JP2971708B2 - ハイマウントストップランプ - Google Patents

ハイマウントストップランプ

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JP2971708B2
JP2971708B2 JP22230893A JP22230893A JP2971708B2 JP 2971708 B2 JP2971708 B2 JP 2971708B2 JP 22230893 A JP22230893 A JP 22230893A JP 22230893 A JP22230893 A JP 22230893A JP 2971708 B2 JP2971708 B2 JP 2971708B2
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stop lamp
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body cover
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弘人 安西
浩邦 大杉
光雄 山田
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SUTANREE DENKI KK
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SUTANREE DENKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用灯具に関するもの
であり、詳細には車両の中心線上の比較的高い位置に本
来のストップランプの補助として設けられるハイマウン
トストップランプに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のハイマウントストップラ
ンプ90の構成の例を示すものが図6であり、このハイ
マウントストップランプ90は光源である電球91、前
記ハイマウントストップランプ90をリアトレイ81に
取付け且つ前記電球91を保持するための電球ソケット
92が取付けられたハウジング93、前記ハウジング9
3に取付けられ前記電球91からの光を平行光線に収束
する例えば回転放物面とされた反射鏡94、同様に前記
ハウジング93に取付けられ前記反射鏡94からの平行
光線に適宜な配光特性を与えるレンズ95、前記反射鏡
94などを車室内側から覆い美観を向上させると共に漏
光も防止するリアカバー96、前記ハイマウントストッ
プランプ90の前方にリアウインド82との形状の整合
と漏光の防止を目的として取付けられるシェード97、
及び、前記ハイマウントストップランプ90をリアトレ
イ81に取付けを行う際に用いられるボルト98の8点
の部品で構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記に説明したそれぞ
れの部品は、それぞれが明確な目的を持って選択、採用
されたものであり一点として不要な部品はない。しかし
ながら、この種の車両用の付属品においては常に一層の
コストダウンが要望されるものとなり、上記に説明した
従来の構成では、もはや簡素化する術もなく、従ってコ
ストダウンは実質的に不可能であり要望に応えられない
問題点を生じ、この点の解決が課題とされるものとなっ
ていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明は前記した従来
の課題を解決するための具体的な手段として、車室内の
リアトレイに取付けられるハイマウントストップランプ
において、前記ハイマウントストップランプは灯体カバ
ーが前記リアトレイに設けられた取付孔にフックなど係
着手段で着脱自在に係着され、且つ、前記灯体カバーに
は、透明部材で略L字状に形成され、該略L字状の水平
部には少なくとも一個の電球ソケットが一体化されて光
源保持手段とされ、前記略L字状の垂直部の内面側には
フレネルレンズカットが施されて光束収束手段とされ、
前記垂直部の外面側には魚眼レンズカットが施されて配
光特性生成手段とされた光源ユニットが着脱自在に係着
されていることを特徴とするハイマウントストップラン
プを提供することで、一層のコストダウンを可能として
課題を解決するものである。
【0005】
【実施例】つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図1及び図2に符号1で示すものは
本発明に係るハイマウントストップランプ(以下に、ス
トップランプ1と略称する。)の第一実施例であり、こ
のストップランプ1はリアトレイ81上のリアウインド
82に近接した位置に取付けられるものである点は従来
例のものと同様である。
【0006】ここで本発明においては、前記ストップラ
ンプ1を基本的に灯体カバー2、光源ユニット3及び電
球4の三部品に集約して構成するものであり、先ず、前
記灯体カバー2は前記ストップランプ1の外形に必要と
される形状が一体化して形成されるものであり、具体的
には前記電球4からの光が車室内に放射されることを防
ぐリアカバー部21と、このストップランプ1の点灯時
の光の前記リアウインド82での反射光を遮蔽するシェ
ード部22とが一体化して形成されるものとされてい
る。
【0007】また、前記灯体カバー2の底面には光源ユ
ニット3を挿着するための開口部23が設けられると共
に、フック24が設けられてリアトレイ81に設けられ
た取付孔81aに係着可能なものとされ、このときに前
記フック24は設けられる位置及び形状などを適宜なも
のとされて、例えば電球4に交換の必要を生じたときに
は前記取付孔81aからの離脱も可能なものとされてい
る。
【0008】一方、前記光源ユニット3は、例えば赤色
透明の樹脂部材などで形成されるものであり、このとき
には前記灯体カバー2の底面と略平行となる水平部31
と、前記灯体カバー2のリアカバー部21とシェード部
22との間を仕切るようにされる垂直部32とで略L字
状に形成されるものとされている。
【0009】また、前記水平部31には電球ソケット3
1aが一体に設けられるものとされて光源保持手段とさ
れ、前記電球ソケット31aは、図2中に断面で示すよ
うに端子31bを一方の端部が電球接触子、他方の一方
の端部がコネクタ端子となる形状として、電球4を挿着
可能とすると共に車体側ハーネス83が直結可能な形状
とされている。
【0010】また、前記垂直部32には内面側に前記電
球4のフィラメント4aの位置を焦点とするフレネルレ
ンズカット32aが施されて、前記電球4からの光を略
平行光線に収束する光束収束手段とされ、同じ垂直部3
2の外面側には魚眼レンズカット32bが施されて前記
フレネルレンズカット32aを透過した光に適宜な配光
特性を与える配光特性生成手段とされている。
【0011】尚、上記の構成とされた光源ユニット3に
は、取付フック33が設けられ、前記灯体カバー2の開
口部23から挿着したときには所定位置に係着されるも
のとされているが、この灯体カバー2と光源ユニット3
との係着状態も、前記電球4の交換時などに対応できる
ように着脱を自在なものとされている。
【0012】従って、本発明の構成によれば、先ず、光
源ユニット3の電球ソケット31aに電球4を挿着し、
その後に光源ユニット3と灯体カバー2とを係着させれ
ばストップランプ1の組立は完了し、僅かに3点の部品
の組立で済むものとなる。また、このストップランプ1
をリアトレイ81に取付ける際にも、単に灯体カバー2
のフック24をリアトレイ81の取付孔81aに挿着す
ることで済むものとなり、工具などを必要とすることな
く迅速に行えるものとなる。
【0013】図3及び図4に示すものは本発明の第二実
施例であり、前の第一実施例が光源ユニット3に電球保
持手段である電球ソケット31aと、光束収束手段であ
るフレネルレンズカット32aと、配光特性生成手段で
ある魚眼レンズカット32bとが一体に形成されていた
例であったのに対し、この第二実施例では光源ユニット
5に電球保持手段と光束収束手段とを一体に形成した例
であり、以下、説明は上記第一実施例と相違する部分に
就いてのみ行う。
【0014】このときには、前記光源ユニット5は不透
明部材で形成され、この光源ユニット5の水平部51に
は前の実施例と同様に電球ソケット51aが形成される
ものとされているが、垂直部52は第一実施例とは反対
側、即ち、灯体カバー2のリアカバー部21の側に設け
られ、その垂直部52の内面側には前記電球4のフィラ
メント近傍を焦点とする回転放物面の反射鏡52aが設
けられて光束収束手段とされている。
【0015】従って、この第二実施例の場合には当然に
透明部材で形成され、魚眼レンズカット6aなど配光特
性生成手段が施されたレンズ6が別部品として必要なも
のとなるが、このレンズ6は灯体カバー2或いは光源ユ
ニット5の何れかの側に、接着、嵌着又は二色成型によ
る一体成型など適宜な手段で予めに取付けられるものと
されている。
【0016】上記の構成としたことで、第二実施例のも
のは第一実施例のものに比べて確かに部品点数の増加を
来すものとなるが、それでも尚、従来構造のものと比較
して部品点数の低減の効果は明らかである。また、前記
回転放物面の反射鏡52aの焦点距離の設定、光軸の調
整など光学的な自由度も大きいものとなるので、一般的
にはストップランプとしての配光特性を満足させるのも
容易となり、また、発光面に光ムラなどを生じたときの
対処も容易となる。
【0017】図5に示すものは本発明の第三実施例であ
り、前記第一実施例、第二実施例のものが何れも水平部
31、51に電球ソケット31a、51aを同体で形成
したものとしているが、この第三実施例では図示のよう
に水平部31(あるいは水平部51)とは別部材として
電球ソケット7を形成し、前記水平部31(あるいは水
平部51)に例えば嵌合孔31b(51b)を設けるな
どしてバヨネットなど適宜な手段で取付けたものであ
る。
【0018】この場合には、前記第一実施例、第二実施
例のものと比べて一層に部品点数の増加を来すものとな
るが、従来構造のものと比較して部品点数の低減の効果
は明らかであり、また例えば仕向先の仕様などにより光
源ユニット3(あるいは光源ユニット5)に異なるソケ
ット形状の電球4の使用が指定されるときなどには、前
記電球ソケット7の差し替えのみで対応できるものとな
る。
【0019】従って、何れの実施例を選択するかは、例
えば要求されるコスト、性能向先仕様などを勘案して決
定すれば良いものである。また、上記何れの実施例も前
記光源ユニット3、5を灯体カバー2に係着させる際に
は底面側に設けられた開口部から行うものとして説明し
たが、これをシェード部22の開口を利用して前方、即
ち照射方向側から行うようにしたり、複数個の光源を設
けるようにしたりの設計変更は自在である。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、灯
体カバーがリアトレイに設けられた取付孔にフックなど
係着手段で着脱自在に係着され、且つ、前記灯体カバー
には光源保持手段、光束収束手段及び配光特性生成手段
の内の少なくとも二つの手段が一体化して形成された光
源ユニットが着脱自在に係着されているハイマウントス
トップランプとしたことで、従来はハイマウントストッ
プランプを構成するために絶対的に必要とされた部品の
数を統合又は不要とし、半分或いはそれ以下にと大幅な
低減を可能とし、素材費及び加工費を低減して格段のコ
ストダウンを可能とする極めて優れた効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るハイマウントストップランプの
第一実施例を示す斜視図である。
【図2】 図1のA―A線に沿う断面図である。
【図3】 同じく本発明に係るハイマウントストップラ
ンプの第二実施例を示す斜視図である。
【図4】 図3のB―B線に沿う断面図である。
【図5】 同じく本発明に係るハイマウントストップラ
ンプの第三実施例を要部で示す断面図である。
【図6】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1……ハイマウントストップランプ 2……灯体カバー 21……リアカバー部 22……シェード部 23……開口部 24……フック 3、5……光源ユニット 31、51……水平部 31a、51a……電球ソケット 32、52……垂直部 32a……フレネルレンズカット 32b……魚眼レンズカット 52a……反射鏡 4……電球 6……レンズ 7……電球ソケット 81……リアトレイ 81a……取付孔 82……リアウインド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内のリアトレイに取付けられるハイ
    マウントストップランプにおいて、前記ハイマウントス
    トップランプは灯体カバーが前記リアトレイに設けられ
    た取付孔にフックなど係着手段で着脱自在に係着され、
    且つ、前記灯体カバーには、透明部材で略L字状に形成
    され、該略L字状の水平部には少なくとも一個の電球ソ
    ケットが一体化されて光源保持手段とされ、前記略L字
    状の垂直部の内面側にはフレネルレンズカットが施され
    て光束収束手段とされ、前記垂直部の外面側には魚眼レ
    ンズカットが施されて配光特性生成手段とされた光源ユ
    ニットが着脱自在に係着されていることを特徴とするハ
    イマウントストップランプ。
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