JP2966163B2 - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JP2966163B2 JP2966163B2 JP3271959A JP27195991A JP2966163B2 JP 2966163 B2 JP2966163 B2 JP 2966163B2 JP 3271959 A JP3271959 A JP 3271959A JP 27195991 A JP27195991 A JP 27195991A JP 2966163 B2 JP2966163 B2 JP 2966163B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばレ−ザプリン
タ・複写機・ファクシミリなどの電子写真装置等に用い
られる給紙装置に関する。詳しくは、シ−トを給紙カセ
ットの底板上に積載してサイドガイドで位置決めし、そ
の底板を押し上げ板で押し上げて最上位のシ−トを給紙
コロに押し当て、その給紙コロの回転で上から順にシ−
トを送り出す給紙装置に関する。
タ・複写機・ファクシミリなどの電子写真装置等に用い
られる給紙装置に関する。詳しくは、シ−トを給紙カセ
ットの底板上に積載してサイドガイドで位置決めし、そ
の底板を押し上げ板で押し上げて最上位のシ−トを給紙
コロに押し当て、その給紙コロの回転で上から順にシ−
トを送り出す給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種給紙装置は、給紙カセット
の底板上に積載されたシ−トの枚数と、押し上げ板の押
し上げ力とをバランスさせ、これによって給紙コロと最
上位のシ−トとの圧接力が略一定となるように工夫され
ていた。
の底板上に積載されたシ−トの枚数と、押し上げ板の押
し上げ力とをバランスさせ、これによって給紙コロと最
上位のシ−トとの圧接力が略一定となるように工夫され
ていた。
【0003】しかし、シ−トのサイズが1種類の場合は
問題はないが、シ−トのサイズが異なると各サイズによ
って給紙圧が図12のごとく変化し、例えばA3サイズ
のような大型サイズのシ−トを250枚積載した場合
と、A6サイズのような小サイズのシ−トを250枚積
載した場合とでは、給紙圧が大きく変わってくる。そし
て、A5サイズやA6サイズのような小サイズのシ−ト
の給紙圧を略一定にするように設定すると、大サイズの
場合に給紙圧が不足して不送り、重送が発生する。又、
これと逆にA3サイズのような大サイズの給紙圧を略一
定にするように設定すると、小サイズの場合に給紙圧が
大き過ぎて重送が多発する不具合があった。
問題はないが、シ−トのサイズが異なると各サイズによ
って給紙圧が図12のごとく変化し、例えばA3サイズ
のような大型サイズのシ−トを250枚積載した場合
と、A6サイズのような小サイズのシ−トを250枚積
載した場合とでは、給紙圧が大きく変わってくる。そし
て、A5サイズやA6サイズのような小サイズのシ−ト
の給紙圧を略一定にするように設定すると、大サイズの
場合に給紙圧が不足して不送り、重送が発生する。又、
これと逆にA3サイズのような大サイズの給紙圧を略一
定にするように設定すると、小サイズの場合に給紙圧が
大き過ぎて重送が多発する不具合があった。
【0004】そこで、このような不具合を解消するため
の給紙装置として特開昭59−39631号に係るよう
なものがあった。この給紙装置は、カセット本体内に図
11に示すように、幅方向Wへ摺動自在な一対のサイド
ガイド1を有し、その一方のサイドガイド1に上方に伸
縮自在のリンク2を介して押圧力調整部材3の一端が連
結されている。また、押圧力調整部材3は、幅方向Wに
その厚みを階段状に形成されており、その上面に設けた
ガイドピン3aで底板4に形成した幅方向Wの長孔に摺
動自在に連結されている。また、押し上げ部材5は、そ
の一端を軸5aで回動自在に支持され、且つ他端を上方
に向けて付勢され、他端に設けたコロ5bを圧力調整部
材3の下側に押し当てている。
の給紙装置として特開昭59−39631号に係るよう
なものがあった。この給紙装置は、カセット本体内に図
11に示すように、幅方向Wへ摺動自在な一対のサイド
ガイド1を有し、その一方のサイドガイド1に上方に伸
縮自在のリンク2を介して押圧力調整部材3の一端が連
結されている。また、押圧力調整部材3は、幅方向Wに
その厚みを階段状に形成されており、その上面に設けた
ガイドピン3aで底板4に形成した幅方向Wの長孔に摺
