JP2966537B2 - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2966537B2
JP2966537B2 JP3008023A JP802391A JP2966537B2 JP 2966537 B2 JP2966537 B2 JP 2966537B2 JP 3008023 A JP3008023 A JP 3008023A JP 802391 A JP802391 A JP 802391A JP 2966537 B2 JP2966537 B2 JP 2966537B2
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秀顕 水本
誠二 浜端
大司 下坂
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KUROI DENKI KK
Panasonic Electric Works Co Ltd
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KUROI DENKI KK
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池と蓄電池を組
み合わせた太陽電池式の照明装置に関するものであり、
人体検知センサにより人体を検知した時に負荷を点灯さ
せる照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 太陽電池式照明装置 従来、この種の太陽電池式照明装置としては、実公昭6
3ー9048号公報に示されるように、昼間太陽電池に
より蓄電池を充電し、日没により周囲照度が低下し、所
定値以下となると、それを検知し、その時点からタイマ
で設定した一定期間だけ負荷を点灯させるというのが、
一般的であり、商用交流電源の使用ができない場所への
使用や省エネルギー灯として利用されている。
【0003】人体検知機能付照明装置 従来、この種の照明装置としては、人体検知機能により
人体を検知した場合にその信号を受けて負荷を点灯させ
るというものがあり、必要時に自動的に負荷が点灯する
という便利性と防犯的役割を兼ね備えた照明器具として
利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の太陽電池と蓄電
池を組み合わせた太陽電池式照明装置においては、人体
検知機能を有し、人体検知が行われた時に負荷を点灯さ
せるという照明装置を考える時、負荷の点灯・消灯時に
負荷による電流の吸い込みや負荷の切断によって、電源
電圧が変動する。
【0005】従って、電源電圧の変動に弱いセンサーの
誤動作や、負荷点灯時の急激な電源電圧の低下による過
放電保護機能の動作という誤動作が起こるという問題が
あった。本発明は上述の点に鑑みて提供したものであっ
て、センサー部の誤動作の防止と、過放電保護機能の動
作という誤動作の防止を図ることを目的とした照明装置
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、太陽電池によ
り蓄電池を充電し、その電力により負荷を点灯させる照
明装置であって、蓄電池の過放電を防止する過放電保護
回路と、人体の有無を検知するセンサー部とを有し、セ
ンサー部からの出力信号により負荷を点灯させる照明装
置において、電源電圧が大きく変動する特定期間、上記
過放電保護回路とセンサー部をその直前の動作モードに
固定する制御手段を備えたものである。
【0007】
【作 用】而して、制御手段により、電源電圧が大きく
変動する特定期間、上記過放電保護回路とセンサー部を
その直前の動作モードに固定し、センサー部の誤動作の
防止と、過放電保護機能の動作という誤動作の防止を図
っている。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は負荷点灯時における誤動作防止を行うよう
にした回路構成を示す。太陽電池1で得られた電力を蓄
電池2に充電し、この電気量により負荷(ランプ)Lを
点灯させるものであり、過放電保護回路4、人体検知セ
