JP2967128B2 - 多重セル伝送方法および装置 - Google Patents

多重セル伝送方法および装置

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JP2967128B2 JP8525569A JP52556996A JP2967128B2 JP 2967128 B2 JP2967128 B2 JP 2967128B2 JP 8525569 A JP8525569 A JP 8525569A JP 52556996 A JP52556996 A JP 52556996A JP 2967128 B2 JP2967128 B2 JP 2967128B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、複数の通信端末から送られてきたデータ
を、交換局や無線基地局などの網内ノードにおいて固定
長パケットに組み立て、他の網内ノードに転送する多重
セル伝送方法に係り、特に、固定長パケットの組み立て
にともなう、遅延や信号の品質劣化の軽減を図った多重
セル伝送方法および装置に関する。
背景技術 図1は、従来の移動通信網を示すブロック図である。
移動端末10からの信号は、無線チャネルchを介して、無
線基地局100に受信される。無線基地局100からの信号
は、加入者交換局200、中継交換局300、関門中継交換局
400、相互接続点(POI)500を通して、公衆網600に接続
された目的の固定端末(電話機)610に送られる。ここ
で、相互接続点500は、公衆網側と移動通信網側とを接
続する点である。また、無線基地局100から関門中継交
換局400までの各局を、本明細書では、移動網内ノー
ド、あるいは単に網内ノードと呼ぶ。公衆網側にも、同
様な網内ノードが存在する。
これらの網内ノードの間では、固定長パケットを送受
信することによって、通信が行われる。固定長パケット
による通信方式としては、ATM(Asynchronous Transfer
Mode)伝送方式が国際標準化されている。
図2Aは、ATM伝送方式で使用される、固定長パケット
の構成を示す概念図である。ATM方式では、転送するデ
ータを分割し、ルーチング情報を含むヘッダH0を付加し
て、ATMセルと呼ばれる53バイト長の固定長パケット20
を形成する。網内ノードの間では、この固定長パケット
を用いて、通信を行う(富永英義監修、「わかりやすい
B-ISDN技術」新日本ITU協会編、あるいは、ITU-T RECOM
MENDATION I.150参照)。
このATM伝送方式を移動通信網に適用する場合、転送
する情報をできるだけ圧縮して、無線回線の有効利用を
図っている。例えば音声の場合、CODECを使用して4〜8
kbpsに圧縮している。圧縮されたデータ速度は、固定網
の基本的な伝送速度である64kbpsと比較して低速であ
る。このため、これらの低速データを、そのままATMセ
ルに変換すると、セルが満杯になるまで待たされるの
で、遅延時間(セル化遅延時間)が、公衆網に比べて大
きくなる。この結果、情報伝送遅延時間が増大し、通信
品質の劣化が生じてしまうという欠点があった。
図2Bは、このようなセル化遅延時間を小さく抑えるた
めに、一つのATMセルに入れるデータ量を少なくした、
パーシャルセル30を示す概念図である。このパーシャル
セル(固定長パケット)30を使用すると、セル化遅延時
間に関する問題点は解消できるものの、セル内に情報伝
送が行われない部分が生じ、伝送効率が低下してしまう
という、新たな問題が生じる。
これらの問題点を解決するために、本出願人は、特に
特願平6-1368号(平成6年1月11日出願)「移動無線通
信方式」を提案した。これは、複数の短パケットを、一
つのATMセルに多重化する方法および装置に開示してい
る。ここで、短パケットとは、その長さが、ATMセルの
データ部よりも短いパケットを指す。
しかし、本出願の先願に係るこの装置では、次のよう
な欠点があった。たとえば、図1の関門中継交換局400
において、複数の短パケットを一つの固定長パケット信
号に多重化して、無線基地局側へ転送する場合、転送中
に経由する中継交換局300および加入者交換局200のそれ
ぞれにおいて、固定長パケットの分解および再組立が必
要であった。これは、目的とする無線基地局が異なって
いても、それを考慮することなく、各局において、次に
到達すべき局毎に多重化を行っているためである。この
ため、各局で遅延が生じ、通信品質の劣化を招くという
問題があった。
さらに、従来の装置では、通信端末からの低速度情報
が多重されるATMセルは、唯一に決められてきた。以
下、これにともなう問題点を説明する。
図3は、従来装置において、短パケットから固定長パ
ケットを組み立てる第1の方法を説明するための概念図
である。この図において、各端末(固定端末あるいは移
動端末)に1:1に対応する9台の通信データ組立分解回
路a1〜a3,b1〜b3およびc1〜c3は、短パケットa1-1〜a3-
3,b1-1〜b3-3およびc1-1〜c3-2を、それぞれ出力してい
る。これらの短パケットは、3台の固定長パケット組立
