JP2968172B2 - 電気泳動プラットフォームおよび電気泳動プレート - Google Patents

電気泳動プラットフォームおよび電気泳動プレート

Info

Publication number
JP2968172B2
JP2968172B2 JP6139179A JP13917994A JP2968172B2 JP 2968172 B2 JP2968172 B2 JP 2968172B2 JP 6139179 A JP6139179 A JP 6139179A JP 13917994 A JP13917994 A JP 13917994A JP 2968172 B2 JP2968172 B2 JP 2968172B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrophoresis
electrode
plate
platform
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6139179A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0798298A (ja
Inventor
ジェイ. サーリン ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HERENA LAB CORP
Original Assignee
HERENA LAB CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HERENA LAB CORP filed Critical HERENA LAB CORP
Publication of JPH0798298A publication Critical patent/JPH0798298A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2968172B2 publication Critical patent/JP2968172B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/416Systems
    • G01N27/447Systems using electrophoresis
    • G01N27/44704Details; Accessories

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広くは、生物的標本の
ような液体サンプルの、電気泳動的分析の分野に関す
る。特に本発明は、電気泳動プレートを用いて電気泳動
を行うプラットフォーム、およびそのプラットフォーム
において用いられる電気泳動プレートに向けられたもの
である。
【0002】なお、本明細書の記述は本件出願の優先権
の基礎たる米国特許出願第08/079,229号(1
993年6月21日出願)および米国特許出願第08/
086,916号(1993年7月7日出願)の番号を
参照することによって当該米国特許出願の明細書の記載
が本明細書の一部分を構成するものとする。
【0003】
【従来の技術】血清のような、患者からの特定の生体的
な液体を分析することにより、各種の診断情報を得るこ
とができる。電気泳動はそのような液体の各種の成分を
分離してその後に光学的な濃度測定技術を用いて分析を
行うための効果的な技術として知られている。電気泳動
分析の基礎をなす物理現象は、有効な電気チャージを有
する個体または半個体の媒体上に置かれた分子は、その
媒体に対して与えられた電気フィールドによって、その
媒体に対して相対的に移動させられることである。異な
るタイプの分子は異なる速度で移動する。従って異なる
タイプの分子の混合物は、電気泳動によって異なる成分
または部分に分離される。これらの分離された部分を次
に適切な試薬にさらすことにより、可視光または紫外線
を用いてその部分を光学的に検出すること可能になる。
【0004】電気泳動プロセスは、長年の間一連のマニ
ュアルのステップによって実行されてきた。このマニュ
アルプロセスは、典型的には、オペレータが緩衝溶液で
チャンバーの適切な空孔を満たして、電気泳動チャンバ
ーを準備することにより開始される。電気泳動媒体は代
表的には、マイラー(Mylar )(商標)上にコートした
ポリアクリルアミドまたはアガローズ等のゲル物質であ
り、電気泳動プレートを形成する。試験する液体サンプ
ルは代表的には血清である。しかし勿論他の多くの液体
であっても良い。
【0005】一定のサンプルを電気泳動媒体上の正確な
位置に置く。次に、緩衝空孔に対して正確な時間間隔で
正確な高電圧を加えて電気泳動を行う。
【0006】電気泳動を完了した後に、オペレータは媒
体の表面に対して着色試薬すなわち染料の均一なコーテ
ィングを行う。着色試薬は、液体サンプルの分離された
部分に対して化学的に結合し、その部分に光学的な特性
を示させる。
【0007】染料を含む分離された液体サンプルを加
温、乾燥し、次にサンプルを光学的な濃度測定技術を用
いて試験し、元のサンプルにどの断片が存在していたか
を判断し、それらの相対的な割合を見つける。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】正確で再現可能な結果
を得るためには、上記のマニュアルプロセスは念入りな
注意を必要とする。電気泳動を行うための技術が機械的
に発達してきた。例えばゴリィアス(Golias) のU.
S.特許4.360.418 および4.391.689 は、自動化された
電気泳動および着色の装置および方法を開示している。
サリネエトアル(Sarrine et al )のU.S.特許4.81
0.348 、4.890.247 、4.909.920 、および4.954.237 は
各々、自動化された電気泳動装置および方法を開示して
