JP2966790B2 - 止水機 - Google Patents

止水機

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JP2966790B2 JP5866596A JP5866596A JP2966790B2 JP 2966790 B2 JP2966790 B2 JP 2966790B2 JP 5866596 A JP5866596 A JP 5866596A JP 5866596 A JP5866596 A JP 5866596A JP 2966790 B2 JP2966790 B2 JP 2966790B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業用水路から水
田等への取水・止水を行うための止水機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】農業用水路から水田などに水を引き込む
には、従来、水田の取水口を塞いでいた板を外して水田
への取水を開始し、時間を見計らって水の貯まり具合を
見にいって水が十分に貯まっておれば取水口を板で再び
塞ぐのが一般的である。このような方法では、取水口か
ら板が外れて水田に水が入り過ぎてしまうことがあるだ
けでなく、板を紛失してしまうことがあるなど不便であ
る。
【0003】そこで、図7(a),(b)に示す水田止
水機を利用することもある。この水田止水機1bは、水
路から水田に水を引き込むためのゲート口151を備え
る本体枠11bと、ゲート口151を開閉する弁体25
aとから概ね構成されている。この弁体25aには上方
に弁棒26aが延設され、弁棒26aの上端には取手2
7aが構成されている。また、弁棒26aの長手方向に
はピン29が約40mm間隔で形成されているので、ピ
ン29が本体枠11bの上面に形成してある切り欠き2
7bを通るように取手27aを所定の角度方向に向けな
がら弁棒26aを引き上げた後に、取手27aを回せば
ピン29が本体枠11bの上面に引っ掛かるので、弁体
25aを上げた状態に保持できる。この状態で、ゲート
口151は開いた状態にあるので、ゲート口151から
水田に水を引き込むことができる。また、取手27aを
もって弁棒26aを引き上げ、ピン29が切り欠き27
bを通るように取手27aを所定の角度方向に向けなが
ら弁棒26aを下げると、ゲート口151が弁体25a
で閉まり止水できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示した水田止水機1bにおいて、弁体25aによるゲー
ト口151の開閉は人手によるものであるため、取水を
開始してから水の貯まり具合を見に行くという不便さは
解消できない。住まいと水田とが近くにあれば水の貯ま
り具合を見にいくのも苦にならないが、遠くにある水田
に水の貯まり具合を見に行ってもまだ十分に貯まってい
ない場合には出直す必要がある。また、取水しているこ
とを忘れてしまうと、水田から水が溢れてしまうことも
ある。
【0005】ここに、本願発明者は、農業用水路から水
田等への取水・止水を自動的に行うことのできる止水機
を提案するものである。また、本願発明者は、取水・止
水を自動的に行うことができるとともに、図7に示した
水田止水機1bなどで使い勝手の悪かった部分を併せて
改良することを提案するものである。たとえば、従来の
水田止水機1bでもいずれのピン29を利用して弁体2
5aを止めておくかによって取水時の流量を決めること
ができるが、ピン29が約40mm間隔で形成されてい
るため、流量の微調整ができず使い勝手が悪いという問
題点がある。ここで、ピン29の間隔を狭めれば流量を
微調整できるようになるが、これ以上狭めると、ピン2
9を用いて弁体25aを止めるのが不便になる。
【0006】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
水田などへの取水を自動的に停止できるとともに、農業
用水路から水田等への取水に用いるのに便利な止水機を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る止水機では、まず、農業用水路から水
田等の貯水部に水を引き込むためのゲート口を備える本
体枠と、前記ゲート口を開閉するための弁体と、該弁体
に前記ゲート口の閉動作を行わせる弁駆動手段と、前記
