JP3170915B2 - 地域限定移動通信方式 - Google Patents

地域限定移動通信方式

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JP3170915B2
JP3170915B2 JP33479992A JP33479992A JP3170915B2 JP 3170915 B2 JP3170915 B2 JP 3170915B2 JP 33479992 A JP33479992 A JP 33479992A JP 33479992 A JP33479992 A JP 33479992A JP 3170915 B2 JP3170915 B2 JP 3170915B2
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浩三 阿久津
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動通信網における地
域限定移動通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は本発明の対象となる移動通信網の
一例を示す図である。図6において、21は移動関門階
梯交換局(MGS)、22は移動加入者階梯交換局(M
LS)、23は無線回線制御局(MCE)、24は無線
基地局(BS)、25は各無線基地局(BS)(24)
に対応する無線ゾーン(CZ)である。
【0003】各移動加入者階梯交換局(MLS)(2
2)には、一乃至複数の無線回線制御局(MCE)(2
3)が所属しており、また各無線回線制御局(MCE)
(23)には、複数の無線基地局(BS)(24)が所
属している。
【0004】移動関門階梯交換局(MGS)(21)
は、複数の移動加入者階梯交換局(MLS)(22)の
中心局として機能すると共に、固定的な一般の加入者を
収容する固定通信網(1)との接続点としての役割も果
たす。
【0005】従来ある移動通信網(100)において
は、移動通信網(100)に加入する移動加入者は、移
動通信網(100)に所属する任意の無線ゾーン(C
Z)(25)から発信すると、当該無線ゾーン(CZ)
(25)に対応する無線基地局(BS)(24)、並び
に当該無線基地局(BS)(24)が所属する無線回線
制御局(MCE)(23)を経由して、当該無線回線制
御局(MCE)(23)が所属する移動加入者階梯交換
局(MLS)(22)に呼設定信号が転送され、移動通
信網(100)に所属する任意の無線ゾーン(CZ)
(25)に現存する他の移動加入者と、或いは移動関門
階梯交換局(MGS)(21)を経由して固定通信網
(1)に収容される任意の固定加入者と通話が可能とな
る。
【0006】また各移動加入者の現存位置が、予め定め
られた複数の無線ゾーン(CZ)(25)の集合(一斉
呼出ゾーン)を単位として予め定められた移動加入者階
梯交換局(MLS)(22)(所謂ホームメモリ局)に
登録されており、任意の移動加入者に対する着信呼が生
起した場合に、着信移動加入者に対応するホームメモリ
局に問合わせることにより現存位置を認識し、現存位置
に含まれる総ての無線ゾーン(CZ)(25)に対して
着信移動加入者用の一斉呼出信号が送信され、着信が通
知される。
【0007】従って、移動通信網(100)の総ての移
動加入者は、移動通信網(100)に所属する総ての無
線ゾーン(CZ)(25)内、即ち移動通信網(10
0)のサービス対象全域内で通話が可能となる。
【0008】その結果、移動通信網(100)の運用者
も、各移動加入者に対して全サービス対象地域内で通話
を可能とする移動通信を提供することを前提として、移
動通信料金を設定していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある移動通信網においては、加入する総て
の移動加入者は当該移動通信網(100)のサービス対
象全域内で通話を可能としており、同サービスに対応し
た通信料金を徴収していた。
【0010】然し、加入者によっては、特定の事業所内
のみで移動通信を利用する、或いは特定の行政区域内の
みで移動通信を利用する等、特定の地域内でしか移動通
信を必要としない場合も考慮されるが、この様な特定地
域のみで移動通信を利用する加入者にとっては、限定地
域のみで利用可能であるが、通信料金の低廉な移動通信
サービスが提供されることが大いに期待される所である
が、従来ある移動通信網(100)においては、この様
なサービスは提供されていなかった。
【0011】本発明は、限定地域のみで利用可能な移動
通信サービスを提供可能とすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、100は本発明の対象とな
