JP2964413B2 - 磁気カードおよび磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気カードおよび磁気記録再生装置Info
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- 229910003437 indium oxide Inorganic materials 0.000 claims description 4
- PJXISJQVUVHSOJ-UHFFFAOYSA-N indium(iii) oxide Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[In+3].[In+3] PJXISJQVUVHSOJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気カードおよび磁気記録再生装置に関し、
特にセキュリティーの高い磁気カードおよび磁気記録再
生装置に関する。
特にセキュリティーの高い磁気カードおよび磁気記録再
生装置に関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題] 従来のIDカード及びキャシュカード等に使用される磁
気カードでは、磁気バーコード等の組合せによりセキュ
リティーを高める等の試みがなされているが、結局は、
磁気カード自体、プラスチックフィルム上に、単に、磁
気記録層である磁性体が塗布されて成るに過ぎないこと
から、磁性体に記録された記録情報を簡単に改竄するこ
とが可能であり、その磁気カードの真偽の判断が困難で
あるという問題があった。
気カードでは、磁気バーコード等の組合せによりセキュ
リティーを高める等の試みがなされているが、結局は、
磁気カード自体、プラスチックフィルム上に、単に、磁
気記録層である磁性体が塗布されて成るに過ぎないこと
から、磁性体に記録された記録情報を簡単に改竄するこ
とが可能であり、その磁気カードの真偽の判断が困難で
あるという問題があった。
そこで、本発明の技術的課題は、上記欠点に鑑み、磁
気カードの真偽の判断が簡単で、且つ、セキュリティー
に優れた磁気カードおよび磁気記録再生装置を提供する
ことである。
気カードの真偽の判断が簡単で、且つ、セキュリティー
に優れた磁気カードおよび磁気記録再生装置を提供する
ことである。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、磁気記録層である磁性体と、該磁性
体上に搭載した酸化インジムから成る透明導電体とを有
することを特徴とする磁気カードが得られる。
体上に搭載した酸化インジムから成る透明導電体とを有
することを特徴とする磁気カードが得られる。
本発明によれば、磁気カードにおける前記透明導電体
に接触しかつ前記透明導電体の抵抗値を検出して検出値
を出力する検出手段と、該検出値を受けると共に、予め
定められた基準値と比較して判別を行ない前記磁気カー
ド自体の真偽を判定する比較手段とを有することを特徴
とする磁気記録再生装置が得られる。
に接触しかつ前記透明導電体の抵抗値を検出して検出値
を出力する検出手段と、該検出値を受けると共に、予め
定められた基準値と比較して判別を行ない前記磁気カー
ド自体の真偽を判定する比較手段とを有することを特徴
とする磁気記録再生装置が得られる。
ここで、一般的に,酸化インジム(In2O3)等から成
る透明導電体では、その透過率は、可視光域(0.4〜0.8
μm)で、約70〜80%を保持することから、ほとんど透
明である。従って、磁気カードの表裏に酸化インジム
(In2O3)等から成る透明導電膜を印刷又は塗工して
も、磁気カード上の導電膜の存在に、改竄者等は気付く
ことがない。
る透明導電体では、その透過率は、可視光域(0.4〜0.8
μm)で、約70〜80%を保持することから、ほとんど透
明である。従って、磁気カードの表裏に酸化インジム
(In2O3)等から成る透明導電膜を印刷又は塗工して
も、磁気カード上の導電膜の存在に、改竄者等は気付く
ことがない。
また、本発明の磁気記録再生装置であるカードリーダ
においては,ロール電極を用い,カード間の両端電圧を
測定して、コンパレータにより抵抗値を電圧に換算し処
理を行う。この処理方法は,カード両端に電流を数mA流
し,両端の電位差をコンパレータにて判定し,このカー
ドが指定されているカードか否かの判定を行い,この結
果、一般的に書かれたJtsフォーマット等のデータを読
む。この様に膜の存在,抵抗値等を組合せることによ
り,カード自体のセキュリティーを高め偽造を防止す
る。
においては,ロール電極を用い,カード間の両端電圧を
測定して、コンパレータにより抵抗値を電圧に換算し処
理を行う。この処理方法は,カード両端に電流を数mA流
し,両端の電位差をコンパレータにて判定し,このカー
ドが指定されているカードか否かの判定を行い,この結
果、一般的に書かれたJtsフォーマット等のデータを読
む。この様に膜の存在,抵抗値等を組合せることによ
り,カード自体のセキュリティーを高め偽造を防止す
る。
なお,このIn2O3はあまり市販されていないため入手
も困難である。
も困難である。
