JP2972086B2 - 映像再生装置 - Google Patents

映像再生装置

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JP2972086B2
JP2972086B2 JP6147742A JP14774294A JP2972086B2 JP 2972086 B2 JP2972086 B2 JP 2972086B2 JP 6147742 A JP6147742 A JP 6147742A JP 14774294 A JP14774294 A JP 14774294A JP 2972086 B2 JP2972086 B2 JP 2972086B2
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Brother Industries Ltd
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Ekushingu Kk
Brother Industries Ltd
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカラオケシステ
ムの背景映像等を再生するための映像再生装置であっ
て、複数の編集映像から構成された映像情報を記憶した
映像記憶ディスクから読み出した映像情報を映像信号に
変換して再生する映像再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば映像カラオケシステムにお
いて、カラオケ曲の歌詞テロップ表示の背景映像として
利用するために、CDROM媒体等の映像記憶ディスク
から映像情報を読み出し、映像信号に変換して再生する
映像再生装置が知られている。
【0003】そして、この映像記憶ディスクに記憶され
る映像情報は複数の編集映像から構成されることが一般
的である。これは、例えばカラオケ曲の歌詞テロップ表
示の背景映像として用いる場合、演奏しているカラオケ
曲のジャンルに対応した背景映像とするために映像もジ
ャンル分けしておくと共に、同じ曲に対して常に同じ背
景映像となってしまうことを防ぐため、同一ジャンルの
編集映像を複数備えておき、例えばその中から編集映像
をランダムに選択して読み出し・再生をさせるのであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、映像記
憶ディスク上に例えばキズがあったり、ほこり等の異物
が付着している場合、そのキズ等のついた部分から映像
情報の読み出しを行うと正常にデータが読み出せず、そ
の結果正しい映像信号へ変換ができなくなり出力映像が
乱れる原因となっていた。特に映像記憶ディスク上のキ
ズによる原因で映像が乱れるという問題は、その同じ部
分から映像情報を読み出す度に発生するものであり、い
つも同じシーンの再生中に映像が乱れて利用者に不快感
を与えることになる。
【0005】そこで本発明は、このような問題点を鑑
み、読み出しエラーの発生する映像情報については極力
再生しないようにし、映像の乱れを防止するようにした
映像再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成された請求項1に記載の発明は、図10の基本構成
図に例示するように、カラオケ曲のジャンルに対応して
ジャンル分けされた複数の映像ファイルから構成された
映像情報を記憶した映像記憶ディスクより該映像情報を
読み出す映像情報読出手段と、該映像情報読出手段によ
って読み出した映像情報を映像信号に変換して再生する
映像再生手段とを備えた映像再生装置において、上記映
像情報読出手段によって上記映像記憶ディスクから映像
情報を読み出している最中に読み出しエラーが発生した
場合に、その映像情報を上記映像ファイル単位で記憶し
ておくエラー映像記憶手段と、映像再生時には、上記エ
ラー映像記憶手段に記憶されているエラー発生映像ファ
イルを除外して、指定されたジャンルに該当する映像情
報中からの読み出しを上記映像情報読出手段に指令する
映像読出指令手段とを備えることを特徴とする映像再生
装置である。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の映像再生装置において、上記映像再生手段による映像
再生を行なう前に、予め上記映像記憶ディスクに記憶さ
れている映像情報を試験的に読み出し、映像ファイル単
位にエラーが発生するか否かを調べるエラー事前調査手
段を備え、該エラー事前調査手段による調査でエラー発
生の確認された映像情報を、映像ファイル単位で上記請
求項1のエラー映像記憶手段に記憶することを特徴とす
る映像再生装置である。
【0008】請求項3に記載の発明は、上記映像情報読
出手段は複数のディスクドライブを備え、各ディスクド
ライブで個別に上記映像記憶ディスクから映像情報を読
み出し可能であり、所定の順序で上記ディスクドライブ
を切り替えながら読み出した映像情報を上記映像再生手
段にて再生するように構成された請求項1に記載の映像
再生装置において、上記複数のディスクドライブの内の
一つのディスクドライブによって映像情報を読み出して
再生している最中にエラーが発生した場合には、別のデ
ィスクドライブによる映像情報の読み出し・再生に切り
替わった後で、上記エラーの発生したディスクドライブ
を制御し、上記エラーの発生した映像ファイルを上記請