いる。自動化された分析を行う時に電気泳動媒体に対し
てサンプルを移動させるための、ピペットを用いた自動
化されたアプリケータの組立品がサリネエトアルのU.
S.特許4.827.780 および4.938.080 に開示されてい
る。
【0009】本発明は、電気泳動を行う改善されたプラ
ットフォームを提供すること、およびそのプラットフォ
ーム上で用いる改善された電気泳動プレートを提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために,請求項1に記載の発明は、第1および第2の
端領域が設けられた基質と電気泳動媒体層を含む電気泳
動プレートを用いて電気泳動を行うプラットフォームで
あって、前記基質が少なくとも一つの穴を有し、少なく
とも一つの第1電極および少なくとも一つの第2電極
と、前記電気泳動プレートの前記基質を支持するための
表面とを有する支持手段と、前記少なくとも一つの穴を
経て基質を通して上方に伸びており、かつ前記電気泳動
プレートの前記第1の端領域に電気的に接触する前記第
1の電極と、前記電気泳動プレートを通して支持体の表
面から上方に伸びており、かつ前記電気泳動プレートの
前記第2の端領域に電気的に接触する前記第2の電極
と、を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電気泳動プラットフォームであって、それぞれ前記第
1の電極および前記第2の電極が、複数の電極を更に備
えたことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の電気泳動プラットフォームであって、前記電
極の少なくとも一つが細長い伝導部材であることを特徴
とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の電気泳動プラットフォームであって、少なくとも2つ
の電極が共に電気的に接続されて同一の電気的極性を有
することを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の電気泳動プラットフォームであって、前記支持手段
は、底部のある窪んだ領域とその底部の中の開口部とを
有するプラスチックのトレイと、前記開口部の中に突き
出る熱伝導部材とを更に備え、前記第1の電極は前記開
口部に隣接して前記底部の上に取り付けられており、前
記第2の電極は前記開口部に隣接して前記底部の上に取
り付けられており、前記電気泳動プレートは前記熱伝導
部材の上で支持されていることを特徴とする。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の電気泳動プラットフォームであって、前記支持部材
は、前記トレイの前記底部の前記窪んだ領域の中に配置
されたセラミックプレートを更に有し、前記セラミック
プレートは第1の電極が突き抜ける少なくとも一つの開
口部と、第2の電極が突き抜ける少なくとも一つの付加
開口部と、前記第1の開口部および前記付加開口部の間
の中央開口部とを有し、前記熱伝導部材は、前記トレイ
の前記窪んだ領域の前記底部の中にある開口部を通り、
前記セラミックプレートの中の中央開口部の中へ突き抜
けることを特徴とする。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項5または
6に記載の電気泳動プラットフォームであって、前記ト
レイの下の印刷された回路基板であって、第1の電極に
電源を供給する第1の伝導領域と第2の電極に電源を供
給する第2の伝導領域とを有する印刷された回路基盤
と、前記第1の伝導領域を前記第1の電極に電気的に接
続させるための第1のスプリング接点と、前記第2の伝
導領域を前記第2の電極に電気的に接続させるための第
2のスプリング接点とを更に備えたことを特徴とする。
【0017】請求項8に記載の発明は、請求項1から7
のいづれかに記載の電気泳動プラットフォームであっ
て、グランドのポテンシャルと比較して正の電気的なポ
テンシャルを第1の電極に供給し、グランドのポテンシ
ャルと比較して負の電気的なポテンシャルを第2の電極
に供給する双極電源供給手段を更に備えたことを特徴と
する。
【0018】請求項9に記載の発明は、請求項5から8
のいづれかに記載の電気泳動プラットフォームであっ
て、前記熱伝導部材に隣接する少なくとも一つのペルチ
エデバイスと、前記ペルチエデバイスに隣接するヒート
シンクとを更に備えたことを特徴とする。
【0019】請求項10に記載の発明は、請求項1に記
載の電気泳動プラットフォームであって、少なくとも一
つの第1の電極が前記電気泳動プレートの端領域の中に
空孔を作るために形成されていることを特徴とする。
【0020】請求項11に記載の発明は、電気泳動プラ
ットフォームに使用される電気泳動プレートであって、
ゲル物質を含む分離領域と、ゲル物質および電極緩衝物
質を含む2つの空間的に離れた端領域とを備え、各端領
域は、端領域に形成された少なくとも1つの電極用の空
孔および前記端領域に接触する基質を含み、前記基質は
複数の穴を有し、電極用の空孔が使用に先立って形成さ
れるかまたは基質にある前記穴を通してその位置で電極
が押すことにより形成されることを特徴とする。
【0021】
【0022】
【作用】本発明の第1の形態によれば、表面を有する支
持部材と、前記表面から上方に伸びる少なくとも第1の
電極と、前記表面から上方に伸びる少なくとも第2の電
極とを備える。プラットフォームと共に用いられる電気
泳動プレートは、基質および基質の上の電気泳動媒体層
を含む。前記電気泳動媒体層は第1および第2の端領域
を有する。前記電気泳動プレートは前記基質を突き抜け
る少なくとも第1の穴と前記基質を通り抜ける少なくと
も第2の穴を有する。電気泳動プレートが前記プラット
フォーム上に設けられた時に、前記プラットフォームの
