JP2964064B2 - 夜光性ロケット花火 - Google Patents

夜光性ロケット花火

Info

Publication number
JP2964064B2
JP2964064B2 JP7070580A JP7058095A JP2964064B2 JP 2964064 B2 JP2964064 B2 JP 2964064B2 JP 7070580 A JP7070580 A JP 7070580A JP 7058095 A JP7058095 A JP 7058095A JP 2964064 B2 JP2964064 B2 JP 2964064B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
luminous
casing
rocket fireworks
rocket
fireworks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7070580A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08240398A (ja
Inventor
幸雄 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GOYO BOEKI KK
Original Assignee
GOYO BOEKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GOYO BOEKI KK filed Critical GOYO BOEKI KK
Priority to JP7070580A priority Critical patent/JP2964064B2/ja
Publication of JPH08240398A publication Critical patent/JPH08240398A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2964064B2 publication Critical patent/JP2964064B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B4/00Fireworks, i.e. pyrotechnic devices for amusement, display, illumination or signal purposes
    • F42B4/06Aerial display rockets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明はロケット花火と称される
飛翔する玩具用花火に関するものであって、特にこの外
装部材の改良に係るものである。
【0002】
【発明の背景】従来からロケット花火と称される火薬の
燃焼により飛翔し、破裂音を発する玩具用花火がある。
このようなロケット花火は、種々の玩具用花火の中でも
人気があり、笛を鳴らすような音を発して飛翔するもの
やチタニウムパウダー等を火薬に混入し、飛翔時の火花
を特有の色に変化させるものなどの改良がなされてい
る。また形状に関しても尾翼を有するミサイル形状をし
たものなど種々の形状の改良がなされている。
【0003】しかし、基本的にロケット花火は破裂音等
を楽しむものであるから、夜間の打ち上げ時に視覚的に
楽しむ工夫が、上記火薬にチタニウムパウダー等を混入
するほかはあまりなされておらず、この点での需要者の
興趣を欠くことがあった。また、打ち上げられたロケッ
ト花火がそのまま放置され周辺環境を悪くしてしまうと
いう公共的な問題点もあったが、この問題点に関して
は、例えばロケット花火が上空で破裂音を発した後、ど
こに落下したのかを探しても暗闇の中ではわかりずらい
ことにも起因する。
【0004】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、夜間の打ち上げ時にもロケッ
ト花火を視覚的に楽しめ、更に使用後に落下したロケッ
ト花火を容易に探すことのできる夜光性ロケット花火の
開発を試みたものである。
【0005】
【発明の構成】
【目的達成の手段】すなわち請求項1記載の夜光性ロケ
ット花火は、一端が閉塞された筒状のケーシング内に適
宜の火薬が充填され、この火薬が燃焼することによって
飛翔する玩具用の花火において、前記ケーシングまたは
このケーシングに付設される付設部材の一部または全部
には、光輝構造が設けられていることを特徴として成る
ものである。
【0006】また請求項2記載の夜光性ロケット花火
は、前記要件に加え、前記光輝構造は夜光塗料であるこ
とを特徴として成るものである。これら発明により前記
目的を達成しようとするものである。
【0007】
【発明の作用】請求項1記載の夜光性ロケット花火によ
れば、ケーシングまたはこのケーシングに付設される付
設部材の一部または全部には、光輝構造が設けられてい
る。このため飛翔時に、光輝構造が設けられている部位
が光っており、破裂音や笛音などの音的な楽しさに加
え、輪郭がわかるなどの視覚的な楽しさがある。またこ
の視覚的な楽しさは、自ら発光するあるいは長時間の残
光を有する蛍光体を用いたものなら、飛翔時に限定され
るものではなく、飛翔前や飛翔後にも継続する楽しさで
ある。また更に夜光性ロケット花火は、自ら発光するあ
るいは長時間の残光を有する蛍光体を用いたものなら、
落下する方向がわかり、また落下した後も光っているた
め、非常に見つけやすい。このため後片付けが楽であ
り、拾い残しなども少なくなる。
【0008】また請求項2記載の夜光性ロケット花火に
よれば、光輝構造が夜光塗料であるため、入手も簡単
で、取り扱いも比較的楽であり、また比較的簡単に、そ
して安全に塗布することができる。
【0009】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。図中符号Fに示すものが、本発明の夜光性ロケット
花火で、このものは一例として内部に数種類の火薬が充
填されたケーシング1に複数の付設部材が付設されて構
成されている。
【0010】具体的には図1に示すように、ケーシング
1は一例としてプラスチック製で、上方が閉鎖され、下
方が開口した円筒状をしており、この内部には笛音用の
火薬や破裂音用の火薬など数種類の火薬が充填されてい
る。もちろんこの火薬にチタニウムパウダー等を混入
し、飛翔時の火花を特有の色に変化させるなどしてもよ
い。そして導火線2が、上記火薬に一端が接し、他端が
ケーシング1下方に垂れ下がるように設けられている。
なお符号3は必要に応じて一例として設けられる粘着テ
ープで、導火線2を火薬から取り外れないように固定し
ておくものである。なお火薬と導火線2との固着が、何
かの拍子に取り外れることがないほどに強固なら特には
この粘着テープ3は必要としない。また竹ヒゴ4が、ケ
ーシング1の側脇に添えられるようにラベル5で巻かれ
て固定されている。なおケーシング1等の形状は、種々
の形状のものがロケット花火として流通されているが、
本発明はこれら種々の形状のロケット花火に適用でき得
るものである。
【0011】次に本発明の特徴について説明する。すな
わち本発明の特徴として光輝構造が設けられるものであ
って、一例として前記ラベル5の表面に光輝構造の一例
である夜光塗料Lが塗布されている。この夜光塗料Lと
しては、リン光を発する物質を主顔料とし、放射性物質
を微量加えた自発光性の夜光塗料や、アルミン酸ストロ
ンチウムなどの蛍光体から成る蓄光性の夜光塗料等が適
用できる。またラベル5には夜光塗料Lが塗布されてい
るほか、商品名や取扱説明等が印刷されている。
【0012】本発明は以上のようにして成りこれを使用
するときには、図2(a)に示すように、竹ヒゴ4を瓶
B等に差し込んで本発明の夜光性ロケット花火Fをほぼ
垂直になるように立てる。このとき夜光性ロケット花火
Fは、ラベル5が夜光塗料Lにより光っている。そして
導火線2に火を付ける。導火線2の火がケーシング1内
の火薬に点火すると、夜光性ロケット花火Fは上方に発
射され、笛音(擬音で説明するなら例えば「ピー」とい
う音)を発しながら上空を飛ぶ。そして上空を飛んでい
るときに図2(b)に示すようにラベル5が夜光塗料L
により光っているため、ケーシング1の輪郭が視認でき
て趣がある。
【0013】そしてすぐに破裂音(擬音で説明するなら
例えば「パン」という音)を発し、夜光性ロケット花火
Fは落下する。この落下するとき従来のロケット花火で
はどこに落下しているのかは夜間には見えない。しかし
本発明の夜光性ロケット花火Fは夜光塗料Lにより光っ
ているために、落下する様子も見ることができる。従っ
て落下時の様子も楽しむことができるとともに、落下す
る方向がわかり、また落下した後も図2(c)に示すよ
うにもちろん発光しているため、すぐに夜光性ロケット
花火Fを見つけることができる。このため本発明の夜光
性ロケット花火Fは、使用後に探す手間も省け、後片付
けが容易である。
【0014】
【他の実施例】本発明は以上のような構成のほか、種々
の改変が行える。すなわち本発明の特徴である光輝構造
は種々の個所に設けられるものであって、例えば図3
(a)はケーシング1の上部と下部に夜光塗料Lを塗布
したものである。また図3(b)は、ケーシング1上部
に付設されたキャップ6の全体に夜光塗料Lを塗布した
ものである。更に図3(c)は、竹ヒゴ4の下半分に夜
光塗料Lを塗布したものである。なお塗布にあたって
は、その他の実施例においても同様であるが、スプレー
塗布、刷毛等による塗布、ディップ塗布など種々の公知
塗布手法が適用できる。以上のように本発明の特徴であ
る光輝構造はケーシング1や付設部材の全部または一部
に設けることができるものである。そしてこれら光輝構
造の組み合わせでも実施できるものであって、例えば組
み合わせの一例を挙げれば、図3(d)に示すようにキ
ャップ6とラベル5と竹ヒゴ4の一部に夜光塗料Lを付
着させるなどが行える。
【0015】また光輝構造の設置手段としては、ケーシ
ング1やキャップ6等の各構成部材の形成原料である合
成樹脂に、例えばリン光を発する蛍光体を混入させて形
成することにより行うこともできる。なお、このように
ケーシング1等を蛍光体を混入して形成することは、夜
光性ロケット花火Fを構成する各部材の組み付けに関し
ては、夜光塗料Lの塗布等の作業がなく、従来どおりの
組付工程で済む点に優れる。
【0016】また蛍光体が付着された粘着テープ等の夜
光部材をケーシング1や竹ヒゴ4等適宜の個所に貼設す
るようにしてもよい。なお、このようにケーシング1等
に蛍光体が付着された夜光部材を貼設することは、従来
のロケット花火を構成する部材をそのまま適用できるこ
とや、一種類の発光体を複数種類の夜光性ロケット花火
Fに流用することができ得ること、更に発光個所の変更
も自在とし得ることなどに優れる。
【0017】また光輝構造としては、上記したような夜
光塗料Lや蛍光体を適用するものの他、以下に示すよう
なものが適用できる。すなわち、図4(a)はケーシン
グ1に金属色のメッキMを例えば蒸着等の手法で施した
ものである。このようにした場合、飛翔時の火花の光が
このメッキMに投射され、この光が反射することによ
り、ケーシング1が光って見える。なおケーシング1に
金属色のメッキMを施すほか、このようなメッキMを施
したキャップ6をケーシング1に被せるようにしてもよ
い。
【0018】また図4(b)はケーシング1の表面をプ
リズムPとしたもので、このようにした場合、投射され
た火花の光が分光して反射し、ケーシング1がキラキラ
と光って見える。なおケーシング1の表面をプリズムP
とするほか、このようにプリズムPとなったキャップ6
をケーシング1に被せるようにしてもよい。なお、以上
図4(a)(b)の実施例においては、夜光性ロケット
花火Fは、落下した後は自らは発光しないが、懐中電灯
等のライトで周辺を照らすとライトが照射されたときに
光るため、探すのに手間取らない。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のような構成で以下のよう
な効果を奏する。まず請求項1記載の夜光性ロケット花
火によれば、ケーシング1またはこのケーシング1に付
設される付設部材の一部または全部には、光輝構造が設
けられている。このため飛翔時に、光輝構造が設けられ
ている部位が光っており、破裂音や笛音などの音的な楽
しさに加え、輪郭がわかるなどの視覚的な楽しさがあ
る。またこの視覚的な楽しさは、自ら発光するあるいは
長時間の残光を有する蛍光体を用いたものなら、飛翔時
に限定されるものではなく、飛翔前や飛翔後にも継続す
る楽しさである。また更に夜光性ロケット花火Fは、自
ら発光するあるいは長時間の残光を有する蛍光体を用い
たものなら、落下する方向がわかり、また落下した後も
光っているため、非常に見つけやすい。このため後片付
けが楽であり、拾い残しなども少なくなる。
【0020】また請求項2記載の夜光性ロケット花火に
よれば、光輝構造が発光塗料Lであるため、入手も簡単
で、取り扱いも比較的楽であり、また比較的簡単に、そ
して安全に塗布することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の夜光性ロケット花火を示す斜視図であ
る。
【図2】同上その使用状態を示す説明図である。
【図3】本発明の夜光性ロケット花火の他の種々の実施
例を示す側面図である。
【図4】同上更に他の二種の実施例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 導火線 3 粘着テープ 4 竹ヒゴ 5 ラベル 6 キャップ B 瓶 F 夜光性ロケット花火 L 夜光塗料 M メッキ P プリズム

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が閉塞された筒状のケーシング内に
    適宜の火薬が充填され、この火薬が燃焼することによっ
    て飛翔する玩具用の花火において、前記ケーシングまた
    はこのケーシングに付設される付設部材の一部または全
    部には、光輝構造が設けられていることを特徴とする夜
    光性ロケット花火。
  2. 【請求項2】 前記光輝構造は夜光塗料であることを特
    徴とする請求項1記載の夜光性ロケット花火。
JP7070580A 1995-03-03 1995-03-03 夜光性ロケット花火 Expired - Lifetime JP2964064B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7070580A JP2964064B2 (ja) 1995-03-03 1995-03-03 夜光性ロケット花火

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7070580A JP2964064B2 (ja) 1995-03-03 1995-03-03 夜光性ロケット花火

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08240398A JPH08240398A (ja) 1996-09-17
JP2964064B2 true JP2964064B2 (ja) 1999-10-18

Family

ID=13435642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7070580A Expired - Lifetime JP2964064B2 (ja) 1995-03-03 1995-03-03 夜光性ロケット花火

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2964064B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO310589B1 (no) * 1999-11-19 2001-07-23 Jakob Hatteland Kjemi As Fyrverkeriinnretning

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08240398A (ja) 1996-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE40482E1 (en) Practice ammunition
US20080289530A1 (en) Airborne device such as model rocket with light and sound for observing and retrieving
US5025729A (en) Aerial distress flare
US10408581B2 (en) Firecracker and firecracker arrangement
JP2964064B2 (ja) 夜光性ロケット花火
US6244185B1 (en) Skyrocket
US6324981B1 (en) Pyrotechnic projectile for producing continuous patterns in the sky
US3611935A (en) Small caliber dual colored signal flare
US2368029A (en) Shotgun shell and tracer unit
Brock Pyrotechnics: the history and art of firework making
US3559325A (en) Gas noisemaker
US20050109232A1 (en) Enhanced efficiency pyrotechnic shell
US684653A (en) Projectile.
JP2006308260A (ja) 屋内用打ち揚げ花火
Ineichen et al. Pyrotechnics in fireworks
JP2004003782A (ja) 玩具用乱玉花火
KR200362602Y1 (ko) 폭죽풍선
JP2002277197A (ja) 打揚花火玉、及び打揚花火玉用の玉皮片
JP3130150U (ja) 玩具煙火
KR0156786B1 (ko) 다단 추진식 폭죽
JP3078242U (ja) 玩具花火
JPH10274500A (ja) 花 火
US20080115685A1 (en) Decorative garland string firework devices and methods for making same
KR200164740Y1 (ko) 행사용 연막탄
JP3087117U (ja) 玩具花火