動自在に連結されている。また、押し上げ部材5は、そ
の一端を軸5aで回動自在に支持され、且つ他端を上方
に向けて付勢され、他端に設けたコロ5bを圧力調整部
材3の下側に押し当てている。
【0005】そして、底板4上に積載されるシ−トのサ
イズに合わせてサイドガイド1をスライドさせて位置調
整することにより、押圧力調整部材3がリンク2を介し
てサイドガイド1とともに幅方向Wに摺動し、そのシ−
トサイズに見合った押圧力調整部材3の厚みの部分が押
し上げ部材5に対応する位置に来る。従って、押し上げ
部材5が押圧力調整部材3を介して底板4を押し上げて
そのサイズのシ−トに適当な給紙圧が得られるようにし
ていた。
イズに合わせてサイドガイド1をスライドさせて位置調
整することにより、押圧力調整部材3がリンク2を介し
てサイドガイド1とともに幅方向Wに摺動し、そのシ−
トサイズに見合った押圧力調整部材3の厚みの部分が押
し上げ部材5に対応する位置に来る。従って、押し上げ
部材5が押圧力調整部材3を介して底板4を押し上げて
そのサイズのシ−トに適当な給紙圧が得られるようにし
ていた。
【0006】また、前述の不具合を解消するための給紙
装置として特公平3−17735号に係るようなものが
あった。即ち、図10に示すように、押し上げ板6を装
置本体に設けた回転可能な軸7に取り付けるとともに、
この軸7の一端にア−ム8が取り付けてある。このア−
ム8の先端には、引っ張りバネ9の一端を連結し、この
バネ9の他端を装置本体側に回動可能に取り付けた回転
体10の一端に連結してある。又、給紙カセットの側板
11には、収容するシ−トのサイズに応じて給紙カセッ
トごとに異なった位置に係止部11aを設けてある。
装置として特公平3−17735号に係るようなものが
あった。即ち、図10に示すように、押し上げ板6を装
置本体に設けた回転可能な軸7に取り付けるとともに、
この軸7の一端にア−ム8が取り付けてある。このア−
ム8の先端には、引っ張りバネ9の一端を連結し、この
バネ9の他端を装置本体側に回動可能に取り付けた回転
体10の一端に連結してある。又、給紙カセットの側板
11には、収容するシ−トのサイズに応じて給紙カセッ
トごとに異なった位置に係止部11aを設けてある。
【0007】そして、給紙カセットを装置本体に装着す
ると、図9に示すように、係止部11aが回転体10の
他端に設けたコロ12に当たってこれを回転させ、引っ
張りバネ9で給紙コロ13と最上位のシ−ト14との間
にシ−トサイズに応じた給紙圧を生じさせるようになっ
ている。そして、いずれの給紙装置も、給紙圧が図8に
示すようにサイズの大小に関係なく一定の範囲内に収ま
るようにしていた。
ると、図9に示すように、係止部11aが回転体10の
他端に設けたコロ12に当たってこれを回転させ、引っ
張りバネ9で給紙コロ13と最上位のシ−ト14との間
にシ−トサイズに応じた給紙圧を生じさせるようになっ
ている。そして、いずれの給紙装置も、給紙圧が図8に
示すようにサイズの大小に関係なく一定の範囲内に収ま
るようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図11に示
す給紙装置は、装置が大型となり、また図10に示す給
紙装置は、カセットをシ−トのサイズごとに用意しなけ
ればならず高コストとなり、また、サイズの異なるシ−
トを使用するたびにカセットを交換しなければならず操
作が面倒であった。
す給紙装置は、装置が大型となり、また図10に示す給
紙装置は、カセットをシ−トのサイズごとに用意しなけ
ればならず高コストとなり、また、サイズの異なるシ−
トを使用するたびにカセットを交換しなければならず操
作が面倒であった。
【0009】そこで、この発明の目的は、装置が大型化
せず、1個のカセットで略一定の範囲内の給紙圧とする
ことができ、高コストとなることを防止するとともに、
サイズの異なるシ−トを使用するときにもカセットを取
り替える必要がなく、操作が容易であるようにすること
にある。
せず、1個のカセットで略一定の範囲内の給紙圧とする
ことができ、高コストとなることを防止するとともに、
サイズの異なるシ−トを使用するときにもカセットを取
り替える必要がなく、操作が容易であるようにすること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
例えば以下の図示実施例のように、シ−ト28を給紙カ
セット40の底板54上に積載してサイドガイド55で
位置決めし、その底板54を押し上げ板41で押し上げ
て最上位のシ−ト28を給紙コロ27aに押し当て、そ
の給紙コロ27aの回転で上から順にシ−ト28を送り
出す給紙装置27において、前記押し上げ板41の回動
中心軸42に、それぞれ前記底板54上に積載したシ−
ト28のサイズに対応する付勢力を持つ複数の弾性部材
45を、それら各シ−トサイズに対応して設けるととも
に、対応するシ−トサイズの前記弾性部材45を押し下
げて前記押し上げ板41で前記底板54を押し上げる突
部55aを、前記サイドガイド55に設けてなる、こと
を特徴とする。
例えば以下の図示実施例のように、シ−ト28を給紙カ
セット40の底板54上に積載してサイドガイド55で
位置決めし、その底板54を押し上げ板41で押し上げ
て最上位のシ−ト28を給紙コロ27aに押し当て、そ
の給紙コロ27aの回転で上から順にシ−ト28を送り
出す給紙装置27において、前記押し上げ板41の回動
中心軸42に、それぞれ前記底板54上に積載したシ−
ト28のサイズに対応する付勢力を持つ複数の弾性部材
45を、それら各シ−トサイズに対応して設けるととも
に、対応するシ−トサイズの前記弾性部材45を押し下
げて前記押し上げ板41で前記底板54を押し上げる突
部55aを、前記サイドガイド55に設けてなる、こと
を特徴とする。
【0011】
【作用】そして、シ−ト28を給紙カセット40の底板
54上に積載してサイドガイド55を位置決めし、その
給紙カセット40を装着することにより、サイドガイド
55の突部55aでシ−トサイズに対応する弾性部材4
5を押し下げて回動中心軸42を回動し、押し上げ板4
1で底板54を押し上げる。これにより、シ−ト28を
給紙コロ27aに押し当てる。
54上に積載してサイドガイド55を位置決めし、その
給紙カセット40を装着することにより、サイドガイド
55の突部55aでシ−トサイズに対応する弾性部材4
5を押し下げて回動中心軸42を回動し、押し上げ板4
1で底板54を押し上げる。これにより、シ−ト28を
給紙コロ27aに押し当てる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の一実施
例について説明する。
例について説明する。
【0013】図7は、この発明の給紙装置を備えるレ−
ザプリンタの全体概略構成図である。図中符号20で示
すものは、プリンタ本体である。プリンタ本体20内に
は、略中央にベルト状の感光体21を設ける。その感光
体21のまわりには、矢印で示す駆動方向に順に、帯電
器22、現像器23、転写器24、クリーニング器25
を配置する。そして、帯電器22およびクリーニング器
25の上側には光書込み器26を配置し、装置本体20
の下部には、この発明に係る給紙装置27を設ける。
ザプリンタの全体概略構成図である。図中符号20で示
すものは、プリンタ本体である。プリンタ本体20内に
は、略中央にベルト状の感光体21を設ける。その感光
体21のまわりには、矢印で示す駆動方向に順に、帯電
器22、現像器23、転写器24、クリーニング器25
を配置する。そして、帯電器22およびクリーニング器
25の上側には光書込み器26を配置し、装置本体20
の下部には、この発明に係る給紙装置27を設ける。
【0014】そして、その給紙装置27から給紙コロ2
7aの回転で上から順に矢印A方向に送り出されたシ−
ト28は、レジストローラ対29によってタイミングを
とられて感光体21の下側に搬送される。感光体21
は、矢示するように時計方向に駆動し、その際、帯電器
22によって表面を一様に帯電し、光書込み器26から
のレーザ光を照射して感光体21上に静電潜像を形成す
る。この潜像は、現像器23を通るときトナーによって
可視像化する。そして、この可視像は、感光体21の下
側に搬送されてきたシ−ト28の上面に転写器24によ
り転写する。その転写したシ−ト28は、定着器30に
搬送して可視像を定着して第1の排紙ロ−ラ31で搬送
する。そして、切換爪32の切り換えによって画像面を
上にしたまま矢印B方向へ排出されるか、搬送路33を
通り第2の排紙ロ−ラ34を介して排紙トレイ35上に
画像面を下にして排出される。一方、可視像転写後の感
光体21は、クリーニング器25で残留トナ−を除去さ
れる。
7aの回転で上から順に矢印A方向に送り出されたシ−
ト28は、レジストローラ対29によってタイミングを
とられて感光体21の下側に搬送される。感光体21
は、矢示するように時計方向に駆動し、その際、帯電器
22によって表面を一様に帯電し、光書込み器26から
のレーザ光を照射して感光体21上に静電潜像を形成す