前記第1の電極は、前記第1の穴を通り抜け、前記プラ
ットフォームの前記第2の電極は前記電気泳動プレート
の前記第2の穴を通り抜ける。本発明の好適な形態で
は、複数の電極および複数の穴が前記基質およびゲルの
中に設けられる。
【0023】本発明の他の形態によれば、電気泳動プラ
ットフォームは、表面を有する支持主部材と、電気泳動
プレートの電気泳動媒体層の第1の端領域に電気的に接
触する第1の電極と、電気泳動媒体層の第2の端領域に
電気的に接触する第2の電極を含む。
【0024】本発明の他の形態によれば、電気泳動プレ
ートを用いて電気泳動を行う電気泳動プラットフォーム
において、プレートが基質および基質の上に第1および
第2の端領域を設けた電気泳動媒体層を含み、前記プラ
ットフォームは表面を有し、前記電気泳動プレートの基
質を支持する支持手段と、前記電気泳動プレートの第1
の端領域に電気的に接触する第1の電極と、前記電気泳
動プレートの第2の端領域に電気的に接触する第2の電
極とを備える。
【0025】本発明の他の形態においては、電気泳動プ
レートは電気泳動媒体層によって形成された端領域を含
み、少なくとも一つの電極用に、前記電気泳動プレート
の一つの端領域の中に空孔を形成するようにされてい
る。
【0026】基質が端領域に接触するように設けられて
いる実施例においては、電極は端領域の中に穴を形成し
ても良い。各実施例において、電気泳動プレートが正確
に電気泳動プラットフォームの上に並べられるように、
電気泳動プレートに配列手段を設けても良い。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0028】図1は、電気泳動プレート10の斜視図で
ある。電気泳動プレート10は、電気泳動プラットフォ
ームと共に用いることができる。プレート10はマイラ
ー(Mylar )(商標)物質12を含み、その中にホール
14およびスロット16がある。物質12は幅約8.5
7cm、長さ約12.54cmである。物質12は、2
つの鏡像の端領域22の間に薄い中央領域20を有する
電子泳動媒体層18を支持する。中央領域20は、厚さ
約400ミクロンであり、図示のように端領域22は大
幅に厚い。電子泳動媒体層18は、ゲル様の層でありア
ガローズ、水、および緩衝剤を含む。アガローズは、水
を含む微少孔性の支持部材を提供する。また緩衝剤は、
水に電気の導電性を与える電解液として働く。
【0029】各端領域22は、少なくとも1つの、図の
例では6個の穴24を有し、それらの穴はアガローズお
よび基質12に沿って並んでいる。中央領域20は、6
個のウエル(well、窪み)26を有する。ウエル26
は、中央領域20のアガローズの中で引き延ばされたく
ぼみであり、物質12に沿って伸びてはいない。
【0030】プレート10は、例えば、心筋梗塞などの
診断を行うために用いることができる。典型的な場合と
しては、患者から1時間ごとの間隔で連続して3回取り
だした血をウエル26の3つの位置に置く。参照または
校正の液、通常の制御液、および異常の制御液を他の3
つのウエル26に置く。次に1つの端領域22から他の
端領域22に対してDC電気フィールドを作ることによ
り、電気泳動を行う。これにより液体の異なる部分がア
ガローズを異なる速度で移動する。電気泳動に続いてプ
レート10を、どの試薬が異なる部分を紫外線下で蛍光
させるかに応じて、試薬で処理する。
【0031】マイクロプレート10の上記の記載から、
用語「プレート」は、堅い構造を意味しないことが明ら
かであろう。プレート10は、適度にしなやかである。
【0032】図2は、電気泳動プラットフォーム28を
上から見た図である。プラットフォーム28は、プラス
チックトレイ30を含み、プラスチックトレイの上には
電気泳動を行う間プレート10が支持される。トレイ3
0は取り付けネジを収容するために、縦のエッジに隣接
する穴32を有する。トレイ30は2つの骨32ととも
に窪んだ領域34を有する。骨36の外側は、トルーフ
(細長い溝)、すなわち後退領域38である。
【0033】トレー30は更にサンプルトレイ42を収
容するための後退領域40を有する。サンプルトレイ4
2は2列のウエル(well、溝)44を有する。これらの
各列には6個のウエル44がある。どちらのウエルの列
も6個のサンプルを保持することができ、それらのサン
プルは、電気泳動プレート10のウエル26(図1参
照)に運搬されることができる。サンプルトレイ42は
クリーニング溶液のためのリセプタクル46および4
8、ならびに6つの伸ばされたディプレッション(depr
ession、凹地)52を内包する領域50を有する。使用
中には、サンプルはウエル44からウエル26に移送さ
れ(図1参照)、リセプタクル46および48からの溶
液により洗われる。細長い吸収性の吸い取り紙が領域5
0上に置かれる。セラミックフレーム54がトレイ30
の窪んだ領域34に取り付けられる。フレーム54は、
2つの穴60(図3参照)、並びにペグ(peg 、くい)
56および58を有する。それらはトレイ30の一部で
あり穴に沿って伸びる。プレート54は長方形の隙間6
2、および隙間62の中に突き出した銅の熱伝導部品6
4を有する。薄いマイラー(商標)フィルム66が、開
口部62およびフィルム状の液体からの保護部品64の
周囲で、部品64およびフレーム54に粘着して取り付
けられている。フレーム54は、伝熱部材68を陳列す
る2つの引き延ばされたスロットを有する。伝熱部材6
8は、圧縮されたグラファイトで出来ており、それぞれ
少なくとも一つの電極72を有する。図示した実施例で
は、6個の電極72が設けられている。
【0034】窪んだ領域34の回りでトレイ30の上に
弾力性のあるシーリング部材74が取り付けられてい
る。部材74は、自動車のフロントガラスのワイパーに
用いられている様なフレキシブルな細長い部材であるこ
