JP2969541B2 - 画像記録方法 - Google Patents
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/398—Processes based on the production of stickiness patterns using powders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M3/00—Printing processes to produce particular kinds of printed work, e.g. patterns
- B41M3/006—Patterns of chemical products used for a specific purpose, e.g. pesticides, perfumes, adhesive patterns; use of microencapsulated material; Printing on smoking articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41M3/00—Printing processes to produce particular kinds of printed work, e.g. patterns
- B41M3/12—Transfer pictures or the like, e.g. decalcomanias
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B44—DECORATIVE ARTS
- B44C—PRODUCING DECORATIVE EFFECTS; MOSAICS; TARSIA WORK; PAPERHANGING
- B44C1/00—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects
- B44C1/16—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects for applying transfer pictures or the like
- B44C1/165—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects for applying transfer pictures or the like for decalcomanias; sheet material therefor
- B44C1/17—Dry transfer
- B44C1/1712—Decalcomanias applied under heat and pressure, e.g. provided with a heat activable adhesive
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B44—DECORATIVE ARTS
- B44C—PRODUCING DECORATIVE EFFECTS; MOSAICS; TARSIA WORK; PAPERHANGING
- B44C1/00—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects
- B44C1/16—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects for applying transfer pictures or the like
- B44C1/165—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects for applying transfer pictures or the like for decalcomanias; sheet material therefor
- B44C1/175—Transfer using solvent
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/4505—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements characterised by the method of application
-
