JP2969709B2 - 歪補正信号分割回路 - Google Patents

歪補正信号分割回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は投写型テレビジョン受信機のレジストレーシ
ョンの為に用いる歪補正信号分割回路に関する。
〔発明の概要〕
本発明は投写型テレビジョン受信機のレジストレーシ
ョンの為に用いる歪補正信号分割回路に関し、2個のPN
P型トランジスタの夫々のエミッタ及びコレクタを共通
接続した第1のエミッタフロワー回路と、2個のNPN型
トランジスタの夫々のエミッタ及びコレクタを共通接続
した第2のエミッタフロワー回路とを有し、第1及び第
2のエミッタフロワー回路の夫々の一方のトランジスタ
のベースを基準電位に接続し、夫々の他方のトランジス
タのベースに夫々垂直同期歪補正信号を供給して、第1
及び第2のエミッタフロワー回路のエミッタ側から垂直
同期歪補正信号の前半及び後半を分割して出力する様に
してラスタ歪の発生を防止させる様にしたものである。
〔従来の技術〕
従来からの投写型テレビジョン受信機では一般的には
3個のR(赤),G(緑),B(青)の陰極線管(以下CRT
と記す)を用い、これらCRTを3個のレンズを介してス
クリーン上に投影することで大型画像を得ていた。この
為にこれら三つのCRTを偏向するための偏向回路及びス
クリーン上で色コンバーセンスを行うためのレジストレ
ーション補正回路を必要とした、この為に上記した3個
のR,G,B用のCRTには通常のラスタを作る主偏向ヨークの
後方にそのラスタを目的に応じて補正するための副偏向
ヨークを設けてレジストレーション補正の役割を分担さ
せている。
上述の様なレジストレーション補正回路が必要となる
理由を第3図の投写型テレビジョン受信機の投写原理図
によって説明する。同図で三つのCRT(4R),(4G),
(4B)は一般的な水平インライの配置を示したが、これ
ら三つのCRTからの映像を光学系を構成する三つのレン
ズ(5R),(5G),(5B)を介してスクリーン(6)を
投影し、投写画像を正しい矩形状にしてスクリーン
(6)に重ね合わせねばならないが、三つのCRTの配置
状態や光学系の為に光学的な走査歪を発生する。この様
な走査歪は第3図に示す投写角度βと投写角度γにより
影響を受ける。ここで、投写角度γはRのCRT(4R)と
BのCRT(5B)の光軸がGのCRT(4G)の光軸と成す角で
あり、投写角度βはR、G、BのCRT(4R),(4G),
(4B)の三つの光軸を含む面とスクリーン(6)の面に
直角な直線EZとのなす角度である。この投写角度βによ
って例えば、GのCRT(4G)が直線EZに対し斜め下から
投影されたとすると、スクリーン(6)の上側では第4
図Aに示す様に投写倍率が拡大され、下側で縮小され
て、水平台形歪(7)を発生する。又、垂直方向には第
4図Bに示す様な垂直直性線歪(8)が発生する。同様
に投写角度γで二個のCRT(4R),(4B)からスクリー
ン(6)にこれらCRT(4R),(4B)の像が投影された
とすれば同じく、第4図Cに示す様なRのCRT(4R)に
よる垂直台形歪(9R)と、この垂直台形歪とは対称な歪
を持つBのCRT(4B)による垂直台形歪(9B)を生ず
る、同様に水平方向の水平直線歪(9R),(9G)もCRT
(4R)と(4B)では第4図Dの様に対称的なものとな
る。
この様な光学的な歪を補正するためにスクリーン
(6)上で正常な画像と成る様にスクリーン(6)上の
歪とは逆になる様な歪を各CRT(4R)(4G)(4B)に予
め作っておく様にしている。この回路がレジストレーシ
ョン補正回路である。
この様なレジストレーション補正回路としては上記し
た様に主偏向ヨークに垂直,水平鋸歯状波や垂直,水平
パラボラ波等の補正波形を供給し、水平台形歪や垂直の
