JP2960582B2 - 高出力レーザ - Google Patents

高出力レーザ

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JP2960582B2
JP2960582B2 JP3209438A JP20943891A JP2960582B2 JP 2960582 B2 JP2960582 B2 JP 2960582B2 JP 3209438 A JP3209438 A JP 3209438A JP 20943891 A JP20943891 A JP 20943891A JP 2960582 B2 JP2960582 B2 JP 2960582B2
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waveguide
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power laser
resonator mirror
resonator
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DOITSUCHE FUORUSHUNGUSU UNTO FUERUZUTSUHISU ANSHUTARUTO HYURU RUFUTO UNTO RAUMU FUAARUTO EE FUAU
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DOITSUCHE FUORUSHUNGUSU UNTO FUERUZUTSUHISU ANSHUTARUTO HYURU RUFUTO UNTO RAUMU FUAARUTO EE FUAU
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/02Constructional details
    • H01S3/03Constructional details of gas laser discharge tubes
    • H01S3/0315Waveguide lasers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lasers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相互に向かい合って配
置された第1及び第2の共振器鏡表面を有する2枚の共
振器鏡と、前記第1及び第2の共振器鏡表面間に伸びる
導波路であって、該導波路によって囲まれるガス放電室
に面しかつ相互に向かい合って配置された2枚の反射導
波路表面を有し、高周波エネルギにより励起可能なガス
を保持する導波路と、該第1の共振器鏡表面の領域に対
し直角に伸びる方向である初期方向において該第2の共
振器鏡表面へ広がる初期波束(initial wave bundle)
が、該第2及び第1の共振器鏡表面間における多数の前
後反射により、該2枚の反射導波路表面間において前記
初期方向に対し直角に伸びる方向である横方向に波束系
(wave bundle system)として空間的コヒーレンスを有し
て広がるビーム経路と、を具備する高周波励起高出力レ
ーザ、に関する。
【0002】
【従来の技術】この型の高周波励起高出力レーザは、欧
州特許公開公報(EP-A)第 0,305,893号より知られてい
る。
【0003】このレーザにおいては、波束系の形成は、
初期波束から生じて、各鏡表面が不安定レーザ共振器(i
nstable laser resonator)の鏡表面として形成される
(例えば円筒形状に湾曲せしめられる)結果として、ひ
き起こされる。
【0004】その導波路は、他方、相互に平行に走る二
つの平面内に伸びる各導波路表面を具備する。これらの
導波路表面は、ビームを、方向を変化させることなく、
ビームが各共振器鏡表面によって反射される方向に、反
射する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】各共振器鏡表面を不安
定共振器の各鏡表面として生成および調整することは、
問題をひき起こし、かつ、複雑化する可能性がある。
【0006】この理由のため、本発明の下に横たわる目
的は、初期波束から始めて波束系を形成するにあたり、
共振器鏡表面を不安定共振器の鏡表面として配置するこ
とを絶対に必要とするというわけではなく、初期方向に
対し直角な横方向において空間的コヒーレンスを有して
波束系が広がることを他の手段によって達成することが
できるように、一般的な型の高出力レーザを改良するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】最初に述べた
型の高出力レーザに関する本発明によれば、この目的
は、該初期波束を反射する二つの第1の導波路表面領域
における第1及び第2の接線が、相互に平行にかつ前記
初期方向に対し直角に伸びることと、該二つの第1の導
波路表面領域に続く二つの第2の導波路表面領域間の間
隔が、該二つの第1の導波路表面領域間の初期間隔から
始まって、前記横方向に沿った広がり経路にわたり、徐
々に大きくなり、該波束系の広がりが増加することと、
により達成される。それ故、本発明の解法は、導波路表
面の特別な形状により、横方向における波束系のコヒー
レントな広がりを達成することを可能とする。そのた
め、共振器鏡の特定の形状および配置は、要求されない
のである。
【0008】このため、特に単純な方法で、可能な限り
単純にして安価に、すなわち導波路表面の適当な形状お
よび配置により、最初に述べた型の高出力レーザを製造
することが可能となる。
【0009】本発明の解法においては、次のことが特に
有利である。すなわち、導波路の各表面を互いに一直線
に整列させることは、各共振器鏡表面の相互配列のよう
な高感度の調整を本発明において必要とせず、そのた
め、本発明の実施例では、調整のために要求される資
源、特に、互いに他方に対して整列するよう調整する上
で個々の構成要素を保持するための資源は、極端に減少
せしめられる。
【0010】製造が単純である点で特に有利な実施例に
おいては、第1の鏡表面が平担になるように設計され
る。
【0011】さらに、コストの観点からは、第2の鏡表
面も平担になるよう設計されることが有利である。特に
好適な実施例においては、第1および第2の各鏡表面
は、平担となりかつ互いに他方に対し平行に伸びるよう
に設計される。
【0012】しかしながら、各鏡表面が平担な鏡表面で
あるという事実は、本発明思想における、異なる形を有
する鏡表面の使用を除外するものではない。
【0013】第1の導波路表面領域のデザインに関して
は、ここまでに述べた実施例の構想内に詳細は何も与え
られていない。第1の導波路表面領域は、感知すること
ができるほどの幅を有するものでよい。しかしながら、
これらの幅ができるだけ狭くされるときに特に有利であ
り、好ましくは、第1の導波路表面領域は、横方向にお
いて無限小の伸び(例えば、線の幅)を有する。
【0014】第2の導波路領域の型およびデザインに関
しては、ここまでのところ詳細は何も与えられていな
い。初期波束を反射する第1の導波路表面領域の各々に
続く第2の導波路表面領域の各々の間の間隔が、これら
の第2の導波路表面領域の伸び全体にわたり横方向にい
くにつれてしだいに大きくなることが、特に有利とな
る。
【0015】第2の導波路表面領域は、一つのケースで
は、本質的に平面として設計されることができる。
【0016】しかしながら、それら導波路表面の一つが
横方向において凸面状に設計され、かつ、導波路表面の
一つが横方向において凹面状に設計されるときには、導
波路表面の凸面状および凹面状の湾曲を変化させること
によって、平行な接線を有する第1の導波路表面領域に
続いて第2の導波路表面領域を持たせることが単純な方
法で可能となり、特に有利である。
【0017】湾曲状の導波路表面を達成するための最も
単純な方法は、導波路表面が横方向において円筒状の湾
曲となるようにすることである。
【0018】円筒状湾曲の導波路表面の場合、湾曲の軸
は、各円筒形湾曲と関連づけられる。本発明の導波路表
面は、導波路表面の湾曲の軸が相互に平行にそして少し
離れて伸びるとき、特に単純な方法で互いに他方に関し
て調整されることができる。代わって、湾曲の各軸が一
つの平面内に置かれ互いにある角度を形成するようにす
ることも考えられよう。更なる代替例として、湾曲の各
軸が互いに平行でもなく交わりもしないようにされるこ
とも考えられよう。
【0019】湾曲の各軸に関する各鏡表面の配置につい
ては、ここまでに述べた実施例では詳細は何も与えられ
ていない。好適な実施例においては、一つの鏡表面は、
湾曲の一つの軸に対し直角に伸びる。しかしながら、両
鏡表面が湾曲の一つの軸に対し直角に伸びるか、または
更に良いことに、両鏡表面が湾曲の両軸に対し直角に伸
び、そして湾曲の各軸が互いに平行に伸びるようにする
ことは、よりいっそう有利なことである。
【0020】特に比較的容易に製造されうる、本発明の
高出力レーザの特に好適な実施例においては、導波路表
面は、内部円筒の、方位角方向に閉じられた外部表面
と、外部円筒の、方位角方向に閉じられた内部表面と、
により形成されており、ガス放電室は、その外部表面と
その内部表面との間に配置される。
【0021】ここまでに述べた実施例の範囲内では、レ
ーザビームが本発明の高出力レーザから結合・出力(cou
ple out)される方法は、詳細に考慮されていない。
【0022】好適な実施例では、レーザビームの結合・
出力は、部分的に透過可能な鏡の領域を通して達成され
る。この部分的透過可能鏡領域は、衝突するビームの一
部のみを反射するが他の部分が透過するのを可能とする
ようにすること、あるいは、レーザビームが透過するの
を可能にする非反射領域を設けること、のどちらかにお
いて実現されることができる。
【0023】特に適切な構想によれば、波束系を前後に
反射する鏡表面内に部分的透過可能鏡領域が置かれるよ
うにされる。これは、初期波束が二つの完全に反射する
鏡表面によって限定され、そして部分的透過可能鏡領域
が波束系の領域においてのみ設けられる、ということを
意味する。
【0024】本発明の高出力レーザの特に有利な構造に
おいては、部分的透過可能鏡領域は、退出方向にある退
出波束によって透過され、その退出波束を反射する二つ
の導波路表面領域における各接線(これらの接線は、退
出方向に対して直角に伸びる)は、互いに他方に対して
平行に伸びる。これにより、ある領域において結合・出
力が可能となり、すなわち、ある領域において、退出波
束は、隣接する導波路表面領域による、横方向における
更なる反射を受けない。
【0025】本発明の高出力レーザの励起に関しては、
これまでのところ詳細は何も与えられていない。導波路
表面を支える導波路壁は、好適には、それらが電極を具
備するように設計される。電極がこれらの導波路壁の上
に置かれるか若しくはその間に挿入されることができる
か、あるいは、導波路壁自身が電極として、すなわち例
えば金属からなるように、設計されることができる。他
の点、すなわち励起の型、レーザガスの型および可能な
波長に関しては、欧州特許公開公報(EP-A)第 0,305,893
号における説明が参照される。
【0026】
【実施例】本発明の高出力レーザの更なる特徴および利
点は、いくつかの実施例に関する次の説明および図面の
主題である。
【0027】図1〜図4に示される、本発明に係る高出
力レーザの第1実施例は、全体として10で示される光
学導波路を具備する。この光学導波路10は、下側導波
路表面12と上側導波路表面14とを有し、これらは、
それぞれ光学的に反射し相互に対面するように設計され
ている。これら二つの導波路表面12および14は、導
波路10の上側および下側の導波路壁16および18に
よりそれぞれ支持されている。
【0028】導波路壁16および18の導波路表面12
および14は、前端面縁22および24により形成され
る前端面20から、後端面縁28および30により形成
される後端面26へと、縦方向32に伸びるとともに、
縦側面縁36および38を有する左縦側面34から、縦
側面縁44および46を有する右縦側面42へと、横方
向40に伸びる。
【0029】共振器鏡54および56の共振器鏡表面5
0および52は、二つの端面20および26とそれぞれ
対面するように配置され、共振器鏡表面50および52
は、好適には、端面縁22および24または28および
30に対して平行に走る平面内に位置づけられる。共振
器鏡表面50および52は、好適には、相互に平行にそ
して縦方向32に対して直角に伸びる。
【0030】ガス放電室60は、二つの導波路表面12
および14により取り囲まれており、そして本発明に従
って、その室は、横方向40には、少なくとも縦側面縁
36および38から縦側面縁44および46まで伸び、
そして、縦方向32には、端面縁22および24から端
面縁28および30まで伸び、しかしながら、好適に
は、これらを越えて共振器鏡50および52まで伸び
る。
【0031】レーザガスは、ガス放電室に閉じ込められ
る。ガスは、好適には、流れのないこの室に置かれ、そ
のガス分子は、単に、拡散過程により移動するに過ぎな
い。このため、レーザガスは、好適に導波路表面12お
よび14との衝突と、導波路壁16および18上でのガ
スの冷却とにより冷却され、それによって導波路壁は、
冷却手段(最も単純な場合、導波路壁16および18内
に伸びる冷却チャネルからなる)によって好適に冷却さ
れる。
【0032】ガス放電室60内のレーザガスは、好適に
は、高周波での結合によって励起される。この点で、特
に好適な解法では、導波路壁16および18は、図面に
は示されていない高周波源に、高周波線62および64
を経由して接続される高周波電極を具備する。
【0033】最も単純な場合、導波路壁16および18
は、レーザビームを反射する金属で作られており、その
ため、導波路表面12および14は、導波路壁16およ
び18の各表面をそれぞれ処理することによって直接的
に形成される。
【0034】図2および図3に示されているように、導
波路表面12および14は、縦方向32には、相互に平
行に伸びるが、一方、横方向40には、それらの間隔
は、縦側面縁36および38から、横方向40に進むに
つれて、連続的に増大する。しかし、依然として、縦方
向32においては、導波路表面12および14は、相互
に平行に伸びる。導波路表面12および14は、横方向
において変化する領域を形成する。第一に、導波路表面
12および14は、縦側面縁36および38にすぐ隣接
して第1の導波路表面領域68および70を形成し、そ
れらの接線72および74(これらは、縦側面縁36お
よび38に対して直角に伸びる)は、相互に平行に伸び
るので、第1の導波路領域68および70は、実質的に
短間隔にわたり横方向40に相互に平行に整列する。第
1の導波路領域68および70に続いて、導波路表面1
2および14は、例えば湾曲領域を経由して、それぞれ
第2の導波路表面領域76および78内に徐々に溶け込
み、そうして導波路表面領域76および78は、最も単
純な場合、相互にくさび形にのびる平担な表面となり、
各々、接線72および74とくさび角αを形成する。
【0035】このような導波路表面12および14が設
けられた導波路10は、縦方向32において、平行な導
波路表面を有する導波路に関し既に知られているよう
に、光ビーム80が一方の共振器鏡表面50から他方の
共振器鏡表面52にまたはその逆に広がるとき、導波路
表面12および14の間で前後に光ビーム80を反射す
るようになる。
【0036】第1の導波路表面領域68および70にお
いては、接線72および74は、相互に平行に伸び、図
1〜図4に示される初期の波束82は、第1の導波路表
面領域に形成される。導波路表面12および14上で反
射されるとき、この波束は、横方向40においては何の
反射構成要素にも出会わないが、縦方向32においては
反射される。それ故、この初期波束82は、初期方向8
4(これは、少なくとも共振器鏡表面50に対し直角で
あって好適には共振器鏡表面52に対しても直角であ
る)に広がる。図1〜図4に示される実施例において
は、初期方向84は、縦方向32に対して平行に走る。
【0037】レーザの「発振立ち上がり(oscillation b
uild-up)」は、初期波束82の形で生じ、それによって
第1の導波路表面領域68および70は、横方向40に
おいてはできるだけ狭くなるよう、好適には本質的に線
状になるように設計される。初期波束が初期方向84に
対して横に、すなわち初期方向84に対して直角に走る
横方向40に、わずかに偏向せしめられるや否や、光ビ
ーム80は、第2の導波路表面領域76および78の内
の一つで反射される。それらの領域は横方向40におい
ては平行に伸びていないという事実により、反射光ビー
ムがさらに横方向40にも反射されるという結果にな
る。簡単のため、光ビーム82の反射は、図3において
は単に横方向40の方向に描写されている。しかしなが
ら、光ビーム82が横方向に反射される成分qは、しだ
いにより大きくなる。なぜならば、入射角度eは、第2
の導波路表面領域76および78での反射ごとにしだい
に増大するからである。
【0038】図4は、初期方向84に平行な成分pと横
方向40に平行な成分qとをもって広がる光ビーム86
に基づく、第2の導波路表面領域76での反射、の斜視
図である。
【0039】横方向40における反射により、初期波束
82は、図1に模式的に示されるように波束系88にな
る。すなわち、波束系88は、初期波束82から、横方
向40における付加的な反射成分q(第2の導波路表面
領域76および78での反射によりひき起こされる)を
もって、共振器鏡表面52および50上で前後反射する
ことにより生じる。明瞭化のため、図1における波束系
88の表示は、初期方向84と横方向40とにおけるそ
の成分をもってこれを示し、そして導波路表面12およ
び14の間での反射は、省略されている。
【0040】レーザビーム90を結合して出力すること
ができるように、共振器鏡表面50は、完全に反射する
ように設計され、一方、共振器鏡表面52は、完全に反
射する領域92を有し、この領域92は、縦側面34か
ら縦側面42の方へ伸び、縦側面42から少し離れた所
で終わり、レーザビーム90が初期方向84に対し本質
的に平行に退出することができるようにする、部分的に
反射する領域94へと合流する。
【0041】本発明に係る高出力レーザの第2実施例
(図5)においては、その導波路110のみがよりよい
図として示されている。
【0042】その部品および要素が第1実施例において
使われているものと同じである限りにおいては、それら
には、同じ参照数字が与えられており、そのため、その
詳細については第1実施例に関する説明を参照すること
ができる。
【0043】第1実施例と対比してわかるように、その
導波路表面112および114には、一定の湾曲が設け
られる。すなわち、導波路表面112は、凹面の湾曲を
有し、導波路表面114は、凸面の湾曲を有する。
【0044】第1実施例と同様に、導波路表面112お
よび114は、第1の導波路表面領域168および17
0を有し、その接線172および174は、相互に平行
に伸びる。第1の導波路表面領域は、初期波束82を限
定する。初期波束82は、初期方向84に広がる。初期
方向84は、接線174および172に対し直角に、ま
た共振器鏡表面50に対し直角に伸びる。共振器鏡表面
50は、平担な鏡表面であり図には示されていない。
【0045】これら第1の導波路領域168および17
0には、第2の導波路領域176および178が続く。
それらの間隔aは、横方向40にいくにつれて増加す
る。第1実施例と対比してわかるように、第2の導波路
表面領域176および178は、本質的に平面ではなく
湾曲の表面である。
【0046】しかしながら、第1実施例と同様に、導波
路表面112および114は、初期方向84に平行な方
向にわたっては同一の間隔aを有する。
【0047】第2実施例は、第1実施例と同じ方法で機
能する。すなわち、初期波束82が形成され、これから
始まって波束系88が横方向40において空間的コヒー
レンスを有して広がる。レーザビーム90が、部分的に
透過可能な鏡表面を通して同一の方法で結合・出力され
る。
【0048】図6に示される、本発明に係る高出力レー
ザの第3実施例においては、導波路210は、一方が他
方内に配置された、二つの円筒216および218によ
って形成される。円筒216は、一つの導波路表面を表
わす内部表面212を有し、一方、円筒218は、他の
導波路表面を形成する外部表面214を有する。
【0049】これら二つの円筒216および218は、
前端面220および222をそれぞれ有し、同様に後端
面224および226をそれぞれ有する。前端面220
および222ならびに後端面224および226は、そ
れぞれ同一平面内に配置される。
【0050】加えて、円筒216および218は、円筒
軸228および230をそれぞれ有する。それらは、図
6に示されるように、相互に平行に、そしてお互いに他
方から少し離れて伸びており、かつ、平面232内に置
かれる。すなわち、内部円筒218は、外部円筒216
に対し同軸状に配置されているわけではなく、円筒軸2
28および230間の間隔だけオフセットされている。
そのため、導波路表面212および214間に形成され
るガス放電室260は、円筒軸228に関し不規則な放
射状の広がりを有し、平面232に位置する最も狭い点
262と最も広い点264とが存在する。
【0051】導波路表面212および214が円筒表面
であるという事実を考慮して、導波路表面212および
214での接線272および274は、平面232と導
波路表面212および214との交差線に沿う最も狭い
点262では、相互に平行に伸びている。接線272お
よび274は、横方向240(これは円筒軸228に関
し方位角方向を表わす)に対し平行に伸びており、初期
方向284(この方向には、最も狭い点262の領域に
形成される初期波束82が広がる)に対し直角となる。
【0052】同じ理由のため、導波路表面212および
214における接線は、最も広い点264においても、
平面232との交差線に沿って相互に平行である。
【0053】原則的に、図6に示されるこの第3実施例
は、第1および第2の実施例と全く同じ方法で機能す
る。このことは、初期波束282が最も狭い点262で
形成され、初期方向284に対し平行にかつ線状に伸び
る第1の導波路表面領域268および270によって限
定されるということと、この初期波束282から始まっ
て波束系288aおよび288bが最も狭い点262か
ら最も広い点264までどちらかの側面にて広がるとい
うこととを意味する。これら二つの波束系288aおよ
び288bは同じ初期波束から生じるので、それらは、
また、相互にコヒーレントであり、それ故、実質的に一
様で閉じた強度分布が、円筒軸228に関して方位角方
向240全体にわたり形成される。
【0054】最も単純な場合、図6に示される実施例で
は、二つの共振器鏡表面250および252は、相互に
平行であり、そしてレーザビーム290を結合・出力す
るために、後の共振器鏡表面252は、最も広い点26
4の領域に、部分的に透過可能な領域294を有し、こ
れを通して、退出波束(これは、最も広い点264にて
導波路表面212および214によって限定され、退出
方向265に広がる)が退出する。
【0055】さらに、共振器鏡表面250および252
が、円筒軸228および230に対し直角に伸びること
が、この最も単純な場合においてまた有利となる。
【0056】しかしながら、第3実施例の変形において
は、共振器鏡表面250および252が、相互に平行に
伸びることもなく、また、円筒軸228および230に
対して直角に伸びることもないようにすることが考えら
れる。唯一の条件は、共振器鏡表面の一つ(この場合共
振器鏡表面250)が初期方向284に対し直角であ
り、それから生じて初期波束282が導波路210内に
広がる、ということである。
【0057】さらに、この第3実施例は、第1および第
2の実施例と同一の原理に従って機能する。なぜなら
ば、導波路表面212および214の間隔は、方位角方
向240の伸びが増すにつれて増大し、最も狭い点26
2ならびに第1の導波路表面領域268および270か
ら、ひき続く導波路表面276aおよび276bならび
に278aおよび278bへと増大し、すなわち導波路
表面間の間隔がますます大きくなるからである。このこ
とは、第1実施例と同一の効果、すなわち方位角方向2
40におけるビームの反射、が発生することを意味す
る。そのため、横方向すなわち方位角方向240におけ
る反射に関しては、第1実施例に対する詳細な説明を参
照することができる。
【0058】図7に示される第4実施例においては、第
3実施例のものと同一の要素および部品には同じ参照数
字が与えられており、そのため、それらの詳細について
は、第3実施例に関しての説明を参照することができ
る。
【0059】第3実施例と対比してわかるように、二つ
の円筒軸228′および230′は、相互に平行になら
んではいないが、平面232′内に置かれており、この
平面232′において、相互に他方に対し角度wを形成
する。
【0060】同様にして、最も狭い点262は、平面2
32′内に位置し、そして初期方向284は、平面23
2′内に伸びる。そのため、導波路表面212および2
14における接線272′および274′もまた、初期
方向284に対し直角に、かつ、最も狭い点262の領
域において互いに平行に、伸びる。この実施例と第3実
施例との唯一の違いは、初期方向において、第1の導波
路表面領域268および270の間の間隔が、一定でな
く、互いに他方に対し、円筒軸228′および230′
の角度位置に従って変化する、という事実である。しか
しながら、このことは、横方向240に初期波束282
がそれることにはつながらず、単に、一方向または他方
向における反射条件を変化させるに過ぎない。横方向2
40における反射は、第1の導波路領域268および2
70に続く第2の導波路領域276および278まで発
生しない。
【0061】それ故、原則的に、この第4実施例は、第
3実施例と完全に同一の方法で機能する。
【0062】図8に示される第5実施例における条件
は、原則的には、第3および第4の実施例におけるもの
と同一であるが、唯一の違いは、円筒軸228″および
230″が互いに平行でもなく交わりもしない(not ske
wed)ようになっていることである。この場合、初期方向
284は、円筒軸228″および230″に対し平行に
伸びる必要はなく、これに傾斜するようにされることが
できる。284の経路は、第1の導波路表面領域268
および270によって定義され、それらの接線(初期方
向284に対し直角に整列せしめられる)は、相互に平
行にのびる。
【0063】共振器鏡表面に関して、唯一の条件は、初
期方向284が、共振器鏡表面に対し直角であり、この
表面から広がる、という事実にみられるべきである。
【0064】その他残りの事項については、上述の各実
施例に関しての詳細なコメントが参照される。
【0065】全ての実施例(一定の縮尺では図示されて
いない)において、第1の導波路表面領域間の間隔は、
実用的な実施例では、およそ1.5mmであり、第2の導
波路表面領域間の間隔は、およそ1.5mm〜2mmであ
り、横方向における第2の導波路表面領域の広さは、お
よそ30mm〜100mmであり、初期方向における導波路
表面領域の広さは、およそ200mm〜600mmである。
好適には、CO2 +N2+Heが、レーザガスとして約
150ミリバールの圧力下で使用され、約100MHz 〜
200MHz の周波数で励起される。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
生成および調整の容易な高出力レーザが提供されるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の概略斜視図(縮尺不定)である。
【図2】図1における矢A方向から見た図である。
【図3】図1における矢B方向から見た図である。
【図4】図1における導波路部分の詳細拡大図(縮尺不
定)である。
【図5】本発明に係る高出力レーザの第2実施例の斜視
図(鏡は省略され、縮尺は不定)である。
【図6】第3実施例の斜視図(縮尺不定な誇大表現によ
る)である。
【図7】図6と同様の、鏡を省略された第4実施例の斜
視図(縮尺不定な誇大表現による)である。
【図8】図6と同様の、鏡を省略された第5実施例の斜
視図(縮尺不定な誇大表現による)である。
【符号の説明】
10…導波路 12…下側導波路表面 14…上側導波路表面 16,18…導波路壁 20…前端面 22,24…前端面縁 26…後端面 28,30…後端面縁 32…縦方向 34…左側面縁 36,38…縦側面縁 40…横方向 42…右縦側面 44,46…縦側面縁 50,52…共振器鏡表面 54,56…共振器鏡 60…ガス放電室 62,64…高周波線 68,70…第1の導波路表面領域 72,74…接線 76,78…第2の導波路表面領域 80…光ビーム 82…初期波束 84…初期方向 86…光ビーム 88…波束系 90…レーザビーム 92…完全に反射する領域 94…部分的に透過可能な鏡領域 110…導波路 168,170…第1の導波路表面領域 172,174…接線 176,178…第2の導波路表面領域 210…導波路 212,214…導波路表面 216…外部円筒 218…内部円筒 220,222…前端面 224,226…後端面 228,230,228′,230′,228″,23
0″…湾曲の軸 232,232′…平面 240…横方向 250…第1の共振器鏡表面 252…第2の共振器鏡表面 260…ガス放電室 262…最も狭い点 264…最も広い点 265…退出方向 268,270…第1の導波路表面領域 272,274,272′,274′…接線 276,278,276a,278a,276b,27
8b…第2の導波路表面領域 282…初期波束 284…初期方向 288,288a,288b…波束系 290…レーザビーム 294…部分的に透過可能な鏡領域 a…間隔 w…角度

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に向かい合って配置された第1の共
    振器鏡表面(50,250)及び第2の共振器鏡表面
    (52,252)を有する2枚の共振器鏡(54,5
    6)と、 前記第1及び第2の共振器鏡表面間に伸びる導波路を形
    成する、相互に向かい合って配置された2枚の反射導波
    路表面(112,114;212,214)と、前記導波路に置かれ励起されたレーザガスを備えるガス
    放電室と、 を具備する高出力レーザにおいて、 前記2枚の反射導波路表面が、ともに、第1の導波路表
    面領域(68,70;168,170;268,27
    0)と前記第1の導波路表面領域に続く第2の導波路表
    面領域(76,78;176,178;276,27
    8)とを有し、 二つの前記第1の導波路表面領域(68,70;16
    8,170;268,270)における第1及び第2の
    接線(72,74;172,174;272,274)
    が、相互に平行に伸び、かつ、前記第1の共振器鏡表面
    (50,250)の第1の領域に対し直角に伸びる方向
    である第1の方向(84)に対し直角に伸び、 二つの前記第2の導波路表面領域(76,78;17
    6,178;276,278)間の間隔(a)が、二つ
    の前記第1の導波路表面領域(68,70;168,1
    70;268,270)間の初期間隔から始まって、前
    記第1の方向に対し直角に伸びる方向である第2の方向
    (40,240)に沿って徐々に大きくなり、 二つの前記第1の導波路表面領域間で初期の波束が形成
    され、かつ、二つの前記第2の導波路表面領域間の間隔
    が最も大きくなった部分からレーザビーム出力が取り出
    される、 ことを特徴とする高出力レーザ。
  2. 【請求項2】 前記第1の共振器鏡表面(50,25
    0)が平担である、請求項1に記載の高出力レーザ。
  3. 【請求項3】 前記第2の共振器鏡表面(52,25
    2)が平担である、請求項2に記載の高出力レーザ。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の共振器鏡表面(5
    0,52;250,252)が相互に平行に伸びる、請
    求項3に記載の高出力レーザ。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の共振器鏡表面が相互
    に他方に対しある角度を有して伸びる、請求項3に記載
    の高出力レーザ。
  6. 【請求項6】 二つの前記第1の導波路表面領域(6
    8,70;168,170;268,270)が前記第
    2の方向(40,240)に対し直角な実質的に線状の
    ものである、請求項1に記載の高出力レーザ。
  7. 【請求項7】 前記二つの反射導波路表面の一方(11
    4,214)が前記第2の方向(40,240)におい
    て凸面状であり、前記二つの反射導波路表面の他方(1
    12,212)が前記第2の方向(40,240)にお
    いて凹面状である、請求項1に記載の高出力レーザ。
  8. 【請求項8】 前記二つの反射導波路表面(112,1
    14;212,214)が、前記第1の方向の各湾曲軸
    に関して円筒形に湾曲せしめられている、請求項1に記
    載の高出力レーザ。
  9. 【請求項9】 前記二つの反射導波路表面(212,2
    14)の前記各湾曲軸(228,230)が、相互に平
    行にかつ少し離れて伸びている、請求項8に記載の高出
    力レーザ。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2の共振器鏡表面の一
    つ(250)が、前記各湾曲軸の一つ(228)に対し
    直角に伸びている、請求項9に記載の高出力レーザ。
  11. 【請求項11】 前記各湾曲軸(228′,230′)
    が、相互に他方に対しある角度(w)を形成している、
    請求項8に記載の高出力レーザ。
  12. 【請求項12】 前記各湾曲軸(228″,230″)
    が、相互に平行でもなく交わりもしないようにされてい
    る、請求項8に記載の高出力レーザ。
  13. 【請求項13】 前記二つの反射導波路表面(212,
    214)が、外部円筒(216)の、方位角方向に閉じ
    られた内部表面と、内部円筒(218)の、方位角方向
    に閉じられた外部表面と、により形成されている、請求
    項8に記載の高出力レーザ。
  14. 【請求項14】 レーザビーム(90,290)を出力
    する部分的に透過可能な鏡領域(94,294)を更に
    具備する、請求項1に記載の高出力レーザ。
  15. 【請求項15】 前記部分的に透過可能な鏡表面(9
    4,294)が、前記第1及び第2の共振器鏡表面の一
    方(52,252)に設けられている、請求項14に記
    載の高出力レーザ。
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