求項1のエラー映像記憶手段に記憶させる制御手段を備
えることを特徴とする映像再生装置である。請求項4に
記載の発明は、上記映像情報読出手段は複数のディスク
ドライブを備え、各ディスクドライブで個別に上記映像
記憶ディスクから映像情報を読み出し可能であり、所定
の順序で上記ディスクドライブを切り替えながら読み出
した映像情報を上記映像再生手段にて再生するように構
成された請求項1に記載の映像再生装置において、上記
複数のディスクドライブの内の一つのディスクドライブ
によって映像情報を読み出して再生している最中にエラ
ーが発生した場合には、別のディスクドライブによる映
像情報の読み出し・再生に切り替わった後で、上記エラ
ーの発生したディスクドライブを制御し、上記エラーの
発生した映像ファイルに対して上記映像再生ディスク上
で位置的に近傍となる所定の映像ファイルを試験的に読
み出し、エラーが発生するか否かを調べる近傍エラー調
査手段と、該近傍エラー調査手段による調査でエラー発
生の確認された映像情報を、映像ファイル単位で上記請
求項1のエラー映像記憶手段に記憶することを特徴とす
る映像再生装置である。
【0009】
【作用および発明の効果】上記のように構成された請求
項1に記載の映像再生装置によれば、映像情報読出手段
が、カラオケ曲のジャンルに対応してジャンル分けされ
た複数の映像ファイルから構成された映像情報を記憶し
た映像記憶ディスクより映像情報を読み出し、映像再生
手段が、その読み出した映像情報を映像信号に変換して
再生する。
【0010】ここで、映像情報読出手段によって映像記
憶ディスクから映像情報を読み出している最中に読み出
しエラーが発生した場合に、エラー映像記憶手段は、そ
の読み出しエラーの発生した映像情報を映像ファイル単
位で記憶する。そして、映像再生時には、映像読出指令
手段が、エラー映像記憶手段に記憶されているエラー発
生映像ファイルを除外して、指定されたジャンルに該当
する映像情報中からの読み出しを映像情報読出手段に指
令するのである。
【0011】この読み出しエラーは、映像情報読出手段
によって映像記憶ディスクから映像情報を読み出してい
る最中に発生するものであり、その読み出された映像情
報が再生されているか否かは関係はない。したがって、
例えば映像情報を読み出しながら、そのまま映像再生ま
で行っている場合に読み出しエラーが発生した場合に
は、その時点では読み出しエラーが原因で乱れた映像が
再生されてしまうが、次回以降の映像再生に使用されな
いため、乱れた映像の再生を阻止できる。なお、請求項
3に示すように、複数のディスクドライブそれぞれで個
別に映像記憶ディスクから映像情報を読み出し可能と
し、所定の順序でディスクドライブを切り替えながら読
み出した映像情報を映像再生手段にて再生するようにし
てもよい。例えば、ディスクドライブが2つの場合には
それらを交互に切り替えていき、3つ以上の場合には、
それらを順番に繰り返し切り替えたり、ランダムに選択
していく。そして、複数のディスクドライブの内の一つ
のディスクドライブによって映像情報を読み出して再生
している最中にエラーが発生した場合には、別のディス
クドライブによる映像情報の読み出し・再生に切り替わ
った後で、エラーの発生したディスクドライブを制御
し、エラーの発生した映像ファイルをエラー映像記憶手
段に記憶させる。
【0012】また、映像再生は伴わずに、予め読み出し
だけ行ってエラーを調べることも可能である。これが請
求項2のものであり、エラー事前調査手段が、映像再生
手段による映像再生を行なう前に予め上記映像記憶ディ
スクに記憶されている映像情報を試験的に読み出し、映
像ファイル単位にエラーが発生するか否かを調べる。そ
して、エラー事前調査手段による調査でエラー発生の確
認された映像情報は映像ファイル単位で上記エラー映像
記憶手段に記憶される。
【0013】このように、映像再生を行なう前に予め映
像エラーの有無を調べておくことができるので、乱れた
映像の再生を極力少なくすることができる。なお、予め
エラーを調査するのは、映像情報の一部でも全体でも構
わない。但し、例えば電源オン時のイニシャライズ動作
において、すなわち映像再生サービスを実行する前に予
め映像記憶ディスクに記憶された映像情報全体を試験的
に読み出し、読み出しエラーとなる映像情報をエラー映
像記憶手段に記憶させておけば、映像の乱れを極力発生
させないようにできる。
【0014】映像再生サービスを実行する前に予め映像
記憶ディスクに記憶された映像情報全体を試験的に読み
出してエラー調査をする場合には、いくら再生を伴わな
いとしてもそれなりの時間を要する。もちろん、それな
りの利点もあるが、映像情報を再生しながら、同時に残
りの映像情報について読み出しエラーの調査ができれば
実用上好ましい。
【0015】そしてまた、再生中に読み出しエラーを検
出した場合には、そのエラー発生編集映像だけを次回以
降の映像再生候補から除外するのではなく、エラーの発
生した編集映像に対して映像再生ディスク上で位置的に
近傍となる映像ファイルについても試験的に読み出し、
エラーが発生するか否かを調べることは、エラーによる
映像の乱れを未然に防ぐこと点で好ましい。
【0016】これを実現するものとして請求項4に記載
の映像再生装置を提案する。この映像再生装置は映像再
生を途切れさせることなくエラー調査を可能とするもの
