JP2959552B1 - 閉鎖形配電盤のシャッタ装置 - Google Patents
閉鎖形配電盤のシャッタ装置Info
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Abstract
部を保守点検する際に、各断路部の断路部を覆うシャッ
タ板を手動で個別に開閉操作でき、しかもその点検作業
が安全に遂行できるように改良する。 【解決手段】引出し形しゃ断器6を搭載した配電盤1の
しゃ断器室5内に組み込んで電源側,負荷側の主回路断
路部7,8の充電部分を前方から覆うシャッタ装置で、
そのシャッタ板9a,9bにインターロック機構10を
連結し、しゃ断器の押し込み,引出しに連係して動作す
る駆動レバー10aを介してシャッタ板を開閉操作する
ようにしたものにおいて、電源側,および負荷側の主回
路断路部に対応する各シャッタ板を個別に各独立して上
下移動可能に案内支持された左右一対の支柱9c-1, 9
c-2の間に跨がって架設するとともに、各支柱をその下
端に設けた連結ピン9gを介して駆動レバーの先端に取
付けたシャッタ支持部板10dの上に一括担持して切り
離し可能に連結する。
Description
などを対象とする閉鎖形配電盤に組み込んで主回路断路
部の充電部分を覆うようにした感電防止用のシャッタ装
置に関する。
成,およびそのしゃ断器室に組み込んだシャッタ装置の
従来構造,動作を図7,図8で説明する。図において、
1は接地金属板で構築した閉鎖形配電盤、1aはその前
面扉であり、盤内には制御室2,母線室3,ケーブル室
4,およびしゃ断器室5が画成されている。ここで、母
線室3には電源側の共通母線3a,分岐母線3bが、ケ
ーブル室4には負荷側機器に接続するケーブル4a,変
流器4b,接地開閉器4cなどが、しゃ断器室5には主
回路の開閉を行うしゃ断器6が組み込まれており、さら
にしゃ断器室5の背面側には隔壁5aを貫通して母線室
3に敷設した分岐母線3b,およびケーブル室4に敷設
した電線との間にしゃ断器6と結合し合う電源側,負荷
側の主回路断路部 7,8を装備している。
面に敷設したクレードル5bの上を断路位置(図7の位
置)と運転位置(図8の位置)に押し込み,引出し移動
が可能な引出し形とし、その運転位置でしゃ断器6の主
回路端子が前記した電源側,負荷側の断路部7,8にプ
ラグイン式に接続される。また、しゃ断器室5には、保
守,点検時に保守員が主回路断路部7,8の先端に露出
している充電部分に触れて感電する危険を避けるため
に、断路部7,8の前方にシャッタ機構9を備えてい
る。このシャッタ機構9は、断路部7,8に前面を覆う
2枚のシャッタ板9a,9bが左右一対の支柱9c(支
柱9cはしゃ断器室5の左右側壁に上下移動可能に案内
支持されている)の間に固定的に架設されており、かつ
しゃ断器6の押し込み,引出し移動に連動してシャッタ
板9a,1bを開閉操作するように支柱9cの下端がイ
ンターロック機構10に連結されている。なお、9dは
支柱9cの上昇範囲を規制するストッパである。また、
前記インターロック機構10は、しゃ断器6の移動経路
の左右両サイドに配してあり、その駆動レバー10aが
一端を揺動支点としてレバー先端が前記支柱9cにリン
ク結合されており、かつ駆動レバー10aの中間部には
ローラ10bを取付け、このローラ10bがしゃ断器6
の基台に設けた駆動片6aの移動経路に向けて突き出し
ている。
き出した図7の状態では、シャッタ機構9が自重で下降
し、シャッタ板9a,9bが断路部7,8の充電部分を
前方から閉塞している。なお、この運転位置ではインタ
ーロック機構10の駆動レバー10aの先端が下方に傾
いてストッパピン10cの上に担持されている。なお、
しゃ断器6を引き出した状態では手動でシャッタ装置9
を開放操作することも可能であり、シャッタ板に手を掛
けて持ち上げると2枚のシャッタ板9a,9bが一緒に
移動し、この動きに連れてインターロック機構10の駆
動レバー10aも上方に揺動する。
置に向けて押し込むと、その移動途上でインターロック
機構10のローラ10bがしゃ断器6に備えた駆動片6
aの上に乗り上げる。これにより、図8で示すように駆
動レバー10aがその後端支軸10eを中心に時計方向
に傾動し、そのレバー先端に連結したシャッタ機構9の
