JP3193593B2 - 音声回線エミュレーション・システムおよび音声回線エミュレーション・パケットを経路指定するための回線交換接続を確立する方法 - Google Patents

音声回線エミュレーション・システムおよび音声回線エミュレーション・パケットを経路指定するための回線交換接続を確立する方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回線交換のエミュレー
ションに関し、詳細には、パケット交換網で音声回線を
エミュレートするシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通信環境は最近、十分に発達し、かなり
変化している。この主要な理由は、光ファイバ伝送が発
達し(現在、非常に低いビット誤り率で高い速度を維持
することができる)、かつ専用通信回線および公衆通信
回線内でディジタル技法が広く使用されるようになった
ために、通信技法で目覚ましい進歩が実現されたことで
ある。
【0003】この新しく出現した技法に関して、公的機
関であれ民間企業であれ、通信関連機関のサービスが進
歩している。実際、高速伝送の出現に伴って高帯域幅接
続性が急速に向上し、通信容量の増大によってより魅力
的な料金が提供され、広範囲の接続性オプション、効率
的な帯域幅管理、新しい媒体のサポートによって、ユー
ザが自分の成長を管理するうえでより高い柔軟性が与え
られ、音声、ビデオ、イメージに由来するデータが、サ
ンプリングされディジタル符号化した後、純粋データと
マージして共通かつ透過的に移送できるようになる。
【0004】第1段階では、ネットワークには主とし
て、回線集合によってコストを節約するためにTDM
(時分割多重化)技術が使用された。このようなシステ
ムは、ホスト/端末の計算トラフィックおよび64kb
psのPCM(パルス符号変調)音声トラフィックの固
定帯域幅要件を容易にサポートした。
【0005】データ伝送は現在、具体的に応用例に焦点
を当てて、顧客のトラフィックのプロファイルの基本的
な変化を統合することによって、進歩している。ワーク
ステーションの発達、ローカル・エリア・ネットワーク
(LAN)相互接続、ワークステーションとスーパー・
コンピュータの間での分散処理、新しいアプリケーショ
ン、競合することが多い様々な構造、すなわち、階層構
造と対等構造、ワイド・エリア・ネットワーク(WA
N)とローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、音
声とデータなどの統合によって、データ・プロファイル
は、帯域幅が高くバースト型で非確定的なものになり、
より高い接続性を必要としている。上記に基づき、チャ
ネル接続されたホスト、ビジネス・ワークステーショ
ン、エンジニアリング・ワークステーション、端末、お
よび小型ないし中型のファイル・サーバの間でLANト
ラフィック、音声トラフィック、ビデオ・トラフィック
を運ぶことができる高速バックボーンを介して分散計算
アプリケーションをサポートすることが強く求められて
いることは明らかである。このトラフィックは、エンド
・ユーザ・ネットワーク・プロトコルとリアルタイム伝
送(音声やビデオなどの定常的ストリーム・トラフィッ
ク)と非リアルタイム伝送(対話型データなどバースト
型トラフィック)の異種混合を反映するものである。
【0006】高速プロトコル対応バックボーン・ネット
ワーク構想は、データ、音声情報、ビデオ情報がディジ
タル符号化され、小さなパケットとしてチョップされ、
共通の1組のノードおよびリンクを介して送信される、
高速パケット交換網アーキテクチャの出現の推進力とな
っている。
【0007】回線交換技法と比較してパケット交換技法
の基本的な利点は、帯域幅を最適化する、回線を介した
異なるタイプのデータ(データ、音声、イメージ、ビデ
オ)の統計的な多重化が可能になることである。回線
技法と比較してパケット交換技法の欠点は、パケット
交換技法では通常、ジッタおよび遅延が導入されること
である。
【0008】パケット・サイズを減少させることによっ
てジッタを低減させることができる。たとえば、ATM
(非同期転送モード)標準では、セルと呼ばれ、5バイ
トのヘッダと48バイトのペイロードとを含む、53バ
イト・パケットが定義されている。この細分性のため
に、ネットワークを介したジッタは、小さな値に制限さ
れ、したがって、受信側でプレイ・アウト・バッファに
よって補償することができる。このバッファは、少なく
ともネットワーク中の最大ジッタに等しい遅延を導入す
るように構成される。セルは、このバッファで待機し、
バッファによって遅延された後、先入れ先出し方式で処
理される。これによって、ネットワーク中の最大ジッタ
だけ遅延したセルは、それが受信側に到達したときにプ
レイ・アウト・バッファにまだ保持されている前のセル
の後で丁度よい時に処理される。
【0009】遅延問題に関する限り、パケット交換技法
では、パケットを送信する前にペイロードのあらゆるバ
イトを受信しておく必要がある。関連する遅延は、パケ
ット化遅延またはセル・ペイロード・アセンブリ遅延と
呼ばれる。たとえば、64kbpsで符号化されたパル
ス符号化変調(PCM)音声をATMセルに埋め込む時
間は5.875ミリ秒である。ネットワークを介してセ
ルを転送し経路上の異なる交換ノードを介してセルを交
換する時間をこのパケット化遅延に加算することによっ
て得られる総端末間セル待ち時間は非常に長いので、高
価なエコー・キャンセラを使用することが必要になる。
エコー・キャンセラを不要にする方法は、セルを部分的
に埋め込み、あるいはずっと小さなパケットを送信する
ことによって、この遅延を短縮することである。どちら
の場合も、欠点は、オーバヘッドが増大し、したがって
ネットワーク中の帯域幅が最適ではなくなることであ
る。
【0010】例示のために、以下で、本発明を実施する
ために使用できるタイプのパケット交換システムを簡単
に説明する。
【0011】図面の図1は、中継線TLによって相互接
続され、外部データ端末装置DTEに接続された加入者
線ALからアクセスできる、7つの交換ノードSW1な
いしSW7を含むパケット交換網を表す。
【0012】ネットワーク制御アーキテクチャは分散型
のものであり、すなわち、各交換ノードがコントロール
・ポイントCPによって制御される。すべてのCPは、
CP間で制御メッセージをマルチキャストする効率的な
手段を提供する、CPスパン木を介して相互接続され
る。CPは、ネットワーク中の他のCPにメッセージを
同報通信したいとき、所定のスパン木の交換アドレスに
このメッセージを送信する。アーキテクチャは、CPス
パン木のあらゆる回線上で、しかもこれらの回線上での
みこのメッセージを経路指定する手段を提供する。アー
キテクチャは、各交換ノード上で木アドレスを初期設定
し、回線または交換ノードに障害が発生した場合に木を
自動的に再構成する手段も提供する。
【0013】各CPは、ネットワークに関するトポロジ
ー・データベースのコピーを含む。このコピーは、ネッ
トワークの物理構成と、回線の特性および状況とを含
む。ネットワーク中のn番目の回線ごとに、指定の優先
順位をもつパケット上に導入される可能性がある最大遅
延T(n)と、この回線の帯域幅留保レベルR−res
(n)が、トポロジー・データベースに記録される。こ
の情報は、それが重要な変化を提示するときは必ず、C
Pスパン木を介して送信されるトポロジー更新メッセー
ジを介して他のCPに転送される。
【0014】ユーザ装置DTE−AおよびDTE−Bは
それぞれ、加入者線AL−AおよびAL−Bを介してネ
ットワークに接続されている。これらの装置は、最大遅
延T_maxおよびパケット喪失確率P_lossの形
で指定された所与のサービス品質(QoS)をもつネッ
トワークを介して相互接続すべきである。
【0015】交換ノードSW−1で、コントロール・ポ
イントCP−1はまず、ユーザによって指定されたQo
Sおよびトラフィック特性(ピーク速度、平均速度、平
均パケット長)を使用して、この回線上のパケット喪失
確率P_l(n)がこの接続向けに指定された喪失確率
P_lossよりもずっと小さくなるように、経路上の
あらゆる回線上で予約すなわち留保(reserve )すべ
き、接続の等価容量と呼ばれる帯域幅の量C_eqを算
出する。
【0016】コントロール・ポイントCP−1は次い
で、トポロジー・データベースにおいて回線ごとに得ら
れる情報に基づいて、ネットワークにおいて宛先に到達
するための最適の経路を算出する。経路選択プログラム
はまず、経路となる資格がある回線を識別する。R
(n)およびR_res(n)がそれぞれ、回線nの容
量および回線の現留保レベルを示す場合、回線は、次式
が成立するならば、経路となる資格がある。
【数1】 R_res(n)+C_eq≦0.85R(n)
【0017】プログラムは次いで、修正ベルマン・フォ
ード・アルゴリズムを使用して、最小重みと、最小ホッ
プ数と、資格のある回線を使用し、かつQoSを満た
す、発信元から宛先までの経路とを見つける。
【数2】T_max ΣT(n) P_loss≦1−II(1−P_l(n))
【0018】上式で、合計演算子および乗算演算子は、
経路のn本(n=1,...,N)の回線を介して運ば
れる。
【0019】交換機SW−1から交換機SW−3への選
択された経路が、交換機SW−2を通り中継線TL−1
およびTL−2を使用すると仮定する。
【0020】図2は、新しい接続を確立する際の経路上
のCP間のメッセージ・フローを示す。発信元コントロ
ール・ポイントCP−1が、接続セットアップ・メッセ
ージを経路に沿って送信し、メッセージのコピーが、経
路上のあらゆる交換機のコントロール・ポイントに転送
される。このメッセージは、経路上のCPのネットワー
ク・アドレスのリストと、これらのCP間の回線名のリ
ストと、要求帯域幅C_eqと、接続の優先順位と、発
信元CP−1によってセットされ、接続を一義的に識別
するために他のすべてのCPによって使用される、接続