で、基本的には、複数のディスクドライブそれぞれで個
別に映像記憶ディスクから映像情報を読み出し可能であ
り、所定の順序でディスクドライブを切り替えながら読
み出した映像情報を映像再生手段にて再生する。例え
ば、ディスクドライブが2つの場合にはそれらを交互に
切り替えていくことになる。また、3つ以上の場合に
は、それらを順番に繰り返し切り替えていってもよい
し、ランダムに選択していってもよい。
【0017】ここで、近傍エラー調査手段は、複数のデ
ィスクドライブの内の一つのディスクドライブによって
映像情報を読み出して再生している最中にエラーが発生
した場合には、別のディスクドライブによる映像情報の
読み出し・再生に切り替わった後で、エラーの発生した
ディスクドライブを制御し、エラーの発生した映像ファ
イルに対して映像再生ディスク上で位置的に近傍となる
所定の編集映像を試験的に読み出し、エラーが発生する
か否かを調べる。そして、この調査でエラー発生の確認
された映像情報は、映像ファイル単位で上記エラー映像
記憶手段に記憶される。
【0018】したがって、一度エラーの発生した映像記
憶ディスクから再度映像情報の読み出しがある場合に
は、上記映像再生中にエラーの発生した映像ファイルそ
のものはもちろんのこと、その映像ファイルの近傍にエ
ラーの発生する映像ファイルがあった場合にはその映像
ファイルも再生されないこととなる。そのため、乱れた
映像の再生を予め阻止することができるのである。
【0019】なお、エラーの発生した編集映像に対して
映像再生ディスク上で位置的に近傍となる所定の編集映
像を試験的に読み出し、エラーが発生するか否かを調べ
る場合の「位置的近傍」について補足しておく。例え
ば、コンパクトディスク(CD)等において、内周側か
ら外周側に向かって編集映像がa,b,c,…とあるよ
うな場合を考えると、編集映像bでエラーが発生した場
合の編集映像bに対して位置的近傍となる編集映像の一
例としては、aやcが考えられる。また、前後1つずつ
ではなく2つ以上の編集映像を調査してもよい。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本実施例の映像再生装置の全体構成を示
すブロック図である。本映像再生装置は、プログラムR
OM1,RAM3、ホストインタフェース(以下ホスト
I/Fと略記する)部5,CPU7,映像制御回路9,
第1CDROMドライブ(以下第1ドライブと略記す
る)11,第2CDROMドライブ(以下第2ドライブ
と略記する)13等を備えている。
【0021】プログラムROM1は後述する各種制御を
実行するためのプログラムを記憶しており、CPU7は
この制御プログラムにしたがって処理を実行する。ま
た、RAM3は、本発明におけるエラー映像記憶手段に
該当し、制御プログラムのワークエリアとしても働く。
RAM3については後で詳述する。
【0022】ホストI/F部5は、ホスト装置との通信
を行う装置で、ホスト装置からの各種コマンドを受信し
て、その受信コマンドをCPU7に通知する。例えばカ
ラオケシステムに用いられた場合には、ホスト装置であ
るカラオケ演奏装置等から映像再生・停止のコマンド
や、リクエストされた曲番号等のデータをCPU7に入
力させる。
【0023】一方、CPU7には第1ドライブ11およ
び第2ドライブ13から読み出した映像情報17を映像
信号に変換する映像制御回路9が接続されており。CP
U7はそのリクエスト曲に対応する映像情報の読み出し
・再生等を、映像制御回路9,第1ドライブ11,第2
ドライブ13等に指令するのである。
【0024】第1ドライブ11及び第2ドライブ13は
本発明の映像情報読出手段に該当し、CPU7による制
御に従い、それぞれにセットされているCDROM媒体
15から各自が個別に映像情報17を読み出してCPU
7に送る。また、第1ドライブ11及び第2ドライブ1
3はいわゆる誤り検出機能を備えており、CDROM媒
体15から読み出したデータが正常でない場合には、デ
ータがエラーであることをCPU7に送る。
【0025】続いて、CDROM媒体15に記憶されて
いる映像情報17の構成を図2を参照して説明する。映
像情報は1まとまりとされた映像シーン毎にファイル化
されて分類されており、本実施例では、CDROM媒体
15の1枚にはn個の映像ファイルがあるものとする。
この映像ファイルが本発明における「映像ファイル」に
該当する。なお、映像ファイル1,映像ファイル2とい
う具合いに番号を付記して区別する。
【0026】また、1映像シーン毎にファイル化されて
いる映像情報は、図3に示すように映像信号に変換する
ための映像情報本体23と、映像の内容を示すジャンル
属性21とからなる。1映像ファイルの長さは全て同じ
で、本実施例ではmブロックからなっているものとす
る。但し1ブロックはCDROM媒体15に対して読み
出しアクセスできる最小の単位とする。
【0027】RAM3は、制御プログラムのワークエリ
アであり、また第1ドライブ11あるいは第2ドライブ
13毎の映像情報17に関する映像ファイルテーブル2
5用のエリアでもある。この映像ファイルテーブル25
は、図4に示すように第1ドライブ11用のエリアと第
2ドライブ13用のエリアとに分かれていて、各ドライ
ブにセットされたCDROM媒体15に記録された映像
情報17について、各ファイル単位の情報(ジャンル属
性、読み出しエラーフラグ)がテーブル形式で記憶され
