JP2953113B2 - 移動通信方式 - Google Patents
移動通信方式Info
- Publication number
- JP2953113B2 JP2953113B2 JP15201691A JP15201691A JP2953113B2 JP 2953113 B2 JP2953113 B2 JP 2953113B2 JP 15201691 A JP15201691 A JP 15201691A JP 15201691 A JP15201691 A JP 15201691A JP 2953113 B2 JP2953113 B2 JP 2953113B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- identification number
- mobile station
- mobile
- communication system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はサービスエリアを移動局
毎に定め、移動局はそのサービスエリアに在圏する時の
みアクセスできる移動通信方式に関する。
毎に定め、移動局はそのサービスエリアに在圏する時の
みアクセスできる移動通信方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車電話方式に代表される移動通信方
式では、従来は全国サービスが普通であり、サービスエ
リアを制限することは行われていないのが普通である。
すなわち移動局は移動のたびに位置登録をすることによ
って網は常時移動局の在圏位置を把握でき、発信者から
移動局の最寄りの基地局まで回線を接続することができ
るため、敢えてサービスエリアを制限する必要はなかっ
たからである。ただし、無線呼出方式では逆に全国サー
ビスは困難なためサービスエリアは一定地域に制限され
る。これは無線呼出方式では移動局は受信のみで送信機
能を持たないため自動位置登録を行うことができず、シ
ステムは移動局がどこにいるか把握できないから接続の
手段がないからである。従って、移動局には地域によっ
て特有の識別番号を与え、この番号で決まる地域でのみ
呼出ができるものであった。
式では、従来は全国サービスが普通であり、サービスエ
リアを制限することは行われていないのが普通である。
すなわち移動局は移動のたびに位置登録をすることによ
って網は常時移動局の在圏位置を把握でき、発信者から
移動局の最寄りの基地局まで回線を接続することができ
るため、敢えてサービスエリアを制限する必要はなかっ
たからである。ただし、無線呼出方式では逆に全国サー
ビスは困難なためサービスエリアは一定地域に制限され
る。これは無線呼出方式では移動局は受信のみで送信機
能を持たないため自動位置登録を行うことができず、シ
ステムは移動局がどこにいるか把握できないから接続の
手段がないからである。従って、移動局には地域によっ
て特有の識別番号を与え、この番号で決まる地域でのみ
呼出ができるものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
移動通信方式では積極的にサービスエリアを制限するこ
とは行われていなかった。これはサービスエリアを制限
することはサービス性の低下につながると考えられてい
たためでもあるが、技術的にも特に困難はなかったから
である。そのため特に加入者が集中するようなエリアで
は特にトラヒックが集中するような時間帯では通話接続
をしにくくなることがあった。加入者の増加に伴って無
線ゾーンを非常に小さくしたような方式では、このよう
な状況は特に発生し易くなる。一方、非常に多くの小さ
な無線ゾーンができるようになると、移動局は必ずしも
全てのゾーンで通話する必要はなく、例えば家庭とか会
社とか駅とかデパート等のように特定のゾーンでさえ通
話できれば良いという加入者も多くなる。しかし、従来
の方式ではすべてのゾーンでのサービスを考慮している
から、移動局がゾーンを横切るたびに位置登録をする必
要があって、位置登録トラヒックの急増によって基地局
の処理装置が過負荷になったり接続しにくくなるという
欠点があった。
移動通信方式では積極的にサービスエリアを制限するこ
とは行われていなかった。これはサービスエリアを制限
することはサービス性の低下につながると考えられてい
たためでもあるが、技術的にも特に困難はなかったから
である。そのため特に加入者が集中するようなエリアで
は特にトラヒックが集中するような時間帯では通話接続
をしにくくなることがあった。加入者の増加に伴って無
線ゾーンを非常に小さくしたような方式では、このよう
な状況は特に発生し易くなる。一方、非常に多くの小さ
な無線ゾーンができるようになると、移動局は必ずしも
全てのゾーンで通話する必要はなく、例えば家庭とか会
社とか駅とかデパート等のように特定のゾーンでさえ通
話できれば良いという加入者も多くなる。しかし、従来
の方式ではすべてのゾーンでのサービスを考慮している
から、移動局がゾーンを横切るたびに位置登録をする必
要があって、位置登録トラヒックの急増によって基地局
の処理装置が過負荷になったり接続しにくくなるという
欠点があった。
【０００４】本発明は移動局が特定のエリアでだけサー
ビスが受けられる移動通信方式を実現することを目的と
する。
ビスが受けられる移動通信方式を実現することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決しようとする手段】本発明では基地局は自
