JP2959360B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JP2959360B2 JP27418093A JP27418093A JP2959360B2 JP 2959360 B2 JP2959360 B2 JP 2959360B2 JP 27418093 A JP27418093 A JP 27418093A JP 27418093 A JP27418093 A JP 27418093A JP 2959360 B2 JP2959360 B2 JP 2959360B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニットインジェクタ
を有しディーゼルエンジンに装備される燃料噴射装置に
関し、特に、パイロット噴射および主噴射を確実に行え
るようにした燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ユニットインジェクタは、燃料加圧機構
と噴射ノズルとを一体に設けたもので、エンジンの各気
筒のシリンダヘッドに装着されるようになっている。典
型的なユニットインジェクタは、エンジン出力軸によっ
て回転駆動されるカムの周面に一端が当接したプッシュ
ロッドの他端に連結されてエンジン回転に同期して揺動
するロッカアームにより往復駆動されるプランジャを備
えている。又、ユニットインジェクタは、プランジャの
ポンプ室と燃料供給装置の戻しポートとを接続する燃料
戻し通路の途中に配された電磁弁を備え、この電磁弁を
作動させることにより燃料戻し通路を閉塞した状態で、
プランジャをロッカアームにより押し下げてポンプ室内
部の燃料を加圧し、ポンプ室からユニットインジェクタ
のニードル室に圧送し、ニードル室内圧(噴射圧)がノ
ズル開弁圧力に達したときにノズルから燃料をエンジン
燃焼室の内部に噴射するようにしている。
【0003】又、エンジンから排出される窒素酸化物
(NOx)ならびにエンジン運転騒音の低減を企図し
て、主噴射に先だってパイロット噴射を行うことが知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のユニットインジ
ェクタによってパイロット噴射および主噴射を行う場
合、電磁弁をパイロット噴射開始および終了時点で閉動
作および開動作させると共に主噴射開始時点および終了
時点で閉動作および開動作させる必要がある。即ち、パ
イロット噴射開始時点から主噴射終了時点までの間に、
電磁弁の閉動作および開動作を夫々2回行わねばならな
い。このため、例えば、電磁弁のソレノイドは、パイロ
ット噴射開始時に励磁され、パイロット噴射終了時に消
磁され、主噴射開始時に再度励磁され、主噴射終了時に
再度消磁される。その一方で、ソレノイドの励磁および
消磁に対する弁体の開閉動作には遅れを伴い、又、ソレ
ノイドの消磁直後にはソレノイドに残留磁気が発生す
る。
【0005】従って、従来装置によれば、パイロット噴
射終了直後に主噴射を開始しようとする場合、パイロッ
ト噴射と主噴射との間においても燃料噴射が継続するこ
とがある。すなわち、主噴射に先だってパイロット噴射
を行うことを企図しても、噴射時間の長い主噴射が行わ
れることになる。この様な場合には、エンジン運転を制
御不能となる。
【0006】そこで、本発明は、パイロット噴射および
主噴射を確実に行え、エンジンから排出される窒素酸化
物および運転騒音を低減可能とする燃料噴射装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、インジェクタ本体内をエンジンの出力軸の回転に同
期して往復動するプランジャと、前記プランジャ及び前
記インジェクタ本体により画成されるポンプ室とを含む
ユニットインジェクタを有する燃料噴射装置において、
少なくとも燃料フィードポンプを含む燃料供給装置と、
前記燃料供給装置から前記ポンプ室に燃料を供給する燃
料供給通路と、前記ポンプ室から前記燃料供給装置側に
燃料を戻す燃料戻し通路と、前記燃料戻し通路の途中に
夫々配された第1および第2弁手段とを備え、パイロッ
ト噴射開始から主噴射終了までの間、前記プランジャを
増圧方向に駆動しつつ、前記第1弁手段の開動作および
閉動作ならびに前記第2弁手段の開動作および閉動作を
夫々1度だけ所定順序で行って、パイロット噴射および
