような問題点にか
んがみてなされたもので、メタルハライドランプによる
光源から出力された光を、R光と、G光及びB光とに分
光する分光手段と、分光されたR光が入射されてR光の
ライトバルブとして駆動される第1の液晶パネルと、G
光及びB光が入射されてG光及びB光のライトバルブと
して駆動される第2の液晶パネルと、第1及び第2の液
晶パネルからの出射光を合成して出力する出射光合成手
段と、出射光合成手段の出力光をスクリーン投射する投
射レンズとを備え、 前記第2の液晶パネルに形成されるG光の画素数に対
してB光の画素数が2:1の割合となるように形成したも
のである。
[作用] R光のみをG光及びB光と分離して、第1の液晶パネ
ルに入射し、第1の液晶パネルでは全画素からR光の映
像を得ることができるため、G光、B光に比べてR光の
利用効率が高まり、メタルハライドランプのR光成分の
不足を補正して色純度を向上させ、色バランスのよい映
像を得ることができる。
また、G光とB光を変調する第2の液晶パネルにはG
光の画素数がB光の画素数に対して2倍となるように配
列されているので、視感度の高いG光の画素数が増える
ため3板式の液晶プロジェクタと同程度の解像度を得る
ことができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例としての液晶プロジェクタ
の投影光学系を示すものである。
1は光源となるメタルハライドランプ、2は所定の波
長の光を選択的に透過することができるダイクロイック
ミラーであり、ここではR光のみが透過される。3a,3b
はミラー、4a,4bはコンデンサレンズを示す。
5Rはダイクロイックミラー2で分光されたR光が入射
される液晶パネルであり、例えば第2図のようにアクテ
ィブマトリクス方式で画素が形成される。このマトリク
ス部では、ゲートライン駆動回路によって線順次方式で
ゲートラインG1〜Gmが走査され各水平ライン毎に能動素
子T(TFT:薄膜トランジスタ)がオンとされるととも
に、信号ライン駆動回路により信号ラインS1〜SnにRビ
デオ信号に基ずいた駆動電圧が印加され、キャパシタC
に信号電荷が供給される。この信号電荷により、液晶LC
は次の走査まで駆動(励起)される。以上の走査により
各画素(液晶セル)の透過率が制御され、液晶パネル5R
からR映像が得られる。
5GBはG光及びB光が入射される液晶パネルであり、
各画素に対応してG及びBのカラーフィルムが形成され
ることにより、G光はG画素へ、B光はB画素へ入射さ
れる。そして液晶パネル5Rと同様にアクティブマトリク
ス方式においてGビデオ信号及びBビデオ信号に基づい
て、それぞれG液晶セル及びB液晶セルが駆動され、GB
合成映像が出力される。
6はR光のみを反射させるダイクロイックミラーであ
り、このダイクロイックミラーにより液晶パネル5R及び
5GBからの出射光が合成され、投射レンズ7を介してカ
ラー映像がスクリーン投影されることになる。
この実施例においては、液晶パネル5Rは全画素がR光
について使用されるが、液晶パネル5GBでは画素はBと
Gで例えば1:2の割合で分けられて、各液晶パネル5GB
び5Rの画素は第3図(a)(b)に示すように構成され
ることになる。
ここで、ダイクロイックミラー6で合成されるR光,G
光,B光の各光量については、それぞれ液晶パネルの画素
数に比例することとなるため、第3図(a)(b)のよ
うに画素が構成された場合、R光量:G光量:B光量=3:2:
1となる。
つまり、R光を、G光+B光の2倍の効率で合成する
ことができるため、合成後のカラー映像上では光源であ
るメタルハライドランプ1のR成分不足が補正されるこ
とになり、色バランスのよい投射映像を得ることができ
る。
さらに、本実施例では2単位の液晶パネルを使用する
こと、及び液晶パネル5Rにおいて全画素が視感度の高い
R光に利用されることにより、RGBカラーフィルタを有
する画素数が同じの1枚の液晶パネルを採用した単板式
プロジェクタに比べて、映像の解像度は2倍程度向上す
ることになる。(各色光の比視感度はR:G:B≒3:6:1であ
り、また画素数は単板式に比べてRが3倍、Gが2倍,B
が1倍となるため、単板式に比べた解像度は、(0.3×
3)+(0.6×2)+(0.1×1)≒2.2と求められる) また、3板式の液晶プロジェクタに比べると、光学系
は大幅に簡略化され、液晶パネルの数も少ないことか
ら、小型化が容易であるとともにコストが著しく上昇し
てしまうことはないという利点がある。すなわち本実施
例は、或る程度の解像度維持と、大幅なコストアップの
防止を同時にはかることもできる。
なお、本発明は液晶パネル5GBにおけるG画素とB画
素の比が2:1とされており、各画素は隣接している垂直
方向の画素が1/2ピッチずれて配置されることにより、
B光の画素をG光の画素によって取り囲むように配置す
ることが好ましい。
本発明では合成された光におけるB光量の比が減少す
ることによって、投射映像の色温度を低下させる傾向と
なるが、メタルハライドランプ1においては、封入元素
量によりB光及びG光の主波長成分をコントロールする
ことが比較的容易であるため、本実施例による色温度の
低下は十分に補償可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の液晶プロジェクタで
は、第1及び第2の液晶パネルにR光と、G光及びB光
を分光して入射し、これを再び合成してカラー投射映像
を得るように構成することにより、R光を、G光及びB
光に比べて有効的に利用することができ、従ってメタル
ハライドランプによる光源のR光不足を補正し、色バラ
ンスのよい映像を得ることができるという効果がある。
また、分光されたG光とB光の画素数を2:1とするこ
とによって、3板式と同様な解像度の向上がはかられる
とともに、光学系による著しいコストアップが生じるこ
ともないという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す光学ブロック図、 第2図は液晶パネルのマトリクス部の等価回路図、 第3図(a)(b)は本発明の一実施例における液晶パ
ネルの画素構成例の説明図、 1はメタルハライドランプ、2,6はダイクロイックミラ
ー、3a,3bはミラー、4a,4bはコンデンサレンズ、5R,5GB
は液晶パネル、7は投射レンズを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩村 厚志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−42182(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 27/18 G02F 1/13 505

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メタルハライドランプを使用した光源と、 前記光源から出力された光を、R光と、G光及びB光と
    に分光する分光手段と、 前記分光手段によって分光されたR光に対してライトバ
    ルブとして駆動される第1の液晶パネルと、 前記分光手段によって分光されたG光及びB光に対して
    ライトバルブとして駆動される第2の液晶パネルと、 前記第1及び第2の液晶パネルからの出射光を合成して
    出力する出射光合成手段と 前記出射光合成手段の出力光をスクリーン投射する投射
    レンズとを備え、 前記第2の液晶パネルのG光に対する画素数がB光に対
    する画素数に対して2:1となるように構成したことを特
    徴とする液晶プロジェクタ。
  2. 【請求項2】前記第1、及び第2の液晶パネルは、垂直
    方向で隣接している各画素が1/2ピッチずれる配列とさ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲(1)に記載
    の液晶プロジェクタ。
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