とが好ましい。
【0035】使用中には、液体の界面活性剤がフィルム
66上に用いられ、良好な熱伝導を促進する。次に図1
に示した電気泳動プレート10が、基質12の縦のエッ
ジを骨36に隣接させて、トレイ30の後退領域に配置
される。ペグ56が穴14を通って突き出、ペグ58が
スロット16を通って突き出て、電気泳動プレート10
をトレイ30に対して正確に方向決めされる。更に、電
極72が穴24を通り抜け、アガローズに対する電気的
な接触を形成する。
【0036】図3および図4は、図2に示した電気泳動
プラットフォームの分解組立図の斜視図である。図3お
よび図4に示すように、電気泳動プラットフォーム28
はヒートシンク76を含む。ヒートシンク76は、押し
出されたアルミニウムで作られ、冷却フィン78を有す
る。ヒートシンク76が壁82に取り付けられ壁82は
サポート80に付けられる。プリント・サーキット・ボ
ート(PCB)84は、上部と下部の表面の双方の上に
伝導性のパターンを有する。不図示のメッキ・スルーホ
ールが上表面および下表面の伝導部分の間に電気的な接
続を作るために用いられる。PCB84は中央に長方形
の開口部86を有する。ペルチエデバイス88および9
0が開口部86に取り付けられている。ペルチエデバイ
ス88はPCB84上の伝導領域92に半田付けされ、
ペルチエデバイス90は伝導領域94に半田付けされ
る。外枠の中に設けられた温度検出機96はPCB上の
伝導領域98に半田付けされ、過熱回路ブレーカ100
がPCB上の伝導領域102に半田付けされる。温度検
出機96の外枠は電気的に接地されている。伝導領域1
04は、PCB84の上部表面上の伝導パターンの一部
である。光学センサ106が伝導パターンに半田付けさ
れ、トレイの中の開口部108を通して、サンプルトレ
イ42(図2)が後退領域40に存在するか否かを検出
する。
【0037】PCB84の下表面上の伝導パターンは、
絶縁層でおおわれている。更に、熱伝導合成物のフィル
ム110が、ヒートシンク76の上表面の上の、ペリチ
エデバイス88、90およびヒートシンクの間に配置さ
れている。フィルム110はしなやかであり、ヒートシ
ンク76およびペリチエデバイスの上に存在する表面の
でこぼこと同じになる。フィルム110は、バークエス
ト社(Berkuest Company)からSX−Q2という名で入
手できる。PCB84は、ヒートシンク76の上表面に
しっかりと取り付けられており、必要であれば、ペリチ
エデバイスとフィルム110との間に追加的な熱伝導ゲ
ルを用いても良い。熱伝導合成物のもう一方のフィルム
112は、ペリチエデバイス88と90および熱伝導部
品64の間に配置されている。それらは、PCB84の
中の開口部を通じてヒートシンク76にしっかりと取り
付けられている。熱伝導ゲルは部品64の下表面、並び
にペリチエデバイス88および90の下表面に用いるこ
とが出来る。センサー96および回路ブレーカ100が
部品64に取り付けられている。
【0038】続いて図3および図4を参照する。熱伝導
部品64は、トレイ30の開口部114を突き抜けてお
り、熱伝導部品64の上表面がセラミックフレーム54
の上表面と同じ高さになるように配置される。導電部材
68はトレイ30の引き延ばされたリセス(recess、凹
所)116の中に位置付けられ、リセス116の底でネ
ジ部品を用いて金属ストラップ(strap 、帯金)118
にしっかりと取り付けられる。ストラップ118は、P
CB84上の伝導領域104に半田付けされた接触スプ
リング120に対して電気的な接触を作るために配置さ
れる。導電部材68とPCB84との間には半田付け接
触が無く、PCB84を通って電極72に高電圧を伝導
することが出来る。このことがプラットフォーム28の
組み立て部品の取り扱いを容易にし、導電部材68の交
換の際にトレー30がPCB84から取り離されること
を可能にする。
【0039】伝導部材68がトレイ30に取り付けられ
フレーム54が備え付けられた後、フィルム66が前述
のように接着される。
【0040】トレイ30は、窪んだ領域34の外周の回
りに溝122を有し、弾力性のあるシーリング部材74
(図2)を受容する。引き込み溝124がトレイ30に
設けられ、組立中に部材74が溝122に対して挿入さ
れることを許容する。
【0041】図5は、本発明の他の実施例に従って電気
泳動を行うプラットフォーム28′の断面図である。図
5に示した電気泳動プラットフォーム28′は、次の点
を除いて第1の実施例のプラットフォーム28と同一で
ある。(a)プラットフォーム28′はセラミックプレ
ート54を含まない。(b)各々6個の電極72を有す
る2つの伝導部材68ではなく、12個のそれぞれの電
極126が用いられている。(c)プラットフォーム2
8′のトレイ30′は、伝導部材68ではなく個々の電
極126を収容するように修正されている。
【0042】図5において各電極126はトレイ30′
の中の見えない骨の中に挿入されている。また各電極は
一対のOリング128によってシールされている。各電
極126は、ストラップ118′の中の開口部に突き出
たネジ130を受容する、ねじ山を付けられた骨を有す
る。PCB84の上の接触スプリング120は、トレイ
30′の各端上の1つのネジ130のヘッドに対して電
気的な接触を作る。電極126はグラファイトの化合物
で作られる。
【0043】典型的には、PCB84上の伝導パターン
は、センサー96、100、および106(図4)から
の信号を受信する外部回路に電気的に接続されており、
ペルチエデバイス88および90(図4)に対して電源
を供給する。伝導領域104(図4)は、これとは対照
的に、外部回路に常に電気的に接続されてはいない。図
5は、PCB84の伝導パターンに電気的に接触するソ
ケット132の概略図である。ソケット132は電気泳
動プラットフォーム28′が引き込まれた時に伝導領域