[実施例] 次に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示す様に,磁気カードを構成する磁気記録層
1上に、In2O3の透明導電フィルム2を約2〜5μm程
度の厚さで塗布又は印刷を行った。なお、このIn2O3の
特性は、波長0.3〜0.75μmにて透過率70%,抵抗値103
Ω/□cmである。次に、この処理された磁気カードを磁
気記録再生装置に挿入する。
1上に、In2O3の透明導電フィルム2を約2〜5μm程
度の厚さで塗布又は印刷を行った。なお、このIn2O3の
特性は、波長0.3〜0.75μmにて透過率70%,抵抗値103
Ω/□cmである。次に、この処理された磁気カードを磁
気記録再生装置に挿入する。
第2図に示すとおり、磁気記録再生装置は、一対の電
極ロール3,3(鉄にロージームメッキしたもの)を有
し、磁気カードの両端部を挟むようにして、透明導電フ
ィルム2に接触する。一対の電極ロール3,3間に置かれ
た透明導電フィルム2の電気抵抗値に対応する測定電圧
は、コンパレータ4により、±104〜5/□cmの誤差範
囲にて、In2O3の透明導電フィルム2が有する固有の抵
抗値(103Ω/□cm)を、予め定められた基準電極と比
較して判別を行い、判定する。これによりカード自体の
真偽を判定することができ,不正使用を防止することが
できる。
極ロール3,3(鉄にロージームメッキしたもの)を有
し、磁気カードの両端部を挟むようにして、透明導電フ
ィルム2に接触する。一対の電極ロール3,3間に置かれ
た透明導電フィルム2の電気抵抗値に対応する測定電圧
は、コンパレータ4により、±104〜5/□cmの誤差範
囲にて、In2O3の透明導電フィルム2が有する固有の抵
抗値(103Ω/□cm)を、予め定められた基準電極と比
較して判別を行い、判定する。これによりカード自体の
真偽を判定することができ,不正使用を防止することが
できる。
なお、透明電極フィルム2の膜厚、形状又は、電極ロ
ールの測定位置等を変更することにより、判別基準を選
択することもできる。
ールの測定位置等を変更することにより、判別基準を選
択することもできる。
第1図は本発明の実施例に係わる磁気カードの断面図、
第2図は本発明の実施例に係わる磁気記録再生装置の抵
抗値検出回路である。 1……磁気カード、2……透明電極、3……ロール電
極、4……コンパレータ。
第2図は本発明の実施例に係わる磁気記録再生装置の抵
抗値検出回路である。 1……磁気カード、2……透明電極、3……ロール電
極、4……コンパレータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B42D 15/10 501 G11B 5/80 G06K 19/10 G06K 17/00
Claims (2)
- 【請求項1】磁気記録層である磁性体と、該磁性体上に
搭載した酸化インジムから成る透明導電体とを有するこ
とを特徴とする磁気カード。 - 【請求項2】第1請求項記載の磁気カードにおける前記
透明導電体に接触しかつ前記透明導電体の抵抗値を検出
して検出値を出力する検出手段と、該検出値を受けると
共に、予め定められた基準値と比較して判別を行ない前
記磁気カード自体の真偽を判定する比較手段とを有する
ことを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2124256A JP2964413B2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | 磁気カードおよび磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2124256A JP2964413B2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | 磁気カードおよび磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0421497A JPH0421497A (ja) | 1992-01-24 |
JP2964413B2 true JP2964413B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=14880831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2124256A Expired - Fee Related JP2964413B2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | 磁気カードおよび磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2964413B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-16 JP JP2124256A patent/JP2964413B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0421497A (ja) | 1992-01-24 |
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