る移動通信網、(SD)は移動加入者の属性を示す加入
者データである。
【0013】(UA)は、本発明により加入者データ
(SD)に予め登録された利用可能地域である。101
は、本発明により移動通信交換機(102)に設けられ
た利用可否判定手段である。
【0014】
【作用】利用可能地域(UA)は、移動加入者が移動通
信を許容される地域を決定する。
【0015】なお利用可能地域(UA)は、移動通信網
(100)を構成する一乃至複数の無線ゾーンにより指
定することが考慮される。また利用可能地域(UA)
は、移動通信網(100)を構成する一乃至複数の無線
ゾーンの予め定められた組合わせにより指定することが
考慮される。
【0016】また利用可能地域(UA)は、移動通信網
(100)内で移動加入者を呼出す一斉呼出範囲により
指定することが考慮される。利用可否判定手段(10
1)は、移動加入者から送信される呼設定信号に含まれ
る現存地域を示す情報と、加入者データ(SD)に登録
済の利用可能地域(UA)とを比較し、現存地域が利用
可能地域(UA)内である場合には移動加入者に対する
呼設定を許容し、現存地域が利用可能地域(UA)外で
ある場合には移動加入者に対する呼設定を拒否する。
【0017】従って、移動通信網に加入する任意の移動
加入者に対し、所望地域内に限定した移動通信サービス
を提供可能となり、当該移動通信網の利便性が大幅に向
上する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例による移動通信交換機を示
す図であり、図3は本発明の対象とする呼設定信号の一
例を示す図であり、図4は図2における利用可否判定処
理の一例を示す図であり、図5は本発明の他の実施例に
よる移動通信交換機を示す図である。なお、全図を通じ
て同一符号は同一対象物を示す。また対象とする移動通
信網は図6に示す通りとする。
【0019】図2および図5においては、図1における
利用可能地域(UA)がホームメモリ(HM)(33)
内に格納されており、また図1における利用可否判定手
段(101)として、図4に示される如き利用可否判定
処理を実行する利用可否判定部(321)が中央処理系
装置(CP)(32)内に設けられている。
【0020】図2および図5に示される移動通信交換機
(3)は、移動加入者階梯交換局(MLS)(22)お
よび移動関門階梯交換局(MGS)(21)に設置可能
であり、移動加入者に対する通話路を設定するネットワ
ーク(NW)(31)と、移動加入者に対する呼設定処
理を司る中央処理系装置(CP)(32)と、ホームメ
モリ局において該当する移動加入者の属性を示す加入者
データ(SD)を格納するホームメモリ(HM)(3
3)と、収容される無線回線制御局(MCE)(23)
との間で音声信号を送受信する通話チャネルを収容する
通話系装置(SPE)(34)と、収容される無線回線
制御局(MCE)(23)との間で制御信号を送受信す
る制御チャネルを収容する信号系装置(SGE)(3
5)と、他の移動加入者階梯交換局(MLS)(22)
或いは移動関門階梯交換局(MGS)(21)との間で
音声信号を送受信する通話チャネルを収容する中継線ト
ランク(TRK)(36)と、他の移動加入者階梯交換
局(MLS)(22)或いは移動関門階梯交換局(MG
S)(21)との間で制御信号を送受信する共通信号線
を収容する共通線信号装置(CSE)(37)とを具備
している。
【0021】各加入者データ(SD)には、対応する移
動加入者の現存位置を示す位置情報(LI)の他に、対
応する移動加入者が地域限定サービスを利用しているか
否かを示す地域限定サービス情報(SI)〔例えば地域
限定サービスを利用していない場合には地域限定サービ
ス情報(SI)を論理“0”に設定し、地域限定サービ
スを利用している場合には地域限定サービス情報(S
I)を論理“1”に設定する〕と、地域限定サービスを
利用している場合に〔地域限定サービス情報(SI)=
論理“1”〕、移動通信サービスの利用可能地域(U
A)とが予め登録されている。
【0022】図2においては、利用可能地域(UA)と
して、対応する移動加入者が移動通信サービスを利用可
能な無線ゾーン(CZ)(25)を指定しており、各無
線ゾーン(CZ)(25)を指定する為に、各無線回線
制御局(MCE)(23)に付与されている無線回線制
御局番号(NC )と、各無線回線制御局(MCE)(2
3)に収容される各無線基地局(BS)(24)に対応
する各無線ゾーン(CZ)(25)に付与されている無
線ゾーン番号(NZ )とを使用している。
【0023】図2においては、ホームメモリ(HM)
(33)内に示されている加入者データ(SD)に対応