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- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/4572—Partial coating or impregnation of the surface of the substrate
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/80—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone of only ceramics
- C04B41/81—Coating or impregnation
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インク化やトナー化さ
れていない任意の粉末を現像剤に用いることができる、
低コストな画像記録方法に関する。より具体的には陶磁
器への絵付け方法に関する。
れていない任意の粉末を現像剤に用いることができる、
低コストな画像記録方法に関する。より具体的には陶磁
器への絵付け方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】粉末を選択的に付着させて利用する分野
として、例えば陶磁器への絵付け用転写紙の作成があ
る。これは基紙にデキストリン等の糊料を塗布した転写
紙に、ニスをオフセットインクとして印刷し、しかるの
ちニスが酸化重合して硬化するまえに、セラミック顔料
粉末を粉撒きして付着させる方法である。このような転
写紙は表面にアクリル系樹脂をスプレーして乾燥したあ
と、水中に漬け画像層を基紙より浮き上がらせて陶磁器
面に受ける方法（水中転写法）で定着したあと乾燥し、
８００〜９００℃で焼成することによって絵付けを行う
ことができる。また広告サインの用途にデュポン社の開
発したクロマリンがある。これは紫外線照射により粘着
性を発現するフイルムを基体に貼り、その上に画像に応
じたポジフイルムを重ねて密着露光して選択的に粘着性
にし、この粘着性部分に特別に耐光性を高めたトナー粉
末を付着させる方法である。色分解した４枚のポジフイ
ルムを用い前記プロセスを４回繰り返すことにより、長
期間屋外掲示できる高画質画像を作成できる。
として、例えば陶磁器への絵付け用転写紙の作成があ
る。これは基紙にデキストリン等の糊料を塗布した転写
紙に、ニスをオフセットインクとして印刷し、しかるの
ちニスが酸化重合して硬化するまえに、セラミック顔料
粉末を粉撒きして付着させる方法である。このような転
写紙は表面にアクリル系樹脂をスプレーして乾燥したあ
と、水中に漬け画像層を基紙より浮き上がらせて陶磁器
面に受ける方法（水中転写法）で定着したあと乾燥し、
８００〜９００℃で焼成することによって絵付けを行う
ことができる。また広告サインの用途にデュポン社の開
発したクロマリンがある。これは紫外線照射により粘着
性を発現するフイルムを基体に貼り、その上に画像に応
じたポジフイルムを重ねて密着露光して選択的に粘着性
にし、この粘着性部分に特別に耐光性を高めたトナー粉
末を付着させる方法である。色分解した４枚のポジフイ
ルムを用い前記プロセスを４回繰り返すことにより、長
期間屋外掲示できる高画質画像を作成できる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記方法は印刷技術で
あるため製版を必要とし、単品生産もしくは小ロット生
産に適用することができない。
あるため製版を必要とし、単品生産もしくは小ロット生
産に適用することができない。
【０００４】
【発明の構成】ディレードタック型の粘着剤は感熱接着
ともよばれるタイプの粘着剤で、常温においては粘着性
を示さないが、所定温度以上の加熱、および特定の有機
溶剤との接触により活性化し、数分〜数時間の間、粘着
性を維持し続ける性質がある。この性質を利用すれば、
基体に前記粘着剤を塗布してなる被記録体を、画像情報
に応じたサーマルプリンタよりの選択的加熱やインクジ
ェットプリンタよりの有機溶剤インクの選択的吐出など
の方法により、選択的に粘着性にすることができるの
で、その部分に粉末を付着させることにより画像記録す
ることが可能となる。
ともよばれるタイプの粘着剤で、常温においては粘着性
を示さないが、所定温度以上の加熱、および特定の有機
溶剤との接触により活性化し、数分〜数時間の間、粘着
性を維持し続ける性質がある。この性質を利用すれば、
基体に前記粘着剤を塗布してなる被記録体を、画像情報
に応じたサーマルプリンタよりの選択的加熱やインクジ
ェットプリンタよりの有機溶剤インクの選択的吐出など
の方法により、選択的に粘着性にすることができるの
で、その部分に粉末を付着させることにより画像記録す
ることが可能となる。
【０００５】本発明に用いられるサーマルプリンタは印
加電圧もしくはパルス間隔を制御することにより、一定
の発熱温度および発熱時間を任意に設定することができ
る。現行プリンタに用いられているサーマルヘッドは数
１０ミリ秒単位に３００℃程度に発熱する能力があり、
ディレードタック型の粘着剤を活性化するには十分な発
熱量であるが、本目的のためには被記録体とブロッキン
グしないように発熱温度および発熱時間が調整される必
要がある。これによる場合には熱転写プリンタにおいて
一般的に行われているように、サーマルヘッドと被記録
体の中間に薄いフイルムを介在させるのがよい。これに
よりブロッキング防止の効果だけでなく、マルチカラー
画像の記録のように、粘着性付与および粉末付着という
画像記録サイクルを、同一の被記録体に対して複数回く
りかえす必要がある場合において、前サイクルで付着し
た粉末画像を保護することができるとともに、サーマル
ヘッドが粉末と接触して損傷することも防止することが
できる。
加電圧もしくはパルス間隔を制御することにより、一定
の発熱温度および発熱時間を任意に設定することができ
る。現行プリンタに用いられているサーマルヘッドは数
１０ミリ秒単位に３００℃程度に発熱する能力があり、
ディレードタック型の粘着剤を活性化するには十分な発
熱量であるが、本目的のためには被記録体とブロッキン
グしないように発熱温度および発熱時間が調整される必
要がある。これによる場合には熱転写プリンタにおいて
一般的に行われているように、サーマルヘッドと被記録
体の中間に薄いフイルムを介在させるのがよい。これに
よりブロッキング防止の効果だけでなく、マルチカラー
画像の記録のように、粘着性付与および粉末付着という
画像記録サイクルを、同一の被記録体に対して複数回く
りかえす必要がある場合において、前サイクルで付着し
た粉末画像を保護することができるとともに、サーマル
ヘッドが粉末と接触して損傷することも防止することが
できる。
【０００６】本発明に用いられるインクジェットプリン
タとしては、有機溶剤に侵されない材料を用いるよう配
慮さえすれば、高い吐出周波数が可能なピエゾ駆動型や
マルチノズル化が容易なバブルジェット型などの一般的
なインクジェットプリンタを自由に選択できる。インク
ジェットヘッドのパッケージにＰＳ樹脂／ＡＳ樹脂／Ａ
ＢＳ樹脂などの汎用樹脂が用いられているプリンタを利
用する場合には、それらの樹脂を侵さない脂肪族炭化水
素系もしくはアルコール系の溶剤、およびそれに対応し
て活性化する粘着剤を使用すればよい。
タとしては、有機溶剤に侵されない材料を用いるよう配
慮さえすれば、高い吐出周波数が可能なピエゾ駆動型や
マルチノズル化が容易なバブルジェット型などの一般的
なインクジェットプリンタを自由に選択できる。インク
ジェットヘッドのパッケージにＰＳ樹脂／ＡＳ樹脂／Ａ
ＢＳ樹脂などの汎用樹脂が用いられているプリンタを利
用する場合には、それらの樹脂を侵さない脂肪族炭化水
素系もしくはアルコール系の溶剤、およびそれに対応し
て活性化する粘着剤を使用すればよい。
【０００７】本発明に用いられる有機溶剤としては、対
象とする前記粘着剤を活性化できるものであれば特に限
定されず、例えばアセトン、メチルエチルケトン、シク
ロヘキサンなどのケトン系溶剤、ベンゼン、トルエン、
キシレンなどの芳香族炭化水素系溶剤、酢酸メチル、酢
酸エチルなどの酢酸エステル系溶剤、更にはｎ−ヘキサ
ン、ｎ−ヘプタン、イソオクタンなどの脂肪族炭化水素
系溶剤、メタノール、エチルアルコール、イソプロピル
アルコール、アミルアルコールなどのアルコール系溶剤
から適宜選択使用することができる。
象とする前記粘着剤を活性化できるものであれば特に限
定されず、例えばアセトン、メチルエチルケトン、シク
ロヘキサンなどのケトン系溶剤、ベンゼン、トルエン、
キシレンなどの芳香族炭化水素系溶剤、酢酸メチル、酢
酸エチルなどの酢酸エステル系溶剤、更にはｎ−ヘキサ
ン、ｎ−ヘプタン、イソオクタンなどの脂肪族炭化水素
系溶剤、メタノール、エチルアルコール、イソプロピル
アルコール、アミルアルコールなどのアルコール系溶剤
から適宜選択使用することができる。
【０００８】選択的に粘着性にする方法としては、前記
以外にカーボン／セラミックなどの赤外線吸収物質で図
柄を描いた原画と密着させ赤外線を照射する方法や、レ