分解回路(図7Aおよび7B参照)にそれぞれ供給され、固
定長パケットX1-1〜X1-5,X2-1〜X2-5およびX3-1〜X3-5
が生成される。すなわち、3つの通信データ組立分解回
路を、一つの固定長パケット組立分解回路に対応させ、
3つの短パケットを1つの固定長パケットに多重してい
る。この場合、各固定長パケットが3つの短パケットを
収容できるので、短パケット発生のピーク時にも遅れ無
しで、固定長パケットに多重することができる。すなわ
ち、図3は、短パケット発生のピーク値を基準とした、
固定長パケット生成方法を示している。
各固定長パケットには、その行き先を示すルーチング
情報X1,X2およびX3が、通信開始時に設定される。この
場合、従来方式では、それぞれの短パケットを収容でき
る固定長パケットは、予め決められていた。たとえば、
図3の下部に示すように、通信データ組立分解回路a1〜
a3から発生する短パケットは、固定長パケットX1-k(k
=1,2,...)にしか多重できない。通信データ組立分解
回路b1〜b3およびc1〜C3から発生する短パケットについ
ても同様であり、それぞれ、固定長パケットX2-kおよび
X3-kにしか多重できなかった。
ところで、図3に示した例では、固定長パケットX1-4
およびX2-3以外の固定長パケットには空きがある。すな
わち、最大多重可能数分の短パケットが多重されていな
い。このような場合、固定長パケット組立分解回路から
送出される固定長パケットの空き領域に、ダミーデータ
が挿入されることになり、伝送効率が低下するという問
題がある。
このように、短パケット発生のピーク値を基準とした
固定長パケットへの多重化では、固定長パケットに空き
のできる確率が高くなり、伝送効率が低下する。
図4は、このような不都合を改善するために提案され
た、短パケットから固定長パケットを組み立てる、第2
の方法を説明するための概念図である。この例では、10
台の通信データ組立分解回路に対して、2台の固定長パ
ケット組立分解回路が設けられている。すなわち、通信
データ組立分解回路a1〜a5およびb1〜b5から出力された
短パケットa1-1…およびb1-1…は、2系列の固定長パケ
ットX1-1,X1-2…、およびX2-1,X2-2…に組み立てられ
る。
この第2方法が、上述した第1方法と異なる点は、1
つの固定長パケットあたりの通信データ組立分解回路の
数を3台から5台にしたという点である。これは、5台
の通信データ組立分解回路a1〜a5からの、短パケットの
同時発生数の平均値は、最大数の5よりも少ないことを
考慮したものである。言い換えれば、短パケット発生の
平均値を基準とした多重方法である。
この第2方法においても、第1方法と同様、それぞれ
の短パケットを多重化できる固定長パケットは、図4の
下部に示すように、唯一に決められていた。例えば、通
信データ組立分解回路a1〜a5から出力された短パケット
は、固定長パケットX1-kにしか多重できないし、通信デ
ータ組立分解回路b1〜b5から出力された短パケットは、
固定長パケットX2-kにしか多重できない。
短パケット発生の平均値を基準とした第2方法におい
ては、短パケット発生のピーク値を基準とした第1方法
と比較して、伝送効率は向上する。しかしながら、短パ
ケットが最大多重可能数を越えた場合には、本来多重化
されるべき固定長パケットに多重されず、次に生成され
る固定長パケットに多重され、遅延が生じるという問題
があった。たとえば、図4の短パケットa2-1は、本来多
重化されるべき固定長パケットX1-1に多重されず、次に
生成される固定長パケットX1-2に多重されたため、遅延
を生じている。
発明の開示 本発明の目的は、短パケットから固定長パケットを組
み立てる際に発生する遅延と、それによって生じる信号
の品質劣化を防止できる、多重セル伝送方法および装置
を提供することである。
また、他の目的は、短パケットから固定長パケットを
組み立てる際に発生する伝送効率の劣化を防ぎ、伝送路
を有効に使用することができる多重セル伝送方法および
装置を提供することである。
第1に、本発明によれば、網内の第1ノードにおい
て、複数の発信端末から送られてきた信号から短パケッ
トを組み立て、前記短パケットを固定長パケットに多重
し、前記第1ノードから、1またはそれ以上の中間ノー
ドを介在して網内の目的ノードに前記固定長パケットを
転送し、前記目的ノードから宛先端末に前記発信端末か
らの信号を分配する多重セル伝送方法において、 前記第1ノードは、 前記短パケットの宛先情報から、前記短パケットの目
的ノードを識別する過程と、 前記短パケットの目的ノードに送られる、固定長パケ
ットに、前記短パケットを組み込む過程と を具備し、前記中間ノードは、前記固定長パケット
を、そのまま前記目的ノードに転送することを特徴とす
る多重セル伝送方法が提供される。
前記第1ノードは、同一の目的ノードに転送される固
定長パケットをグループとして管理し、前記短パケット
を、同一グループの固定長パケットのいずれかに組み込
んでもよい。
前記第1ノードは、 前記同一グループの固定長パケットの空き状態を調べ
る過程と、 空き領域の最も少ない前記固定長パケットに、優先的
