JP2961130B2 - 足元温風装置 - Google Patents
足元温風装置Info
- Publication number
- JP2961130B2 JP2961130B2 JP33435295A JP33435295A JP2961130B2 JP 2961130 B2 JP2961130 B2 JP 2961130B2 JP 33435295 A JP33435295 A JP 33435295A JP 33435295 A JP33435295 A JP 33435295A JP 2961130 B2 JP2961130 B2 JP 2961130B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- warm air
- foot
- wind direction
- air device
- direction adjusting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流し台等のけこ
み部に配設される足元温風装置に係り、特に、吹き出さ
れる温風の風向きを可変することができると共に、温風
がキャビネットに開閉自在に取り付けられた扉底辺に直
接当たらないように風向規制された足元温風装置に関す
る。
み部に配設される足元温風装置に係り、特に、吹き出さ
れる温風の風向きを可変することができると共に、温風
がキャビネットに開閉自在に取り付けられた扉底辺に直
接当たらないように風向規制された足元温風装置に関す
る。
【0002】
【従来技術とその課題】図10に示すように、従来から
キャビネット1のけこみ部2に足元温風器3を取り付け
た流し台Kが知られているが、この従来の足元温風器3
の場合、温風の吹出口に取り付けられているガラリ4
が、例えば、網状または格子状に形成されていたため、
温風の吹き出し方向が一定であり、上記足元温風器3の
温風吹出口の前に立たなければ温風に当たることができ
ず、キャビネット1の左右方向に頻繁に移動しなければ
ならない流し台には、非常に不便である、という問題を
有していた。
キャビネット1のけこみ部2に足元温風器3を取り付け
た流し台Kが知られているが、この従来の足元温風器3
の場合、温風の吹出口に取り付けられているガラリ4
が、例えば、網状または格子状に形成されていたため、
温風の吹き出し方向が一定であり、上記足元温風器3の
温風吹出口の前に立たなければ温風に当たることができ
ず、キャビネット1の左右方向に頻繁に移動しなければ
ならない流し台には、非常に不便である、という問題を
有していた。
【0003】また、上記従来の足元温風器3にあって
は、温風が流し台Kの前方にできるかぎり広く吹き出さ
れるように構成されているため、この吹き出される温風
の一部が、キャビネット1の前面開口部を開閉する扉5
の底辺5aに直接当たって、扉5が割れてしまったり、
接着されたエッジが剥離したり、扉5の一部が変色した
りして傷損し易い、という問題を有していた。
は、温風が流し台Kの前方にできるかぎり広く吹き出さ
れるように構成されているため、この吹き出される温風
の一部が、キャビネット1の前面開口部を開閉する扉5
の底辺5aに直接当たって、扉5が割れてしまったり、
接着されたエッジが剥離したり、扉5の一部が変色した
りして傷損し易い、という問題を有していた。
【0004】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、吹き出される
温風の風向きを可変することができると共に、温風がキ
ャビネットの扉底辺に直接当たらないように風向規制し
て扉の耐久性を向上させることができる足元温風装置を
提供しようとするものである。
ものであって、その目的とするところは、吹き出される
温風の風向きを可変することができると共に、温風がキ
ャビネットの扉底辺に直接当たらないように風向規制し
て扉の耐久性を向上させることができる足元温風装置を
提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る足元温風装置にあっては、キャビネ
ットのけこみ部に取り付けられる足元温風器本体の温風
吹出口に風向調整ルーバを水平回動自在に配設し、該風
向調整ルーバは、温風が水平方向以下に吹き出すように
回動規制されていることを特徴とするものである。
め、この発明に係る足元温風装置にあっては、キャビネ
ットのけこみ部に取り付けられる足元温風器本体の温風
吹出口に風向調整ルーバを水平回動自在に配設し、該風
向調整ルーバは、温風が水平方向以下に吹き出すように
回動規制されていることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態例】以下、添付図面に示す実施の一
形態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
形態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
【0007】図1に示すように、この形態例に係る足元
温風装置10は、キャビネット1のけこみ部2に足元温
風器本体11が収納された状態で配設されており、足元
温風器本体11内には、図2に示すように、発熱ヒータ
