JP2962347B2 - 光増幅中継方式 - Google Patents
光増幅中継方式Info
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- JP2962347B2 JP2962347B2 JP8005182A JP518296A JP2962347B2 JP 2962347 B2 JP2962347 B2 JP 2962347B2 JP 8005182 A JP8005182 A JP 8005182A JP 518296 A JP518296 A JP 518296A JP 2962347 B2 JP2962347 B2 JP 2962347B2
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- optical
- repeater
- data signal
- amplifier
- transmission line
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は有中継伝送方式に関
し、特に光増幅器を用いた光増幅中継方式に関する。
し、特に光増幅器を用いた光増幅中継方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、光増幅中継方式としては、複数個
の光増幅中継器を一定の間隔で光伝送路に配置すること
により、光データ信号の増幅を繰り返して長距離伝送を
実現していた。図５は従来の光増幅中継方式の構成図と
その信号光パワーの関係図である。信号光パワーは光伝
送路では一定の割合で減少し、光増幅中継器で一括増幅
するというパターンを繰り返している。
の光増幅中継器を一定の間隔で光伝送路に配置すること
により、光データ信号の増幅を繰り返して長距離伝送を
実現していた。図５は従来の光増幅中継方式の構成図と
その信号光パワーの関係図である。信号光パワーは光伝
送路では一定の割合で減少し、光増幅中継器で一括増幅
するというパターンを繰り返している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】中継間隔は、主に伝送
速度、中継器出力、Ｓ／Ｎ、伝送路損失及び伝送路ファ
イバの分散値により決まるが、中継間隔を長くするため
には中継器出力を大きくすることが最も有効である。し
かし、光信号の出力を大きくした場合、伝送路中での非
線形現象が生じて光データ信号の品質が劣化するため、
各光増幅中継器の出力レベルに制約があった。また、光
増幅中継器出力を大きくした場合のさらなる欠点とし
て、増幅器内の半導体レーザーの信頼性の問題がある。
中継器出力と半導体レーザーの信頼性は一般に反比例の
関係にあり、中継器出力が大きくなれば半導体レーザー
の信頼性は低下する。
速度、中継器出力、Ｓ／Ｎ、伝送路損失及び伝送路ファ
イバの分散値により決まるが、中継間隔を長くするため
には中継器出力を大きくすることが最も有効である。し
かし、光信号の出力を大きくした場合、伝送路中での非
線形現象が生じて光データ信号の品質が劣化するため、
各光増幅中継器の出力レベルに制約があった。また、光
増幅中継器出力を大きくした場合のさらなる欠点とし
て、増幅器内の半導体レーザーの信頼性の問題がある。
中継器出力と半導体レーザーの信頼性は一般に反比例の
関係にあり、中継器出力が大きくなれば半導体レーザー
の信頼性は低下する。
【０００４】本発明の課題は、中継装置出力レベルを低
く抑え、長中継間隔を実現できる光増幅中継方式を提供
することである。
く抑え、長中継間隔を実現できる光増幅中継方式を提供
することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光デー
タ信号の減衰と増幅を繰り返して伝搬を行う有中継伝送
方式において、前記光データ信号を増幅する光増幅器と
励起光源と光合分波器とにより構成される中継装置と、
各中継装置間の光伝送路に、光伝送路自体をＥｒで低ド
ープさせてなるＥｒ添加ファイバを伝送路の双方向それ
ぞれに備えて構成される遠隔励起増幅器を備えることに
より、前記光データ信号を前記中継装置と前記遠隔励起
増幅器で交互に増幅して伝搬することを特徴とする光増
幅中継方式が得られる。
タ信号の減衰と増幅を繰り返して伝搬を行う有中継伝送
方式において、前記光データ信号を増幅する光増幅器と
励起光源と光合分波器とにより構成される中継装置と、
各中継装置間の光伝送路に、光伝送路自体をＥｒで低ド
ープさせてなるＥｒ添加ファイバを伝送路の双方向それ
ぞれに備えて構成される遠隔励起増幅器を備えることに
より、前記光データ信号を前記中継装置と前記遠隔励起
増幅器で交互に増幅して伝搬することを特徴とする光増
幅中継方式が得られる。
【０００６】又、本発明によれば、光データ信号の減衰
と増幅を繰り返して伝搬を行う有中継伝送方式におい
て、前記光データ信号を増幅する光増幅器、励起光源、
光合分波器、及びループバック部により構成される中継
装置と、各中継装置間の光伝送路に、光伝送路自体をＥ
ｒで低ドープさせてなるＥｒ添加ファイバを伝送路の双
方向それぞれに備えて構成される遠隔励起増幅器を備え
ることにより、前記光データ信号を前記中継装置と前記
遠隔励起増幅器で交互に増幅して伝搬することを特徴と
する光増幅中継方式が得られる。
と増幅を繰り返して伝搬を行う有中継伝送方式におい
て、前記光データ信号を増幅する光増幅器、励起光源、
光合分波器、及びループバック部により構成される中継
装置と、各中継装置間の光伝送路に、光伝送路自体をＥ
ｒで低ドープさせてなるＥｒ添加ファイバを伝送路の双
方向それぞれに備えて構成される遠隔励起増幅器を備え
ることにより、前記光データ信号を前記中継装置と前記
遠隔励起増幅器で交互に増幅して伝搬することを特徴と
する光増幅中継方式が得られる。
【０００７】
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照して説明する。図１は本発明の光増幅中継方式
の構成と信号光パワーの関係図である。中継装置１は従
来の光増幅中継器と同等の機能をもつ光増幅器３と遠隔
励起用の励起光源４と光合分波器５とで構成され、光伝
送路２にはＥｒ添加ファイバ６を配置している。中継装
置内の励起光源から発光させた励起光を主信号系に合波
させて、光伝送路にあるＥｒ添加ファイバ部で光データ
信号を増幅させることが可能となる。
面を参照して説明する。図１は本発明の光増幅中継方式
の構成と信号光パワーの関係図である。中継装置１は従
来の光増幅中継器と同等の機能をもつ光増幅器３と遠隔
励起用の励起光源４と光合分波器５とで構成され、光伝
送路２にはＥｒ添加ファイバ６を配置している。中継装
置内の励起光源から発光させた励起光を主信号系に合波
させて、光伝送路にあるＥｒ添加ファイバ部で光データ
信号を増幅させることが可能となる。
【０００９】図２は、本発明の一実施の形態を示す構成
図である。中継装置１は双方向それぞれの光増幅器３と
光合分波器５と励起光源４と監視機能として使用するル
ープバック部８により構成される。また光ファイバによ
るそれぞれの光伝送路２の途中にＥｒ添加ファイバ６を
配置している。中継装置１の励起光源４から発光させた
励起光を光合分波器５で主信号系に合波させ、Ｅｒ添加
ファイバ部６で後方向励起させることにより、光増幅器
３と光伝送路途中のＥｒ添加ファイバ６とで交互に増幅
を行いながら伝搬させる。
図である。中継装置１は双方向それぞれの光増幅器３と
光合分波器５と励起光源４と監視機能として使用するル
ープバック部８により構成される。また光ファイバによ
るそれぞれの光伝送路２の途中にＥｒ添加ファイバ６を
配置している。中継装置１の励起光源４から発光させた
励起光を光合分波器５で主信号系に合波させ、Ｅｒ添加
ファイバ部６で後方向励起させることにより、光増幅器
３と光伝送路途中のＥｒ添加ファイバ６とで交互に増幅
を行いながら伝搬させる。
【００１０】図３は、本発明の他の実施の形態を示す構
成図である。中継装置１は図３と同様に光増幅器３と光
合分波器５と励起光源４とループバック部８により構成
される。遠隔励起増幅器９は双方向それぞれのＥｒ添加
ファイバにより構成される。この中継装置１と遠隔励起
増幅器９を光伝送路２に交互に配置し、中継装置内の励
起光源４から励起光を発光させることにより遠隔励起増
幅器９で光データ信号の増幅を行う。
成図である。中継装置１は図３と同様に光増幅器３と光
合分波器５と励起光源４とループバック部８により構成
される。遠隔励起増幅器９は双方向それぞれのＥｒ添加
ファイバにより構成される。この中継装置１と遠隔励起
増幅器９を光伝送路２に交互に配置し、中継装置内の励
起光源４から励起光を発光させることにより遠隔励起増
幅器９で光データ信号の増幅を行う。
【００１１】図４は、本発明のさらに他の実施の形態を
示す構成図である。図２及び図３と同様に中継装置１は
光増幅器３と光合分波器５と励起光源４とループバック
部８により構成される。各中継装置間の伝送路自体をＥ
ｒを低ドープしたファイバ１０で構成させて光データ信
号を伝搬させる方法である。
示す構成図である。図２及び図３と同様に中継装置１は
光増幅器３と光合分波器５と励起光源４とループバック
部８により構成される。各中継装置間の伝送路自体をＥ
ｒを低ドープしたファイバ１０で構成させて光データ信
号を伝搬させる方法である。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、中継装置
間の光伝送路にＥｒ添加ファイバを配置することによ
り、伝送路途中での光データ信号の増幅を行うことが可
能となり、長中継間隔を実現することができる。また、
従来と同等の中継間隔の場合には、中継装置の出力レベ
ルを小さくすることが可能で、伝送路中での非線形現象
による光データ信号の品質劣化を抑制するとともに中継
装置内の増幅器の信頼度を高くするという効果がある。
間の光伝送路にＥｒ添加ファイバを配置することによ
り、伝送路途中での光データ信号の増幅を行うことが可