に前記短パケットを多重する過程と を具備してもよい。
前記第1ノードは、 前記各固定長パケットにおける、前記短パケットの占
有率を測定する過程と、 前記占有率が予め定められたしきい値よりも高い固定
長パケットには、前記短パケットを新たに多重すること
を禁止する過程と を具備してもよい。
第2に、本発明によれば、網内の第1ノードにおい
て、複数の発信端末から送られてきた信号から短パケッ
トを組み立て、前記短パケットを固定長パケットに多重
し、前記第1ノードから網内の目的ノードに前記固定長
パケットを転送し、前記目的ノードから宛先端末に前記
発信端末からの信号を分配する多重セル伝送方法におい
て、 前記第1ノードは、 前記短パケットの宛先情報から、前記短パケットの目
的ノードを識別する過程と、 前記短パケットの目的ノードに送られる、固定長パケ
ットに、前記短パケットを組み込む過程と を具備し、および同一の目的ノードに転送される固定長
パケットをグループとして管理し、前記短パケットを、
同一グループの固定長パケットのいずれかに組み込むこ
とを特徴とする多重セル伝送方法が提供される。
前記第1ノードは、 前記同一グループの固定長パケットの空き状態を調べ
る過程と、 空き領域の最も少ない前記固定長パケットに、優先的
に前記短パケットを多重する過程と を具備してもよい。
前記第1ノードは、 前記各固定長パケットにおける、前記短パケットの占
有率を測定する過程と、 前記占有率が予め定められたしきい値よりも高い固定
長パケットには、前記短パケットを新たに多重すること
を禁止する過程と を具備してもよい。
前記第1ノードは、関門中継交換局であり、前記目的
ノードは、無線基地局であってもよい。
前記第1ノードは、無線基地局であり、前記目的ノー
ドは、関門中継交換局であってもよい。
第3に、本発明によれば、発信端末から送られてきた
信号から短パケットを組み立てる複数の通信データ組立
回路と、 前記短パケットを多重し、固定長パケットを生成する
複数の固定長パケット組立回路と、 前記短パケットの宛先情報から、前記短パケットの、
網内における目的ノードを識別する手段と、 前記目的ノードに送られる固定長パケットを生成する
固定長パケット組立回路を、前記複数の固定長パケット
組立回路から選択する手段と、 前記固定長パケットを網内の目的ノードに転送する手
段と を具備することを特徴とする多重セル伝送装置が提供さ
れる。
前記第1ノードと前記目的ノードとの間には、1また
はそれ以上の中間ノードが存在し、前記中間ノードは、
前記固定長パケットを、そのまま前記目的ノードに転送
してもよい。
同一の目的ノードに転送される固定長パケットをグル
ープとして管理する手段を具備し、前記選択する手段
は、前記短パケットを、同一グループの固定長パケット
を生成する固定長パケット組立回路のいずれかに供給し
てもよい。
前記同一グループの固定長パケットの空き状態を調べ
る手段を具備し、前記選択手段は、空き領域の最も少な
い固定長パケットに対応する固定長パケット組立回路
に、優先的に前記短パケットを供給してもよい。
前記各固定長パケットにおける、前記短パケットの占
有率を測定する手段と、 前記占有率が予め定められたしきい値よりも高い固定
長パケットには、前記短パケットを新たに多重すること
を禁止する手段と を具備してもよい。
前記多重セル伝送装置は、関門中継交換局に配置さ
れ、前記目的ノードは、無線基地局であってもよい。
前記多重セル伝送装置は、無線基地局に配置され、前
記目的ノードは、関門中継交換局であってもよい。
本発明によれば、通信端末から送られてきた低速ディ
ジタル信号を、短パケットに変換し、この短パケットを
固定長パケットに多重する場合に、同一の網内ノード
(目的局)に向かう1またはそれ以上の固定長パケット
をグループとして管理し、同一グループの固定長パケッ
トのどれかに、短パケットを多重する。これによって、
途中の交換局において、固定長パケットを分解/再組立
する必要がなくなり、その分、転送遅延を減らすことが
できる。
また、短パケット対固定長パケットの関係を、従来の
多:1から多:多としたので、短パケットを多重できる固
定長パケットを選択する自由度が増える。このため、短
パケットから固定長パケットに変換する段階での遅延を
減少できる。また、空きを有する固定長パケットに、短
パケットを効率的に組み込むことができるため、回線使
用効率を高めることができる。
図面の簡単な説明 図1は、移動通信網の一例を示すブロック図である。
図2Aは、固定長パケット(ATMセル)の構造を示す概
念図である。
図2Bは、空き部分を有する固定長パケット(パーシャ
ルセル)の構造を示す概念図である。
図3は、従来装置において、短パケットを多重化し
て、固定長パケットを生成する状況を示す概念図であ
る。
図4は、従来装置において、短パケットを多重化し
て、固定長パケットを生成する他の状況を示す概念図で
ある。
図5は、本発明による装置において、短パケットを多
重化して、固定長パケットを生成する状況を示す概念図
である。
図6は、本発明による装置において、短パケットを多
重化して、固定長パケットを生成する他の状況を示す概
念図である。
図7Aおよび7Bは、本発明による多重セル伝送装置の実