主噴射を行うことを特徴とする。請求項2に記載の本発
明は、少なくとも燃料フィードポンプを含む燃料供給装
置と、前記燃料供給装置から前記ポンプ室に燃料を供給
すると共に前記ポンプ室から前記燃料供給装置側に燃料
を戻す燃料通路と、前記燃料通路の途中に夫々配された
第1及び第2弁手段とを備え、パイロット噴射開始から
主噴射終了までの間、前記プランジャを増圧方向に駆動
しつつ、前記第1弁手段の開動作および閉動作ならびに
前記第2弁手段の開動作および閉動作を夫々1度だけ所
定順序で行って、パイロット噴射および主噴射を行うこ
とを特徴とする。請求項3に記載の本発明は、少なくと
も燃料フィードポンプを含む燃料供給装置と、前記燃料
供給装置から前記ポンプ室に燃料を供給する燃料供給通
路と、前記ポンプ室から前記燃料供給装置側に燃料を戻
す燃料戻し通路と、前記燃料戻し通路の途中に配された
弁体と、前記弁体に連係された第1及び第2駆動部とを
備え、パイロット噴射開始時から主噴射終了時までの
間、前記プランジャを増圧方向に駆動しつつ、前記弁体
を前記第1駆動部により閉方向に駆動すると共に、パイ
ロット噴射終了から主噴射開始までの間、閉方向へ駆動
中の前記弁体を前記第2駆動部により前記第1駆動部の
駆動力よりも大きい駆動力で開方向に駆動して、パイロ
ット噴射および主噴射を行うことを特徴とする。
【0008】
【作用】エンジン出力軸の回転に同期してプランジャが
往復動する間、燃料供給装置からポンプ室に燃料が供給
される。そして、パイロット噴射開始から主噴射終了ま
での間、プランジャが増圧方向に移動すると共に、請求
項1または2の発明では、第1弁手段の開動作および閉
動作ならびに第2弁手段の開動作および閉動作が夫々1
度だけ所定順序で行われる。
【0009】詳しくは、パイロット噴射開始および終了
時点ならびに主噴射開始および終了時点の各々で、第1
弁手段の開動作および閉動作ならびに第2弁手段の開動
作および閉動作のうちの対応する一つが行われる。換言
すれば、各々の弁手段の開閉動作は、パイロット噴射開
始から主噴射終了までの期間内に1度だけ行われ、従っ
て、前回の開閉動作から相当の時間が経過して残留磁気
の影響が及ばなくなった後に行われる。この結果、各々
の弁手段は確実に開閉動作し、従って、企図したパイロ
ット噴射および主噴射が確実に行われ、これにより窒素
酸化物の排出および運転騒音が低減される。
【0010】請求項3の発明では、パイロット噴射開始
時から主噴射終了時までの間、請求項1にいう第1弁手
段に対応する第1駆動部により弁体が閉方向に駆動さ
れ、また、パイロット噴射終了から主噴射開始までの
間、第1駆動部により閉方向に駆動されている弁体が、
請求項1にいう第2弁手段に対応する第2駆動部により
第1駆動部の駆動力よりも大きい駆動力で開方向へ駆動
される。パイロット噴射開始時点において、請求項1ま
たは3の発明では燃料戻し通路が閉塞され、請求項2の
発明では燃料通路が閉塞される。プランジャの増圧方向
への移動によりポンプ室内部の燃料が加圧されてニード
ル室に圧送される。そして、ニードル室内圧(噴射圧)
がノズル開弁圧に達すると、ノズルからエンジン燃焼室
に燃料が噴射され、パイロット噴射が開始される。その
後、パイロット噴射終了時点で燃料戻し通路または燃料
通路が開いて、ポンプ室内部の燃料が燃料戻し通路また
は燃料通路を介して燃料供給装置側に逃げ、パイロット
噴射が終了する。次に、主噴射開始時点で燃料戻し通路
または燃料通路が再度閉塞され、主噴射終了時点で燃料
通路が再度開き、これにより主噴射が行われる。
【0011】
【実施例】以下、図1及び図2を参照して、多気筒ディ
ーゼルエンジンに搭載される、本発明の第1実施例によ
る燃料噴射装置を説明する。燃料噴射装置は、ディーゼ
ルエンジン1の気筒数と同数のユニットインジェクタ2
と、エンジン1により駆動されて燃料タンク(図示略)
からの低圧の燃料を圧送するための燃料フィードポンプ
3と、ポンプ3からの加圧燃料を夫々のユニットインジ
ェクタ2に分配するための燃料分配装置4とを備えてい
る。本実施例では、燃料タンク、燃料フィードポンプ3
および燃料分配装置4は燃料供給装置を構成している。
ユニットインジェクタ2の各々は、対応する気筒のシリ
ンダヘッドに装着されている。
【0012】図2に示すように、ユニットインジェクタ
2は、インジェクタ本体21と、その段付き軸孔21a