直線状等の補正を行なっている。又、主偏向ヨークの後
方に配設した副偏向ヨークには例えば、水平パラボラ波
を供給して水平直線状歪を補正し、垂直台形歪(9R)
(9B)等は同じくこれら各CRTの副偏向ヨークに水平鋸
歯状波プラス垂直鋸歯状波を供給することで補正が行な
われている。即ち、投射型テレビジョン受像機では水
平,垂直鋸歯状波発生回路並に水平,垂直パラボラ波発
生回路やレジストレーション調整の為のハッチ信号を発
生するセット信号発生回路等を持っている。例えば、上
述の垂直台形歪を補正するためには第5図に示す様に垂
直鋸歯状波発生回路(11)及び水平鋸歯状波発生回路
(12)からの垂直及び水平鋸歯状波(11a)及び(12a)
を垂直及び水平鋸歯状波変調回路(13)に供給し、ここ
で、平衡変調等を行なって、蝶々型の波形を有する歪補
正信号(13a)等を得て、この歪補正信号(13a)を分割
回路(14)に供給して、分割信号(14a)得る。この分
割信号(14a1)(14a2)(14a3)(14a4)は例えば、第
4図Cに示すスクリーン(6)上の中心点0を中心に4
分割した第1象限乃至第4象限I,II,III,IVの各領域の
台形歪を個々に補正する様に成される。この為に例えば
R及びGのCRT(4R)及び(4B)に可変抵抗マトリック
ス回路(15)を設けて、この可変抵抗器を調整すること
で各象限の台形歪量を補正し、R,G,B用の駆動アンプ(1
6)を介してR,G,B用の副偏向ヨーク(17)に分割した歪
補正信号を供給して台形歪を補正している。実際には先
にも説明した様に台形歪だけでなくスクリーンが平らで
ない事で生ずる糸捲歪や上述の投射角度βとγの両方で
生ずる回転歪やその他弓形歪等の補正もされている。
上述の第5図に示した分割回路(14)の構成の1例を
第6図に示す。この分割回路(14)の入力端子T6には垂
直同期信号と同期した補正用の録画状波信号(18)が供
給され、この補正用の鋸歯状波信号(18)は例えば、HD
−14053等のC−MOS−IC構成のアナログスイッチ(1)
の入力端子と、オペアンプ構成のコンパレータ(19)の
非反転入力端子に供給される。コンパレータ(19)の反
転入力端子は基準電位の例えば、零Vと成されているの
でコンパレータ(19)の出力端子T7には鋸歯状波信号
(18)に同期のとれたデューティ50%の矩形波から成る
制御信号(20)が得られる。この制御信号(20)によっ
てアナログスイッチ(1)を切換制御することで鋸歯状
波信号(18)は出力端子T8及びT9に零Vを基準にプラス
側の三角波状の補正波形信号(21)とマイナス側の三角
波状の補正波形信号(22)に分割される。この様な補正
波形信号(21)及び(22)は副偏向ヨーク(17)に供給
することでスクリーン(6)を4分割した場合の第1及
び第3象限の走査歪を個々に補正することが出来る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の従来技術で説明した様な従来の分割回路(14)
によると、アナログスイッチ(1)を切換制御する制御
信号(20)のクロストークが分割した補正波信号(21)
(22)に飛び込み、ヒゲ(23)を生ずる。この様なヒゲ
(23)の発生によって、スクリーン(6)上に例えば、
全白の映像信号を映出させた場合、第7図に示す様にス
クリーン(6)の真中に走査されない幅寸法t=1〜2m
m程度の黒筋による走査歪(24)が発生する問題があっ
た。
又制御信号(20)とのタイミングずれによって垂直鋸
歯状波信号(18)が零レベル位置で二分割されずに分割
波形に直流分を含む様な問題もあった。
本発明は叙上の問題点を解決するために成されたもの
で、その目的とするところは分割した補正波形信号によ
る補正量を多くしても、走査歪の発生しない歪補正信号