施例を示すブロック図である。
図8は、この実施例のデータベースに格納された、固
定長パケットのルーチング情報を示す概念図である。
図9は、関門中継交換局の制御装置の構成を示すブロ
ック図である。
図10は、関門中継交換局の制御装置のルーチング情報
獲得部の動作を示すフローチャートである。
図11は、関門中継交換局の制御装置のデータベース管
理部の動作を示すフローチャートである。
発明を実施するための最良の形態 以下、本発明による多重セル伝送方法および装置の実
施例を説明するが、その前に、本発明の原理を図5およ
び図6を参照して説明する。
図5は、短パケット発生のピーク値を基準にして、短
パケットを固定長パケットへ多重する場合を示してい
る。図5において、各通信端末(移動端末10または固定
端末610)に接続された9つの通信データ組立分解回路a
1-a3,b1-b3,およびc1-c3は、いずれも、同一の網内ノー
ド(たとえば、特定の無線基地局100)に向かう短パケ
ットを出力するものとする。これら9つの短パケットに
対して、同一の無線基地局100に向かう3つの固定長パ
ケットが、同一グループの固定長パケットとして用意さ
れ、9つの短パケットは、これら3つの固定長パケット
のいずれに多重してもよい。すなわち、ある通信データ
組立分解回路から出力された短パケットは、同一グルー
プの3つの固定長パケットのうちの、どれか空いている
固定長パケットに組み込むことができる。たとえば、通
信データ組立分解回路a1から出力される短パケットは、
X1,X2およびX3のルーチング情報を持つ固定長パケット
の、どれにも多重することができる。
このように、本発明は、次の2つの特徴をもってい
る。
(1)同一の網内目的ノードに向かう固定長パケット
は、1つのグループにまとめられ、その目的ノードに向
かう短パケットは、このグループのいずれかの固定長パ
ケットに、最初から多重される。このため、途中の交換
局における固定長パケットの分解/再組立を行う必要が
ない。これによって、固定長パケットの分解/再組立に
ともなう転送遅延を減らすことができる。
(2)通信データ組立分解回路から出力された短パケッ
トは、同じグループ内のどの固定長パケットに組み込ん
でもよい。このため、固定長パケットの使用効率を向上
させることができる。
図3や図4に示す従来の方法では、3つの通信データ
組立分解回路に対して1つの固定長パケットが固定的に
割り当てられていたが、本発明では、たとえば、9つの
通信データ組立分解回路に対して、3つの固定長パケッ
トが割り当てられる。このため、通信データ組立分解回
路と固定長パケットとの割合は、従来と同一でも、空い
ている固定長パケットを自由に選択できる。その結果、
固定長パケットの選択の自由度が増し、遅延の減少およ
び回線使用効率の改善を図ることができる。
たとえば、図5に示す本発明による方法を、図3に示
す従来方式と比較すると、ルーチング情報X1の固定長パ
ケットには、a系列の通信データ組立分解回路からの短
パケットだけでなく、b系列やc系列の通信データ組立
分解回路からの短パケットが多重されている。このた
め、固定長パケットにおける短パケットの占有率が高く
なり、固定長パケットの使用効率が高くなる。図5の例
では、ルーチング情報X3をヘッダとする固定長パケット
は、転送する必要がないために生成されず、伝送効率が
向上していることが分かる。
図6は、短パケット発生の平均値を基準として、固定
長パケットへの多重化を行った場合を示している。各通
信端末に対応した10個の通信データ組立分解回路a1-a5
およびb1-b5が、ルーチング情報X1およびX2をヘッダと
する2つの固定長パケットに対応している。この場合、
たとえば、通信データ組立分解回路a1から出力された短
パケットは、2つの固定長パケットのいずれにも多重で
きる。図6に示す例では、短パケットa2-1が、固定長パ
ケットX2-1に多重されている。このため、図4に示す従
来方式において生じた、短パケットa2-1の遅延を、回避
することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
なお、以下の説明において、サフィックスを有する符号
の、サフィックスを省略した場合は、その符号の指示す
る複数のブロック内の任意のものを指すものとする。た
とえば、無線基地局100というときには、k局の無線基
地局1001-100kの中の、いずれか1つまたはそれ以上の
無線基地局を指すものとする。
図7Aおよび7Bは、本発明による多重セル伝送装置の実
施例を示すブロック図である。図において、無線基地局
100は、加入者交換局200および中継交換局300を介し
て、関門中継交換局400に接続されている。これらの各
局は、本明細書で網内ノードと呼ぶものである。無線基
地局100には、無線チャネルchを通して、移動端末10が
接続される。一方、関門中継交換局400には、相互接続
点500および公衆通信網600を介して、電話機610が接続
される。
電話機610が、関門中継交換局400を経由して、移動端
末10と通信する場合を例にして、本実施例を説明する。