る。この潜像は、現像器23を通るときトナーによって
可視像化する。そして、この可視像は、感光体21の下
側に搬送されてきたシ−ト28の上面に転写器24によ
り転写する。その転写したシ−ト28は、定着器30に
搬送して可視像を定着して第1の排紙ロ−ラ31で搬送
する。そして、切換爪32の切り換えによって画像面を
上にしたまま矢印B方向へ排出されるか、搬送路33を
通り第2の排紙ロ−ラ34を介して排紙トレイ35上に
画像面を下にして排出される。一方、可視像転写後の感
光体21は、クリーニング器25で残留トナ−を除去さ
れる。
【0015】ところで、給紙装置27は、図示するよう
に装置本体20の下部に図中右側から給紙カセット40
を着脱自在に設けた図1に示すような構成とする。即
ち、装置本体20の下部に給紙カセット40の着脱方向
と直交する回動中心軸42を回動自在に支持する。回動
中心軸42は、図2に示すように、押し上げ板41をね
じ43により固定し、押し上げ板41と軸端との間の軸
部には、シ−ト28のサイズに対応する複数のピン孔4
4aを設ける。このピン孔44aには、ピン44を装着
してその一端を突出させる。45は、コイル状の弾性部
材であってシ−ト28の各種サイズに対応して複数設け
る。そして、それらの弾性部材45に回動中心軸42を
挿入してその各弾性部材45のフック状の一端45aを
ピン44に掛け止めする。他端45bは、押し上げ板4
1と反対側に向けて回動中心軸42の軸線と直角方向に
延ばして先端を下側へ湾曲している。そして、回動中心
軸42は、両端にEリング46を嵌め込んでその軸線方
向のガタ付きを防止して装置本体20に設けた軸受47
によって回動自在に支持する。一方の軸端には、ア−ム
48をねじ49により取り付け、ア−ム48を押し上げ
板41及び弾性部材45に対して図3に示すような角度
に配置する。このア−ム48の先端側には、図4に示す
ように、給紙カセット40の脱着側に付勢するコイルバ
ネ50を装置本体20との間に掛け渡す。
に装置本体20の下部に図中右側から給紙カセット40
を着脱自在に設けた図1に示すような構成とする。即
ち、装置本体20の下部に給紙カセット40の着脱方向
と直交する回動中心軸42を回動自在に支持する。回動
中心軸42は、図2に示すように、押し上げ板41をね
じ43により固定し、押し上げ板41と軸端との間の軸
部には、シ−ト28のサイズに対応する複数のピン孔4
4aを設ける。このピン孔44aには、ピン44を装着
してその一端を突出させる。45は、コイル状の弾性部
材であってシ−ト28の各種サイズに対応して複数設け
る。そして、それらの弾性部材45に回動中心軸42を
挿入してその各弾性部材45のフック状の一端45aを
ピン44に掛け止めする。他端45bは、押し上げ板4
1と反対側に向けて回動中心軸42の軸線と直角方向に
延ばして先端を下側へ湾曲している。そして、回動中心
軸42は、両端にEリング46を嵌め込んでその軸線方
向のガタ付きを防止して装置本体20に設けた軸受47
によって回動自在に支持する。一方の軸端には、ア−ム
48をねじ49により取り付け、ア−ム48を押し上げ
板41及び弾性部材45に対して図3に示すような角度
に配置する。このア−ム48の先端側には、図4に示す
ように、給紙カセット40の脱着側に付勢するコイルバ
ネ50を装置本体20との間に掛け渡す。
【0016】また、装置本体20には、前記回動中心軸
42と並行する支軸51を給紙カセット40の脱着側か
ら見て奥側に設ける。この支軸51には、ア−ム52を
回動自在に取り付けるとともに、図5にも示すように、
このア−ム52の基端側からア−ムに沿って伸びる補助
ア−ム52aを設け、その面をア−ム52の面と直行方
向とする。そして、ア−ム52の先端側にコイルバネ5
3の一端を取り付け、他端を前記ア−ム48の先端側に
取り付ける。
42と並行する支軸51を給紙カセット40の脱着側か
ら見て奥側に設ける。この支軸51には、ア−ム52を
回動自在に取り付けるとともに、図5にも示すように、
このア−ム52の基端側からア−ムに沿って伸びる補助
ア−ム52aを設け、その面をア−ム52の面と直行方
向とする。そして、ア−ム52の先端側にコイルバネ5
3の一端を取り付け、他端を前記ア−ム48の先端側に
取り付ける。
【0017】一方、前記給紙カセット40は、図6に示
すように、シ−ト28の各種サイズのものが収容可能な
箱型状であって、その内部にシ−ト28を積載する底板
54を有する。底板54は略H字形状であって、平行部