104に接触される。従って、高電圧は電気泳動プラッ
トフォームが引き込まれた位置にあるときにのみ電極1
26(および第1の実施例における電極72)に供給さ
れる。
【0044】図6は、電気泳動プレート10がトレイ3
0′に備え付けられ電気泳動プラットフォームが引き込
まれた位置にあるときの電極126に対する電気的な接
触を示す。ヒートシンク76およびPCB84のような
多様な電気泳動プラットフォームの特徴は図6には示さ
れていない。
【0045】双極電源134は正の電圧源136および
負の電圧源138を含み、これらは連続して接続されて
いる。電圧源136は電気泳動プレート10の一端に置
いて、グランドから電極126に関して正であるポテン
シャルを供給する。一方で電圧源138はプレート10
の他の一端に置いてグランドから電極126に関して負
のポテンシャルを供給する。電圧源136および138
は伝導部140を経て制御信号を受信し、電源134に
よって与えられるポテンシャルの差の合計を調整する。
【0046】素早い電気泳動を行う場合にプレート10
に対して供給される電流および電圧の典型的な値は、そ
れぞれ20ミリアンペアおよび1500ボルトである。
これはプレート10によって45ワットが消費されるこ
とを示す。その結果生じる熱は熱伝導部材64ならびに
ペルチエデバイス88および90を経て、ヒートシンク
76に運ばれる。電気泳動手順の一部(即ち、保温およ
び乾燥)においては、ペルチエデバイス88および90
を通じた電気の流れが逆転しヒートプレート10を助け
る。電気泳動の際は、カバー部材が弾力性のあるシーリ
ング部材74にかみ合い、電気泳動プラットフォームの
上に電気泳動チャンバーを形成する。
【0047】電気泳動を行う際は、プレート10のアガ
ローズ層18(図1参照)の中の水の電気泳動による分
解が、電圧源138に接続された電極126で水素ガス
の泡を形成させ、電圧源136に接触された電極126
で酸素の泡を形成させる。水素のガスおよび酸素の泡は
穴24を通って大気中に逃げる。
【0048】電気泳動のために双極の電源134を用い
ることにより、各電極126およびグランドのポテンシ
ャルの間の違いは電気泳動プレート10を横切る電圧の
合計の半分になる。例えば、プレート10を横切る15
00ボルトを得るためには、電圧源136は+750ボ
ルトにセットされ電圧源138は−750ボルトにセッ
トされる。各電極126の電圧はグランドのポテンシャ
ルから750ボルト相異し、アークによるダメージが減
少しまたは完全に避けられる。第1の実施例の電気泳動
プラットフォーム28は、セラミックプレート54が用
いられているので、どのようなアークが生じ得ることに
対しても防御が高められている。プレート54は濡れた
環境で用いられているが、プレート54は電気アークの
熱がトレイ30のプラスチックを損傷することから防い
でいる。
【0049】プレート54は機械加工可能なセラミック
で作られており、そのようなセラミックはダウケミカル
カンパニーから商標「マコール(Macor)」の名で入手す
ることができる。このセラミックはビレット(billet、
小さな金属棒)の中で焼かれ、スライスされる。次に、
穴60、開口部62、およびスロット70(図3参照)
が加工されてスライスになる。
【0050】本発明はウエル26の数が電極の数に対応
することを必要としない。更にプレートがプラットフォ
ームの上に置かれたときにゲルの中で電極が穴を作りま
たは形成することも本発明の範囲にある。
【0051】本発明の上記説明は多様な修正、変更およ
び適応を行うことが出来、それらは添付特許請求の範囲
の均等な手段および範囲の中に含まれることを意図する
ものである。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば念
入りな注意を必要とすることなく電気泳動を行う、改善
されたプラットフォーム、およびそのプラットフォーム
上で用いる改善された電気泳動プレートが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気泳動プレートの斜視図である。
【図2】電気泳動プラットフォームの上面図である。
【図3】図2に示した電気泳動プラットフォームの分解
組立図の斜視図である。
【図4】図2に示した電気泳動プラットフォームの分解
組立図の斜視図である。
【図5】電気泳動プラットフォームの断面図である。
【図6】図5に示した実施例の電気泳動プラットフォー
ムの電極に接続される両極電源を示す断面図である。
【符号の説明】
10 電気泳動プレート 12 基質(マイラー物質) 14 ホール 16 スロット 18 電子泳動媒体層 20 中央領域 22 鏡像端領域 26 ウエル 28 電気泳動プラットフォーム 30 プラスチックトレイ 32 穴 34 窪んだ領域 36 骨 38 後退領域 42 サンプルトレイ 44 ウエル 46 リセプタクル 48 リセプタクル 50 領域 52 ディプレッション 54 セラミックフレーム 56 ペグ 58 ペグ 60 穴 62 隙間 64 熱伝導部品 66 フィルム 68 伝熱部材 72 電極 74 シーリング部材 76 ヒートシンク 78 冷却フィン 80 サポート 82 壁 84 プリント・サーキット・ボート(PCB) 86 開口部 88 ペルチエデバイス 90 ペルチエデバイス 92 伝導領域 94 伝導領域 96 温度検出機 98 伝導領域 100 過熱回路ブレーカ 102 伝導領域 104 伝導領域 106 光学センサ 108 開口部 110 フィルム 112 フィルム 116 リセス 118 金属ストラップ 120 接触スプリング 122 溝 124 引き込み溝 126 電極 128 Oリング 130 ネジ 132 ソケット 134 双極電源 136 正電圧源 138 負電圧源 140 伝導部