(1)回線設定に関わる構成と動作 電話機610から移動端末10への呼は、関門中継交換局4
00の制御装置407によって検出される。さらに説明する
と、電話機610からの信号は、公衆網600および相互接続
点500を通して、関門中継交換局400に送信される。関門
中継交換局400は、受信した信号を、切換スイッチ408お
よび符号変換回路401を通して、通信データ組立分解回
路402に供給する。符号変換回路401は、移動網内で用い
る通信信号と、公衆網で用いる通信信号とを相互に変換
する。
通信データ組立分解回路402は、符号変換回路401から
出力された低速度情報から短パケットを組み立てる。通
信データ組立分解回路402は、受け取った転送情報に、
シーケンス番号を付与するとともに、受信情報をシーケ
ンス番号順に再配列する。これは、一つの通信データ組
立分解回路から出力された短パケットが、複数の固定長
パケットに多重されて送信された場合に、受信側の通信
データ組立分解回路へは、順番が違って到着する場合が
あるためである。すなわち、固定長パケットの生成状況
や、移動通信網内の固定長パケットの各交換局経由状況
によって、短パケットの順番が前後することがあるから
である。
通信データ組立分解回路402から出力された短パケッ
ト内には、相手の移動端末の番号が、呼識別情報として
格納されている。関門中継交換局400の制御装置407は、
この呼識別情報によって、目的局となる無線基地局100
を決定し、固定長パケットのヘッダに格納されるルーチ
ング情報を設定して、回線設定を行う。
すなわち、制御装置407は、移動端末10が位置登録を
したエリア内の複数の無線基地局100を通して、移動端
末10を呼び出す。呼び出された移動端末10が応答を返す
と、その応答を受信した無線基地局が在圏基地局とな
り、この無線基地局の番号が、制御装置407に通知され
る。この場合の在圏基地局は、無線基地局1001とする。
次に、関門中継交換局400と在圏基地局1001との間に
回線を設定する。
制御装置407は、まず、データベース700にアクセスし
て、網内の目的局である無線基地局100に向かうルーチ
ング情報を獲得する。獲得されたルーチング情報は、固
定長パケットのヘッダ部に書き込まれ、図5および図6
に示すような固定長パケットが生成される。
固定長パケットの生成は、固定長パケット組立分解回
路404によって行われる。制御装置407は、まず、判定回
路406を介して、空いている固定長パケット組立分解回
路404を選択し、それに対してルーチング情報を与え
る。選択された固定長パケット組立分解回路404は、こ
のルーチング情報をヘッダとし、通信データ組立分解回
路402からの短パケットをデータとする固定長パケット
を作成し、固定長パケットスイッチ405に供給する。こ
のように、固定長パケットと、固定長パケット組立分解
回路404と、ルーチング情報とは、それぞれ1:1に対応す
るものであるが、この対応関係は固定したものではな
い。これについては、すでに図5および図6を参照して
説明した。
網内の目的局に向かう固定長パケットが複数個ある場
合、これらの固定長パケットのルーチング情報は、1つ
のグループとして管理される。すなわち、ルーチング情
報は、各目的局別にグループ化され、グループ情報とし
て、データベースに格納されて管理される。
図8は、データベース700に格納されたルーチング情
報のデータ構造を示す概念図である。ルーチング情報
は、すべてのルーチング情報を格納する全ルーチング情
報リスト710と、現在使用中のルーチング情報を格納す
る使用中ルーチング情報リスト720とから構成される。
使用中ルーチング情報リスト720においては、同一の
網内目的局を指示する各ルーチング情報が、グループ情
報730としてまとめられて格納されている。すなわち、
現在使用中の個々のルーチング情報750は、グループ情
報730ごとに分けて格納されている。たとえば、図5に
示す例では、個々のルーチング情報X1,X2およびX3が、
個別情報750として登録されるとともに、グループ情報7
30として登録される。これは、3つの固定長パケットの
ルーチング情報X1,X2およびX3が、同一の網内目的ノー
ドに向かうルーチング情報だからである。フラグ740
は、これらのグループ情報730に対応する固定長パケッ
ト群が、所定の通信品質を満たさなくなった旨を示すフ
ラグである。このような事態は、現在使用中の固定長パ
ケット群に、新たな呼を多重することによって生じるこ
とがある。
図9は、関門中継交換局400の制御装置407の構成を示
すブロック図であり、ルーチング情報やデータベース70
0の管理は、この制御装置407によって行われる。制御装
置407は、ルーチング情報獲得部410、データベース管理
部420、呼識別情報通知部430、および接続制御部440を
備えている。接続制御部440は、固定長パケットスイッ
チ403および405を制御する。
電話機610からの呼の、網内目的局(この場合は、無
線基地局1001)が決まると、図10のフローチャートに示
すように、ルーチング情報獲得部410は、データベース7
00にアクセスし(ステップS1)、目的ノードに向かうグ