ーザー光線で加熱する方法なども選択可能である。また
前記粘着剤を塗布してなる被記録体上に更にジアゾ系な
どの感光剤を塗布しておき、それと画像情報に応じたマ
スク原画とを密着して露光することにより必要部分のみ
硬化させ、そのあとアルカリ液などで未硬化の感光剤を
除去することにより、非マスク部分の粘着性が硬化した
樹脂によりマスクされることになるので、このあと被転
写体全面を加熱するか、もしくは被転写体全面に前記有
機溶剤を塗布することにより、選択的に粘着性にする、
という方法をとることもできる。
以外にカーボン／セラミックなどの赤外線吸収物質で図
柄を描いた原画と密着させ赤外線を照射する方法や、レ
ーザー光線で加熱する方法なども選択可能である。また
前記粘着剤を塗布してなる被記録体上に更にジアゾ系な
どの感光剤を塗布しておき、それと画像情報に応じたマ
スク原画とを密着して露光することにより必要部分のみ
硬化させ、そのあとアルカリ液などで未硬化の感光剤を
除去することにより、非マスク部分の粘着性が硬化した
樹脂によりマスクされることになるので、このあと被転
写体全面を加熱するか、もしくは被転写体全面に前記有
機溶剤を塗布することにより、選択的に粘着性にする、
という方法をとることもできる。
【０００９】本発明に用いられるディレードタック型の
粘着剤としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体／ア
イオノマー／ポリアミド／ポリエステル／ポリアクリル
／ポリウレタン等の熱可塑性樹脂に、必要に応じて炭化
水素系／ロジン系／エステルロジン系／キシレン系／テ
ルペン系／フェノール系／テルペン−フェノール系等の
粘着付与剤をブレンドしたもの、スチレン−ブタジエ
ンブロック共重合体にクマロン樹脂／スチレン樹脂／キ
シレン樹脂／フェノール変性樹脂等の粘着付与剤をブレ
ンドしたものを使用できる。これらの樹脂の軟化点は常
温において粘着性がでないように８０℃程度に調整する
ことが望ましい。
粘着剤としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体／ア
イオノマー／ポリアミド／ポリエステル／ポリアクリル
／ポリウレタン等の熱可塑性樹脂に、必要に応じて炭化
水素系／ロジン系／エステルロジン系／キシレン系／テ
ルペン系／フェノール系／テルペン−フェノール系等の
粘着付与剤をブレンドしたもの、スチレン−ブタジエ
ンブロック共重合体にクマロン樹脂／スチレン樹脂／キ
シレン樹脂／フェノール変性樹脂等の粘着付与剤をブレ
ンドしたものを使用できる。これらの樹脂の軟化点は常
温において粘着性がでないように８０℃程度に調整する
ことが望ましい。
【００１０】ブレンドする割合は、上記の場合は熱可
塑性樹脂１００重量部に対して１００重量部以下に、上
記の場合はスチレンーブタジエンブロック共重合体１
００重量部に対して１０〜６０重量部とすることが望ま
しい。上記範囲を外れると常温での粘着性が問題となっ
てきてしまう。常温での非粘着性を向上させるために、
ワックス／脂肪酸アミド等のアンチブロッキング剤を１
０重量部以下の範囲で添加することができる。
塑性樹脂１００重量部に対して１００重量部以下に、上
記の場合はスチレンーブタジエンブロック共重合体１
００重量部に対して１０〜６０重量部とすることが望ま
しい。上記範囲を外れると常温での粘着性が問題となっ
てきてしまう。常温での非粘着性を向上させるために、
ワックス／脂肪酸アミド等のアンチブロッキング剤を１
０重量部以下の範囲で添加することができる。
【００１１】ディレードタック型の粘着剤の粘着性は、
熱可塑性樹脂中に分散された常温固体の前記粘着付与剤
が、熱もしくは有機溶剤で溶解し熱可塑性樹脂中に微分
散することにより発現する。この粘着性は溶解した粘着
付与剤が、冷却もしくは有機溶剤の希釈により、次第に
結晶化して下の固体に戻っていくのでなくなっていく。
熱可塑性樹脂中に分散された常温固体の前記粘着付与剤
が、熱もしくは有機溶剤で溶解し熱可塑性樹脂中に微分
散することにより発現する。この粘着性は溶解した粘着
付与剤が、冷却もしくは有機溶剤の希釈により、次第に
結晶化して下の固体に戻っていくのでなくなっていく。
【００１２】前記方法により粘着性となった部分へ選択
的に粉末を付着さすには、粉末を刷毛塗りしたあと、不
要の粉末を湿らしたチリ紙などを転がして取り除く、常
法の粉撒き方法を用いればよい。より工業的には、密閉
された空間で粉末をエアーで吹きつけたあと余分な粉末
をエアー吸引で除去する、静電潜像の粉体現像で行われ