内に摺動自在に挿入されたプランジャ22と、これに結
合されると共に軸孔21a内に挿入されたフォロア23
とを備え、インジェクタ本体21とフォロア23との間
にはスプリング24が介設されている。プランジャ22
およびフォロア23はスプリング24により常時外方に
付勢され、従って、フォロア23の外方先端面はロッカ
アーム1bの一端に常時当接している。
【0013】図1に示すように、ロッカアーム1bは、
ロッカアーム軸1cにより支持されると共にフォロア側
の端と反対側の端においてプッシュロッド1dの一端に
連結され、プッシュロッド1dの他端は、エンジン出力
軸1eの回転に同期して回転するカム軸1fに装着され
たカム1gの周面に当接している。従って、プランジャ
22およびフォロア23は、エンジン出力軸1eの回転
に伴ってロッカアーム1bが揺動すると、インジェクタ
本体軸孔21a内で往復動するようになっている。
【0014】再び図2を参照すると、インジェクタ2
は、インジェクタ本体21に結合されたノズルホルダ2
5と、これに結合されたノズルボディ26とを更に備
え、ノズルホルダ25およびノズルボディ26にはスプ
リング室25aおよびニードル室26aが形成されてい
る。ニードル室26aにはノズルニードル27が摺動自
在に配され、スプリング室25a内に配されたスプリン
グ28によりニードル27はノズル閉弁方向に常時付勢
されている。そして、後述のようにしてニードル室26
aへの燃料供給が行われて、ニードル室26a内の燃料
圧(噴射圧)が所定のノズル開弁圧に達すると、ニード
ル27がスプリング28のばね力に抗してリフトし、ノ
ズルが開くようになっている。
【0015】プランジャ22には、両端がプランジャ2
2の内方端面および周面に夫々開口する燃料通路31が
形成され、又、インジェクタ本体21には、一端が燃料
通路31に連通自在の燃料通路32が形成されている。
燃料通路32の他端は、燃料フィードパイプ2aを介し
て燃料分配装置4に接続されている。従って、プランジ
ャ22がインジェクタ本体軸孔21a内で所定の摺動位
置に達すると、燃料通路31が燃料通路32に連通し、
燃料分配装置4からの燃料が、燃料フィードパイプ2a
(図1)と燃料通路32,31とを介して、インジェク
タ本体21の軸孔形成面とプランジャ22の内方端面と
により画成されるポンプ室22a内に供給されるように
なっている。
【0016】更に、インジェクタ本体21には一端がポ
ンプ室22aに開口する燃料通路33が形成され、燃料
通路33の他端は、ノズルホルダ25及びノズルボディ
26に夫々形成された燃料通路34,35とを介してニ
ードル室26aに連通している。従って、ポンプ室22
aに供給された燃料は、プランジャ22のポンプ室内圧
増大方向への移動に伴って燃料通路33〜35を介して
ニードル室26aに供給される。
【0017】燃料分配装置4は戻しポート4aを有し、
戻しポート4aは、ドレインパイプ2b(図1)と、こ
れに連通するようにインジェクタ本体21に形成した燃
料戻し通路36と、上述の燃料通路33〜35のうちの
対応するものとを介して、ポンプ室22aおよびニード
ル室26aの各々に連通している。そして、燃料戻し通
路36の途中には、通路36を閉塞するための第1弁手
段としての常開型メイン電磁弁41と、メイン電磁弁4
1に関してポンプ室22aと反対側において燃料戻し通
路36を閉塞するための第2弁手段としての常開型サブ
電磁弁42とが、互いに直列に設けられている。メイン
電磁弁41は、例えば、弁体41aと、弁体を燃料戻し
通路開方向に付勢するためのスプリング(図示略)と、
ソレノイド(図示略)とを備え、ソレノイドが励磁され
たときに弁体41aが燃料戻し通路閉方向に駆動される
ようになっている。サブ電磁弁42も同様に構成されて
いる。
【0018】燃料戻し通路36は、電磁弁41,42の
弁体41a,42aが夫々配される2つの弁室36a,
36bを備え、両弁室は、通路部36cを介して互いに
連通すると共に通路部36d,36eを介してポンプ室
22およびドレインパイプ2b(図1)に夫々連通して
いる。燃料噴射装置は、メイン電磁弁41およびサブ電
磁弁42(図1中、両電磁弁を参照符号40で一括して
示す)の作動を制御するためのコントロールユニット5
0(図1)を更に備えている。コントロールユニット5
0は、マイクロプロセッサ,メモリ,入出力回路などを