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の端領域が設けられた基
    質と電気泳動媒体層を含む電気泳動プレートを用いて電
    気泳動を行うプラットフォームであって、 前記基質が少なくとも一つの穴を有し、 少なくとも一つの第1電極および少なくとも一つの第2
    電極と、前記電気泳動プレートの前記基質を支持するた
    めの表面とを有する支持手段と、 前記少なくとも一つの穴を経て基質を通して上方に伸び
    ており、かつ前記電気泳動プレートの前記第1の端領域
    に電気的に接触する前記第1の電極と、 前記電気泳動プレートを通して支持体の表面から上方に
    伸びており、かつ前記電気泳動プレートの前記第2の端
    領域に電気的に接触する前記第2の電極と、 を備えたことを特徴とする電気泳動プラットフォーム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電気泳動プラットフォ
    ームであって、それぞれ前記第1の電極および前記第2
    の電極が、複数の電極を更に備えたことを特徴とする電
    気泳動プラットフォーム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の電気泳動プラ
    ットフォームであって、前記電極の少なくとも一つが細
    長い伝導部材であることを特徴とする電気泳動プラット
    フォーム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の電気泳動プラットフォ
    ームであって、 少なくとも2つの電極が共に電気的に接続されて同一の
    電気的極性を有することを特徴とする電気泳動プラット
    フォーム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の電気泳動プラットフォ
    ームであって、 前記支持手段は、底部のある窪んだ領域とその底部の中
    の開口部とを有するプラスチックのトレイと、 前記開口部の中に突き出る熱伝導部材とを更に備え、 前記第1の電極は前記開口部に隣接して前記底部の上に
    取り付けられており、 前記第2の電極は前記開口部に隣接して前記底部の上に
    取り付けられており、 前記電気泳動プレートは前記熱伝導部材の上で支持され
    ていることを特徴とする電気泳動プラットフォーム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の電気泳動プラットフォ
    ームであって、 前記支持部材は、前記トレイの前記底部の前記窪んだ領
    域の中に配置されたセラミックプレートを更に有し、 前記セラミックプレートは第1の電極が突き抜ける少な
    くとも一つの開口部と、第2の電極が突き抜ける少なく
    とも一つの付加開口部と、前記第1の開口部および前記
    付加開口部の間の中央開口部とを有し、 前記熱伝導部材は、前記トレイの前記窪んだ領域の前記
    底部の中にある開口部を通り、前記セラミックプレート
    の中の中央開口部の中へ突き抜けることを特徴とする電
    気泳動プラットフォーム。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の電気泳動プラ
    ットフォームであって、 前記トレイの下の印刷された回路基板であって、第1の
    電極に電源を供給する第1の伝導領域と第2の電極に電
    源を供給する第2の伝導領域とを有する印刷された回路
    基盤と、 前記第1の伝導領域を前記第1の電極に電気的に接続さ
    せるための第1のスプリング接点と、 前記第2の伝導領域を前記第2の電極に電気的に接続さ
    せるための第2のスプリング接点とを更に備えたことを
    特徴とする電気泳動プラットフォーム。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいづれかに記載の電気
    泳動プラットフォームであって、 グランドのポテンシャルと比較して正の電気的なポテン
    シャルを第1の電極に供給し、グランドのポテンシャル
    と比較して負の電気的なポテンシャルを第2の電極に供
    給する双極電源供給手段を更に備えたことを特徴とする
    電気泳動プラットフォーム。
  9. 【請求項9】 請求項5から8のいづれかに記載の電気
    泳動プラットフォームであって、 前記熱伝導部材に隣接する少なくとも一つのペルチエデ
    バイスと、 前記ペルチエデバイスに隣接するヒートシンクとを更に
    備えたことを特徴とする電気泳動プラットフォーム。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の電気泳動プラットフ
    ォームであって、 少なくとも一つの第1の電極が前記電気泳動プレートの
    端領域の中に空孔を作るために形成されていることを特
    徴とする電気泳動プラットフォーム。
  11. 【請求項11】 電気泳動プラットフォームに使用され
    る電気泳動プレートであって、 ゲル物質を含む分離領域と、ゲル物質および電極緩衝物
    質を含む2つの空間的に離れた端領域とを備え、 各端領域は、端領域に形成された少なくとも1つの電極
    用の空孔および前記端領域に接触する基質を含み、 前記基質は複数の穴を有し、電極用の空孔が使用に先立
    って形成されるかまたは基質にある前記穴を通してその
    位置で電極が押すことにより形成されることを特徴とす
    る電気泳動プレート。
JP6139179A 1993-06-21 1994-06-21 電気泳動プラットフォームおよび電気泳動プレート Expired - Fee Related JP2968172B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US7922993A 1993-06-21 1993-06-21
US079229 1993-07-07
US086916 1993-07-07
US08/086,916 US5399255A (en) 1993-06-21 1993-07-07 Platform for conducting electrophoresis, and electrophoresis plate for use with the platform