る常法のカスケード法を用いればよい。
的に粉末を付着さすには、粉末を刷毛塗りしたあと、不
要の粉末を湿らしたチリ紙などを転がして取り除く、常
法の粉撒き方法を用いればよい。より工業的には、密閉
された空間で粉末をエアーで吹きつけたあと余分な粉末
をエアー吸引で除去する、静電潜像の粉体現像で行われ
る常法のカスケード法を用いればよい。
【００１３】本画像記録方法が、粉末を粘着剤塗布層に
付着させるという非常に単純な現像方法をとることか
ら、凝集を防止し分散性をよくする工夫さえしてあれ
は、有機顔料／無機顔料／水溶性染料／非水溶性染料／
金属粉末／セラミック粉末／プラスチック粉末／磁性粉
末／マイクロカプセル等の仕意の粉末を、インク化やト
ナー化の可能、不可能にかかわりなく、たとえ可能とし
ても高い費用をかけてインク化やトナー化することなく
して、実質的にインク、トナーとして現像剤に利用する
ことができる点に大きな特徴がある。また画像記録の時
点で基本色を混合して必要とする特色粉末を必要量だけ
調製すればよいので、機動的に小ロットの特注用途に低
コストで対応できる利点もある。
付着させるという非常に単純な現像方法をとることか
ら、凝集を防止し分散性をよくする工夫さえしてあれ
は、有機顔料／無機顔料／水溶性染料／非水溶性染料／
金属粉末／セラミック粉末／プラスチック粉末／磁性粉
末／マイクロカプセル等の仕意の粉末を、インク化やト
ナー化の可能、不可能にかかわりなく、たとえ可能とし
ても高い費用をかけてインク化やトナー化することなく
して、実質的にインク、トナーとして現像剤に利用する
ことができる点に大きな特徴がある。また画像記録の時
点で基本色を混合して必要とする特色粉末を必要量だけ
調製すればよいので、機動的に小ロットの特注用途に低
コストで対応できる利点もある。
【００１４】ディレードタック型の粘着剤は、紙／フイ
ルム／金属板／陶板などの平板な基体に平滑性高く塗布
されるが、記録時のスムーズなヘッド走行、記録時のヘ
ッドと被記録体との接着防止、および余分な粉末を容易
に除去しやすくするため、必要に応じ常法の耐熱コート
および滑剤コートが行われる。また静電気による粉末の
付着を防止するため、必要に応じ常法の静電防止加工が
行われる。
ルム／金属板／陶板などの平板な基体に平滑性高く塗布
されるが、記録時のスムーズなヘッド走行、記録時のヘ
ッドと被記録体との接着防止、および余分な粉末を容易
に除去しやすくするため、必要に応じ常法の耐熱コート
および滑剤コートが行われる。また静電気による粉末の
付着を防止するため、必要に応じ常法の静電防止加工が
行われる。
【００１５】これらに本発明方法により画像記録してそ
のまま、もしくはオーバーコートやラミネートして用い
たり、透明フイルムに塗布しておき反転画像を記録した
あと裏返して金属や木材等任意の素材に貼合する方法を
とることにより、耐久性を高めて用いることもできる。
このとき貼合剤を別途塗布しなくても、素材と合わせて
密着加熱するだけで事前に塗布してある粘着剤層が熱に
より活性化し全面が粘着性になるので便利である。
のまま、もしくはオーバーコートやラミネートして用い
たり、透明フイルムに塗布しておき反転画像を記録した
あと裏返して金属や木材等任意の素材に貼合する方法を
とることにより、耐久性を高めて用いることもできる。
このとき貼合剤を別途塗布しなくても、素材と合わせて
密着加熱するだけで事前に塗布してある粘着剤層が熱に
より活性化し全面が粘着性になるので便利である。
【００１６】なお陶磁器への絵付け用転写紙に利用する
ためには、離型性の基体にディレードタック型の粘着剤
を塗布した構成にしておき、本発明方法でセラミック顔
料を転写紙に定着したあと、陶磁器と密着加熱し、しか
るのち基体を剥離し焼成すればよい。場合によれば圧延
方式ではなくキャスティング方式で製造されたフイルム
を基体に用いることにより、陶磁器と密着加熱したあと
フイルムを剥離することなく、そのまま焼成してしまう
方法をとってもよい。また常法の水中転写法を用いる場
合には、あらかじめ基体にデキストリン等の糊料を塗布
しておき、その上に前記粘着剤を塗布する構成にすれば
よい。
ためには、離型性の基体にディレードタック型の粘着剤
を塗布した構成にしておき、本発明方法でセラミック顔
料を転写紙に定着したあと、陶磁器と密着加熱し、しか
るのち基体を剥離し焼成すればよい。場合によれば圧延
方式ではなくキャスティング方式で製造されたフイルム
を基体に用いることにより、陶磁器と密着加熱したあと
フイルムを剥離することなく、そのまま焼成してしまう