相関子C_corとを含む。
【0021】各CPは、セットアップ・メッセージのコ
ピーを受信した後、2つの基本タスクを実行する。
【0022】まず、CPは、新しい接続の等価容量が依
然として、経路上の次の交換ノードへの回線上で利用で
きるかどうかを検査し、そうである場合、その容量を留
保する。したがって、CPは、第1の上記の関係を検証
することによって、回線が資格があるかどうかを検査す
る。そうである場合、CPは、新しい接続用の送信回線
上に所望の量の帯域幅を留保し、接続セットアップを受
け入れ、留保レベルを増分させる。
【数3】 R_res(n)=R_res(n)+C_eq
【0023】この留保レベルが著しく変化した場合、C
Pは最終的に、CPスパン木上でトポロジー更新メッセ
ージを同報通信し、この特定の回線の新しい留保レベル
R_resを他のCPに通知する。
【0024】第2に、CPは、新しい接続に新しいラベ
ルを割り振り、ラベル・スワッピングのために、経路上
の前の交換機のCPにこのラベルを送り返す。
【0025】帯域幅の留保およびラベルの割振りは、経
路上のすべてのCP、すなわちCP−2およびCP−3
(図2参照)から肯定応答される。入力交換機アダプタ
で、ラベルL2を含むネットワーク・ヘッダと、回線T
L−1を介した送信のための所望の送信アダプタにパケ
ットを経路指定するために交換機SW−1によって局所
的に使用される交換機経路指定ヘッダとが、ユーザ装置
DTE−Aから受信されたデータ・パケットに付加され
る。次の交換機SW−2で、各パケットのラベルL2を
使用してテーブルが参照され、このテーブルは、ラベル
L3および交換機経路指定ヘッダを返す。パケット・ラ
ベルL2が新しいラベルL3とスワップされ、パケット
は、回線TL−2上で送信ができるように交換機経路指
定ヘッダに応じて適当な送信アダプタへ転送される。
【0026】送信アダプタで、パケットは、その優先順
位に応じて、3つの可能な待ち行列のうちの1つで待機
する。リアルタイムRT、非リアルタイム(NRT)、
および非留保(NR、すなわち、最低優先順位)の3つ
の可能なトラフィック優先順位が定義されている。通
常、最高優先順位クラスRTを使用して音声またはビデ
オが転送され、第2のクラスNRTを使用して対話型デ
ータが転送され、第3のクラスNRを使用してファイル
転送が行われる。要求時に、スケジューラは、最高優先
順位をもつリアルタイム待ち行列および最低優先順位を
もつ非留保待ち行列を処理する。すなわち、新しいパケ
ットが要求されるたびに、スケジューラがまず、リアル
タイム待ち行列を見て、リアルタイム・パケットを処理
する。この待ち行列が空である場合、スケジューラは、
非リアルタイム待ち行列を見て、最終的に非リアルタイ
ム・パケットを処理する。非留保待ち行列が処理される
のは、リアルタイム待ち行列と非リアルタイム待ち行列
が共に空であるときだけである。
【0027】経路指定動作は、パケットが交換ノードS
W−3の送信ポート・アダプタに到達するまで繰り返さ
れ、この送信ポート・アダプタでネットワーク・ヘッダ
が廃棄され、パケットがユーザ装置DTE−Bへ送信さ
れる。
【0028】上記のネットワーク・アーキテクチャによ
って、ネットワークを介してパケットを転送し、同時
に、事前に指定されたサービス品質を保証することがで
きる。しかし、パケットが音声信号を運ぶものである場
合、ネットワークによって達成できる最小遅延は、適当
な経路を選択することによって指定され、自動的に満た
される。しかし、ディジタル化音声のパケット化遅延の
ために、音声接続では依然として高価なエコー・キャン
セラが必要である。パケット化サイズを減少させるとも
ちろんパケット化遅延が短縮されるが、相対的にパケッ
ト・オーバヘッドも増大し、したがってネットワーク回
線上の帯域幅が無駄になる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
主目的は、パケット交換網で音声信号を送信し、帯域幅
と端末間待ち時間を同時に最適化するシステムを提供す
ることである。
【0030】本発明の他の目的は、パケット交換網上の
音声回をエミュレートし、伝送の端末間遅延を最小限
に抑え、そのためエコー・キャンセラが不要になる、シ
ステムを提供することである。
【0031】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
接続回線によって相互接続された複数の交換ノードを備
え、当該複数の交換ノードが、他の中間交換ノードのみ
に接続された中間交換ノードと、発信元および宛先交換
電話装置に接続された発信元および宛先端末交換ノード
とを含み、各交換ノードが、発信元および宛先交換電話
装置間で回線エミュレーション・パケットを交換する
ことによって実行される音声信号の交換を制御する責任
を負うコントロール・ポイントに関連付けられた、パケ
ット交換網における音声回線エミュレーション・システ
ムに関する。そのような音声回線エミュレーション・シ
ステムは、各コントロール・ポイントに設けられ、最大
遅延およびパケット損失確率に基づいてどの接続回線が
資格があるかを識別することによって発信元および宛
交換電話装置の間の最適の経路を定するための計
手段と、最適の経路に沿った発信元端末交換ノードに関
連する発信元コントロール・ポイントに設けられ、最
の経路に沿っ各交換ノードから始まる最適の経路の各
接続回線上にる量の帯域幅を留保するように、最適の
経路に沿った他のすべての交換ノードに関連するコント
ロール・ポイントへ接続セットアップ・メッセージを送
信するためのセットアップ手段とを備える。選択された
交換ノードは、それに関連する回線エミュレーション
・サーバを備える。この回線エミュレーション・サーバ
は、各着信接続回線ごとに、当該着信接続回線から受信
される回線エミュレーション・パケットの各音声スロッ
(以下「スロット」ともいう)に関連する各発信接続
回線の識別と、当該発信接続回線上で送信すべき回線エ
ミュレーション・パケットの各スロットの識別とを含む
接続テーブルと、すべての着信接続回線から受信された
各着信回線エミュレーション・パケットに含まれる各ス
ロットごと接続テーブルを参照し、当該スロットの内
容を、接続テーブルで識別された発信接続回線のスロッ
へ転送するための交換モジュールとを含む。
【0032】本発明は、上述の音声回線エミュレーショ
ン・システムを備えるパケット交換網において音声回線
エミュレーション・パケットを経路指定するための回線
交換接続(以下「回線エミュレーション接続」または
「CE接続」ともいう)を確立する方法にも関する。
の方法は、次のステップを含んでいる。−前記接続の各
交換ノードごとに回線エミュレーション・サーバを提供
するステップ。 この回線エミュレーション・サーバは、
入力接続回線(i)上に音声スロット(k1)を留保
し、当該入力接続回線の識別と当該留保された音声スロ
ットの識別とを含むスロット活動化メッセージを、前記
接続の前の交換ノードに関連する前の回線エミュレーシ
ョン・サーバ(P−CES)に送信するものである。−
発信元および宛先交換電話装置の間で音声信号を送信す
るための最適の経路を決定するステップ。−音声信号用
の少なくとも1つのスロットを含む回線エミュレーショ
ン・パケットを受信および送信するように、最適の経路
に沿った各交換ノードを構成するステップ。−最適の経
路に沿った各交換ノードに関連する各コントロール・ポ
イントから各交換ノードに関連する各回線エミュレーシ
ョン・サーバへ、スロット・セットアップ・メッセージ
を送信するステップ。 このスロット・セットアップ・メ
ッセージは、入力接続回線(i)と、出力接続回線
(j)と、前記前の回線エミュレーション・サーバ(P
−CES)と、前記接続の次の交換ノードに関連する次
の回線エミュレーション・サーバ(N−CES)とを識
別するものである。
【0033】
【実施例】従来型のパケット交換網に関する図1および
2は、従来の技術として説明済みであり、これ以上説明
しない。
【0034】図3は、図1および2に関して簡単に説明
したタイプのパケット交換網を表す。ただし、ネットワ
ーク中のいくつかの交換ノード(ノードSW−1、SW
−2、SW−3、SW−4、SW−5、SW−7)は、
本発明の基本的な態様の1つである回線エミュレーショ
ン・サーバCESを各ノードに組み込むことによって、
回線エミュレーションのためにイネーブルされている。
【0035】各回線エミュレーション・サーバは、交換
ノードを介しての回線エミュレーション接続の確立と、
入力回線から出力回線への音声スロットの実際の交換動
作に責任を負う。特定の交換ノード上に回線エミュレー
ション・サーバが存在することは、ネットワークのトポ
ロジー・データベースで報告され、したがって、経路選
択時に、回線エミュレーションのためにイネーブルされ
た交換ノードを通過する経路を選択するために使用でき
る。
【0036】私設または公衆交換電話装置PBX−A
よびPBX−Bは、加入者線AL−AおよびAL−Bを
介してネットワークに接続され、パケット交換網を介し
エミュレートされた音声回線交換を使用して相互接続す
ることができる。
【0037】図4は、交換ノードSW−1と、それに関
連する装置と、交換ノードSW−1をデータ端末装置、
この場合はPBX−A、およびその他の交換ノードに接
続する回線とを示す。この図を使用して、本発明による
音声回線エミュレーション・システムの動作の概要を示
す。
【0038】加入者線AL−Aは、一方の側で、交換機
ポート・アダプタPA−Aを介して交換機SW−1に接
続され、他方の側で、NA本の電話回線を処理する装置
PBX−Aに接続されている。たとえば、AL−AがE
1回線(ヨーロッパ)である場合、NA=32であり、
AL−AがT1回線(合衆国)である場合、NA=24
である。所与の時間には、NA本の電話回線のうちのN
a本の回線しか活動状態にならない(NaはNA以下で
ある)。ポート・アダプタPA−Aは、各125マイク
ロ秒周期内にPBX−AからNAバイトを受信し、0.
