JP2969776B2 - データ識別方式 - Google Patents

データ識別方式

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JP2969776B2
JP2969776B2 JP2109543A JP10954390A JP2969776B2 JP 2969776 B2 JP2969776 B2 JP 2969776B2 JP 2109543 A JP2109543 A JP 2109543A JP 10954390 A JP10954390 A JP 10954390A JP 2969776 B2 JP2969776 B2 JP 2969776B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子計算機による情報処理システムにおける
データ識別方式に関するものである。
〔従来の技術〕
記憶領域に複数種類のデータが格納されている場合
に、記憶領域からデータを所定の基準に従って読み込
み、それが特定の種類のデータである場合にのみ所定の
処理を行い、それ以外の種類のデータである場合はエラ
ー等とするような処理がしばしば用いられ、このような
処理を行う場合にデータの種類の識別が必要となる。
従来、このようなデータの種類の識別を行う方式(デ
ータ識別方式)としては、次のようなものがあった。
データを割り付ける記憶領域の空間を制御することに
よってデータへのポインタの上位の数ビットを0とし、
そこにデータの種類を示すタグを付与し、データの参照
時にポインタからタグを抽出し、その値からデータの種
類を識別する方式。
データを割り付ける記憶領域のアドレスを2の累乗の
整数倍にすることによってデータへのポインタの下位の
数ビットを0にし、そこにデータの種類を示すタグを付
与し、データの参照時にポインタからタグを抽出し、そ
の値からデータの種類を識別する方式。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、従来のデータ識別方式では、データ
の参照時にデータへのポインタに付与されたタグにより
データの種類を識別するようにしていたため、データの
参照毎にタグの抽出および基準値との比較の操作が必要
となり、その操作に要する処理のために情報処理システ
ム全体の効率が低下するという欠点があった。
本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その
目的とするところは、情報処理システム全体の処理効率
を高めることのできるデータ識別方式を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するため、2の累乗の大き
さを単位とした複数種類のデータを記憶領域に動的に割
り付けて処理を行う情報処理システムにおいて、 データを記憶領域に割り付ける際、前記単位の整数倍
となるアドレスから割り付けると共に、そのデータへの
ポインタの0となる下位数ビットにそのデータの種類を
示すタグを付与するタグドポインタ手段と、 記憶領域に割り付けられたデータを参照する際、参照
するデータへのダグドポインタの値からデータの種類に
応じたタグの値を引いて得たアドレスから実際に参照を
行うアドレス補正参照手段と、 記憶領域のデータを参照するアドレスが前記単位の整
数倍でない場合に例外を発生するアドレス例外検出手段
とを備えるようにしている。
〔作用〕
本発明のデータ識別方式にあっては、データを記憶領
域に割り付ける際にタグドポインタ手段が2の累乗であ
るデータの大きさの単位の整数倍となるアドレスから割
り付けると共に、そのデータへのポインタの0となる下
位数ビットにそのデータの種類を示すタグを付与し、記
憶領域に割り付けられたデータを参照する際にアドレス
補正参照手段がそのデータへのタグドポインタに対して
データの種類に応じた値を補正して参照し、記憶領域の
データを参照するアドレスが前記単位の整数倍でない場
合にアドレス例外検出手段が例外を発生する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例につき図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明のデータ識別方式を適用した情報処理
システムの一実施例を示す構成図である。
第1図において、本実施例の情報処理システムは、情
報処理システム制御部1と、データ割り付け部21および
タグ付与部22を含むタグドポインタ手段2と、複数種類
のデータA1,A2,B1,C1等が格納される記憶領域3と、デ
ータ転送部41およびアドレス補正部42を含むアドレス補
正参照手段4と、アドレス例外検出機構51および例外処
理部52を含むアドレス例外検出手段5とから構成されて
いる。なお、各部の機能は以下の動作を通して説明する
こととする。
以下、上記の実施例の動作を場合を分けて説明する。
(1)データ割り付け時 情報処理システム制御部1からデータの割り付けが要
求されると、タグドポインタ手段2のデータ割り付け部