貯水部の水位を検出する水位検出手段と、該水位検出手
段の検出結果に基づいて前記貯水部の水位が所定のレベ
ルに達したときに前記弁体が前記ゲート口を閉じるよう
に前記弁駆動手段を制御する制御手段とを有する。
【0008】また、本発明に係る止水機において、前記
弁駆動手段は、前記弁体から上方に延設されたラック
と、モータの出力軸上で前記ラックと噛み合う位置と該
噛み合いが外れる位置との間で移動可能に構成されたピ
ニオンとを備え、該ピニオンと前記ラックとの噛み合い
を外部操作により外すことにより前記弁体の高さ位置を
手動により任意に調整できるように構成されていること
を特徴とする。
【0009】本発明に係る止水機では、水位検出手段は
水田等の貯水部の水位を監視しており、この監視結果に
基づいて、貯水部の水位が所定のレベルに達したときに
は、制御手段は、弁駆動手段に弁体を下げさせ、弁体に
よってゲート口を自動的に閉じる。このため、取水を開
始した以降は、水の貯まり具合を見に行く必要がない。
また、取水していることを忘れてしまっても、自動的に
止水するので、水田から水が溢れてしまうことがない。
【0010】弁体をラックとピニオンとを介して駆動す
るように構成すると、それらの噛み合いを外さない限り
弁体がフリーにならないので、弁体の高さ位置を手動に
より任意に設定することができない。すなわち、ゲート
口の開口度合いを調整できない。また、ラックとピニオ
ンとの噛み合いを外せるようにするには、通常、複雑な
機構が必要になる。これに対して、本発明では、ピニオ
ンをモータの出力軸上で移動可能に構成することによっ
て、ラックとピニオンとが噛み合った状態とこの噛み合
いが外れた状態とに簡単に切り換えることができる。そ
れ故、弁体を簡単にフリーな状態にすることができるの
で、その高さ位置を手動により調整し、この状態で再び
ラックとピニオンとを噛み合わせておけば、ゲート口の
開口度合い、すなわち取水時の流量を調整した状態で取
水できる。
【0011】特に、水田に水を引き込む際には、取水口
近くの稲などが痛まないように、また水温などによって
は取水時の流量を微調整したいことが多いが、本発明に
よれば、ピニオンとラックとが噛み合う範囲内であれ
ば、それらの歯のピッチ毎に弁体の高さ位置を調整でき
るので、農業用水路から水田等への取水に便利である。
【0012】よって、本発明によれば、水田などへの取
水を自動的に停止できるとともに、農業用水路から水田
等への取水に用いるのに便利な止水機を実現することが
できる。
【0013】本発明において、前記水位検出手段は、前
記貯水部に突き刺すことの可能なセンサ支持軸と、該セ
ンサ支持軸に取り付けられた水位センサとを備えている
ことが好ましい。
【0014】水位検出手段によって水位を検出しように
も水田等には水位センサを設置しておくところがないの
が普通である。しかも、水位を検出するには流れ込む水
の影響を直接受けにくい場所の水位センサを配置しなけ
ればならないという制約がある。このような制約があっ
ても、本発明の止水機では水田などの貯水部に突き刺す
ことの可能なセンサ支持軸を用いて水位センサを設置す
るので、水田の中の任意の位置に水位センサを配置で
き、農業用水路から水田等への取水に適している。
【0015】本発明において、前記制御手段は、外部操
作があったときに前記弁駆動手段に用いたバッテリー残
量を検出し、その検出結果を知らせる報知手段を有して
いることが好ましい。
【0016】水田など住まいから離れた場所で止水機を
使うにはバッテリーを電源とすることになるが、水田で
の取水を行うのは一年間の限られた期間だけであるた
め、バッテリー残量が不足していて正常に止水できない
ことが考えられる。しかし、各農家がバッテリーチェッ
ク用の電圧計を用意しておくのも不便である。かといっ
て常にバッテリー残量を表示しておくのは、水田に設置
したままとされるような止水機では無駄である。そこ
で、本発明では、外部操作があったときに、バッテリー
残量を検出して、その検出結果を報知手段によって知ら
せるので、水田等で用いるのに便利である。
【0017】本発明において、前記制御手段は、前記弁
駆動手段に含まれるモータの負荷状態を監視する負荷監
視手段を備え、該負荷監視手段による監視結果に基づい
て前記モータが過負荷状態にあるときには前記モータへ
の電力供給を停止する保安機構を備えていることが好ま
