JP2958095B2 - 自動車のセンサ機能チェック方法及び装置 - Google Patents

自動車のセンサ機能チェック方法及び装置

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JP2958095B2
JP2958095B2 JP2276613A JP27661390A JP2958095B2 JP 2958095 B2 JP2958095 B2 JP 2958095B2 JP 2276613 A JP2276613 A JP 2276613A JP 27661390 A JP27661390 A JP 27661390A JP 2958095 B2 JP2958095 B2 JP 2958095B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車のセンサ機能チェック方法及び装
置、更に詳細には、種々のセンサの内少なくとも1つの
センサがスイッチとして形成された自動車のセンサ機能
チェック方法及び装置に関するものである。
[従来の技術] 自動車では、多数のセンサを使用して、特に内熱機関
の機能チェックを行っている。例えば、点火時点と噴射
量を決定するためには、継続して回転数の監視を行わな
ければならない。センサが故障した場合には、通常自動
車をそれ以上運転すると危険が生じる。従ってセンサの
機能を継続的にテストすることが必要である。これは特
に妥当性チェックによって行われ、ある信号の値を他の
いずれかのセンサからの信号の値と比較したものが予測
できるものであるかどうかがチェックされる。例えば自
動車には直接回転数と結び付いた種々の信号が存在す
る。この種の第1の信号が高い回転数を示し、それに対
して第2の信号がそれより低い回転数を示した場合に
は、その2つの信号を出力したセンサのいずれかの機能
に障害があると判断される。その場合には故障信号が出
力され、通常非常走行運転が実施される。このような方
法が、例えばドイツ特許DE3145732A1(米国特許US81530
8)に記載されている。
ドイツ特許DE3301743A1(米国特許US4509480)に記載
されている公知の方法においては、前述のように2つの
アナログ信号間の妥当性チェックを行うのではなく、一
つのアナログ信号がスイッチからのデジタル信号と比較
される。このアナログ信号は、アクセルペダル位置セン
サすなわち、回転軸がアクセルペダルの回転軸と結合さ
れたポテンショメータから出力される電圧である。一
方、デジタル信号は同様にアクセルペダルと結合された
スイッチからの信号であって、このスイッチはアクセル
ペダルがアイドリングを示す最小位置に達したときに切
り替えられ、アイドリングスイッチと呼ばれている。ア
イドリングスイッチからの信号がアイドリングを示して
いるのに、アクセルペダル位置センサからの信号がアイ
ドリング電圧値とは明らかに異なる電圧値を示した場合
には、アクセルペダル位置センサかあるいはアイドリン
グスイッチのいずれかが故障していることを意味してい
る。この場合にも非常運転を開始させる信号が出力され
る。
アクチュエータが最小位置あるいは最大位置を占めた
ときに切り替わるスイッチは、例えばブレーキペダル、
絞り弁、あるいは噴射ポンプのコントロールロッドな
ど、種々の構成部材に使用されている。この種のスイッ
チからすべての信号についても他の信号との関連で妥当
性チェックを行うことができる。
[発明が解決しようとする課題] スイッチからの信号を使用する妥当性チェックでは、
信号の妥当性チェックを受けたすべてのセンサが正常に
機能しているにもかかわらずしばしば故障信号が出力さ
れてしまうという問題がある。
本発明の課題は、機能が正常であることを検出するた
めに信号の妥当性チェックを受けるセンサのいずれかが
スイッチであった場合でも、確実に妥当性チェックを行
なうことが可能な自動車のセンサ機能チェック方法及び
装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決する本発明は、種々のセンサの内少
なくとも1つのセンサがスイッチとして形成された自動
車のセンサの機能をチェックする方法及び装置であっ
て、スイッチ信号が他のセンサ信号に比較して妥当であ
るかどうかを調べる妥当性チェックを行ない、チェック
の結果妥当性チェックを受けた信号が互いに妥当性がな
い場合に故障信号を出力し、その場合信号の妥当性チェ
ックを受けるスイッチが切り替えられて所定の時間条件
が満たされたあとチェックの結果妥当性がない場合に故
障信号を出力する自動車のセンサの機能をチェックする
方法及び装置において、妥当性チェックを繰り返し行な