ている。
【0028】ここで、ジャンル属性は、映像シーンの内
容毎に分類しているジャンルについてそのファイルが属
するジャンルを示している。読み出しエラーフラグは、
そのファイルが正常に読み出し可能であるかどうかを示
していて、読み出し中にエラーを検出した場合に同フラ
グをセットし、この以後映像再生に使用しないようにす
るために用いる。
【0029】次に、本実施例の映像再生装置の作動を説
明する。CPU7は、電源投入直後の初期化中に第1ド
ライブ11及び第2ドライブ13にセットされているC
DROM媒体15の映像ファイルの登録と、読み出しエ
ラー発生の有無をチェックするための試験的読み出しを
行う。この映像ファイルの登録によって、RAM3上に
は図4に示す形式で、映像ファイル毎にジャンル属性・
読み出しエラーフラグの各データからなる映像ファイル
テーブル25が作成される。
【0030】またCPU7は、初期化終了後はホストI
/F部5を通してホスト装置から受けたコマンドに従っ
て動作する。ホスト装置は、ジャンルをパラメータとし
ての再生スタート、及び再生ストップのコマンドを送信
する。CPU7はこれらのコマンドに従って指定ジャン
ルに対応する映像ファイルの選択、映像再生スタート/
ストップを行う。
【0031】CPU7はホスト装置からジャンル指定の
パラメータとともに再生スタートコマンドを受信する
と、RAM3の映像ファイルテーブル25の、該当する
一方のドライブ用エリアを参照して、指定ジャンルに対
応しかつ読み出しエラーフラグがセットされていない映
像ファイルの中から1ファイルを選択する。さらに選択
した映像ファイルの読み出しを命令する。読み出された
データは映像制御回路9に転送されて映像信号に変換さ
れディスプレイに出力される。
【0032】そして、1ファイル分を読み出したら映像
ファイルテーブル25の、もう一方のドライブ用エリア
を参照して、同様に指定ジャンルに対応しかつ読み出し
エラーフラグがセットされていない映像ファイル中の1
ファイルを選択し、読み出して映像信号に変換し出力す
る。上記2ドライブによる交互再生をホスト装置から再
生停止コマンドを受信するまで繰り返し行う。
【0033】さらに、一方のドライブでの再生中に読み
出しエラーを検出した場合、もう一方のドライブに再生
が切り替わってからエラーの発生したドライブにおける
エラー映像情報の近傍に記録されている映像情報につい
ても試験的に読み出しを行い、読み出しエラー発生の有
無を調べる。そして最初に検出した読み出しエラーの映
像ファイルと、その近傍に記録されている映像ファイル
で試験的に読み出しを行った結果、エラーを検出した映
像ファイルについて、RAM3上の映像ファイルテーブ
ル25上の対応するエリアの読み出しエラーフラグをセ
ットして、これ以後の映像再生に使用されないようにす
る。
【0034】次に、図5〜9のフローチャートを用いて
CPU7において実行される処理の内容を説明する。図
5はメイン処理のフローチャートで、図6〜9はメイン
処理からコールされるサブルーチンのフローチャートで
ある。まず、各フローチャートで使われる記号について
説明しておく。これらは、RAM3のワークエリアにお
けるカウンタやフラグ等である。
【0035】カウンタ「DRVPTR」は、2つあるC
DROMドライブ11,13の内で再生読み出しを行う
ドライブを示しており、「0」であれば第1ドライブ1
1を、「1」であれば第2ドライブ13を示す。「i」
および「k」は、アクセスしている映像ファイルの番号
を示しており、また「j」は1ファイル当たりmブロッ
クからなる映像ファイルのアクセス中のブロック番号を
示す。
【0036】「Erflg」は、読み出し中にエラーが
発生したことを示すフラグである。「Tsflg」は、
読み出しエラー発生に基づいてその近傍に記録されてい
る映像ファイルについて試験的に読み出し中であること
を示すフラグである。続いて、処理の内容について説明
する。
【0037】電源投入後、図5のS11(ステップ1
1:以下同様)から処理をスタートする。S11では、
サブルーチンSUB1をコールすることで、第1ドライ
ブ11および第2ドライブ13それぞれに対し、セット
されているCDROM媒体15に記録されている全映像
ファイルを試験的に読み出し、RAM3に映像ファイル
テーブル25を作成する。
【0038】具体的なサブルーチンSUB1の処理内容
を、図6,7のフローチャートを用いて説明する。まず
S101では、第1ドライブ11および第2ドライブ1
3のうち第1ドライブ11から初期化処理を開始させる
ため、カウンタDRVPTRを0として初期化する。続
くS103では、ファイル番号iを「1」として初期化
し、ファイル番号1の映像ファイルからS105以下の
処理を行うように指定する。
【0039】S105では、mブロックからなる1個の
映像ファイルについて、アクセス中のブロック番号jを
「1」として初期化する。続くS107では、カウンタ
DRVPTRが示すCDROMドライブ(第1ドライブ
11または第2ドライブ13のどちらか)に対して、フ
ァイル番号iの映像ファイル(以下ファイルiと略記す
る)におけるブロック番号jのブロック(以下ブロック
jと略記する)1ブロック分のデータの読み出し要求を
出力する。
【0040】そしてS109では、S107で出力した
読み出し要求が完了したかをチェックし、読み出し完了