しい。
【0018】農業用水路から水田等に取水する際には、
土砂その他の異物がゲート口と弁体との間に挟まってし
まうことが多い。このようなときにはモータが過負荷状
態になるが、そのまま使用し続けると、モータが焼けて
しまうことがある。そこで、本発明では、モータの負荷
状態を監視する負荷監視手段を設け、モータが過負荷状
態になると、モータへの電力供給を停止する。従って、
水田等の取水に止水機を用いてもモータが焼けてしまう
ということがないので、便利である。
【0019】本発明において前記弁体の最下位置を規定
するためのストッパー機構を有していることが好まし
い。
【0020】このように構成すると、弁体が下がり過ぎ
て弁体の上方でゲート口が開いてしまうことを防止でき
る。また、水田などで使う以上、止水機を持ち運ぶ機会
も多いが、本発明では、弁体はストッパー機構によって
所定位置から下がらないので、止水機を持ち運ぶのも便
利である。
【0021】本発明において、前記弁駆動手段は、モー
タと、該モータを駆動する駆動回路の終段に構成され、
前記モータの駆動を停止しているときには、前記モータ
に閉ループを構成することにより該モータに発生する起
電力によって前記弁体の自重による落下を防止するブレ
ーキ回路とを備えていることが好ましい。
【0022】このように構成すると、弁体が自重により
落下してゲート口を閉じてしまうことを防止できる。従
って、農業用水路から水田等への取水を適正に行うこと
ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を説明する。なお、本例の止水機は、農業用水路
から水田に取水するのに用いる水田用止水機である。
【0024】図1(a)は本例の水田用止水機を示す正
面図、図1(b)はその右側面図、図1(c)は弁体が
通る隙間を構成するための案内柱とガイドとを示す説明
図、図1(d)は、それらを一体にした部材を示す説明
図である。なお、図1(b)において、図面に向かって
左側が水路側、右側が水田側である。
【0025】図1(a)に示すように、本例の水田用止
水機1は、止水機本体10と、水田(貯水部)の水位を
検出するための水位検出部30とから構成されている。
【0026】(水位検出部の構成)水位検出部30(水
位検出手段)は、下端側が鋭角にされたセンサ支持軸3
1と、その長手方向に沿って上下動自在に取り付けられ
ている水位センサ32とを備えている。センサ支持軸3
1と水位センサ32とは略コ字形状の取付け金具33を
介して取り付けられている。取付け金具33の上面部3
31と下面部332にはそれぞれ対向する位置に貫通孔
が設けられており、これらの貫通孔にセンサ支持軸31
を貫通させることで、取付け金具33はセンサ支持軸3
1の長手方向にそって上下動自在となる。ただし、取付
け金具23の側面部333には螺子穴が設けられてお
り、この螺子穴に対して螺子334を締め付けると取付
け金具33はセンサ支持軸31の所定位置で固定され
る。取付け金具33の下面部332の先端側には、螺子
穴が設けられており、水位センサ32の螺子軸321を
この螺子穴に通して上方からナット322によって締め
付けることで、水位センサ32は取付け金具33に固定
されている。ここで、水位センサ32が検出した結果
は、水位センサ32から引き出されたコード323によ
って、後述する制御部に入力されるようになっている。
【0027】(止水機本体の構成)止水機本体10は、
図1(a)、(b)に示すように、本体枠11と、ゲー
ト口を遮断するための弁体25と、本体枠11の上端側
に構成され、弁体25を駆動するための弁駆動部20
(弁駆動手段)とを備えている。
【0028】本体枠11は平板状の基台12を有してお
り、この基台12の下面には下方に向かって平行に延設
された2本の案内柱13が形成されている。これら案内
柱13には、螺子131によって上板14が固定され、
螺子132によって下板15が固定されている。下板1
5の下端側のほぼ中央付近には、略円筒形状に突出した
ゲート口151が設けられている。このゲート口151
は、水田の取水口を塞ぐように本体枠11を配置したと
きに水路から水田へ取水するときの通路となる。従っ
て、このゲート口151の開口を弁体25で開閉するこ
とにより水路から水田への取水・止水が可能となる。
【0029】各案内柱13の下方には、図1(c)に示
すように、略L字状に成形された細長いガイド16がそ
の側面部162で2つの螺子163によって固定されて
いる。さらに、ガイド16の正面部161と案内柱13
との間に隙間が構成されるよう固定されている。本例で
は、この隙間が弁体25に対する案内路となり、弁体2
5はそれに沿って傾くことなく、また前後に振れること
なく上下方向に垂直に移動する。ここで、弁体25に対
する案内路は、図1(d)に示すように、案内柱13お
よびガイド16を一つの部材で構成し、この部材に対し
て案内柱部13aおよびガイド部16aを構成してもよ
い。
【0030】弁駆動部20は、本体枠11の基台12の
上面に螺子止め固定された取付け板201の上面に構成
されており、その全体がカバー202によって覆われて
いる。カバー202には、その上方から下方に向かって
ほぼ垂直にカバー202自身、取付け板201、および
基台12を貫通するように弁棒26が支持されている。
弁棒26の下端には取付け金具251によって弁体25
が固定されている。ここで、弁棒26は弁体25に対し
て軸線回りに回転可能である。
【0031】弁棒26は、後述するとおり、弁駆動部2
0に対して機構的に接続され、かつ、上下動可能な状態
で本体枠11に支持されている。このため、弁駆動部2
0によって弁棒26が上下動したときには、弁体25も
上下動するようになっている。なお、本例では、弁棒2
6のカバー202の上面から突出した上端部分には、手
動により弁体25の高さ位置を調整するための逆T字状
の取手27が取り付けられている。
【0032】カバー202内部には縦並びに2つのボタ
ン203、204が設けられており、そのうち、ボタン
203は、本例の止水機1の電源としてカバー202内
に設置されたバッテリー205の残量を確認するための
ボタンである。すなわち、ボタン203を押すと、バッ
テリー205の端子間電圧を測定して、所定の電圧以上
の時には、ブザーが音を発し、所定の電圧以下のときに
は、バッテリー205の残量が不足しているため、ブザ
ーが音を発しないようになっている。また、ブザーに代
えてランプの点灯によってバッテリー205の残量があ
ることを報知してもよい。
【0033】一方、ボタン204は、水田用止水機1が
何かの異常(ゲート口に異物が挟まって弁体25に大き
な負荷がかかった状態)によって保安機構が働き、バッ
テリー205からモータ21への電力の供給を停止した
場合に、その状態から正規の状態に復帰させるためのリ
セットボタンである。
【0034】(弁駆動部の構成)図2(a)は弁駆動部
に設けたラックとピニオンの噛み合いが外れた状態を示
す説明図、図2(b)はラックとピニオンが噛み合った
状態を示す説明図、図2(c)はラックとピニオンの噛
み合い状態を拡大して示す説明図である。
【0035】図2(a)、(b)に示すように、弁駆動
部20ではカバー202の内部にモータ21が配置され
ており、このモータ21の出力軸211の先端側にはギ
ア部22が取り付けられている。このギア部22は出力
軸211の軸線方向に沿って移動可能である。ギア部2
2は、ピニオン221と、ピニオン221から垂直に引
き出された円筒状のスリーブ222とから構成されてい
る。なお、本例では、図示を省略するが、ギア部22
は、ばねによって出力軸211に付勢された状態にある
ため、出力軸22と一体で回転可能である。
【0036】これに対して、図2(c)に示すように、
弁棒26の外周面にはラック261が形成されており、
ピニオン221とラック261とは噛み合った状態にあ
る。従って、モータ21の回転運動がピニオン221と
ラック261によって直線運動に変換され、弁棒26を
上下に動かすことができる。本例では、例えば、ピニオ
ン221とラック261の歯の1ピッチあたり弁体25
の高さを3.14mmずつ変えることができる。また、
本例では、ラック261は、弁棒26の周り全体に形成
されているので、取手27がいずれの向きにあっても、
ラック261とピニオン221とは噛み合った状態にあ
る。
【0037】ギア部22の両端部のうち、ピニオン22
1の側の端部にはノブ23が取り付けられており、ノブ
23を操作することによってギア部22を出力軸211
上で移動させることができる。すなわち、ノブ23を外
側に引いた場合には、図2(a)に示すように、ギア部
22が矢印Bで示す方向にずれ、ピニオン221はラッ
ク261と噛み合う位置から外れる。この状態からノブ
23を離すと、図2(b)に示すように、ギア部22は
ばねの付勢力により矢印Aで示す方向に移動して元の位
置に戻り、ピニオン221の位置はラック261と噛み
合う位置となる。ここで、出力軸211には突出部21
2が形成されている一方、スリーブ222には切り込み
223が形成されており、ノブ23を離したときにはこ
れら突出部212と切り込み223とが係合して、ギア
部22はピニオン221がラック261とが噛み合う位
置で確実に停止する。ノブ23はカバー202から外部
に突き出た状態にあり、ピニオン221とラック261
との噛み合いを外部から操作できる。
【0038】(制御部の構成)ここで、モータ21はカ
バー202内に構成されている制御部(図示せず)から
の制御によって動作するようになっている。この制御部
は、水位検出部30の水位センサ32の検出結果をコー
ド323を介して受け取り、この検出結果に基づいてモ
ータ21の制御を行うようになっている。本例では、水
田が予め設定した水位になったらモータ21を駆動し
て、弁体25によりゲート口151を遮断するようにさ
れている。なお、本例の水田用止水機1において、水田
の水位が設定した水位になり、弁体25によってゲート
口151を遮断した後、再び、水田の水位が設定した水
位より低くなった場合にも弁体25を駆動し、ゲート口
151を開放するように構成してもよい。
【0039】また、制御部には、前述のように、バッテ
リー205の出力電圧を検出するための電圧計測回路
(図示せず。)が内蔵され、ボタン203が押されたと
きには、バッテリー205の残量が不足しているか否か
を検出し、バッテリー205が所定の電圧以上の時には
その旨を知らせるためにブザーに電力供給を行うように
なっている。なお、バッテリー205が所定の電圧以下
の場合にはブザーに電力供給が行われない。
【0040】また、農業用水路から取水する際には、土
砂その他の異物がゲート口151と弁体25との間に挟
まってしまうことが多い。そこで、制御部には、モータ
21を流れる電流レベルを検出することによってモータ
21の負荷状態を監視する負荷監視回路が構成され、こ
の負荷監視回路による監視結果に基づいてモータ21が
過負荷状態にあるときにはモータ21への電力供給を停
止する保安回路(遮断回路)も構成されている。従っ
て、ゲート口151に異物が挟まっても、モータ21の
焼け、無駄な電力消費、ピニオン221やラック261
の破損などを防止することができる。なお、このような
異常な状態が解消された場合には、前述のとおり、ボタ
ン204が押せば復帰する。
【0041】さらに、弁体25が自重により落下するこ
ともあるので、本例の制御部には、回路的ブレーキが構
成されている。
【0042】図3は、本例の制御部に構成されている回
路的ブレーキを示す回路図である。図3に示すように、
回路的ブレーキ(ブレーキ回路)50は、モータ21に
対する駆動回路の最終段に構成されている。この回路的
ブレーキ50では、モータ21の駆動時にはトランジス
タQ5がオフ状態となり、これに対してモータ21の停
止時にはトランジスタQ5がオン状態となって、モータ
21に閉ループができる。従って、モータ21に電力が
供給されていないとき、弁体25が自重により落下し
て、モータ21に起電力が発生した場合には、この起電
力を利用して回路的ブレーキ50を動作させ、モータ2
1の回転を防止している。
【0043】(ストッパー機構の構成)本例の水田用止
水機1においては、弁体25がゲート口151を遮断す
る位置に適正に配置する等の目的から、ガイド16と弁
体25とによってストッパー機構が構成されている。
【0044】図4(a)は、本例のストッパー機構を構
成するガイドと弁が離れた状態を示す説明図、図4
(b)は、本例のストッパー機構を構成するガイドと弁
が係止した状態を示す説明図である。
【0045】図4(a)、(b)に詳しく示すように、
ストッパー機構としては、まず、ガイド16の正面部1
61の下端側位置に外側からその厚み部分を貫通し案内
路に突き出るように螺子164が取り付けられている。
また、弁体25のうち案内路である隙間内に入り込む部
分には外周面から外側に突出した突出部252が構成さ
れている。この突出部252は上端に向かってその厚さ
が厚くなる傾斜面253を備えている。従って、弁体2
5がゲート口151の開口を遮断するため図4(a)に