21が記憶領域3に対し、2の累乗であるデータの大きさ
の単位の整数倍となるアドレスからデータを割り付ける
と共に、タグ付与部22がそのデータへのポインタの0と
なる下位数ビットにそのデータの種類を示すタグを付与
する。
ここで、例えば、データの大きさの単位(データ転送
の単位)を4バイトとすると、データが割り付けられる
記憶領域3のアドレスは4の倍数となる。また、4バイ
ト以下のアドレスを識別するための下位の2ビットが0
となるため、その2ビットを使って4通りのデータの種
類が識別できる。そして、例えば、データの種類Aに対
してタグを“10"、データの種類Bに対してタグを“01"
というように定めておく。
第2図(a)は種類Aのデータに対するタグドポイン
タP1を示したものであり、タグドポインタP1全体から形
式的に示される記憶領域3上のアドレスは、そのデータ
が格納される4バイトの先頭から3バイト目の先頭を指
すことになる。また、第2図(b)は種類Bのデータに
対するタグドポインタP2を示したものであり、タグドポ
インタP2全体から形式的に示される記憶領域3上のアド
レスは、そのデータが格納される4バイトの先頭から2
バイト目の先頭を指すことになる。
(2)データ参照時 情報処理システム制御部1からデータの参照の要求が
発生すると、アドレス補正参照手段4のアドレス補正部
42が、情報処理システム制御部1から指定されたデータ
へのポインタ(タグドポインタ)に補正を加える。具体
的には、参照するデータへのタグドポインタの値からデ
ータの種類に応じたタグの値を引くことにより参照アド
レスを得る。すなわち、種類Aのデータのみを処理する
場合、タグドポインタから下位ビットを揃えて“10"を
引く。
次いで、補正後のアドレスにより記憶領域3からデー
タを読み込み、正常に読み込みが行われた場合には、デ
ータ転送部41が情報処理システム制御部1にデータを転
送する。また、参照アドレスがデータ転送単位の整数倍
でない場合、つまり前述した例では、4の倍数でない場
合には、アドレス例外検出手段5のアドレス例外検出機
構51が動作して例外処理部52により例外が発生し、読み
込みは行われない。
しかして、タグドポインタの全体が形式的に示すアド
レスは、前述の例では、4の倍数であるデータの先頭ア
ドレスよりデータの種類を示すタグの値だけ後ろを示し
ているため、参照しようとしたデータが所望の種類のデ
ータであれば、アドレス補正によって差し引いて得た参
照アドレスはデータの先頭アドレス、つまり、4の倍数
となり、例外が発生することはない。これに対し、参照
しようとしたデータが所望の種類以外のデータであれ
ば、アドレス補正によって差し引いて得た参照アドレス
はデータの先頭アドレスと異なるものとなり、4の倍数
とならないので、例外が発生することになる。これによ
り、所望の種類のデータだけを参照することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のデータ識別方式にあっ
ては、データの参照時にデータへのポインタ(タグドポ
インタ)にデータの種類に応じた補正を行って実際に参
照を行うだけで、所望の種類のデータであればそのまま
読み込みが行え、他の種類のデータであれば例外が発生
してその旨が認識できるため、従来のように、データの
参照毎にタグの抽出および基準値との比較の操作を行っ
ていた場合に比べて、処理が簡略化され、情報処理シス
テム全体の効率が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のデータ識別方式を適用した情報処理シ
ステムの一実施例を示す構成図および、 第2図はタグドポインタの説明図である。 図において、 1……情報処理システム制御部 2……タグドポインタ手段 21……データ割り付け部 22……タグ付与部 3……記憶領域 4……アドレス補正参照手段 41……データ転送部 42……アドレス補正部 5……アドレス例外検出手段 51……アドレス例外検出機構 52……例外処理部 A1,A2,B1,C1……データ P1,P2……タグドポインタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2の累乗の大きさを単位とした複数種類の
    データを記憶領域に動的に割り付けて処理を行う情報処
    理システムにおいて、 データを記憶領域に割り付ける際、前記単位の整数倍と
    なるアドレスから割り付けると共に、そのデータへのポ
    インタの0となる下位数ビットにそのデータの種類を示
    すタグを付与するタグドポインタ手段と、 記憶領域に割り付けられたデータを参照する際、参照す
    るデータへのタグドポインタの値からデータの種類に応
    じたタグの値を引いて得たアドレスから実際に参照を行
    うアドレス補正参照手段と、 記憶領域のデータを参照するアドレスが前記単位の整数
    倍でない場合に例外を発生するアドレス例外検出手段と
    を備えたことを特徴とするデータ識別方式。
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