ンサー3、負荷点灯のオン/オフを制御する制御部5で
構成される照明装置に負荷点灯時の電源電圧の急激な低
下による誤動作を防止する誤動作防止回路6及び7を設
けたものである。
【0009】太陽電池1は、逆流防止用のダイオードD
1 を介して蓄電池2を充電する。人体検知センサー3
は、この蓄電池2の充電電圧を電源としており、人体を
検知した時は、Hレベル、それ以外の時はLレベルを出
力する。その信号は、抵抗R7 を介してナンドゲートI
C6によりHレベルはLレベル、LレベルはHレベルに
反転され、抵抗R8 を介してナンドゲートIC8、マル
チバイブレータIC7に入力される。
【0010】マルチバイブレータIC7はナンドゲート
IC6の出力信号をR8 とコンデンサC3 で積分したも
のをB入力端子で受け、QB出力端子(Q出力の反転端
子)から信号を出力するものである。マルチバイブレー
タIC7において、入力端子AがLレベルに、入力端子
CがHレベルに接続されている場合は、B入力端子の入
力信号のHレベルからLレベルへの立ち下がりを受け
て、その時点から、抵抗R1 3 とコンデンサC5 によっ
て定められる所定の時間だけQB出力端子からLレベル
の信号を出力するというものである。
【0011】ナンドゲートIC8は上述のようにナンド
ゲートIC6の出力がR8 を介して一方の入力端子に接
続されており、もう一方の入力端子にはマルチバイブレ
ータIC7のQB出力端子が接続されている。その出力
は、ダイオードD6 、抵抗R 9 を介してトランジスタT
3 のベースに入力され、ナンドゲートIC8の出力が
HレベルのときはトランジスタTr3 はオン、Lレベル
のときはオフとなる。
【0012】トランジスタTr3 がオンの時は、G点の
電位は下がる為、トランジスタTr 4 はオンになり、負
荷Lに電力が供給され、負荷Lが点灯する。トランジス
タTr3 がオフの時は、G点の電位が上がる為、トラン
ジスタTr4 がオフになり、負荷Lに電力が供給されな
いので、負荷Lは消灯する。人体検知センサー3におい
て、人体を検知していない時は、Lレベルが出力されて
おり、ナンドゲートIC6で反転されて、Hレベルの信
号がナンドゲートIC8、マルチバイブレータIC7に
入力される。マルチバイブレータIC7はB入力端子か
らHレベルの信号が入力されているので、QB出力端子
からHレベルの信号を出力するため、ナンドゲートIC
8の入力が全てHレベルなので、ナンドゲートIC8の
出力はLレベルとなる。従って、トランジスタTr3
オフするので、負荷Lは消灯する。
【0013】一方、人体検知センサー3が人体を検知し
て、Hレベルの信号を出力している間は、ナンドゲート
IC6の出力はLレベルとなり、ナンドゲートIC8の
一方の入力端子にはLレベル信号が入力される。またマ
ルチバイブレータIC7はナンドゲートIC6の出力が
HレベルからLレベルに立ち下がるのを受けて、QB出
力端子から所定の時間だけLレベルの信号を出力する。
したがってナンドゲートIC8は、ナンドゲートIC6
からLレベルが出力されている時、つまり人体を検知し
ている時、及びマルチバイブレータIC7からLレベル
が出力されている時、つまり人体検知が行われてから抵
抗R1 3 、コンデンサC5 で定められる所定の時間の間
は、その出力はHレベルになる。そしてナンドゲートI
C8からHレベルの信号が出力されている間は、トラン
ジスタTr3 はオンしているので、負荷Lに電力が供給
され、負荷Lが点灯する。
【0014】また過放電保護回路4は、太陽電池1から
の充電の有無によって出力信号を切り替える電圧比較器
IC1と、蓄電池の充電電圧量に応じて出力信号を切り
替える電圧比較器IC2と、電圧比較器IC1と電圧比
較器IC2の信号により保護を動作させる制御部分で構
成されている。太陽電池1に光が照射されることにより
電圧が発生し、その値が所定の値以上であれば抵抗R1
を介してツエナーダイオードZD1 を電流が流れトラン
ジスタTr1 のベースに流れ込み、トランジスタTr1
がオンするので、B点の電位が下がる。一方、太陽電池