示す位置から図4(b)に示す位置まで下がると、案内
路に突き出ている螺子164の頭が突出部262の傾斜
面263に当接し、それ以上弁体25が下がろうとする
のを規制している。このため、本例の水田用止水機1で
は、弁体25はゲート口151を閉じる位置(閉位置)
に適正に配置される。
【0046】このように構成すると、弁体25が下がり
過ぎて弁体25の上方でゲート口151が開いてしまう
ことを防止できる。また、水田などで使う以上、水田用
止水機1を持ち運ぶ機会も多いが、本例では、弁体25
はストッパー機構によって所定位置から下がらないの
で、水田用止水機1をを持ち運ぶのも便利である。
【0047】(使用方法)このように構成した本例の水
田用止水機1の使用方法を説明する。
【0048】まず、水位検出部30のセンサ支持軸31
を水田に所定量だけ差し込む。また、センサ支持軸31
上における水位センサ32の位置を調整して希望する水
位レベルを設定する。ここで、センサ支持軸31を水田
に立てる位置は、ゲート口151から水田に流れ込む水
の流れに影響されない所とする。
【0049】このように、水位センサ32によって水位
を検出しようにも水田には水位センサ32を設置してお
くところがないのが普通である。しかも、水位を検出す
るには流れ込む水の影響を直接受けにくい場所でなけれ
ばならないという制約がある。このような制約があって
も、本例では、水田に突き刺すことの可能なセンサ支持
軸31を用いて水位センサ32を設置するので、任意の
位置に水位センサ32を配置できるので、水田への取水
に適している。
【0050】次に、水機本体10の本体枠11を水路と
水田とを連通させる取水口に配置し、この本体枠11に
よって取水口を塞ぐ。
【0051】次に、カバー202に設けられたボタン2
03を押し、バッテリー205の残量のチェックを行
う。この時、バッテリー205が所定の電圧以上の場合
にはブザーが鳴る。逆にバッテリー205が所定の電圧
以下の場合にはブザーが鳴らないので、このような場合
にはバッテリー205を交換するか充電する。
【0052】このように、水田など住まいから離れた場
所で水田用止水機1を使うにはバッテリー205を電源
とすることになる。しかし、水田での取水を行うのは年
間の限られた期間だけであるため、バッテリー205の
残量が不足していて正常に止水できないことが考えられ
る。しかし、各農家がバッテリーチェック用の電圧計を
用意しておくのも不便である。かといって水田用止水機
1において常にバッテリー205の残量を表示しておく
のは電力の無駄である。そこで、本例では、ボタン20
3への操作があって、かつバッテリー205の残量が不
足しているときのみブザーを鳴らすので、水田等で用い
るのに十分である。
【0053】次に、ノブ23を手前に引いてギア部22
を出力軸211上でずらし、ピニオン221とラック2
61の噛み合いを外した後、取手27を持ち上げ、弁体
25を所定の高さ位置に調整することによって水田に流
れ込む流量を調整する。このとき、弁体25の引き上げ
が困難な場合には、ノブ23を引き、ラック261とピ
ニオン221の噛み合いを外した後、図5に示すよう
に、L字状の治具40をカバー202の上面部と取手2
7の下端部との隙間に挟み込み、てこの原理で取手27
を引き上げればよい。
【0054】次に、ノブ23を離すと、ギア部22が出
力軸211上を移動し、ピニオン221はラック261
に自動的に噛み合う。この状態で、弁体25は引き上げ
られた状態で保持され、ゲート口151は開放状態にあ
る。従って、水路からゲート口151を通って水田に水
が流れ込む。ここまでの作業は、水路に水が流れていな
いときに行ってもよく、この場合には、いずれ水路に水
が流れてきたときには水路からゲート口151を通って
水田に水が流れ込む。
【0055】このように、弁体25をピニオン221お
よびラック261を介して駆動するように構成すると、
それらの噛み合いを外さない限り弁体25がフリーにな
らないので、通常は、弁体25の高さ位置を手動により
任意に設定することができない。そこで、本例では、ピ
ニオン221をモータ21の出力軸211上で移動可能
に構成することによって、ラック261とピニオン22
1とが噛み合った状態とこの噛み合いが外れた状態とに
簡単に切り換えることができるようになっている。それ
故、弁体25を簡単にフリーな状態にすることができる