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0798298A JPH0798298A (ja) 1995-04-11
JP2968172B2 true JP2968172B2 (ja) 1999-10-25

Family

ID=26761761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6139179A Expired - Fee Related JP2968172B2 (ja) 1993-06-21 1994-06-21 電気泳動プラットフォームおよび電気泳動プレート

Country Status (4)

Country Link
US (2) US5399255A (ja)
EP (1) EP0631134A3 (ja)
JP (1) JP2968172B2 (ja)
CA (1) CA2123941C (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5707506A (en) * 1994-10-28 1998-01-13 Battelle Memorial Institute Channel plate for DNA sequencing
US5785835A (en) * 1996-04-12 1998-07-28 One Lambda Electrophoresis method and devices
US5885433A (en) * 1997-04-15 1999-03-23 Savant Instruments, Inc. Heat sink plate mounting for electrophoresis unit
AU7799598A (en) * 1997-06-09 1998-12-30 Hoeffer Pharmacia Biotech, Inc. Device for rehydration and electrophoresis of gel strips and method of using thesame
AU736903B2 (en) * 1997-12-23 2001-08-02 Macquarie Research Limited Apparatus for electrophoresis
AUPP108697A0 (en) 1997-12-23 1998-01-22 Macquarie Research Limited Apparatus for electrophoresis
ATE522802T1 (de) 2001-01-26 2011-09-15 Qiagen Sciences Llc Mehrkanalkassette für biotrennung
US20020127148A1 (en) * 2001-03-09 2002-09-12 Sanjay Kumar Gel processing and transfer device
US7208072B2 (en) 2002-01-18 2007-04-24 Biocal Technology, Inc. Multi-segment cartridge for bio-separation with multiplexed fluorescence detection
US7622083B2 (en) 2002-01-28 2009-11-24 Biocal Technology, Inc. Multi-capillary electrophoresis cartridge interface mechanism
DK1537412T3 (da) * 2002-09-11 2013-04-22 Univ Temple Automatisk system til elektroforetiske separationer med højt gennemløb
CN100514053C (zh) * 2003-04-11 2009-07-15 比奥卡尔技术公司 多毛细管电泳盒接合机构
US20050011762A1 (en) * 2003-06-26 2005-01-20 Provonchee Richard B. Bottom access electrophoresis tray and method of use
DE102004042729B4 (de) * 2004-09-03 2018-02-01 Robert Bosch Gmbh Bio-Chip mit einem Elektrodenarray auf einem Substrat
JP4734065B2 (ja) * 2005-09-05 2011-07-27 シャープ株式会社 電気泳動装置および装置構成器具
JP4728072B2 (ja) * 2005-09-05 2011-07-20 シャープ株式会社 電気泳動装置および装置構成器具
CN103331099B (zh) * 2013-06-28 2015-04-01 上海交通大学 自动散热型自由流电泳分离室装置
DE112016006388T5 (de) * 2016-03-18 2018-10-25 Hitachi High-Technologies Corporation Kapillarelektrophoresevorrichtung
KR102561835B1 (ko) * 2020-08-14 2023-08-01 (주)바이오세상 아가로즈 겔 제조 및 전기영동 틀