含み、入力側が、エンジン回転数,エンジン負荷などの
エンジン運転パラメータならびに各気筒の所定クランク
角度位置を検出するための、吸気圧センサ,水温セン
サ,アクセルセンサ,クランク角度センサなどの各種セ
ンサ(図1中、参照符号60で一括して示す)に接続さ
れ、出力側が電磁弁41,42に接続されている。コン
トローラ50は、検出エンジン運転パラメータにより表
されるエンジン運転状態に応じて、電磁弁41,42の
開閉タイミングを制御することにより各気筒への燃料の
噴射開始時期及び噴射終了時期を制御するようになって
いる。
【0019】すなわち、コントローラ50の制御下で電
磁弁41,42の双方が非作動状態(図2)にあって燃
料戻し通路36を介してポンプ室22aがドレインパイ
プ2bに連通していると、プランジャ22がポンプ室内
圧増大方向へ移動したとき、ポンプ室22aからの加圧
燃料が燃料分配装置4の戻しポートに逃げて、ニードル
室内圧がノズル開弁圧に達しないようになっている。
又、電磁弁41,42の一方が作動して燃料戻し通路3
6が閉塞されると、ポンプ室内圧ひいてはニードル室内
圧がノズル開弁圧に達したときにニードル27がリフト
してノズルが開くようになっている。
【0020】以下、上記構成の燃料噴射装置の作動を、
エンジン1の一つの気筒1aに関して主に説明する。エ
ンジン1の運転中、エンジン出力軸1eの回転に同期し
て気筒1aに関連するロッカアーム1bがロッカアーム
軸1cの回りで揺動し、これに伴って、フォロア23及
びプランジャ22が往復動される。この間、プランジャ
22の燃料通路31のプランジャ周面側の開口端がイン
ジェクタ本体21の燃料通路32に連通するようなプラ
ンジャ移動位置に達すると、燃料分配装置4からの燃料
がポンプ室22aに流入する一方、プランジャ22が燃
料通路31,32間の連通が遮断されるようなプランジ
ャ移動位置に達すると燃料流入が阻止される。
【0021】この間、コントローラ50は、各種センサ
60からの検出信号に基づいて、エンジン気筒1aに関
連するパイロット噴射開始タイミングに達したか否かを
判別する。パイロット噴射開始タイミングに達していな
いと判別すると、コントローラ50は、電磁弁41,4
2に例えばローレベルの制御出力を送出する。この結
果、両電磁弁41,42は非作動化(消勢)されて開状
態に維持され、従って、燃料戻し通路36およびドレイ
ンパイプ2bを介してポンプ室22aが燃料分配装置4
の戻しポート4aに連通する。この場合、プランジャ2
2の増圧方向への移動により加圧されたポンプ室22a
内の燃料が戻しポートに逃げ、ノズルは閉弁状態に維持
される。
【0022】その後、パイロット噴射開始時点(図3の
TPS時点)に達したと判別すると、コントローラ50
は、サブ電磁弁42に例えばハイレベルの制御出力を送
出する。この結果、燃料戻し通路36が、サブ電磁弁4
2の弁体42aにより閉塞され、従って、弁室36b等
とポンプ室22aとの連通が遮断される。斯かる状態
で、プランジャ22が増圧方向に駆動されると、ポンプ
室内圧ひいては燃料戻し通路36のポンプ室側およびニ
ードル室26aの夫々の内圧が増大し、ニードル室内圧
(噴射圧)がノズル開弁圧に達するとノズルが開いてパ
イロット噴射が開始される。
【0023】次いで、プランジャ22の増圧方向への駆
動が継続している間にパイロット噴射終了時点(図3の
TPE時点)に達したと判別すると、コントローラ50
は、サブ電磁弁42に例えばローレベルの制御出力を送
出する。この結果、サブ電磁弁42による燃料戻し通路
36の閉塞が解除されてポンプ室22a内の加圧燃料が
燃料分配装置4の戻しポート4aに逃げるので、パイロ
ット噴射が終了する。
【0024】その後、プランジャ22の増圧方向への移
動が続いている間に主噴射開始時点(図3のTMS時点)
に達したと判別すると、コントローラ50は、メイン電
磁弁41にハイレベルの制御出力を送出し、これによ
り、燃料戻し通路36が、メイン電磁弁41の弁体41
aにより閉塞され、従って、弁室36a等とポンプ室2
2aとの連通が遮断される。この結果、プランジャ22
の増圧方向への移動に伴ってニードル室内圧(噴射圧)
がノズル開弁圧に達するとノズルが開いて主噴射が開始
される。
【0025】次に、プランジャ22の増圧方向への駆動
が継続している間に主噴射終了時点(図3のTME時点)