していなければS109の処理を繰り返し、完了してい
ればS111に移行する。S111では、S107で出
力した読み出し要求が正常に読み出し完了したかをチェ
ックし、読み出しエラーが発生していたらS125へ移
行する。一方、読み出しが正常に完了していたらS11
3へ移行する。
【0041】S113では、映像ファイルテーブル25
中の、カウンタDRVPTRが示す側のドライブ用エリ
アにおいて、ファイル番号iのエントリ中のジャンル属
性項目に対し、読み出しデータの先頭にあるジャンル属
性21(図3参照)をセットし、さらに読み出しエラー
フラグ項目に対しては「0」でリセットする。
【0042】図7に移り、S115では、処理中のファ
イルにおける読み出しブロック番号jをインクリメント
(j←j+1)して、次のブロックを示すようにする。
そして、インクリメントした結果j=m+1であれば
(S117:YES)、ファイルiの全ブロックを読み
出したことになるのでS127に移行し、そうでなけれ
ばS119に移行する。
【0043】S119では、カウンタDRVPTRが示
す方のCDROMドライブに対して、ファイルiのブロ
ックjの1ブロック分のデータの読み出し要求を出力す
る。続くS121では、S119で出力した読み出し要
求が完了したかをチェックし、読み出し完了していなけ
ればS121の処理を繰り返し、完了していればS12
3に移行する。
【0044】S123では、S119で出力した読み出
し要求が正常に読み出し完了したかをチェックし、読み
出しエラーが発生していたらS125へ移行する。読み
出しが正常に完了していたら、S115へ戻り、次のブ
ロックに対して同様の処理を繰り返す。
【0045】S123で否定判断の場合は、ファイル番
号iのファイル中に正常に読み出しのできないブロック
が含まれているので、S125にて、映像ファイルテー
ブル25中の、カウンタDRVPTRが示す方のドライ
ブ用エリアであって、ファイル番号iのエントリ中の読
み出しエラーフラグ項目に対して、「1」をセットす
る。
【0046】S127では、次のファイル番号のファイ
ルに対して試験的読み出しを行うためにファイル番号i
をインクリメント(i←i+1)する。その結果i=n
+1であれば(S129:YES)、カウンタDRVP
TRが示す方のドライブの全ファイルに対して試験的読
み出しが完了しているので、S131へ移行する。そう
でなければ(S129:NO)S105へ戻り、次のフ
ァイルに対して同様の処理を行う。
【0047】S131では、次のドライブに対して試験
的読み出し処理を行うために、カウンタDRVPTRを
インクリメントして更新する。その結果カウンタDRV
PTR=2となった場合には(S133:YES)、第
1ドライブ11及び第2ドライブ13に対する所定の処
理がともに終了していることとなるので、このサブルー
チンSUB1の処理を終了して、図5のメイン処理に戻
り、S13の処理に移行する。
【0048】以上図6,7を参照して説明したサブルー
チンSUB1の処理によって、RAM3に第1ドライブ
11および第2ドライブ13にセットされているCDR
OM媒体15に記録されている全映像ファイルについ
て、ジャンル属性と読み出しエラーフラグの項目からな
る映像ファイルテーブル25が作成される。なお、この
サブルーチンSUB1が請求項2におけるエラー事前調
査手段としての処理に該当する。
【0049】メイン処理のS13(図5参照)から説明
を続ける。S13では、カウンタDRVPTRを「0」
とし、またフラグErflgを「0」としてそれぞれ初
期化する。S15では、ホスト装置からの再生スタート
コマンドが受信されているか調べ、同コマンドを未受信
であればS15の処理を繰り返して同コマンドの受信を
待つ。一方、同コマンドを受信していれば(S15:Y
ES)、S17に移行する。
【0050】S17では、カウンタDRVPTRを参照
して「0」か否かを判断する。そして、DRVPTR=
0であればS19へ移行し、DRVPTR=1であれば
S21へ移行する。S19では、映像ファイルテーブル
25中の第1ドライブ11用エリアを参照して、上記S
15においてホスト装置から受信した再生開始コマンド
のパラメータであるジャンル指定と同じジャンル属性を
持ち、読み出しエラーフラグ=0である映像ファイルの
中から1映像ファイルを選択する。そしてその選択した
ファイル番号をワークエリアiにセットし、その後S2
3へ移行する。
【0051】一方、S21では、映像ファイルテーブル
25中の第2ドライブ13用のエリアを参照して、上記
S15でホスト装置から受信した再生開始コマンドのパ
ラメータであるジャンル指定と同じジャンル属性を持
ち、読み出しエラーフラグ=0である映像ファイルの中
から1映像ファイルを選択する。そしてその選択したフ
ァイル番号をワークエリアiにセットし、その後S23
へ移行する。
【0052】このように、S19およびS21において
は、ホスト装置から受信した再生開始コマンドのパラメ
ータであるジャンル指定と同じジャンル属性を持ち、読
み出しエラーフラグ=0である映像ファイルの中から1
映像ファイルを選択しているため、カラオケ装置に適用
した場合には、演奏されているカラオケ曲と内容的にマ
ッチした映像であると共に、読み出しエラーの発生しな
い映像が再生されることとなるのである。なお、このS
19およびS21が本発明における映像読出指令手段と