する移動加入者が、無線回線制御局(MCE)(2
1 )〔無線回線制御局番号=(NC1)〕に所属する無
線ゾーン(CZ)(2511)〔無線ゾーン番号=
(NZ1)〕と、無線回線制御局(MCE)(232
〔無線回線制御局番号=(NC2)〕に所属する無線ゾー
ン(CZ)(2521)〔無線ゾーン番号=(NZ1)〕お
よび無線ゾーン(CZ)(2522)〔無線ゾーン番号=
(NZ2)〕とが利用可能地域(UA)として指定されて
いる。
【0024】図2乃至図4において、当該移動加入者
が、無線ゾーン(CZ)(2511)内で発信し、発信要
求信号を送信すると、無線ゾーン(CZ)(2511)に
対応する無線基地局(BS)(2411)および無線回線
制御局(MCE)(231 )を経由して移動加入者階梯
交換局(MLS)(221 )に、図3に示される如き呼
設定信号(SU)が転送される。
【0025】図3に示される呼設定信号(SU)には、
移動加入者の現存一斉呼出ゾーンを示す位置情報(L
I)と、現存無線ゾーン(CZ)(2511)に対応する
無線回線制御局番号(NC1)と、無線ゾーン番号
(NZ1)とが付加されている。
【0026】移動加入者階梯交換局(MLS)(2
1 )に設置されている移動通信交換機(3)において
は、中央処理系装置(CP)(32)が、無線回線制御
局(MCE)(231 )から転送される呼設定信号(S
U)を、信号系装置(SGE)(35)を介して受信す
ると、利用可否判定部(321)を起動する。
【0027】起動された利用可否判定部(321)は、
受信した呼設定信号(SU)を解析し、呼設定信号(S
U)の送信元の移動加入者のホームメモリ局が自移動加
入者階梯交換局(MLS)(221 )であり、自移動通
信交換機(3)内のホームメモリ(HM)(33)に該
当移動加入者の加入者データ(SD)が格納されている
ことを確認すると、ホームメモリ(HM)(33)から
送信元の移動加入者に対応する加入者データ(SD)を
参照する(図4ステップS1)。
【0028】利用可否判定部(321)は、参照した加
入者データ(SD)内の、地域限定サービス情報(S
I)が利用状態(論理“1”)に設定されているか否か
を解析し(ステップS2)、非利用状態(論理“0”)
に設定されている場合には、送信元の移動加入者が地域
限定サービスを利用していないと判定し、通常の移動通
信通り、地域を限定しない呼設定処理を実行する(ステ
ップS3)。
【0029】一方、地域限定サービス情報(SI)が利
用状態(論理“1”)に設定されている場合には、送信
元の移動加入者が地域限定サービスを利用していると判
定し、抽出した加入者データ(SD)から利用可能地域
(UA)を抽出する(ステップS4)。
【0030】図2においては、利用可能地域(UA)と
して前述の如く、無線回線制御局番号(NC1)の無線ゾ
ーン番号(NZ1)と、無線回線制御局番号(NC2)の無
線ゾーン番号(NZ1)および(NZ2)とが登録されてい
る。
【0031】続いて利用可否判定部(321)は、受信
した呼設定信号(SU)から現存地域を示す情報とし
て、利用可能地域(UA)に対応して無線回線制御局番
号(N C1)および無線ゾーン番号(NZ1)を抽出する
(ステップS5)。
【0032】続いて利用可否判定部(321)は、呼設
定信号(SU)から抽出した無線回線制御局番号
(NC1)および無線ゾーン番号(NZ1)が、加入者デー
タ(SD)から抽出した利用可能地域(UA)〔即ち無
線回線制御局番号(NC1)の無線ゾーン番号(NZ1)、
および無線回線制御局番号(NC2)の無線ゾーン番号
(NZ1)、(NZ2)〕に含まれているか否かを解析し
(ステップS6)、現状では含まれていることを確認す
ると、送信元の移動加入者が予め登録されている利用可
能地域(UA)内に現存すると判定し、呼設定信号(S
U)に基づく呼設定を許容する(ステップS7)。
【0033】なお、当該移動加入者が、利用可能地域
(UA)以外の地域、例えば無線ゾーン(CZ)(25
12)から発信した場合には、移動加入者階梯交換局(M
LS)(221 )に転送される呼設定信号(SU)に
は、移動加入者の現存する一斉呼出ゾーンを示す位置情
報(LI)と、現存する無線ゾーン(CZ)(2512
に対応する無線回線制御局番号(NC1)と、無線ゾーン
番号(NZ2)とが付加されている為、呼設定信号(S
U)の受信により起動された利用可否判定部(321)
は、前述と同様の利用可否判定処理(図4ステップS1
乃至S6)を実行した結果、今回は呼設定信号(SU)
から抽出した無線回線制御局番号(NC1)および無線ゾ
ーン番号(NZ2)が、加入者データ(SD)から抽出し
た利用可能地域(UA)〔=無線回線制御局番号