5ミリ秒ごとに1つのパケットを構成することによって
NA個の接続を多重化する。したがって、このパケット
は、ネットワーク・ヘッダと4NAバイトのペイロード
とを含む。ポート・アダプタは次いで、このパケットを
交換機を介してCEサーバへ送信する。以下では、その
ようなパケットをデータ・パケットと対比して回線エミ
ュレーション(CE)パケットと呼ぶ。
【0039】同様に、ポート・アダプタPA−Aは、
0.5ミリ秒ごとにCEサーバからCEパケットを受信
する。このパケットは、NA個の接続を表す固定4NA
バイト・ペイロードを含む。これらの接続のうちのNa
個が活動状態である。
【0040】中継線TL−1、TL−3、TL−4はそ
れぞれ、交換機トランク・アダプタTA−1、TA−
3、TA−4を介してSW−1に接続されている。中継
線上で、CEパケットは、コントロール・ポイントによ
って特定のラベルが選択されるのでデータ・パケットと
は区別される。以下では、中継線上でCEパケットに割
り当てられるラベルをL0によって示す。
【0041】交換機トランク・アダプタは、L0のラベ
ルの付いたパケットを受信すると必ず、受信アダプタ・
アドレスとパケットのCE特性の両方を示すL0−mと
前記ラベルをスワップし、次いで、適当な経路指定ヘッ
ダをこのパケットに付加し、最後に、パケットを交換機
へ転送する。交換機は続いて、回線エミュレーション・
サーバCESへパケットを転送する。
【0042】各中継線上では、通常のデータ接続だけで
なく、1つ(または複数の)回線エミュレーション接続
も流れる。各回線エミュレーション接続は、最大32個
の音声スロットを運ぶ。この細分性は、公衆電話網およ
び専用電話網でのPBX間接続に使用される細分性であ
るT1またはE1のすべての音声スロットを単一の回線
エミュレーション接続上で運べるので、好都合である。
【0043】それぞれ、回線AL−A、TL−1、TL
−3、TL−4上の回線エミュレーション接続で活動化
される、音声スロットの数をNa、N1、N3、N4に
よって示す。中継線TL−1からSW−1に到達する各
CEパケットは、4N1バイト・ペイロードを含み、加
入者線AL−AからSW−1に到達する各CEパケット
は4NAバイト・ペイロードを含むが、活動化される音
声接続に対応するのは、これらのバイトうちの4Naバ
イトだけである。
【0044】交換機SW−1で、回線AL−A、TL−
1、TL−3、TL−4から0.5ミリ秒周期内に到達
する4つのCEパケットが、CEサーバCES−1へ送
信される。CEサーバCES−1は、4つのパケットを
構成し、これらのパケットは、伝送のために4本の回線
へ送り返される。
【0045】特定のパケット・フォーマットを含む手段
と、回線エミュレーション・サーバで実施される交換機
構と、回線のセットアップおよびテークダウンに関する
1組のプロトコルとによって、パケット交換網を介して
データ・パケットと同時にCEパケットを送信すること
ができる。これらについて以下で説明する。
【0046】接続のセットアップ ネットワークで新しい音声接続を確立するには、従来の
技術で説明した、データ接続を確立するために使用され
る基本機構を使用するが、ネットワーク・コントロール
・ポイントCPと回線エミュレーション・サーバCES
の制御モジュールとの間での対話を含めて、追加の制御
機構が必要である。この機構は、2つのCP間、CPと
CESの間、あるいは、2つのCES間で交換される制
御メッセージに基づくものである。動的にスロットをC
E接続に付加し、かつCE接続から削除することができ
るように、2つのCESは、CEパケットの任意選択の
制御フィールドで運ばれる、通常の帯域外制御メッセー
ジまたは帯域内制御メッセージを使用することによって
通信することができる。
【0047】以下では、交換電話装置PBX−AとP
X−Bの間で新しいスロットを確立する際に、すでに各
中継線TL−1およびTL−2上に1つの回線エミュレ
ーション接続がセットされていると仮定する。この仮定
は、もちろん説明を簡単にするために使用したものであ
る。なぜなら、トランク上で回線エミュレーション接続
が利用できないときは常に、中継線上で追加回線エミュ
レーション接続をセットし、あるいは、必要に応じて追
加回線エミュレーション接続をセットするための追加制
御を容易に提供することができるからである。
【0048】図5は、交換機SW−1、SW−2、SW
−3を介してPBX−AとPBX−Bの間に新しい音声
接続が確立されたときの経路、したがって、コントロー
ル・ポイントCP−1、CP−2、CP−3と回線エミ
ュレーション・サーバCES−1、CES−2、CES
−3とを含む経路上に位置する、CPとCEサーバの間
で流れるメッセージを示す。
【0049】発信元コントロール・ポイントCP−1の
第1のタスクは、ネットワークにおいて宛先に到達する
ための最適の経路を算出することである。データ接続を
確立する場合と同様に、経路選択アルゴリズムは、トポ
ロジー・データベースで得られる情報を使用して、ユー
ザによって指定されたQoS、すなわち、最大パケット
喪失確率P_lossおよび最大端末間遅延T_max
に一致する経路を算出する。接続がCE接続であり、ピ
ーク帯域幅が64kbpsであることも指定される(1
スロット帯域幅はC_eq=64kbps)。
【0050】先に進む前に、送信アダプタまたは回線エ
ミュレーション・パケットによって導入される恐れがあ
る、トポロジー・データベースで報告される最大ジッタ
J(n)が、ネットワーク中のあらゆる回線に特有のも
のであることに留意されたい。また、特定の回線の一部
が常にデータ・トラフィックに利用できるように、この
回線上の最大回線エミュレーション接続数を制限するこ
とが望ましい。そのために、トポロジー・データベース
は、J(n)だけでなく、送信アダプタが一度に処理で
きる最大音声スロット数Q_max(n)と、送信アダ
プタが実際に処理する現スロット数Q(n)をも報告す
る。
【0051】経路選択プログラムはまず、経路としての
資格がある回線を識別する。R(n)およびR_res
(n)がそれぞれ回線容量およびその現留保レベルを示
すものとして、回線は、回線エミュレーションのために
イネーブルされた(すなわち、CEサーバをサポートす
る)2つの交換ノードに接続されており、かつ以下のこ
とが成立する場合に、経路の資格がある。
【数4】(1) R_res(n)+C_eq≦0.8
5.R(n) (2) Q(n)+1≦Q_max(n)
【0052】プログラムは次いで、修正ベルマン・フォ
ード・アルゴリズムを使用して、最小重みと、最小ホッ
プ数と、資格のある回線を使用し、かつQoSを満た
す、発信元から宛先までの経路とを見つける。
【数5】(3) T_max≦Σ T(n)
【0053】上式で、T(n)は回線nの遅延である。
【数6】 (4) P_loss≦1−II(1−P_l(n))
【0054】上式で、P_l(n)は回線nのパケット
喪失確率である。
【数7】(5) Σ J(n)≦0.5 ms
【0055】上式で、合計演算子および乗算演算子は、
経路のn本(n=1,...,N)の回線を介して運ば
れる。
【0056】次に、交換ノードSW−1から交換ノード
SW−3への選択された経路が、交換ノードSW−2を
通り中継線TL−1およびTL−2を使用すると仮定す
る。
【0057】発信元コントロール・ポイントCP−1
が、接続セットアップ・メッセージを経路に沿って送信
し、メッセージのコピーが、経路上のあらゆる交換機の
コントロール・ポイント、すなわちCP−2およびCP
−3に転送される。このメッセージは、経路上のコント
ロール・ポイントのネットワーク・アドレスのリスト
と、これらのコントロール・ポイント間の回線名のリス
トと、要求帯域幅C_eqと、回線エミュレートされた
接続であるために高優先順位である接続の優先順位と、
発信元CP−1によってセットされ、接続を一義的に識
別するために他のすべてのCPによって使用される、接
続相関子C_corとを含む。
【0058】各CPは、セットアップ・メッセージのコ
ピーを受信した後、2つの基本タスクを実行する。
【0059】コントロール・ポイントの第1のタスク
は、新しい接続に必要な等価容量が、経路上の次の交換
ノードへの回線上で利用できるかどうかを検査すること
である。CPは、データ接続のための帯域幅留保のため
に通常行われる試験だけでなく、送信アダプタが新しい
スロットを処理するのに十分なバッファリングを割り当
てたかどうかも検査する。報告されている最新型のネッ
トワークでの経路のセットアップ用の表記法と同じ表記
法を使用すると、CPは、以下のことが成立するかどう
か検査を行う。
【数8】 (1) R_res(n)+C_≦0.85.R(n) (2) Q(n)+1≦Q_max(n)
【0060】不等式(1)と不等式(2)が共に確認さ
れた場合、CPは、新しい接続のために送信回線上に所
望の量の帯域幅を留保する。
【0061】コントロール・ポイントが実行する第2の
タスクは、交換ノード上に位置する回線エミュレーショ
ン・サーバへスロット・セットアップ・メッセージを送
信することである。CPは次いで、スロットが留保され
ていること、およびサーバが、接続の開始を予期してい
ることを確認するスロットOKメッセージをこのCEサ
ーバから受信するまで、待機する。次いで、CPは、回
線の留保レベルを増分する。
【数9】 R_res(n)=R_res(n)+C_eq Q(n)=Q(n)+1
【0062】CPは次いで、接続セットアップを受け入
れ、最終的に、トポロジー更新メッセージをCPスパン
木上で同報通信して、この特定の回線の新しい留保レベ
ルR_res(n)およびQ(n)を他のCPに通知す
る。最後に、CPは、発信元のコントロール・ポイント
CP−1に肯定応答メッセージを送り返し、トランク上
でスロットおよび帯域幅が留保されていることをコント
ロール・ポイントCP−1に通知する。CP−1は、経
路上のすべてのCPから肯定応答メッセージを受信した
後、この接続に有効なデータ送信を開始する。