能となり、長中継間隔を実現することができる。また、
従来と同等の中継間隔の場合には、中継装置の出力レベ
ルを小さくすることが可能で、伝送路中での非線形現象
による光データ信号の品質劣化を抑制するとともに中継
装置内の増幅器の信頼度を高くするという効果がある。
【図１】（ａ）は本発明の光増幅中継方式の構成図であ
り、（ｂ）は（ａ）における信号光パワーの関係図であ
る。
り、（ｂ）は（ａ）における信号光パワーの関係図であ
る。
【図２】本発明の一実施の形態を示す構成図である。
【図３】本発明の他の実施の形態を示す構成図である。
【図４】本発明のさらに他の実施の形態を示す構成図で
ある。
ある。
【図５】（ａ）は従来の光増幅中継方式の構成図であ
り、（ｂ）は（ａ）における信号光パワーの関係図であ
る。
り、（ｂ）は（ａ）における信号光パワーの関係図であ
る。
１ 中継装置 ２ 光伝送路 ３ 光増幅器 ４ 励起光源 ５ 光合分波器 ６ Ｅｒ添加ファイバ ７ 光増幅中継器 ８ ループバック部 ９ 遠隔励起増幅器 １０ Ｅｒを低ドープしたファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｂ 10/16 Ｈ０４Ｂ 9/00 Ｇ 10/24
Claims (2)
- 【請求項１】 光データ信号の減衰と増幅を繰り返して
伝搬を行う有中継伝送方式において、前記光データ信号
を増幅する光増幅器と励起光源と光合分波器とにより構
成される中継装置と、各中継装置間の光伝送路に、光伝
送路自体をＥｒで低ドープさせてなるＥｒ添加ファイバ
を伝送路の双方向それぞれに備えて構成される遠隔励起
増幅器を備えることにより、前記光データ信号を前記中
継装置と前記遠隔励起増幅器で交互に増幅して伝搬する
ことを特徴とする光増幅中継方式。 - 【請求項２】 光データ信号の減衰と増幅を繰り返して
伝搬を行う有中継伝送方式において、前記光データ信号
を増幅する光増幅器、励起光源、光合分波器、及びルー
プバック部により構成される中継装置と、各中継装置間
の光伝送路に、光伝送路自体をＥｒで低ドープさせてな
るＥｒ添加ファイバを伝送路の双方向それぞれに備えて
構成される遠隔励起増幅器を備えることにより、前記光
データ信号を前記中継装置と前記遠隔励起増幅器で交互
に増幅して伝搬することを特徴とする光増幅中継方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8005182A JP2962347B2 (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 光増幅中継方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8005182A JP2962347B2 (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 光増幅中継方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09200144A JPH09200144A (ja) | 1997-07-31 |
| JP2962347B2 true JP2962347B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=11604101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8005182A Expired - Lifetime JP2962347B2 (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 光増幅中継方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2962347B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001033750A1 (fr) | 1999-10-29 | 2001-05-10 | Fujitsu Limited | Dispositif d'emission optique et dispositif de repetition optique |
| JP2007158980A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 遠隔励起光伝送システム |
-
1996
- 1996-01-16 JP JP8005182A patent/JP2962347B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09200144A (ja) | 1997-07-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990707 |
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