JP2959405B2 - 燃焼機の電磁ポンプ制御装置 - Google Patents

燃焼機の電磁ポンプ制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液体燃料を電磁ポン
プにて供給して燃焼させる燃焼機の電磁ポンプ制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開平1−184324号
公報に示された従来の燃焼制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0003】図中、1は図示しない燃焼機の燃料供給制
御を行う燃焼制御装置で、燃焼制御装置1はマイクロコ
ンピュータ2、電源電圧検出部4、電磁ポンプ電源部
5、駆動部6よりなる。マイクロコンピュータ2は図示
しない温度設定器からの設定信号と室温を検知する図示
しないルームサーモメータの検出信号を比較し、室温が
設定温度に保たれるような吐出流量を得ることのできる
制御信号を発生する機能を有するとともにこの制御信号
をその値に対応したパルス幅にパルス幅変調(PWM)
し、これを駆動パルスとして出力するパルス幅変調回路
部3を内蔵する。パルス幅変調回路部3からの駆動パル
スは駆動部6に与えられ、電磁ポンプ電源部5の出力す
る電源出力の電磁ポンプ7への印加をこの駆動部6によ
りスイッチング制御して電磁ポンプ7を駆動する。
【0004】また、電磁ポンプ電源部5は商用電源等の
外部電源を整流し、電磁ポンプ駆動用に最適な電圧に定
電圧化して出力するものであり、この電圧値は電源電圧
検出部4により検出してマイクロコンピュータ2に電源
電圧情報として入力する。マイクロコンピュータ2はこ
の電源電圧情報をもとにパルス幅変調回路部3に設定す
る周期とパルス幅を演算し更新する機能をも有してい
る。
【0005】このような構成の燃焼制御装置1は電源電
圧検出部4の検出電圧と設定温度値およびルームサーモ
メータによる室温検出値をもとにマイクロコンピュータ
2は電磁ポンプ5の液体燃料吐出流量が設定室温を維持
するに最適な量となるようなパルス周期およびパルス幅
の駆動パルスを、内蔵のパルス幅変調回路部3を介して
発生し、駆動部6に与える。すると、その駆動部6は電
磁ポンプ電源部5の出力する電源出力の電磁ポンプ7へ
の印加をこの駆動パルスに従って、スイッチング制御し
て電磁ポンプ7に与え、この電磁ポンプ7を駆動する。
電磁ポンプ電源部5は商用電源を整流し、電磁ポンプ駆
動用に最適な電圧に定電圧化して出力するものであり安
定度は良いので、通常は電磁ポンプ電源出力一定電圧下
における最適パルス周期とし、室温と設定温度の差に応
じたパルス幅の駆動パルスが出力されて、電磁ポンプ7
は駆動されることになり、これによって、設定温度を維
持するような燃焼制御が成されることになる。
【0006】一方、定電圧電源である電磁ポンプ電源部
5は商用電源の変動により出力電圧の変動を招くことが
ある。この場合は電源電圧検出部4の検出電圧に応じて
マイクロコンピュータ2は駆動パルスのパルス幅と周期
を演算して修正するので、電磁ポンプ電源部5の電圧値
が変動しても、それに対応して室温を設定温度に保持す
るに最適な吐出流量を維持するような電磁ポンプ7の運
転を実現する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の装
置においては、商用電源が大きく変動したときは電源電
圧検出部4によって容易に検出し、駆動パルスを修正で
きる。しかしながら、商用電源の電圧が少し低下した状
態では、電磁ポンプ7がオンしたときに流れる電流のた
め、図8に示すようにパルスがオンしたときのみ電磁ポ
ンプ電源部5の電圧がリップル状に低下するという現象
が現れる。
【0008】一方、このようなリップル電圧は従来の電
源電圧検出部4では検出しにくく、例えば、常時サンプ
リングする方法で検出しても時々電圧が低下するだけで
あり、次の検出時には元の定電圧に戻っているため、正
確に電圧変動を検出することができず、駆動パルスに対
する補正をかけられなかった。このような状態において
は、駆動パルスの一部が欠けるため吐出流量が減少し、
燃焼量が低下する。そうすると、室温の維持ができなか
ったり、燃焼用空気とのバランスを電子制御で行ってい
