JP2953262B2 - 内燃機関のトルク制御装置 - Google Patents
内燃機関のトルク制御装置Info
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- JP2953262B2 JP2953262B2 JP5198261A JP19826193A JP2953262B2 JP 2953262 B2 JP2953262 B2 JP 2953262B2 JP 5198261 A JP5198261 A JP 5198261A JP 19826193 A JP19826193 A JP 19826193A JP 2953262 B2 JP2953262 B2 JP 2953262B2
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- torque
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- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
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- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のトルク制御
装置に関し、特に、自動変速機のシフトチェンジ時の変
速ショック緩和、タイヤのスリップ防止等を目的とし
て、機関のトルクダウン制御を行う装置に関する。
装置に関し、特に、自動変速機のシフトチェンジ時の変
速ショック緩和、タイヤのスリップ防止等を目的とし
て、機関のトルクダウン制御を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のトルク制御装置として、従
来、自動変速機の変速ショック緩和のため、シフトアッ
プ、シフトダウン時に点火時期を遅角(リタード)させ
る制御を行うものが知られている(特開昭62−672
57号公報参照)。具体的には、内燃機関が高トルク、
高回転で運転されているとき、シフトチェンジを行う
と、コントロールユニットからエンジン制御信号が発せ
られ、これを受けて、点火時期の遅角制御を行って、エ
ンジン回転の低下を促進し滑らかな変速制御を行うよう
にしている。
来、自動変速機の変速ショック緩和のため、シフトアッ
プ、シフトダウン時に点火時期を遅角(リタード)させ
る制御を行うものが知られている(特開昭62−672
57号公報参照)。具体的には、内燃機関が高トルク、
高回転で運転されているとき、シフトチェンジを行う
と、コントロールユニットからエンジン制御信号が発せ
られ、これを受けて、点火時期の遅角制御を行って、エ
ンジン回転の低下を促進し滑らかな変速制御を行うよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ように、点火時期の遅角制御を行ってエンジンのトルク
ダウン制御を行う手法では、次のような問題点があっ
た。即ち、点火時期を遅らせると、排気温度が上昇する
と共に、排気ガス(HC)が増加する等の問題があり、
点火時期の遅角量に限界があるため、効果的にトルクダ
ウン制御を行えず、所期の目的を充分に達成できない。
ように、点火時期の遅角制御を行ってエンジンのトルク
ダウン制御を行う手法では、次のような問題点があっ
た。即ち、点火時期を遅らせると、排気温度が上昇する
と共に、排気ガス(HC)が増加する等の問題があり、
点火時期の遅角量に限界があるため、効果的にトルクダ
ウン制御を行えず、所期の目的を充分に達成できない。
【0004】そこで、本発明は以上のような従来の問題
点に鑑み、排気還流装置を利用して、エンジンのトルク
ダウン制御を行う手法とすることにより、排気温度の上
昇、排気ガスが増加する等の問題をなくして、トルクダ
ウン制御の所期の目的を充分に達成できるようにするこ
とを目的とする。
点に鑑み、排気還流装置を利用して、エンジンのトルク
ダウン制御を行う手法とすることにより、排気温度の上
昇、排気ガスが増加する等の問題をなくして、トルクダ
ウン制御の所期の目的を充分に達成できるようにするこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、図
1に示すように、所定の機関運転領域で排気の一部を吸
気系に還流させる排気還流装置を備えた内燃機関におい
て、機関トルクダウン要求を検出するトルクダウン要求
検出手段と、排気還流領域での機関運転中においての
み、前記トルクダウン要求検出手段からトルクダウン要
求検出信号が出力されたときに、排気還流によるトルク
ダウンを行うべく、排気還流率を通常の排気還流領域に
て制御される値よりも増大するように前記排気還流装置
を制御する制御手段と、を含んで構成した。
1に示すように、所定の機関運転領域で排気の一部を吸
気系に還流させる排気還流装置を備えた内燃機関におい
て、機関トルクダウン要求を検出するトルクダウン要求
検出手段と、排気還流領域での機関運転中においての
み、前記トルクダウン要求検出手段からトルクダウン要
求検出信号が出力されたときに、排気還流によるトルク
ダウンを行うべく、排気還流率を通常の排気還流領域に
て制御される値よりも増大するように前記排気還流装置
を制御する制御手段と、を含んで構成した。
【0006】
【作用】上記の構成においては、排気還流領域での機関
運転中においてのみ、トルクダウン要求(例えば、自動
変速機のシフトチェンジ時或いはタイヤスリップ時等)
がなされた際に、排気還流率を通常の排気還流領域にて
制御される値よりも増大制御が実行される。これによ
り、排気還流領域での機関運転中においてのみ、排気還
流によるトルクダウンが実行され、シフトチェンジ時の
変速ショック緩和、タイヤのスリップ防止等を図ること
ができる。しかも、点火時期の遅角制御を行ってエンジ
ンのトルクダウン制御を行う手法のように排気温度上
昇、排気ガス増加等の問題もなく、効果的にトルクダウ
ン制御が行われる。
運転中においてのみ、トルクダウン要求(例えば、自動
変速機のシフトチェンジ時或いはタイヤスリップ時等)
がなされた際に、排気還流率を通常の排気還流領域にて
制御される値よりも増大制御が実行される。これによ
り、排気還流領域での機関運転中においてのみ、排気還
流によるトルクダウンが実行され、シフトチェンジ時の
変速ショック緩和、タイヤのスリップ防止等を図ること
ができる。しかも、点火時期の遅角制御を行ってエンジ
ンのトルクダウン制御を行う手法のように排気温度上
昇、排気ガス増加等の問題もなく、効果的にトルクダウ
ン制御が行われる。
【0007】
【実施例】以下、添付された図面を参照して本発明を詳
述する。図2において、内燃機関1の吸気通路2にはス
ロットルバルブ3が設けられ、該吸気通路2のスロット
ルバルブ3下流側と排気通路4とを結んで排気還流(以
下、EGRという)通路5が設けられている。このEG
R通路5にはEGR流量を制御するEGR弁6が介装さ
れている。このEGR弁6は、弁体6aがダイヤフラム
6bに連結され、該ダイヤフラム6bで仕切られた負圧
作動室Aに駆動用の負圧が導かれるように構成され、負
圧作動室Aには弁体6aを閉弁方向に付勢するスプリン
グ6cが設けられている。
述する。図2において、内燃機関1の吸気通路2にはス
ロットルバルブ3が設けられ、該吸気通路2のスロット
ルバルブ3下流側と排気通路4とを結んで排気還流(以
下、EGRという)通路5が設けられている。このEG
R通路5にはEGR流量を制御するEGR弁6が介装さ
れている。このEGR弁6は、弁体6aがダイヤフラム
6bに連結され、該ダイヤフラム6bで仕切られた負圧
作動室Aに駆動用の負圧が導かれるように構成され、負
圧作動室Aには弁体6aを閉弁方向に付勢するスプリン
グ6cが設けられている。
【0008】前記EGR弁6の弁体6a下流の背圧を一
定に調整する背圧制御弁(以下、BPT弁という)7が
配設されている。このBPT弁7は、前記EGR弁6の
弁体6a上流の背圧が背圧導入管8を介して導かれる圧
力作動室Bと、ダイヤフラム7aによって前記圧力作動
室Bと仕切られる負圧制御室Cとを有している。この負
圧制御室Cはフィルタ7bを介して大気に開放されてお
り、その内部には、前記ダイヤフラム7aを圧力作動室
B側に所定のセット圧で付勢するスプリング7cが設け
られると共に、スロットルバルブ3下流の吸気負圧を後
述する電磁切換弁9を介してEGR弁6の負圧作動室A
に導く負圧導入管10から分岐した分岐管11が、その
先端開口をダイヤフラム7a中央部に固定された弁体7
dに対向して配設されている。そして、EGR弁6の弁
体6a上流の背圧がスプリング7cのセット圧以上とな
るとこの背圧がダイヤフラム7aを押し上げ、前記分岐
管11の開口を弁体7dで塞ぐようになっている。
定に調整する背圧制御弁(以下、BPT弁という)7が
配設されている。このBPT弁7は、前記EGR弁6の
弁体6a上流の背圧が背圧導入管8を介して導かれる圧
力作動室Bと、ダイヤフラム7aによって前記圧力作動
室Bと仕切られる負圧制御室Cとを有している。この負
圧制御室Cはフィルタ7bを介して大気に開放されてお
り、その内部には、前記ダイヤフラム7aを圧力作動室
B側に所定のセット圧で付勢するスプリング7cが設け
られると共に、スロットルバルブ3下流の吸気負圧を後
述する電磁切換弁9を介してEGR弁6の負圧作動室A
に導く負圧導入管10から分岐した分岐管11が、その
先端開口をダイヤフラム7a中央部に固定された弁体7
dに対向して配設されている。そして、EGR弁6の弁
体6a上流の背圧がスプリング7cのセット圧以上とな
るとこの背圧がダイヤフラム7aを押し上げ、前記分岐
管11の開口を弁体7dで塞ぐようになっている。
【0009】上記のBPT弁7において分岐管11の開
口が開放されている時には、負圧導入管10を介して導
かれる吸気負圧が分岐管11を介して導かれた大気圧に
より希釈されたところの圧力がEGR弁6の負圧作動室
Aに導かれ、分岐管11の開口が閉じられている時に
は、負圧導入管10を介して導かれる吸気負圧がそのま
まEGR弁6の負圧作動室Aに導かれる。
口が開放されている時には、負圧導入管10を介して導
かれる吸気負圧が分岐管11を介して導かれた大気圧に
より希釈されたところの圧力がEGR弁6の負圧作動室
Aに導かれ、分岐管11の開口が閉じられている時に
は、負圧導入管10を介して導かれる吸気負圧がそのま
まEGR弁6の負圧作動室Aに導かれる。
【0010】BPT弁7の作動は次のようである。即
ち、上述したようにEGR弁6の弁体6aに加わる背圧
がBPT弁7のスプリング7cのセット圧を上回ると、
この背圧によりダイヤフラム7cと共に弁体7dが押し
上げられて分岐管11の開口が塞がれ、吸気負圧がその
ままEGR弁6の負圧作動室Aに導かれて弁体6aの開
度が増大する。これによって、背圧が低下すると、弁体
7dが下がって分岐管11の開口が再度開かれ、大気圧
によって希釈された圧力がEGR弁6の負圧作動室Aに
導かれ弁体6aの開度が低減される。以上の作動の繰り
返しにより背圧は一定に保持され、この結果、EGR弁
6により制御される排気還流量は、吸入空気流量に対し
て略一定の割合に保たれ、EGR率が一定に保持され
る。
ち、上述したようにEGR弁6の弁体6aに加わる背圧
がBPT弁7のスプリング7cのセット圧を上回ると、
この背圧によりダイヤフラム7cと共に弁体7dが押し
上げられて分岐管11の開口が塞がれ、吸気負圧がその
ままEGR弁6の負圧作動室Aに導かれて弁体6aの開
度が増大する。これによって、背圧が低下すると、弁体
7dが下がって分岐管11の開口が再度開かれ、大気圧
によって希釈された圧力がEGR弁6の負圧作動室Aに
導かれ弁体6aの開度が低減される。以上の作動の繰り
返しにより背圧は一定に保持され、この結果、EGR弁
6により制御される排気還流量は、吸入空気流量に対し
て略一定の割合に保たれ、EGR率が一定に保持され
る。
【0011】前記負圧導入管10のEGR弁6下流側に
は該EGR弁6への負圧導入と大気導入とを切り換える
電磁式切換弁9が介装される。この電磁式切換弁9の本
体9Aには、吸気通路2側の負圧導入管10と連通する
連通口9aと、EGR弁6側の負圧導入管10と連通す
る連通口9bと、大気開放口9cとが設けられている。
又、電磁式切換弁9の本体9A内部には、前記連通口9
aと大気開放口9cとを選択的に開閉する弁体9dと、
該弁体9dを常時は大気開放口9cを開放する側に付勢
するスプリング9eと、通電により弁体9dをスプリン
グ9eの弾性力に抗して連通口9aを開放する側に作動
するソレノイド9fとから構成される。
は該EGR弁6への負圧導入と大気導入とを切り換える
電磁式切換弁9が介装される。この電磁式切換弁9の本
体9Aには、吸気通路2側の負圧導入管10と連通する
連通口9aと、EGR弁6側の負圧導入管10と連通す
る連通口9bと、大気開放口9cとが設けられている。
又、電磁式切換弁9の本体9A内部には、前記連通口9
aと大気開放口9cとを選択的に開閉する弁体9dと、
該弁体9dを常時は大気開放口9cを開放する側に付勢
するスプリング9eと、通電により弁体9dをスプリン
グ9eの弾性力に抗して連通口9aを開放する側に作動
するソレノイド9fとから構成される。
【0012】更に、前記分岐管11のEGR弁6とBP
T弁7との間には、EGR率調整用の電磁式切換弁12
が介装される。この電磁式切換弁12の本体12Aに
は、EGR弁6側の分岐管11に連結される連通口12
aと、BPT弁7側の分岐管11に連結される連通口1
2bと、オリフィス13を介装した大気開放口12cと
が設けられている。又、電磁式切換弁12の本体12A
内部には、前記連通口12bと大気開放口12cとを選
択的に開閉する弁体12dと、該弁体12dを常時は連
通口12bを開放する側に付勢するスプリング12e
と、通電により弁体12dをスプリング12eの弾性力
に抗して大気開放口12cを開放する側に作動するソレ
ノイド12fとから構成される。
T弁7との間には、EGR率調整用の電磁式切換弁12
が介装される。この電磁式切換弁12の本体12Aに
は、EGR弁6側の分岐管11に連結される連通口12
aと、BPT弁7側の分岐管11に連結される連通口1
2bと、オリフィス13を介装した大気開放口12cと
が設けられている。又、電磁式切換弁12の本体12A
内部には、前記連通口12bと大気開放口12cとを選
択的に開閉する弁体12dと、該弁体12dを常時は連
通口12bを開放する側に付勢するスプリング12e
と、通電により弁体12dをスプリング12eの弾性力
に抗して大気開放口12cを開放する側に作動するソレ
ノイド12fとから構成される。
【0013】かかるEGR率調整用の電磁式切換弁12
の作動は次のようである。即ち、連通口12bを開放し
て、オリフィス付大気開放口12cを閉じた状態では、
上述したようにBPT弁7によるEGR率一定保持の制
御がなされる。連通口12bを閉じて、オリフィス付大
気開放口12cを開放した状態では、吸気負圧が略その
ままEGR弁6の負圧作動室Aに導かれて該EGR弁6
の弁体6aの開度が増大する状態が維持され、これによ
って、EGR弁6による排気還流量が増大し、EGR率
増大の制御が成される。
の作動は次のようである。即ち、連通口12bを開放し
て、オリフィス付大気開放口12cを閉じた状態では、
上述したようにBPT弁7によるEGR率一定保持の制
御がなされる。連通口12bを閉じて、オリフィス付大
気開放口12cを開放した状態では、吸気負圧が略その
ままEGR弁6の負圧作動室Aに導かれて該EGR弁6
の弁体6aの開度が増大する状態が維持され、これによ
って、EGR弁6による排気還流量が増大し、EGR率
増大の制御が成される。
【0014】尚、上記電磁式切換弁12において、オリ
フィス付大気開放口12cを設けず、連通口12bのみ
を開閉する構成としても良い。上記のEGR弁6、BP
T弁7及び2つの電磁式切換弁9,12等を設けた構成
がEGR装置に相当する。ここで、2つの電磁式切換弁
9,12は、コントロールユニット14から出力される
制御信号により制御される。即ち、コントロールユニッ
ト14には、機関回転速度を検出する回転センサ15、
機関冷却水温度を検出する水温センサ16及び機関負荷
を検出する負荷センサ17等の機関運転状態検出手段か
ら出力される検出信号が入力されると共に、自動変速機
のシフトチェンジを検出するシフトチェンジセンサ18
びタイヤスリップを検出するスリップセンサ19等のト
ルクダウン要求検出手段から出力される検出信号が入力
され、コントロールユニット14はこれら検出信号に基
づいて、冷機時、アイドル時、スロットルバルブ全開時
等の非EGR領域では電磁式切換弁9をOFFして、大
気開放口9cを開放する側に作動すると共に、電磁式切
換弁12をOFFして、連通口12bを開放して、オリ
フィス付大気開放口12cを閉じる側に作動する。
フィス付大気開放口12cを設けず、連通口12bのみ
を開閉する構成としても良い。上記のEGR弁6、BP
T弁7及び2つの電磁式切換弁9,12等を設けた構成
がEGR装置に相当する。ここで、2つの電磁式切換弁
9,12は、コントロールユニット14から出力される
制御信号により制御される。即ち、コントロールユニッ
ト14には、機関回転速度を検出する回転センサ15、
機関冷却水温度を検出する水温センサ16及び機関負荷
を検出する負荷センサ17等の機関運転状態検出手段か
ら出力される検出信号が入力されると共に、自動変速機
のシフトチェンジを検出するシフトチェンジセンサ18
びタイヤスリップを検出するスリップセンサ19等のト
ルクダウン要求検出手段から出力される検出信号が入力
され、コントロールユニット14はこれら検出信号に基
づいて、冷機時、アイドル時、スロットルバルブ全開時
等の非EGR領域では電磁式切換弁9をOFFして、大
気開放口9cを開放する側に作動すると共に、電磁式切
換弁12をOFFして、連通口12bを開放して、オリ
フィス付大気開放口12cを閉じる側に作動する。
【0015】又、コントロールユニット14は、非EG
R領域以外の所定の機関運転領域(EGR領域)で電磁
式開閉弁9をONして、連通口9aを開放する側に作動
すると共に、自動変速機のシフトチェンジ時或いはタイ
ヤスリップ時等でなければ、電磁式切換弁12をOFF
して、連通口12bを開放して、オリフィス付大気開放
口12cを閉じて、BPT弁7によるEGR率一定保持
の制御を行うが、自動変速機のシフトチェンジ時或いは
タイヤスリップ時等では、電磁式切換弁12をONし
て、連通口12bを閉じて、オリフィス付大気開放口1
2cを開放して、EGR率増大の制御を行う。
R領域以外の所定の機関運転領域(EGR領域)で電磁
式開閉弁9をONして、連通口9aを開放する側に作動
すると共に、自動変速機のシフトチェンジ時或いはタイ
ヤスリップ時等でなければ、電磁式切換弁12をOFF
して、連通口12bを開放して、オリフィス付大気開放
口12cを閉じて、BPT弁7によるEGR率一定保持
の制御を行うが、自動変速機のシフトチェンジ時或いは
タイヤスリップ時等では、電磁式切換弁12をONし
て、連通口12bを閉じて、オリフィス付大気開放口1
2cを開放して、EGR率増大の制御を行う。
【0016】かかるコントロールユニット14の制御内
容を図3のフローチャートに基づいて更に説明にする
と、ステップ1(図ではS1と略記する。以下同様)で
は、非EGR領域(冷機時、アイドル時、スロットルバ
ルブ全開時等)であるか否かを判定し、非EGR領域で
あれば、S2に進んで、2つの電磁式切換弁9,12を
共にOFFする。即ち、EGRは実行されない。
容を図3のフローチャートに基づいて更に説明にする
と、ステップ1(図ではS1と略記する。以下同様)で
は、非EGR領域(冷機時、アイドル時、スロットルバ
ルブ全開時等)であるか否かを判定し、非EGR領域で
あれば、S2に進んで、2つの電磁式切換弁9,12を
共にOFFする。即ち、EGRは実行されない。
【0017】非EGR領域でなければ、即ち、EGR領
域では、S3に進んで、トルクダウン要求(自動変速機
のシフトチェンジ時或いはタイヤスリップ時等)がある
か否かを判定する。トルクダウン要求がなければ、ステ
ップ4に進んで、電磁式切換弁9をONすると共に電磁
式切換弁12をOFFして、EGRを実行し、かつ、こ
のときのEGR率を、通常のEGR率(中)に制御し、
トルクダウン要求があれば、ステップ5に進んで、2つ
の電磁式切換弁9,12を共にONして、EGRを実行
し、かつ、このときのEGR率を大に制御する。
域では、S3に進んで、トルクダウン要求(自動変速機
のシフトチェンジ時或いはタイヤスリップ時等)がある
か否かを判定する。トルクダウン要求がなければ、ステ
ップ4に進んで、電磁式切換弁9をONすると共に電磁
式切換弁12をOFFして、EGRを実行し、かつ、こ
のときのEGR率を、通常のEGR率(中)に制御し、
トルクダウン要求があれば、ステップ5に進んで、2つ
の電磁式切換弁9,12を共にONして、EGRを実行
し、かつ、このときのEGR率を大に制御する。
【0018】上記フローチャートにおいて、ステップ5
が、本発明の制御手段に相当する。尚、表1は、I. 非
EGR領域、II. EGR領域通常運転時、III. EGR
領域トルクダウン要求時夫々に対する、2つの電磁式切
換弁9,12の作動状態、EGR率、エンジントルクの
関係を整理したものである。
が、本発明の制御手段に相当する。尚、表1は、I. 非
EGR領域、II. EGR領域通常運転時、III. EGR
領域トルクダウン要求時夫々に対する、2つの電磁式切
換弁9,12の作動状態、EGR率、エンジントルクの
関係を整理したものである。
【0019】
【表1】
【0020】以上のように、排気還流領域での機関運転
中においてのみ、トルクダウン要求(自動変速機のシフ
トチェンジ時或いはタイヤスリップ時等)がなされた際
に、排気還流によるトルクダウンを行うべく、このとき
の排気還流率を通常の排気還流領域にて制御される値よ
りも増大するようにしたから、シフトチェンジ時の変速
ショック緩和、タイヤのスリップ防止等を図ることがで
きる。しかも、点火時期の遅角制御を行ってエンジンの
トルクダウン制御を行う手法のように排気温度上昇、排
気ガス増加等の問題もなく、効果的にトルクダウン制御
を行え、所期の目的を充分に達成することができる。
中においてのみ、トルクダウン要求(自動変速機のシフ
トチェンジ時或いはタイヤスリップ時等)がなされた際
に、排気還流によるトルクダウンを行うべく、このとき
の排気還流率を通常の排気還流領域にて制御される値よ
りも増大するようにしたから、シフトチェンジ時の変速
ショック緩和、タイヤのスリップ防止等を図ることがで
きる。しかも、点火時期の遅角制御を行ってエンジンの
トルクダウン制御を行う手法のように排気温度上昇、排
気ガス増加等の問題もなく、効果的にトルクダウン制御
を行え、所期の目的を充分に達成することができる。
【0021】上記の実施例にあっては、本発明を吸気負
圧により作動が制御されるEGR弁7を備えたEGR装
置に適用した例につい説明したが、本発明は、図4に示
すように、機関運転状態に基づいてコントロールユニッ
ト20からの指令によりEGR率を連続的に制御可能な
電子制御式EGR弁21を備えたEGR装置にも適用す
ることができる。
圧により作動が制御されるEGR弁7を備えたEGR装
置に適用した例につい説明したが、本発明は、図4に示
すように、機関運転状態に基づいてコントロールユニッ
ト20からの指令によりEGR率を連続的に制御可能な
電子制御式EGR弁21を備えたEGR装置にも適用す
ることができる。
【0022】この場合、非EGR領域、EGR領域通常
運転時、EGR領域トルクダウン要求時夫々に対応して
電子制御式EGR弁21の弁開度を制御し、表1と同様
に要求されるEGR率に制御して、要求されるエンジン
トルクに制御するようにする。かかる実施例のコントロ
ールユニット20の制御内容を図5のフローチャートに
基づいて明瞭にすると、ステップ1では、非EGR領域
(冷機時、アイドル時、スロットルバルブ全開時等)で
あるか否かを判定し、非EGR領域であれば、S2に進
んで、電子制御式EGR弁21をOFFして、EGR通
路5を閉じる。
運転時、EGR領域トルクダウン要求時夫々に対応して
電子制御式EGR弁21の弁開度を制御し、表1と同様
に要求されるEGR率に制御して、要求されるエンジン
トルクに制御するようにする。かかる実施例のコントロ
ールユニット20の制御内容を図5のフローチャートに
基づいて明瞭にすると、ステップ1では、非EGR領域
(冷機時、アイドル時、スロットルバルブ全開時等)で
あるか否かを判定し、非EGR領域であれば、S2に進
んで、電子制御式EGR弁21をOFFして、EGR通
路5を閉じる。
【0023】非EGR領域でなければ、即ち、EGR領
域では、S3に進んで、トルクダウン要求(自動変速機
のシフトチェンジ時或いはタイヤスリップ時等)がある
か否かを判定する。トルクダウン要求がなければ、ステ
ップ4に進んで、エンジン回転数,負荷に応じた要求E
GR率に制御するべく、電子制御式EGR弁21の弁開
度を制御する。尚、図6のように、予め、エンジン回転
数,負荷に応じて要求EGR率を定めたマップが用意さ
れ、その時のエンジン回転数,負荷からマップを参照し
て要求EGR率を検索する。この要求EGR率は、燃
費、排気の最適点等に基づいて設定される。
域では、S3に進んで、トルクダウン要求(自動変速機
のシフトチェンジ時或いはタイヤスリップ時等)がある
か否かを判定する。トルクダウン要求がなければ、ステ
ップ4に進んで、エンジン回転数,負荷に応じた要求E
GR率に制御するべく、電子制御式EGR弁21の弁開
度を制御する。尚、図6のように、予め、エンジン回転
数,負荷に応じて要求EGR率を定めたマップが用意さ
れ、その時のエンジン回転数,負荷からマップを参照し
て要求EGR率を検索する。この要求EGR率は、燃
費、排気の最適点等に基づいて設定される。
【0024】ステップ3でトルクダウン要求があると判
定されると、ステップ5に進んで、要求エンジントルク
ダウン量を決定する。この要求エンジントルクダウン量
は、トランスミッションのギヤ位置、タイヤスリップ量
等により算出される。そして、ステップ6に進んで、前
記要求エンジントルクダウン量に応じて増大した要求E
GR率を決定し、この要求EGR率に制御するべく、電
子制御式EGR弁21の弁開度を制御する。
定されると、ステップ5に進んで、要求エンジントルク
ダウン量を決定する。この要求エンジントルクダウン量
は、トランスミッションのギヤ位置、タイヤスリップ量
等により算出される。そして、ステップ6に進んで、前
記要求エンジントルクダウン量に応じて増大した要求E
GR率を決定し、この要求EGR率に制御するべく、電
子制御式EGR弁21の弁開度を制御する。
【0025】上記フローチャートにおいて、ステップ6
が、本発明の制御手段に相当する。この実施例にあって
は、上記のように、トランスミッションのギヤ位置、タ
イヤスリップ量等により要求エンジントルクダウン量を
算出して、これに基づいてシフトチェンジ時或いはタイ
ヤスリップ時等に最適な要求EGR率、即ち、最適なト
ルクダウン量が設定される。
が、本発明の制御手段に相当する。この実施例にあって
は、上記のように、トランスミッションのギヤ位置、タ
イヤスリップ量等により要求エンジントルクダウン量を
算出して、これに基づいてシフトチェンジ時或いはタイ
ヤスリップ時等に最適な要求EGR率、即ち、最適なト
ルクダウン量が設定される。
【0026】これにより、この実施例にあっては、車両
の種々の状況に応じて、きめ細かいかなトルクダウン制
御が行えるという利点がある。尚、以上のように、特定
の実施例を参照して本発明を説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、当該技術分野における熟練
者等により、本発明に添付された特許請求の範囲から逸
脱することなく、種々の変更及び修正が可能であるとの
点に留意すべきである。
の種々の状況に応じて、きめ細かいかなトルクダウン制
御が行えるという利点がある。尚、以上のように、特定
の実施例を参照して本発明を説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、当該技術分野における熟練
者等により、本発明に添付された特許請求の範囲から逸
脱することなく、種々の変更及び修正が可能であるとの
点に留意すべきである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内燃機関
のトルク制御装置によれば、排気還流領域での機関運転
中においてのみ、自動変速機のシフトチェンジ時或いは
タイヤスリップ時等のトルクダウン要求があったとき
に、排気還流によるトルクダウンを行うべく、排気還流
率を通常の排気還流領域にて制御される値よりも増大す
るように排気還流装置を制御する構成としたから、排気
温度の上昇、排気ガスが増加する等の問題をなくして、
トルクダウン制御の所期の目的を充分に達成できる有用
性大なるものである。
のトルク制御装置によれば、排気還流領域での機関運転
中においてのみ、自動変速機のシフトチェンジ時或いは
タイヤスリップ時等のトルクダウン要求があったとき
に、排気還流によるトルクダウンを行うべく、排気還流
率を通常の排気還流領域にて制御される値よりも増大す
るように排気還流装置を制御する構成としたから、排気
温度の上昇、排気ガスが増加する等の問題をなくして、
トルクダウン制御の所期の目的を充分に達成できる有用
性大なるものである。
【図1】 本発明に係る内燃機関のトルク制御装置の構
成図
成図
【図2】 同上装置の一実施例を示すシステム図
【図3】 同上実施例の制御内容を説明するフローチャ
ート
ート
【図4】 他の実施例のシステム図
【図5】 同上の他の実施例の制御内容を説明するフロ
ーチャート
ーチャート
【図6】 同上の他の実施例の制御に使用される要求E
GR率マップ
GR率マップ
1 内燃機関 2 吸気通路 4 排気通路 5 EGR通路 6 EGR弁 7 BPT弁 9,12 電磁式切換弁 14 コントロールユニット 15 回転センサ 16 水温センサ 17 負荷センサ 18 シフトチェンジセンサ 19 スリップセンサ 20 コントロールユニット 21 電子制御式EGR弁
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 29/00 - 29/06 F02D 41/00 - 41/40 F02D 43/00 - 45/00 F02M 25/06 - 25/07
Claims (1)
- 【請求項1】所定の機関運転領域で排気の一部を吸気系
に還流させる排気還流装置を備えた内燃機関において、 機関トルクダウン要求を検出するトルクダウン要求検出
手段と、排気還流領域での機関運転中においてのみ、前記トルク
ダウン要求検出手段からトルクダウン要求検出信号が出
力されたときに、排気還流によるトルクダウンを行うべ
く、 排気還流率を通常の排気還流領域にて制御される値
よりも増大するように前記排気還流装置を制御する制御
手段と、 を含んで構成したことを特徴とする内燃機関のトルク制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5198261A JP2953262B2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 内燃機関のトルク制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5198261A JP2953262B2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 内燃機関のトルク制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0754684A JPH0754684A (ja) | 1995-02-28 |
| JP2953262B2 true JP2953262B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=16388197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5198261A Expired - Lifetime JP2953262B2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 内燃機関のトルク制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2953262B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-10 JP JP5198261A patent/JP2953262B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0754684A (ja) | 1995-02-28 |
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