に達したと判別すると、コントローラ50は、メイン電
磁弁41にローレベルの制御出力を送出する。この結
果、燃料戻し通路36の閉塞が解除されて加圧燃料が戻
しポート4aに逃げるので、主噴射が終了する。上述の
ように、パイロット噴射開始時および終了時ならびに主
噴射開始時および終了時で、サブ電磁弁42が閉動作お
よび開動作ならびにメイン電磁弁41の閉動作および開
動作が夫々行われる。換言すれば、電磁弁41,42の
各々の開閉動作は、パイロット噴射開始から主噴射終了
までの期間内に1度だけ行われ、従って、前回の開閉動
作から相当の時間が経過して残留磁気の影響が及ばなく
なった後に行われる。この結果、電磁弁41,42は所
要動作タイミングで確実に開閉動作し、従って、企図し
たパイロット噴射および主噴射が確実に行われ、これに
より窒素酸化物の排出および運転騒音が低減される。
【0026】その他の気筒に関連するインジェクタも、
コントローラ50の制御下で、気筒1aのインジェクタ
2と同様に作動する。以下、図4を参照して、本発明の
第2実施例の燃料噴射装置を説明する。2つの電磁弁を
燃料戻し通路の途中に直列に設けた上記第1実施例の装
置に比べて、本実施例装置は、2つの電磁弁を並列に設
けた点が異なり、その一方で、その他の部分の構成およ
び作用は第1実施例の場合と略同様であり、構成,作用
説明を一部省略する。
【0027】図4に示すように、燃料戻し通路36は、
メイン電磁弁41およびサブ電磁弁42の弁体41a,
42aが夫々配される2つの弁室36a,36bを備
え、弁室36aは通路部36d及び36eを介してポン
プ室22aおよびドレインパイプ2b(図1)に連通
し、弁室36bは、通路部36d’及び36e’を介し
てポンプ室22aおよびドレインパイプ2bに連通して
いる。即ち、メイン電磁弁41およびサブ電磁弁42
は、燃料戻し通路36において互いに並列に設けられて
いる。又、メイン電磁弁41は常開型電磁弁からなり、
サブ電磁弁42は常閉型電磁弁からなる。本実施例のそ
の他の要素は、第1実施例の場合と同様であり、説明を
省略する。
【0028】以下、上記構成の燃料噴射装置の作動を説
明する。エンジン1の運転中、ポンプ室22aへの燃料
供給が第1実施例の場合と同様に行われる。そして、パ
イロット噴射開始タイミング(図5のTPS時点)に達す
るまでは、電磁弁41,42はコントローラ50の制御
下で非作動化され、従って、燃料戻し通路36の通路部
36d,弁室36aおよび通路部36eならびにドレイ
ンパイプ2bを介して、ポンプ室22aが燃料分配装置
4の戻しポート4aに連通しており、プランジャ22の
増圧方向への移動により加圧されたポンプ室22a内の
燃料が戻しポートに逃げ、ノズルは閉弁状態に維持され
る。なお、燃料戻し通路36の通路部36d’,36
e’同士は、常閉型サブ電磁弁42の弁体42aにより
互いに遮断される。
【0029】その後、パイロット噴射開始時点に達した
と判別すると、コントローラ50は、メイン電磁弁41
にハイレベル制御出力を送出する。この結果、燃料戻し
通路36の通路部36d,36e同士が、電磁弁41の
弁体41aにより閉塞され、従って、弁室36b等とポ
ンプ室22aとの連通が遮断される。斯かる状態で、プ
ランジャ22の増圧方向への駆動によりニードル室内圧
(噴射圧)がノズル開弁圧に達するとノズルが開いてパ
イロット噴射が開始される。次いで、パイロット噴射終
了時点(図5のTPE時点)に達したと判別すると、コン
トローラ50は、サブ電磁弁42にハイレベル制御出力
を送出し、これによりサブ電磁弁42による燃料戻し通
路36の閉塞が解除されてポンプ室22a内の加圧燃料
が燃料分配装置4の戻しポート4aに逃げるので、パイ
ロット噴射が終了する。
【0030】その後、主噴射開始時点(図5のTMS時
点)に達したと判別すると、コントローラ50は、サブ
電磁弁42にローレベル制御出力を送出し、これによ
り、燃料戻し通路36が電磁弁41,42により閉塞さ
れ、従って、プランジャ22の増圧方向への移動に伴っ
てニードル室内圧がノズル開弁圧に達するとノズルが開
いて主噴射が開始される。次に、主噴射終了時点(図5
のTME時点)に達したと判別すると、コントローラ50
は、メイン電磁弁41にローレベル制御出力を送出し、
これにより燃料戻し通路36の閉塞が解除されて主噴射
が終了する。
【0031】本実施例の場合も、上記実施例について述
べた理由で、電磁弁41,42は所要動作タイミングで
確実に開閉動作し、従って、企図したパイロット噴射お
よび主噴射が確実に行われる。以下、図6を参照して、
上記第2実施例の変形例による燃料噴射装置を説明す
る。
【0032】燃料戻し通路の途中に互いに並列に設けた
2つの電磁弁を別個の弁室に収容した上記第2実施例に
比べて、本変形例は、2つの電磁弁を両者に共通の弁室
に収容して、高圧が加わる燃料通路の数を少なくすると
共に装置のコンパクト化を図った点が異なる。図6に示
すように、燃料戻し通路36は、常開型メイン電磁弁4
1および常閉型サブ電磁弁42の弁体41a,42aの
双方が配される弁室36aを備え、弁室36aには、電
磁弁41,42の弁体41a,42aで夫々開閉され通
路部36d及び36d’を介してポンプ室22aに夫々
連通する第1及び第2ポート36f,36gと、通路部
36eを介してドレインパイプ2bに連通する第3ポー
ト36hとが形成されている。
【0033】本変形例のその他の部分の構成ならびに作
用は、第2実施例の場合と同様であり、説明を省略す
る。以下、図7を参照して、本発明の第3実施例の燃料
噴射装置を説明する。本実施例装置は、互いに弁体駆動
力を異にする2つの電磁弁の弁体同士を一体に結合する
と共に両弁体を両者に共通の弁室に収容して、燃料通路
数を更に少なくすると共に装置をよりコンパクトにした
点に特徴がある。その他の部分の構成および作用は第1
および第2実施例の場合と略同様であり、構成,作用説
明を一部省略する。
【0034】図7に示すように、燃料戻し通路36は、
第1駆動部としてのメイン電磁弁41および第2駆動部
としてのサブ電磁弁42に連結された単一の弁体43
配される弁室36aを備え、弁室36aには、メイン電
磁弁の弁体43で開閉され通路部36dを介してポンプ
室22aに連通する第1ポート36fと、通路部36e
を介してドレインパイプ2bに連通する第2ポート36
hとが形成されている。サブ電磁弁42は、メイン電磁
弁41に比べて大きい駆動電流で駆動されるようにさ
れ、従って、閉作動状態にあるメイン電磁弁41により
弁室36aとポンプ室22aとの連通が遮断されている
ときにサブ電磁弁42を開方向に駆動すると、サブ電磁
弁42が、メイン電磁弁41の閉方向動作に抗して、弁
室36aとポンプ室22aとの連通遮断状態を強制的に
解除するようになっている。本実施例のその他の要素
は、第1および第2実施例の場合と同様であり、説明を
省略する。
【0035】以下、上記構成の燃料噴射装置の作動を説
明する。エンジン1の運転中、ポンプ室22aへの燃料
供給が第1,第2実施例の場合と同様に行われる。そし
て、パイロット噴射開始タイミングに達するまでは、電
磁弁41,42はコントローラ50の制御下で非作動化
され、従って、燃料戻し通路36の通路部36d,弁室
36aおよび通路部36eならびにドレインパイプ2b
を介して、ポンプ室22aが燃料分配装置4の戻しポー
ト4aに連通しており、プランジャ22の増圧方向への
移動により加圧されたポンプ室22a内の燃料が戻しポ
ートに逃げ、ノズルは閉弁状態に維持される。
【0036】その後、パイロット噴射開始時点(図8の
TPS時点)に達したと判別すると、コントローラ50
は、メイン電磁弁41にハイレベル制御出力を送出す
る。この結果、燃料戻し通路36の弁室36aと通路部
36dとが電磁弁41の弁体43により閉塞され、従っ
て、弁室36a等とポンプ室22aとの連通が遮断され
る。斯かる状態で、プランジャ22の増圧方向への駆動
によりニードル室内圧(噴射圧)がノズル開弁圧に達す
るとノズルが開いてパイロット噴射が開始される。
【0037】次いで、パイロット噴射終了時点(図8の
TPE時点)に達したと判別すると、コントローラ50
は、サブ電磁弁42にハイレベル制御出力を送出する。
この結果、閉作動状態にあるメイン電磁弁41による燃
料戻し通路36の閉塞が、サブ電磁弁42により強制的
に解除されてポンプ室22a内の加圧燃料が燃料分配装
置4の戻しポート4に逃げるので、パイロット噴射が終
了する。
【0038】その後、主噴射開始時点(図8のTMS時
点)に達したと判別すると、コントローラ50は、サブ
電磁弁42にローレベル制御出力を送出する。この結
果、サブ電磁弁42による、メイン電磁弁41の閉作動
状態を強制的に解除する作用が消滅する。その一方で、
メイン電磁弁41の閉動作が継続しており、従って、燃
料戻し通路36は電磁弁41により閉塞されることにな
る。その後、プランジャ22の増圧方向への移動に伴っ
てニードル室内圧がノズル開弁圧に達すると、ノズルが
開いて主噴射が開始される。
【0039】次に、主噴射終了時点(図5のTME時点)
に達したと判別すると、コントローラ50は、メイン電
磁弁41にローレベル制御出力を送出し、これによりメ
イン電磁弁41による燃料戻し通路36の閉塞が解除さ
れて主噴射が終了する。本実施例の場合も、上記実施例
について述べた理由で、電磁弁41,42は所要動作タ
イミングで確実に開閉動作し、従って、企図したパイロ
ット噴射および主噴射が確実に行われる。
【0040】本発明は上記実施例に限定されず、種々に
変形可能である。例えば、燃料戻し通路36を、燃料供
給および燃料戻し兼用の通路として使用可能であり、こ
の場合、図2に示す燃料通路31は不要となり、燃料通
路32を燃料通路33または36に連通させれば良い。
第1実施例では第1及び第2弁手段を燃料通路の途中に
おいて互いに直列に設け、第2実施例では両弁手段を燃
料通路の途中において互いに並列に設け、又、第3実施
例では、両弁手段の弁体同士を結合したが、本発明の第
1及び第2弁手段は、燃料噴射装置の配設スペースなど
の条件に適合した形式で種々に配設可能であり、第1及
び第2弁手段を両弁手段の配設態様に応じた順序で開閉
動作させることにより、企図したパイロット噴射および
主噴射を確実に行える。
【0041】
【発明の効果】上述のように、インジェクタ本体内をエ
ンジンの出力軸の回転に同期して往復動するプランジャ
と、前記プランジャ及び前記インジェクタ本体により画
成されるポンプ室とを含むユニットインジェクタを有す
る燃料噴射装置において、請求項1に記載の本発明は、
少なくとも燃料フィードポンプを含む燃料供給装置と、
前記燃料供給装置から前記ポンプ室に燃料を供給する燃
料供給通路と、前記ポンプ室から前記燃料供給装置側に
燃料を戻す燃料戻し通路と、前記燃料戻し通路の途中に
夫々配された第1および第2弁手段とを備え、パイロッ
ト噴射開始から主噴射終了までの間、前記プランジャを
増圧方向に駆動しつつ、前記第1弁手段の開動作および
閉動作ならびに前記第2弁手段の開動作および閉動作を
夫々1度だけ所定順序で行って、パイロット噴射および
主噴射を行うようにしたので、第1及び第2弁手段の開
閉動作は、前回の開閉動作から相当の時間が経過して残
留磁気の影響が及ばなくなった後に行われる。この結
果、第1及び第2弁手段は所要動作タイミングで確実に
開閉動作し、従って、企図したパイロット噴射および主
噴射が確実に行われ、これにより窒素酸化物の排出およ
び運転騒音が低減される。また、請求項2に記載の本発
明は、請求項1の発明の燃料供給通路及び燃料戻し通路
の双方の機能を有する燃料通路を設け、この燃料通路の
途中に配した第1及び第2弁手段を請求項1の発明の場
合と同様に動作させるようにしたので、パイロット噴射
および主噴射を確実に行え、窒素酸化物の排出および運
転騒音の低減を図れる。請求項3に記載の本発明は、請
求項1の発明の第1及び第2弁手段に代えて、燃料戻し
通路の途中に配された弁体と前記弁体に連係された第1
及び第2駆動部とを設け、パイロット噴射開始から主噴
射終了までの間、プランジャを増圧方向に駆動しつつ、
前記弁体を前記第1駆動部により閉方向に駆動すると共
、パイロット噴射終了から主噴射開始までの間、閉方
向へ駆動中の前記弁体を前記第2駆動部により前記第1
駆動部の駆動力よりも大きい駆動力で開方向に駆動し
て、パイロット噴射および主噴射を行うようにしたの
で、パイロット噴射および主噴射を確実に行え、窒素酸
化物の排出および運転騒音の低減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による燃料噴射装置を周辺
要素と共に示す概略図である。
【図2】図1に示す燃料噴射装置を示す断面図である。
【図3】図1および図2に示す燃料噴射装置の電磁弁の
作動タイミングを、時間経過に対する燃料噴射量の変化
を示すグラフである。
【図4】本発明の第2実施例による燃料噴射装置の要部
を示す部分断面図である。
【図5】図4に示す燃料噴射装置の電磁弁の作動タイミ
ングを燃料噴射量変化と共に示すグラフである。
【図6】本発明の第2実施例の変形例による燃料噴射装
置の要部を示す部分概略図である。
【図7】本発明の第3実施例による燃料噴射装置の要部
を示す部分概略図である。
【図8】図7の燃料噴射装置のメイン電磁弁およびサブ
電磁弁の作動タイミングを、両電磁弁の弁体位置の時間
経過に伴う変化ならびに燃料噴射量変化と共に示すグラ
フである。
【符号の説明】
2 ユニットインジェクタ 2a 燃料フィードパイプ 2b ドレインパイプ 3 燃料フィードポンプ 4 燃料分配装置 22 プランジャ 22a ポンプ室 26a ニードル室 27 ノズルニードル 31,32,33,34,35 燃料通路 36 燃料戻し通路 41 メイン電磁弁 42 サブ電磁弁 50 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02M 45/08 F02M 47/00 F02M 57/02 310 F02M 57/02 330

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インジェクタ本体内をエンジンの出力軸
    の回転に同期して往復動するプランジャと、前記プラン
    ジャ及び前記インジェクタ本体により画成されるポンプ
    室とを含むユニットインジェクタを有する燃料噴射装置
    において、少なくとも燃料フィードポンプを含む燃料供
    給装置と、前記燃料供給装置から前記ポンプ室に燃料を
    供給する燃料供給通路と、前記ポンプ室から前記燃料供
    給装置側に燃料を戻す燃料戻し通路と、前記燃料戻し通
    の途中に夫々配された第1及び第2弁手段を備え、
    パイロット噴射開始から主噴射終了までの間、前記プラ
    ンジャを増圧方向に駆動しつつ、前記第1弁手段の開動
    作および閉動作ならびに前記第2弁手段の開動作および
    閉動作を夫々1度だけ所定順序で行って、パイロット噴
    射および主噴射を行うことを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 インジェクタ本体内をエンジンの出力軸
    の回転に同期して往復動するプランジャと、前記プラン
    ジャ及び前記インジェクタ本体により画成されるポンプ
    室とを含むユニットインジェクタを有する燃料噴射装置
    において、少なくとも燃料フィードポンプを含む燃料供
    給装置と、前記燃料供給装置から前記ポンプ室に燃料を
    供給すると共に前記ポンプ室から前記燃料供給装置側に
    燃料を戻す燃料通路と、前記燃料通路の途中に夫々配さ
    れた第1及び第2弁手段とを備え、パイロット噴射開始
    から主噴射終了までの間、前記プランジャを増圧方向に
    駆動しつつ、前記第1弁手段の開動作および閉動作なら
    びに前記第2弁手段の開動作および閉動作を夫々1度だ
    け所定順序で行って、パイロット噴射および主噴射を行
    うことを特徴とする燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】 インジェクタ本体内をエンジンの出力軸
    の回転に同期して往復動するプランジャと、前記プラン
    ジャ及び前記インジェクタ本体により画成されるポンプ
    室とを含むユニットインジェクタを有する燃料噴射装置
    において、少なくとも燃料フィードポンプを含む燃料供
    給装置と、前記燃料供給装置から前記ポンプ室に燃料を
    供給する燃料供給通路と、前記ポンプ室から前記燃料供
    給装置側に燃料を戻す燃料戻し通路と、前記燃料戻し通
    路の途中に配された弁体と、前記弁体に連係された第1
    及び第2駆動部とを備え、パイロット噴射開始から主噴
    射終了までの間、前記プランジャを増圧方向に駆動しつ
    つ、前記弁体を前記第1駆動部により閉方向に駆動する
    と共に、パイロット噴射終了から主噴射開始までの間、
    閉方向へ駆動中の前記弁体を前記第2駆動部により前記
    第1駆動部の駆動力よりも大きい駆動力で開方向に駆動
    して、パイロット噴射および主噴射を行うことを特徴と
    する燃料噴射装置。
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