るものにあっては燃焼量が低下するため、リフト燃焼と
なり燃焼中に臭いが発生したり、炎電流の低下により途
中消火してしまうなどの問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、商用電源のいかなる変動におい
ても電磁ポンプ電源部の電圧変動を正確に検出して駆動
パルスに補正をかけることにより、常に最適な燃焼状態
で燃焼することができる信頼性の高い燃焼機の電磁ポン
プ制御装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる燃焼機
の電磁ポンプ制御装置は、燃焼制御部と、この燃焼制御
部からの信号に基づいて電磁ポンプに印加するパルスを
設定するパルス設定部と、このパルス設定部からの出力
により電磁ポンプに駆動パルスを印加する駆動部と、こ
の駆動部に直流の定電圧を供給し駆動パルスを定電圧に
する電磁ポンプ電源部と、この電磁ポンプ電源部の電圧
を検出する電源電圧検出部と、前記パルス設定部より出
力されるパルスの立上りから所定時間後の電源電圧検出
部の値を読み込み定電圧かどうかを判定する定電圧判定
部と、この定電圧判定部の判定に基づきパルス設定部で
設定されるパルス幅あるいはパルス周期に補正をかける
パルス補正部とを備えたものである。
【0011】また、前記定電圧判定部は、パルス設定部
から出力されるパルスの立下り時の電源電圧検出部の値
を読み込んで判定するようにしたものである。
【0012】また、燃焼制御部と、この燃焼制御部から
の信号に基づいて電磁ポンプに印加するパルスを設定す
るパルス設定部と、このパルス設定部からの出力により
電磁ポンプに駆動パルスを印加する駆動部と、この駆動
部に直流の定電圧を供給し駆動パルスを定電圧にする電
磁ポンプ電源部と、この電磁ポンプ電源部の電圧を検出
する電源電圧検出部と、前記パルス設定部からパルスが
出力されていないときあるいはパルスの立上り時とパル
スの立上り時から所定時間後の電源電圧検出部の値とを
読み込み定電圧かどうかを判定する定電圧判定部と、こ
の定電圧判定部の判定に基づきパルス設定部で設定され
るパルス幅あるいはパルス周期に補正をかけるパルス補
正部とを備えたものである。
【0013】さらにまた、前記定電圧判定部は、パルス
設定部からパルスが出力されていないときあるいはパル
スの立上り時とパルスの立上り時から所定時間後の電源
電圧検出部の値との偏差により判定するようにしたもの
である。
【0014】
【作用】この発明において、パルス補正部は、定電圧判
定部が電圧低下と判定したときは、パルス幅を増加させ
るかあるいは周期を短くして、燃料供給量が一定になる
ように補正する。
【0015】また、定電圧判定部は、パルス立下り時の
電源電圧検出部の値を読み込んで判定するようにしたの
で、リップル状の電圧に対しても正確に検出し、電圧低
下を判定することができる。
【0016】また、定電圧判定部は、パルス設定部から
パルスが出力されていないときあるいはパルスの立上り
時とパルスの立上り時から所定時間後の電源電圧検出部
の値とを読み込んで定電圧かどうかを判定するようにし
たので、リップル状の電圧低下に対して、より正確に判
定することができる。
【0017】さらにまた、定電圧判定部は、パルス設定
部からパルスが出力されていないときあるいはパルスの
立上り時とパルスの立上り時から所定時間後の電源電圧
検出部の値との偏差により判定するようにしたので、リ
ップル状の電圧の変動幅を正確に検出できるとともに、
パルス補正部に最適な補正をかけて燃料供給量の変動を
抑えることができる。
【0018】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図に基づいて説
明する。図1は本制御装置の構成を示すブロック図であ
り、10は燃焼機による暖房装置等において設定室温を
入力するための温度設定部、11は温度設定部10から
の設定温度に基づいて燃焼を制御する燃焼制御部、12
は燃焼制御部11によって決めた燃焼量で燃焼させるた
め、電磁ポンプ7を駆動するパルスを発生させるパルス
発生部である。
【0019】なお、電源電圧検出部4,電磁ポンプ電源
部5,駆動部6,電磁ポンプ7については従来例とほぼ
同一構成なので説明を省略する。8はパルス設定部12
からの信号を受け、出力パルスの立上りから所定時間後
