JP2955097B2 - 直列ユニット - Google Patents
直列ユニットInfo
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- JP2955097B2 JP2955097B2 JP35574191A JP35574191A JP2955097B2 JP 2955097 B2 JP2955097 B2 JP 2955097B2 JP 35574191 A JP35574191 A JP 35574191A JP 35574191 A JP35574191 A JP 35574191A JP 2955097 B2 JP2955097 B2 JP 2955097B2
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- Japan
- Prior art keywords
- coaxial cable
- metal case
- center conductor
- series unit
- board
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波信号の中継又は端
末として受信などを行うための直列ユニットに関する。
末として受信などを行うための直列ユニットに関する。
【0002】
【従来技術】従来、CATVシステム等の高周波信号伝
送システムにおいて、各需要者端で高周波信号を取り出
すためなどの目的を有する直列ユニットが知られてい
る。上記直列ユニットは、需要者の壁面内部に電力線の
コンセントの設置方法と同様に設置された収納ケースに
取付けられて使用される。
送システムにおいて、各需要者端で高周波信号を取り出
すためなどの目的を有する直列ユニットが知られてい
る。上記直列ユニットは、需要者の壁面内部に電力線の
コンセントの設置方法と同様に設置された収納ケースに
取付けられて使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような使用状況
のため、直列ユニットは外形形状などの寸法が収納ケー
スに対して規格化されており、その内部に配設されるプ
リント基板の回路面積の大きさも自ずと限られたものと
なっていた。このため、直列ユニットの本来の目的であ
る高周波信号を取り出すなどの所定の回路の高周波特性
をより良いものとしようとしても、実装密度が高くなり
過ぎたりして設計を困難としていた。又、上記プリント
基板に接続される同軸ケーブルの中心導体、そのプリン
ト基板の配線パターンやその上に実装された電気素子な
どはその周囲のシールドのための金属ケースにどうして
も隣接して配置されることとなり電気的な絶縁が不確実
であった。
のため、直列ユニットは外形形状などの寸法が収納ケー
スに対して規格化されており、その内部に配設されるプ
リント基板の回路面積の大きさも自ずと限られたものと
なっていた。このため、直列ユニットの本来の目的であ
る高周波信号を取り出すなどの所定の回路の高周波特性
をより良いものとしようとしても、実装密度が高くなり
過ぎたりして設計を困難としていた。又、上記プリント
基板に接続される同軸ケーブルの中心導体、そのプリン
ト基板の配線パターンやその上に実装された電気素子な
どはその周囲のシールドのための金属ケースにどうして
も隣接して配置されることとなり電気的な絶縁が不確実
であった。
【0004】本発明は、上記の課題を解決するために成
されたものであり、その目的とするところは、直列ユニ
ットにおいて、プリント基板の回路面積を増やすこと、
又、その際に配線パターンやその上に実装された電気素
子などと周囲の金属ケースとの絶縁性を確保すると共に
同軸ケーブル接続時の中心導体の短絡防止をすることで
ある。
されたものであり、その目的とするところは、直列ユニ
ットにおいて、プリント基板の回路面積を増やすこと、
又、その際に配線パターンやその上に実装された電気素
子などと周囲の金属ケースとの絶縁性を確保すると共に
同軸ケーブル接続時の中心導体の短絡防止をすることで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の発明の構成は、高周波信号が伝送される同軸ケ
ーブルが接続され、該高周波信号の中継又は端末として
受信などを行う直列ユニットにおいて、意匠ケースの内
壁に沿って箱型に形成された金属ケースと、該金属ケー
ス内に配設され、所定の電気素子などを実装して所定の
回路を形成すると共に前記同軸ケーブルの中心導体及び
需要者に対して前記高周波信号を出力する需要者コネク
タの中心導体が必要に応じて接続されるメイン基板と、
該メイン基板に対して略垂直方向に電気的に接続され、
所定の電気素子などを実装して所定の回路を形成するサ
ブ基板と、該サブ基板と前記金属ケースの内壁との間隙
に挿入されると共にその一部分が前記同軸ケーブルの中
心導体に対向するように形成された絶縁性部材とを備え
たことを特徴とする。また、第2の発明の構成は、絶縁
性部材の同軸ケーブルの中心導体に対向する部分が、前
記同軸ケーブルの中心導体を前記メイン基板から遠ざけ
るよう傾斜が形成されていることを特徴とする。
の第1の発明の構成は、高周波信号が伝送される同軸ケ
ーブルが接続され、該高周波信号の中継又は端末として
受信などを行う直列ユニットにおいて、意匠ケースの内
壁に沿って箱型に形成された金属ケースと、該金属ケー
ス内に配設され、所定の電気素子などを実装して所定の
回路を形成すると共に前記同軸ケーブルの中心導体及び
需要者に対して前記高周波信号を出力する需要者コネク
タの中心導体が必要に応じて接続されるメイン基板と、
該メイン基板に対して略垂直方向に電気的に接続され、
所定の電気素子などを実装して所定の回路を形成するサ
ブ基板と、該サブ基板と前記金属ケースの内壁との間隙
に挿入されると共にその一部分が前記同軸ケーブルの中
心導体に対向するように形成された絶縁性部材とを備え
たことを特徴とする。また、第2の発明の構成は、絶縁
性部材の同軸ケーブルの中心導体に対向する部分が、前
記同軸ケーブルの中心導体を前記メイン基板から遠ざけ
るよう傾斜が形成されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】メイン基板は意匠ケースの内壁に沿って箱型に
形成された金属ケース内に配設されている。そして、上
記メイン基板には所定の電気素子などが実装され所定の
回路が形成されると共に同軸ケーブルの中心導体及び需
要者に対して高周波信号を出力する需要者コネクタの中
心導体が必要に応じて接続される。このようにメイン基
板とそれに実装された所定の電気素子による所定の回路
や同軸ケーブルの中心導体などが金属ケース内で接続さ
れている。このシールド構成により高周波信号は外部に
漏れることがない。又、サブ基板は上記メイン基板に対
して略垂直方向に電気的に接続されており、所定の電気
素子などを実装して所定の回路を形成するので、メイン
基板の回路面積が必要に応じて増加される。そして、絶
縁性部材は上記サブ基板と上記金属ケースの内壁との間
隙に挿入されると共にその一部分が前記同軸ケーブルの
中心導体に対向するように形成される。メイン基板の回
路面積を増加させるようにサブ基板を追加しても絶縁性
部材により金属ケースの内壁とは絶縁性が保たれる。
又、メイン基板に同軸ケーブルの中心導体を接続する場
合に、その同軸ケーブルの中心導体に絶縁性部材の一部
分が対向していることにより金属ケースとの絶縁性が保
たれると共にその中心導体のストッパをも兼ねることと
なる。このとき、縁性部材の同軸ケーブルの中心導体に
対向する部分が、同軸ケーブルの中心導体をメイン基板
から遠ざけるよう傾斜が形成されていれば、中心導体の
必要以上に長くなった分は傾斜に乗った状態となるた
め、その先端を横に曲げるなどの処置が容易にできるこ
ととなる。
形成された金属ケース内に配設されている。そして、上
記メイン基板には所定の電気素子などが実装され所定の
回路が形成されると共に同軸ケーブルの中心導体及び需
要者に対して高周波信号を出力する需要者コネクタの中
心導体が必要に応じて接続される。このようにメイン基
板とそれに実装された所定の電気素子による所定の回路
や同軸ケーブルの中心導体などが金属ケース内で接続さ
れている。このシールド構成により高周波信号は外部に
漏れることがない。又、サブ基板は上記メイン基板に対
して略垂直方向に電気的に接続されており、所定の電気
素子などを実装して所定の回路を形成するので、メイン
基板の回路面積が必要に応じて増加される。そして、絶
縁性部材は上記サブ基板と上記金属ケースの内壁との間
隙に挿入されると共にその一部分が前記同軸ケーブルの
中心導体に対向するように形成される。メイン基板の回
路面積を増加させるようにサブ基板を追加しても絶縁性
部材により金属ケースの内壁とは絶縁性が保たれる。
又、メイン基板に同軸ケーブルの中心導体を接続する場
合に、その同軸ケーブルの中心導体に絶縁性部材の一部
分が対向していることにより金属ケースとの絶縁性が保
たれると共にその中心導体のストッパをも兼ねることと
なる。このとき、縁性部材の同軸ケーブルの中心導体に
対向する部分が、同軸ケーブルの中心導体をメイン基板
から遠ざけるよう傾斜が形成されていれば、中心導体の
必要以上に長くなった分は傾斜に乗った状態となるた
め、その先端を横に曲げるなどの処置が容易にできるこ
ととなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は本発明に係る直列ユニットの組み込み部
品の形状及び位置関係などを説明した斜視図であり、図
2は同実施例に係る直列ユニットの組み立て完成の状態
を示した斜視図である。又、図3は同実施例の直列ユニ
ットの正面図、図4は同実施例の直列ユニットの裏面図
である。直列ユニット100は、樹脂製の収納ケースで
ある意匠ケース11に覆われ、その内部に直方体箱型の
金属ケース12が嵌装されている。その金属ケース12
の雌ネジ部123に意匠ケース11の正面側から需要者
側に高周波信号を出力するための需要者コネクタ18の
雄ネジ部181を螺合することにより、意匠ケース11
を介して需要者コネクタ181の雄ネジ部と金属ケース
12とは一体的に固定される。これにより、需要者コネ
クタ18は、そのアースの外側導体が金属ケース12と
電気的に接続される。又、金属ケース12の裏面側の開
口部には金属製の裏蓋13が挿嵌される。この時、裏蓋
13の側面部分に形成された切り出し部131が意匠ケ
ース11の側面部穴端面111に係止されることにより
裏蓋13は金属ケース12内部を密閉しつつ意匠ケース
11と一体的に固定される。
明する。図1は本発明に係る直列ユニットの組み込み部
品の形状及び位置関係などを説明した斜視図であり、図
2は同実施例に係る直列ユニットの組み立て完成の状態
を示した斜視図である。又、図3は同実施例の直列ユニ
ットの正面図、図4は同実施例の直列ユニットの裏面図
である。直列ユニット100は、樹脂製の収納ケースで
ある意匠ケース11に覆われ、その内部に直方体箱型の
金属ケース12が嵌装されている。その金属ケース12
の雌ネジ部123に意匠ケース11の正面側から需要者
側に高周波信号を出力するための需要者コネクタ18の
雄ネジ部181を螺合することにより、意匠ケース11
を介して需要者コネクタ181の雄ネジ部と金属ケース
12とは一体的に固定される。これにより、需要者コネ
クタ18は、そのアースの外側導体が金属ケース12と
電気的に接続される。又、金属ケース12の裏面側の開
口部には金属製の裏蓋13が挿嵌される。この時、裏蓋
13の側面部分に形成された切り出し部131が意匠ケ
ース11の側面部穴端面111に係止されることにより
裏蓋13は金属ケース12内部を密閉しつつ意匠ケース
11と一体的に固定される。
【0008】又、上記金属ケース12の上面及び下面に
は、その金属ケース12と導通する円筒導体から成るス
リーブ21,22が立設されている。上記金属ケース1
2の内部には、所定の電気素子を実装し所定の回路を形
成するためのプリント基板であるメイン基板14が配設
される。そのメイン基板14の回路面積を増やすため
に、メイン基板14に対して略垂直方向にサブ基板15
が複数の接続端子を介してはんだ付けされ電気的に接続
される。上記メイン基板14とサブ基板15とから高周
波信号を中継または端末として受信するための所定の回
路が構成される。上記メイン基板14は金属ケース12
の内側にて位置決めされ、需要者コネクタ18の中心導
体182はそのメイン基板14の上記所定の回路上のパ
ターンにはんだ付けされる。又、メイン基板14のアー
ス側端子は金属ケース12の内側にはんだ付けされ電気
的に接続される。又、メイン基板14と裏蓋13との間
には樹脂製の絶縁性部材16が配設されている。
は、その金属ケース12と導通する円筒導体から成るス
リーブ21,22が立設されている。上記金属ケース1
2の内部には、所定の電気素子を実装し所定の回路を形
成するためのプリント基板であるメイン基板14が配設
される。そのメイン基板14の回路面積を増やすため
に、メイン基板14に対して略垂直方向にサブ基板15
が複数の接続端子を介してはんだ付けされ電気的に接続
される。上記メイン基板14とサブ基板15とから高周
波信号を中継または端末として受信するための所定の回
路が構成される。上記メイン基板14は金属ケース12
の内側にて位置決めされ、需要者コネクタ18の中心導
体182はそのメイン基板14の上記所定の回路上のパ
ターンにはんだ付けされる。又、メイン基板14のアー
ス側端子は金属ケース12の内側にはんだ付けされ電気
的に接続される。又、メイン基板14と裏蓋13との間
には樹脂製の絶縁性部材16が配設されている。
【0009】次に、図5,図6及び図7を参照して、本
発明の作用について述べる。尚、図5は本発明の直列ユ
ニット100に同軸ケーブル40を取り付け、裏蓋13
を取り外した状態を示した説明図、図6は図5のA−A
線に沿った縦断面図である。又、図7は図5から絶縁性
部材16を取り外した状態を示した説明図である。メイ
ン基板14にはサブ基板15が略垂直方向に電気的に接
続され配設されている。このため、サブ基板15上に実
装面積及び体積が必要な電気素子である分岐・分配トラ
ンス151(図6参照)などが楽に実装できることとな
る。つまり、従来、基板面積が少なくて設計が困難であ
った回路もメイン基板14の基板面積にサブ基板15の
基板面積が足されて設計可能となる。又、メイン基板1
4とサブ基板15との加算により基板面積が増えただけ
実装密度を低くできるため回路の信頼性も向上させるこ
とができる。
発明の作用について述べる。尚、図5は本発明の直列ユ
ニット100に同軸ケーブル40を取り付け、裏蓋13
を取り外した状態を示した説明図、図6は図5のA−A
線に沿った縦断面図である。又、図7は図5から絶縁性
部材16を取り外した状態を示した説明図である。メイ
ン基板14にはサブ基板15が略垂直方向に電気的に接
続され配設されている。このため、サブ基板15上に実
装面積及び体積が必要な電気素子である分岐・分配トラ
ンス151(図6参照)などが楽に実装できることとな
る。つまり、従来、基板面積が少なくて設計が困難であ
った回路もメイン基板14の基板面積にサブ基板15の
基板面積が足されて設計可能となる。又、メイン基板1
4とサブ基板15との加算により基板面積が増えただけ
実装密度を低くできるため回路の信頼性も向上させるこ
とができる。
【0010】そして、絶縁性部材16は裏蓋13を取り
外した状態で挿入され、所定の位置に配設されると、そ
の挿入部分161は、図6に示したように、サブ基板1
5と金属ケース12内側面との間に位置することとな
る。これにより、サブ基板15がメイン基板14に対し
て傾いてはんだ付けされていても、サブ基板15の回路
形成面は確実に金属ケース12と絶縁される。直列ユニ
ット100の金属ケース12に立設されたスリーブ2
1,22にはそれぞれ同軸ケーブル40の中心導体41
が挿入される。そして、意匠ケース11に配設された一
対のオーム型バンド31,32をそれぞれ2つのビス3
3により螺子締めすることにより同軸ケーブル40の外
皮部分42がスリーブ21,22と固定される。する
と、同軸ケーブル40の外部導体43がスリーブ21,
22に電気的に接続される。絶縁性部材16はその一部
分に傾斜部162有し、所定の位置に配設された状態で
その傾斜部162は直列ユニット100に挿入され電気
的に接続された同軸ケーブル40の中心導体41に対向
して位置することとなる。これにより、同軸ケーブル4
0の中心導体41部分が多少長く剥き出されていても、
金属ケース12との間には上記傾斜部162が介在する
ためその中心導体41は確実に金属ケース12と絶縁さ
れる。そして、上記中心導体の必要以上に長くなった分
は傾斜部162上に乗った状態となるため、その先端を
横に曲げるなどの処置が容易にできることとなる。
外した状態で挿入され、所定の位置に配設されると、そ
の挿入部分161は、図6に示したように、サブ基板1
5と金属ケース12内側面との間に位置することとな
る。これにより、サブ基板15がメイン基板14に対し
て傾いてはんだ付けされていても、サブ基板15の回路
形成面は確実に金属ケース12と絶縁される。直列ユニ
ット100の金属ケース12に立設されたスリーブ2
1,22にはそれぞれ同軸ケーブル40の中心導体41
が挿入される。そして、意匠ケース11に配設された一
対のオーム型バンド31,32をそれぞれ2つのビス3
3により螺子締めすることにより同軸ケーブル40の外
皮部分42がスリーブ21,22と固定される。する
と、同軸ケーブル40の外部導体43がスリーブ21,
22に電気的に接続される。絶縁性部材16はその一部
分に傾斜部162有し、所定の位置に配設された状態で
その傾斜部162は直列ユニット100に挿入され電気
的に接続された同軸ケーブル40の中心導体41に対向
して位置することとなる。これにより、同軸ケーブル4
0の中心導体41部分が多少長く剥き出されていても、
金属ケース12との間には上記傾斜部162が介在する
ためその中心導体41は確実に金属ケース12と絶縁さ
れる。そして、上記中心導体の必要以上に長くなった分
は傾斜部162上に乗った状態となるため、その先端を
横に曲げるなどの処置が容易にできることとなる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、メイン基板に対して略垂直方
向に、電気素子などを実装したサブ基板を電気的に接続
して追加するので、全体的な回路面積及び部品実装体積
などが増加し、規格化された直列ユニット内における所
定の回路設計及び配置が容易となる。又、本発明は、絶
縁性部材をサブ基板と金属ケースの内壁との間隙に挿入
されるように設けるので、サブ基板はその周囲の金属ケ
ースとの絶縁性が確実なものとなる。更に、絶縁部材の
一部分は直列ユニットに取り付けられる同軸ケーブルの
中心導体に対向しているので、その同軸ケーブルの中心
導体が間違って金属ケースに導通するような不都合をな
くすことができる。同軸ケーブルの中心導体に対向して
いる絶縁部材の部分に傾斜を形成することで、中心導体
の必要以上に長くなった分の処置も容易となる。
向に、電気素子などを実装したサブ基板を電気的に接続
して追加するので、全体的な回路面積及び部品実装体積
などが増加し、規格化された直列ユニット内における所
定の回路設計及び配置が容易となる。又、本発明は、絶
縁性部材をサブ基板と金属ケースの内壁との間隙に挿入
されるように設けるので、サブ基板はその周囲の金属ケ
ースとの絶縁性が確実なものとなる。更に、絶縁部材の
一部分は直列ユニットに取り付けられる同軸ケーブルの
中心導体に対向しているので、その同軸ケーブルの中心
導体が間違って金属ケースに導通するような不都合をな
くすことができる。同軸ケーブルの中心導体に対向して
いる絶縁部材の部分に傾斜を形成することで、中心導体
の必要以上に長くなった分の処置も容易となる。
【図1】本発明の具体的な一実施例に係る直列ユニット
の組み込み部品の形状及び位置関係などを説明した斜視
図である。
の組み込み部品の形状及び位置関係などを説明した斜視
図である。
【図2】同実施例に係る直列ユニットの組み立て完成の
状態を示した斜視図である。
状態を示した斜視図である。
【図3】同実施例に係る直列ユニットを示した正面図で
ある。
ある。
【図4】同実施例に係る直列ユニットを示した裏面図で
ある。
ある。
【図5】同実施例に係る直列ユニットの裏蓋を外し同軸
ケーブルがメイン基板に接続された状態を示した説明図
である。
ケーブルがメイン基板に接続された状態を示した説明図
である。
【図6】図5のA−A線に沿った断面図である。
【図7】図5から絶縁樹脂部材を外した状態を示した説
明図である。
明図である。
11−意匠ケース 12−金属ケース 13−裏蓋
14−メイン基板 15−サブ基板 16−絶縁性部材 18−需要者
コネクタ 21,22−スリーブ 31,32−オーム型バンド 40−同軸ケーブル 41−(同軸ケーブルの)中心
導体 100−直列ユニット
14−メイン基板 15−サブ基板 16−絶縁性部材 18−需要者
コネクタ 21,22−スリーブ 31,32−オーム型バンド 40−同軸ケーブル 41−(同軸ケーブルの)中心
導体 100−直列ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 7/14
Claims (2)
- 【請求項1】 高周波信号が伝送される同軸ケーブルが
接続され、該高周波信号の中継又は端末として受信など
を行う直列ユニットにおいて、 意匠ケースの内壁に沿って箱型に形成された金属ケース
と、 前記金属ケース内に配設され、所定の電気素子などを実
装して所定の回路を形成すると共に前記同軸ケーブルの
中心導体及び需要者に対して前記高周波信号を出力する
需要者コネクタの中心導体が必要に応じて接続されるメ
イン基板と、 前記メイン基板に対して略垂直方向に電気的に接続さ
れ、所定の電気素子などを実装して所定の回路を形成す
るサブ基板と、 前記サブ基板と前記金属ケースの内壁との間隙に挿入さ
れると共にその一部分が前記同軸ケーブルの中心導体に
対向するように形成された絶縁性部材とを備えたことを
特徴とする直列ユニット。 - 【請求項2】 前記絶縁性部材の前記同軸ケーブルの中
心導体に対向する部分は、前記同軸ケーブルの中心導体
を前記メイン基板から遠ざけるよう傾斜が形成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の直列ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35574191A JP2955097B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 直列ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35574191A JP2955097B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 直列ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05175671A JPH05175671A (ja) | 1993-07-13 |
JP2955097B2 true JP2955097B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=18445529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35574191A Expired - Fee Related JP2955097B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 直列ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2955097B2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP35574191A patent/JP2955097B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05175671A (ja) | 1993-07-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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