【0063】次に、常に図5を参照してCPとCEサー
バの間のプロトコルについて詳しく説明する。しかし、
この説明の時点では、各CEサーバのアーキテクチャを
検討する必要がある。
【0064】図6を参照すると、各CEサーバは、バッ
ファ・メモリ10と、基準2kHzクロック12と、交
換モジュール14と、制御モジュール16と、ローカル
・ストア18と、CEサーバが、交換ノードからのパケ
ットをバッファ10で受信し(着信CEパケット)、か
つパケットをバッファ10から交換ノードへ送信(発信
CEパケット)できるようにする、交換ノードSWとの
インタフェース20とを含む。制御モジュール16は、
コントロール・ポイントやその他のCEサーバなどネッ
トワーク・アドレスされるエンティティとの間で、交換
インタフェース20を介してネットワーク制御メッセー
ジを送受信することもできる。
【0065】交換プロセスは、制御情報が制御モジュー
ル16によってローカル・ストア18に記憶され維持さ
れているので、イネーブルされる。この情報は、サーバ
当り1つのスロット番号テーブルN−TAB22および
1つの接続相関テーブルCOR−TAB24と、入力ア
ダプタ当り1つの接続テーブルC_TAB−m26とを
含む。ここで、インデックスmは、アダプタ・インデッ
クスを示し、1からMまでの範囲である。
【0066】スロット番号テーブルN−TABは、各入
力アダプタごとに1つずつ合計M個の項目を有し、対応
する入力アダプタ上で現在活動化されているスロットの
数を各アダプタごとに示す。
【0067】N−TAB(m)=アダプタm(m=
1,...,M)からの入力CEパケット中のスロット
の数
【0068】接続テーブルC−TAB−mは、アダプタ
mを介して確立された各接続ごとに1つのN−TAB
(m)個の項目を各アダプタごとに有する。
【0069】接続テーブル中の各項目は、交換動作を制
御し接続の状況を示す、3つのフィールドを有する。
【0070】C−TAB−m(n)=(i,j,状況)
(n=1,...,N−TAB(m)) i:出力アダプタ・インデックス j:出力スロット・インデックス 状況:0=遊休、1=留保、2=活動
【0071】交換モジュール14は、このテーブルの各
項目を以下のように解釈する。入力アダプタm上の相関
子C−corとの接続は、遊休、留保、あるいは活動状
態である。状況が遊休である場合、入力CEパケット上
のスロットnを使用して新しい接続を確立することがで
きる。状況が留保である場合、入力CEパケット上のス
ロットnを使用して新しい接続を確立することはでき
ず、状況が活動状態である場合、アダプタmから来るあ
らゆる入力CEパケット中のスロットnを出力アダプタ
i上のスロットjに転送すべきである。
【0072】接続相関テーブルCOR−TABは、サー
バによって交換される音声スロットの数と同数の項目を
有し、すでに検討したように、有用なインデックス値を
接続相関子から検索するためにスロット接続の確立時に
使用される。
【0073】前述のように、各中間コントロール・ポイ
ントは、接続セットアップ・メッセージを受信した後、
新しいスロットを設定するために、コントロール・ポイ
ント自体の交換ノードに接続されたCEサーバへスロッ
ト・セットアップ・メッセージを送信する。CPは、こ
のスロット・セットアップ・メッセージで、入力回線
i、出力回線j、経路上の前のCEサーバのネットワー
ク・アドレスP−CES、経路上の次のCEサーバのネ
ットワーク・アドレスN−CES、および接続相関子C
_corを指定する。たとえば、CP−2によってCE
−2へ送信されるメッセージは以下のとおりである。 Set−up−slot(i,j,CES−1,CES
−3,C_cor)
【0074】ここで、iはTL−1に対応し、jはTL
−2に対応する。
【0075】CES−2は、CP−2からメッセージを
受信すると、図7に示したスロット選択アルゴリズムを
使用して入力トランクi上のスロットk1を選択する。
状況=0である、このスロットに関する利用可能な項目
が、接続テーブルC−TAB−1で探索される。
【数10】C−TAB−i(k1)=X,X,0
【0076】CES−2は次いで、状況フラグを1にセ
ットすることによって接続テーブル中の対応する項目を
留保し、出力アダプタ・インデックスjを記憶する。
【数11】C−TAB−i(k1)=j,X,1
【0077】この関係式で、X表記は、スロット1の
状況が更新されていないことを示すために使用する。ま
た、CEサーバは、相関テーブルCOR−TABを新し
い項目で更新する。
【数12】COR−TAB(C_cor)=i,
【0078】実際には、接続相関子は通常、かなり多数
のバイト(たとえば、32バイト)を必要とするので、
テーブルCOR−TABは、ハードウェア技法またはソ
フトウェア技法を使用して、内容アドレス可能な標準メ
モリ(CAM)によって実施することができる。
【0079】CES−2は次いで、スロット活動化
(i,k1,C_cor)制御メッセージをP−CE
S、すなわちCES−1へ送信し、N−CES、すなわ
ちCES−3からこの接続に関してスロット活動化メッ
セージを受信しない限り、もはやこの接続セットアップ
に対して動作しない。
【0080】CES−2が、スロット・セットアップ・
メッセージを受信した後にコントロール・ポイントから
得たネットワーク・アドレスCES−1のために、制御
メッセージをCES−1へ送信できることを想起された
い。
【0081】CES−2は、スロット活動化(j,k
2,C_cor)メッセージをCES−3から受信する
と、まず、接続相関子C_corを含む相関テーブルを
参照し、入力アダプタ・インデックスiおよびスロット
番号k1を得る。
【数13】 (i,k1)=COR−TAB−i(C_cor)
【0082】CES−2は次いで、接続テーブルの対応
する項目を更新する。
【数14】C−TAB−i(k1)=j,k2,1
【0083】CES−2は、最後に、スロットOK
(i,j,C_cor)制御メッセージをコントロール
・ポイントCPへ送信する。これによって、このサーバ
の初期設定フェーズが完了する。CES−2サーバは次
いで、対応するCEパケット中のスロットの交換を実際
に開始させる帯域内メッセージを待つ。
【0084】CES−2サーバは、入力アダプタi上で
CES−1から帯域内スロット活動化(k1)メッセー
ジを受信するとまず、状況フラグを2にセットすること
によって、接続テーブル中の対応する項目を活動化す
る。
【数15】C−TAB−i(k1)=j,k2,2
【0085】CEサーバは次いで、制御テーブルN−T
ABの適当な項目を更新する。
【数16】N−TAB(i)=N−TAB(i)+1
【0086】CEサーバは次いで、帯域外スロット活動
化肯定応答(i,k1,C_cor)メッセージをCE
S−1へ送信し、対応するCEパケット中のスロットの
交換を開始する。CEサーバは、回線j上で転送される
あらゆるCEパケットに適当な制御バイトを挿入するこ
とによって、帯域内スロット活動化(k2)メッセージ
のCES−3への送信も開始する。CES−2は、この
帯域内制御メッセージに応答する帯域外スロット活動化
肯定応答(j,k2,C_cor)メッセージをCES
−3から受信すると、回線j上で転送されるあらゆるC
Eパケットへの制御メッセージの挿入を停止する。
【0087】上述のプロトコルは、各中間交換ノードに
適用することができる。しかし、発信元ノード(たとえ
ば、SW−1)または宛先ノード(たとえば、SW−
3)として使用される端部ノードを検討する必要があ
る。これらのノードの場合、以下で説明するように特定
のプロトコルが適用される。
【0088】コントロール・ポイントCP−3は、接続
セットアップ・メッセージに含まれる情報に基づいて、
CP−3自体がこの接続に関する宛先コントロール・ポ
イントであることを知る。実際には、このメッセージ
は、CP−3によりPBX−Bに接続されたNB個の音
声回線を含むポート回線として記録された回線Bのスロ
ットb上で接続を設定すべきであることを通知する。こ
の結果、CP−3は、回線Bだけでなくスロットb(b
は、回線AL−Bを介してPBX−Bによって処理され
る電話回線の数NB以下である)もセットアップすべき
であることをサーバCES−3へのスロット・セットア
ップ・メッセージで示す。また、CP−3は、スロット
・セットアップ・メッセージだけでなくスロット活動化
メッセージもCES−3へ送信する。
【0089】同様に、CP−1は、それ自体が接続に関
する発信元コントロール・ポイントであることを知り、
加入者線A上のスロットを活動化する必要があることを
CES−1へのスロット・セットアップ・メッセージに
おいて示す。
【0090】CP−1は、経路上のすべてのCP、すな
わち、図5中のCP−2およびCP−3から肯定応答メ
ッセージを受け取ると、接続の経路全体に沿って作成さ
れた交換機構を活動状態のままにする。そのために、C
P−1は、スロット活動化(A(a))制御メッセージ
をCES−1へ送信する。CP−1が発信元コントロー
ル・ポイントなので、このメッセージは帯域外で送信さ
れる。CES−1は、このメッセージを受信した後、入
力回線Aとしてインデックス付けされたスロットの実際
の交換を開始し、回線i上で転送されるあらゆるCEパ
ケットに適当な制御バイトを挿入することによって、帯
域内スロット活動化(k1)メッセージのCES−2へ
の送信を開始する。このメッセージは、CES−2によ
って受信された後、次のスロット(回線j上のスロット
k2)の活動化をトリガし、回線j上で転送されるあら
ゆるCEパケットへの制御バイトの挿入をトリガしてさ
らに次のスロット(回線AL−B上のスロットb)を活
動化し、したがって、PBX−AとPBX−Bの間の有
効な端末間データ伝送を開始する。
【0091】CEパケットの伝送 上述の初期設定フェーズが完了した後、本明細書で以下
で説明するように、CEパケットの有効な伝送が行われ
る。
【0092】図8は、回線エミュレーション・パケット
のフォーマットを示す。このフォーマットは、ヘッダ