の電源電圧検出部4の値を読み込み、定電圧かどうかを
判定する定電圧判定部、9はこの定電圧判定部8の判定
に基づいてパルス設定部12で設定されるパルス幅ある
いは周期に補正をかけるパルス補正部である。
【0020】なお、前記燃焼制御部11,パルス設定部
12,定電圧判定部8,パルス補正部9はマイクロコン
ピュータ2により構成される。
【0021】図2は、上記構成のブロック図を電気回路
図にしたものである。図2において、14は商用電源,
15は降圧トランス,16は商用電源14の交流を全波
整流するダイオードブリッヂ、17,18,19,20
は全波整流された電圧から零クロスパルスを発生させる
抵抗とトランジスタであり、その出力はマイクロコンピ
ュータ2に入力される。
【0022】21は電流ブロック用のダイオード、22
は平滑用のコンデンサ、23は電磁ポンプ用の定電圧を
作る3端子レギュレータ、24,25はマイクロコンピ
ュータ2用の電源VDDを作るための抵抗とツェナーダ
イオード、26,27はマイクロコンピュータ2からの
信号により電磁ポンプ7をパルス駆動する抵抗とトラン
ジスタである。マイクロコンピュータ2にはクロック回
路として動作するセラミック発振子28とコンデンサ2
9,30が接続され、セラミック発振子28の共振周波
数に基づいたクロックパルスを発生させてマイクロコン
ピュータ2の基準時間を作る。
【0023】さらに、31,32は温度設定スイッチと
抵抗であり、マイクロコンピュータ2に設定温度を入力
し、マイクロコンピュータ2はこの温度になるように電
磁ポンプ7と負荷群33を制御する。34,35は3端
子レギュレータ23の定電圧を検出するツェナーダイオ
ードと抵抗であり、抵抗35に印加されるアナログ電圧
はAD変換回路36を通してデジタル値に変換され、マ
イクロコンピュータ2に入力される。上記のうち、3
4,35,36は電源電圧検出部4、23は電磁ポンプ
電源部5、26,27は駆動部にそれぞれ相当する。
【0024】次に図3の制御フローチャートを併用しな
がら、動作について説明する。まず、温度設定スイッチ
31により温度が設定されると(ステップ40)、マイ
クロコンピュータ2はその温度になるように最適な燃焼
量を決定し(ステップ41)、そしてこの燃焼量に対応
した電磁ポンプ7の駆動パルスの周期とパルス幅を設定
する(ステップ42)。
【0025】次に設定値に基づいてまず駆動パルスをオ
ンさせ(ステップ43)、パルス幅タイマーと周期タイ
マーを同時にスタートさせる(ステップ44)。これら
のタイマーは、マイクロコンピュータ2のクロックを基
準にしてソフトウェアにて実現する。次にパルス幅タイ
マーが設定時間を経過したかどうかを判定し(ステップ
45)、経過した場合は、AD変換回路36を通してポ
ンプ電源電圧を読み込むと同時に駆動パルスをオフする
(ステップ46)。このとき、ポンプ電源電圧が基準値
内かどうかを判定し(ステップ47)、基準内の場合
は、周期タイマーが設定時間を経過するまで待った後
(ステップ49)、ステップ43に戻り、再度パルスの
オン,オフを繰返す。
【0026】一方、ポンプ電源電圧が基準値から外れて
いるときは、ステップ48に移り、電圧変動分に相当す
るパルス幅補正量を演算し、新たなパルス幅を設定す
る。以下、この新たなパルス幅によってパルスのオン,
オフを繰り返す。なお、一度パルス幅を修正した後はス
テップ47におけるポンプ電源電圧の基準値も変更して
おけば、パルス幅は1回目に補正されるのみで、その後
電源電圧が変動しなければ、パルス幅は変更されない。
【0027】図4は以上の動作を説明するための電圧波
形図である。Aは3端子レギュレータ23の入力電圧で
あり、商用電源14の電圧変動に合わせて電圧が変動す
る。また、降圧トランス15の電圧変動率によっても左
右され、負荷電流が大きいときは、降圧トランス15の
出力電圧が低下するため、入力電圧Aも低下する。Bは
3端子レギュレータ23の出力電圧であり、入力電圧A
を定電圧化し電磁ポンプ7の電源となるものである。
【0028】図4において、(a)は商用電源14が正
常時、例えば100Vのときの電圧波形図である。パル
スがオンしているときは大きな電流が流れるため、入力
電圧Aは低下するが、出力電圧Bとの差が大きいため、
出力電圧Bは一定に保たれる。このとき、定電圧判定部