しての処理に該当する。
【0053】続くS23では、サブルーチンSUB2を
コールすることで、S19あるいはS21で選択した映
像ファイルをDRVPTRが示す方のCDROMドライ
ブから読み出して映像再生を行う。またサブルーチンS
UB2では、フラグErflg=1であれば、カウンタ
DRVPTRが示しているCDROMドライブのもう一
方のCDROMドライブにおいて、エラー映像ファイル
の近傍に記録された映像ファイルに対して試験的読み出
し処理を、通常の映像再生と同時に行う。
【0054】それでは、サブルーチンSUB2の具体的
な処理内容を図8,9のフローチャートを参照して説明
する。S201では、フラグErflgが0であるか否
かを判断する。そしてフラグErflg=0であれば
(S201:YES)S205へ移行し、そうでなくフ
ラグErflg=1であれば(S201:NO)、S2
03へ移行する。フラグErflg=1とは、カウンタ
DRVPTRが示しているこれから映像再生する側のド
ライブとは反対の方のドライブによる前回の映像再生中
に読み出しエラーがあったことを示している。
【0055】S203では、前回エラーの発生したCD
ROMドライブ(以下エラー発生ドライブと略記する)
において、読み出しエラーとなった映像ファイルの近傍
に記録されている映像ファイルを試験的に読み出すため
の準備処理を行う。具体的には読み出しエラーとなった
映像ファイルの近傍に記録されていて、読み出しエラー
フラグがセットされていない映像ファイルの中から試験
的読み出しを行う映像ファイルを選択し、そのファイル
番号kをセットする。さらにフラグErflgを0でク
リアし、映像再生中と並行して試験的読み出しを行うこ
とを指定するためフラグTsflgに1をセットする。
【0056】なお、この場合のファイル番号kについて
補足しておく。エラーの発生した映像ファイルに対して
CDROM媒体15上で位置的に近傍となる所定の映像
ファイルがファイルkである。この「位置的近傍」は、
例えばCDROM媒体15において、内周側から外周側
に向かって映像ファイルがファイル番号1,2,3,…
と記憶されているような場合を考えると、ファイル2で
エラーが発生した場合のファイル2に対して位置的近傍
となる映像ファイルの一例としては、ファイル1やファ
イル3が考えられる。また、前後1つずつではなく2つ
以上の映像ファイルを調査してもよい。さらに、ファイ
ル1はエラー無しで読み出し再生し、続いてファイル2
を読み出し再生している場合に読み出しエラーが発生し
た場合には、ファイル1については再度エラー調査する
ことなく、例えばファイル3だけを調査するといったこ
とが考えられる。
【0057】S205では、カウンタDRVPTRが示
す方のドライブにおいてはファイル番号iのファイル
の、もう一方のドライブにおいてはファイル番号kのフ
ァイルにおける読み出しを行うブロック番号jを1で初
期化する。なお、S201で肯定判断の場合、すなわち
フラグErflg=0の場合には、これから映像再生す
るドライブとは反対側のドライブによる前回の映像再生
中に読み出しエラーがなかったことになるので、試験読
み出しを行わない。したがって、この場合S205では
実質的に、カウンタDRVPTRが示すCDROMドラ
イブのファイル番号iのファイルにおける読み出しを行
うブロック番号を示すワークエリアjのみを1として初
期化することとなる。
【0058】S207では、カウンタDRVPTRが示
すドライブに対して、ファイルiにおけるブロックjの
1ブロック分の読み出し要求を出力する。続くS209
では、フラグTsflgを参照し、Tsflg=0であ
ればS213へ、そうでなければS211へ移行する。
【0059】S211では、試験的読み出しを行うため
に、カウンタDRVPTRが示す側のドライブとは反対
側のドライブに対して、ファイルkにおけるブロックj
の1ブロック分の読み出し要求を出力する。S213で
は、上記S207及びS211で出力しているファイル
i及びファイルkそれぞれにおけるブロックjの読み出
し要求が共に完了しているかを調べ、完了していなけれ
ば再度S213へ、そうでなければS215へ移行す
る。S215では、S207で出力したファイル番号i
ブロックjの読み出し要求が正常終了したかどうかチェ
ックする。そして、正常に読み出しができていればS2
17へ移行し、読み出しエラーが発生していればS21
9へ移行する。
【0060】S217では、正常に読み出したファイル
iにおけるブロックjの1ブロック分の映像情報を映像
制御回路9に転送する。映像制御回路9では受け取った
映像情報を映像信号に変換しディスプレイに出力する。
またS219では、現在読み出し中のファイルiにおい
て読み出しエラーが発生したことを示すためのフラグE
rflgに1をセットし、さらに映像ファイルテーブル
25の同ファイルのエントリの読み出しエラーフラグ項
目に対して1をセットする。
【0061】S221では、フラグTsflgを参照
し、Tsflg=0であればS227へ、そうでなけれ
ばS223へ移行する。S223では、S211で出力
したカウンタDRVPTRが示すドライブとは反対側の
ドライブにおいてファイルkのブロックjの読み出し要
求が正常に読み出しできたかをチェックする。正常に読
み出しできていればS227へ移行し、そうでなければ
S225へ移行する。