ループ情報730を検索する(ステップS2)。検索したグ
ループ情報に、フラグが付与されていなければ、すなわ
ち、現在使用中の固定長パケットを利用できるならば、
そのグループ番号に対応したルーチング情報を獲得する
(ステップS3)。次いで、ルーチング情報獲得部410
は、獲得したルーチング情報と、この呼を扱う通信デー
タ組立分解回路402との対応関係を、判定回路406に通知
する(ステップS4)。このとき、データベース700のル
ーチング情報は、書き換えない。現在使用中の固定長パ
ケットを利用して、短パケットを送信しているため、ル
ーチング情報は変わらないからである。
一方、目的のグループ情報にフラグが付与されていた
場合には、このグループのルーチング情報に関する固定
長パケットは、占有されていて使用できない。そこで、
ルーチング情報獲得部410は、全ルーチング情報リスト7
10を検索し(ステップS5)、現在使用されていないルー
チング情報で、かつ、このグループに対応するルーチン
グ情報を獲得する(ステップS6)。次いで、ルーチング
情報獲得部410は、獲得したルーチング情報と通信デー
タ組立分解回路との対応関係を、判定回路406に通知す
る(ステップS6)。このとき、ルーチング情報獲得部41
0は、データベース内の現在使用中のルーチング情報を
更新する(ステップS7)。すなわち、すでに目的グルー
プが設定されていた場合には、獲得したルーチング情報
を、そのグループの個別情報750として追加する。一
方、目的グループが設定されていなかった場合、すなわ
ち、獲得したルーチング情報が、決定された目的局に向
かう最初の固定長パケットのルーチング情報であった場
合には、個別情報750としてだけでなく、グループ情報7
30としても登録する。ルーチング情報獲得部410は、新
しいルーチング情報を獲得した場合、使用中のグループ
情報が更新された旨を判定回路406に通知する。
データベース管理部420は、図11のフローチャートに
示す処理を行う。すなわち、現在使用中の固定長パケッ
トが、新たな呼の多重によって所定の通信品質を満たさ
なくなったとの通知を、判定回路406から受けると(ス
テップS11)、データベース700にアクセスし(ステップ
S12)、現在使用中のグループ情報730のフラグ740を立
てる(ステップS13)。このフラグ740は、これ以降新た
に発生した呼に対しては、未使用の新しいルーチング情
報を、全ルーチング情報リスト710から選択することを
指示するものである。
呼識別情報通知部430は、目的局である無線基地局100
1の制御装置107へ、グループ情報および呼の識別情報を
通知する。すなわち、呼識別情報通知部430は、目的の
無線基地局1001へ向かうルーチング情報を獲得した後、
グループ情報と呼の識別情報とを、中継交換局300およ
び加入者交換局200を経由して、目的の無線基地局1001
の制御装置107へ通知する。
この通知を受けると、無線基地局1001の制御装置107
は、グループ情報に対応する固定長パケット組立分解回
路104を選択し、転送されてくる固定長パケットが、選
択された固定長パケット組立分解回路104に振り分けら
れるように、固定長パケットスイッチ105を制御する。
制御装置107は、また、判定回路106へ呼の識別情報を通
知する。これによって、判定回路106は、固定長パケッ
トスイッチ103を制御し、固定長パケット組立分解回路1
04から出力される短パケットが、呼の識別情報に対応す
る通信データ組立分解回路102へ振り分けられるように
する。通信データ組立分解回路102に振り分けられた短
パケットは、低速度データに変換され、この通信データ
組立分解回路102に接続されている移動端末10に、送受
信装置101を介して送信される。
このように、呼識別情報通知部430は、新たな呼の識
別情報とグループ情報とを、無線基地局1001へ通知す
る。この場合、中継交換局300と加入者交換局200との
間、および加入者交換局200と無線基地局1001との間の
ルーチング情報は、空いているものが選択される。これ
らのルーチング情報は、各ノードにおいて固定長パケッ
トのヘッダに格納され、無線基地局1001へ通知される。
以上で回線は設定され、情報の授受が可能となる。
(2)回線設定後の通信に関する構成と動作 電話機610と移動端末10との間で通信が開始される
と、関門中継交換局400の判定回路406は、各固定長パケ
ットのデータ部の蓄積状況を監視する。この監視結果に
応じて、判定回路406は、通信データ組立分解回路402か
ら出力される短パケットを、グループ情報中のルーチン
グ情報に対応する、いずれかの固定長パケット組立分解
回路に割り当てるように、固定長パケットスイッチ405
を制御する。この制御は、図5および図6で説明したこ
とに対応する。この場合、複数の固定長パケット組立分
解回路に対して平均的に振り分けるのではなく、生成さ
れる固定長パケットのデータ部に空きが生じないように
割り当てる。すなわち、データ部の空きが少ない固定長
パケットを優先的に選択し、固定長パケットの使用効率
を高める。
判定回路406は、複数の短パケットを固定長パケット
に多重する場合、所定の通信品質を満足させることがで