ので、その高さ位置を手動により調整し、この状態で再
びラック261とピニオン221とを噛み合わせておけ
ば、弁体25をその高さ位置で保持できるので、取水時
の流量を調整した状態で取水できる。特に、水田に水を
引き込む際には、取水口近くの稲などが痛まないよう
に、また水温などによっては取水時の流量を微調整した
いことが多いが、本例では、ピニオン221とラック2
61とが噛み合う範囲内であれば、それらの歯のピッチ
毎に弁体25の高さ位置を調整できるので、水田への取
水に便利である。
【0056】しかる後に、ゲート口151から水田に水
が十分に流れ込んで所定の水位になると、それを水位セ
ンサ32が検出し、その検出結果に基づいて、制御部は
モータ21を駆動し、その回転駆動力がピニオン221
を介してラック261に伝わると、弁体25が下がって
ゲート口151を塞ぐ。その結果、水田への取水が停止
する。
【0057】(実施例の主な効果)以上のとおり、本例
の水田用止水機1では、水田の水位が所定のレベルに達
したときには、弁体25が自動的にゲート口151を自
動的に閉じて止水される。このため、取水を開始した以
降は、水の貯まり具合を見に行く必要がない。また、取
水していることを忘れてしまっても自動的に止水するの
で、水田から水が溢れてしまうことがない。
【0058】[改良例]図6(a)は、改良例に係る本
体枠を示す正面図、図6(b)はその右側面図、図6
(c)は、それに設けた幅調整板をスライドさせた状態
を示す説明図である。なお、本例の水田用止水機は、先
に説明した実施例に係る水田用止水機1と共通する部分
があるため、共通する機能を有する部分については、同
じ符号を付して、それらの詳細な説明を省略する。
【0059】水田の取水口は、サイズが規格化されてお
らず、その幅は様々である。このため、取水口の幅に相
当する幅の本体枠11をもつ水田用止水機を選ばない
と、取水口を本体枠11で塞げない。このような不都合
を解消するため、本例の水田用止水機1aでは本体枠1
1の幅を実質的に調整できるように構成されている。す
なわち、本例の本体枠11aの上板14aおよび下板1
5aの左右両側寄りの位置には幅調整板18が取り付け
られている。幅調整部材18には横方向に長い長穴18
1が上下2か所ずつ形成されており、これらの長穴18
1と、上板14aおよび下板15aに形成された螺子穴
143、153と、これらの穴に取り付けられた螺子1
45とによって調整部材18が上板14aおよび下板1
5aによって締め付け固定されている。この状態でも、
幅調整部材18は、ゲート口151を塞がないように内
側端縁には凹部180が形成されている。
【0060】従って、各螺子145を緩めるだけで、長
穴181が形成されている範囲内で幅調整板18を外側
に引き出し、本体枠11aの幅を広げることができる。
逆に、幅調整板18を内側に押し込んで本体枠11aの
幅を狭めることもできる。従って、本例の水田用止水機
1aは、一台で様々な幅寸法を有する取水口に適用する
ことができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の止水機で
は、水位検出手段は水田等の貯水部の水位を監視してお
り、この監視結果に基づいて、貯水部の水位が所定のレ
ベルに達したときには、制御手段は、弁駆動手段に弁体
を下げさせ、弁体によってゲート口を自動的に閉じるこ
とに特徴を有する。従って、本発明によれば、取水を開
始した以降は、水の貯まり具合を見に行く必要がない。
また、取水していることを忘れてしまっても、自動的に
止水するので、水田から水が溢れてしまうことがない。
しかも、弁体をラックとピニオンとを介して駆動するよ
うに構成したにもかかわらず、弁体を簡単にフリーな状
態にすることができるようにしてゲート口の開口度合い
を手動で微調整できるようにしてあるなど、農業用水路
から水田等への取水に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の実施例に係る水田用止水機
を示す正面図、(b)は、その右側面図、(c)は、弁
体が通る隙間を構成するための案内柱とガイドとを示す
説明図、(d)は、それらを一体にした部材を示す説明
図である。
【図2】(a)は、本発明の実施例に係る水田用止水機
に設けたピニオンとラックとの噛み合いが外れた状態を