(NC1)の無線ゾーン番号(NZ1)、および無線回線制
御局番号(NC2)の無線ゾーン番号(NZ1)、
(NZ2)〕に含まれていないことを確認すると、送信元
の移動加入者が予め登録されている利用可能地域(U
A)外に現存すると判定し、呼設定信号(SU)に基づ
く呼設定を拒否する(ステップS8)。
【0034】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、移動加入者が予め利用可能地域(UA)〔無線
回線制御局番号(NC )および無線ゾーン番号
(NZ )〕を加入者データ(SD)に登録して置くこと
により、当該移動加入者が発信要求し、呼設定信号(S
U)が転送された場合に、呼設定信号(SU)に付加さ
れている現存地域を示す無線回線制御局番号(NC )お
よひ無線ゾーン番号(NZ )が登録済の利用可能地域
(UA)に含まれているか否かを解析し、含まれている
場合に限り呼設定処理を実行することとなり、移動加入
者が予め登録した呼設定信号(SU)内からのみ呼設定
が可能となる。
【0035】なお、図2乃至図4はあく迄本発明の一実
施例に過ぎず、例えば利用可能地域(UA)は個々の無
線ゾーン(CZ)(25)を無線回線制御局番号
(NC )および無線ゾーン番号(NZ )により指定する
ものに限定されることは無く、例えば同一行政区域に所
属する複数の無線ゾーン(CZ)(25)等をパターン
化して指定する等、他に幾多の変形が考慮されるが、何
れの場合にも本発明の効果は変わらない。また移動加入
者は発呼の場合のみに地域限定サービスを提供されるも
のに限定されることは無く、着呼の場合にも呼設定信号
(SU)として位置情報(LI)、無線回線制御局番号
(NC )および無線ゾーン番号(NZ )を付加されてい
る応答信号を利用することにより、発呼の場合と同様の
利用可否判定処理が実行可能となる等、他に幾多の変形
が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わら
ない。
【0036】また加入者データ(SD)に登録する利用
可能地域(UA)は、図2に示される如く、無線回線制
御局番号(NC )および無線ゾーン番号(NZ )に限定
されることは無く、例えば図5に示される如く、位置情
報(LI)を採用することも考慮される。
【0037】図5においては、利用可能地域(UA)と
して、対応する移動加入者が移動通信サービスを利用可
能な地域として、一斉呼出ゾーンを示す位置情報(L
I)を使用している。
【0038】図5においては、ホームメモリ(HM)
(33)内に示されている加入者データ(SD)には、
位置情報(LI1 )にて示される一斉呼出ゾーンが、利
用可能地域(UA)として指定されている。
【0039】また図5に示される加入者データ(SD)
においては、位置情報(LI)は内と同一の位置情報
(LI1 )が固定的に登録されており、当該移動加入者
が、位置情報(LI1 )の外に移動した場合にも、現存
位置情報(LI)による位置登録は拒否される。
【0040】図3乃至図5において、当該移動加入者
が、位置情報(LI1 )に対応する一斉呼出ゾーン内で
発信し、発信要求信号を送信すると、位置情報(L
1 )内の例えば無線基地局(BS)(2411)および
無線回線制御局(MCE)(231)を経由して、例え
ば移動加入者階梯交換局(MLS)(221 )に、図3
に示される如き呼設定信号(SU)が転送される。
【0041】図3に示される呼設定信号(SU)には、
移動加入者の現存する一斉呼出ゾーンを示す位置情報
(LI1 )と、現存する無線ゾーン(CZ)(2511
に対応する無線回線制御局番号(NC1)と、無線ゾーン
番号(NZ11 )とが付加されている。
【0042】移動加入者階梯交換局(MLS)(2
1 )に設置されている移動通信交換機(3)において
は、中央処理系装置(CP)(32)が、前述と同様
に、無線回線制御局(MCE)(231 )から転送され
る呼設定信号(SU)を、信号系装置(SGE)(3
5)を介して受信すると、利用可否判定部(321)を
起動する。
【0043】起動された利用可否判定部(321)は、
前述と同様に、受信した呼設定信号(SU)を解析し、
呼設定信号(SU)の送信元の移動加入者のホームメモ
リ局が自移動加入者階梯交換局(MLS)(221 )で
あることを確認すると、ホームメモリ(HM)(33)
から送信元の移動加入者に対応する加入者データ(S
D)を参照する(ステップS1)。
【0044】利用可否判定部(321)は、参照した加
入者データ(SD)内の、地域限定サービス情報(S
I)が利用状態(論理“1”)に設定されていることを
確認すると(ステップS2)、送信元の移動加入者が地