方法をとってもよい。また常法の水中転写法を用いる場
合には、あらかじめ基体にデキストリン等の糊料を塗布
しておき、その上に前記粘着剤を塗布する構成にすれば
よい。
【００１７】
【実施例】（実施例１）ディレードタック型の粘着剤 Ｈｅａｔｍａｇｉｃ ＤＷ
−１０００（商標名、東洋インキ社製）を、平滑なグラ
シン紙に３０ｇ／ｍ２の割合で塗布し記録紙を得た。こ
れにインクジェットプリンタＭａｃｒｏｊｅｔ２（商標
名、Ｄｏｍｉｎｏ社製）を用いて、メチルエチルケトン
を吐出して印字し印字部分を粘着性にした。しかるの
ち、セラミック顔料粉末（Ｄｅｇｕｓｓａ社製、平均粒
径５ミクロン）を刷毛塗りしたあと、湿らしたチリ紙を
転がして不要粉末を除去した。この記録紙の印字面と白
色タイルを重ね１５０℃、１ｋｇ／ｃｍ２平方の条件で
２０秒間密着加熱したあと、直後に基紙を剥離した。こ
れを８５０℃で２時間焼成したところ、印字画像が絵付
けされたタイルを得た。
−１０００（商標名、東洋インキ社製）を、平滑なグラ
シン紙に３０ｇ／ｍ２の割合で塗布し記録紙を得た。こ
れにインクジェットプリンタＭａｃｒｏｊｅｔ２（商標
名、Ｄｏｍｉｎｏ社製）を用いて、メチルエチルケトン
を吐出して印字し印字部分を粘着性にした。しかるの
ち、セラミック顔料粉末（Ｄｅｇｕｓｓａ社製、平均粒
径５ミクロン）を刷毛塗りしたあと、湿らしたチリ紙を
転がして不要粉末を除去した。この記録紙の印字面と白
色タイルを重ね１５０℃、１ｋｇ／ｃｍ２平方の条件で
２０秒間密着加熱したあと、直後に基紙を剥離した。こ
れを８５０℃で２時間焼成したところ、印字画像が絵付
けされたタイルを得た。
【００１８】（実施例２） 前記記録紙にワードプロセッサＷＤ−Ａ６００（商標
名、Ｓｈａｒｐ社製）の内蔵サーマルプリンタを用いて
ダイレクトに印字し印字部分を粘着性にした。しかるの
ち、前記セラミック顔料粉末を刷毛塗りしたあと、湿ら
したチリ紙を転がして不要粉末を除去した。この記録紙
の印字面と白色タイルを重ね１５０℃、１ｋｇ／ｃｍ平
方の条件で２０秒間密着加熱したあと、直後に基紙を剥
離した。これを８５０℃で２時間焼成したところ、印字
画像が絵付けされたタイルを得た。
名、Ｓｈａｒｐ社製）の内蔵サーマルプリンタを用いて
ダイレクトに印字し印字部分を粘着性にした。しかるの
ち、前記セラミック顔料粉末を刷毛塗りしたあと、湿ら
したチリ紙を転がして不要粉末を除去した。この記録紙
の印字面と白色タイルを重ね１５０℃、１ｋｇ／ｃｍ平
方の条件で２０秒間密着加熱したあと、直後に基紙を剥
離した。これを８５０℃で２時間焼成したところ、印字
画像が絵付けされたタイルを得た。
【００１９】（実施例３） 前記Ｈｅａｔｍａｇｉｃ ＤＷ−１０００を、キャステ
ィング方式で製造された塩化ビニル樹脂フイルム（厚さ
４０ミクロン）に３０ｇ／ｍ２の割合で塗布し記録紙を
得た。これに前記ＷＤ−Ａ６００を用いてダイレクトに
印字し印字部分を粘着性にした。しかるのち、前記セラ
ミック顔料粉末を刷毛塗りしたあと、湿らしたチリ紙を
転がして不要粉末を除去した。この記録紙の印字面と白
色タイルを重ね１００℃、５００ｇ／ｃｍ平方の条件で
１０秒間密着加熱した。これを８５０℃で２時間焼成し
たところ、印字画像が絵付けされたタイルを得た。
ィング方式で製造された塩化ビニル樹脂フイルム（厚さ
４０ミクロン）に３０ｇ／ｍ２の割合で塗布し記録紙を
得た。これに前記ＷＤ−Ａ６００を用いてダイレクトに
印字し印字部分を粘着性にした。しかるのち、前記セラ
ミック顔料粉末を刷毛塗りしたあと、湿らしたチリ紙を
転がして不要粉末を除去した。この記録紙の印字面と白
色タイルを重ね１００℃、５００ｇ／ｃｍ平方の条件で
１０秒間密着加熱した。これを８５０℃で２時間焼成し
たところ、印字画像が絵付けされたタイルを得た。
【００２０】
【発明の効果】本発明の結果、コンピュータと連動さし
たインクジェットプリンタやサーマルプリンタなどによ
り、任意の粉末を現像剤に用いて無製版で画像記録する
ことが可能となった。
たインクジェットプリンタやサーマルプリンタなどによ
り、任意の粉末を現像剤に用いて無製版で画像記録する
ことが可能となった。
Claims (5)
- 【請求項１】基体にディレードタック型の粘着剤を平滑
に塗布してなる被記録体の粘着剤層を、画像情報に応じ
て選択的に粘着性にする工程と、該粘着性部分に粉末を
付着する工程を有すること、を特徴とする画像記録方
法。 - 【請求項２】被記録体の粘着剤層を画像情報に応じて選
択的に加熱して加熱部分を粘着性にすること、を特徴と