の出力電圧が所定値以下であればツエナーダイオードZ
1 に電流が流れない為、トランジスタTr1 はオフで
あり、B点の電位は上がる。
【0015】またC点は蓄電池2の充電電圧を抵抗R3
と抵抗R4 で分圧した電位であり、電圧比較器IC1は
B点とC点の電位差によって出力信号を切り替える。つ
まり、太陽電池1の出力電圧が所定値以上であればB点
の電位が下がり、電圧比較器IC1はHレベルを出力
し、太陽電池1の出力電圧が所定値以下であればB点の
電位が上がり電圧比較器IC1はLレベルを出力する。
【0016】次に蓄電池2の充電電圧値が低下してくる
と、C点の電位もそれに比例して低下する。一方、D点
の電位は蓄電池2の充電電圧に拘らず、ほぼ一定である
ので、C点とD点の電位差により出力信号を切り替える
電圧比較器IC2は、蓄電池2の充電電圧値が所定値が
以上であればHレベルを所定値以下になるとLレベルを
出力する。
【0017】太陽電池1の出力電圧が所定値以上で、蓄
電池2の充電電圧が所定値以上の場合、電圧比較器IC
1と電圧比較器IC2はそれぞれHレベルを出力する。
したがってナンドゲートIC3の入力が全てHレベルで
ある為、ナンドゲートIC3の出力はLレベルとなり、
ナンドゲートIC4の一方の入力端子にLレベル信号が
入力される。
【0018】したがってナンドゲートIC4のもう一方
の入力信号がHレベル、Lレベルに拘らず、ナンドゲー
トIC4の出力はHレベルになる。その出力はナンドゲ
ートIC5の一方の入力端子に接続されており、ナンド
ゲートIC5にはナンドゲートIC4の出力と電圧比較
器IC2の出力が入力され、それぞれHレベルなのでナ
ンドゲートIC5の出力はLレベルになる。
【0019】次に蓄電池2の充電電圧が所定値以上あ
り、太陽電池1の出力電圧が所定値以下になると電圧比
較器IC1の出力はLレベル、電圧比較器IC2の出力
はHレベルになる。したがってナンドゲートIC3の出
力はHレベルになりナンドゲートIC4に入力される。
このとき、ナンドゲートIC4のもう一方の入力である
ナンドゲートIC5の出力はLレベルであったので、ナ
ンドゲートIC4の出力はHレベルになる。またナンド
ゲートIC5の入力も両方Hレベルなのでその出力はL
レベルである。
【0020】太陽電池1の出力電圧が所定値以下で、蓄
電池2の充電電圧が所定値以下になると、電圧比較器I
C1、電圧比較器IC2とも出力がLレベルとなる。ナ
ンドゲートIC3の出力はHレベルになりナンドゲート
IC4に入力される。またナンドゲートIC5にも電圧
比較器IC2のLレベル信号が入力されるため、もう一
方の入力のナンドゲートIC4の出力によらずHレベル
を出力する。したがってナンドゲートIC4にはナンド
ゲートIC3、ナンドゲートIC5のそれぞれからHレ
ベルが入力されるので、その出力はLレベルになる。
【0021】ここで、過放電保護が働き、負荷Lが消灯
することによって電源電圧が上昇し、太陽電池1の出力
電圧は所定値以下であるが、蓄電池2の充電電圧が所定
値以上になったとする。この時、電圧比較器IC1の出
力はLレベル、電圧比較器IC2の出力はHレベルにな
りナンドゲートIC3の出力はHレベルになる。またナ
ンドゲートIC5の出力はHレベルであったのでナンド
ゲートIC4の入力がそれぞれHレベルということにな
りその出力はLレベルになる。つまり同じ太陽電池1の
出力電圧が所定値以下で、蓄電池2の充電電圧が所定以
上であっても、太陽電池1の出力電圧が低下してなった
場合と、蓄電池2の充電電圧が上昇してなった場合とで
は、ナンドゲートIC4、IC5の出力信号ともそれぞ
れ異なり、それぞれ前の状態の信号を保っているといえ
る。
【0022】仮に負荷消灯による電源電圧の上昇によっ
ても、蓄電池2の充電電圧が所定値以上にならなかった
場合で、そのままの状態で太陽電池1からの充電が開始
され、太陽電池1の出力電圧が所定値以上、蓄電池2の
充電電圧が所定値以下という場合は、電圧比較器IC1
がHレベル、電圧比較器IC2がLレベルを出力するの
で、ナンドゲートIC3の出力はHレベルであり、ナン
ドゲートIC5はナンドゲートIC4の出力に拘らずH
