JP2966733B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2966733B2
JP2966733B2 JP18124094A JP18124094A JP2966733B2 JP 2966733 B2 JP2966733 B2 JP 2966733B2 JP 18124094 A JP18124094 A JP 18124094A JP 18124094 A JP18124094 A JP 18124094A JP 2966733 B2 JP2966733 B2 JP 2966733B2
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battery
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battery voltage
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池を電源としてガス
に点火しガスを燃焼させることで調理物を加熱する加熱
調理器に関し、特に、電池の電池電圧が所定の値を下回
ったらガス燃焼を停止させる安全機能を備えた加熱調理
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、乾電池のような電池を電源と
してガスに点火し、ガスを燃焼させることで調理物を加
熱するとともに、電池の電池電圧が所定の値を下回った
らガス燃焼を停止させる安全機能を備えた加熱調理器が
あった。このような加熱調理器では、電池の電池電圧を
図2に示す検出回路によって検出していた。この検出回
路は、図2に示すように電池5の電池電圧より定電圧を
得る定電圧回路6と、定電圧回路6の出力電圧を抵抗R
1 …により分圧して得られるしきい値電圧を電池5の電
池電圧と比較する2つのコンパレータ101 ,102
を備えている。なお、各コンパレータ101 ,102
対するしきい値電圧は、一方のコンパレータ101 のし
きい値電圧を他方のコンパレータ102 のしきい値電圧
よりも高く設定してある。
【0003】そして、各コンパレータ101 ,102
出力はそれぞれ加熱調理器の制御部(図示せず)に与え
られる。制御部においては、電池5が消耗することによ
って電池電圧がコンパレータ101 のしきい値電圧を下
回り、コンパレータ101 の出力が反転すれば、電池5
の交換を使用者に促すためにLEDなどの表示手段を使
って電池5の消耗を表示する。さらに、電池5が消耗す
ることによって点火装置(図示せず)の動作電圧に対応
させたしきい値電圧を下回り、コンパレータ102 の出
力が反転すれば、加熱手段へのガス供給を停止し、加熱
調理器を使用できないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、上
述のように電池交換を促すために設定されるしきい値電
圧と、加熱手段へのガス供給を止めるために設定される
しきい値電圧とが設けてあり、このように各機能に対し
て電池電圧を複数のレベル検出を行う必要があり、その
ためには複数個のコンパレータが必要となってしまい、
回路構成が複雑になり、コストアップにつながるという
問題があった。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、簡単な構成で電池電圧の検出が可能な加熱調
理器を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、外部より供給されるガスを燃焼させて調
理物を加熱する加熱手段と、加熱手段においてガスに点
火する点火手段と、開状態において加熱手段へのガス供
給を行うとともに閉状態においてガス供給を停止する安
全弁と、少なくとも点火手段に電源を供給する電池と、
電池の電池電圧より定電圧の出力を得る定電圧発生手段
と、電池電圧を検出して電池電圧が所定の値を下回って
いるときに安全弁を閉状態に制御する制御手段とを備
え、制御手段は電池から与えられる電池電圧を基準とし
て定電圧発生手段の出力をA/D変換するA/D変換部
と、A/D変換部により得られるディジタルのデータよ
り電池の電池電圧を演算する演算部とを具備したことを
特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成によれば、制御手段のA/D変換部か
ら得られるディジタルのデータに基づいて、演算部にお
いて電池電圧をディジタルのデータとして得ることがで
きるので、加熱手段へのガス供給の停止などの処理を行
うために電池電圧に対して設定されるしきい値をディジ
タルのデータとして設定することができる。その結果、
従来のように設定されるしきい値に対応させてコンパレ
ータを設ける必要がなく、回路構成が複雑になるのを防
ぐことができる。
【0008】
【実施例】本発明を適用する加熱調理器の一例を図1に
示す。本実施例の加熱調理器はガステーブルコンロであ
り、図1に示すように、安全弁としての電磁弁(あるい
は比例制御弁でもよい)2を通して供給されるガスを、
加熱手段としてのバーナ1で燃焼させ、調理物を入れた
容器3を加熱して調理物を加熱調理するものである。な
お、図示していないが、この加熱調理器は点火、消火及
び火力調整を行う点火つまみを備え、手動で火力調整を
行えるようになっている。
【0009】また、バーナ1から噴出されるガスに点火
する点火手段としての点火装置4が設けてあり、この点
火装置4は上記点火つまみが操作されたときに電池5か
ら供給される電圧によって火花を生じさせてガスに点火
するものである。電池5は例えば乾電池のような1次電
池でも、充電可能な2次電池である蓄電池であってもよ
い。この電池5の電池電圧は定電圧回路6にも供給され
ており、定電圧回路6からは所定の定電圧が出力されて
いる。そして、この定電圧出力は制御手段としてのマイ
クロコンピュータ(以下、マイコンと略す)8に与えら
れている。