12が配設され、この発熱ヒータ12の奥行側に送風フ
ァン13が配設されており、足元温風器本体11の内側
上部と内側下部とは整流板14によって画成されて、上
側がエアー吸引流路15として足元温風器本体11の前
方に形成されたエアー吸引口16から外気を送風ファン
13へと供給し、また、下側が温風流路17として送風
ファン13から送出されるエアーを発熱ヒータ12で加
熱して足元温風器本体11の前方に形成された温風吹出
口18からキャビネット1の前方へと吹き出すように構
成されている。勿論、特に図示はしないが、この足元温
風装置10の作動を制御するスイッチは、キャビネット
1の前面側の適所に配設されている。
温風装置10は、キャビネット1のけこみ部2に足元温
風器本体11が収納された状態で配設されており、足元
温風器本体11内には、図2に示すように、発熱ヒータ
12が配設され、この発熱ヒータ12の奥行側に送風フ
ァン13が配設されており、足元温風器本体11の内側
上部と内側下部とは整流板14によって画成されて、上
側がエアー吸引流路15として足元温風器本体11の前
方に形成されたエアー吸引口16から外気を送風ファン
13へと供給し、また、下側が温風流路17として送風
ファン13から送出されるエアーを発熱ヒータ12で加
熱して足元温風器本体11の前方に形成された温風吹出
口18からキャビネット1の前方へと吹き出すように構
成されている。勿論、特に図示はしないが、この足元温
風装置10の作動を制御するスイッチは、キャビネット
1の前面側の適所に配設されている。
【0008】このように構成された足元温風装置10の
上記温風吹出口18には、図2に示すように、水平風向
調整ルーバ19,19.19が水平回動自在に軸支され
ており、これら各水平風向調整ルーバ19,19.19
は、上記温風吹出口18に配設されたストッパ20,2
0,20によって、水平位置から上方、即ち、90度以
上は回動できないように規制されている。
上記温風吹出口18には、図2に示すように、水平風向
調整ルーバ19,19.19が水平回動自在に軸支され
ており、これら各水平風向調整ルーバ19,19.19
は、上記温風吹出口18に配設されたストッパ20,2
0,20によって、水平位置から上方、即ち、90度以
上は回動できないように規制されている。
【0009】これは、温風吹出口18から吹き出される
温風が扉5の底辺5aに当たるのを防止して、扉5が割
れてしまったり、接着されたエッジが剥離したり、扉5
の一部が変色したりして傷損するのを防止するためであ
る。
温風が扉5の底辺5aに当たるのを防止して、扉5が割
れてしまったり、接着されたエッジが剥離したり、扉5
の一部が変色したりして傷損するのを防止するためであ
る。
【0010】図3は、本発明の第2の形態例を示してお
り、この形態例では、第1形態例の水平風向調整ルーバ
19,19.19の後ろ側に左右風向調整ルーバ21を
複数本、所要間隔を開けて回動自在に軸支することで、
温風が左右いずれかの方向に吹き出すように構成されて
いる。
り、この形態例では、第1形態例の水平風向調整ルーバ
19,19.19の後ろ側に左右風向調整ルーバ21を
複数本、所要間隔を開けて回動自在に軸支することで、
温風が左右いずれかの方向に吹き出すように構成されて
いる。
【0011】また、図4は、上記第2の形態例の変形例
(第3形態例)を示すものであって、この形態例では、
水平風向調整ルーバ19,19.19の前側に左右風向
調整ルーバ21を複数本、所要間隔を開けて回動自在に
軸支することで、温風が左右いずれかの方向に吹き出す
ように構成されている。
(第3形態例)を示すものであって、この形態例では、
水平風向調整ルーバ19,19.19の前側に左右風向
調整ルーバ21を複数本、所要間隔を開けて回動自在に
軸支することで、温風が左右いずれかの方向に吹き出す
ように構成されている。
【0012】図5は、この発明の第4形態例を示してお
り、この形態例では、上記足下温風器本体11のフロン
トパネル22に開設された温風吹出口18に上下回動自
在なノズル23が軸支されており、該ノズル23の吹出
口には、左右風向調整ルーバ21が回動自在に軸支され
ている。
り、この形態例では、上記足下温風器本体11のフロン
トパネル22に開設された温風吹出口18に上下回動自
在なノズル23が軸支されており、該ノズル23の吹出
口には、左右風向調整ルーバ21が回動自在に軸支され
ている。
【0013】この形態例において、ノズル23は、例え
ば、図6に示すような継手構造で軸支されていると共
に、該ノズル23も第1形態例の水平風向調整ルーバ1
9,19.19と同様、水平位置から上方、即ち、90
度以上は回動できないように、ストッパ20により規制
されている。
ば、図6に示すような継手構造で軸支されていると共
に、該ノズル23も第1形態例の水平風向調整ルーバ1
9,19.19と同様、水平位置から上方、即ち、90
度以上は回動できないように、ストッパ20により規制
されている。
【0014】図7は、この発明の第5形態例を示してお
り、この形態例では、上記足下温風器本体11のフロン
トパネル22に開設された3個の温風吹出口18,1
8,18に上下左右回動自在なフード24が第4実施例