きるか否かを判定する。つまり、新たな呼によって、通
信データ組立分解回路から出力される短パケットを、当
該グループの固定長パケットに多重することが、パケッ
ト化遅延の基準を満たすかどうかを判定する。この判定
は、使用中のグループ情報に対応する、1あるいはそれ
以上の固定長パケット組立分解回路への、短パケットの
入力状況に基づいて行われる。パケット化遅延の基準を
満たす場合は、判定回路406は、特段の動作は行わない
が、満たさない場合には、制御装置407に対して、その
旨を通知する。
パケット化遅延の判定基準として、固定長パケットに
多重される短パケットの占有率を使用する。占有率を使
用したのは、占有率と遅延との相関が高いからである。
すなわち、占有率が高いほど、最大多重可能数の短パケ
ットが、固定長パケット組立分解回路に到着する可能性
が高くなり、最大多重可能数を越えた短パケットは、本
来多重されるべき固定長パケットに多重されず、遅延が
生じてしまうからである。判定回路406は、この占有率
を定期的に監視する。占有率は、目的局を同一とするグ
ループ単位で算出する。
このように、関門中継交換局400から送出される固定
長パケットは、ヘッダに含まれるルーチング情報によっ
て、中継交換局300および加入者交換局200を経由する。
このとき、目的局別のルーチング情報が、通信開始時に
選択されるため、固定長パケットに多重化される短パケ
ットは、すべて目的局である無線基地局1001へ転送され
ることとなる。すなわち、途中経由する中継交換局300
および加入者交換局200においては、固定長パケットの
分解/再組立機能は必要なく、固定長パケットのヘッダ
に含まれるルーチング情報によって転送が行われる。
以上、固定網側の電話機610から移動端末10への着信
を説明したが、逆に、移動端末10から発信した場合にお
いても、無線基地局の一斉呼び出しに対する移動端末の
応答以降の回線設定手順は、上述した手順と同様である
から、同様な手段および手順で、目的地を示すルーチン
グ情報を獲得し、通信することができる。この場合、無
線基地局100の制御装置107にデータベースが接続され、
無線基地局100から関門中継交換局400へのルーチング情
報を管理する。また、判定回路106が判定回路406と同様
の動作をする。
本実施例では、目的局が無線基地局の場合を説明した
が、固定長パケット組立分解機能を有するノードであれ
ば、他のノードを目的局としても、同様の構成で同様の
効果が実現できる。また、上位局(交換局)から下位局
(無線基地局)への情報転送の場合を説明したが、下位
局から上位局への情報転送の場合においても、同様の手
段で実現できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−211523(JP,A) 特開 平7−95215(JP,A) 特開 平7−245628(JP,A) 94年信学秋季全大B−425

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】網内の第1ノードにおいて、複数の発信端
    末から送られてきた信号から短パケットを組み立て、前
    記短パケットを固定長パケットに多重し、前記第1ノー
    ドから、1またはそれ以上の中間ノードを介在して網内
    の目的ノードに前記固定長パケットを転送し、前記目的
    ノードから宛先端末に前記発信端末からの信号を分配す
    る多重セル伝送方法において、 前記第1ノードは、 前記短パケットの宛先情報から、前記短パケットの目的
    ノードを識別する過程と、 前記短パケットの目的ノードに送られる、固定長パケッ
    トに、前記短パケットを組み込む過程と を具備し、前記中間ノードは、前記固定長パケットを、
    そのまま前記目的ノードに転送することを特徴とする多
    重セル伝送方法。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項に記載の多重セル伝送方
    法において、前記第1ノードは、同一の目的ノードに転
    送される固定長パケットをグループとして管理し、前記
    短パケットを、同一グループの固定長パケットのいずれ
    かに組み込むことを特徴とする多重セル伝送方法。
  3. 【請求項3】請求の範囲第2項に記載の多重セル伝送方
    法において、前記第1ノードは、 前記同一グループの固定長パケットの空き状態を調べる
    過程と、 空き領域の最も少ない前記固定長パケットに、優先的に
    前記短パケットを多重する過程と を具備することを特徴とする多重セル伝送方法。
  4. 【請求項4】請求の範囲第3項に記載の多重セル伝送方
    法において、前記第1ノードは、 前記各固定長パケットにおける、前記短パケットの占有
    率を測定する過程と、 前記占有率が予め定められたしきい値よりも高い固定長
    パケットには、前記短パケットを新たに多重することを
    禁止する過程と を具備することを特徴とする多重セル伝送方法。
  5. 【請求項5】網内の第1ノードにおいて、複数の発信端
    末から送られてきた信号から短パケットを組み立て、前