8ではイ,ロ,ハのポイントで出力電圧Bを検出するわ
けであるが、一定電圧のため駆動パルスに対する補正は
行わない。
【0029】次に(b)は商用電源14の電圧が低下し
たときの電圧波形図であり、入力電圧Aが低下し、出力
電圧Bはパルスがオフの間は定電圧を保つが、パルスが
オンすると、負荷電流の影響で入力電圧Aが低下し、出
力電圧Bが定電圧を保てなくなり、パルスがオンする度
にリップルが発生する。
【0030】このとき、定電圧判定部8はイ,ロ,ハの
各ポイントで出力電圧Bを検出するため、リップル電圧
の谷のポイントを正確に検出できる。そして2発目のパ
ルスのときに電圧低下によりパルス面積の欠けた部分を
パルス幅を広げることで補い、同じ面積のパルスにする
ことにより電磁ポンプ7による燃料供給量の低下を防
ぎ、一定の燃料供給量を保つことができる。
【0031】実施例2.なお、上記実施例1ではポンプ
電源電圧の検出をパルスの立上り時の1ポイントで行
い、マイクロコンピュータ2内にあらかじめ設定されて
いる基準値と比較したが、図5の制御フローチャートに
示すようにパルスの立上り時と立下り時の2ポイントで
行い、この偏差によって補正するようにしてもよい。
【0032】図5において、駆動パルスをオンする前に
まずステップ50でポンプ電源電圧V1 を読み込む。そ
の後、ステップ46で駆動パルスをオフする前に再度ポ
ンプ電源電圧V2 を読み込む。次にステップ47で(V
1 −V2 )の偏差を算出し、この値に基づいてパルス幅
に補正を加える。またV1 の値はパルスがオンされてい
ないときならいつ読み込んでもよい。商用電源14の電
圧が極端に低下すると、V1 の電圧も定電圧を保てなく
なるため、上記実施例1と同じようにV1の値をマイク
ロコンピュータ2内にあらかじめ設定されている基準値
と比較するようにしてもよい。
【0033】図6は上記実施例2における電圧波形図で
ある。ポンプ電源電圧をV1 とV2の2ポイントで測定
し、その偏差を算出することにより、電圧電源の変動を
より正確に検出することができる。
【0034】実施例3.図7は本発明の実施例3を示す
もので、ポンプ電源電圧をV1 とV2 の2ポイントで測
定し、その偏差に基づいてパルス周期に補正を加えるよ
うにした場合の電圧波形図であり、実施例2と同様の効
果が得られる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、燃焼
制御部と、この燃焼制御部からの信号に基づいて電磁ポ
ンプに印加するパルスを設定するパルス設定部と、この
パルス設定部からの出力により電磁ポンプに駆動パルス
を印加する駆動部と、この駆動部に直流の定電圧を供給
し駆動パルスを定電圧にする電磁ポンプ電源部と、この
電磁ポンプ電源部の電圧を検出する電源電圧検出部と、
前記パルス設定部より出力されるパルスの立上りから所
定時間後の電源電圧検出部の値を読み込んで定電圧がど
うがを判定する定電圧判定部と、この定電圧判定部の判
定に基づきパルス設定部で設定されるパルス幅あるいは
パルス周期に補正をかけるパルス補正部とを備えている
ので、商用電源のいかなる変動においても電磁ポンプ電
源部の電圧変動を正確に検知でき、これを基に駆動パル
スに補正をかけることにより、常に最適な燃焼状態で燃
焼することができ、信頼性の高い燃焼機の電磁ポンプ制
御装置が得られる。
【0036】また、定電圧判定部は、パルス立下り時の
電源電圧検出部の値を読み込んで判定するようにしたの
で、リップル状の電圧に対しても正確に検出し、電圧低
下を判定することができるため、駆動パルスに正確な補
正がかけられ、電圧が変動しても常に最適な燃焼状態が
得られる。
【0037】また、定電圧判定部は、パルス設定部から
パルスが出力されていないときあるいはパルスの立上り
時とパルスの立上り時から所定時間後の電源電圧検出部
の値とを読み込んで定電圧かどうかを判定するようにし
たので、リップル状の電圧低下に対して、より正確に判
定することができる。
【0038】さらにまた、定電圧判定部は、パルス設定
部からパルスが出力されていないときあるいはパルスの
立上り時とパルスの立上がり時から所定時間後の電源電
圧検出部の値との偏差により判定するようにしたので、
リップル状の電圧の変動幅を正確に検出できるととも
に、パルス補正部に最適な補正をかけて燃料供給量の変