支柱9cを上方に押し上げてシャッタ板9a,9bを開
放位置に移動するとともに、運転位置でしゃ断器6の主
回路端子が電源側,負荷側の断路部7,8に接続され
る。
ャッタ装置の従来構造では、その取扱い面で次に記すよ
う不具合がある。すなわち、前記した閉鎖形配電盤で
は、しゃ断器6を配電盤1の外に引出した上で、しゃ断
器室5から主回路断路部7,8の保守点検を行うことが
あり、この場合には感電のおそれなしに保守点検作業が
安全に遂行できることが求められる。
構9では、上下2枚のシャッタ板9a,9bが一緒に開
閉する。このために、しゃ断器6を引き出した上で例え
ば電源側の母線が活線状態のまま負荷側の断路部8を点
検する際に、下側のシャッタ板9bを手動で開放する
と、同時に上側のシャッタ板9aも開放して電源側断路
部7の充電部分が露呈するために点検作業を安全に行う
ことができないといった安全上の問題がある。
のであり、しゃ断器室内から電源側,負荷側の主回路断
路部を保守点検する際に、各断路部の断路部を覆うシャ
ッタ板を手動で個別に開閉操作でき、しかもその点検作
業が安全に遂行できるように改良した閉鎖形配電盤のシ
ャッタ装置を提供することを目的とする。
に、この発明によれば、引出し形の主回路しゃ断器を搭
載した閉鎖形配電盤のしゃ断器室内に組み込んで電源
側,負荷側の主回路断路部の充電部分を前方から覆う感
電防止用のシャッタ装置であり、そのシャッタ板にイン
ターロック機構を連結し、しゃ断器の押し込み,引出し
に連係して動作するインターロック機構の駆動レバーを
介してシャッタ板を開閉操作するようにしたものにおい
て、電源側,および負荷側の主回路断路部に対応する各
シャッタ板を個別にそれぞれ独立して上下移動可能に案
内支持された左右一対からなる2組の支柱の間に跨がっ
て架設するとともに、各支柱を前記インターロック機構
の駆動レバーに連結したシャッタ支持部材の上に一括担
持して切り離し可能に連結する(請求項1)ものとし、
具体的に次記のような態様で構成する。
シャッタ支持部材との連結手段として、各支柱ごとにそ
の下端部に高さを揃えて側方へ突出する連結ピンを設け
るとともに、該連結ピンに対向してシャッタ支持部材の
上面に凹溝を形成し、前記連結ピンを凹溝に嵌合して支
柱とシャッタ支持部材の間を切り離し可能に連結する
(請求項2)。
電源側,負荷側のシャッタ板のいずれか一方,ないし双
方を手動で開放位置に引き上げた際に、各シャッタ板,
およびインターロック機構をその状態に拘束保持するロ
ック機構を備える(請求項3)。 (3) 前項(2) の構成において、ロック機構を、開放位置
に引き上げたシャッタ板の支柱の下端に設けた連結ピン
とインターロックロック機構のシャッタ支持部材の上面
との間に差し込んでシャッタ板を開放位置に下支えする
ロック板と、該ロック板をスライド可能に案内支持した
ベースとから構成する(請求項4)。
引出し,後退位置に合わせてベースにロック板のスライ
ド範囲を規制するストッパ片を設け、かつ該ストッパ片
とロック板との間に錠を掛けてロック板を前記各位置に
鎖錠するように構成する(請求項5)。 (5) 電源側,および負荷側の主回路断路部に対応するシ
ャッタ板を支持した支柱の間に、それ自身が前記支柱と
同様に上下移動可能に案内支持され、かつインターロッ
ク機構のシャッタ支持部材の上に連結した中間支柱を設
ける(請求項6)。
シャッタ閉の状態で、電源側,および負荷側の主回路断
路部に対応するシャッタ板を個別にインターロック機構
のシャッタ支持部材から切り離して手動操作で開放する
ことかできる。またシャッタ板のいずれか一方,あるい
は双方を上方に引き上げた開放状態で、ロック機構のロ
ック板を待機位置から引出してシャッタ支持部材の上面
と上方に引き上げた支柱の連結ピンとの間に割り込ませ
ることにより、上方に引き上げたたシャッタ板の支柱が
ロック板の上に乗ってシャッタ板,およびインターロッ
ク機構の駆動レバーがその状態に拘束保持される。
ャッタ板の支柱はその連結ピンがシャッタ支持部材と連
結したままロック板の下に押さえ込まれているのでその
シャッタ板を開放することができず、かつインターロッ
ク機構の駆動レバーもロック板に押さえ込まれてこの状
態に拘束される。したがって、この状態ではしゃ断器を
引出し位置から運転位置に押し込もうとしても、インタ
ーロック機構の駆動レバーに阻害されて運転位置に移動
できない。また、この拘束位置でロック機構のロック板
とベースとの間を南京錠などで施錠しておけば、ロック
機構を誤って解除することができないのでしゃ断器室内
での点検作業が安全に行える。
中間支柱は、シャッタ板の手動による開放動作には直接
関与しないが、この中間支柱を追加装備してその下端部
をインターロック機構のシャッタ支持部材に連結してお
くことにより、電源側,および負荷側の二枚のシャッタ
板を手動で引き上げた状態でも、インターロック機構の
シャッタ支持部材が中間支柱に連結されているのでシャ
ッタ支持部材の姿勢を安定保持できるとともに、ロック
板の上に掛かるシャッタ板,支柱の荷重が中間支柱の連
結ピンを介してシャッタ支持部材に加わるので、ロック
板に過大なモーメント荷重が加わることがなく強度面で
の信頼性が向上する。
1ないし図6に示す実施例で説明する。なお、実施例の
図中で図7に対応する同一部材には同じ符号が付してあ
る。すなわち、図示実施例においては、閉鎖形配電盤1
のしゃ断器室5に組み込んだシャッタ機構9が次のよう
に構成されている。すなわち、図1,図2で示すように
電源側,および負荷側の主回路断路部7,8に対応する
上下のシャッタ板9a,9bが個別にそれぞれ独立して
上下移動可能に案内支持された2組の支柱9c-1, 9c
-2に一枚ずつ架設されており、かつ支柱9c-1と9c-2
の間に介装した中間支柱9c-3とともに、各支柱9c-
1, 9c-2, 9c-3が後記のようにその下方に配したイ
ンターロック機構10の駆動レバー10aの先端に連結
した逆三角形のシャッタ支持板(シャッタ支持部材)の
上に一括担持して切り離し可能に連結されている。さら
に、インターロック機構10に並置してしゃ断器室5の
左右両サイドには、しゃ断器6を断路位置に引出した状
態で電源側,負荷側のシャッタ板9a,9bのいずれか
一方,ないし双方を手動で開放位置に引き上げた際に、
各シャッタ板,およびインターロック機構10をその状
態に拘束保持するロック機構11を備えている。
ク機構10,およびロック機構11の詳細構造を図2〜
図5で説明する。すなわち、シャッタ機構9の各支柱9
c-1, 9c-2, 9c-3は長尺なチャンネル形鋼であり、
図4で示すようにベース板9e(ベース板はしゃ断器室
5の左右側壁にねじ止めして固定される)に取付けたガ
イドローラ9fを介して個々に上下方向へ移動可能に案
内支持されており、かつ各支柱ごとにその下端部には高
さを揃えて側方に突き出した連結ピン9gが植設されて
いる。
ー10aは、その一端が後記のロック機構11のベース
11aに揺動支点となる支軸10eを介して軸支されて
おり、そのレバー先端にピン10fを介して逆三角形状
になるシャッタ支持板10dが連結されている。またこ
のシャッタ支持板10dの上端面には、前記したシャッ
タ機構9の各支柱9c-1, 9c-2, 9c-3の下端部に突
設した連結ピン9gの配列に合わせて半円形の凹溝10
d-1が形成されており、この凹溝10d-1に連結ピン9
gを嵌め込んで各支柱9c-1, 9c-2, 9c-3をシャッ
タ支持板10dに対して切り離し可能に連結している。
なお、連結ピン9gの断面形状は円形に限らず多角形の
ピンでもよく、凹溝10dも連結ピンの断面形状に合わ
せた形状とする。また、インターロック機構10の駆動
レバー10aは、しゃ断器室5の左右両サイドに二組備
えてあり、図7,図8で述べた同様にしゃ断器6の押し
込み,引出し移動に従動して上下に揺動動作する。
(ベースはしゃ断器室5の左右側壁に固定される)と、
該ベース11aに組付けて前後方向へスライド移動可能
に案内支持されたロック板11bとを主要部品としてな
り、図5に示すようにベース11aに取付けたガイドロ
ーラ11cを介して上下一対のスライダ11dを案内支
持し、このスライダ11dをロック板11bの裏面にリ
ベットなどで結合している。また、ロック板11bの上
縁中間部にはコ字形の穴明き耳部11b-1が形成され、
かつこの耳部11b-1に対向してベース11aにはロッ
ク板11bの引出し,後退位置に合わせてその移動スト
ロークの範囲を規制するコ字形の穴明きストッパ片11
eを備えており、かつ耳部11b-1がストッパ片11e
に重なり合った位置で両者の穴に南京錠12を掛けて施
錠することにより、ロック板11bを引出し,後退位置
に鎖錠するようにしている。なお12aは南京錠12の
キーである。
(図2参照)は、シャッタ機構9のシャッタ板9a,9
bを手動により開放位置に引き上げた状態で、支柱9c
-1,9c-2の連結ピン9gとその下方に対向位置してい
るインターロック機構10のシャッタ支持板10dとの
間の間隔,厳密にはシャッタ支持板10aに連結された
支柱の連結ピン10gの突き出し寸法分を差し引いた寸
法に合わせて設定されている。
動作を図1,および図6(a) 〜(c)で説明する。まず、
しゃ断器6を断路位置に引出した状態では、インターロ
ック機構10が自由状態にあり、図1で示すようにシャ
ッタ機構9の各支柱9c-1,9c-2, 9c-3が自重で下
降し、シャッタ板9a,9bが電源側,負荷側の主回路
断路部7,8の充電部分を前方から覆っている。
込むと、図8で述べたようにしゃ断器6の移動途上でイ
ンターロック機構10の駆動レバー10aがしゃ断器6
上の駆動片6aの上に乗り上げて時計方向に傾動する。
これにより、図6(a) で示すように駆動レバー10aの
先端に連結したシャッタ支持板10dがシャッタ機構9
の各支柱9c-1, 9c-2, 9c-3を連結状態のまま一括
して上方に押し上げるとともに、シャッタ板9a,9b
が閉塞位置から上方に移動して主回路断路部7,8の充
電部分を開放し、しゃ断器6と断路部6,7との接続を
可能にする。
5側から負荷側の主回路断路部8を点検する場合には、
次の手順でシャッタ機構9を手動操作する。すなわち、
しゃ断器室5からしゃ断器6を引出した上で、図6(b)
のように手動で下側のシャッタ板9bを開放位置に持ち
上げると、支柱9c-2もシャッタ板9bと一緒に上方に
移動し、その連結ピン9gが下方に位置しているインタ
ーロック機構のシャッタ支持板10dから離脱する。続
いてロック機構11のロック板11bを引出してシャッ
タ支持板10dの上に連結している支柱9c-1, 中間支
柱9c-3の連結ピン9gと上方に引き上げた支柱9c-2
の連結ピン9gとの間に差し込むと図6(c) の状態にな
る。
がロック板11bの上に担持されてシャッタ板9bが開
放位置に保持されるとともに、上側のシャッタ板9aを
支持した支柱9c-1, および中間支柱9c-3連結ピン9
gは、ロック板11bの下側に押さえ込まれてシャッタ
板9aの開放を阻止している。また、この状態ではイン
ターロック機構10のシャッタ支持板10d,およびこ
れに連結した駆動レバー10aがロック板11bにより
図示の下降位置に拘束保持されるので、しゃ断器6を運
転位置に押し込もうとしても、しゃ断器6に設けた駆動
片6aが駆動レバー10aのローラ10bに当たってそ
れ以上に移動することができない。
げたシャッタ板9b,支柱9c-2の荷重がロック板11
b, 支柱9c-1, および中間支柱9c-3の連結ピン9g
を介してシャッタ支持板10dに加わので、ロック板1
1b自身に過大なモーメント荷重が作用することがな
い。また、しゃ断器6を引き出した状態で電源側の断路
部8を点検する場合(この場合には電源側への送電を停
止しておく)には前記とは逆にシャッタ板9aを手動で
引き上げて開放し、シャッタ板9bは閉塞位置に残して
おく。この場合の操作手順に前記と同様に行うものとす
る。また、状況により電源側,および負荷側のシャッタ
板9aと9bを同時に開放する場合には、中間支柱9c
-3の連結ピン9gをシャッタ支持板10dに連結したま
ま、シャッタ板9a,9bの支柱9c-1, 9c-2をシャ
ッタ支持板10dから切り離して引き上げ、この状態で
ロック機構11のロック板11bを引出して支柱9c-
1, 9c-2とシャッタ支持板10dの間に差し込むよう
にする。
れば、電源側,負荷側の主回路断路部に対応する上下2
枚のシャッタ板を手動操作で個別に開放することかでき
る。また、手動によるシャッタ板の開放操作に併せて、
ロック機構から引出したロック板を上方に引き上げたシ
ャッタの支柱とインターロック機構のシャッタ支持部材
との間に差し込むことにより、シャッタ板,インターロ
ック機構をこの状態に拘束ほじすることができるととも
に、同時にしゃ断器の運転位置への押し込みも阻止する
ので、これにより配電盤のしゃ断器室側から主回路断路
部を点検保守する際の作業を安全に行うことができる。
ターロック機構のシャッタ支持部材の上に担持するよう
構成したので、従来のインターロック機構を流用するこ
とができ、さらに錠を使ってロック機構のロック板を引
出し位置に施錠することにより保守員の操作ミスを防い
で保守点検作業の安全性をより一層高めることができ
る。
よるシャッタ装置の構成,並びにしゃ断器を引き出した
際のシャッタ装置の動作状態を表す図
面図
(a) はしゃ断器の押し込み状態,(b) は負荷側断路部の
シャッタ板を開放位置に引き上げた状態,(c) はこの状
態をロック機構のロック板により拘束保持した状態を表
す図
の構成,並びにしゃ断器を引き出した際のシャッタ装置
の動作状態を表す図
だ際のシャッタ装置の動作を表す図
Claims (6)
- 【請求項1】引出し形の主回路しゃ断器を搭載した閉鎖
形配電盤のしゃ断器室内に組み込んで電源側,負荷側の
主回路断路部の充電部分を前方から覆う感電防止用のシ
ャッタ装置であり、そのシャッタ板にインターロック機
構を連結し、しゃ断器の押し込み,引出しに連係して動
作するインターロック機構の駆動レバーを介してシャッ
タ板を開閉操作するようにしたものにおいて、電源側,
および負荷側の主回路断路部に対応する各シャッタ板を
個別にそれぞれ独立して上下移動可能に案内支持された
左右一対からなる2組の支柱の間に跨がって架設すると
ともに、各支柱を前記インターロック機構の駆動レバー
に連結したシャッタ支持部材の上に一括担持して切り離
し可能に連結したことを特徴とする閉鎖形配電盤のシャ
ッタ装置。 - 【請求項2】請求項1記載のシャッタ装置において、シ
ャッタ板の支柱とシャッタ支持部材との連結手段とし
て、各支柱ごとにその下端部に高さを揃えて側方へ突出
する連結ピンを設けるとともに、該連結ピンに対向して
シャッタ支持部材の上面に凹溝を形成し、前記連結ピン
を凹溝に嵌合して支柱とシャッタ支持部材の間を離脱可
能に連結したことを特徴とする閉鎖形配電盤のシャッタ
装置。 - 【請求項3】請求項1記載のシャッタ装置において、し
ゃ断器を断路位置に引出した状態で電源側,負荷側のシ
ャッタ板のいずれか一方,ないし双方を手動で開放位置
に引き上げた際に、各シャッタ板,およびインターロッ
ク機構をその状態に拘束保持するロック機構を備えたこ
とを特徴とする閉鎖形配電盤のシャッタ装置。 - 【請求項4】請求項3記載のシャッタ装置において、ロ
ック機構が、開放位置に引き上げたシャッタ板の支柱の
下端に設けた連結ピンとインターロックロック機構のシ
ャッタ支持部材の上面との間に差し込んでシャッタ板を
開放位置に下支えするロック板と、該ロック板をスライ
ド可能に案内支持したベースとからなることを特徴とす
る閉鎖形配電盤のシャッタ装置。 - 【請求項5】請求項4記載のシャッタ装置において、ロ
ック板の引出し,後退位置に合わせてベースにロック板
のスライド範囲を規制するストッパ片を設け、かつ該ス
トッパ片とロック板との間に錠を掛けてロック板を前記
各位置に鎖錠するようにしたことを特徴とする閉鎖形配
電盤のシャッタ装置。 - 【請求項6】請求項1記載のシャッタ装置において、電
源側,および負荷側の主回路断路部に対応するシャッタ
板を支持した支柱の間に、それ自身が前記支柱と同様に
上下移動可能に案内支持され、かつインターロック機構
のシャッタ支持部材の上に連結した中間支柱を設けたこ
とを特徴とする閉鎖形配電盤のシャッタ装置。
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- 1998-04-24 JP JP10114471A patent/JP2959552B1/ja not_active Expired - Fee Related
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1999
- 1999-02-14 CN CNB991008022A patent/CN1182638C/zh not_active Expired - Lifetime
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