JP2960960B2 - 暖房制御装置 - Google Patents

暖房制御装置

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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば温風暖房器等の暖房制御装置に関
する。
(従来の技術) 従来、例えば温風暖房器においては設定温度と温度セ
ンサ等により検出した室温との温度差がどの程度あるか
によって暖房能力を変化させるものが知られている。
(発明が解決しようとする課題) このような暖房器を使用している時に例えば人の出入
りがあったり、換気等のために短時間窓を開けたりして
室外の冷気が室内に侵入すると、暖房器の温度センサが
床面をはう冷気に接触して低温検出状態となり、その結
果壁や床の温度がそれ程低下していなく体感的にもそれ
程寒さを感じていないにもかかわらず設定温度と検出温
度との温度差に従って暖房能力を大きく上げてしまい、
このため暖房能力を上げることによって発生する大きな
熱量が室外に流出し無駄になるという問題があった。ま
た暖房能力を高くすることにより暖房器から発生する騒
音が大きくなり使用者に対して余計な不快感を与えると
いう問題があった。
そこでこの発明は、急激な温度降下があったときには
暖房能力の変更を禁止でき、これにより騒音増大により
使用者に不快感を与えるのを防止でき、また無駄な熱量
の流出を極力防止できる暖房制御装置を提供しようとす
るものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、室内の温度を検出する室温検出手段と、
室内の温度を設定する温度設定手段と、この温度設定手
段により設定された設定温度に対して室温検出手段によ
り検出された室温との温度差から加熱手段の暖房能力を
設定する暖房能力設定手段と、時間を計測する時間計測
手段と、室温検出手段により検出された室温と時間計測
手段により計測された時間に基づいて室温の下降速度を
算出する下降速度算出手段と、この下降速度算出手段に
より算出された室温の下降速度を予め室温に応じて設定
された上限下降速度と比較する比較手段と、この比較手
段により下降速度算出手段により算出された下降速度が
上限下降速度よりも大きいときと判断されたとき、その
下降速度に応じた変更禁止時間を算出し、その変更禁止
時間だけ暖房能力設定手段により暖房能力の変更を禁止
させる制御手段とからなるものである。
(作用) このような構成の本発明によれば、温度設定手段によ
り室内の設定温度が設定され、室温検出手段により室温
が検出されると、その温度差により加熱手段の暖房能力
が設定される。
また室温の下降があると室温検出手段による検出室温
の変化とそのときの経過時間により室温の下降速度が算
出される。
そしてこの下降速度は比較手段により、予め室温に応
じて設定された上限下降速度と比較され、算出された下
降速度が上限下降速度よりも小さいときには通常の暖房
能力制御が行われ、また算出された下降速度が上限下降
速度よりも大きいときには一定時間暖房能力が固定され
る。
(実施例) 以下この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
この実施例はこの発明を温風暖房器に適用したものにつ
いて述べる。
第1図において1は制御部本体を構成するCPU(中央
演算処理装置)である。2は前記CPU1が行う処理のプロ
グラムデータを記憶するROM(リード・オンリー・メモ
リ)であり、3は前記CPU1が処理を行うときに使用する
メモリを形成するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)
である。
4は通常一定時間Toを測定し、暖房能力を固定したと
きにはそのとき設定された時間Txを計測する時間計測手
段としてのタイマである。
5は外部との間で情報を入出力するI/O(インプット
・アウトプット・インターフェイス)である。
前記CPU1は、前記ROM2、RAM3、タイマ4およびI/O5と
システムバス6により接続されている。
前記I/O5は、室温検出手段としての室温センサ7、温
度設定手段としての室温設定部8、加熱手段としての発
熱部9を制御する発熱制御部10および送風部11を制御す
る送風制御部12とそれぞれ接続されている。
前記ROM2には第3図に示す設定温度に対する室温との
温度差と暖房能力との関係に基づいて前記CPU1が暖房能
力を設定する情報が記憶されている。すなわち設定温度
と室温との温度差が−3α以上のとき最大暖房能力P7
し、+3α以上のとき最小暖房能力P0として−3α〜3
αの間を温度幅α毎に暖房能力P6〜P1を設定するように
なっている。
前記RAM3にはPフラグが設けられ、そのPフラグは電
源投入直後の初期化において「0」に設定されるように
なっている。
前記CPU1はROM2のプログラムデータに基づいて第2図
に示す燃焼処理を行うようになっている。
この処理は前記RAM3のPフラグが「1」か否かを判断
し、Pフラグが「0」であれば、前記室温センサ7が検
出した室温が予め設定されたK0℃より大きいならば予め
設定された上限下降速度Kaとタイマ4による一定時間To
間の下降温度とを比較し、K0℃以下K1℃より大きいなら
ば上限下降速度Kbとタイマ4による一定時間To間の下降
温度とを比較し、K1℃以下ならば上限下降速度Kcとタイ
マ4による一定時間To間の下降温度とを比較するように
なっている。
(比較手段) なお、タイマ4による一定時間To間の下降温度を求め
ることは温度の下降速度を求めることになり、従って下
降速度算出手段を構成している。
また一定時間T0は暖房能力の切替わり最小時間M1より
も短く設定されている。
一般に、室温が高い程、室外との温度差が大きいため
下降速度が大きくなる傾向がある。そこで、室温につい
てはK0>K1となり、上限下降速度についてはKa>Kb>Kc
となっている。
上記の各比較において、実測の下降速度が予め設定さ
れた上限下降速度Ka,Kb,Kcよりも大きいときは、そのと
きの室温センサ7による検出室温とそのときの下降速度
に基づいて、暖房能力を固定する変更禁止時間Txを算出
して設定する。
そしてPフラグを「1」にして前記タイマ4をスター
トさせ、燃焼処理の最初に戻るようになっている。
また上記の各比較において、実測の下降速度が上限下
降速度Ka,Kb,Kc以下のときは設定温度に対するその時の
室温との温度差から、第3図に示す関係に基づいて暖房
能力を設定し(暖房能力設定手段)、その暖房能力に従
って発熱部9を発熱制御部10を介して制御する。
そして燃焼処理の最初に戻るようになっている。
またPフラグが「1」ならばタイマ4の経過時間が変
更禁止時間Txよりも大きいか否かを判断する。
大きい場合は、Pフラグを「0」にして、前記室温設
定部8により設定された設定温度に対する前記室温セン
サ7が検出した室温との温度差から、第3図に示す関係
に基づいて暖房能力を設定し(暖房能力設定手段)、そ
の暖房能力に従って発熱部9を発熱制御部10を介して制
御する。
そして燃焼処理の最初に戻るようになっている。
また小さい場合は、そのまま燃焼処理の最初に戻るよ
うになっており、前記タイマ4の経過時間が変更禁止時
間Txよりも大きくなるまで同じ処理を行うようになって
いる。
このような構成の実施例においては、まず電源が投入
されると初期化が行われ、この中でPフラグは「0」に
設定される。
そして室温設定部8により設定された設定温度と、室
温センサ7が検出する室温との温度差により、第3図の
関係に基づいて暖房能力が設定され暖房が行われる。
タイマ4により一定時間Toが計測され、そのTo時間に
おける下降温度により下降速度を算出し、それを下降す
る前の室温(To時間前の室温)に応じて設定された上限
下降速度と比較する。
下降速度が上限下降速度以下のときは、通常の通りに
設定温度に対する室温の温度差から暖房能力を設定す
る。
また下降速度が上限下降速度よりも大きいときは、そ
の時の室温とその下降速度に基づいて暖房能力を固定す
る変更禁止時間Txを設定し、その変更禁止時間Tx間だけ
暖房能力の変更を禁止する。
そして変更禁止時間Txが経過した後は通常の通りに設
定温度に対する室温の温度差から暖房能力を設定する。
例えば、暖房中に人の出入りが戸が一時的に開いたと
き、室外の冷気が床に沿って侵入して、その冷気の温度
を室温センサ7が検出しても、その場合には急激な温度
下降となるので、そのときの温度下降速度は上限下降速
度よりも大きくなり、暖房能力を固定する変更禁止時間
Txが設定され、たとえ一時的に温度低下があっても暖房
能力の変更は禁止される。
そして変更禁止時間Txが経過した後は、通常の人の出
入りでは戸がすでに閉じられているので、室温センサに
検出される温度は多少は低下しても元の状態に戻り、暖
房能力の変更を効率的に小さく済ませることができる。
暖房能力が大きいレベルでは、騒音も大きくなるが、
この制御では暖房能力の変更が効率的に小さく済ませる
ことができるので、不必要に大きな騒音を出すのを防止
できる。
また戸が開いている間は、熱量が室外に流出するだけ
なので、その間に暖房能力を上げると熱量の流出が大き
くなる。この点この制御では戸が開いている間は変更禁
止時間Txとなって暖房能力の変更を禁止しているので、
無駄な熱量の流出を極力防止できる。
なお、暖房能力の切替わり最小時間M1が短く、室温の
下降速度が上限下降速度よりも大きくなって暖房能力の
変更を禁止したときすでに暖房能力が切替わってしまっ
た場合に、暖房能力を室温下降がはじまる前の状態に戻
すこともできる。
なお、前記実施例はこの発明を温風暖房器に適用した
ものについて述べたが必ずしもこれに限定されるもので
はないのは勿論である。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、急激な温度下
降があったときには暖房能力の変更を禁止でき、これに
より騒音増大により使用者に不快感を与えるのを防止で
き、また無駄な熱量を流出を極力防止できる暖房制御装
置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は要部ブ
ロック図、第2図はCPUが行う燃焼処理の流れ図、第3
図は設定温度に対する室温との温度差と暖房能力との関
係を示す図である。 1……CPU、 2……ROM、 4……タイマ、 7……室温センサ、 8……室温設定部、 9……発熱部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内の温度を検出する室温検出手段と、室
    内の温度を設定する温度設定手段と、この温度設定手段
    により設定された設定温度に対して前記室温検出手段に
    より検出された室温との温度差から加熱手段の暖房能力
    を設定する暖房能力設定手段と、時間を計測する時間計
    測手段と、前記室温検出手段により検出された室温と前
    記時間計測手段により計測された時間に基づいて室温の
    下降速度を算出する下降速度算出手段と、この下降速度
    算出手段により算出された室温の下降速度を予め室温に
    応じて設定された上限下降速度と比較する比較手段と、
    この比較手段により前記下降速度算出手段により算出さ
    れた下降速度が前記上限下降速度よりも大きいときと判
    断されたとき、その下降速度に応じた変更禁止時間を算
    出し、その変更禁止時間だけ前記暖房能力設定手段によ
    り暖房能力の変更を禁止させる制御手段とからなること
    を特徴とする暖房制御装置。
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