分割回路を得る様にしたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の歪補正信号分割回路はその例が第1図に示さ
れている様に、2個のPNP型トランジスタQ1,Q2の夫々エ
ミッタ及びコレクタを共通接続した第1のエミッタフロ
ワー回路(3a)と、2個のNPN型トランジスタQ3,Q4の夫
々のエミッタ及びコレクタを共通接続した第2のエミッ
タフロワー回路(3b)とを有し、第1及び第2のエミッ
タフロワー回路(3a)及び(3b)の夫々の一方のトラン
ジスタQ2,Q4のベースを基準電位に接続し、夫々の他方
のトランジスタQ1,Q3のベースに夫々垂直同期歪補正信
号を供給して、第1及び第2のエミッタフラワー回路
(3a)及び(3b)の垂直同期歪補正信号の前半及び後半
を分割して出力する様にして成るものである。
〔作用〕
本発明の歪補正信号分割回路は垂直同期歪補正信号を
第1及び第2のエミッタフロワー回路(3a)及び(3b)
に供給し基準電位と比較するだけでエミッタフロワー出
力として分割された垂直同期歪補正信号が前半及び後半
に分割されて得られる。この構成では制御信号(20)を
用いずに分割が出来るので、ヒゲ(23)の発生がなく、
走査歪(24)の生じない画像が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の歪補正信号分割回路の一実施例を第1
図によって説明する。
第1図に於いて、入力端子T1には第5図で説明した蝶
々型の波形を有する歪補正信号(13a)が供給される。
この歪補正信号(13a)は1垂直同期信号間(1V)の水
平鋸歯状波形信号のエンベロープを示し、水平鋸歯状波
信号に垂直鋸歯状波信号が重畳されたものとなってい
る。入力端子T1はC−MOS IC構成のアナログスイッチ
(1a)の入力端子と、第6図で説明したと同様の構成を
有するコンパレータ(19a)の入力側に接続されてい
る。第6図の場合は垂直鋸歯状波信号のみをアナログス
イッチ(1)とコンパレータ(19)に供給した場合を説
明したが、本例ではコンパレータ(19a)に垂直鋸歯状
波信号プラス水平鋸歯状波信号(13a)が供給され、コ
ンパレータ(19a)の出力には1水平走査期間の1/2(以
下1/2Hと記す)の矩形波パネル(20a)が得られる。ア
ナログスイッチ(1a)はこの1/2Hの制御信号で切換が行
なわれる。即ち、本例では水平成分についてはノイズ等
の影響を受けにくい(実際にはスクリーンの縦方向に黒
筋があるが目立たない。)ので従来と同様にC−MOS構
成のアナログスイッチ(1a)を用いて水平鋸歯状波信号
を分割することで、アナログスイッチ(1a)の出力端子
には第1及び第2の垂直同期歪補正信号(25a)及び(2
5a′)を得る。第1の垂直同期歪補正信号(25a)はス
クリーン(6)上の第2及び第4の象限の領域の走査歪
を補正するための正方向の三角波形から成る垂直同期歪
補正信号成分(25a2)と負方向の三角波形から成る垂直
同期歪補正信号成分(25a4)より成り、第2の垂直同期
歪補正信号(25a′)はスクリーン(6)上の第1及び
第3象限の領域の走査歪を補正するための正方向の三角
波形から成る垂直同期補正信号成分(25a1′)と負方向
の三角波形から成る垂直同期歪補正信号成分(25a4′)
から成り、これら第1及び第2の垂直同期歪補正信号
(25a)及び(25a′)は夫々第1及び第2のエミッタフ
ロワー構成の垂直同期歪補正信号の分割回路(以下垂直
分割回路と記す)(2a)(2b)に供給される。この第1
及び第2の垂直分割回路(2a)及び(2b)によって垂直
同期歪補正信号(25a)及び(25a′)は4分割され、第
1及び第2の垂直分割回路(2a)及び(2b)の出力端子
T4とT5並にT4′とT5′より分割波形信号(14a4)と(14
a2)並に(14a3)と(14a1)が出力される。第1及び第
