JP2002266725A - 燃料噴射器組立品及びそれを含む内燃機関 - Google Patents

燃料噴射器組立品及びそれを含む内燃機関

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JP2002266725A JP2002015319A JP2002015319A JP2002266725A JP 2002266725 A JP2002266725 A JP 2002266725A JP 2002015319 A JP2002015319 A JP 2002015319A JP 2002015319 A JP2002015319 A JP 2002015319A JP 2002266725 A JP2002266725 A JP 2002266725A
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internal combustion
piezoelectric actuator
chamber
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He Jiang
ヒー・ジアーン
Xiaobin Li
シャオビン・リー
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Detroit Diesel Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 燃料噴射圧及び噴射速度を制御することによ
り、燃費及び排気特性を改善する。 【解決手段】燃料加圧の促進のため、油圧増幅器を介し
て、圧電素子により作動される制御弁を設ける。油圧増
幅器の変位量を制御し、制御弁の変位量制御により燃料
噴射量を制御するため、可変電圧源によって圧電素子が
励起される。制御弁は、多段階式の燃料噴射を与え、低
燃料噴射圧及び噴射速度及び、それに続く高燃料噴射圧
力及び噴射速度を与えるような構成を持つ。多段階式の
燃料噴射は圧電素子への励起電圧レベル制御により実現
してもよい。油圧増幅器室に閉じ込められた気泡を排除
するために油圧増幅器室に燃料を呼び込むため、室から
の燃料漏洩を補充するため、また、室を介して燃料を循
環させるために圧力チェックバルブが備えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料噴射器組立品、
及びそのような燃料噴射器組立品を備える内燃機関に関
する。本発明の燃料噴射器組立品は燃料を噴射(また
は、分散)させるために制御バルブを操作するための圧
電アクチュエーター及び油圧増幅器または液圧増幅器
(hydraulical amplifier)を含む。
【0002】
【従来の技術】現在のディーゼルエンジンは厳しい排気
規制を満たしながら、燃料の節約を向上させなければな
らないというジレンマを抱えている。これらの目的を達
成するために、ディーゼルエンジンにはソレノイド駆動
式の制御バルブと共に一体化または統合された電子制御
式装置の噴射技術が備えられている。そのような一体化
は燃料噴射の開始及び終了時の、燃料の噴射(または、
分散)の正確な制御を与えるために行われてきた。した
がって、その目的は燃料の節約及び排気の向上を図るた
めに、燃料噴射のタイミング及び量を正確に制御するこ
とである。
【0003】燃焼理論及びエンジンテストの結果はディ
ーゼルエンジンの噴射速度が排気及び燃料の節約(また
は、燃費)に対して大きな影響を与えることを示してい
る。一般に、燃料噴射の最初の半分の間の噴射速度を下
げるとNOの排気量が減る傾向があり、燃料噴射の後
半の間の噴射速度を上げると燃費が増し、特定の排気が
減少する。満足できるような燃費及び排気特性を与える
ためには、エンジンの速度及び負荷の変化に応じた、さ
らに複雑な制御が必要であり、理想的な噴射速度の形状
は多様である。従来の電子制御式のユニット式噴射器に
おいて、燃料噴射の圧力と時間との関係は三角形の形状
であり、燃料噴射速度は台形の形状である。従来の電子
制御式のユニット式噴射器において、初期速度はニード
ル弁の開放圧力及びニードル弁の動作によって決められ
る。主要な噴射速度のビルドアップ(または、上昇)は
初期速度から噴射の終了付近での高い速度まで比較的線
形である。より厳しい排気規制を満たすために、次世代
のディーゼルエンジンはエンジン制御の付加的な自由度
が必要であり、噴射速度の形状は電子的に調整される。
【0004】ディーゼル燃料噴射器の制御用の駆動装置
(または、制御用のアクチュエーター)のために圧電性
材料を利用することにより、バルブの応答の制御を改善
し、噴射速度の形状を制御する能力を高めようとする取
り組みがなされている。燃料噴射の制御における圧電部
品の使用の例はKurishigeら、Auwaerterら、及びHayes,
Jr.の、それぞれの米国特許No.5,630,550、No.5,697,55
4及びNo.5,779,149を含む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は改善し
た燃料噴射器組立品を提供することである。本発明のも
う1つの目的は改善した燃料噴射器組立品を備えること
により、従来技術の欠点を防ぐことである。本発明のさ
らなる目的は燃費及び排気特性の向上を与える燃料噴射
器組立品を提供することである。
【0006】本発明のさらなる目的は制御バルブが圧電
アクチュエーター及び油圧増幅器(または、液圧増幅
器)によって制御される、改善した電子制御式の、ユニ
ット式燃料噴射器組立品を提供することである。本発明
のもう1つの目的は1つまたは複数の、上述の目的を達
成する改善した燃料噴射器組立品を含む、内燃機関を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は流体燃料を噴射
するために構成及び配置された、燃料吸入口及び流出ポ
ートを持った噴射器本体を備える燃料噴射器組立品を提
供することによって、これら及び他の目的を達成する。
噴射器本体には噴射ノズル組立品が取り付けられ、それ
は噴射器本体から内燃チャンバーに流体燃料を噴射する
ために構成及び配置される。噴射器本体内にはプランジ
ャーが配置され、それは噴射器本体及び噴射ノズル内の
流体燃料を加圧し、噴射ノズルから内燃チャンバーに流
体燃料を噴射するための往復運動のために構成及び配置
される。噴射器本体に関連する(または、接続する)制
御バルブは(a)開放モードにおいて、燃料吸入口と流
出ポートとの間に、(b)閉鎖モードにおいて、内燃チ
ャンバーに流体燃料を噴射するために燃料吸入口及び噴
射ノズル組立品及び燃料排出口の間に、流体燃料の流れ
を向けるために構成及び配置される。
【0008】噴射器本体に関連する(または、接続す
る)圧電アクチュエーターは圧電アクチュエーターの軸
の寸法が励起に応じて変化するように、可変電圧装置に
より励起されるように構成及び配置される。油圧増幅器
はそのような軸の寸法(の変化)を増大し、それによ
り、開放モード及び閉鎖モードにおいて、それぞれ、制
御バルブの開放及び閉鎖を可能にするように構成及び配
置される。油圧増幅器(または、液圧増幅器)は圧電ア
クチュエーターに接続した第1ピストン、制御バルブに
接続した第2ピストン、及びそれらの間の油圧燃料チャ
ンバー(または、液圧燃料チャンバー)から成る。第1
ピストンは第2ピストンより大きい。
【0009】圧力チェックバルブは燃料吸入口から油圧
燃料チャンバーへ流体燃料を選択的に供給するために構
成及び配置される。油圧燃料チャンバーの流体燃料は
(a)閉鎖モードにおいて制御バルブを閉じるために、
圧電アクチュエーターが励起されたときに、第1ピスト
ンと第2ピストンとの間で加圧され、(2)開放モード
において制御バルブの開放を可能にするために、前記圧
電アクチュエーターが励起されていないときに、減圧さ
れる。さらに、そのような燃料噴射器組立品を備えた内
燃機関が提供される。
【0010】本発明は付随する図面と共に読まれること
によって、明確に理解されるだろう。図面において、同
様な構成要素または部品は同様な番号で示されている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を、それの他の目的、長所
及び機能と共に、より良く理解するために、本発明の実
施例が、図面と関連しながら、以下に詳細に説明され
る。
【0012】図1は本発明の1つの実施例を図示してい
る。図1はエンジンシリンダー14内で往復運動する、
少なくとも1つのピストン12を含む内燃機関10を概
略的に図示している。本発明のユニット式の燃料噴射器
組立品16もそこに備えられている。燃料噴射器組立品
16は、ここで説明されるように、電子制御モジュール
18と電気的に接続している。図1に概略的に図示され
ているように、燃料噴射器組立品16は従来の様式で、
エンジンシリンダー14の中に拡張する。
【0013】図1に図示されている実施例において、内
燃機関10は対応するエンジンシリンダー14内で往復
運動する、少なくとも1つのピストン12を含む。エン
ジンシリンダー14の中には対応するユニット式の燃料
噴射器組立品16が従来の様式で拡張する。例えばディ
ーゼルエンジン等の、内燃機関に組み合わされるとき
は、複数の個々のユニット式の燃料噴射器組立品16が
備えられる。各ユニット式の燃料噴射器組立品は共通の
燃料供給源に接続しているが、他の全てのユニット式の
燃料噴射器組立品から分離されている。
【0014】燃料噴射器組立品16は共通の燃料供給源
26に接続している燃料供給ライン24に接続している
燃料吸入口22、及び流出循環路(または、流出回路)
30に接続している流出ポート28を持った噴射器本体
20を備える。燃料噴射器組立品16は後で説明される
ように、流体燃料を収容し、噴射(または、分散)する
ように構成及び配置される。
【0015】燃料噴射器組立品16は噴射器本体20に
取り付けられた噴射ノズル組立品32を含む。噴射ノズ
ル組立品32は従来の様式でエンジンシリンダー14の
中に拡張し、後で説明されるように、噴射器本体20か
らエンジンシリンダー14の内燃チャンバー34の中に
流体燃料を噴射(または、分散)するように構成及び配
置される。図1に図示されているように、噴射ノズル組
立品32は噴射器本体20内に取り付けられたニードル
筐体36を含む。筐体36はチャンバー38及びチャン
バー40を含む、その間にニードル42が拡張する。チ
ャンバー38内に配置されたニードルの部分44はスプ
リング48によって46の方向に押されており、それに
より、ニードルの部分50が燃料排出口52を閉じて、
燃料の噴射を防止するように、ニードルの部分50をチ
ャンバー40内に配置させる。チャンバー40の圧力チ
ャンバー54内の燃料の圧力が、ニードルの部分50を
燃料排出口52の方向へ押すスプリング48の力を超え
たとき、燃料は燃料排出口52を通ってエンジンシリン
ダー14の内燃チャンバー34の中に噴射(または、分
散)される。
【0016】噴射器本体20はプランジャー用の空洞5
6を含み、その中にプランジャー58が拡張する。プラ
ンジャー58は噴射器本体20及び噴射ノズル組立品3
2内の流体燃料を加圧して、燃料を噴射ノズル組立品か
ら内燃チャンバー34の中に噴射するために、プランジ
ャー空洞56内で往復運動するように構成及び配置され
る。これを達成するために、アクチュエーター60がプ
ランジャー58に関連している(または、接続してい
る)。アクチュエーター60は従来のカムシャフト組立
品であり、従来のカム62、カムシャフト64、カム従
動節66及びスプリング68から成る。シャフト64に
よるカム62の回転は、カムが最高点に近づくように回
転するときに、カム従動節66及び、部分70から拡張
しているプランジャー58を燃料排出口52の方へ押し
付ける。スプリング68はカム62が最低点に向かって
回転するときに、カム従動節66及びプランジャー58
を燃料排出口52から引き離す。
【0017】図1に図示されているカムシャフト組立品
は単なる例示にすぎない。ここで説明されたように、プ
ランジャー58をプランジャー空洞56内で往復運動さ
せるために、他のどのようなアクチュエーターが備えら
れてもよい。例えば、プランジャーは(制限ではない
が)ソレノイド、押し棒/ロッカーアーム組合せ物、ロ
ッカーアーム、及びそれらの類似物によって駆動されて
もよい。燃料噴射器組立品16は噴射器本体20に接続
する(または、対応する)制御バルブ72を含む。制御
バルブ72は後で説明されるように、流体燃料の流れを
動作の開放モードにおいて、燃料吸入口22と流出ポー
ト28との間に向け、閉鎖モードにおいて、燃料をエン
ジンシリンダー14の内燃チャンバー34に噴射するた
めに、燃料吸入口22と噴射ノズル組立品32の燃料排
出口52との間に向けるように構成及び配置される。
【0018】制御バルブ72は噴射器本体20内の制御
バルブ筐体76の制御バルブ空洞74内に配置されてい
る。制御バルブ72は空洞74内を往復運動するように
構成及び配置される。図1から4に図示されている実施
例において、制御バルブ72及びそれに対応する制御バ
ルブ座部78は圧電アクチュエーター80の励起の第1
段階で、制御バルブを介した流出ポート28への流体燃
料の減少した(または、少なめの)流れ、及び燃料排出
口52での燃料のある程度の(すなわち、最大量以下
の)噴射を与えるように構成及び配置される。図1から
3を参照すると、これを達成するために、制御バルブ7
2及び制御バルブ座部78は、後で説明されるように、
第1段階中に環状の経路86を形成するために協働する
環状の面82及び84をそれぞれ備える。環状の経路8
6(図3参照)は、図2に示されている励起の前の流れ
の経路88より、小さめである。
【0019】制御バルブ72及び制御バルブ座部78は
また、圧電アクチュエーター80の第2段階において、
制御バルブを介して流出ポート28へ達する流れを防止
し、それにより、燃料排出口52から内燃チャンバー3
4への燃料の噴射を最大にすることを可能にするように
構成及び配置されている。図4を参照すると、これを達
成するために、制御バルブ72及び制御バルブ座部78
は、後で説明されるように、励起の第2段階中に、制御
バルブを閉じて、それを通る燃料の流れを防止するため
に協働する円錐形の面90及び92を、それぞれ備え
る。圧電アクチュエーター80の励起は、図1及び2に
図示されている開放位置の方向に制御バルブを押し付け
ようとする制御バルブのスプリング94の力に打ち勝っ
て、制御バルブ72を制御バルブ空洞74内で動かす。
圧電アクチュエーター80の励起は電圧装置98によっ
て行われる。
【0020】圧電アクチュエーター80の励起はアクチ
ュエーターの軸方向の寸法を変化させる。詳細に述べる
と、圧電アクチュエーター80の励起はアクチュエータ
ーの長さを96'の方向に延ばす。長さの変化量は電圧
装置98によって圧電アクチュエーターに供給される励
起電圧の大きさに依存する。励起が終わると、圧電アク
チュエーター80の長さはそれの励起前の長さまで、9
6の方向に縮まる。圧電アクチュエーターの1つの特徴
は、図5に図示されているように、それの膨張が励起電
圧に比例することである。それゆえ、圧電アクチュエー
ターの変位は可変電圧源100及び可変電圧制御器10
2を含む電圧装置98を備えることによって制御するこ
とができる。
【0021】図1に図示されている実施例において、圧
電アクチュエーター80は(制限ではないが)噴射器本
体20内に配置され噴射器本体内で接続されている。こ
れを達成するために、圧電アクチュエーター80は噴射
器本体20内のアクチュエーター筐体108のアクチュ
エーター空洞106内に配置された圧電性のスタック
(または、圧電性物質の積層体)の形式で構成される。
可変電圧源100は圧電性スタック104に電気的に接
続しており、さらに可変電圧制御器102を介して電子
制御モジュール18に接続されている。動作中、電子制
御モジュール18は可変電圧制御器102に選択的に信
号を発し、可変電圧制御器は次に、可変電圧源100に
信号を発し、さらに可変電圧源はそれに対する応答で圧
電性スタック104に励起電圧を供給する。励起電圧の
供給の量は圧電性スタックの軸方向の変位の大きさを制
御する。2段になった座部を含む、図1から4に図示さ
れている制御バルブ72は、以下にさらに詳細に説明さ
れるように、圧電性スタックの変位を選択的に制御する
という長所を持つ。
【0022】燃料噴射器組立品16は油圧増幅器110
を含む。圧電性スタック104はプランジャー58と油
圧増幅器110との間に位置する。圧電性スタック10
4は制御バルブ72を直接駆動するのに十分な程度には
膨張しないので、油圧増幅器(または、液圧増幅器)1
10が備えられる。油圧増幅器は、圧電アクチュエータ
ー80と組み合わさり、開放モード及び閉鎖モードにお
いて、それぞれ、制御バルブを開放及び閉鎖することを
可能にするように構成及び配置される。図1に図示され
ている実施例において、油圧増幅器110は圧電性スタ
ック104に接続された第1ピストン112、制御バル
ブ72に接続された第2ピストン114、及びそれらの
間の油圧燃料チャンバー116から成る。ピストン11
2はピストン114より大きい。動作中、ピストン11
2は油圧燃料チャンバー116内に閉じ込められた燃料
を圧縮し、小さめのピストン114が圧電性スタック1
04の小さな変位を増幅する。ピストン112は後で説
明されるように、制御バルブ72を所望の長さだけ動か
す。油圧増幅器110は圧電性スタックの変位を実質的
に、所望のレベルに増幅する。油圧増幅器110の変位
の増幅の比率はピストン114の直径に対するピストン
112の直径の比率によって規定される。ピストン11
4の直径に対するピストン112の直径が大きければ大
きいほど、変位の大きな増幅比が得られ、制御バルブ7
2の96'の方向への、軸方向の移動が大きくなる。
【0023】拡大された図6への参照と共に、図1に図
示されているの実施例を参照すると、ピストン112は
アクチュエーター筐体108のアクチュエーター空洞1
06内に配置されており、ピストンの上部118は圧電
性スタック104の底部120を支えている。ピストン
114は筐体124のピストン空洞122に配置されて
いる。筐体124はアクチュエーター筐体108と制御
バルブ筐体76との間に挟まれている。ピストン114
は制御バルブ72の上部128に結合する突起部126
を備える。スプリング130はピストン112のピスト
ン開口132内に配置される。スプリング130はピス
トン112を圧電性スタック104の底部に押し付ける
ために、筐体124の上部134及び開口132のベー
ス部136と結合する。ピストン112及び114はそ
れぞれの空洞106及び122内で往復運動するために
構成及び配置される。後で説明されるように、油圧燃料
チャンバー116は筐体124内で、流れの経路11
6'を介してピストン112とピストン114を油圧的
(または、液圧的)に接続する燃料を収容する。
【0024】図1に図示されている燃料噴射器組立品1
6は流体燃料を油圧燃料チャンバー116に選択的に供
給するように構成及び配置された圧力チェックバルブ1
38を含む。拡大された図6を参照すると、圧力チェッ
クバルブ138は筐体124のチェックバルブ空洞14
0に配置される。圧力チェックバルブ138は空洞14
0内を往復運動するように構成及び配置される。スプリ
ング142はバルブ138のベース部144及び制御バ
ルブ筐体76の表面146に結合し、閉鎖位置で、吸入
口の端部分150の部分で、圧力チェックバルブを座部
148に押し付ける。
【0025】後で説明されるように、燃料噴射器組立品
16の動作中、油圧燃料チャンバー116内の流体燃料
は(a)閉鎖モードで圧電アクチュエーター80が励起
されている間、制御バルブ72を閉じるためにピストン
112と114との間で加圧され、(b)開放モードで
圧電アクチュエーターが励起されていないとき、スプリ
ング94による制御バルブの開放を可能にするために減
圧される。圧力チェックバルブ138は、後で説明され
るように、圧力チェックバルブが開放モードのときに、
燃料吸入口22から圧力チェックバルブの吸入口の端部
分150を通って油圧燃料チャンバー116及び流出ポ
ート28へ達する流体燃料の流れを可能にし、圧力チェ
ックバルブが閉鎖モードのときに、油圧燃料チャンバー
116から圧力チェックバルブの反対側の端部分152
への流体燃料の流れを可能にするように構成及び配置さ
れる。
【0026】図1の燃料噴射器組立品16を参照する
と、プランジャー空洞56は流れの経路154及び15
6により燃料吸入口22と流体の伝達が可能であり、流
れの経路158及び160により制御バルブ空洞74と
伝達可能であり、流れの経路158により圧力チャンバ
ー54と伝達可能である。図1に図示されているよう
に、流れの経路158はアクチュエーター筐体108、
筐体124、制御バルブ筐体76、及びニードル筐体3
6内を拡張する整列した(または、互いに位置の合っ
た)流れの経路によって形成されている。図1及び6を
参照すると、圧力チェックバルブ138の吸入口の端部
分150は流れの経路154及び162によって燃料吸
入口22と流体の伝達が可能になっている。図1に図示
されているように、流れの経路162は噴射器本体2
0、アクチュエーター筐体108、及び筐体124内に
拡張する整列した(または、互いに位置の合った)流れ
の経路によって形成されている。
【0027】制御バルブ空洞74は制御バルブ筐体76
内の流れの経路164によって流出ポート28と流体の
伝達が可能になっている。図6を参照すると、チェック
バルブ空洞140は筐体124内を拡張する流れの経路
166によって流出ポート28と流体の伝達が可能にな
っている。チェックバルブ空洞140はまた、バルブ1
38が開放位置のときに、筐体124内の流れの経路1
68によって油圧燃料チャンバー116と流体の伝達が
可能になる。圧力チェックバルブ138は圧力チェック
バルブ138が開いているとき、流れの経路166を流
れの経路168と伝達可能にするために構成及び配置さ
れた円周上の溝170を含む。さらに、筐体124内の
流れの経路172はチェックバルブ空洞140を圧力チ
ェックバルブ138の吸入口の端部分150で、油圧燃
料チャンバー116に対して流体の伝達が可能な状態に
する。筐体124内の流れの経路174は圧力チェック
バルブ138が閉じているとき、流れの経路168を介
して、チェックバルブ空洞140を圧力チェックバルブ
138の端部分152の部分で、油圧燃料チャンバー1
16に対して流体の伝達が可能な状態にする。
【0028】(動作)以下に図1から7に図示されてい
る本発明の燃料噴射器組立品の実施例の動作の説明をす
る。図1、2及び6を参照すると、圧電性スタック10
4の励起の前の状態が示されており、制御バルブ72は
スプリング94によって、それの通常の動作位置に押し
付けられており、燃料供給ライン24による共通の燃料
供給源26への燃料吸入口22の接続の結果として、燃
料吸入口22の部分で、低圧力の燃料が従来の様式に従
って燃料噴射器16に供給される。燃料は経路154及
び156を介してプランジャー空洞56へ流れる。プラ
ンジャー58の往復運動の間、プランジャー空洞56内
に閉じ込められた燃料は経路158を介して圧力チャン
バー54に流れると共に、経路158を通って経路16
0に流れ、さらに制御バルブ空洞74の中に流れる。圧
電性スタック104は励起されていないので、その燃料
は次に空洞74から、開いた制御バルブ72によって与
えられた流れの経路88を通り、さらに経路164及び
流出ポート28を通って流出循環路30へ流れる。
【0029】燃料はまた、経路154から経路162の
中に流れ、圧力チェックバルブ138の吸入口の端部分
150に流れる。油圧燃料チャンバー116が燃料で完
全に注水(または、呼び水)されており、スプリング1
42は圧力チェックバルブを閉じるために圧力チェック
バルブ138を座部148に押し付けていると仮定す
る。これを達成するために、スプリング142は圧力チ
ェックバルブ138の吸入口の端部分150に対する燃
料による力よりも大きな弾性力を持つように選択され
る。ニードルの部分42は燃料排出口52を閉じるため
にスプリング48によって燃料排出口の方に押し付けら
れ続ける。ニードルの部分44に対する46の方向に働
くスプリングの力は、ニードルの部分42に対する圧力
チャンバー54内の燃料による46'の方向への力より
大きい。
【0030】次に、図1、3、4、及び7を参照する。
電子制御モジュール18は燃料が所望されるように、内
燃チャンバー34の中に噴射されるようにプログラムさ
れているとする。詳細に述べると、内燃チャンバー34
の中への燃料の噴射の開始が望まれるとき、第1の封止
段階において、電子制御モジュール18は可変電圧制御
器102に制御信号を発する。その信号への応答で、可
変電圧制御器102は第1段階において、ピストン11
2のベース部136に対するスプリング130による力
に打ち勝って、圧電性スタック104を瞬時に軸方向に
向かって96'の方向へ第1距離だけ膨張させるために
十分な程度に圧電性スタックを励起させるのに必要な電
圧励起を与えるために、可変電圧源100に信号を出
す。
【0031】詳細に述べると、圧電性スタック104の
96'の方向への膨張は圧電性スタックの底部120が
ピストン112の上部118に対して押し付けられるこ
とを生じさせ、それにより、ピストン112を96'の
方向に第1距離だけ動かす。そのような動きは油圧燃料
チャンバー116内に含まれている燃料による油圧(ま
たは、液圧)的な接続によってピストン114を96'
の方向へ動かす。すなわち、燃料は流れの経路116'
を介してピストン112と114を油圧(または、液
圧)的接続する。
【0032】図1及び2に図示されているように、スプ
リング94はニードル筐体36の上部176からスプリ
ング空洞180のベース部178の間に拡張し、それに
より、通常、開放位置において制御バルブ72を押し付
けているが、突起部126と制御バルブの上部の面12
8との結合により、ピストン114の96'方向への第
1距離の移動は制御バルブを96'の方向へ第1距離だ
け動かし、図3に図示されている部分的な閉鎖位置に移
動させる。これはスプリング94のベース部178に対
する力が、圧電性スタック104が励起されたときの突
起部126の上部の面128に対する力より小さくなる
ように、スプリング94を選択することによって可能に
なる。制御バルブ72が96'の方向に押し付けられる
とき、環状の面82と84との間の環状の経路の寸法は
図2の88で図示されている状態から図3の86で図示
されている状態に減少する。
【0033】図3に図示されている第1封止段階の間、
制御バルブ72は半分だけ閉じられ、それにより、小さ
めの環状の隙間を与える。その後、第2封止段階におい
て、電子制御モジュール18は可変電圧制御器102
に、さらに制御信号発する。可変電圧源100はその可
変電圧制御器の信号への応答で、励起の第2段階におい
て、圧電性スタック104の96'の方向へのさらなる
膨張を生じさせ、ピストン112を96'の方向へ第2
距離だけ動かすために十分な程度に圧電性スタックの励
起電圧を増大させる。その動きはピストン114を9
6'の方向へのさらなる動きを生じさせ、ピストン11
4は制御バルブ72を、図4に図示されているような完
全な閉鎖位置まで、96'の方向に第2距離だけ動か
す。それにより円錐形の面92は円錐形の面90と封止
的に結合する。
【0034】前述の2つの段階の動作の結果として、カ
ム62がカム従動節66の最高点との結合に向かって回
転するときの、プランジャー58の96'の方向への押
し付けによるプランジャー空洞56及び圧力チャンバー
54内の燃料の圧力のビルドアップ(または、上昇)は
制御バルブ72が完全に閉じているときの第2封止段階
中よりも、制御バルブが部分的に開いている、初期の第
1封止段階中の方が遅い。そのような2つの段階の動作
の結果、第1封止段階中の圧力上昇の間、圧力チャンバ
ー54の燃料の圧力はスプリング48の弾性力に打ち勝
つのに十分な程度になり、ニードルの部分42を46'
の方向に押し付けて燃料排出口52を開き、第2封止段
階中の圧力の上昇の間より小さい初期の噴射速度及び噴
射器圧力で燃料を内燃チャンバー34の中に噴射する。
【0035】低い速度(または、比率)から高い速度
(または、比率)への移行のタイミングは電子制御モジ
ュール18により望みどおりに制御される。燃料噴射は
圧電アクチュエーターが励起されなくなったときに終了
する。詳細に述べると、電子制御モジュール18は可変
電圧源100が信号を出し、圧電性スタック104の電
圧励起を終了するために、可変電圧制御器102に信号
を出す。その時点で、圧電性スタック104は縮小し、
スプリング130はピストン112を図1に図示されて
いる初期の位置まで、96の方向に押し付ける。ピスト
ン112のその動きは油圧燃料チャンバー116内の圧
力を低下させ、スプリング94が制御バルブ72及びピ
ストン114を図1及び2に図示されている、それらの
初期の位置まで96の方向に押し付けることを生じさせ
る。
【0036】その位置において、制御バルブ72は完全
に開いた状態になり、圧力チャンバー54内の圧力はス
プリング48によってニードルの部分42に与えられる
ニードル弁を閉じるための圧力より低下し、それによ
り、スプリング48がニードルの部分42を燃料排出口
52を閉じるために押し付けることを生じさせ、内燃チ
ャンバー34内への燃料噴射を中止させる。圧力チャン
バー54の圧力の低下は上述されたように、制御バルブ
72の開放及び、それによる制御バルブを通しての流出
循環路30への燃料の流れによってもたらされる。
【0037】油圧増幅器110が適正に機能することを
確実にするために、油圧燃料チャンバー116は流体燃
料によって隙間無く充填されなければならない。圧力チ
ェックバルブ138はこの目的のために備えられる。動
作中、燃料吸入口22に供給される、(通常低圧力の)
燃料のいくらかは経路154及び162を通って、圧力
チェックバルブ138の吸入口の端部分150に迂回す
る。上述したように、圧力チェックバルブ138は、図
6に図示されているように、スプリング142によって
通常、閉じている。しかしながら、油圧燃料チャンバー
116にキャビテーション(cavitation)が存在する場
合、経路162内の燃料によって吸入口の端部分150
に対して加えられる力はスプリング142の弾性力に打
ち勝ち、図7に図示されているように、圧力チェックバ
ルブを開かせる。そのような開放位置のとき、流れの経
路166は、図7に図示されているように、圧力チェッ
クバルブ138の外面上の溝170によって流れの経路
168と流体の伝達が可能な状態になる。この特徴によ
り、油圧燃料チャンバー116と流出循環路30との間
に流体の伝達が存在する。
【0038】動作中、圧力チェックバルブ138が開い
たとき、燃料は経路162から、バルブ空洞140の中
に流れ、さらに経路172を通って油圧燃料チャンバー
116の中に流れる。油圧燃料チャンバー116が満た
されるとき(または、隙間が除去されるとき)、圧力チ
ェックバルブ138は油圧燃料チャンバー116内に存
在する全ての気泡が取り除かれるまで、開いたままにな
る。これを達成するために、燃料吸入口22から油圧燃
料チャンバー116へ達し、さらに溝170によって結
合された経路168及び166を通って流出循環路30
に達する燃料の流れは気泡を流し出す。その後、圧力チ
ェックバルブ138はスプリング142によって座部1
48に押し付けられ、圧力チェックバルブを閉じる。上
述のような圧力チェックバルブの開放はまた、油圧燃料
チャンバー116の注水(または、呼び水)、油圧燃料
チャンバー116からの燃料の漏洩による減少の補充、
及び動作中のチャンバー116のための部分的な燃料の
循環の生成のためにも利用される。
【0039】本発明の圧電アクチュエーター80のもう
1つの特徴は図8に図示されているように、圧電アクチ
ュエーターの同じ動作変位に対して、制御バルブの封止
力が励起電圧に比例することである。この特徴の長所を
利用して、図9及び10の、代替的な制御バルブ200
を備えてもよい。制御バルブ200は一段の、円錐形の
封止構成を持つ。この実施例において、制御バルブ20
0は制御バルブ72の代わりをしており、制御バルブ空
洞74の代わりの制御バルブ空洞202内に配置されて
いる。制御バルブ200は制御バルブ筐体76の代わり
の制御バルブ筐体204の制御バルブ空洞202内に配
置される。制御バルブ200は空洞202内で往復運動
するように構成及び配置される。制御バルブ200及び
制御バルブ座部206はバルブの着座(または、結合)
を制御するために協働する円錐形の面208及び210
を、それぞれ備える。
【0040】図9は完全に開いた状態の制御バルブ20
0を図示しており、図10は完全に閉じた状態の制御バ
ルブを図示している。図9を参照すると、圧電性スタッ
ク104は励起されておらず、スプリング212は制御
バルブ200が完全な開放位置になるまで214の方向
に押し付けける。制御バルブの上部216は筐体124
の底部218に結合し、それにより空洞202から、経
路164を通って流出循環路30に達する燃料の流れの
ための経路220が形成される。図10を参照すると、
圧電性スタック104は制御バルブ200を閉じるため
に表面208が表面210に結合するまで、ピストン1
14が制御バルブを222の方向に押し付けるのに十分
な励起電圧で励起されている。制御バルブ200のこの
様式の動きは上述された、ピストン114が制御バルブ
72の96'の方向に動かすのと同じ様式で行われ、そ
れは制御バルブ72の2段階の動作と異なり1段階の動
作で行われる。
【0041】さらに、可変電圧源100によって与えら
れる励起電圧の大きさの制御は、(a)制御バルブを通
る燃料のある程度の漏れを可能にするために、(b)漏
れを全く無くすために、表面208と210の境界面で
の封止力を望みどおりに制御することを可能にする。例
えば、電子制御モジュール18は制御バルブ200を閉
じながらも、その境界面での不十分な封止による表面2
08と210との間の境界である程度の、所望のレベル
の漏れを可能にするように、電圧源100が圧電性スタ
ック104に信号を出すように、可変電圧制御器102
が作動するようにプログラムすることができる。
【0042】この方法により、図1の実施例の初期及び
最終段階での燃料噴射速度及び圧力に関する場合と同様
に、初期の燃料噴射圧力及び噴射速度を最終段階の燃料
噴射圧力及び噴射速度より小さくすることができる。こ
れを達成するために、電子制御モジュール18はさら
に、表面208と210の境界に十分な封止力を与える
ことにより制御バルブ72からの漏れを完全に無くすた
めに十分高い励起電圧を圧電性スタック104に供給す
るように、電圧源100が圧電性スタック104に信号
を出すように、可変電圧制御器102が作動するように
プログラムすることができる。この方法により、最終段
階の噴射圧力及び噴射速度を初期の噴射圧力及び噴射速
度より高くしてもよい。
【0043】ここで説明されてきた実施例は本発明を利
用するいくつかの例であり、本発明はここで、限定のた
めではなく、説明のために記述されてきた。当業者によ
り、他の多くの実施例が本発明の意図及び範囲から実質
的に外れずに作製することができることは明白である。
【0044】
【発明の効果】上述のように本発明の燃料噴射器組立品
は、初期の燃料噴射圧力及び噴射速度を最終段階の燃料
噴射圧力及び噴射速度より小さくすることを可能にす
る。したがって、本発明の燃料噴射器組立品を利用した
内燃機関は従来に比べ優れた燃費及び排気特性を達成す
ることができる。さらに、本発明の燃料噴射器は初期ま
たは後半の燃料噴射圧力及び噴射速度に変化をもたらす
だけでなく、他の付加的な燃料噴射圧力及び噴射速度の
微調整を行うことにも使用することができることは明白
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料噴射器組立品の1つの実施例を含
む、本発明に従った内燃機関の1つの実施例の概略図で
ある。
【図2】図1に図示されている燃料噴射器組立品の制御
バルブの連続的な動作の一部を図示している。
【図3】図1に図示されている燃料噴射器組立品の制御
バルブの連続的な動作の一部を図示している。
【図4】図1に図示されている燃料噴射器組立品の制御
バルブの連続的な動作の一部を図示している。
【図5】励起電圧VS圧電性の励起の変化量を図示してい
るグラフである。
【図6】開放位置での圧力チェックバルブの図示を含
む、図1の燃料噴射器組立品の一部の拡大図である。
【図7】閉鎖位置での圧力チェックバルブの図示を含
む、図1の燃料噴射器組立品の一部の拡大図である。
【図8】励起電圧VS制御バルブの封止力を図示している
グラフである。
【図9】開放位置での、図1の制御バルブの代替的な実
施例を図示している。
【図10】閉鎖位置での、図1の制御バルブの代替的な
実施例を図示している。
【符号の説明】
10 内燃機関 12 ピストン 14 エンジンシリンダー 16 燃料噴射器組立品 18 電子制御モジュール 20 噴射器本体 22 燃料吸入口 24 燃料供給ライン 26 燃料供給源 28 流出ポート 30 流出循環路 32 噴射ノズル組立品 34 内燃チャンバー 36 ニードル筐体 42 ニードル 48 スプリング 52 燃料排出口 54 圧力チャンバー 56 プランジャー空洞 58 プランジャー 60 アクチュエーター 62 カム 64 カムシャフト 66 カム従動節 68 スプリング 72 制御バルブ 74 制御バルブ空洞 76 制御バルブ筐体 78 制御バルブ座部 80 圧電アクチュエーター 82,84 環状の面 86,88 環状の経路 90,92 円錐形の面 94 スプリング 98 電圧装置 100 可変電圧源 102 可変電圧制御器 104 圧電性スタック 106 アクチュエーター空洞 108 アクチュエーター筐体 110 油圧増幅器 112 第1ピストン 114 第2ピストン 116 油圧燃料チャンバー 118 ピストンの上部 120 圧電性スタックの底部 124 筐体 126 突起部 128 制御バルブの上部 130 スプリング 132 ピストン開口 138 圧力チェックバルブ 140 チェックバルブ空洞 142 スプリング 148 チェックバルブ座部 150 吸入口の端部分 152 反対側の端部分 170 円周上の溝 180 スプリング空洞 200 制御バルブ 202 制御バルブ空洞 204 制御バルブ筐体 206 制御バルブ座部 208,210 円錐形の面 212 スプリング 216 制御バルブの上部 218 筐体の底部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 47/00 F02M 47/00 K 51/00 51/00 E 61/16 61/16 D (72)発明者 シャオビン・リー アメリカ合衆国ミシガン州リボニア、ノー ウィッチ・ロード19719 Fターム(参考) 3G066 AA07 AB02 AC07 AC08 BA13 BA17 BA23 BA25 CA01S CA08 CA09 CA34 CC06T CC08T CC11 CC14 CC68T CC68U CE02 CE13 CE27 CE29 DA01 DA04 DA08 DA11 DA12

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料吸入口、流出ポートを持ち、流体燃
    料を収容及び噴射するために構成及び配置されている噴
    射器本体;燃料排出口を含み、前記噴射器本体に取り付
    けられ、前記燃料排出口から内燃チャンバーに流体燃料
    を噴射するために構成及び配置された噴射ノズル組立
    品;前記噴射器本体内に配置され、前記燃料排出口から
    内燃チャンバーに流体燃料を噴射するため、前記噴射器
    本体及び前記噴射ノズル組立品内の流体燃料を加圧する
    ための往復運動のために構成及び配置されたプランジャ
    ー;前記噴射器本体に接続し、(a)開放モードにおい
    て前記燃料吸入口と前記流出ポートとの間に、(b)閉
    鎖モードにおいて前記内燃チャンバーに流体燃料を噴射
    するために前記燃料吸入口と前記噴射ノズル組立品との
    間に流体燃料の流れを向けるために構成及び配置された
    制御バルブ;前記噴射器本体に接続し、電圧励起により
    軸方向の寸法が変化するように構成及び配置された圧電
    アクチュエーター;前記軸方向の寸法(の変化)を増大
    し、それにより前記開放モード及び前記閉鎖モードで前
    記制御バルブの、それぞれ、開放及び閉鎖を可能にする
    ように構成及び配置された油圧増幅器であって、前記ア
    クチュエーターに接続した第1ピストン、前記制御バル
    ブに接続した第2ピストン、及びそれらの間の油圧燃料
    チャンバーから成る油圧増幅器;及び、 (a)前記閉鎖モードで前記制御バルブを閉じるため
    に、前記圧電アクチュエーターが励起されているとき
    に、前記第1ピストンと前記第2ピストンとの間で加圧
    され、(b)前記開放モードで前記制御バルブの開放を
    可能にするために、前記圧電アクチュエーターが励起さ
    れていないときに、減圧される、前記油圧燃料チャンバ
    ー内の流体燃料を前記燃料吸入口から前記油圧燃料チャ
    ンバーに選択的に供給するために構成及び配置された圧
    力チェックバルブ、から成る燃料噴射器組立品。
  2. 【請求項2】 前記圧電アクチュエーターが前記噴射器
    本体内の前記プランジャーと前記油圧増幅器との間に配
    置された圧電性スタックから成る、請求項1に記載の燃
    料噴射器組立品。
  3. 【請求項3】 前記油圧増幅器が前記第2ピストンの径
    に対する前記第1ピストンの径によって規定される変位
    作用比率を持つ、請求項1に記載の燃料噴射器組立品。
  4. 【請求項4】 前記圧電アクチュエーターの変位が可変
    電圧制御器によって制御される、請求項1に記載の燃料
    噴射器組立品。
  5. 【請求項5】 前記制御バルブ及び前記制御バルブに対
    応した制御バルブ座部が(a)前記圧電アクチュエータ
    ーの励起の第1段階において、前記制御バルブを通って
    前記流出ポートに達する流体燃料の減少した流れ、及び
    前記燃料排出口から前記内燃チャンバー内にいくらかの
    燃料の噴射を与えるため、(b)前記圧電アクチュエー
    ターの励起の第2段階において、前記制御バルブを通っ
    て前記流出ポートに達する流体燃料の流れを排除し、そ
    れにより、前記燃料排出口から前記内燃チャンバーへ
    の、燃料の最大の分散を可能にするために構成及び配置
    されている、請求項1に記載の燃料噴射器組立品。
  6. 【請求項6】 前記制御バルブ及び前記制御バルブ座部
    が前記減少した燃料の流れを与えるため、環状の流れの
    経路を形成するために協働する、それぞれの環状の表面
    を備え、さらに、前記流れの排除を与えるため、前記制
    御バルブを閉じるために協働する、それぞれの円錐形の
    表面を備える、請求項5に記載の燃料噴射器組立品。
  7. 【請求項7】 前記圧電アクチュエーターに異なったレ
    ベルの励起電圧を印加することによって、前記制御バル
    ブの封止力を変えることができる、請求項4に記載の燃
    料噴射器組立品。
  8. 【請求項8】 前記制御バルブ及び前記制御バルブに対
    応する制御バルブ座部が(a)前記圧電アクチュエータ
    ーが励起されていないときに、前記制御バルブを通って
    前記流出ポートまで流れる流体燃料の流れの経路を与
    え、(b)前記圧電アクチュエーターが励起されている
    ときに、(前記制御バルブを通って前記流出ポートに流
    れる流体燃料が存在する場合に、)前記座部の表面での
    封止力を変えることにより前記制御バルブを通って前記
    流出ポートに流れる流体燃料の大きさを変えるために、
    協働する円錐形の前記座部の前記表面を備えるように構
    成及び配置されている、請求項1に記載の燃料噴射器組
    立品。
  9. 【請求項9】 前記圧電アクチュエーターに異なったレ
    ベルの励起電圧を印加することによって、前記封止力を
    変えることができる、請求項8に記載の燃料噴射器組立
    品。
  10. 【請求項10】 前記圧力チェックバルブが、前記圧力
    チェックバルブが開放モードの状態のときに、前記燃料
    吸入口から、吸入口の端部分で前記圧力チェックバルブ
    を通って前記油圧燃料チャンバー及び前記流出ポートに
    達する流体燃料の流れを可能し、前記圧力チェックバル
    ブが閉鎖モードのときに、前記油圧燃料チャンバーから
    前記圧力チェックバルブの反対側の端部分に達する流体
    燃料の流れを可能にするように構成及び配置されてい
    る、請求項1に記載の燃料噴射器組立品。
  11. 【請求項11】 エンジンシリンダー内で往復運動する
    少なくとも1つのピストン、及び、電子制御モジュール
    と電気的に接続し、前記シリンダー内に拡張する燃料噴
    射器組立品を含む内燃機関であって:燃料供給源に接続
    している燃料吸入口、流出循環路に接続している流出ポ
    ートを持ち、流体燃料を収容及び噴射するために構成及
    び配置されている噴射器本体;燃料排出口を含み、前記
    噴射器本体に取り付けられ、エンジンシリンダー内に拡
    張している、前記燃料排出口から前記エンジンシリンダ
    ーの内燃チャンバーに流体燃料を噴射するために構成及
    び配置された噴射ノズル組立品;前記噴射器本体内に配
    置され、前記燃料排出口から前記内燃チャンバーに流体
    燃料を噴射するため、前記噴射器本体及び前記噴射ノズ
    ル組立品内の流体燃料を加圧するための往復運動のため
    に構成及び配置されたプランジャー;前記プランジャー
    に接続し、前記プランジャーをプランジャー空洞内で往
    復運動させるために構成及び配置されたアクチュエータ
    ー;前記噴射器本体に接続し、(a)開放モードにおい
    て前記燃料吸入口と前記流出ポートとの間に、(b)閉
    鎖モードにおいて前記内燃チャンバーに燃料を噴射する
    ために前記燃料吸入口と前記噴射ノズル組立品との間に
    流体燃料の流れを向けるために構成及び配置された制御
    バルブ;電圧装置;前記噴射器本体に接続し、前記電圧
    装置による電圧励起によって軸方向の寸法が変化するよ
    うに構成及び配置された圧電アクチュエーター;前記電
    圧装置に電気的に接続し、前記電圧装置を作動させ、前
    記圧電アクチュエーターを励起させるために、電子制御
    モジュール信号を選択的に発する電子制御モジュール;
    前記軸方向の寸法(の変化)を増大し、それにより前記
    開放モード及び前記閉鎖モードで前記制御バルブの、そ
    れぞれ、開放及び閉鎖を可能にするように構成及び配置
    された油圧増幅器であって、前記アクチュエーターに接
    続した第1ピストン、前記制御バルブに接続した第2ピ
    ストン、及びそれらの間の油圧燃料チャンバーから成る
    油圧増幅器;及び、 (a)前記閉鎖モードで前記制御バルブを閉じるため
    に、前記圧電アクチュエーターが励起されているとき
    に、前記第1ピストンと前記第2ピストンとの間で加圧
    され、(b)前記開放モードで前記制御バルブの開放を
    可能にするために、前記圧電アクチュエーターが励起さ
    れていないときに、減圧される、前記油圧燃料チャンバ
    ー内の流体燃料を前記燃料吸入口から前記油圧燃料チャ
    ンバーに選択的に供給するために構成及び配置された圧
    力チェックバルブ、から成る内燃機関。
  12. 【請求項12】 前記圧電アクチュエーターが前記噴射
    器本体内の前記プランジャーと前記油圧増幅器との間に
    配置された圧電性スタックから成る、請求項11に記載
    の内燃機関。
  13. 【請求項13】 前記油圧増幅器が前記第2ピストンの
    径に対する前記第1ピストンの径によって規定される変
    位作用比率を持つ、請求項11に記載の内燃機関。
  14. 【請求項14】 前記圧電アクチュエーターの変位が可
    変電圧制御器によって制御される、請求項11に記載の
    内燃機関。
  15. 【請求項15】 前記制御バルブ及び前記制御バルブに
    対応した制御バルブ座部が(a)前記圧電アクチュエー
    ターの励起の第1段階において、前記制御バルブを通っ
    て前記流出ポートに達する流体燃料の減少した流れ、及
    び前記燃料排出口から前記内燃チャンバー内にいくらか
    の燃料の噴射を与えるため、(b)前記圧電アクチュエ
    ーターの励起の第2段階において、前記制御バルブを通
    って前記流出ポートに達する流体燃料の流れを排除し、
    それにより、前記燃料排出口から前記内燃チャンバーへ
    の、燃料の最大の分散を可能にするために構成及び配置
    されている、請求項11に記載の内燃機関。
  16. 【請求項16】 前記制御バルブ及び前記制御バルブ座
    部が前記減少した燃料の流れを与えるため、環状の流れ
    の経路を形成するために協働する、それぞれの環状の表
    面を備え、さらに、前記流れの排除を与えるため、前記
    制御バルブを閉じるために協働する、それぞれの円錐形
    の表面を備える、請求項15に記載の内燃機関。
  17. 【請求項17】 前記圧電アクチュエーターに異なった
    レベルの励起電圧を印加することによって、前記制御バ
    ルブの封止力を変えることができる、請求項14に記載
    の内燃機関。
  18. 【請求項18】 前記制御バルブ及び前記制御バルブに
    対応する制御バルブ座部が(a)前記圧電アクチュエー
    ターが励起されていないときに、前記制御バルブを通っ
    て前記流出ポートまで流れる流体燃料の流れの経路を与
    え、(b)前記圧電アクチュエーターが励起されている
    ときに、(前記制御バルブを通って前記流出ポートに流
    れる流体燃料が存在する場合に、)前記座部の表面での
    封止力を変えることにより前記制御バルブを通って前記
    流出ポートに流れる流体燃料の大きさを変えるために、
    協働する円錐形の前記座部の前記表面を備えるように構
    成及び配置されている、請求項11に記載の内燃機関。
  19. 【請求項19】 前記圧電アクチュエーターに異なった
    レベルの励起電圧を印加することによって、前記封止力
    を変えることができる、請求項18に記載の内燃機関。
  20. 【請求項20】 前記圧力チェックバルブが、前記圧力
    チェックバルブが開放モードの状態のときに、前記燃料
    吸入口から、吸入口の端部分で前記圧力チェックバルブ
    を通って前記油圧燃料チャンバー及び前記流出ポートに
    達する流体燃料の流れを可能し、前記圧力チェックバル
    ブが閉鎖モードのときに、前記油圧燃料チャンバーから
    前記圧力チェックバルブの反対側の端部分に達する流体
    燃料の流れを可能にするように構成及び配置されてい
    る、請求項11に記載の内燃機関。
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