い、妥当性チェックにおいて妥当性がないと判断された
場合所定の方向へ所定の値だけ計数値を変化させ、一
方、妥当性チェックの結果妥当性がある場合には計数値
を初期値にセットし、計数値が、前記初期値と前記所定
の値より大きい値だけ相違する所定のエラー計数値に達
した場合に故障信号を出力することを特徴としている。
[作用] 本発明方法によれば、信号の妥当性チェックを受ける
スイッチが切り替わった後に、所定の遅延時間が経過し
てから初めて妥当性チェックの結果が考慮される。従っ
て本発明は、従来スイッチの信号を用いて行う妥当性チ
ェックには信頼に欠けることが多かったのは、多くのス
イッチが切り替え後にしばらくの間跳ね返り(チャタリ
ング)を示すことによるものである、という認識に基づ
いている。
例えばアイドリングスイッチがアイドリングを示す位
置から非アイドリングを示す位置へ切り替わった場合
に、スイッチの跳ね返りがあるので、切り替え後まだ何
回かはアイドリングを示す信号が出力される。そこで、
コンピュータによって、アイドリングスイッチが再びア
イドリングを示す信号を出力した時にスイッチの位置を
検出すれば、妥当性がないと判断される。というのは、
本当はスイッチはすでに非アイドリング位置にあり、ア
クセルペダル位置センサの信号は、非アイドリング位置
を示しているからである。そこで、切り替えを検出した
後に、少なくともスイッチが跳ね返る時間の長さの時間
が経過するまでは、妥当性チェックを待機するようにす
れば、従来妥当性チェックにおいて発生しがちなエラー
を回避することができる。
特に好ましくは、妥当性チェックを信頼させるものに
することのできる待機時間は、妥当性チェックを常に繰
り返し、その際に計数値を変化させることによって実現
される。妥当な結果が出力される毎に、計数値が初期計
数値にセットされる。それに対して非妥当性が検出され
た場合には、計数値は所定方向へ変化され、例えば減少
される。計数値エラー計数値、例えば値ゼロに達した場
合には、非妥当性を示した妥当性チェックは、信頼性の
あるものになる。初期値、エラー計数値及び計数する場
合の減数幅は、ある値の計数から他の値へ計数する場合
に、跳ね返り時間に相当するより長い時間が確実に経過
するように設定される。
本発明による装置には、妥当性をチェックする通常の
チェック手段と、さらに時間条件が満たされたときにま
だ非妥当性が存在するかどうかをチェックする時間条件
処理手段が設けられている。好ましくは本発明装置には
前述の計数処理を実施する計数手段が設けられる。
ドイツ特許DE3423404A1にはすでに、遅延回路を有す
る自己監視システムが記載されている。エンジンの始動
の終了時に所定の待機時間がスタートする。この待機時
間はバッテリー電圧が通常レベルまで回復してから待機
時間が経過するように設定されている。その時に初めて
自己監視が実施される。しかしこの種の時間遅延方法の
時間遅延は、自動車のセンサの機能をチェックする本発
明方法には関係のないものである。しかし2つの方法は
共通に使用することができる。すなわち、自動車エンジ
ンの始動後にバッテリー電圧が通常レベルに落ち着くま
では、本発明方法を開始することができないようにす
る。
[実施例] 以下、図面に示す実施例を用いて本発明を詳細に説明
する。
第1a図において、アクセルペダルが非作動位置から均
一な速度で移動し、従って変位角度はゼロから均一に増
加すると仮定する。アクセルペダル位置センサとして、
ペダル変位角度αの増加に伴って電圧が線形に上昇する
ポテンショメータを用いる場合には、ペダル位置センサ
PWGの出力電圧Uと時間Tないし変位角度αとの間には
第1a図に示す線形の関係が生じる。
第1b図には、第1a図に示すカーブと同期してアイドリ
ングスイッチLGSから出力される論理信号が示されてい
る。アイドリング時LLにおいてはスイッチはハイレベル
の信号「1」を出力し、非アイドリングLL′においては
ローレベルの信号「0」を出力する。一方の領域から他
方の領域への切り替えは、アクセルペダル角度が比較的
小さい場合に生じる。この角度は、第1a図に示すよう
に、ヒステリシス効果に基づいて角度α1と角度α2の
間のわずかな範囲で変動することがある。小さい方の角
度α1は、アクセルペダル位置センサの低い電圧値U1に
また、ヒステリシス領域の大きい方の角度α2は高い電
圧値U2に対応している。
アクセルペダル位置センサの電圧Uが下方の電圧U1よ
り低いのに、アイドリングスイッチが信号LL′を出力
し、あるいはアクセルペダル位置センサの電圧が上方の
電圧U2より高いのに、アイドリングスイッチが信号LLを
出力した場合には、いずれの場合にも2つのセンサのう
ちどちらかの機能に障害があると考えられる。電圧が下
方の電圧U1と上方の電圧U2の間にある場合には、ヒステ
リシスによってアイドリングスイッチの信号はいずれで
も有り得るので、この領域においては妥当性チェックを
行うことはできない。
第1b図にはアイドリング状態から非アイドリング状態
へ切り替わる際にアイドリングスイッチの信号が一回に
LLからLL′へ飛躍的に変化するのではなく、スイッチが
作動されてから所定の時間tの間何回もLLに達すること
が詳細に示されている。ここで、アイドリングスイッチ
LGSの信号をコンピュータで繰り返し検出するものと仮
定する。第1b図には検出時点とそれに伴う測定タイミン
グn〜n+3が記載されている。測定タイミングnはア
イドリング状態から非アイドリング状態へ切り替わった
最新の測定タイミングである。この測定タイミングの直
後にアイドリングスイッチLGSの信号はハイレベルLLか
らローレベルLL′へ切り替わり、それからスイッチの跳
ね返りによって再びハイレベルLLに上昇し、またローレ
ベルLL′に下降する。このローレベルは次の測定タイミ
ングn+1に当たる。この測定タイミングにおいてアイ
ドリングスイッチは、非アイドリングを示す信号を発生
し、一方アクセルペダルセンサPWGの電圧Uは、上方の
電圧U2の上方にあることを示している。従って両センサ
の信号は互いに妥当性を有する。
測定タイミングn+1の後、ハイレベルLLへの上昇と
ローレベルLL′への下降が3度繰り返される。第1b図に
おいて、アイドリングスイッチの跳ね返り信号が最後に
ハイレベルLLに達したときに次の測定タイミングn+2
が発生する。このときアイドリングスイッチはアイドリ
ングを示しているのに、アクセルペダル位置センサから
は上方の電圧U2より互い電圧を出力している。従って両
信号は互いに妥当性を持たない。従ってセンサの機能を
チェックする公知の方法の場合には、故障信号が出力さ
れて、非常走行運転が導入されることになる。第3図と
第4図を用いて例をあげて後述する、時間条件が満たさ
れたか否かが判断される方法を用いれば、スイッチの跳
ね返りに基づくこのような誤った故障診断を排除するこ
とが可能になる。
第3図と第4図に示す方法を詳しく説明する前に、第
2図に示す装置を簡単に説明する。同装置には、A/D変
換器11と論理的な測定入力12を有するマイクロコンピュ
ータ10が設けられている。A/D変換器11にはアクセルペ
ダル位置センサPWG13の信号が入力され、論理的な測定
入力12にはアイドリングスイッチLGSからの信号が入力
される。2つのセンサ、すなわちアクセルペダル位置セ
ンサ13とアイドリングスイッチ14には例えば+5Vの電源
電圧VSが供給される。第4図を用いて後述する方法で
は、マイクロコンピュータ10にさらに計数値レジスタ15
が設けられる。
第3図に示すチェックプログラムはメインプログラム
から呼び出される。最初のステップs1においてアクセル
ペダル位置センサPWGの電圧を測定する。ステップs2に
おいては電圧が領域を変更したか、すなわちU1より小さ
い値からU2より大きな値にあるいはその逆に切り替わっ
たかどうかをチェックする。第1b図に示す実施例によれ
ば、ステップs2において測定タイミングnとn+4では
領域の変化は検出されず、一方測定タイミングn+1と
n+3ではそれぞれ領域の変化が検出される。
領域切り替えが検出された場合には、ステップs3にお
いて待機時間t′を計数値の形でセットする。この待機
時間は観察された最も長いスイッチ跳ね返り時間tより
長く設定される。ステップs3の後にメインプログラムへ
復帰する。ステップs1からチェックプログラムが繰り返
され、測定タイミングn+2とn+3で領域の変化が検
出されるのでそれぞれ待機時間t′が新たにセットされ
る。測定タイミングn+4の時点で初めてアクセルペダ
ル位置センサPWGからの電圧が領域を変えてないことが
検出される。
そこで、ステップs3′において計数値が所定値減少さ
れ、ステップs4において待機時間が経過したかどうかが
検出される。図示の例ではまだ経過していないので、ま
たメインプログラムへ戻る。次にチェックプログラムを
実施した場合、すなわち測定タイミングn+5で再びス
テップs4に達したときに、待機時間t′はまだ経過して
いないので、またメインプログラムに移行する。測定タ
イミングn+6で初めて待機時間t′が経過し、ステッ
プs4からステップs5へ移行してアイドリングスイッチLG
Sの位置を検出する。ステップs6においては、第1a図と
第1b図を用いて説明した妥当性チェックを行う。ステッ
プs7において、信号が互いに非妥当性を有しないことが
検出された場合には、メインプログラムへ復帰する。そ
れに対して非妥当性が存在した場合には、故障信号とみ
なされ、それによってステップs8において故障を表示
し、非常手段を作動させる。この場合にもその後メイン
プログラムへ復帰する。
非常手段の内容はそれぞれの場合によって異なる。最
も影響が少ない場合には、冗長な信号に切り替え、故障
表示をすることによって、生じている欠陥を除去するよ
うに勧告する。他の場合には、なんらかの限定手段を導
入し、例えば回転数がまだ測定できる場合には回転数を
制限し、あるいは燃料供給量を制限する。特に厳しい場
合、例えば内燃機関あるいは制動装置の秩序通りの運転
が保証できなくなった場合には、故障信号によって自動
車は運転できないようにする。
第3図に示す方法は、アイドリングスイッチの位置の
変化を検出した後に、まず待機時間の経過を待って、そ
れから妥当性チェックの結果が信頼できるものか否かが
判断される。これから説明する第4図に示す方法も待機
時間の経過を利用しているが、間接的な方法で行われ、
それによって第3図に示す方法の場合に必要とされるよ
りも計算の負担が減少する。
この場合にもメインプログラムからチェックプログラ
ムに移行して第1のステップs4.1に達する。このステッ
プにおいてアイドリングスイッチLGSの位置とアクセル
ペダル位置センサPWGの電圧を検出する。次のステップs
4.2においては、すでに何回か説明した妥当性チェック
を実施する。ステップs4.3においては非妥当性が存在す
るかどうかが検出される。非妥当性が存在しなければ、
ステップs4.4でカウンタの計数値Zを初期計数値A(図
示の実施例では「4」)にセットする。それからメイン
プログラムに復帰する。それに対してステップs4.3で妥
当性が検出された場合には、ステップs4.5に進み、計数
値Zが値「0」に達したかどうかが検出される。達しな
い場合にはステップS4.6で計数値を「1」少なくする。
そしてメインプログラムに復帰する。それに対してステ
ップs4.5で計数値がゼロまでカウントダウンされエラー
計数値となったら故障に相当するので、ステップs4.7で
故障表示を行って、非常走行手段を導入する。その後に
メインプログラムに復帰する。
第4図に示す方法は、第3図に示す方法より簡単に実
施できる。というのは、アイドリングスイッチの位置の
変化を検出する必要がないからである。
初期計数値A、計数時の減少値及びエラー計数値を所
定に設定することによって、チェックプログラムを2回
実施する間に経過する時間とともに、スイッチの跳ね返
り時間内に検出されるより多く非妥当性状態が出現した
場合にだけ故障信号を出力するように構成される。
上述の実施例においてはアイドリングスイッチとアク
セルペダル位置センサの信号を参照している。というの
は、これらの信号については安全性の見地から確実な妥
当性チェックが重要だからである。この2つのセンサか
らの信号に非妥当性が検出された場合には、強力な非常
手段が必要とされる。従って不必要な故障信号を回避す
ることが必要である。また、実際に故障が発生した場合
には、迅速かつできる限り確実にそれを識別することが
最も重要である。それに関しては、本発明方法は非常に
効果的である。また、本発明方法はセンサのいずれかが
スイッチである場合の、センサの機能をチェックするす
べての方法に用いることができる。この場合のスイッチ
としては、測定すべき量の設定値を越えたときに信号レ
ベルが飛躍的に変化するすべてのスイッチが考えられ
る。
なお、上述の実施例にあっては、故障信号を出力する
ことによって故障表示が行われ、非常手段が導入される
ことことを前提している。しかしそれぞれの使用目的に
従って前述の2つの手段の内一方の手段を行わないよう
にしてもよい。
また、上述の実施例においては、信号の妥当性チェッ
クを行う2つのセンサのうち一方のセンサだけがスイッ
チであるものとしている。しかし両方のセンサがスイッ
チであってもよい。
第2図に示すマイクロコンピュータ10は、前述の時間
条件が満たされているかどうかをチェックする時間条件
処理手段であると同時に妥当性チェックを実施するチェ
ック手段でもあって、時間条件は第3図に示す方法で
も、第4図に示す方法でも、あるいは他の方法でもチェ
ックすることができる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、セ
ンサの機能をチェックする構成が簡単になり、機能が正
常であることを検出するために信号の妥当性チェックを
受けるセンサのいずれかがスイッチであった場合でも、
簡単な構成で、しかも信頼性をもって自動車に設けたセ
ンサの機能をテストすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1a図及び第1b図は時間条件を用いて妥当性チェックを
説明する、ペダル位置センサあるいはアイドリングスイ
ッチの信号を時間に関して示す特性図、第2図はセンサ
の信号をチェックすることによって妥当性チェックを行
う装置の概略を示す回路図、第3図は待機時間の流れを
時間条件とする妥当性チェック方法の手順を示すフロー
チャート図で、第4図は所定の故障回数に達したときに
時間条件が満たされたとする妥当性チェック方法の手順
を示すフローチャート図である。 10……マイクロコンピュータ 11……A/D変換器 13……アクセルペダル位置センサ 14……アイドリングスイッチ 15……計数値レジスタ PWG……アクセルペダル位置センサ LGS……アイドリングスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−153928(JP,A) 特開 昭60−15247(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01D 21/00 F02D 41/22 380

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】種々のセンサの内少なくとも1つのセンサ
    がスイッチとして形成された自動車のセンサの機能をチ
    ェックする方法であって、 スイッチ信号が他のセンサ信号に比較して妥当であるか
    どうかを調べる妥当性チェックを行ない、 チェックの結果妥当性チェックを受けた信号が互いに妥
    当性がない場合に故障信号を出力し、 その場合信号の妥当性チェックを受けるスイッチが切り
    替えられて所定の時間条件が満たされたあとチェックの
    結果妥当性がない場合に故障信号を出力する自動車のセ
    ンサの機能をチェックする方法において、 妥当性チェックを繰り返し行ない、 妥当性チェックにおいて妥当性がないと判断された場合
    所定の方向へ所定の値だけ計数値を変化させ、 一方、妥当性チェックの結果妥当性がある場合には計数
    値を初期値にセットし、 計数値が、前記初期値と前記所定の値より大きい値だけ
    相違する所定のエラー計数値に達した場合に故障信号を
    出力することを特徴とする自動車のセンサ機能チェック
    方法。
  2. 【請求項2】種々のセンサの内少なくとも1つのセンサ
    がスイッチとして形成された自動車のセンサの機能をチ
    ェックする装置であって、 スイッチ信号が他のセンサ信号に比較して妥当であるか
    どうかを調べる妥当性チェックを行ない、 チェックの結果妥当性チェックを受けた信号が互いに妥
    当性がない場合に故障信号を出力し、 その場合信号の妥当性チェックを受けるスイッチが切り
    替えられて所定の時間条件が満たされたあとチェックの
    結果妥当性がない場合に故障信号を出力する自動車のセ
    ンサの機能をチェックする装置において、 スイッチ信号が他のセンサ信号に比較して妥当であるか
    どうかをチェックするチェック手段(10)と、 繰り返して行われる妥当性チェックにおいて妥当性がな
    いと判断された場合には所定の方向へ所定の値だけ計数
    値が変化され、妥当性チェックの結果妥当性がある場合
    には計数値が初期値にセットされる計数手段(15)と、 計数値が、前記初期値と前記所定の値より大きい値だけ
    相違する所定のエラー計数値に達した場合に故障信号を
    出力する手段(10)と、 を有することを特徴とする自動車のセンサ機能チェック
    装置。
JP2276613A 1989-10-18 1990-10-17 自動車のセンサ機能チェック方法及び装置 Expired - Lifetime JP2958095B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE3934723A DE3934723A1 (de) 1989-10-18 1989-10-18 Verfahren und vorrichtung zum ueberpruefen der funktionsfaehigkeit von sensoren in einem fahrzeug
DE3934723.0 1989-10-18

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JPH03138529A JPH03138529A (ja) 1991-06-12
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