と、任意選択の制御フィールドと、マスクと、ペイロー
ドとを含む。
【0093】ヘッダは、ラベルL0と、1ビット制御フ
ラグ(CF)とを含み、本発明に必須のものではなく本
明細書では説明しない、他の情報を含むことができる。
ヘッダ誤り訂正フィールド(HEC)は、ヘッダのすべ
ての情報を保護する。
【0094】任意選択の制御フィールド(CNTL)
は、ヘッダで制御フラグCFがセットされているときは
必ず、パケットに含まれている。このフィールドは、
域内メッセージを、回線エミュレーション・サーバから
経路上の次のサーバへ運ぶことにより、次のサーバが帯
域外制御メッセージを介して行った未処理の要求に応じ
て、このCEパケットのフォーマットが修正されてお
り、かつこのパケットによって運ばれるスロットを多重
化解除する前に制御処置を取っておかなければならない
ことを通知する。
【0095】位置kに新しいスロットが追加されたこと
を通知するスロット活動化(k)と、パケットの最後の
スロットが位置kへ移動されたことを通知するスロット
移動(k)の2つの帯域内メッセージが定義されてい
る。
【0096】制御フィールドは1バイト幅であり、スロ
ット番号(5ビット)と、メッセージ・タイプ(1ビッ
ト)と、試験のための予備ビットと、パリティ・ビット
とを含む。
【0097】マスクは、可変長であり、可能なジッタに
よるペイロード中のスロットの状況を示す。
【0098】マスクは、MASK=1に対応する正規ペ
イロード(4バイト)と、MASK=0に対応する欠落
ペイロード(0バイト)と、MASK=2に対応する余
分のペイロード(8バイト)との3つの可能なケースの
うちの1つを符号化する2ビット情報を各回線ごとに含
む。
【0099】以下のマスク・テーブルMASK−TAB
LEに示したように、マスクの全長は整数バイトであ
り、パケットによって運ばれる回線の数Nに依存する。
【表1】
【0100】ペイロードは可変長である。ペイロード
は、4Nバイトの正規ペイロードと、可変長の余分のペ
イロードとを含む。正規ペイロードは、125ミリ秒当
り音声回線当り4バイトを運び、余分のペイロードは、
いくつかの音声回線によってジッタが発生するので、こ
れらの回線の余分のスロットを運ぶ。これらの余分のス
ロットは、マスク中でマークされる。
【0101】正規ペイロードでは、N個のスロットが、
N個の4バイト・ワードを連結したものとして、スロッ
トの番号順に並べられる。たとえば、回線エミュレーシ
ョン・パケットが1から3までの番号の付いた3つのス
ロットを運ぶ場合、正規ペイロードは、4バイトを連結
したものとして並べられた第1のスロット用の12バイ
トと、第2のスロット用の4バイトと、第3のスロット
用の4バイトとを含む。余分のペイロードでも、余分の
スロットは順次に並べられる。たとえば、回線エミュレ
ーション・パケットでスロット2および3が余分なもの
である場合、余分のペイロードは、4バイトを連結した
ものとして並べられたスロット2の8バイトと、スロッ
ト3の4バイトとを含む。
【0102】理想的には、サーバは、あらゆる基準クロ
ック周期内、すなわちあらゆる0.5ミリ秒の時間フレ
ーム以内に、各受信アダプタからの1つのCEパケット
をバッファ・メモリで受信し、各出力アダプタに送信す
べき1つのCEパケットを構成する。
【0103】各着信CEパケットは、走査され、そのペ
イロードは、CEサーバのローカル・ストア(図6参
照)中に制御モジュールによって維持されている接続テ
ーブルのおかげで、交換モジュールによって発信CEパ
ケットに移される。発信CEパケットは次いで、交換機
インタフェースを介して送信アダプタへ転送される。
【0104】前の交換ノードにある送信アダプタでの待
機、またはネットワーク中の異なる回線エミュレーショ
ン・サーバのクロック間のずれのために、サーバは、す
べての着信CEパケットを0.5ミリ秒の周期内に受信
することができないことがある。その場合、交換モジュ
ールは、発信CEパケットのマスク中の欠落スロットに
マークする。
【0105】サーバが、特定の入力アダプタからの2つ
のCEパケットを0.5ミリ秒の周期内に受信すること
ができないこともある。その場合、交換モジュールは、
各発信CEパケットに余分のペイロードを追加して、マ
スク中の余分のスロットにマークする。
【0106】ネットワークは、CEパケットが、音声回
線向けに2つよりも多くのペイロードを運ばないように
設計することができる。そのためには、ネットワーク中
の経路全体に沿ってCEパケットによって発生する総ジ
ッタが常に、回線エミュレーション・サービス周期の
0.5ミリ秒よりも小さな最大値に制限されるようにア
ダプタを構成すれば十分である。
【0107】図9は、パケットが受信アダプタに到達し
てから送信回線に転送されるまでのパケットの経路を示
す。この議論では、交換機が非ブロッキング型のもので
あり、400Mbpsで動作し、各回線が、単一の回線
エミュレーション接続を運ぶ45Mbpsでクロックさ
れるT3回線であると仮定する。
【0108】受信アダプタで、CEパケットは、スケジ
ューラ27の制御下で、CE−Qである高優先順位待ち
行列で待機する。実際には、本発明のCEエミュレーシ
ョン・システムでは、音声信号に対応する回線エミュレ
ーション(CE)、ビデオ信号または音声信号に対応す
るリアルタイム(RT)、対話型データに使用される非
リアルタイム(NRT)、およびファイル転送に使用さ
れる非留保(NR)の4つの可能なトラフィック優先順
位が定義されている。
【0109】その場合、データ・バイトは、交換機28
によってCEサーバに移される。交換機28は、セル交
換機であり、すなわち非ATM着信パケットは、移され
る前に小さなセル(53バイト)としてチョップされる
が、固有のATMトラフィックはそのまま移される。高
優先順位待ち行列CE−Qは、少なくとも1つのセルが
入った直後に処理される。これは、最大待機時間が1つ
のセルの処理に対応し、すなわち、2マイクロ秒である
ことを意味する。交換機28は、非ブロッキング型のも
のなので、ジッタを導入しない。
【0110】回線エミュレーション・サーバは、交換ノ
ードを横切るすべての回線エミュレーション接続を処理
するのに十分な処理能力が提供されるように構成され
る。したがって、このような接続上ではジッタは導入さ
れない。唯一の欠点は、クロックのわずかなずれ(たと
えば、10-6)であり、これは、出力プレイアウト・バ
ッファで容易に補償することができる。
【0111】送信アダプタにおいて、回線エミュレーシ
ョン・パケットが、CEサーバから受信され、回線へ送
信できるように交換機インタフェースによって最高優先
順位待ち行列CE−Qで待機させられる。低優先順位待
ち行列が処理されるのは、より高い優先順位の待ち行列
が遊休になった場合だけである。すなわち、回線に対し
て新しいパケットを求める要求が出されるたびに、スケ
ジューラ29がまず、CE待ち行列を見てCEパケット
を処理する。この待ち行列が空である場合、スケジュー
ラはRT待ち行列を見て、RT待ち行列が空である場
合、NRT待ち行列を処理する。NR待ち行列が処理さ
れるのは、CE待ち行列、RT待ち行列、およびNRT
待ち行列がすべて空であるときだけである。
【0112】低優先順位のデータ・パケットが回線へ送
信されている間に回線エミュレーション・パケットが送
信アダプタに到達した場合は、本出願人の欧州特許出願
第96680047.3号「Method and apparatus for
transmission of high priority traffic on low spee
d communication links」で開示された機構などのプリ
エンプト/再開機構を使用して、このパケットの伝送に
ブロックごとに割り込んで回線エミュレーション・パケ
ットを処理し、次いで、データ・パケットの伝送を再開
する。128バイトのプリエンプション・ブロックで
は、T3回線上の回線エミュレーション・パケットの最
大ジッタは22マイクロ秒であり、その結果、待機時間
が短くなる。T1回線上で妥当な動作を実行するには、
より小さなプリエンプション・ブロックを指定する。
【0113】したがって、図9に示した経路を横切るパ
ケットの総ジッタは24マイクロ秒である。ネットワー
ク中のパケットの経路は通常、少数のホップを含む。た
とえば、5ホップ経路では、回線エミュレーション・パ
ケットに対して120マイクロ秒の最大ジッタがもたら
される。これは、回線エミュレーション・サービスの
0.5ミリ秒の周期よりも短い。この例は、CEサービ
スの0.5ミリ秒の周期よりも短くなるように総ジッタ
を制御することができることを示す。実際は、関係式
(5)で示したように、この制御は、ネットワーク中の
あらゆる回線に関してトポロジー・データベースに記憶
されたジッタ特性に基づいて、接続セットアップ時に経
路選択プログラムによって自動的に実行される。前述の
ように、送信アダプタによって回線エミュレーション・
パケット上に導入される可能性がある最大ジッタが、ネ
ットワーク中のあらゆる回線nに特有のものであること
に留意されたい。
【0114】図10は、交換モジュール(交換機)によ
って接続された4つのアダプタを含むCEサーバでの交
換動作の一例を示す。この例は、検討中の0.5ミリ秒
の周期に欠落スロットも余分のスロットもないと仮定し
たものである。
【0115】4つのアダプタのそれぞれ、すなわちアダ
プタm(m=1,...,4)は、あらゆる0.5ミリ
秒の周期内に、L0のラベルの付いたCEパケットを受
信し、このラベルをL0_mとスワップし、このパケッ
トをCEサーバに転送する。したがって、CEサーバ
は、4つのCEパケットを0.5ミリ秒の周期内にCE
サーバ自体のバッファ・メモリで受信する。各着信CE
パケットは、受信待ち行列で待機し、同じラベルL0_
mをもつ発信CEパケットを構成する交換モジュールに
よって一度に処理される。クロック・モジュールによっ
て与えられる0.5ミリ秒の周期の終りに、4つの発信