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3674678A (en) * 1970-10-28 1972-07-04 Millipore Corp Electrophoretic apparatus
US4360418A (en) * 1981-06-12 1982-11-23 Helena Laboratories Corporation Electrophoresis and staining apparatus
US4391689A (en) * 1981-06-12 1983-07-05 Helena Laboratories Corporation Automated electrophoresis and staining apparatus and method
SE452853B (sv) * 1986-02-13 1987-12-21 Pharmacia Ab Sett att tillfora buffertlosningar vid elektroforetisk separation
US4827780A (en) * 1986-04-17 1989-05-09 Helena Laboratories Corporation Automatic pipetting apparatus
US4938080A (en) * 1986-04-17 1990-07-03 Helena Laboratories, Inc. Automatic pipetting apparatus
US4954237A (en) * 1987-03-16 1990-09-04 Helena Laboratories Automatic electrophoresis apparatus
US4890247A (en) * 1987-03-16 1989-12-26 Helena Laboratories Corporation Automatic electrophoresis apparatus and method
US4909920A (en) * 1987-03-16 1990-03-20 Helena Laboratories Automatic electrophoresis apparatus and method
US4810348A (en) * 1987-03-16 1989-03-07 Helena Laboratories Corporation Automatic electrophoresis apparatus and method
US4892639A (en) * 1987-07-17 1990-01-09 Helena Laboratories Corporation Electrophoresis plate and method of making same
FR2620230B1 (fr) * 1987-09-07 1990-02-23 Ari Sa Procede et dispositif pour l'electrophorese des macromolecules de grandes dimensions
US4975173A (en) * 1989-02-22 1990-12-04 Helena Laboratories Corporation Electrophoresis plate and method of making same
US5045164A (en) * 1990-05-23 1991-09-03 Helena Laboratories Corporation Electrophoresis plate for diverting generated fluid
US5209831A (en) * 1991-06-14 1993-05-11 Macconnell William P Bufferless electrophoresis system and method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0798298A (ja) 1995-04-11
US5637203A (en) 1997-06-10
US5399255A (en) 1995-03-21
CA2123941C (en) 1999-08-17
EP0631134A2 (en) 1994-12-28
EP0631134A3 (en) 1996-04-24
CA2123941A1 (en) 1994-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2968172B2 (ja) 電気泳動プラットフォームおよび電気泳動プレート
US8241477B2 (en) Double chamber tank for horizontal gel electrophoresis
US4415418A (en) Gel electrophoresis device and method
CA1094980A (en) Electrophoresis apparatus with automatic multiple- sample applicator
EP0631133B1 (en) An electrophoresis plate and a method of making an electrophoresis plate package
GR880300142T1 (en) Method for detecting and/or identifying a biological substance in a liquid medium with the aid of electrical measurements, and apparatus for carrying out this method
US4622124A (en) Device for horizontal electroblotting
JP3979830B2 (ja) マルチキャピラリー電気泳動装置
US3764513A (en) Electrophoresis chamber
CA1055888A (en) Electrophoresis slide mounting means
US6093300A (en) Sample plate and multi-capillary electrophoresis apparatus
US6368481B1 (en) Cassette for electrophoresis system
US7981267B2 (en) Capillary electrophoresis device
JP2001165904A (ja) キャピラリ電気泳動装置およびキャピラリアレイアッセンブリ
WO2018182082A1 (ko) 펌프가 필요 없는 비접촉식 전기전도도 측정 기반 미소유체 칩 등전점 전기영동
JPH11326276A (ja) 電気泳動分析装置および分析方法
JPH0674937A (ja) 細管式電気泳動方法およびその装置並びにこれらに用いられるカラム
Yamashita et al. Resistivity correction factor for the four-point probe method on cylindrical materials
US3932262A (en) Portable electrophoresis apparatus using minimum electrolyte
Grunbaum An automatic one-to eight-sample applicator for fast qualitative and quantitative microelectrophoresis of plasma proteins, hemoglobins, isoenzymes, and cross-over electrophoresis
JPH10288597A (ja) 電気泳動装置
WO2000065336A9 (en) Electrophoresis assembly and method of casting electrophoresis gels
JPH01132952A (ja) 電気泳動装置
JP2000028578A (ja) 電気的転写用板状電極および電気的転写方法
KR100470461B1 (ko) 전계를 이용한 접촉각의 측정장치 및 그 측정방법

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080820

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080820

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090820

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090820

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100820

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100820

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110820

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120820

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees