JP2953944B2 - ホログラムの露光方法およびその装置 - Google Patents

ホログラムの露光方法およびその装置

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JP2953944B2 JP3012394A JP3012394A JP2953944B2 JP 2953944 B2 JP2953944 B2 JP 2953944B2 JP 3012394 A JP3012394 A JP 3012394A JP 3012394 A JP3012394 A JP 3012394A JP 2953944 B2 JP2953944 B2 JP 2953944B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用の窓ガラスを全
反射させながら窓ガラスに設けられたホログラムに照射
して、ハイマウントストップランプなどとして用いられ
るホログラムなど、ホログラムへの入射角が臨界角を越
えるようなホログラムの露光方法と露光装置に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】入射角が臨界角を越えるよう
なホログラムの露光は、従来、ガラスなどで作製された
プリズムを感光性フィルムに密着させて行っていたが、
このような方法はマスターホログラムの露光には用いら
れても、感光性フィルム全面にプリズムを密着させる必
要があり、煩雑で手間がかかり、量産には不向きであっ
た。
【0003】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、量産に好適なホログラムの露光方法および露
光装置を提供することを目的とする。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明は、マスターホ
ログラムと感光性フィルムを密着させた状態で、レーザ
ー光を照射して、臨界角を超える角度で平行光が入射す
るようなホログラムを感光性フィルムに露光する方法に
おいて、レーザー光が入射したときに臨界角を越える角
度で回折するレーザー導入用ホログラムを前記レーザー
光の入射側に密着させて露光するようにしたことを特徴
とすものであり、その装置は、反射型ホログラムを露光
する場合には、マスターホログラムを密着させた回転ド
ラムと、感光性フィルムを前記回転ドラム上のマスター
ホログラムに密着させながら回転ドラムの回転速度に同
期して移動させるローラーと、再生時に臨界角を越える
角度で回折するレーザー導入用ホログラムを該感光性フ
ィルムに密着させて、回転ドラムの回転速度に同期して
移動させるローラーと、マスターホログラムと感光性フ
ィルムの間および感光性フィルムとレーザー導入ホログ
ラムの間に感光性フィルムとほぼ同じ屈折率を有する液
体(以下、インデックスマッチング液という)を供給す
る装置と該レーザー導入用ホログラムにレーザー光を照
射する光源を少なくとも具備するようにすると好まし
く、さらにインデックスマッチング液を供給する装置
を、感光性フィルムを移動させるローラーの一つを前記
液体に浸漬するようにするとより好ましい。
【0005】透過型ホログラムの場合には、回転ドラム
と、感光性フィルムを前記回転ドラムに密着させながら
回転ドラムの回転速度に同期して移動させるローラー
と、マスターホログラムを前記感光性フィルムに密着さ
せながら移動させるローラーと、臨界角を越える角度で
回折するレーザー導入用ホログラムを該マスターホログ
ラムに密着させて、回転ドラムの回転速度に同期して移
動させるローラーと、感光性フィルムとマスターホログ
ラムの間およびマスターホログラムとレーザー導入用ホ
ログラムの間にインデックスマッチング液を供給する装
置と該レーザー導入用ホログラムにレーザー光を照射す
る光源を少なくとも具備するようにすると好ましく、さ
らにインデックスマッチング液を供給する装置を、マス
ターホログラムを移動させるローラーの一つを前記液体
に浸漬するようにするとより好ましい。
【0006】
【作用】マスターホログラムを感光性フィルムにコピ−
する方法として、反射型ホログラムの場合には感光性フ
ィルムを光源側に、透過型ホログラムの場合にはマスタ
−ホログラムを光源側に、密着させた状態で、レーザー
光を照射して感光性フィルムに露光すればよいことは周
知であり、マスターホログラムに回折角が臨界角を越え
るホログラムを使用すれば、本発明のレーザー導入ホロ
グラムを使用しなくても、感光性フィルムに回折角が臨
界角を超えるホログラムをコピーすることはできる。
【0007】しかしながら、参照光と物体光のうち少な
くとも一つが平行光であり、かつ平行光の進行方向とホ
ログラム表面の法線とのなす角(以下、入射角という)
が臨界角を越えるようなホログラム、例えば車両用の窓
ガラスを全反射させながら窓ガラスに設けられたホログ
ラムに照射して、ハイマウントストップランプなどとし
て用いられるホログラムなどは、平行光の入射角が臨界
角を越え、一方、後方へ回折される光は、視認範囲を広
げる必要があるので、発散させなければならず、このよ
うなホログラムを作製するにはさらに、光源側にプリズ
ムを密着させる必要があり、感光性フィルム全面にプリ
ズムを密着させる必要があり、煩雑で手間がかかり、量
産するのは困難である。
【0008】そこで、本発明ではレーザー光が入射され
たときに、回折角が臨界角を超えるようなレ−ザ−導入
用のホログラムを光源側に密着させることにより、この
問題点を解決するものであり、特に、マスターホログラ
ムを密着させた回転ドラムと、感光性フィルムを前記回
転ドラムに密着させながら移動させるローラーと、再生
時に臨界角を越える角度で回折するレーザー導入用ホロ
グラムを該感光性フィルムに密着させて、同じ速さで移
動させるローラーと、レーザー導入用ホログラムにレー
ザー光を照射する光源を少なくとも具備する露光装置に
より露光すると、レーザー導入ホログラムには常に一定
の角度でレーザー光源からのレーザー光が照射されるの
で、平行光に等価な光として導入され、このホログラム
で臨界角を超える角度に回折され、反射型ホログラムの
場合には、感光性フィルムを直進し、マスターホログラ
ムの格子面で回折された光が感光性フィルムに再入射
し、レーザー導入ホログラムから直進した光との間で干
渉縞が形成される。このとき回転ドラムの回転に伴っ
て、感光性フィルムとレーザー導入ホログラムを回転速
度に同期して移動させるので、迅速にしかも大量に同じ
特性を持ったホログラムを感光性フィルムに露光するこ
とができる。
【0009】なお、透過型の場合にはマスターホログラ
ムと感光性フィルムを逆にすればよい。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明を詳細に
説明する。図1と図2はそれぞれ本発明の実施例1にお
ける露光装置を示す要部概略図と露光時の光学経路を示
す一部概略図、図3と図4はそれぞれ本発明の実施例2
における露光装置を示す要部概略図と露光時の光学経路
を示す一部概略図である。
【0011】実施例1 反射型ホログラムを露光する場合について例示する。 (マスターホログラムの作製)図示しないレーザー光
源、ビームスプリッター、顕微鏡凸レンズ、凹面鏡など
の光学系により、例えば幅が310mm、長さが500
mmの樹脂フィルムに銀塩乳剤などの感材を塗布したも
のをマスターホログラム用乾板として、図1に示すよう
に各光学機器とともにセッティングした後、例えばクリ
プトンレーザー発振器から647.1nm波長の光(赤
色)を発振させて、一方の光はプリズムを介して入射角
が+80°(乾板の法線とレーザー光の進行方向との挟
む角を法線から左回りに計った角度を+、右回りに計っ
た角度を−とする)の平行光として、他方の光の入射角
を−150°の発散光としてマスターホログラム用の乾
板の両側から照射し、干渉縞を形成し幅300mmで高
さが100mmのホログラムを露光、次いで乾板の位置
をずらし、同様の方法で次のホログラムを露光、順次、
5枚のホログラムを露光する。その後通常の現像処理を
して5枚のホログラムが連続したマスターホログラムを
得る。
【0012】(レーザー導入用ホログラムの作製)図示
しないレーザー光源、ビームスプリッター、顕微鏡凸レ
ンズ、凹面鏡などの光学系により、例えば幅が310m
mで長さが5000mmの樹脂フィルムに銀塩乳剤など
の感材を塗布したものをレーザー導入用ホログラム用乾
板として、例えばクリプトンレーザー発振器から64
7.1nm波長の光(赤色)を発振させて、一方の光は
プリズムを介して入射角が+80°の平行光として、他
方の光の入射角を0°の平行光としてマスターホログラ
ム用の乾板の片側から照射し、干渉縞を形成し幅300
mmで高さが100mmのホログラムを露光、次いで乾
板の位置をずらし、同様の方法で次のホログラムを露
光、順次、50枚のホログラムを露光する。その後通常
の現像処理をして多数枚のホログラムが連続したレーザ
ー導入用ホログラムを得る。
【0013】なお、この場合に図2を参照しながら、入
射光の選定について述べると、導入用ホログラムの格子
面G1 への光L2 の入射角をα、マスターホログラム2
の格子面G2 で回折され、レーザー導入用ホログラム9
へ再入射された光L4 の格子面G1 への入射角をβ、光
4 と法線のなす角度をγ、光L5 と方線のなす角度を
δとしたときに、αがβに等しいか、ほぼ等しいと格子
面G1 で光L4 が回折されて光L5 となり、この場合に
δ≧臨界角となると、光L5 は空気との界面で全反射さ
れてしまうので、δ<臨界角とする必要がある。
【0014】また、α≠βの場合には、光L4 は格子面
1 を直進するが、γ≧臨界角となると、空気との界面
で全反射されてしまうので、γ<臨界角とする必要があ
る。(感光性フィルムへのコピー)図1に示すように、
例えば半径が80mmの回転ドラムに1に、前述の方法
で得られたマスターホログラム2を密着させ、5枚のマ
スターホログラムが形成されたフィルムの始端と終端を
結び、エンドレスのフィルムとする。
【0015】次いで、ドラム4に巻かれた、例えば幅が
300mmの樹脂フィルムに銀塩乳剤などの感光性フィ
ルム3をローラー51 、6、52 を介して回転ドラム上
のマスターホログラム1に押圧力を加えながら密着させ
ドラム7で巻き取るようにするとともに、ローラー6は
インデックスマッチング液8としてのキシレン液に一部
を浸漬させる。さらに、前述の方法で得られたレーザー
導入用ホログラム9をローラー101 、102 、1
3 、104 を介して感光性フィルム3に押圧力を加え
ながら密着させ、レーザー導入用ホログラムの始端と終
端を結び、エンドレスとしておく。
【0016】光源11は例えば647.1nm波長の光
(赤色)を発振させるクリプトンレーザーとシリンドリ
カルレンズを組み合わせたもので幅方向に広がった線条
光としてレーザー導入用ホログラムにレーザー光が照射
される。
【0017】このような装置によって、光源からレーザ
ー光を発振させながら、図示しない駆動装置によって回
転ドラムを回転させ、この回転に同期してドラム7、ロ
ーラー52 、ローラー101 などを図示しない駆動装置
で回転させると、レーザー光は常に一定の角度で、レー
ザー導入用ホログラムに照射されるので、平行光が入射
されるのと等価となり、図2に示すように、L1 として
入射された光は界面で屈折されL2 となり、レーザー導
入用ホログラムの格子面G1 で臨界角を超える角度θ1
にL3 として回折され、感光性フィルム3、マスターホ
ログラム2を直進し、マスターホログラムの格子面G2
でL4 として回折され、感光性フィルムには直進する光
3 (入射角θ2 がθ1 と等しいので臨界角を超えてい
る)とマスターホログラムで回折された光L4 により干
渉縞が形成される。
【0018】回転ドラムの回転に同期して、感光性フィ
ルムとレーザー導入用ホログラムを移動させると、感光
性フィルムには順次、マスターホログラムと同じ特性を
持つホログラムが形成されて、図示しない巻き取りドラ
ムに巻き取られて、多数枚のホログラムが露光される。
【0019】ドラムに巻かれた感光性フィルムの全てに
マスターホログラムのコピーが終了したら、処理が出来
る長さに切って、通常の現像処理をして、その後一枚ず
づ切断することにより多数枚のホログラムが得られる。
【0020】マスターホログラム、レーザー導入用ホロ
グラム、光源はそのままの状態で、感光性フィルムのフ
ィルムだけ補充すると、所望の枚数のホログラムを大量
に、しかも迅速に作製することができる。
【0021】実施例2 透過型ホログラムを露光する場合について例示する。 (マスターホログラムの作製)図示しないレーザー光
源、ビームスプリッター、顕微鏡凸レンズ、凹面鏡など
の光学系により、例えば幅が310mm、長さが500
0mmの樹脂フィルムに銀塩乳剤などの感材を塗布した
ものをマスターホログラム用乾板として、例えばクリプ
トンレーザー発振器から647.1nm波長の光(赤
色)を発振させて、一方の光はプリズムを介して入射角
が+80°の平行光として、、他方の光の入射角を−3
0°の発散光としてマスターホログラム用の乾板の片側
から照射し、干渉縞を形成し幅300mmで高さが10
0mmのホログラムを露光、次いで乾板の位置をずら
し、同様の方法で次のホログラムを露光、順次、50枚
のホログラムを露光する。その後通常の現像処理をして
50枚のホログラムが連続したマスターホログラムを得
る。
【0022】(レーザー導入用ホログラムの作製)図示
しないレーザー光源、ビームスプリッター、顕微鏡凸レ
ンズ、凹面鏡などの光学系により、例えば幅が310m
mで長さが6000mmの樹脂フィルムに銀塩乳剤など
の感材を塗布したものをレーザー導入用ホログラム用乾
板として、例えばクリプトンレーザー発振器から64
7.1nm波長の光(赤色)を発振させて、一方の光は
プリズムを介して入射角が+80°の平行光として、、
他方の光の入射角が0°の平行光としてマスターホログ
ラム用の乾板の片側から照射し、干渉縞を形成し幅30
0mmで高さが100mmのホログラムを露光、次いで
乾板の位置をずらし、同様の方法で次のホログラムを露
光、順次、60枚のホログラムを露光する。その後通常
の現像処理をして多数枚のホログラムが連続したレーザ
ー導入用ホログラムを得る。
【0023】(感光性フィルムへのコピー)図3に示す
ように、ドラム4に巻かれた、例えば幅が300mmの
樹脂フィルムに銀塩乳剤などの感材が塗布された感光性
フィルム3を例えば半径が80mmの回転ドラム1に押
圧力を加えながら密着させながらドラム7で巻き取るよ
うにし、前述の方法で得られたマスターホログラム2を
ローラー121 、122 、123 、124 、13、12
5 を介して感光性フィルム3に押圧力を加えながら密着
させ、マスターホログラム2の始端と終端を結び、エン
ドレスとするとともに、ローラー13はインデックスマ
ッチング液8としてのキシレン液に一部を浸漬させる。
さらに、前述の方法で得られたレーザー導入用ホログラ
ム9をローラー101 、102 、103 、104 を介し
て感光性フィルム3に押圧力を加えながら密着させ、レ
ーザー導入用ホログラムの始端と終端を結び、エンドレ
スとしておく。
【0024】光源11は例えば647.1nm波長の光
(赤色)を発振させるクリプトンレーザーとシリンドリ
カルレンズを組み合わせたもので幅方向に広がった線条
光としてレーザー導入用ホログラムにレーザー光が照射
される。
【0025】このような装置によって、光源からレーザ
ー光を発振させながら、図示しない駆動装置によって回
転ドラムを回転させ、この回転に同期してドラム7、ロ
ーラー121 、ローラー125 、ローラー101 などを
図示しない駆動装置で回転させると、レーザー光は常に
一定の角度で、レーザー導入用ホログラムに照射される
ので、平行光が入射されるのと等価となり、図4に示す
ように、L1 として入射された光は界面で屈折されL2
となり、レーザー導入用ホログラムの格子面G 1 で臨界
角を超える角度θ1 に回折され、マスターホログラム2
に直進、マスターホログラムの格子面G2 で一方はL4
として回折され、他方はL3 の経路で直進し(感光性フ
ィルムの入射角θ2 はθ1 に等しいので臨界角を超えて
いる)、感光性フィルム3に干渉縞が形成される。
【0026】回転ドラム1の回転に同期して、感光性フ
ィルム、マスターホログラムおよびレーザー導入用ホロ
グラムを移動させると、感光性フィルムには順次、マス
ターホログラムと同じ特性を持つホログラムが形成され
て、巻き取りドラム7に巻き取られて、多数枚のホログ
ラムが露光される。
【0027】その後実施例1と同様の方法で、所望の枚
数のホログラムを大量に、しかも迅速に作製することが
できる。以上、好適な実施例により説明したが、本発明
はこれらに限定されるものではなく、種々の応用が可能
である。
【0028】露光装置について、実施例の浸漬法による
装置以外にも、上部からインデックスマッチング液を滴
下させるようなフローコーター式の装置などを使用して
もよい。
【0029】感光性フィルムは、感材として銀塩乳剤、
各種のフォトポリマーなど、基板となるフィルムとし
て、ポリエチレンテレフタレートなどの透明で可撓性を
有する各種の樹脂を使用することができる。
【0030】また、本発明の方法により得られたホログ
ラムは、車両用の窓ガラスを全反射させながら窓ガラス
に設けられたホログラムに照射して、ハイマウントスト
ップランプなどとして用いられるホログラム以外にも、
このときに窓ガラスに臨界角以上で入射させるための、
プリズムに代わるホログラム、車両用前部窓ガラスを全
反射させながら、該ガラスに設けられたホログラムに照
射してヘッドアップディスプレイとして用いられるホロ
グラムなどにも応用することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、マスターホログラムと
同等の特性を有するホログラムを大量に、しかも迅速に
作製することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における露光装置を示す要部
概略図である。
【図2】本発明の実施例1におけ露光時の光学経路を示
す一部概略図である。
【図3】本発明の実施例2における露光装置を示す要部
概略図である。
【図4】本発明の実施例2における露光時の光学経路を
示す一部概略図である。
【符号の説明】
1 回転ドラム 2 マスターホログラム 3 感光性フィルム 51 、52 、6 ローラー 8 インデックスマッチング液 9 レーザー導入用ホログラム 101 〜104 ローラー 11 レーザー光源 121 〜125 、13 ローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03H 1/00 - 5/00 G02B 5/32

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスターホログラムと感光性フィルムを密
    着させた状態で、レーザー光を照射して、臨界角を超え
    る角度で平行光が入射するようなホログラムを感光性フ
    ィルムに露光する方法において、レーザー光が入射した
    ときに臨界角を越える角度で回折するレーザー導入用ホ
    ログラムを前記レーザー光の入射側に密着させて露光す
    るようにしたことを特徴とするホログラムの露光方法。
  2. 【請求項2】マスターホログラムを密着させた回転ドラ
    ムと、感光性フィルムを前記回転ドラム上のマスターホ
    ログラムに密着させながら回転ドラムの回転速度に同期
    して移動させるローラーと、再生時に臨界角を越える角
    度で回折するレーザー導入用ホログラムを該感光性フィ
    ルムに密着させて、回転ドラムの回転速度に同期して移
    動させるローラーと、マスターホログラムと感光性フィ
    ルムの間および感光性フィルムとレーザー導入ホログラ
    ムの間に感光性フィルムとほぼ同じ屈折率を有する液体
    を供給する装置と該レーザー導入用ホログラムにレーザ
    ー光を照射する光源を少なくとも具備するようにしたこ
    とを特徴とするホログラムの露光装置。
  3. 【請求項3】感光性フィルムとほぼ同じ屈折率を有する
    液体を供給する装置は、感光性フィルムを移動させるロ
    ーラーの一つを前記液体に浸漬するようにしたことを特
    徴とする請求項2記載の露光装置。
  4. 【請求項4】回転ドラムと、感光性フィルムを前記回転
    ドラムに密着させながら回転ドラムの回転速度に同期し
    て移動させるローラーと、マスターホログラムを前記感
    光性フィルムに密着させながら移動させるローラーと、
    臨界角を越える角度で回折するレーザー導入用ホログラ
    ムを該マスターホログラムに密着させて、回転ドラムの
    回転速度に同期して移動させるローラーと、感光性フィ
    ルムとマスターホログラムの間およびマスターホログラ
    ムとレーザー導入用ホログラムの間に感光性フィルムと
    ほぼ同じ屈折率を有する液体を供給する装置と該レーザ
    ー導入用ホログラムにレーザー光を照射する光源を少な
    くとも具備するようにしたことを特徴とするホログラム
    の露光装置。
  5. 【請求項5】感光性フィルムとほぼ同じ屈折率を有する
    液体を供給する装置は、マスターホログラムを移動させ
    るローラーの一つを前記液体に浸漬するようにしたこと
    を特徴とする請求項4記載の露光装置。
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