パケットは、回線を介して送信できるように対応するア
ダプタに送り返される。
【0116】図10の下部に図示したように、アダプタ
1は、活動化された5つのスロットを含み、アダプタ2
は、活動化された6つのスロットを含み、アダプタ3
は、活動化された4つのスロットを含み、アダプタ4
は、活動化された3つのスロットを含む。各アダプタの
活動化されたスロットの数は、図11のCEサーバのス
ロット番号テーブルN−TABでも分かる。
【0117】図11には、CEサーバの接続テーブルも
示されている。各接続テーブルは、関連するアダプタ中
の活動化されたスロットの数と同数の項目を含む。各項
目は、項目に関連するスロットを送信するために使用す
べきアダプタの番号と、使用すべきスロット番号と、状
況ビットとから成る。したがって、アダプタ1の第1の
スロットは、3,1,Sの内容を有する、テーブルC−
TAB−1の第1の項目に対応する。すなわち、第1の
スロットはアダプタ3の第1のスロットとして送信すべ
きである。同様に、アダプタ3の第2のスロットは、
2,4,Sの内容をもつ、テーブルC−TAB−3の第
2の項目に対応し、したがって、このスロットはアダプ
タ2の第4のスロットとして送信すべきである。
【0118】図12および13は、交換モジュールによ
って実施されるパケット処理の流れ図を示す。
【0119】プロセスは、最後の0.5ミリ秒の周期内
に受信され、受信待ち行列で待機している、P個のCE
パケットにわたってループする。ネットワークにおいて
クロックのずれも待機状況も発生しない理想的なケース
では、PはMに等しいが、M個の受信アダプタはそれぞ
れ、0個、1個、または2個のパケットを送信したの
で、Pは(0,2M)の範囲である。
【0120】各着信CEパケットに対する第1のタスク
は、ヘッダを読み取り(30)、受信アダプタ・インデ
ックスmをラベルL0_mから抽出することである。次
いで、制御フラグがヘッダから抽出され(32)、前記
フラグがセットされている場合(34)、制御フィール
ドが読み取られ(36)、後述のように、この制御フィ
ールドに応じて接続テーブルC−TAB_mが更新され
る(38)。
【0121】次いで、プロセスは、スロット番号テーブ
ルN−TAB(m)を読み取り(40)、パケット中の
活動化されたスロットの数Kを得て、次いで、マスク・
テーブルMASK−TAB(K)を読み取り(42)、
マスクの長さを得て、マスクを読み取り(44)、最後
にスロットk=1,...,Kにわたってループする。
【0122】図12および13で、着信パケットからス
ロットを読み取り、発信パケットに記憶する動作では、
図14、15、16で強調表示したポインタが使用され
る。これらの図は、図12および13で説明した交換プ
ロセスが実行される前後に現れる回線エミュレーション
・パケットのフォーマットを表す。
【0123】前述のように、この処理の入力は、図14
に示した1組のP個のCEパケットである。これらのパ
ケットは待機させられ、ヘッダと、任意選択の制御フー
ルドと、マスクと、長さが4K(Kは、着信CEパケッ
ト中のスロットの数である)の正規ペイロードと、4K
以下の可変長の余分のペイロードとを含む、前記で図8
で与えた概略的なフォーマットを有する。処理時に、そ
れぞれCEパケットPの正規ペイロードおよび余分のペ
イロードを指す2つのポインタ、IN−PTR−Pおよ
びIN−EXTPTR−Pが、各入力パケットごとに初
期設定され更新される。
【0124】交換プロセスが開始する前には、M個の出
力CEパケットは、図15に示したように留保されフォ
ーマットされた空のブロックである。これらのパケット
は、ヘッダと、マスクと、長さが4Nの正規ペイロード
と、長さが4Nの余分のペイロードとを含む。ここで、
Nは発信CEパケット中のスロットの数を示す。それぞ
れCEパケットiの正規ペイロードおよび余分のペイロ
ードを指す2つのポインタ、OUT−PTR−iおよび
OUT−EXTPTR−iが、各出力パケットiごとに
初期設定され更新される。
【0125】再び図13を参照すると、各スロットkご
とに、IN−MASK−m(k)は、アダプタmから受
信された入力CEパケット中のスロットkに関するマス
クの値0、1、または2を表し、OUT−MASK−j
(k2)は、アダプタjに送信すべき出力CEパケット
中のスロットk2に関するマスクの10進値0、1、ま
たは2を表す。
【0126】スロットkについてIN−MASK−m
(k)が0(ブロック46)に等しくない場合、接続テ
ーブルC−TAB−m(k)は、出力アダプタ・インデ
ックスjおよび出力スロット・インデックスk2を与え
る(48)。正規ペイロードが読み取られ(50)、I
N−PTR−p+4(k−1)が指すアドレスにあるメ
モリの内容が、レジスタRに記憶される。このアドレス
が入力パケットp(p=1,...P)中のスロットk
の正規ペイロードに対応することに留意されたい。
【数17】R=X(IN−PTR−p+4(k−1)
【0127】OUT−MASK−j(k2)が0に等し
い場合(52)、正規ペイロードは出力CEパケットに
書き込まれる(54)。レジスタRの内容が、OUT−
PTR−j+4(k2−1)が指すアドレス、すなわ
ち、出力パケットj中のスロットk2の正規ペイロード
のアドレスに対応するメモリ位置に記憶される。
【数18】 X(OUT−PTR−j+4(k2−1))=R
【0128】OUT−MASK−J(k2)は、1に変
化する(56)。そうでない場合、OUT−MASK−
j(k2)が1に等しいとき(58)、CEパケットの
余分のペイロードが書き込まれ(60)、OUT−EX
TPTR−j+4(k2−1)が指すアドレス、すなわ
ち、出力パケットj中のスロットk2の余分のペイロー
ドのアドレスに対応するメモリ位置に、レジスタRの内
容が記憶される。
【数19】 X(OUT−EXTPTR−j+4(k2−1))=R
【0129】OUT−MASK−j(k2)は次いで、
2に変化する(62)。OUT−MASK−j(k2)
が0でも1でもない場合、プロセスは、図12に戻り、
kが増分される。出力パケットCEの正規ペイロードま
たは余分のペイロードが書き込まれた後、試験によっ
て、IN−MASK−m(k)が2に等しいかどうかが
判定される(64)。そうである場合、着信CEパケッ
トの余分のペイロードが読み取られる(66)。IN−
EXTPTR−pが指すアドレスにあるメモリの内容
は、レジスタRに記憶される。このアドレスが、入力パ
ケットp中のスロットkの余分のペイロードに対応する
ことに留意されたい。
【数20】R=X(IN−EXTPTR−p)
【0130】次いで、余分のペイロードの値が4だけ増
分される。
【数21】 IN−EXTPTR=IN−EXTPTR+4
【0131】次いで、OUT−EXTPTR−j+4
(k2−1)が指すアドレス、すなわち出力パケットj
中のスロットk2の余分のペイロードのアドレスに対応
するメモリ位置にレジスタRの内容を記憶することによ
って、出力CEパケットの余分のペイロードが書き込ま
れる(68)。
【数22】 X(OUT−EXTPTR−j+4(k2−1))=R
【0132】最後に、OUT−MASK−j(k2)は
2に変わり(70)、プロセスは図12のループに戻
り、kが増分される。
【0133】kが増分された後(72)、試験によっ
て、kがKであるかどうかが判定される(74)。そう
である場合、プロセスは図13に戻る。そうでない場
合、pが増分され(76)、プロセスを終了し(7
8)、あるいは、再びプロセスを繰り返すために、試験
によって、pが値Pに達したかどうかが判定される。
【0134】すべての着信CEパケットについて交換プ
ロセスが完了した後、パケットの経路上の次のCEサー
バへ帯域内メッセージを運ぶための最終的な制御フィー
ルドをパケットに含め、かつ余分のペイロードを、送信
アダプタに送信する前に圧縮するための後処理フェーズ
が実行される。後処理フェーズの終りでのCEパケット
のフォーマットを図16に示す。
【0135】送信アダプタに送信する前の余分のペイロ
ードの圧縮アルゴリズムを図17に示す。まず、ポイン
タOUT−EXTPTR−iの内容がポインタPTR1
に書き込まれる(80)。カウンタがゼロに初期設定さ
れる(81)。試験によって、OUT−MASK−i
(n+1)が0に等しいかどうかが判定される(8
2)。そうでない場合、ポインタPTR1が指すアドレ
スにあるメモリの内容に、ポインタOUT−EXTPT
R−iが指すメモリ位置の内容が書き込まれ(84)、
ポインタPTR1が4だけ増分する(86)。次いで、
OUT−MASK−i(n+1)が0に等しいとき、ポ
インタOUT−EXTPTR−iが4だけ増分し(8
8)、その後、カウンタnが1だけ増分する(90)。
最後に、試験によって、カウンタnの内容がNに達した
かどうかが判定される(92)。そうでない場合、プロ
セスは、OUT−MASK−i(n+1)の値を求める
試験に戻る。
【0136】上記の説明は、発信元交換電話装置から宛
先交換電話装置への確立された接続に関するものであ
る。そのような接続を確立するとき、宛先交換電話装置
から発信元交換電話装置への接続も確立する必要があ
る。最適の経路の判定およびセットアップ・フェーズ
は、上述と同じステップを使用する。この結果、発信元
交換電話装置から宛先交換電話装置へセットアップされ
た経路とは異なる経路を使用できる接続がもたらされ
る。しかし、2つの伝送方向に同じ経路を使用できるこ
とは明らかであろう。この場合、実際には、2つの方向
は共に、単一の接続セットアップ・メッセージを使用し
てセットアップされる。単一の経路の各コントロール・
ポイントが、2つのスロット・セットアップ・メッセー
ジをコントロール・ポイント自体の回線エミュレーショ
ン・サーバに送信し、次いで、回線エミュレーション・
サーバが、上述の方法に従って各メッセージを処理す
る。
【0137】接続の終了 回線エミュレーション・サーバは、接続テークダウン・
メッセージを受信するとまず、相関子を使用することに
よって接続を識別する。
