JP2965405B2 - 活輪インキ自動供給異常検出装置 - Google Patents
活輪インキ自動供給異常検出装置Info
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Description
キ壺にインキをON・OFF制御で自動供給する際の、
インキ供給系統中の異常状態を検出する装置に関するも
のである。
のインキがあることが必要であり、インキ壺内のインキ
残量が下限設定以下即ち必要最少量以下になった時に自
動供給装置を動作させてインキを自動供給することが行
われている。即ち、インキ壺内の実際のインキ量を検出
してインキの自動供給を行っており、その一例を示せ
ば、インキ壺に壺内のインキレベルの低レベルと高レベ
ルを検知するセンサーを配備し、低レベル検知によって
インキ供給信号を出してインキの供給を行い、高レベル
検知によってインキ供給信号を停止してインキの供給を
休止するように、ごく基本的な検知によりインキ供給弁
を開閉してインキの供給、休止を繰り返していた。イン
キコックの開閉状態は、リミットスイッチ等により点灯
表示パネル等で表示することによって容易に確認するこ
とができるが、それ以外の要因例えば自動供給装置の故
障やローラが原因でインキを必要量転移しない場合など
には、目視による印刷物の抜取検査で品質不良を発見す
るしかインキ供給不良を確認する手段はなかった。
供給においては、センサーの汚れ等によるインキレベル
の誤認、さらに手動コックや電磁弁等のインキ供給弁の
開閉不良、インキ供給配管の閉塞などのインキ供給系統
中の異常状態やインキ転移ローラ回転の異常により、イ
ンキの供給不足を生じ、濃度ムラや裏白などの致命的な
印刷不良が生ずることがあった。また、インキの供給が
止まらずにインキ壺をオーバーフローし、作業環境を悪
くし、作業能率の低下につながることもあった。本発明
は、インキ供給系統の誤作動、操作ミス、故障等の異常
を生じた場合に即座に異常警報信号を出し、この信号に
よってインキ供給系統を点検し、異常箇所の補修、交換
を迅速に行い、常に所要のインキ自動供給を管理し、印
刷不良を未然に防止できる活輪インキ自動供給異常検出
装置を提供することを目的とするものである。
インキの低レベル,高レベルとインキ供給電磁弁の操作
及びその状態を検知するようにしたインキ自動供給装置
において、インキの供給時間および供給休止時間のそれ
ぞれ所要の時間経過が設定時間を超過した場合に警報装
置を作動させるタイマー回路を設けたことを特徴とする
活輪インキ自動供給異常検出装置である。
と供給休止は、インキ壺内の、インキレベルが所定の低
レベルに達した時には、そのレベルを検知してインキ供
給信号を出してインキを供給し、インキレベルが所定の
高レベルに達した時にはそのレベルを検知してインキ供
給信号が停止しインキ供給を休止するようになってい
る。ところが、インキ壺内の低レベルを検知するセンサ
ーの汚れ等による感度不良、インキ壺内への異物の混入
等によって、低レベルを検知できない時には、低レベル
センサーからインキ供給信号は出ずインキは供給されな
い。しかるに、所要のインキ供給サイクル時間(インキ
供給休止時間)は設定できるために、その所要の休止時
間経過後もインキ供給信号が出ない場合には異常警報信
号を出し、運転を停止するなどして適切な修理、交換等
によって異常原因を除く。また、所要休止時間経過後も
インキ供給信号が出ない異常原因としては、インキロー
ラの回転が異常であったり、インキローラの片よりや調
整不良によるインキの転移が少ない等の原因によってイ
ンキ消費量が少ない場合も挙げられる。このような場合
にも、異常警報信号によって対処することができる。
供給されず、あるいは供給されにくいことがある。即
ち、手動コックやインキ供給弁等が開度不良の場合、配
管が詰まっている場合、インキ粘度が極端に高い場合な
どには、インキ供給信号は出るが、インキの所定供給量
(高レベル)になるまでインキ供給信号が停止しない。
しかるに、所要のインキ供給時間も設定できることか
ら、所要時間経過後もインキ供給信号が出っ放しで停止
しない場合には異常警報信号を出し、異常原因を除く作
業を行う。さらに、電磁弁の閉鎖不良、高レベル検知用
センサーの異常等によってインキ供給が止まらない場合
にも、所要時間経過後もインキ供給信号は停止せず異常
警報信号を出す。従って、運転停止によりインキ壺のオ
ーバーフローを回避して異常原因を除く。
インキ壺については図1に示すように、インキを転移す
るためのインキローラを備えたインキ壺1には、インキ
の低レベルを検知してインキ供給信号を出し、インキタ
ンク2に連結された電磁弁3、インキコック4を開いて
インキの供給を開始する低レベルセンサーAと、インキ
壺1の高レベルを検知してインキ供給信号を停止し、同
時に電磁弁3を閉じてインキ供給を休止する高レベルセ
ンサーBとが備えられている。このようなインキ壺1
は、表印刷用と裏印刷用とが設けられ、表用にはリレー
R1が、裏用にはリレーR2が使用される。図2は、異
常検出及び異常警報信号発生のための回路図で、インキ
壺1内のインキレベルが低下し、その低レベルを低レベ
ルセンサーAが検知してインキ供給信号を出すと、イン
キが供給されると同時に接点R1aが閉じ、タイマーリ
レーT1が動作しタイマー接点T1aも閉じようとする
が、タイマー接点T1aを所要のインキ供給時間の経過
後に閉じるようにセットすることにより、インキ供給時
間内では閉じることがない。このインキ供給時間内に所
定量のインキ供給が行われると、インキ壺1内の高レベ
ルを高レベルセンサーBで検知し、インキ供給信号は停
止しインキ供給も休止する。また、インキ供給休止時間
についても同様のことがいえる。
低レベル検知により、インキ供給信号が出た場合、電磁
弁3が開いても、インキコック4が閉じたままであった
り、インキノズルが詰まったままであると、インキは供
給されない。しかし、リレーR1の動作によって接点R
1aが閉じるが、タイマー接点T1aを、所要のインキ
供給時間、例えば40秒後に閉じるようにセットするこ
とにより、40秒を経過してもインキ供給休止信号が出
ない場合には、タイマーリレーT1の動作でタイマー接
点T1aが閉じる。同時に、リレーR3の動作で異常表
示ランプPL2が点灯し、ブザーBZも警報音を発し、
異常を警報する。この異常警報によって、インキコッ
ク、インキノズルの点検、調整を行い、裏白等の印刷不
良を回避する。この場合の一連の異常検出系統説明図を
図3に示す。
達しても、低レベルセンサーAの汚れ等によってインキ
がまだ十分あると誤判断された時は、インキ供給信号が
出ないから電磁弁3は開かず、インキは供給されない。
この時、接点R1bは閉じたままであるが、タイマー接
点T2aを、所要のインキ供給サイクル時間(インキ供
給休止時間)、例えば10分後に閉じるようにセットす
ることにより、10分を経過してもインキ供給信号が出
ない場合には、タイマーリレーT2の動作でタイマー接
点T2aが閉じる。同時に、リレーR3の動作で異常表
示ランプPL3が点灯し、ブザーBZも警報音を発し、
異常を警報する。この異常警報によって、低レベルセン
サーAの清掃、交換等を行い、裏白等の印刷不良を回避
する。この場合の一連の異常検出系統説明図を図4に示
す。
弁3が閉じず、インキの供給が止まらない場合にも、前
記と同様に所要のインキ供給時間(40秒)が経過し、
異常警報が出るから、インキ壺1のオーバーフローを回
避することができる。この場合の一連の異常検出系統説
明図を図5に示す。
したが、裏壺についても同様であり、図2には両者の回
路を示してある。
輪インキ自動供給時における供給異常状態を時間のみを
管理する装置としたことにより即座に知ることができ、
異常箇所の補修、交換を迅速に行い、正常なインキ自動
供給を維持することができ、印刷不良を未然に防止し、
生産能率を向上することができ、また、他の異常検出装
置のように個々のセンサーに依存した装置でない構成と
したので、センサーの異常や機械的なトラブルで性能を
低下させることがない。
ある。
る。
ある。
である。
説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 インキ壺内のインキの低レベル,高レベ
ルとインキ供給電磁弁の操作及びその状態を検知するよ
うにしたインキ自動供給装置において、インキの供給時
間および供給休止時間のそれぞれ所要の時間経過が設定
時間を超過した場合に警報装置を作動させるタイマー回
路を設けたことを特徴とする活輪インキ自動供給異常検
出装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP3280346A JP2965405B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 活輪インキ自動供給異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3280346A JP2965405B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 活輪インキ自動供給異常検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0592556A JPH0592556A (ja) | 1993-04-16 |
JP2965405B2 true JP2965405B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=17623730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3280346A Expired - Fee Related JP2965405B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 活輪インキ自動供給異常検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2965405B2 (ja) |
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-
1991
- 1991-10-02 JP JP3280346A patent/JP2965405B2/ja not_active Expired - Fee Related
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