動を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電磁ポンプ制御装置の
構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例を示す電磁ポンプ制御装置の
電気回路図。
【図3】本発明の実施例1による電磁ポンプ制御装置の
動作を示す制御フローチャート。
【図4】本発明の実施例1による電磁ポンプ制御装置の
動作を説明する電圧波形図。
【図5】本発明の実施例2による動作を示す制御フロー
チャート。
【図6】本発明の実施例2の動作を説明する電圧波形
図。
【図7】本発明の実施例3の動作を説明する電圧波形
図。
【図8】従来の燃焼制御装置の構成を示すブロック図。
【図9】従来の燃焼制御装置の電磁ポンプ制御動作を説
明する電圧波形図。
【符号の説明】
2 マイクロコンピュータ 4 電源電圧検出部 5 電磁ポンプ電源部 6 駆動部 7 電磁ポンプ 8 定電圧判定部 9 パルス補正部 11 燃焼制御部 12 パルス設定部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−184324(JP,A) 特開 昭61−43281(JP,A) 特開 昭60−138288(JP,A) 特開 昭55−52631(JP,A) 実開 平7−40698(JP,U) 特許2697170(JP,B2) 特公 平3−513(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23N 1/00 105 F23K 5/04 F04B 17/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼制御部と、この燃焼制御部からの信
    号に基づいて電磁ポンプに印加するパルスを設定するパ
    ルス設定部と、このパルス設定部からの出力により電磁
    ポンプに駆動パルスを印加する駆動部と、この駆動部に
    直流の定電圧を供給し駆動パルスを定電圧にする電磁ポ
    ンプ電源部と、この電磁ポンプ電源部の電圧を検出する
    電源電圧検出部と、前記パルス設定部より出力されるパ
    ルスの立上りから所定時間後の電源電圧検出部の値を読
    み込み、定電圧かどうかを判定する定電圧判定部と、こ
    の定電圧判定部の判定に基づき前記パルス設定部で設定
    されるパルス幅あるいはパルス周期に補正をかけるパル
    ス補正部とを備えたことを特徴とする燃焼機の電磁ポン
    プ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記定電圧判定部は、パルス設定部から
    出力されるパルスの立下り時の電源電圧検出部の値を読
    み込んで判定することを特徴とする請求項1記載の燃焼
    機の電磁ポンプ制御装置。
  3. 【請求項3】 燃焼制御部と、この燃焼制御部からの信
    号に基づいて電磁ポンプに印加するパルスを設定するパ
    ルス設定部と、このパルス設定部からの出力により電磁
    ポンプに駆動パルスを印加する駆動部と、この駆動部に
    直流の定電圧を供給し駆動パルスを定電圧にする電磁ポ
    ンプ電源部と、この電磁ポンプ電源部の電圧を検出する
    電源電圧検出部と、前記パルス設定部からパルスが出力
    されていないときあるいはパルスの立上り時とパルスの
    立上り時から所定時間後の電源電圧検出部の値とを読み
    込み、定電圧かどうかを判定する定電圧判定部と、この
    定電圧判定部の判定に基づき前記パルス設定部で設定さ
    れるパルス幅あるいはパルス周期に補正をかけるパルス
    補正部とを備えたことを特徴とする燃焼機の電磁ポンプ
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記定電圧判定部は、パルス設定部から
    パルスが出力されていないときあるいはパルスの立上り
    時とパルスの立上り時から所定時間後の電源電圧検出部
    の値との偏差により判定することを特徴とする請求項3
    記載の燃焼機の電磁ポンプ制御装置。
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