【数23】 (i,k1)=COR−TAB(C_cor)
【0138】次いで、回線エミュレーション・サーバ
は、接続テーブル中の対応するスロットに留保のマーク
を付ける。
【数24】C−TAB−i(k1)=j,k2,1
【0139】次いでスロット移動タスクをポストし、C
OR−TABテーブル中の接続相関子項目を削除する。
【0140】接続がテークダウンされると、回線エミュ
レーション・パケットは、回線上の帯域幅が無駄になら
ないように圧縮する必要がある遊休状態のスロットを運
ぶ。これが、スロット移動タスクの目的であり、接続セ
ットアップ機構に類似している機構のおかげで、経路上
の前のサーバおよび次のサーバと共に、CEサーバ制御
モジュールによって実行される。
【0141】CEサーバが、入力回線i上でスロット番
号k1を使用して音声接続をテークダウンしたと仮定す
る。前述のように、サーバは、テークダウン・プロセス
の間にスロット移動(i,k1)タスクをポストしてお
り、このタスクをできるだけ早い都合のよい時に実行す
る。サーバはまず、経路上の前のCEサーバへ制御帯域
内メッセージを送信する。 Move−slot(i,k1)
【0142】前のサーバP−CESは、このメッセージ
を受信するとまず、サーバ自体の出力回線i上で運ばれ
たCEパケットの最後のスロットに対応する入力アダプ
タ・インデックスi0およびスロット番号k0を識別す
る。この識別は、すべての接続テーブルを検査すること
によって実行することも、あるいは、サーバのローカル
・ストアに追加テーブルが定義されている場合は、テー
ブル参照によって実行することもできる。
【0143】i0およびk0が求められた後、P−CE
Sサーバは、回線iに送信されるCEパケットの最後の
スロットをスロット位置k1へ移動するように接続テー
ブルを更新する。
【数25】C−TAB−i0(k0)=i,k1,2
【0144】P−CESサーバは次いで、回線i上で発
信されるCEパケット中の位置k1にスロットを移し始
め、帯域内スロット移動(k1)メッセージをこのパケ
ットに挿入する。
【0145】サーバCESは、この帯域内メッセージを
受信した後、サーバCES自体の接続テーブルを更新す
る。
【数26】C−TAB−i(k1)=C−TAB−i
(N−TAB(i))
【0146】サーバCESは次いで、最後のスロット用
の項目を解除する。
【数27】 C−TAB−i(N−TAB(i))=X,X,0
【0147】次にスロット番号テーブルを更新する。
【数28】N−TAB(i)=N−TAB(i)−1
【0148】さらにP−CESに肯定応答する。P−C
ESは次いで、帯域内スロット移動(k1)メッセージ
のCEパケットへの挿入を停止する。
【0149】
【0150】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来型のパケット交換網を示す概略図である。
【図2】図1に表したパケット交換網の接続セットアッ
プ・フローを示す図である。
【図3】本発明による回線エミュレーション機構をいく
つかの交換ノード上に含むパケット交換網の概略図であ
る。
【図4】本発明による回線エミュレーション機構を有す
る交換ノードに関連する基本的な特徴を表す図である。
【図5】図3に表したパケット交換網での接続セットア
ップの流れを示す図である。
【図6】本発明の回線エミュレーション・サーバに含ま
れる異なる部分を示す概略図である。
【図7】回線エミュレーション・サーバによって使用さ
れるスロット選択アルゴリズムの流れ図である。
【図8】回線エミュレーション・パケットのフォーマッ
トを示す概略図である。
【図9】各回線エミュレーション・サーバに関連する受
信アダプタおよび送信アダプタでのパケット・スケジュ
ーリングのブロック図である。
【図10】回線エミュレーション・サーバのデータ・フ
ローの一例を示す概略図である。
【図11】図10に示した例の回線エミュレーション・
サーバで使用されるスロット番号テーブルおよび接続テ
ーブルの内容を表す図である。
【図12】回線エミュレーション・サーバでの回線エミ
ュレーション・パケット処理の流れ図を表す図である。
【図13】回線エミュレーション・サーバでの回線エミ
ュレーション・パケット処理の流れ図を表す図である。
【図14】入力回線エミュレーション・パケットのフォ
ーマットを示す概略図である。
【図15】後処理の前の出力回線エミュレーション・パ
ケットのフォーマットを示す概略図である。
【図16】後処理の後の出力回線エミュレーション・パ
ケットのフォーマットを示す概略図である。
【図17】余分のペイロードの圧縮アルゴリズムの流れ
図である。
【符号の説明】
SW ノード PBX−A 専用分岐交換電話システム PBX−B 公衆分岐交換電話システム AL 加入者線 TL 中継線 TA トランク・アダプタ CP コントロール・ポイント CES 回線エミュレーション・サーバ C_cor 接続相関子 10 バッファ・メモリ 12 基準2kHzクロック 14 交換モジュール 16 制御モジュール 18 ローカル・ストア 20 インタフェース 22 スロット番号テーブル 24 接続相関テーブル 26 接続テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェラール・ルビゼー フランス06140 ヴァンス アヴニュ・ デ・ポワリュ 1/3 (72)発明者 クロード・ギャラン フランス06800 カニュ・シュル・メー ル アヴニュ・デ・テュイリエール 56 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続回線によって相互接続された複数の交
    換ノードを備え、当該複数の交換ノードが、他の中間交
    換ノードのみに接続された中間交換ノードと、発信元お
    よび宛先交換電話装置に接続された発信元および宛先
    末交換ノードとを含み、各交換ノードが、前記発信元お
    よび宛先交換電話装置間で回線エミュレーション・
    ケットを交換することによって実行される音声信号の交
    換を制御する責任を負うコントロール・ポイントに関連
    付けられた、パケット交換網における音声回線エミュレ
    ーション・システムであって、 コントロール・ポイントに設けられ、最大遅延および
    パケット失確率に基づいてどの前記接続回線が資格が
    あるかを識別することによって、前記発信元および宛先
    交換電話装置の間の最適の経路を決定するための計算手
    段と、 前記最適の経路に沿った前記発信元端末交換ノードに関
    連する発信元コントロール・ポイントに設けられ、前記
    適の経路に沿った各交換ノードから始まる前記最適の
    経路の各接続回線上にる量の帯域幅を留保するよう
    に、前記最適の経路に沿った他のすべての前記交換ノー
    ドに関連するコントロール・ポイントへ接続セットアッ
    プ・メッセージを送信するためのセットアップ手段と、 選択された各交換ノードに関連する回線エミュレーショ
    ン・サーバとを備え、 前記回線エミュレーション・サー
    が、 各着信接続回線ごとに、当該着信接続回線から受信され
    る回線エミュレーション・パケットの各音声スロットに
    関連する各発信接続回線の識別と、当該発信接続回線上
    で送信すべき回線エミュレーション・パケットの各音声
    スロットの識別とを含む接続テーブルと、 すべての着信接続回線から受信された各着信回線エミュ
    レーション・パケットに含まれる各音声スロットごと
    前記接続テーブルを参照し、当該音声スロットの内容
    を、前記接続テーブルで識別された発信接続回線の音声
    スロットへ転送する、交換モジュールとを含む 前記 音声回線エミュレーション・システム。
  2. 【請求項2】記回線エミュレーション・サーバが、着
    信接続回線の数に対応する複数の項目を有するスロット
    番号テーブル(N−TAB)をさらに含み、当該複数の
    項目の各々が、関連する着信接続回線に関して現在活動
    化されている音声スロットの数を示す、請求項1に記載
    の音声回線エミュレーション・システム。
  3. 【請求項3】回線エミュレーション・サーバが、そ
    の関連する交換ノードを介して確立された前記接続の数
    に対応する複数の項目を有する相関テーブル(COR−
    TAB)をさらに含み、当該複数の項目の各々が、その
    対応する接続に関して、着信接続回線の識別と、当該対
    応する接続のために当該着信接続回線から受信される
    線エミュレーション・パケットの音声スロットの識別と
    を与える、請求項1または2に記載の音声回線エミュレ
    ーション・システム。
  4. 【請求項4】接続回線によって相互接続された複数の交
    換ノードを備え、当該複数の交換ノードが、他の中間交
    換ノードのみに接続された中間交換ノードと、発信元お
    よび宛先交換電話装置に接続された発信元および宛先
    末交換ノードとを含み、各交換ノードが、前記発信元お
    よび宛先交換電話装置間で回線エミュレーション・
    ケットを交換することによって実行される音声信号の交
    換を制御する責任を負うコントロール・ポイントに関連
    付けられた、パケット交換網において音声回線エミュレ
    ーション・パケット経路指定するための回線交換接続
    確立する方法であって、前記接続の各交換ノードごとに回線エミュレーション・
    サーバを提供するステップを含み、 前記回線エミュレーション・サーバは、入力接続回線
    (i)上に音声スロット(k1)を留保し、当該入力接
    続回線の識別と当該留保された音声スロットの識別とを
    含むスロット活動化メッセージを、前記接続の前の交換
    ノードに関連する前の回線エミュレーション・サーバ
    (P−CES)に送信するものであり、 前記 発信元および宛先交換電話装置の間で音声信号を送