レベルを出力する。したがってナンドゲートIC4は全
てHレベルの入力となるのでLレベルを出力する。
【0023】以上のように、ナンドゲートIC4の出力
に注目すると通常(太陽電池1から蓄電池2を充電し、
蓄電池2の充電電圧が充分である時)は、Hレベルであ
るが、過放電状態になるとLレベルに変わる。そして太
陽電池1から充電が始まり蓄電池2の充電電圧が所定の
値以上になった時に初めてHレベルになる。ナンドゲー
トIC4の出力は、ダイオードD7 を介してトランジス
タTr3 のベースに接続されている。ここでナンドゲー
トIC4の出力がLレベルの時、たとえナンドゲートI
C8からHレベルの信号を出力し、トランジスタTr3
をオンさせ、負荷Lを点灯させようとしてもダイオード
7 が導通状態になり、電流はダイオードD7 を流れる
ためF点は常にLレベルになり、人体検知センサ側から
いかなる信号が出力されてもトランジスタTr3 はオフ
のままであり、負荷Lは点灯しない。
【0024】ナンドゲートIC4がHレベルの時はダイ
オードD7 が逆方向なのでF点の電位には影響を与えな
い。このように、過放電になるとナンドゲートIC4の
出力がLレベルになり、負荷Lは点灯しない。また、ナ
ンドゲートIC4がLレベルの時、ナンドゲートIC5
はHレベルであり、したがってナンドゲートIC5の出
力にベースが接続されているトランジスタTr2 がオン
になるためトランジスタTr2 のコレクタに抵抗R6
介して接続されている発光ダイオードLED1 に電流が
流れ、発光ダイオードLED1 が点灯し、過放電保護が
働いていることを表示する。
【0025】上述の回路において、負荷点灯直後には、
負荷Lによる電流の吸い込みが大きく、特に電源が蓄電
池2である為、電源電圧が一時的に大幅に低下するとい
う現象が起こる。この時電源電圧の低下のため過放電保
護が働き負荷Lを消灯させてしまう。また、人体検知セ
ンサー3は電源電圧の変動に弱い為、出力信号が安定せ
ず誤動作の原因になる。
【0026】したがって点灯直後、過放電保護が動作す
るのを抑え、人体検知センサー3が誤動作するのを防止
する機能を設ける必要がある。誤動作防止回路6は、人
体検知センサー3の電源電圧の急激な低下を防止するも
のである。蓄電池2の出力端と人体検知センサー3の電
源部の間にはダイオードD2 があり、また電源GND間
にコンデンサC1 が入っている。これによって蓄電池2
の両端電圧が低下しても、その時にはダイオードD2
非導通となるので人体検知センサー3の電源電圧A点は
コンデンサC1 の両端電圧となり、また、人体検知セン
サー3の入力インピーダンスが高インピーダンスである
為、その電源電圧はほとんど低下せず安定に保たれる。
【0027】したがって負荷点灯時の電源電圧の低下に
際しても人体検知センサー3の電源電圧は安定に保たれ
るので誤動作を防止することができる。誤動作防止回路
7は、負荷点灯直後はある所定の時間だけ、人体検知セ
ンサー3の出力信号を無効とし、さらに過放電保護回路
4において、電圧比較器IC2が蓄電池2の両端電圧の
低下を検知するのを抑えるものである。
【0028】マルチバイブレータIC9はA入力端子が
ナンドゲートIC8の出力端子に接続されている。また
入力端子B、CがHレベルである為、入力端子Aの信号
がLレベルからHレベルに立ち上がるのを受けて、QB
出力端子からは抵抗R1 4 、コンデンサC6 で定められ
る所定時間だけLレベル信号を出力するものである。前
述の通り、ナンドゲートIC8がHレベルを出力する
と、その時点で過放電保護が働いていない限り、トラン
ジスタTr3 、Tr4 がオンし、負荷Lが点灯する。そ
こでナンドゲートIC8の出力がLレベルからHレベル
に変わる時、つまり負荷Lが点灯する時、IC9はA入
力端子から立ち上がりの信号を受けることになるのでそ
の時点から所定時間だけQB出力端子からLレベルを出
力する。
【0029】マルチバイブレータIC9のQB出力端子
は、ダイオードD5を介し、ナンドゲートIC6の入力
端子に接続されている。つまり、点灯直後から所定の時
間は、人体検知センサー3からHレベルの信号が出力さ