2の垂直分割回路(2a)及び(2b)はその内部構成は同
一であるので、第2の垂直分割回路(2b)は一点鎖線で
示し、その電源及び出力端子並にエミッタフロワー回路
は第1の垂直分割回路(2b)と同一符号にダッシュを付
して示してある。以下、第1の垂直分割回路(2a)のみ
説明を進める。
第1の破線内に示された第1の垂直分割回路(2a)は
互に導電型式が異なるPNPとNPN型トランジスタから成る
第1及び第2のエミッタフロワー回路(3a)及び(3b)
により構成されている。第1のエミッタフロワー回路
(3a)は第1多び第2のPNP型トランジスタQ1及びQ2
夫々のエミッタを共通に接続しこの共通接続点をエミッ
タ抵抗器R3を介して正電圧V1=+5Vの供給される電源端
子T2に接続し、更に第1及び第2のPNP型トランジスタQ
1及びQ2の夫々コレクタも共通に接続し、負電圧V2=−5
Vの供給される電源端子T3に接続し、第1のPNP型トラン
ジスタQ1のベースにはベース抵抗器R1を介して上述の垂
直同期歪補正信号(25a)が供給される。第2のPNP型ト
ランジスタQ2のベースは基準電位の例えば、接地電位と
されている。第1及び第2のPNP型トランジスタQ1及びQ
2の共通接続したエミッタとコレクタ間にVBE補償用の第
5のトランジスタQ5と抵抗器R5の直列回路が接続されて
いる。即ち、第5のNPN型トランジスタQ5のベース及び
コレクタを第1及び第2のPNP型トランジスタQ1及びQ2
のコレクタの共通接続点と抵抗器R3の接続中点に接続
し、第5のNPN型トランジスタQ5のエミッタと抵抗器R5
の接続中点から出力端子T4にエミッタフロワー出力がと
り出され、抵抗器R5の他端は負電圧の供給される電源端
子T3に接続されている。
第2のエミッタフロワー回路(3b)は第3及び第4の
NPN型トランジスタQ3及びQ4の夫々のエミッタを共通接
続し、この共通接続点をエミッタ抵抗器R4を介して、負
電圧V2=−5Vの供給される電源端子T3に接続し、更に第
3及び第4のNPN型トランジスタQ3及びQ4の夫々のコレ
クタも共通接続し、正電圧V1=+5Vの供給された電源端
子T2に接続し、第3のNPN型トランジスタQ3のベースに
はベース抵抗器R2を介して上述の垂直同期歪補正信号
(25a)が供給される。第4のNPN型トランジスタQ4のベ
ースは基準電位の例えば、接地電位とされている。第3
及び第4NPN型トランジスタQ3及びQ4の共通接続したエミ
ッタとコレクタ間にVBEの補償用の第6のPNP型トランジ
スタQ6と抵抗器R6の直列回路が接続されている。即ち、
第6のNPN型トランジスタQ6のベース及びコレクタを第
3及び第4のNPN型トランジスタQ3及びQ5のコレクタの
共通接続点に接続し、第6のPNP型トランジスタQ6のエ
ミッタと抵抗器R6の接続中点から出力端子T5にエミッタ
フロワー出力が取り出され、抵抗器R6の他端は正電圧の
供給される電源端子T2に接続されている。
上述の如き構成によれば第1及び第2のエミッタフロ
ワー回路(3a)及び(3b)に第1図に示す垂直同期歪補
正信号(25a)が供給されると、第1のエミッタフロワ
ー回路(3a)の第1のNPN型トランジスタQ1に入力され
た垂直同期歪補正信号(25a)は第2のNPN型トランジス
タQ2の基準電位の零レベルと比較され、負成分即ち、垂
直同期歪補正信号成分(25a4)のみ第1及び第2のPNP
型トランジスタQ1及びQ2のエミッタ側へ出力し、VBE
第5のNPN型トランジスタQ5で補償して、出力端子T4
分割出力波形信号(14a4)を出力する。
同様に第2のエミッタフロワー回路(3b)側の第3の
NPN型トランジスタQ3に入力された垂直同期歪補正信号
(25a)は第4のNPN型トランジスタQ4の基準電位の零レ
ベル比較され正成分、即ち、垂直同期歪補正信号成分
(25a2)のみ第3及び第4のNPN型トランジスタQ3及びQ