    信するための最適の経路を決定するステップと、音声信号用の少なくとも1つのスロットを含む回線エミ
    ュレーション・パケッ トを受信および送信するように、
    前記最適の経路に沿った各交換ノードを構成するステッ
    プと、 前記最適の経路に沿った前記各交換ノードに関連する各
    コントロール・ポイントから前記各交換ノードに関連す
    る各回線エミュレーション・サーバへ、スロット・セッ
    トアップ・メッセージを送信するステップとをさらに含
    み、 前記スロット・セットアップ・メッセージが、前記 入力
    接続回線(i)と、出力接続回線(j)と、前記前の
    線エミュレーション・サーバ(P−CES)と、前記接
    続の次の交換ノードに関連する次の回線エミュレーショ
    ン・サーバ(N−CES)とを識別する、前記方法。
  5. 【請求項5】前記発信元および宛先交換電話装置の間に
    確立すべき前記接続の発信元にある前記発信元端末交換
    ノードに関連する発信元コントロール・ポイントが、前
    記最適の経路に沿った前記各交換ノードに関連する他の
    すべてのコントロール・ポイントへ接続セットアップ・
    メッセージを送信し、前記接続セットアップ・メッセー
    ジが、前記最適の経路に沿ったコントロール・ポイント
    のアドレスのリストと、これらのコントロール・ポイン
    トを相互接続する接続回線のリストと、要求帯域幅C−
    eqと、接続相関子とを含み、当該接続相関子が、前記
    発信元コントロール・ポイントによってセットされ且つ
    前記接続を一義的に識別するために他のすべてのコント
    ロール・ポイントによって使用される、請求項4に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】前記接続セットアップ・メッセージの受信
    時に、前記最適の経路に沿ったコントロール・ポイン
    トが、2つのスロット・セットアップ・メッセージを
    コントロール・ポイントに関連する回線エミュレーシ
    ョン・サーバへ送信し、前記2つのスロット・セットア
    ップ・メッセージが、前記発信元および宛先交換電話装
    置の間の前記接続、並びに同じ経路に沿った前記宛先お
    よび発信元交換電話装置の間の逆方向の接続のために、
    前記入力接続回線(i)と、前記出力接続回線(j)
    と、前記の回線エミュレーション・サーバ(P−CE
    S)と、前記次の回線エミュレーション・サーバ(N−
    CES)とを識別す、請求項4または5に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】記回線エミュレーション・サーバが、
    の関連する交換ノードを介して確立された前記接続の各
    ごとに、前記入力接続回線(i)の識別および前記留
    保された音声スロット(k1)の識別を与える相関テー
    ブル(COR−TAB)を含み、当該回線エミュレーシ
    ョン・サーバが、その関連するコントロール・ポイント
    から前記スロット・セットアップ・メッセージを受信し
    且つ音声スロットを留保したときに、前記相関テーブル
    が、前記確立された接続に対応する新しい項目(i,k
    1)で更新される、請求項4ないしのいずれか1項
    記載の方法。
  8. 【請求項8】前記相関テーブルが、前記次の回線エミュ
    レーション・サーバ(N−CES)からスロット活動化
    メッセージを受信した後に、前記入力接続回線(i)の
    識別および前記留保された音声スロット(k1)の識別
    を得るために、当該相関テーブルに関連する回線エミュ
    レーション・サーバによって参照され、これらの識別
    が、前記入力接続回線に対応する接続テーブルの項目
    を、前記確立された接続のために前記出力接続回線
    (j)上で使用すべき音声スロット(k2)の識別で更
    新するのに使用される、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】記スロット活動化メッセージが、前記宛
    先端末交換ノードに属するコントロール・ポイントによ
    って送信される、請求項に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記回線エミュレーション・サーバが、
    前記前の回線エミュレーション・サーバ(P−CES)
    から帯域内スロット活動化メッセージを受信した後に、
    状況フラグをセットすることによって、前記入力接続回
    線(i)に対応する前記接続テーブルの前記項目C−
    TAB−i(k1)を活動化する、請求項8に記載の
    方法。
  11. 【請求項11】前記回線エミュレーション・サーバが、
    前記前の回線エミュレーション・サーバ(P−CES)
    へスロット活動化肯定応答メッセージを送信して、前記
    帯域内スロット活動化メッセージの受信に肯定応答す
    、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記回線エミュレーション・サーバが、
    前記次の回線エミュレーション・サーバ(N−CES)
    へ帯域内スロット活動化メッセージを送信する、請求項
    10に記載の方法。
  13. 【請求項13】記帯域スロット活動化メッセージ
    が、前記発信元端末交換ノードに属するコントロール・
    ポイントによってその関連する回線エミュレーション・
    サーバへ送信される、請項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】第1の交換ノードから第2の交換ノード
    へ送信される各回線エミュレーション・パケットが、
    ワードをxバイトとしてN個のワードを連結したものか
    ら成る正規ペイロードを含み、Nが、前記第1および第
    2の交換ノードを相互接続する接続回線上で活動化され
    音声スロットの数であり、xが、交換電話装置によっ
    て各回線エミュレーション・パケットで送信されるバ
    イト数である、請求項4に記載の方法。
  15. 【請求項15】前記回線エミュレーション・パケットが
    さらに、前記正規ペイロードに含まれるワードに対応
    する音声回線交換用の音声信号のうちいくつかの音声
    の余分のワードを含む、可変長の余分のペイロード
    と、前記正規ペイロードに含まれる前記ワードのうち
    のどれが、前記余分のペイロードの余分のワードを有
    するかを示すマスク・フィールドを含み、そのような
    余分のワードが、前記音声回線によって発生するジッタ
    のためのものである、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記マスクがさらに、前記音声回線のう
    ちのどれが、前記回線エミュレーション・パケットの前
    記正規ペイロードにワードを有していないかを示し、
    そのような欠落ワードが、前記音声回線によって発生す
    るジッタのためのものである、請求項15に記載の方
    法。
  17. 【請求項17】前記音声信号が、8kHzでサンプリン
    グされるPCM信号であり、各サンプルが125マイク
    ロ秒間のバイトによって表され、xが4に等しく、し
    たがって、4バイトの前記ワードの継続時間が0.5ミ
    リ秒である、請求項14ないし16のいずれか項に記
    載の方法。
  18. 【請求項18】各交換ノードで受信される情報が、次
    交換ノードへ当該情報を送信するのに使用される優先順
    位を決定するために、前記回線エミュレーション・パケ
    ットに対応するより高い優先順位レベルを含むいくつか
    の優先順位レベルに従って分類される、請求項4ないし
    17のいずれか項に記載の方法。
  19. 【請求項19】前記発信元および宛先交換電話装置の
    前記接続テークダウンされるように ークダウンすべき接続を示す接続テークダウン・メッ
    セージを所与の回線エミュレーション・サーバへ送信す
    るステップと、前記 所与の回線エミュレーション・サーバが、前記前の
    回線エミュレーション・サーバ(P−CES)と前記所
    与の回線エミュレーション・サーバを相互接続する接続
    回線上で削除すべき音声スロットを識別する帯域内スロ
    ット移動メッセージを前記前の回線エミュレーション・
    サーバ(P−CES)へ送信するステップと、 前記前の回線エミュレーション・サーバ(P−CES)
    が、前記接続回線上で送信された回線エミュレーション
    ・パケットの最後の音声スロットを識別し、前記最後の
    音声スロットを、削除すべき前記音声スロットへ移動す
    るために、前記最後の音声スロットを運ぶ入力接続回線
    に関連する前記前の回線エミュレーション・サーバ(P
    −CES)の接続テーブルを更新するステップとを実行
    る、請求項4ないし18のいずれか項に記載の方
    法。
  20. 【請求項20】前記最後の音声スロットが削除すべき前
    音声スロットへ移動されたことを前記所与の回線エミ
    ュレーション・サーバに通知するメッセージを、前記前
    の回線エミュレーション・サーバ(P−CES)が前記
    所与の回線エミュレーション・サーバへ送信し、それに
    よって、前記所与の回線エミュレーション・サーバが、
    削除された音声スロット用の前記接続回線に関連する前
    記所与の回線エミュレーション・サーバの接続テーブル
    を更新し、前記最後の音声スロットに関する前記接続テ
    ーブルの項目を解除する、請求項19に記載の方法。
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