【0062】S225では、試験的読み出し中のドライ
ブのファイルkが読み出しエラーファイルであることを
検出していることから、映像ファイルテーブル25の同
ファイルのエントリの読み出しエラーフラグ項目に対し
て1をセットする。S227では、ファイルi及びファ
イルkそれぞれの読み出しブロック番号jをインクリメ
ント(j←j+1)して更新する。その結果ワークエリ
アjが1ファイル分のブロック長であるmを越えたら
(S229:YES)、映像再生のための読み出し及び
読み出しエラーファイルかどうかの試験的読み出しにお
いて、ファイル全体を読み出したことになるのでS23
1に移行する。そうでなければ(S229:NO)S2
07へ行き、現在読み出し中のファイルについて次のブ
ロックの読み出しを行う。
【0063】S231では、試験的読み出しを行うこと
を指定するフラグTsflgを0でクリアし、サブルー
チンSUB2の処理を終了する。サブルーチンSUB2
の処理が終了したら、図5のメイン処理に戻り、S25
の処理に移行する。S25では、映像再生中のドライブ
を指定するカウンタDRVPTRをインクリメントし、
もう一方のドライブで映像再生を行うようにさせる。そ
の結果DRVPTR=2となったら(S27:YE
S)、S29へ移行してカウンタDRVPTRに0をセ
ットする。DRVPTR=2でなければS31へ移行す
る。
【0064】S31では、ホスト装置からの再生停止コ
マンドが受信されているかチェックし、再生停止コマン
ドを受信していなければ(S31:NO)S17へ戻
る。そうでなければ(S31:YES)、S15へ戻っ
てあらためて再生スタートコマンドの受信を待つ。
【0065】以上のようなCPU7の制御によって、電
源投入時に第1ドライブ11および第2ドライブ13に
セットされているCDROM媒体15の全ファイルにつ
いて試験的読み出しを行って読み出しエラーとなるファ
イルを調べ、それをRAM3の映像ファイルテーブル2
5に登録することができる。
【0066】また映像再生中に読み出しエラーを検出し
た場合に、その読み出しエラーとなった映像ファイルを
前記の映像ファイルテーブル25に登録するとともに、
そのファイルの近傍に記録された映像ファイルに対して
も試験的読み出しを行うことで読み出しエラーの有無を
調べ、読み出しエラーとなる場合には前記の映像ファイ
ルテーブル25に登録することができる。
【0067】そしてこれらの読み出しエラー登録された
映像ファイルは、ホスト装置からの映像再生要求に対し
て再生映像ファイルから除外されることから、映像再生
サービス中の読み出しエラーによる映像の乱れを防ぐこ
とができる。このように、映像再生を行なう前に予め映
像エラーの有無を調べておくことができるので、乱れた
映像の再生を極力少なくすることができる。なお、上記
実施例では、予め全ファイルについてエラーを調査して
いたが、一部のファイルについてエラー調査を行っても
よい。但し、上記実施例のように、電源オン時のイニシ
ャライズ動作において、すなわち映像再生サービスを実
行する前に予めCDROM媒体15に記憶された映像情
報17全体を試験的に読み出し、読み出しエラーとなる
映像ファイルを映像ファイルテーブル25に記憶させて
おけば、映像の乱れを極力発生させないようにできる点
では好ましい。
【0068】一方、全ファイルについて調査するにはそ
れなりの時間を要するので、上記サブルーチンSUB2
で示したように、一方のディスクドライブによって映像
を読み出して再生しながら、他方のドライブによってエ
ラーを調査することだけを実行してもよい。このように
すれば、映像再生サービスは続行しながらエラー調査が
できる点で好ましい。
【0069】そしてまた、再生中に読み出しエラーを検
出した場合には、そのエラーの発生した映像ファイルだ
けを次回以降の映像再生候補から除外するのではなく、
そのエラーの発生した映像ファイルに対してCDROM
媒体15上で位置的に近傍となる映像ファイルについて
も試験的に読み出し、エラーが発生するか否かを調べる
ことは、エラーによる映像の乱れを未然に防ぐこと点で
好ましい。
【0070】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。例えば、上記実施例で
は映像記憶ディスクとしてCDROM媒体15を採用し
たが、いわゆるハードディスクのような磁気ディスクや
光ディスク等でも同様に適用できる。特に、上記実施例
中においてある映像ファイルにエラーが検出された場合
に、その映像ファイルに対してCDROM媒体15上で
位置的近傍にある他の映像ファイルをエラー調査の対象
とした。これは、同じ記憶媒体であっても磁気テープの
ようなものとは異なり、内周から外周に向かって円形の
トラック上にデータ記録が行われるようなディスク状媒
体であるため、例えばキズがある場合には、位置的近傍
にある他の映像ファイルにもその影響が及んでいる蓋然
性が高いからである。したがって、本発明における映像
記憶ディスクはこのようなデータ記録が行われる構成の
ものが該当するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の映像再生装置の全体構成
を示すブロック図である。
【図2】 CDROM媒体に記憶されている映像情報の
構成を示す説明図である。
【図3】 1映像シーン毎にファイル化されている映像