    記短パケットを固定長パケットに多重し、前記第1ノー
    ドから網内の目的ノードに前記固定長パケットを転送
    し、前記目的ノードから宛先端末に前記発信端末からの
    信号を分配する多重セル伝送方法において、 前記第1ノードは、 前記短パケットの宛先情報から、前記短パケットの目的
    ノードを識別する過程と、 前記短パケットの目的ノードに送られる、固定長パケッ
    トに、前記短パケットを組み込む過程と を具備し、および同一の目的ノードに転送される固定長
    パケットをグループとして管理し、前記短パケットを、
    同一グループの固定長パケットのいずれかに組み込むこ
    とを特徴とする多重セル伝送方法。
  6. 【請求項6】請求の範囲第5項に記載の多重セル伝送方
    法において、前記第1ノードは、 前記同一グループの固定長パケットの空き状態を調べる
    過程と、 空き領域の最も少ない前記固定長パケットに、優先的に
    前記短パケットを多重する過程と を具備することを特徴とする多重セル伝送方法。
  7. 【請求項7】請求の範囲第6項に記載の多重セル伝送方
    法において、前記第1ノードは、 前記各固定長パケットにおける、前記短パケットの占有
    率を測定する過程と、 前記占有率が予め定められたしきい値よりも高い固定長
    パケットには、前記短パケットを新たに多重することを
    禁止する過程と を具備することを特徴とする多重セル伝送方法。
  8. 【請求項8】請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか
    に記載の多重セル伝送方法において、前記第1ノード
    は、関門中継交換局であり、前記目的ノードは、無線基
    地局であることを特徴とする多重セル伝送方法。
  9. 【請求項9】請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか
    に記載の多重セル伝送方法において、前記第1ノード
    は、無線基地局であり、前記目的ノードは、関門中継交
    換局であることを特徴とする多重セル伝送方法。
  10. 【請求項10】発信端末から送られてきた信号から短パ
    ケットを組み立てる複数の通信データ組立回路と、 前記短パケットを多重し、固定長パケットを生成する複
    数の固定長パケット組立回路と、 前記短パケットの宛先情報から、前記短パケットの、網
    内における目的ノードを識別する手段と、 前記目的ノードに送られる固定長パケットを生成する固
    定長パケット組立回路を、前記複数の固定長パケット組
    立回路から選択する手段と、 前記固定長パケットを網内の目的ノードに転送する手段
    と を具備することを特徴とする多重セル伝送装置。
  11. 【請求項11】請求の範囲第10項に記載の多重セル伝送
    装置において、前記第1ノードと前記目的ノードとの間
    には、1またはそれ以上の中間ノードが存在し、前記中
    間ノードは、前記固定長パケットを、そのまま前記目的
    ノードに転送することを特徴とする多重セル伝送装置。
  12. 【請求項12】請求の範囲第10項または第11項に記載の
    多重セル伝送装置において、同一の目的ノードに転送さ
    れる固定長パケットをグループとして管理する手段を具
    備し、前記選択する手段は、前記短パケットを、同一グ
    ループの固定長パケットを生成する固定長パケット組立
    回路のいずれかに供給することを特徴とする多重セル伝
    送装置。
  13. 【請求項13】請求の範囲第12項に記載の多重セル伝送
    装置において、前記同一グループの固定長パケットの空
    き状態を調べる手段を具備し、前記選択手段は、空き領
    域の最も少ない固定長パケットに対応する固定長パケッ
    ト組立回路に、優先的に前記短パケットを供給すること
    を特徴とする多重セル伝送装置。
  14. 【請求項14】請求の範囲第13項に記載の多重セル伝送
    装置において、 前記各固定長パケットにおける、前記短パケットの占有
    率を測定する手段と、 前記占有率が予め定められたしきい値よりも高い固定長
    パケットには、前記短パケットを新たに多重することを
    禁止する手段と を具備することを特徴とする多重セル伝送装置。
  15. 【請求項15】請求の範囲第10項ないし第14項のいずれ
    かに記載の多重セル伝送装置において、前記多重セル伝
    送装置は、関門中継交換局に配置され、前記目的ノード
    は、無線基地局であることを特徴とする多重セル伝送装
    置。
  16. 【請求項16】請求の範囲第10項ないし第14項のいずれ
    かに記載の多重セル伝送装置において、前記多重セル伝
    送装置は、無線基地局に配置され、前記目的ノードは、
    関門中継交換局であることを特徴とする多重セル伝送装
    置。
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