分の識別番号を報知し、移動局は接続を許容する基地局
識別番号を予め記憶しておき、報知された基地局識別番
号と記憶中の基地局識別番号とを照合して一致している
エリアだけをサービスエリアとすることを特徴とするも
のである。
分の識別番号を報知し、移動局は接続を許容する基地局
識別番号を予め記憶しておき、報知された基地局識別番
号と記憶中の基地局識別番号とを照合して一致している
エリアだけをサービスエリアとすることを特徴とするも
のである。
【０００６】
【作用】本発明では、移動局が記憶中の基地局識別番号
（又は無線ゾーン番号）と、基地局から受信した基地局
識別番号を照合してサービスエリアか否かを判断するか
ら、サービスエリア以外では不要な信号の送信を止める
ことができ、無駄なふくそうを防いで基地局処理装置の
負荷を軽くすることができる。
（又は無線ゾーン番号）と、基地局から受信した基地局
識別番号を照合してサービスエリアか否かを判断するか
ら、サービスエリア以外では不要な信号の送信を止める
ことができ、無駄なふくそうを防いで基地局処理装置の
負荷を軽くすることができる。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の特徴を示す図である。１１−
１，１１−２は基地局、１２−１は基地局１１−１のサ
ービスエリア、１２−２は基地局１１─２のエリア、１
３は移動局（ＰＳ）である。基地局１１−１はエリア１
２−１であることを示す基地局識別番号ＢＳ（Ａ）を報
知し、基地局１１−２は同様に識別番号ＢＳ（Ｂ）を報
知している。移動局１３は例えばサービスを受けられる
サービスエリアとしてＢＳ（Ａ）を記憶しているとす
る。すると移動局１３は待受中は、例えば定期的に、基
地局識別番号を受信して記憶中の識別番号と比較して一
致していれば通常のようにシステムにアクセスできる
が、不一致であればアクセスしないから、上記の例では
受信した基地局識別番号がＢＳ（Ａ）であればアクセス
するが、それ以外のゾーンに移行した場合には位置登録
もしないし発呼信号を送信しない。
１，１１−２は基地局、１２−１は基地局１１−１のサ
ービスエリア、１２−２は基地局１１─２のエリア、１
３は移動局（ＰＳ）である。基地局１１−１はエリア１
２−１であることを示す基地局識別番号ＢＳ（Ａ）を報
知し、基地局１１−２は同様に識別番号ＢＳ（Ｂ）を報
知している。移動局１３は例えばサービスを受けられる
サービスエリアとしてＢＳ（Ａ）を記憶しているとす
る。すると移動局１３は待受中は、例えば定期的に、基
地局識別番号を受信して記憶中の識別番号と比較して一
致していれば通常のようにシステムにアクセスできる
が、不一致であればアクセスしないから、上記の例では
受信した基地局識別番号がＢＳ（Ａ）であればアクセス
するが、それ以外のゾーンに移行した場合には位置登録
もしないし発呼信号を送信しない。
【０００８】図２に基地局から送信される制御信号の構
成例を示す。２１はプリアンブル、２２はフレーム同期
用の同期ワード、２３は基地局識別番号部、２４は信号
種別を表す部分であり、例えば着信用チャネルであれば
この制御信号が報知信号か着信信号かを区別するための
信号部である。２５は具体的な制御情報を表す制御情報
部、２６は誤り制御用のチェックビット（ＣＲＣ）であ
る。基地局はこの信号を定期的に送信するから、移動局
はこれを受信して基地局識別番号部２３を検出して記憶
中のデータと照合をするのである。なお、基地局識別番
号を報知すべき制御信号にはいろいろ考えられるが、移
動局が間欠受信をする場合には着信用（待受用）チャネ
ルで報知するのが好適である。
成例を示す。２１はプリアンブル、２２はフレーム同期
用の同期ワード、２３は基地局識別番号部、２４は信号
種別を表す部分であり、例えば着信用チャネルであれば
この制御信号が報知信号か着信信号かを区別するための
信号部である。２５は具体的な制御情報を表す制御情報
部、２６は誤り制御用のチェックビット（ＣＲＣ）であ
る。基地局はこの信号を定期的に送信するから、移動局
はこれを受信して基地局識別番号部２３を検出して記憶
中のデータと照合をするのである。なお、基地局識別番
号を報知すべき制御信号にはいろいろ考えられるが、移
動局が間欠受信をする場合には着信用（待受用）チャネ
ルで報知するのが好適である。
【０００９】図３は位置登録に本発明を適用した場合の
移動局の動作手順である。Ｓ１は制御チャネルに切替え
る工程、Ｓ２は基地局からの制御信号を受信する工程、
Ｓ３は受信した基地局識別番号と記憶中のそれとを比較
照合する工程、Ｓ４は受信した基地局識別番号と記憶中
のそれとが一致した時に位置登録信号を送信する工程、
Ｓ５は制御信号か検出できなかったか、または受信した
基地局識別番号と記憶中のそれとが一致しなかった時に
異なる受信制御チャネルを移行する工程、Ｓ６は位置登
録を完了して待受状態に入った工程である。Ｓ３に示す
ように、本発明では受信した基地局識別番号と記憶中の
それとを比較して一致した場合のみアクセスできるので
ある。一致しない場合には待受状態に入らないから、発
呼もできないのである。
移動局の動作手順である。Ｓ１は制御チャネルに切替え
る工程、Ｓ２は基地局からの制御信号を受信する工程、
Ｓ３は受信した基地局識別番号と記憶中のそれとを比較
照合する工程、Ｓ４は受信した基地局識別番号と記憶中
のそれとが一致した時に位置登録信号を送信する工程、
Ｓ５は制御信号か検出できなかったか、または受信した
基地局識別番号と記憶中のそれとが一致しなかった時に
異なる受信制御チャネルを移行する工程、Ｓ６は位置登
録を完了して待受状態に入った工程である。Ｓ３に示す
ように、本発明では受信した基地局識別番号と記憶中の
それとを比較して一致した場合のみアクセスできるので
ある。一致しない場合には待受状態に入らないから、発
呼もできないのである。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、移動局は自分が許容さ
れたエリアか否かを確認した後に位置登録信号の送信を
行うから、エリア以外で無駄な位置登録信号を送出する
ことがなく、基地局の負荷も軽減できる。
れたエリアか否かを確認した後に位置登録信号の送信を
行うから、エリア以外で無駄な位置登録信号を送出する
ことがなく、基地局の負荷も軽減できる。
【図１】本発明の特徴を示すシステム構成図である。
【図２】本発明で用いられる基地局からの制御信号の構
成例である。
成例である。
【図３】本発明を適用した場合の移動局の位置登録手順
である。
である。
２３ 基地局識別番号 ２４ 信号種別 ２５ 制御情報部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−208728（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−270398（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−154597（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−324724（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04B 7/26 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の基地局と複数の移動局とを含む移
動無線通信方式において、前記基地局は自分の識別番号
を報知し、前記移動局は接続を許容する基地局識別番号
を予め記憶しておき前記報知された基地局識別信号と記
憶中の基地局識別信号とを照合して一致した時に位置登
録信号を送信することを特徴とする移動無線通信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15201691A JP2953113B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 移動通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15201691A JP2953113B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 移動通信方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04373330A JPH04373330A (ja) | 1992-12-25 |
| JP2953113B2 true JP2953113B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=15531220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15201691A Expired - Lifetime JP2953113B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 移動通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2953113B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005094111A1 (ja) | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Nec Corporation | 移動通信システム |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10182389B2 (en) | 2015-02-15 | 2019-01-15 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method and apparatus for restricting usage region of mobile terminal, and mobile terminal |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP15201691A patent/JP2953113B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005094111A1 (ja) | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Nec Corporation | 移動通信システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04373330A (ja) | 1992-12-25 |
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