情報の構成を示す説明図である。
【図4】 映像ファイルテーブルを示す説明図である。
【図5】 実施例におけるメイン処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】 サブルーチンSUB1の前半を示すフローチ
ャートである。
【図7】 サブルーチンSUB1の後半を示すフローチ
ャートである。
【図8】 サブルーチンSUB2の前半を示すフローチ
ャートである。
【図9】 サブルーチンSUB2の後半を示すフローチ
ャートである。
【図10】 本発明の基本構成を例示するブロック図で
ある。
【符号の説明】
3…RAM 5…ホストI/F
部 7…CPU 9…映像制御回路 11…第1CDROMドライブ 13…第2CDR
OMドライブ 15…CDROM媒体 17…映像情報 21…ジャンル属性 23…映像情報本
体 25…映像ファイルテーブル
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G10K 15/04 302 G10K 15/04 302D (56)参考文献 特開 平2−94170(JP,A) 特開 平1−60886(JP,A) 特開 平5−347084(JP,A) 特開 平5−298836(JP,A) 特開 平4−92260(JP,A) 特開 平2−62764(JP,A) 特開 平1−70969(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/18 G10K 15/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラオケ曲のジャンルに対応してジャン
    ル分けされた複数の映像ファイルから構成された映像情
    報を記憶した映像記憶ディスクより該映像情報を読み出
    す映像情報読出手段と、 該映像情報読出手段によって読み出した映像情報を映像
    信号に変換して再生する映像再生手段とを備えた映像再
    生装置において、 上記映像情報読出手段によって上記映像記憶ディスクか
    ら映像情報を読み出している最中に読み出しエラーが発
    生した場合に、その映像情報を上記映像ファイル単位で
    記憶しておくエラー映像記憶手段と、 映像再生時には、上記エラー映像記憶手段に記憶されて
    いるエラー発生映像ファイルを除外して、指定されたジ
    ャンルに該当する映像情報中からの読み出しを上記映像
    情報読出手段に指令する映像読出指令手段とを備えるこ
    とを特徴とする映像再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の映像再生装置におい
    て、 上記映像再生手段による映像再生を行なう前に、予め上
    記映像記憶ディスクに記憶されている映像情報を試験的
    に読み出し、映像ファイル単位にエラーが発生するか否
    かを調べるエラー事前調査手段を備え、 該エラー事前調査手段による調査でエラー発生の確認さ
    れた映像情報を、映像ファイル単位で上記請求項1のエ
    ラー映像記憶手段に記憶することを特徴とする映像再生
    装置。
  3. 【請求項3】 上記映像情報読出手段は複数のディスク
    ドライブを備え、各ディスクドライブで個別に上記映像
    記憶ディスクから映像情報を読み出し可能であり、所定
    の順序で上記ディスクドライブを切り替えながら読み出
    した映像情報を上記映像再生手段にて再生するように構
    成された請求項1に記載の映像再生装置において、 上記複数のディスクドライブの内の一つのディスクドラ
    イブによって映像情報を読み出して再生している最中に
    エラーが発生した場合には、別のディスクドライブによ
    る映像情報の読み出し・再生に切り替わった後で、上記
    エラーの発生したディスクドライブを制御し、上記エラ
    ーの発生した映像ファイルを上記請求項1のエラー映像
    記憶手段に記憶させる制御手段を備えることを特徴とす
    る映像再生装置。
  4. 【請求項4】 上記映像情報読出手段は複数のディスク
    ドライブを備え、各ディスクドライブで個別に上記映像
    記憶ディスクから映像情報を読み出し可能であり、所定
    の順序で上記ディスクドライブを切り替えながら読み出
    した映像情報を上記映像再生手段にて再生するように構
    成された請求項1に記載の映像再生装置において、 上記複数のディスクドライブの内の一つのディスクドラ
    イブによって映像情報を読み出して再生している最中に
    エラーが発生した場合には、別のディスクドライブによ
    る映像情報の読み出し・再生に切り替わった後で、上記
    エラーの発生したディスクドライブを制御し、上記エラ
    ーの発生した映像ファイルに対して上記映像再生ディス
    ク上で位置的に近傍となる所定の映像ファイルを試験的
    に読み出し、エラーが発生するか否かを調べる近傍エラ
    ー調査手段と、該近傍エラー調査手段による調査でエラ
    ー発生の確認された映像情報を、映像ファイル単位で上
    記請求項1のエラー映像記憶手段に記憶することを特徴
    とする映像再生装置。
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