する請求項１記載の画像記録方法。 - 【請求項３】コンピュータと連動したサーマルプリンタ
により粘着剤層を選択的に加熱して加熱部分を粘着性に
すること、を特徴とする請求項２記載の画像記録方法。 - 【請求項４】被記録体の粘着剤層に画像情報に応じて有
機溶剤を選択的に付与してインク吸収部分を粘着性にす
ること、を特徴とする請求項１記載の画像記録方法。 - 【請求項５】コンピュータと連動したインクジェットプ
リンタから有機溶剤を選択的に吐出してインク吸収部分
を粘着性にすること、を特徴とする請求項４記載の画像
記録方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5229699A JP2969541B2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 画像記録方法 |
| US08/406,610 US5594484A (en) | 1993-08-05 | 1995-03-20 | Method of recording images |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5229699A JP2969541B2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 画像記録方法 |
| US08/406,610 US5594484A (en) | 1993-08-05 | 1995-03-20 | Method of recording images |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0747756A JPH0747756A (ja) | 1995-02-21 |
| JP2969541B2 true JP2969541B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=26528941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5229699A Expired - Lifetime JP2969541B2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 画像記録方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5594484A (ja) |
| JP (1) | JP2969541B2 (ja) |
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| FR2788456B1 (fr) * | 1999-01-15 | 2001-02-16 | Saint Gobain Vitrage | Procede d'obtention d'un motif sur un substrat en materiau verrier |
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|---|---|---|---|---|
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| US4943816A (en) * | 1989-06-14 | 1990-07-24 | International Business Machines Corporation | High quality thermal jet printer configuration suitable for producing color images |
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-
1993
- 1993-08-05 JP JP5229699A patent/JP2969541B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-03-20 US US08/406,610 patent/US5594484A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0747756A (ja) | 1995-02-21 |
| US5594484A (en) | 1997-01-14 |
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