分54aの一方を押し上げ板41によって給紙コロ27
aに向けて付勢する。そして、平行部分54a間にサイ
ドガイド55をそれぞれのサイズに対応する位置に取り
付けることにより各種サイズのシ−トに対応可能とす
る。そして、サイドガイド55の下端には、サイドガイ
ド55の面に対して直角に折曲した突部55aを設け
る。また、側壁56には、その外面から突出するカム5
7を設ける。
すように、シ−ト28の各種サイズのものが収容可能な
箱型状であって、その内部にシ−ト28を積載する底板
54を有する。底板54は略H字形状であって、平行部
分54aの一方を押し上げ板41によって給紙コロ27
aに向けて付勢する。そして、平行部分54a間にサイ
ドガイド55をそれぞれのサイズに対応する位置に取り
付けることにより各種サイズのシ−トに対応可能とす
る。そして、サイドガイド55の下端には、サイドガイ
ド55の面に対して直角に折曲した突部55aを設け
る。また、側壁56には、その外面から突出するカム5
7を設ける。
【0018】そして、先ず給紙カセット40の底板54
上に、例えばA3サイズのシ−ト28を積載し、サイド
ガイド55をA3サイズ用の位置に取り付けた後、給紙
カセット40をプリンタ本体20内に装着する。する
と、その側壁57に設けたカム58がア−ム52に当た
ってこれを押す。押されたア−ム52は、図4に示す矢
印のように回動してコイルバネ53を引っ張る。そし
て、ア−ム48の先端側を引き、ア−ム48が矢印のよ
うに回動して回動中心軸42が回動する。そのため、押
し上げ板41及び弾性部材45は、図1の1点鎖線で示
す位置から実線で示す位置に回動し、底板54を押し上
げる。一方、給紙カセット40のサイドガイド55に設
けた突部55aが弾性部材45を実線で示す位置に押し
下げて回動中心軸42を回動するように付勢し、押し上
げ板41を更に強く押し上げてシ−ト28を給紙コロ2
7aに押し当てる。そして、底板54上のシ−ト28が
少なくなると押し上げ板41が2点鎖線で示す位置に移
動して回動中心軸42を矢印のように回動させるので、
弾性部材45の反発力が弱まる。そのため、積載したシ
−ト28の枚数が多いときと少ないときの給紙圧が略同
様なものとなる。
上に、例えばA3サイズのシ−ト28を積載し、サイド
ガイド55をA3サイズ用の位置に取り付けた後、給紙
カセット40をプリンタ本体20内に装着する。する
と、その側壁57に設けたカム58がア−ム52に当た
ってこれを押す。押されたア−ム52は、図4に示す矢
印のように回動してコイルバネ53を引っ張る。そし
て、ア−ム48の先端側を引き、ア−ム48が矢印のよ
うに回動して回動中心軸42が回動する。そのため、押
し上げ板41及び弾性部材45は、図1の1点鎖線で示
す位置から実線で示す位置に回動し、底板54を押し上
げる。一方、給紙カセット40のサイドガイド55に設
けた突部55aが弾性部材45を実線で示す位置に押し
下げて回動中心軸42を回動するように付勢し、押し上
げ板41を更に強く押し上げてシ−ト28を給紙コロ2
7aに押し当てる。そして、底板54上のシ−ト28が
少なくなると押し上げ板41が2点鎖線で示す位置に移
動して回動中心軸42を矢印のように回動させるので、
弾性部材45の反発力が弱まる。そのため、積載したシ
−ト28の枚数が多いときと少ないときの給紙圧が略同
様なものとなる。
【0019】また、他のサイズ、例えばA6サイズのの
シ−トを使用するときは、給紙カセット40のサイドガ
イド55をA6サイズの位置に付け変える。すると、サ
イドガイド55の突部55aがA6サイズのシ−トに対
応する付勢力を持つ弾性部材45を押し下げて前記A3
サイズのシ−ト28と略同様な給紙圧となる。即ち、シ
−トサイズの大小にかかわらずシ−トの枚数が多いとき
も少ないときも給紙圧が略一定の範囲内となる。
シ−トを使用するときは、給紙カセット40のサイドガ
イド55をA6サイズの位置に付け変える。すると、サ
イドガイド55の突部55aがA6サイズのシ−トに対
応する付勢力を持つ弾性部材45を押し下げて前記A3
サイズのシ−ト28と略同様な給紙圧となる。即ち、シ
−トサイズの大小にかかわらずシ−トの枚数が多いとき
も少ないときも給紙圧が略一定の範囲内となる。
【0020】
【発明の効果】従って、この発明は、シ−トを給紙カセ
ットの底板上に積載してサイドガイドで位置決めし、そ
の給紙カセットを装着することにより、サイドガイドで
シ−トサイズに対応する弾性部材を押し下げて回動中心
軸を回動し、押し上げ板で底板を押し上げるので、リン