れてもE点で強制的にLレベルにされる為、人体検知の
出力信号が無効にされていることになる。また、マルチ
バイブレータIC9の出力端子は、ダイオードD4 を介
して、電圧比較器IC2の−側の入力端子にも接続され
ている。負荷点灯直後から所定の時間だけD点の電位を
Lレベルに落とすことによって電源電圧の低下によりC
点の電位が低下しても、両者の電位差が所定の値より小
さくなることを抑え、過放電保護が働かないようにして
いる。したがって誤動作防止回路7は同時に人体検知セ
ンサー3の誤動作、過放電保護回路4の誤動作を防止す
ることができる。尚、誤動作防止回路6,7にて制御手
段が構成される。
【0030】(実施例2)図2は実施例2を示し、負荷
消灯時における誤動作防止を行うようにしたものであ
る。太陽電池1で得られた電力を蓄電池2に充電し、こ
の電気量により点灯回路9を動作させ負荷Lを点灯させ
るものであり、過放電防止回路4、人体検知センサー
3、点灯のオン/オフを制御する制御部5で構成される
照明装置に負荷消灯時における電源電圧の不安定による
誤動作を防止する誤動作防止回路8を設けたものであ
る。
【0031】太陽電池1、蓄電池2、人体検知センサー
3、過放電保護回路4及び制御部5は実施例1と同じ動
作をするものとする。実施例1では負荷Lに白熱灯を採
用したが、実施例2では蛍光灯をプシュプル式インバー
タで高周波点灯する方法を採用した。トランジスタTr
4 がオンすると、そのコレクタに電流が流れ、抵抗R
1 5 を介して、トランジスタTr5 、トランジスタTr
6 のいずれかがオンし、蓄電池2からコイルL1 を介し
て電流が流れ、トランスT1 の1次側コイルからトラン
ジスタTr5 、Tr6 のオンしている方のコレクタに電
流が流れ込む。
【0032】その後、トランジスタTr4 がオンしてい
る間は、トランスT1 のインダクタンスとコンデンサC
8 の容量により決定される周波数でトランジスタT
5 、Tr6 のオン/オフが切り替えられる。その結
果、トランスT1 の2次側コイルにも同じサイクルで電
流が流れ負荷Lが高周波点灯する。この回路において、
負荷消灯時には、瞬時に回路が切断される為、今まで点
灯回路に流れ込んでいた大電流により電源電圧が不安定
となる。したがってこの時に電源電圧の変動に弱い人体
検知センサー3は誤動作を起こす。
【0033】したがって負荷消灯直後には人体検知セン
サー3の出力信号を無効にする誤動作防止回路8により
誤動作を防止する。マルチバイブレータIC10はB入
力端子に入力される信号をマルチバイブレータIC7の
Q出力端子から取っている。またA入力端子をLレベ
ル、C入力端子をHレベルに接続しているので、B入力
端子で受ける信号がHレベルからLレベルに立ち下がる
のを受けて抵抗R1 8 、コンデンサC1 2 により定めら
れる所定の時間だけQB出力端子からはLレベルの信号
を出力するものである。
【0034】マルチバイブレータIC7は実施例1で述
べたように、人体検知が行われ、ナンドゲートIC6の
出力がHレベルからLレベルになるのを受けて、抵抗R
1 3 、コンデンサC5 で定められる所定の時間だけ特定
の信号を出力するもので、Q出力は、この時Hレベルを
出力する。一方、QB出力はこの時Lレベルを出力して
おり、その間は、ナンドゲートIC8がHレベルを出力
し、トランジスタTr3 、トランジスタTr4 をオンさ
せ負荷Lを点灯させているので、マルチバイブレータI
C7のQ出力がHレベルからLレベルに立ち下がる時、
すなわちQB出力がLレベルからHレベルに立ち上がる
時は、負荷Lが消灯する時である。
【0035】マルチバイブレータIC10はマルチバイ
ブレータIC7のQ出力がHレベルからLレベルに立ち
下がるのを受けて、つまり負荷Lが消灯するのを受け
て、所定時間だけQB出力端子からLレベルの信号を出
力することになる。マルチバイブレータIC10のQB
出力端子はダイオードD8 を介してナンドゲートIC6
の入力端子に接続されており、QB出力がLレベルの
時、人体検知センサー3からHレベルが出力されてもダ
イオードD8 が導通状態になりE点はLレベルというこ