【0010】マイコン7には外部から入力される電圧を
A/D変換するA/D変換部7aが具備されており、動
作電源として電池5から入力される電池電圧を基準電圧
として上記定電圧出力がこのA/D変換部7aにおいて
A/D変換されてディジタルのデータに置き換えられ
る。本実施例においては8ビットのマイコン7を使用し
ており、電池5の電池電圧を3Vとすれば、A/D変換
部7aの基準電圧も3Vとなる。そこで、定電圧回路6
の定電圧出力を1.5Vとすれば、そのA/D変換され
たデータは以下の式で求めることができる。
【0011】 A/D変換後のデータ=定電圧出力÷(電池電圧÷255) =1.5÷(3.0÷255) =7F(HEX) すなわち、1.5Vという値のA/D変換後のデータは
16進数の7Fとなる。同様にして電池電圧が2.5V
であれば99(HEX)となる。したがって、定電圧出
力の値が得られれば上記式より下記の式が導かれ、電池
電圧を演算することができる。
【0012】電池電圧=(定電圧出力×255)÷A/
D変換後のデータ なお、上記演算はマイコン7内部にて処理される。さら
に、マイコン7において上述のようにして求めた電池電
圧のデータが予めマイコン7に設定されたしきい値電圧
のデータと比較され、その大小に応じて各種の処理が行
われる。例えば、電池交換を促す表示を行う電圧レベル
を第1のしきい値電圧とし、点火装置4を駆動して火花
を生じさせるのに必要な電圧レベルを第2のしきい値電
圧とすれば、電池電圧のデータが第1のしきい値電圧の
データよりも小さく、かつ第2のしきい値電圧のデータ
よりも大きければ、マイコン7はLEDなどの表示手段
を点灯させて使用者に電池交換を促し、電池電圧のデー
タが第2のしきい値電圧のデータより小さくなれば、マ
イコン7は電磁弁2を駆動する駆動部8に制御信号を与
えて電磁弁2を閉じ、バーナ2へのガス供給を停止す
る。すなわち、電池5が消耗して点火装置4が作動しな
いにもかかわらず、使用者が点火つまみを操作してしま
うためにバーナ2からガスが噴出し続けるというような
不具合を防止しているのである。
【0013】上記構成によれば、電池5の電池電圧はマ
イコン7のA/D変換部7aにおいてディジタルのデー
タに変換され、上記のように電池交換の表示や電磁弁4
を閉じるなどの各種制御を行うために設定されるしきい
値電圧もまた、ディジタルのデータとしてマイコン7内
部で処理できるので、しきい値電圧はマイコン7のプロ
グラムにおいて容易に設定することができ、その結果、
電池電圧に対して多数のしきい値電圧を設定する場合
に、従来例のように設定するしきい値電圧の数だけコン
パレータを付加する必要はなく、設定するしきい値電圧
の増加に伴って回路構成が複雑になってコストアップに
なるのを避けることができる。
【0014】なお、本実施例の加熱調理器におけるマイ
コン7には、3Vよりも低い低電圧でも作動するマイク
ロコンピュータであることが必要となるが、最近では電
源電圧が1.8V程度でも動作し、かつその電圧でA/
D変換部7aの動作も可能なマイクロコンピュータが安
価で入手できるようになっており、本発明の実施には特
に問題はない。
【0015】
【発明の効果】本発明は、外部より供給されるガスを燃
焼させて調理物を加熱する加熱手段と、加熱手段におい
てガスに点火する点火手段と、開状態において加熱手段
へのガス供給を行うとともに閉状態においてガス供給を
停止する安全弁と、少なくとも点火手段に電源を供給す
る電池と、電池の電池電圧より定電圧の出力を得る定電
圧発生手段と、電池電圧を検出して電池電圧が所定の値
を下回っているときに安全弁を閉状態に制御する制御手
段とを備え、制御手段は電池から与えられる電池電圧を
基準として定電圧発生手段の出力をA/D変換するA/
D変換部と、A/D変換部により得られるディジタルの
データより電池の電池電圧を演算する演算部とを具備し
たので、制御手段のA/D変換部から得られるディジタ
ルのデータに基づいて、演算部において電池電圧をディ
ジタルのデータとして得ることができ、加熱手段へのガ
ス供給の停止などの処理を行うために電池電圧に対して
設定されるしきい値をディジタルのデータとして設定す
ることができるから、従来のように設定されるしきい値
に対応させてコンパレータを設ける必要がなく、回路構
成が複雑になるのを防ぎ、コストダウンを図ることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す構成図である。
【図2】従来例の要部を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1 バーナ 2 電磁弁 3 容器 4 点火装置 5 電池 6 定電圧回路 7 マイコン 7a A/D変換部 8 駆動部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部より供給されるガスを燃焼させて調
    理物を加熱する加熱手段と、加熱手段においてガスに点
    火する点火手段と、開状態において加熱手段へのガス供
    給を行うとともに閉状態においてガス供給を停止する安
    全弁と、少なくとも点火手段に電源を供給する電池と、
    電池の電池電圧より定電圧の出力を得る定電圧発生手段
    と、電池電圧を検出して電池電圧が所定の値を下回って
    いるときに安全弁を閉状態に制御する制御手段とを備
    え、制御手段は電池から与えられる電池電圧を基準とし
    て定電圧発生手段の出力をA/D変換するA/D変換部
    と、A/D変換部により得られるディジタルのデータよ
    り電池の電池電圧を演算する演算部とを具備したことを
    特徴とする加熱調理器。
JP18124094A 1994-08-02 1994-08-02 加熱調理器 Expired - Lifetime JP2966733B2 (ja)

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