クなどの部品も不要で構成が簡単であって装置が大型化
せず、しかも給紙カセットが1個で略一定の範囲内の給
紙圧とすることができ、装置が高コストとなることを防
止するとともに、サイズの異なるシ−トを使用するとき
にもカセットを取り替える必要がなく、その操作を容易
にすることができる。
ットの底板上に積載してサイドガイドで位置決めし、そ
の給紙カセットを装着することにより、サイドガイドで
シ−トサイズに対応する弾性部材を押し下げて回動中心
軸を回動し、押し上げ板で底板を押し上げるので、リン
クなどの部品も不要で構成が簡単であって装置が大型化
せず、しかも給紙カセットが1個で略一定の範囲内の給
紙圧とすることができ、装置が高コストとなることを防
止するとともに、サイズの異なるシ−トを使用するとき
にもカセットを取り替える必要がなく、その操作を容易
にすることができる。
【図1】この発明の一実施例である給紙装置の概略構成
図である。
図である。
【図2】その一部の分解斜視図である。
【図3】そのア−ムと押し上げ板と弾性部材との取付角
度を示す構成図である。
度を示す構成図である。
【図4】その給紙装置の一部を示す概略構成図である。
【図5】その支軸と補助ア−ム部分の構成図である。
【図6】その給紙カセットの一部を示す平面図である。
【図7】その給紙装置を備えるレ−ザプリンタの全体概
略構成図である。
略構成図である。
【図8】従来例の給紙装置における給紙圧とシ−ト積載
枚数とシ−トサイズとの関係を示すグラフである。
枚数とシ−トサイズとの関係を示すグラフである。
【図9】従来の給紙装置の一例を示す構成図である。
【図10】その給紙カセットを装着した状態図である。
【図11】従来の給紙装置の他例を示す構成図である。
【図12】従来例以前の給紙装置における給紙圧とシ−
ト積載枚数とシ−トサイズとの関係を示すグラフであ
る。
ト積載枚数とシ−トサイズとの関係を示すグラフであ
る。
27 給紙装置 27a 給紙コロ 28 シ−ト 40 給紙カセット 41 押し上げ板 42 回動中心軸 45 弾性部材 54 底板 55 サイドガイド 55a 突部
Claims (1)
- 【請求項1】 シ−トを給紙カセットの底板上に積載し
てサイドガイドで位置決めし、その底板を押し上げ板で
押し上げて最上位のシ−トを給紙コロに押し当て、その
給紙コロの回転で上から順にシ−トを送り出す給紙装置
において、前記押し上げ板の回動中心軸に、それぞれ前
記底板上に積載したシ−トのサイズに対応する付勢力を
持つ複数の弾性部材を、それら各シ−トサイズに対応し
て設けるとともに、対応するシ−トサイズの前記弾性部
材を押し下げて前記押し上げ板で前記底板を押し上げる
突部を、前記サイドガイドに設けてなる、給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3271959A JP2966163B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3271959A JP2966163B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585628A JPH0585628A (ja) | 1993-04-06 |
JP2966163B2 true JP2966163B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=17507198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3271959A Expired - Fee Related JP2966163B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2966163B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5534736B2 (ja) * | 2009-07-31 | 2014-07-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP3271959A patent/JP2966163B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0585628A (ja) | 1993-04-06 |
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