と同様な継手構造によって軸支されており、これら各フ
ード24も水平位置から上方、即ち、90度以上は回動
できないように、ストッパ(図示せず)により規制され
ている。勿論、このフード24の形状は、図示のものに
限定されるものではなく、例えば、図8に示すように、
四角形状に形成してもよい。
り、この形態例では、上記足下温風器本体11のフロン
トパネル22に開設された3個の温風吹出口18,1
8,18に上下左右回動自在なフード24が第4実施例
と同様な継手構造によって軸支されており、これら各フ
ード24も水平位置から上方、即ち、90度以上は回動
できないように、ストッパ(図示せず)により規制され
ている。勿論、このフード24の形状は、図示のものに
限定されるものではなく、例えば、図8に示すように、
四角形状に形成してもよい。
【0015】上記第4および第5形態例に係る足元温風
装置10によれば、図9に示すように、温風の吹出口が
徐々に縮径しているので、温風の吹出速度が大きくな
り、その結果、温風到達距離が延びてかかと部分まで温
風が届くようになるので、足元加熱効果が大幅に向上す
る。
装置10によれば、図9に示すように、温風の吹出口が
徐々に縮径しているので、温風の吹出速度が大きくな
り、その結果、温風到達距離が延びてかかと部分まで温
風が届くようになるので、足元加熱効果が大幅に向上す
る。
【0016】尚、上記各形態例では、水平風向調整ルー
バ19や左右風向調整ルーバ21,ノズル23およびフ
ード24の風向きを手動で調整する場合を例にとり説明
したが、この発明にあってはこれに限定されるものでは
なく、例えば、モータによってこれらを一定の周期で自
動的に上下・左右に回動するように構成することもでき
る。勿論、この場合でも、水平風向調整ルーバ19や左
右風向調整ルーバ21,ノズル23およびフード24が
水平方向より上方に回動しないように構成することが重
要である。
バ19や左右風向調整ルーバ21,ノズル23およびフ
ード24の風向きを手動で調整する場合を例にとり説明
したが、この発明にあってはこれに限定されるものでは
なく、例えば、モータによってこれらを一定の周期で自
動的に上下・左右に回動するように構成することもでき
る。勿論、この場合でも、水平風向調整ルーバ19や左
右風向調整ルーバ21,ノズル23およびフード24が
水平方向より上方に回動しないように構成することが重
要である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る足
元温風装置にあっては、吹き出される温風の風向きを上
下左右に可変することができると共に、温風がキャビネ
ットの扉底辺に直接当たらないように風向規制されてい
るので、扉の耐久性を大幅に向上させることができる、
という優れた効果が得られる。
元温風装置にあっては、吹き出される温風の風向きを上
下左右に可変することができると共に、温風がキャビネ
ットの扉底辺に直接当たらないように風向規制されてい
るので、扉の耐久性を大幅に向上させることができる、
という優れた効果が得られる。
【図1】この発明の第1形態例に係る足元温風装置がキ
ャビネットのけこみ部に組み込まれた流し台の斜視図で
ある。
ャビネットのけこみ部に組み込まれた流し台の斜視図で
ある。
【図2】同足元温風装置の概略的な構成を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】この発明の第2形態例に係る足元温風装置の構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図4】この発明の第3形態例に係る足元温風装置の構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図5】この発明の第4形態例に係る足元温風装置の構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図6】同足元温風装置のノズルの取り付け状態を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図7】この発明の第5形態例に係る足元温風装置の構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図8】同足元温風装置のフードの他例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図9】第4および第5形態例に係る足元温風装置によ
る温風の流れを示す説明図である。
る温風の流れを示す説明図である。
【図10】従来の足元温風装置がキャビネットのけこみ
部に組み込まれた流し台の斜視図である。
部に組み込まれた流し台の斜視図である。
1 キャビネット 2 けこみ部 10 足元温風装置 11 足元温風器本体 12 発熱ヒータ 13 送風ファン 18 温風吹出口 19 水平風向調整ルーバ 21 左右風向調整ルーバ 23 ノズル 24 フード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24H 3/04 302 F24H 9/02 302 A47B 77/08
Claims (1)
- 【請求項1】 キャビネットのけこみ部に取り付けられ