示す説明図、(b)は、ピニオンとラックが噛み合った
状態を示す説明図、(c)は、ピニオンとラックが噛み
合った状態を拡大して示す説明図である。
【図3】本発明の実施例に係る水田止水機の制御部に構
成された回路的ブレーキを示す回路図である。
【図4】(a)は、本発明の実施例に係る水田用止水機
のストッパー機構を構成する弁の突出部とガイドの螺子
が離れた状態を示す説明図、(b)は、弁の突出部とガ
イドの螺子が当接した状態を示す説明図である。
【図5】本発明の実施例に係る水田用止水機において弁
体を引き上げる方法の一例を示す説明図である。
【図6】(a)は、本発明の改良例に係る水田用止水機
において、幅調整可能な本体枠を示す正面図、(b)は
その右側面図、(c)は、幅調整板をスライドさせた様
子を示す説明図である。
【図7】(a)は、従来の水田用止水機の平面図、
(b)は、その正面図である。
【符号の説明】
1 水田用止水機 10 止水機本体 11 本体枠 151 ゲート口 18 幅調整板 181 長穴 20 弁駆動部 21 モータ(駆動源) 211 出力軸 22 ギア部 221 ピニオン 23 ノブ 25 弁体 252 突出部 253 傾斜面 26 弁棒 261 ラック 50 回路的ブレーキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16K 31/54 F16K 31/54

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農業用水路から水田等の貯水部に水を引
    き込むためのゲート口を備える本体枠と、前記ゲート口
    を開閉するための弁体と、該弁体に前記ゲート口の閉動
    作を行わせる弁駆動手段と、前記貯水部の水位を検出す
    る水位検出手段と、該水位検出手段の検出結果に基づい
    て前記貯水部の水位が所定のレベルに達したときに前記
    弁体が前記ゲート口を閉じるように前記弁駆動手段を制
    御する制御手段とを有する止水機において、 前記弁駆動手段は、 前記弁体から上方に延設されたラッ
    クと、モータの出力軸上で前記ラックと噛み合う位置と
    該噛み合いが外れる位置との間で移動可能に構成された
    ピニオンとを備え、該ピニオンと前記ラックとの噛み合
    いを外部操作により外すことにより前記弁体の高さ位置
    を手動により任意に調整できるように構成されているこ
    とを特徴とする止水機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記水位検出手段
    は、前記貯水部に突き刺すことの可能なセンサ支持軸
    と、該センサ支持軸に取り付けられた水位センサとを備
    えていることを特徴とする止水機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記制御手
    段は、外部操作があったときに前記弁駆動手段に用いた
    バッテリー残量を検出し、その検出結果を知らせる報知
    手段を有していることを特徴とする止水機。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記制御手段は、前記弁駆動手段に含まれるモータの負
    荷状態を監視する負荷監視手段を備え、該負荷監視手段
    による監視結果に基づいて前記モータが過負荷状態にあ
    るときには前記モータへの電力供給を停止する保安機構
    を備えていることを特徴とする止水機。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記弁体の最下位置を規定するためのストッパー機構を
    有していることを特徴とする止水機。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    前記弁駆動手段は、モータと、該モータを駆動する駆動
    回路の終段に構成され、前記モータの駆動を停止してい
    るときには、前記モータに閉ループを構成することによ
    り該モータに発生する起電力によって前記弁体の自重に
    よる落下を防止するブレーキ回路とを備えていることを
    特徴とする止水機。
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