5のエミッタ側に出力し、VBEを第6のPNP型トランジス
タQ6で補償して、出力端子T5に分割出力波形信号(14
a2)を出力する。
第2の垂直分割回路(2b)側の第3及び第4のエミッ
タフロワー回路(3a′)及び(3b′)には垂直同期歪補
正信号(25a′)が供給され、夫々、第3及び第4のエ
ミッタフロワー回路(3a′)及び(3b′)によって垂直
同期歪補正信号(25a′)の前半の垂直同期歪補正信号
成分(25a1′)と後半の垂直同期歪補正信号成分(25
a3′)に分離されて出力端子T4′及びT5′に分割出力波
形信号(14a3)及び(14a1)が出力される。
この様な分割出力波形信号をR,B用の各CRTの副偏向ヨ
ーク(17)に供給することで、第2図に示す様にスクリ
ーン(6)上の中心点から4分割した第1象限乃至第4
象限のI〜IVの垂直方向の走査歪を個々に大きく補正し
ても、走査歪が発生しないので短時間に調整が可能とな
る。即ち、従来ではレジストレーション調整を行う際に
分割出力波形信号を大きく調整すると、必ず第7図で説
明した様な黒線が発生したので、分割する前の波形で出
来るだけレジストレーションを正確に調整し、分割出力
波形信号を用いる場合には黒線が出ない程度の微調整を
行うために用いていたが、この様なことを行なわずに各
領域(各象限)内で可変抵抗マトリックスを大きく調整
しても、黒線が発生しないので極めて短時間にレジスト
レーション調整を行うことが出来る。
尚、上述の実施例に於ては分割回路(14)に入力させ
る垂直同期歪補正信号として垂直鋸歯状波形を用いて1V
を1/2に分割したが、垂直方向のS字状の歪等を補正す
る場合には垂直同期した正弦波形等を分割回路(14)に
供給させればスクリーン上の直線性の補正を分割数に対
応して正確に行うことが出来る。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは明白で
ある。
〔発明の効果〕
本発明によれば走査歪の発生しない分割回路が得ら
れ、分割出力波形信号を個々に大きく調整出来るのでレ
ジストレーション調整を極めて短時間に行うことが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の歪補正信号分割回路の一実施例を示す
系統図、第2図は補正説明図、第3図は投写テレビジョ
ン受像機の投射原理図、第4図は投射角βとγによる歪
の説明図、第5図は従来の垂直台形歪補正回路の系統
図、第6図は従来の分割回路の系統図、第7図は従来の
走査歪の説明図である。 (1a)はアナログスイッチ、(2a)(2b)は垂直分割回
路、(3a)(3b)はエミッタフロワー回路、(6)はス
クリーン、(14)は分割回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 9/31 H03K 3/023

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2個のPNP型トランジスタの夫々のエミッ
    タ及びコレクタを共通接続した第1のエミッタフロワー
    回路と、 2個のNPN型トランジスタの夫々のエミッタ及びコレク
    タを共通接続した第2のエミッタフロワー回路とを有
    し、 上記第1及び第2のエミッタフロワー回路の夫々の一方
    のトランジスタのベースを基準電位に接続し、夫々の他
    方のトランジスタのベースに夫々垂直同期歪補正信号を
    供給して、上記第1及び第2のエミッタフロワー回路の
    エミッタ側から上記垂直同期歪補正信号の前半及び後半
    を分割して出力する様にして成ることを特徴とする歪補
    正信号分割回路
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