る足元温風器本体の温風吹出口に風向調整ルーバを水平
回動自在に配設し、該風向調整ルーバは、温風が水平方
向以下に吹き出すように回動規制されていることを特徴
とする足元温風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33435295A JP2961130B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 足元温風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33435295A JP2961130B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 足元温風装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09152186A JPH09152186A (ja) | 1997-06-10 |
JP2961130B2 true JP2961130B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=18276413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33435295A Expired - Fee Related JP2961130B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 足元温風装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2961130B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2508392A (en) * | 2012-11-30 | 2014-06-04 | Smith S Environmental Products Ltd | Plinth heater adapted for use with a standard domestic electrical socket |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP33435295A patent/JP2961130B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09152186A (ja) | 1997-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08334255A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2993436B2 (ja) | 空気調和機の吹出口構造 | |
JPH11237067A (ja) | ファンコンベクタ | |
JP2961130B2 (ja) | 足元温風装置 | |
JP3137042B2 (ja) | 空気調和機の室内機の気流制御方法および気流制御装置 | |
JP2004232943A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JPH0960960A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2878542B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP5487775B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP3197595B2 (ja) | 浴室用空気調和機 | |
KR101913655B1 (ko) | 풍량손실을 최소화 하는 에어벤트 | |
KR100745424B1 (ko) | 스탠드형 공기조화기 | |
JP2003056896A (ja) | 空調機用風向調節装置 | |
JPH0828948A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JPS5827336Y2 (ja) | 温風装置 | |
JPH0833229B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2500254Y2 (ja) | コ―ナ―吹出口 | |
JPH0419394Y2 (ja) | ||
JPH10110967A (ja) | 空気調和システム | |
JP3997793B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPS62297654A (ja) | 空気調和装置 | |
JPH07197631A (ja) | フリーアクセスフロアの暖房用床パネル | |
JPS596195Y2 (ja) | 窓霜取り暖房機付サッシ下枠 | |
JP2002276980A (ja) | 空気調和機の室内ユニット | |
JPH11237069A (ja) | ファンコンベクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |