JP2958356B2 - 胃瘻設置用チューブ - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は投与チューブに関し、詳述すれば、空腸への
投与チューブを収容し得る通路を内部に備えた胃瘻設置
用チューブに関する。
投与チューブを収容し得る通路を内部に備えた胃瘻設置
用チューブに関する。
(従来の技術) 病院や療養所などの医療施設における大部分の患者
は、調理食と取ることにより充分なカロリーを摂取して
いる。しかし、調理食を経口摂取できても、生体が必要
とするほどの食物を充分消化することができない患者
が、極少数でがあるが、その中に含まれていることがあ
る。一日に5000カロリー以上も時に必要とする火傷患者
や、食物を咬合できない重体患者や衰弱ないし昏睡状態
の患者、食物を嚥下できない食堂癌患者がその例であ
る。この様な患者に対しては、静脈内投与としても知ら
れている非経口カロリー補給を行うことは生存維持の上
で有効な代替方法とは言えない。
は、調理食と取ることにより充分なカロリーを摂取して
いる。しかし、調理食を経口摂取できても、生体が必要
とするほどの食物を充分消化することができない患者
が、極少数でがあるが、その中に含まれていることがあ
る。一日に5000カロリー以上も時に必要とする火傷患者
や、食物を咬合できない重体患者や衰弱ないし昏睡状態
の患者、食物を嚥下できない食堂癌患者がその例であ
る。この様な患者に対しては、静脈内投与としても知ら
れている非経口カロリー補給を行うことは生存維持の上
で有効な代替方法とは言えない。
この様な事情を鑑み、腸内投与用として液体食が開発
されている。腸内投与には、患者の鼻腔を介して胃へと
容器内の液体栄養食を投与するのに、経鼻チューブがよ
く使われている。ところが、外来患者は、胃瘻設置用チ
ューブを用いて直接腸内に投与するのを好んでいるよう
で、その患者の数が増加している。
されている。腸内投与には、患者の鼻腔を介して胃へと
容器内の液体栄養食を投与するのに、経鼻チューブがよ
く使われている。ところが、外来患者は、胃瘻設置用チ
ューブを用いて直接腸内に投与するのを好んでいるよう
で、その患者の数が増加している。
全身麻酔を用いて外科的手術で胃瘻設置用一次チュー
ブを取り付けることができるものの、一般に経皮内視鏡
を用いた胃瘻設置術(percutaneous endoscopic gastro
stomy,PEG)による一次チューブの設置が望ましい。こ
の経皮内視鏡を用いた胃瘻設置術では、外科的手術を用
いないで、しかも、生体における他の健全な組織を損傷
することなく、局所麻痺を施して胃への人工口ないし小
口を形成している。一般に広く利用されているPEG法で
は、その末端が胃壁の内部と接触するまで内視鏡を咽喉
に挿通して、スタイレットを備えた針を胃内の所定位置
に届くまで穿刺し、その後、針のスタイレットを抜き取
って、針のカニューレを介してガイドワィヤを挿通す
る。然る後、内視鏡装置を利用して胃内に臨んでいるガ
イドワィヤの末端を掴んで、咽喉を介して引き上げると
共に、ガイドワィヤの助けを借りて胃瘻設置用一次チュ
ーブを挿通することにより、患者の胃系への直接給腸投
与路を形成している。
ブを取り付けることができるものの、一般に経皮内視鏡
を用いた胃瘻設置術(percutaneous endoscopic gastro
stomy,PEG)による一次チューブの設置が望ましい。こ
の経皮内視鏡を用いた胃瘻設置術では、外科的手術を用
いないで、しかも、生体における他の健全な組織を損傷
することなく、局所麻痺を施して胃への人工口ないし小
口を形成している。一般に広く利用されているPEG法で
は、その末端が胃壁の内部と接触するまで内視鏡を咽喉
に挿通して、スタイレットを備えた針を胃内の所定位置
に届くまで穿刺し、その後、針のスタイレットを抜き取
って、針のカニューレを介してガイドワィヤを挿通す
る。然る後、内視鏡装置を利用して胃内に臨んでいるガ
イドワィヤの末端を掴んで、咽喉を介して引き上げると
共に、ガイドワィヤの助けを借りて胃瘻設置用一次チュ
ーブを挿通することにより、患者の胃系への直接給腸投
与路を形成している。
尚、本発明がもたらす利点を理解する上で、胃瘻設置
用一次チューブと同じく二次チューブとの違いを理解し
ている必要がある。胃瘻設置用一次チューブとは、胃腸
投与チューブを患者に最初に設置する際に使われる装置
であって、長さが約1メートルにして、その主点として
健全な胃道を形成している。それに対して、胃瘻設置用
二次チューブは、長さが約225ミリで、健全な胃道の形
を取っているものの、一次チューブを除去した後に小口
を介して物理的に所定位置に押し込むことができるよう
になっている。胃瘻設置用一次チューブを除去する必要
があるのは、給腸栄養食の粘性や粘膜壁の穿孔、或いは
経時変化による単なる劣化が起こった場合である。一般
に胃瘻設置用一次チューブの寿命は、平均して3ヶ月か
ら12ヶ月に過ぎない。この他に、患者から一次チューブ
が不意に外れることもあれば、患者が意図的に引き抜く
ような場合のあり、その様なことがあれば代替チューブ
を再挿通している。従来公知の胃瘻設置用チューブは、
その内部に断面が非円形の投与路(feeding lumen)と
流路(fluid channel)とが形成されているカテーテル
本体で構成されており、前記流路には、胃壁に対してチ
ューブをしっかり保持させるために膨張自在な部材を充
填するようになっている。
用一次チューブと同じく二次チューブとの違いを理解し
ている必要がある。胃瘻設置用一次チューブとは、胃腸
投与チューブを患者に最初に設置する際に使われる装置
であって、長さが約1メートルにして、その主点として
健全な胃道を形成している。それに対して、胃瘻設置用
二次チューブは、長さが約225ミリで、健全な胃道の形
を取っているものの、一次チューブを除去した後に小口
を介して物理的に所定位置に押し込むことができるよう
になっている。胃瘻設置用一次チューブを除去する必要
があるのは、給腸栄養食の粘性や粘膜壁の穿孔、或いは
経時変化による単なる劣化が起こった場合である。一般
に胃瘻設置用一次チューブの寿命は、平均して3ヶ月か
ら12ヶ月に過ぎない。この他に、患者から一次チューブ
が不意に外れることもあれば、患者が意図的に引き抜く
ような場合のあり、その様なことがあれば代替チューブ
を再挿通している。従来公知の胃瘻設置用チューブは、
その内部に断面が非円形の投与路(feeding lumen)と
流路(fluid channel)とが形成されているカテーテル
本体で構成されており、前記流路には、胃壁に対してチ
ューブをしっかり保持させるために膨張自在な部材を充
填するようになっている。
一次及び二次胃瘻設置用チューブでは、主投与口を介
して投与路に腸への栄養物を導入することで胃へ送り込
むことができるようなっている。この主投与口は、大き
さの異なったチューブに対応できるようになっているア
ダプターを介して栄養物の供給源に接続されている。こ
の従来公知の胃瘻設置用チューブには、投与路へのアク
セスが一つしかないので、ポンプ装置と切り離さない限
り、栄養物の投与以外の目的に使うことができない。
して投与路に腸への栄養物を導入することで胃へ送り込
むことができるようなっている。この主投与口は、大き
さの異なったチューブに対応できるようになっているア
ダプターを介して栄養物の供給源に接続されている。こ
の従来公知の胃瘻設置用チューブには、投与路へのアク
セスが一つしかないので、ポンプ装置と切り離さない限
り、栄養物の投与以外の目的に使うことができない。
本発明は、Y字形ポート型コネクタを利用して、栄養
物の投与以外の目的でも投与路にアクセスできるように
したのを、特徴の一つとしている。栄養物の投与以外の
利用目的としては、食道吸引や、減圧、液状ないし粒
状、粉末状の薬物の投与、胃瘻設置用チューブの管理維
持などが考えられる。食道吸引とは、胃内若しくは小腸
内の内容物を回収する技法であって、回収する内容物と
しては粘液ないし粘漿、胆汁、胃液、残留食物などがあ
る。殊に、胃内残留物を回収することは、投与量を適切
に決めるためのみならず、その他の理由からして非常に
大切なことである。前述のように、従来公知の胃瘻設置
用チューブには、本発明が備えているY字形コネクタが
備わっていないから、医療従事者にはこのY字形コネク
タが非常に重用し得るものであることが判るであろう。
物の投与以外の目的でも投与路にアクセスできるように
したのを、特徴の一つとしている。栄養物の投与以外の
利用目的としては、食道吸引や、減圧、液状ないし粒
状、粉末状の薬物の投与、胃瘻設置用チューブの管理維
持などが考えられる。食道吸引とは、胃内若しくは小腸
内の内容物を回収する技法であって、回収する内容物と
しては粘液ないし粘漿、胆汁、胃液、残留食物などがあ
る。殊に、胃内残留物を回収することは、投与量を適切
に決めるためのみならず、その他の理由からして非常に
大切なことである。前述のように、従来公知の胃瘻設置
用チューブには、本発明が備えているY字形コネクタが
備わっていないから、医療従事者にはこのY字形コネク
タが非常に重用し得るものであることが判るであろう。
一次及び二次胃瘻設置用チューブを利用している患者
は、リフラックス(reflux)として知られた逆流現象を
起こすことがある。この様な現象では、胃内残留物が食
道まで逆流するか、または、吐き出される。患者が衰弱
しているか、ベッドに横臥している場合、或いは、正常
に嚥下する力がない場合、一旦逆流現象を起こすと、逆
流した胃内残留物が肺に流れ込んで、最悪の場合に嚥下
性肺炎を起こすことがある。従来公知の胃瘻設置用チュ
ーブを用いて食道吸引を行ったり、投与路に薬物を投入
するためには、ポンプ装置を切り離すか、または、複路
接続が必要となって、その際にチューブが汚染される虞
がある。
は、リフラックス(reflux)として知られた逆流現象を
起こすことがある。この様な現象では、胃内残留物が食
道まで逆流するか、または、吐き出される。患者が衰弱
しているか、ベッドに横臥している場合、或いは、正常
に嚥下する力がない場合、一旦逆流現象を起こすと、逆
流した胃内残留物が肺に流れ込んで、最悪の場合に嚥下
性肺炎を起こすことがある。従来公知の胃瘻設置用チュ
ーブを用いて食道吸引を行ったり、投与路に薬物を投入
するためには、ポンプ装置を切り離すか、または、複路
接続が必要となって、その際にチューブが汚染される虞
がある。
逆流をよく起こすか、または、起こし易い患者への栄
養物の投与は、胃を貫通して、幽門を経て小腸へと延在
する空腸投与チューブを用いることで行える。しかし、
従来公知の胃瘻設置用チューブは、患者の身体の組織を
再び創傷する現象(retraumatization)についての配慮
がなされていないから、これに空腸投与チューブを併用
する場合、問題が起こる。
養物の投与は、胃を貫通して、幽門を経て小腸へと延在
する空腸投与チューブを用いることで行える。しかし、
従来公知の胃瘻設置用チューブは、患者の身体の組織を
再び創傷する現象(retraumatization)についての配慮
がなされていないから、これに空腸投与チューブを併用
する場合、問題が起こる。
即ち、再創傷が起こると、不快感を生ずるばかりでは
なく、小口近傍にはデリケートな組織があることから感
染を伴ったり、出血を招引することがある。前述のよう
に従来は再創傷のことをを考慮していないから、断面外
観が円形で、投与路の断面が非円形になった胃瘻設置用
代替チューブが開発されたものの、それには空腸投与チ
ューブを挿通することができなくなっている。
なく、小口近傍にはデリケートな組織があることから感
染を伴ったり、出血を招引することがある。前述のよう
に従来は再創傷のことをを考慮していないから、断面外
観が円形で、投与路の断面が非円形になった胃瘻設置用
代替チューブが開発されたものの、それには空腸投与チ
ューブを挿通することができなくなっている。
従って、胃瘻設置用二次チューブが取り付けられてい
る患者に空腸投与チューブを用いて栄養物を投与する必
要が生じた場合、医療従事者が採れる方法には次の3つ
のオプションしか残されていない。一つは、胃瘻設置用
二次チューブを取り外して、PGE法を用いて別の胃瘻設
置用一次チューブと取り替える。もう一つのオプション
は、改めて用いるチューブに空腸投与チューブが挿通で
きるのを期待して、径の大きい胃瘻設置用二次チューブ
を強制的に小口を介して挿通する。そして残るオプショ
ンは、患者に全身麻酔をかけて、空腸胃瘻術を外科的に
施すことにより空腸投与チューブを挿通する。ところ
が、何れも著しい再創傷を伴うなども問題がある。従っ
て、再創傷の発生を一時的に避けることのできるオプシ
ョンとしては、既存の胃瘻設置用代替チューブと共に、
フランス寸法規格からして小さい空腸投与チューブを用
いることになるが、これは栄養食、殊にミルク質栄養食
が詰まり易く、従って、一旦設置した代替チューブを外
すと共に、前述の3つのオプションの何れかを採らざる
を得なくなって、再創傷をもたらすことになるなどの問
題がある。
る患者に空腸投与チューブを用いて栄養物を投与する必
要が生じた場合、医療従事者が採れる方法には次の3つ
のオプションしか残されていない。一つは、胃瘻設置用
二次チューブを取り外して、PGE法を用いて別の胃瘻設
置用一次チューブと取り替える。もう一つのオプション
は、改めて用いるチューブに空腸投与チューブが挿通で
きるのを期待して、径の大きい胃瘻設置用二次チューブ
を強制的に小口を介して挿通する。そして残るオプショ
ンは、患者に全身麻酔をかけて、空腸胃瘻術を外科的に
施すことにより空腸投与チューブを挿通する。ところ
が、何れも著しい再創傷を伴うなども問題がある。従っ
て、再創傷の発生を一時的に避けることのできるオプシ
ョンとしては、既存の胃瘻設置用代替チューブと共に、
フランス寸法規格からして小さい空腸投与チューブを用
いることになるが、これは栄養食、殊にミルク質栄養食
が詰まり易く、従って、一旦設置した代替チューブを外
すと共に、前述の3つのオプションの何れかを採らざる
を得なくなって、再創傷をもたらすことになるなどの問
題がある。
その上、従来の胃瘻設置用チューブには、捻れ抵抗に
関係する問題点がある。つまり、チューブが捻れると、
チューブの内壁が陥落すると共に、チューブの半径方向
に向かい合った部分同士が接触するなりに閉塞してしま
う。患者がベッド上で寝転がった場合にこの様なことが
偶然に発生するが、この様にチューブが捻れると、栄養
食の流れが滞ったり、遮断したりするようになる。特定
のチューブでの捻れ抵抗を大きくするには、カテーテル
本体の内径と外径との間の距離を大きく採る、即ち、壁
厚を大きくすることが考えられる。ところが、壁厚を大
きくし過ぎると、チューブから可撓性が失われることに
なり、また、チューブの外径を一定としても、そのチュ
ーブ内の投与路の投与断面面積が減少することになる。
関係する問題点がある。つまり、チューブが捻れると、
チューブの内壁が陥落すると共に、チューブの半径方向
に向かい合った部分同士が接触するなりに閉塞してしま
う。患者がベッド上で寝転がった場合にこの様なことが
偶然に発生するが、この様にチューブが捻れると、栄養
食の流れが滞ったり、遮断したりするようになる。特定
のチューブでの捻れ抵抗を大きくするには、カテーテル
本体の内径と外径との間の距離を大きく採る、即ち、壁
厚を大きくすることが考えられる。ところが、壁厚を大
きくし過ぎると、チューブから可撓性が失われることに
なり、また、チューブの外径を一定としても、そのチュ
ーブ内の投与路の投与断面面積が減少することになる。
従来公知の胃瘻設置用投与装置の一例が米国特許第4,
701,163号公報と第4,685,901号公報に開示されている。
前者の特許に開示されている装置には、投与路への主投
与口以外のアクセス口を用いることについての開示がな
いばかりではなくて、そこで用いられている投与路の断
面形状は、J字形チューブの挿通を許容できるほどのも
のではない。
701,163号公報と第4,685,901号公報に開示されている。
前者の特許に開示されている装置には、投与路への主投
与口以外のアクセス口を用いることについての開示がな
いばかりではなくて、そこで用いられている投与路の断
面形状は、J字形チューブの挿通を許容できるほどのも
のではない。
米国特許第2,457,244号公報には、パイプの先端に設
けた膨張自在嚢と、該嚢を患者の肛門に挿通すると共
に、膨らませた嚢を肛門管の内部開口に対して保持され
る手段とからなる浣腸を制御する医療機器が開示されて
いる。殊に、この特許公報の第3図には、膨張自在嚢を
用いたチューブが非円形断面を呈しているところが図示
されている。
けた膨張自在嚢と、該嚢を患者の肛門に挿通すると共
に、膨らませた嚢を肛門管の内部開口に対して保持され
る手段とからなる浣腸を制御する医療機器が開示されて
いる。殊に、この特許公報の第3図には、膨張自在嚢を
用いたチューブが非円形断面を呈しているところが図示
されている。
オーストラリア国特許第364,721号公報には、体外と
膀胱ないし腎盂とを接続する流路を構成するものであっ
て、体内に挿入した後に膨らませる膨張手段に囲繞され
ていると共に、膨張手段から延在する延長部を備えたホ
ースが開示されている。しかし、この特許には、代替な
いし二次投与チューブの特定の要件について言及してい
るところはない。つまり、この特許には、投与路のため
のY字形ポートや、チューブを挿入した後にJ字形チュ
ーブを挿入する必要性についての開示事項が見当たらな
い。
膀胱ないし腎盂とを接続する流路を構成するものであっ
て、体内に挿入した後に膨らませる膨張手段に囲繞され
ていると共に、膨張手段から延在する延長部を備えたホ
ースが開示されている。しかし、この特許には、代替な
いし二次投与チューブの特定の要件について言及してい
るところはない。つまり、この特許には、投与路のため
のY字形ポートや、チューブを挿入した後にJ字形チュ
ーブを挿入する必要性についての開示事項が見当たらな
い。
米国特許第3,915,171号公報には、胃内挿通に用いる
胃瘻設置用チューブと、胃内に挿通した該チューブを胃
の内壁と腹部の外壁とに係合、係止させる方法とが開示
されている。この特許には、胃へと貫通する穿刺傷を介
して挿入したスタイレットにより萎ませることのできる
可撓性係止嚢を備えた導管をも開示している。この係止
嚢は、スタイレットを引き抜けば、胃内で通常の形状を
呈するようになっているが、J字形チューブを挿通でき
るようにはなっていない。
胃瘻設置用チューブと、胃内に挿通した該チューブを胃
の内壁と腹部の外壁とに係合、係止させる方法とが開示
されている。この特許には、胃へと貫通する穿刺傷を介
して挿入したスタイレットにより萎ませることのできる
可撓性係止嚢を備えた導管をも開示している。この係止
嚢は、スタイレットを引き抜けば、胃内で通常の形状を
呈するようになっているが、J字形チューブを挿通でき
るようにはなっていない。
米国特許第4,516,986号公報には、カテーテル用シー
ルドとその利用方法が開示されている。また、米国特許
第4,393,873号には、胃瘻設置術と、逆流防止弁を備え
た経皮搬送チューブとが開示されている。しかし、何れ
も、供給装置を切り離さなくとも、J字形チューブの挿
通を許容し、且つ、投与路へのアクセスをも許容する本
発明の装置を開示していない。
ルドとその利用方法が開示されている。また、米国特許
第4,393,873号には、胃瘻設置術と、逆流防止弁を備え
た経皮搬送チューブとが開示されている。しかし、何れ
も、供給装置を切り離さなくとも、J字形チューブの挿
通を許容し、且つ、投与路へのアクセスをも許容する本
発明の装置を開示していない。
Journal of Parentenal and Enteral誌の第8巻第2
号におけるGerald Mossによる論稿「Efficient Gstrodu
odenal Decompression with Simultaneous Full Entera
l Nutrition:A New Gastrostomy Catheter Techniques
(同時完全腸内栄養投与による効果的な胃十二指腸減圧
法:新しい胃瘻設置用カテーテル法)」には、吸引路の
延長物を利用して、胃切除から逃れたガス体を排除する
ために近位十二指腸を効率的に補助吸引するのに適した
胃瘻設置用チューブが開示されている。
号におけるGerald Mossによる論稿「Efficient Gstrodu
odenal Decompression with Simultaneous Full Entera
l Nutrition:A New Gastrostomy Catheter Techniques
(同時完全腸内栄養投与による効果的な胃十二指腸減圧
法:新しい胃瘻設置用カテーテル法)」には、吸引路の
延長物を利用して、胃切除から逃れたガス体を排除する
ために近位十二指腸を効率的に補助吸引するのに適した
胃瘻設置用チューブが開示されている。
兎も角、現在米国内には、胃瘻設置用チューブを介し
て栄養物の投与を受けている患者が約2万人以上もい
る。従って、空腸投与装置を開発している産業界では、
患者の身体における再創傷をできるだけ少なくしょう
と、その方法の開発に多大な努力が払われている。特に
患者が胃瘻設置用チューブのみではなくて、それに空腸
投与チューブを併用して栄養投与を受けざるを得ない場
合、再創傷はできるだけ避けるのが望ましい。ところ
が、今日まで、空腸投与チューブを用いるべきかどうか
の判断は、目下利用している胃瘻設置用チューブの取り
外しに伴って再創傷を患者の身体に与えてもよいかどう
かとの兼ね合いで下ろされている。また、ポンプ装置に
対する複路接続に伴って汚染されるのを最小限にする方
法や、ポンプ装置から患者を切り離すことなく食道吸引
が行える方法も従来求められている。
て栄養物の投与を受けている患者が約2万人以上もい
る。従って、空腸投与装置を開発している産業界では、
患者の身体における再創傷をできるだけ少なくしょう
と、その方法の開発に多大な努力が払われている。特に
患者が胃瘻設置用チューブのみではなくて、それに空腸
投与チューブを併用して栄養投与を受けざるを得ない場
合、再創傷はできるだけ避けるのが望ましい。ところ
が、今日まで、空腸投与チューブを用いるべきかどうか
の判断は、目下利用している胃瘻設置用チューブの取り
外しに伴って再創傷を患者の身体に与えてもよいかどう
かとの兼ね合いで下ろされている。また、ポンプ装置に
対する複路接続に伴って汚染されるのを最小限にする方
法や、ポンプ装置から患者を切り離すことなく食道吸引
が行える方法も従来求められている。
この様に、改良された胃瘻設置用代替チューブの開発
を待ち望む声が絶大なのは明らかである。前述したよう
に、投与路へのアクセスができ、空腸投与用チューブの
利用もでき、それにチューブの投与断面面積を最大限に
することもでき、同時に、既存の胃瘻設置用代替チュー
ブに付随する問題点をことごとく解消する胃瘻設置用チ
ューブは、今のところ見当たらない。
を待ち望む声が絶大なのは明らかである。前述したよう
に、投与路へのアクセスができ、空腸投与用チューブの
利用もでき、それにチューブの投与断面面積を最大限に
することもでき、同時に、既存の胃瘻設置用代替チュー
ブに付随する問題点をことごとく解消する胃瘻設置用チ
ューブは、今のところ見当たらない。
(発明の構成) 本発明は前述の要望に応えるべくなされたものであっ
て、ポンプ装置と切り離すことなく投与路への置換アク
セスが直接でき、しかも、患者に再創傷を与えることな
く空腸投与チューブを挿通できる胃瘻設置用代替チュー
ブ装置を提供するのを目的としたものである。
て、ポンプ装置と切り離すことなく投与路への置換アク
セスが直接でき、しかも、患者に再創傷を与えることな
く空腸投与チューブを挿通できる胃瘻設置用代替チュー
ブ装置を提供するのを目的としたものである。
そのため、本発明による胃瘻設置用チューブ装置は、
外表面壁とを備え、その内部に空腸投与チューブの貫通
を許容するほぼ円形断面の投与路及び液路とが形成され
ていると共に、第1端と第2端とを有するカテーテル本
体と、前記第1端に設けられ、且つ、主ポートと、Y字
形分岐ポートと液注入ポートとを有するポート筐体と、
膨張自在部材と、前記第2端に形成した投与ポートとで
構成されている。
外表面壁とを備え、その内部に空腸投与チューブの貫通
を許容するほぼ円形断面の投与路及び液路とが形成され
ていると共に、第1端と第2端とを有するカテーテル本
体と、前記第1端に設けられ、且つ、主ポートと、Y字
形分岐ポートと液注入ポートとを有するポート筐体と、
膨張自在部材と、前記第2端に形成した投与ポートとで
構成されている。
また、投与路の直径は液路の直径よりも大きくするの
が好ましく、また、外表面壁を非円形断面形にするのも
望ましい。
が好ましく、また、外表面壁を非円形断面形にするのも
望ましい。
本発明は別の実施例における胃瘻設置用チューブ装置
は、非円形断面の外表面壁とを備え、その内部に空腸投
与チューブの貫通を許容する円形断面の投与路及び、端
壁を有し、その直径が前記投与路の直径よりも大きい液
路とが形成されていると共に、第1端と第2端とを有す
るカテーテル本体と、前記第1端に設けられ、且つ、主
ポートと、Y字形分岐ポートと液注入ポートとを有する
ポート筐体と、前記投与ポートと前記ポート筐体との間
に設けられている膨張自在部材と、前記膨張自在部材と
前記ポート筐体との間に設けた係止部材と、前記第2端
に形成した投与ポートとで構成されている。
は、非円形断面の外表面壁とを備え、その内部に空腸投
与チューブの貫通を許容する円形断面の投与路及び、端
壁を有し、その直径が前記投与路の直径よりも大きい液
路とが形成されていると共に、第1端と第2端とを有す
るカテーテル本体と、前記第1端に設けられ、且つ、主
ポートと、Y字形分岐ポートと液注入ポートとを有する
ポート筐体と、前記投与ポートと前記ポート筐体との間
に設けられている膨張自在部材と、前記膨張自在部材と
前記ポート筐体との間に設けた係止部材と、前記第2端
に形成した投与ポートとで構成されている。
更に、本発明は、前述のチューブ装置を利用して空腸
に栄養物などを投与する方法にも関し、その方法は、胃
瘻設置用代替チューブを小口を介して胃内に挿通し、前
記胃瘻設置用代替チューブを介して空腸へと空腸投与チ
ューブを挿通することからなり、その際、前記膨張自在
部材は膨らまされると前記係止部材と協働して、胃瘻設
置用チューブが胃内へと深く引き込まれたり、前記小口
から引き抜かれたりするのを阻止していることからなる
ものである。
に栄養物などを投与する方法にも関し、その方法は、胃
瘻設置用代替チューブを小口を介して胃内に挿通し、前
記胃瘻設置用代替チューブを介して空腸へと空腸投与チ
ューブを挿通することからなり、その際、前記膨張自在
部材は膨らまされると前記係止部材と協働して、胃瘻設
置用チューブが胃内へと深く引き込まれたり、前記小口
から引き抜かれたりするのを阻止していることからなる
ものである。
(実施例) 以後、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実
施例を詳述する。先ず第1図において、10は本発明によ
る胃瘻設置用チューブ装置を示す。この装置の基本的な
構成部品は、外表壁13を有し、内部に投与路14と流路16
とが形成されているカテーテル本体12である。尚、この
様なチューブ装置における流路16は、医学界では一般
に、balloon lumen(バルーン腔)と呼ばれている。
施例を詳述する。先ず第1図において、10は本発明によ
る胃瘻設置用チューブ装置を示す。この装置の基本的な
構成部品は、外表壁13を有し、内部に投与路14と流路16
とが形成されているカテーテル本体12である。尚、この
様なチューブ装置における流路16は、医学界では一般
に、balloon lumen(バルーン腔)と呼ばれている。
カテーテル本体12の一方の末端17にはポート筐体18が
設けられている。このポート筐体18は、主ポート閉塞部
材21を備えた栄養物注入用主ポート20と、Y字形分岐ポ
ート閉塞部材23を備えたY字形分岐ポート22と、好まし
くは逆止弁として知られている弁手段26を備えた液体注
入用分岐ポート25とを主要構成部品として構成されてい
る。
設けられている。このポート筐体18は、主ポート閉塞部
材21を備えた栄養物注入用主ポート20と、Y字形分岐ポ
ート閉塞部材23を備えたY字形分岐ポート22と、好まし
くは逆止弁として知られている弁手段26を備えた液体注
入用分岐ポート25とを主要構成部品として構成されてい
る。
第2図は、前掲の米国特許第4,701,163号公報や第4,6
85,901号公報に開示されているのと類似の従来公知の代
替チューブの断面を示したものである。第2図に示すよ
うに、従来公知の代替チューブでは、カテーテルの外表
面が円形断面を呈しているばかりではなくて、その中に
形成されている流路も断面が円形を呈しているが、同じ
くカテーテル内に形成されている投与路は、円形の一部
が截取された截頭円形断面を有している。この投与路と
外表面との間の壁部は、流路を囲繞する部分において厚
みが比較的大きくなる傾向がある。この様に投与路が非
円形断面であれば、応力が作用したときに捻れ易い。
85,901号公報に開示されているのと類似の従来公知の代
替チューブの断面を示したものである。第2図に示すよ
うに、従来公知の代替チューブでは、カテーテルの外表
面が円形断面を呈しているばかりではなくて、その中に
形成されている流路も断面が円形を呈しているが、同じ
くカテーテル内に形成されている投与路は、円形の一部
が截取された截頭円形断面を有している。この投与路と
外表面との間の壁部は、流路を囲繞する部分において厚
みが比較的大きくなる傾向がある。この様に投与路が非
円形断面であれば、応力が作用したときに捻れ易い。
第3図と第4図とにおいて、可撓性カテーテル12の他
方の末端28には、栄養物出口30が形成されている。この
末端28の外縁31は、ベベル状ないしテーパするように面
取りされていて、非機能孔32が位置している。このテー
パ端31は、端面34と外表面壁13との間を延在している。
第3図と第4図とから判るように、栄養物出口30の断面
は36を以て示したように円形であるが、カテーテル本体
12の断面は37を以て示したように非円形になっている。
方の末端28には、栄養物出口30が形成されている。この
末端28の外縁31は、ベベル状ないしテーパするように面
取りされていて、非機能孔32が位置している。このテー
パ端31は、端面34と外表面壁13との間を延在している。
第3図と第4図とから判るように、栄養物出口30の断面
は36を以て示したように円形であるが、カテーテル本体
12の断面は37を以て示したように非円形になっている。
第4図において、時として膨張自在嚢(balloon)と
呼称される膨張自在部材38が好ましくは、外表面壁13に
接着剤層39を介して取り付けられている。40は液体アク
セス用ポートであって、膨張自在部材38の中間部におい
て液路16と外表面壁13との間を貫通している。この液体
アクセス用ポート40に臨む端壁41は、液路16と非機能部
とを区画する行き止まり端壁を構成しているから、第1
図に示した弁手段26から送られた液体は膨張自在部材38
に流入して膨張自在部材38を膨らますようになる。
呼称される膨張自在部材38が好ましくは、外表面壁13に
接着剤層39を介して取り付けられている。40は液体アク
セス用ポートであって、膨張自在部材38の中間部におい
て液路16と外表面壁13との間を貫通している。この液体
アクセス用ポート40に臨む端壁41は、液路16と非機能部
とを区画する行き止まり端壁を構成しているから、第1
図に示した弁手段26から送られた液体は膨張自在部材38
に流入して膨張自在部材38を膨らますようになる。
第1図と第5図とから判るように、形状がほぼ三角形
で、複数のベント孔を備えた係止部材43がカテーテル本
体12に設けられている。尚、係止部材43の形状はほぼ三
角形であるものとして図示しているが、必ずしも三角形
でなくてもよく、当業者が適宜に選択すればよい。ま
た、この係止部材43の使い方がすぐ判るように、外表面
壁13に複数の目盛り45が形成されている。つまり、この
目盛り45は、チューブ装置10を操作する医療従事者が、
チューブ装置の患者に対する設置状態を目視によりモニ
タできるようにしたものであって、重要なものである。
で、複数のベント孔を備えた係止部材43がカテーテル本
体12に設けられている。尚、係止部材43の形状はほぼ三
角形であるものとして図示しているが、必ずしも三角形
でなくてもよく、当業者が適宜に選択すればよい。ま
た、この係止部材43の使い方がすぐ判るように、外表面
壁13に複数の目盛り45が形成されている。つまり、この
目盛り45は、チューブ装置10を操作する医療従事者が、
チューブ装置の患者に対する設置状態を目視によりモニ
タできるようにしたものであって、重要なものである。
ところで、投与チューブ、即ち、カテーテル本体12を
小口(stoma)において定置させるためには、膨張自在
部材38と係止部材43との間におけるカテーテル本体12の
部分に適当な張力をかける必要がある。液体で膨らませ
た膨張自在部材38の重みが作用していることと、それ
に、胃が通常蠕動していることとを鑑みれば、前述の張
力が不十分であれば、カテーテル本体12が不必要に体内
に引き込まれるようなことが起こる。この様なことが起
こると、カテーテル本体12が幽門括約筋を通過して小腸
に入ってしまうことがあり得る。胃に対しては適切な投
与率であっても、それは小腸に対しては許容できないの
が普通である。従って、患者は腸に負担を感じるように
なり、やがて下痢や脱水症などを引き起こして、ミネラ
ル成分や栄養の失調を起こすようになる。反対に張力が
過大になると、圧壊死や胃内粘膜の潰瘍形成が経時変化
として現れることがある。また、患者が栄養失調状態か
ら回復するにつれて、体重の増加を伴うのが普通であ
る。そこで張力を減少しないと、圧壊死に至ることもあ
り得る。
小口(stoma)において定置させるためには、膨張自在
部材38と係止部材43との間におけるカテーテル本体12の
部分に適当な張力をかける必要がある。液体で膨らませ
た膨張自在部材38の重みが作用していることと、それ
に、胃が通常蠕動していることとを鑑みれば、前述の張
力が不十分であれば、カテーテル本体12が不必要に体内
に引き込まれるようなことが起こる。この様なことが起
こると、カテーテル本体12が幽門括約筋を通過して小腸
に入ってしまうことがあり得る。胃に対しては適切な投
与率であっても、それは小腸に対しては許容できないの
が普通である。従って、患者は腸に負担を感じるように
なり、やがて下痢や脱水症などを引き起こして、ミネラ
ル成分や栄養の失調を起こすようになる。反対に張力が
過大になると、圧壊死や胃内粘膜の潰瘍形成が経時変化
として現れることがある。また、患者が栄養失調状態か
ら回復するにつれて、体重の増加を伴うのが普通であ
る。そこで張力を減少しないと、圧壊死に至ることもあ
り得る。
以上のことから、カテーテル本体12に形成した目盛り
45は、本発明のチューブ装置を操作する医療従事者が、
カテーテル本体を患者に対して適切に設置したかどうか
をモニタする上で重要なものであり、また、カテーテル
本体12の胃道に対する遊走を防ぐためにも重要なもので
ある。
45は、本発明のチューブ装置を操作する医療従事者が、
カテーテル本体を患者に対して適切に設置したかどうか
をモニタする上で重要なものであり、また、カテーテル
本体12の胃道に対する遊走を防ぐためにも重要なもので
ある。
尚、本発明によるチューブ装置は、弁手段26及びその
構成部品を除外して、100%医学機器用シリコーンで構
成するのが好ましい。
構成部品を除外して、100%医学機器用シリコーンで構
成するのが好ましい。
前述の構成からなる本発明の胃瘻設置用チューブ装置
10の操作の仕方を以後に詳述する。先ず、経皮内視鏡を
用いた胃瘻設置術に従って患者に人工口、即ち、小口50
を形成し、その後チューブ装置を挿通する。本発明によ
るチューブ装置は、胃瘻設置用代替チューブとして使わ
れるようにしてある。この様に挿通する際、第5図に示
すようにカテーテル本体12の末端28とその近傍にある膨
張自在部材38とが、表皮51、脂肪層52、筋肉層53、腹膜
54、胃内皮55、粘膜壁56を含む組織層を介して挿通す
る。
10の操作の仕方を以後に詳述する。先ず、経皮内視鏡を
用いた胃瘻設置術に従って患者に人工口、即ち、小口50
を形成し、その後チューブ装置を挿通する。本発明によ
るチューブ装置は、胃瘻設置用代替チューブとして使わ
れるようにしてある。この様に挿通する際、第5図に示
すようにカテーテル本体12の末端28とその近傍にある膨
張自在部材38とが、表皮51、脂肪層52、筋肉層53、腹膜
54、胃内皮55、粘膜壁56を含む組織層を介して挿通す
る。
この様に膨張自在部材38の部分が胃内に到達した後、
従来公知の膨張手段で弁手段26を介して液体を液路16に
供給することにより、膨張自在部材38を膨らませる。斯
かる従来公知の膨張手段としては、注射器であっても良
いが、膨張自在部材38を膨らませるのに用いる液体は、
通常生理食塩液である。膨張自在部材38を膨らませた
後、その膨張自在部材38における粘膜壁56に近接する部
分58が粘膜壁56と接触するまで、カテーテル本体12を引
き上げる。膨張自在部材38の前記部分58が粘膜壁56と接
触すれば、小口50が胃内側からシールされるようにな
る。その後、係止部材43をすべらせて、表皮51と接触さ
せる。この様に膨らませた膨張自在部材38と係止部材43
とで小口50近傍の組織層を挟持すれば、カテーテル本体
12に適切な張力を作用させることができるので、胃瘻設
置用チューブが胃内へと深く差し込まれたり、小口50か
ら抜けたりするのを防ぐことができる。
従来公知の膨張手段で弁手段26を介して液体を液路16に
供給することにより、膨張自在部材38を膨らませる。斯
かる従来公知の膨張手段としては、注射器であっても良
いが、膨張自在部材38を膨らませるのに用いる液体は、
通常生理食塩液である。膨張自在部材38を膨らませた
後、その膨張自在部材38における粘膜壁56に近接する部
分58が粘膜壁56と接触するまで、カテーテル本体12を引
き上げる。膨張自在部材38の前記部分58が粘膜壁56と接
触すれば、小口50が胃内側からシールされるようにな
る。その後、係止部材43をすべらせて、表皮51と接触さ
せる。この様に膨らませた膨張自在部材38と係止部材43
とで小口50近傍の組織層を挟持すれば、カテーテル本体
12に適切な張力を作用させることができるので、胃瘻設
置用チューブが胃内へと深く差し込まれたり、小口50か
ら抜けたりするのを防ぐことができる。
その後栄養物の投与が行われるのではあるが、それに
先立って主ポート20に腸内投与装置(図示せず)を接続
する。薬物を投与する必要がある場合、或いは、食道吸
引を行う場合、第4図に示したようにY字形分岐ポート
22と該ポート22に連なる分岐通路59とを介して液路にア
クセスすることができる。また、主ポート20の直径は分
岐ポート22のそれよりも大きいので、本発明による胃瘻
設置用チューブ装置を、主ポートとポンプ装置との接続
を切り離すことなく、アダプターを付加するだけでより
小型の投与アダプターに接続することができ、それによ
り汚染の虞をなくすることができる。
先立って主ポート20に腸内投与装置(図示せず)を接続
する。薬物を投与する必要がある場合、或いは、食道吸
引を行う場合、第4図に示したようにY字形分岐ポート
22と該ポート22に連なる分岐通路59とを介して液路にア
クセスすることができる。また、主ポート20の直径は分
岐ポート22のそれよりも大きいので、本発明による胃瘻
設置用チューブ装置を、主ポートとポンプ装置との接続
を切り離すことなく、アダプターを付加するだけでより
小型の投与アダプターに接続することができ、それによ
り汚染の虞をなくすることができる。
また、投与路14の断面がほぼ円形になっていることか
ら、本発明によるチューブ装置は、第6図に示したよう
に空腸管60を容易に収容することができるようになって
いるのも、本発明の特徴の一つである。フランス寸法規
格でそれぞれ14、18のGないし胃瘻設置用チューブを本
発明に従って構成すれば、同規格で6ないし12のJない
し空腸投与管を収容することができる。(尚、本明細書
で用いたフランス寸法規格とは、医学分野でカテーテル
やカニューレなどのチューブ類の径を表示するのに用い
られる単位で、フランス寸法規格1が0.33ミリに相当す
る。)空腸投与管は、本発明のチューブ装置を貫通して
胃内に延在すると共に、幽門を経て小腸へと延在する。
一旦小腸へ臨めば、空腸投与管60は十二指腸63を貫通し
て、好ましくは空腸64まで延在する。
ら、本発明によるチューブ装置は、第6図に示したよう
に空腸管60を容易に収容することができるようになって
いるのも、本発明の特徴の一つである。フランス寸法規
格でそれぞれ14、18のGないし胃瘻設置用チューブを本
発明に従って構成すれば、同規格で6ないし12のJない
し空腸投与管を収容することができる。(尚、本明細書
で用いたフランス寸法規格とは、医学分野でカテーテル
やカニューレなどのチューブ類の径を表示するのに用い
られる単位で、フランス寸法規格1が0.33ミリに相当す
る。)空腸投与管は、本発明のチューブ装置を貫通して
胃内に延在すると共に、幽門を経て小腸へと延在する。
一旦小腸へ臨めば、空腸投与管60は十二指腸63を貫通し
て、好ましくは空腸64まで延在する。
また、本発明によれば、カテーテルの捻れ半径を減少
できる。前述したように、本発明の特徴の一つに、カテ
ーテルの外径を一定とすれば、投与路の断面を円形とす
ることにより、カテーテルの捻れ抵抗を増加させること
ができるとの知見にある。従って、本願発明者は、投与
路の内径をカテーテルの外径の64%から72%の範囲に選
定することにより、捻れ抵抗を増加させることができる
のを発見した。そこで、胃瘻設置用チューブを取り替え
る場合、代替チューブのサイズを適切にすることが必要
になる。そのために、フランスサイズを利用するなりに
小口を測定して、その小口に適切にはまる最大外径のチ
ューブを選定する。外径が決まっているのであれば、で
きるだけ大きい内径ないし投与路を選んで用いるのが望
ましい。内径の大きいチューブを用いれば、チューブを
取り替える主原因となる閉塞状態の変化を緩和すること
ができる。
できる。前述したように、本発明の特徴の一つに、カテ
ーテルの外径を一定とすれば、投与路の断面を円形とす
ることにより、カテーテルの捻れ抵抗を増加させること
ができるとの知見にある。従って、本願発明者は、投与
路の内径をカテーテルの外径の64%から72%の範囲に選
定することにより、捻れ抵抗を増加させることができる
のを発見した。そこで、胃瘻設置用チューブを取り替え
る場合、代替チューブのサイズを適切にすることが必要
になる。そのために、フランスサイズを利用するなりに
小口を測定して、その小口に適切にはまる最大外径のチ
ューブを選定する。外径が決まっているのであれば、で
きるだけ大きい内径ないし投与路を選んで用いるのが望
ましい。内径の大きいチューブを用いれば、チューブを
取り替える主原因となる閉塞状態の変化を緩和すること
ができる。
更に、患者がよくある動きを行っても、チューブが捻
れないようにするのが望ましい。投与路が捻れると液路
が塞がり、適切な栄養物の投与を行うことが困難にな
る。ねじれ抵抗は一般に、捻れ半径として測定され、捻
れ抵抗は、直径が減少変化しているマンドレルに投与チ
ューブを巻き付けて、捻れが発生したところでの半径を
読みとることにより測定できる。一般に、チューブの壁
厚が大きければ大きいほど、捻れ半径は小さい。しか
し、壁厚を増加すれば、所定外径の投与路のサイズが減
少する。
れないようにするのが望ましい。投与路が捻れると液路
が塞がり、適切な栄養物の投与を行うことが困難にな
る。ねじれ抵抗は一般に、捻れ半径として測定され、捻
れ抵抗は、直径が減少変化しているマンドレルに投与チ
ューブを巻き付けて、捻れが発生したところでの半径を
読みとることにより測定できる。一般に、チューブの壁
厚が大きければ大きいほど、捻れ半径は小さい。しか
し、壁厚を増加すれば、所定外径の投与路のサイズが減
少する。
本願発明者は実験と観察とにより、外形を一定とする
と、投与路の内径はその外径の64%から72%の範囲にす
べきものと判断した。この範囲内に選定することによ
り、捻れ抵抗を犠牲にしなくとも、投与路の内径をでき
るだけ大きくすることができる。
と、投与路の内径はその外径の64%から72%の範囲にす
べきものと判断した。この範囲内に選定することによ
り、捻れ抵抗を犠牲にしなくとも、投与路の内径をでき
るだけ大きくすることができる。
尚、本発明は前述の実施例に限定されるものではな
く、本発明の心髄から逸脱することなく当業者がなす改
変や変形例をも、本発明の範囲に含まれるものと解すべ
きである。
く、本発明の心髄から逸脱することなく当業者がなす改
変や変形例をも、本発明の範囲に含まれるものと解すべ
きである。
第1図は本発明の胃瘻設置用チューブ装置の斜視図、第
2図は、従来公知の胃瘻設置用代替チューブ装置のかて
ーてるの断面図、第3図は第1図における線3−3に沿
う横断面図、第4図は第1図の線5−5に沿う拡大横断
面図、第5図は患者に設置した状態での本発明のチュー
ブ装置の一部破断斜視図、第6図は、栄養物の空腸への
投与が行えるように、空腸投与チューブを接続した本発
明の胃瘻設置用チューブの斜視図である。 12……カテーテル本体、14……投与路、16……流路、18
……ポート筐体、38……膨張自在部材
2図は、従来公知の胃瘻設置用代替チューブ装置のかて
ーてるの断面図、第3図は第1図における線3−3に沿
う横断面図、第4図は第1図の線5−5に沿う拡大横断
面図、第5図は患者に設置した状態での本発明のチュー
ブ装置の一部破断斜視図、第6図は、栄養物の空腸への
投与が行えるように、空腸投与チューブを接続した本発
明の胃瘻設置用チューブの斜視図である。 12……カテーテル本体、14……投与路、16……流路、18
……ポート筐体、38……膨張自在部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・ヘンリー・ハースク アメリカ合衆国オハイオ 43229、コロ ンブス、アパートメント 379、バス ク・ブールバード 6378番 (72)発明者 アーサー・アンドルー・ダール アメリカ合衆国オハイオ 43081、ウエ スターヴィレ、グレイシャー・パス 628番 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61M 25/00
Claims (9)
- 【請求項1】外表面壁とを備え、その内部に空腸投与チ
ューブの貫通を許容するほぼ円形断面の投与路及び液路
とが形成されていると共に、第1端と第2端とを有する
カテーテル本体と、前記第1端に設けられ、且つ、主ポ
ートと、Y字形分岐ポートと液注入ポートとを有するポ
ート筐体と、膨張自在部材と、前記第2端に形成した投
与ポートとからなることを特徴とする胃瘻設置用チュー
ブ装置。 - 【請求項2】請求項1に記載のものであって、前記膨張
自在部材が前記投与ポートと前記ポート筐体との間に設
けられていることを特徴とする胃瘻設置用チューブ装
置。 - 【請求項3】請求項1に記載のものであって、前記膨張
自在部材と前記ポート筐体との間に係止部材を設けたこ
とを特徴とする胃瘻設置用チューブ装置。 - 【請求項4】請求項1に記載のものであって、前記第2
端がテーパしていることを特徴とする胃瘻設置用チュー
ブ装置。 - 【請求項5】請求項1に記載のものであって、前記外表
面壁に目盛りを設けたことを特徴とする胃瘻設置用チュ
ーブ装置。 - 【請求項6】請求項1に記載のものであって、前記外表
面壁が非円形断面形状を呈していることを特徴とする胃
瘻設置用チューブ装置。 - 【請求項7】請求項1に記載のものであって、前記カテ
ーテル本体の内径が外径の64%から72%の範囲内にある
ことを特徴とする胃瘻設置用チューブ装置。 - 【請求項8】非円形断面の外表面壁とを備え、その内部
に空腸投与チューブの貫通を許容する円形断面の投与路
及び、端壁を有し、その直径が前記投与路の直径よりも
大きい液路とが形成されていると共に、第1端と第2端
とを有するカテーテル本体と、前記第1端に設けられ、
且つ、主ポートと、Y字形分岐ポートと液注入ポートと
を有するポート筐体と、前記投与ポートと前記ポート筐
体との間に設けられている膨張自在部材と、前記膨張自
在部材と前記ポート筐体との間に設けた係止部材と、前
記第2端に形成した投与ポートとからなることを特徴と
する胃瘻設置用チューブ装置。 - 【請求項9】請求項8に記載のものであって、前記カテ
ーテル本体の内径が外径の64%から72%の範囲内にある
ことを特徴とする胃瘻設置用チューブ装置。
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