とになる。
【0036】つまり、マルチバイブレータIC10のQ
B出力がLレベルの時は人体検知センサー3からいかな
る信号が出力されても強制的にナンドゲートIC6の入
力がLレベルにされるため、つまり人体検知センサー3
の信号が無効にされていることになる。したがって、負
荷消灯直後は、人体検知センサー3の出力信号を無効と
することにより誤動作を防止する。
【0037】尚、上述の実施例1及び実施例2では負荷
に白熱灯、プシュプル式高周波点灯回路を採用している
が、点灯方式、または負荷の種類は、これらに限らず、
電力供給を受け光を発するものであればどのようなもの
でもよく、また、過放電保護回路4、制御部5について
も種々の変形が可能であり、上述の実施例のものに限ら
ないとする。
【0038】このように、本発明では、人体検知センサ
ー3の電源部に、蓄電池2の電圧低下による電源電圧低
下の誤動作防止回路6を設け、また、負荷点灯直後に所
定時間だけ人体検知センサー3の出力信号を無効とし、
さらに過放電保護回路4の過放電検知部の一端を強制的
にある電位レベルにし、負荷消灯直後にも所定時間だけ
人体検知センサー3の出力信号を無効とする機能にした
ため、負荷点灯直後に起こる急激な電源電圧の低下や、
負荷消灯直後に起こる電源電源の不安定性に際しても、
人体検知センサー3の誤動作や過放電保護回路4の誤動
作が起こるのを防止することができるものである。
【0039】
【発明の効果】本発明は上述のように、太陽電池により
蓄電池を充電し、その電力により負荷を点灯させる照明
装置であって、蓄電池の過放電を防止する過放電保護回
路と、人体の有無を検知するセンサー部とを有し、セン
サー部からの出力信号により負荷を点灯させる照明装置
において、電源電圧が大きく変動する特定期間、上記過
放電保護回路とセンサー部をその直前の動作モードに固
定する制御手段を備えたものであるから、制御手段によ
り、電源電圧が大きく変動する特定期間、上記過放電保
護回路とセンサー部をその直前の動作モードに固定し、
センサー部の誤動作の防止と、過放電保護機能の動作と
いう誤動作の防止を図ることができる効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路図である。
【図2】他の実施例の回路図である。
【符号の説明】
1 太陽電池 2 蓄電池 3 過放電保護回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下坂 大司 京都市下京区西七条八幡町27番地 クロ イ電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−152197(JP,A) 特開 昭60−47397(JP,A) 特開 平2−257597(JP,A) 特開 平2−15596(JP,A) 実開 昭60−124240(JP,U) 実開 昭63−82400(JP,U) 実開 平3−4607(JP,U) 実開 昭63−47599(JP,U) 実開 昭60−147020(JP,U) 実開 平4−90294(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 37/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池により蓄電池を充電し、その電
    力により負荷を点灯させる照明装置であって、蓄電池の
    過放電を防止する過放電保護回路と、人体の有無を検知
    するセンサー部とを有し、センサー部からの出力信号に
    より負荷を点灯させる照明装置において、電源電圧が大
    きく変動する特定期間、上記過放電保護回路とセンサー
    部をその直前の動作モードに固定する制御手段を備えた
    ことを特徴とする照明装置。
JP3008023A 1991-01-28 1991-01-28 照明装置 Expired - Lifetime JP2966537B2 (ja)

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