域限定サービスを利用していると判定し、抽出した加入
者データ(SD)から利用可能地域(UA)を抽出する
(ステップS4)。
【0045】図5においては、利用可能地域(UA)と
して前述の如く、位置情報(LI1)が登録されてい
る。続いて利用可否判定部(321)は、受信した呼設
定信号(SU)から現存地域を示す情報として、利用可
能地域(UA)に対応して位置情報(LI1 )を抽出す
る(ステップS5)。
【0046】続いて利用可否判定部(321)は、呼設
定信号(SU)から抽出した位置情報(LI1 )が、加
入者データ(SD)から抽出した利用可能地域(UA)
〔=位置情報(LI1 )〕に含まれているか否かを解析
し(ステップS6)、現状では含まれていることを確認
すると、送信元の移動加入者が予め登録されている利用
可能地域(UA)内に現存すると判定し、呼設定信号
(SU)に基づく呼設定を許容する(ステップS7)。
【0047】なお、当該移動加入者が、利用可能地域
(UA)〔=位置情報(LI1 )〕以外の地域、例えば
位置情報(LI2 )に対応する一斉呼出ゾーン内の無線
ゾーン(CZ)(2522)から発信した場合には、移動
加入者階梯交換局(MLS)(222 )に転送される呼
設定信号(SU)には、移動加入者の現存する一斉呼出
ゾーンを示す位置情報(LI2 )と、現存する無線ゾー
ン(CZ)(2522)に対応する無線回線制御局番号
(NC2)と、無線ゾーン番号(NZ2)とが付加されてい
る為、呼設定信号(SU)の受信により起動された利用
可否判定部(321)は、前述と同様の利用可否判定処
理(図4ステップS1乃至S6)を実行した結果、今回
は呼設定信号(SU)から抽出した位置情報(LI2
が、加入者データ(SD)から抽出した利用可能地域
(UA)〔=位置情報(LI1 )〕に含まれていないこ
とを確認すると、送信元の移動加入者が予め登録されて
いる利用可能地域(UA)外に現存すると判定し、呼設
定信号(SU)に基づく呼設定を拒否する(ステップS
8)。
【0048】一方、当該移動加入者に着呼した場合に
は、移動通信交換機(3)は着信移動加入者に対応する
加入者データ(SD)に登録済の位置情報(LI)〔=
(LI 1 )〕を抽出し、位置情報(LI1 )に含まれる
総ての無線ゾーン(CZ)(2511)、(2512)等に
対して一斉に着信移動加入者を呼出す。
【0049】図5に示される位置情報(LI)は、利用
可能地域(UA)として登録済の位置情報(LI1 )が
固定的に登録されている為、一斉呼出は常に利用可能地
域(UA)である一斉呼出ゾーンに限定される為、着信
移動加入者が該当する一斉呼出ゾーン内に現存する場合
に限り応答可能となり、位置情報(LI1 )に対応する
一斉呼出ゾーン以外に現存する場合には応答不可能とな
り、利用可能地域(UA)内のみで着信に応答可能とな
る。
【0050】また、本発明の対象となる移動通信網(1
00)は、図示されるものに限定されぬことは言う迄も
無い。
【0051】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記移動通信網
において、移動通信網に加入する任意の移動加入者に対
し、所望地域内に限定した移動通信サービスを提供可能
となり、当該移動通信網の利便性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例による移動通信交換機を示
す図
【図3】 本発明の対象とする呼設定信号の一例を示す
【図4】 図2における利用可否判定処理の一例を示す
【図5】 本発明の他の実施例による移動通信交換機を
示す図
【図6】 本発明の対象となる移動通信網の一例を示す
【符号の説明】
1 固定通信網 3 移動通信交換機 21 移動関門階梯交換局(MGS) 22 移動加入者階梯交換局(MLS) 23 無線回線制御局(MCE) 24 無線基地局(BS) 25 無線ゾーン(CZ) 31 ネットワーク(NW) 32 中央処理系装置(CP) 33 ホームメモリ(HM) 34 通話系装置(SPE) 35 信号系装置(SGE) 36 中継線トランク(TRK) 37 共通線信号装置(CSE) 100 移動通信網 101 利用可否判定手段 321 利用可否判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−154597(JP,A) 特開 平4−74094(JP,A) 特開 平4−324724(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信網に登録されている移動加入者
    の属性を示す加入者データに、前記移動加入者が移動通
    信を許容される地域を決定する利用可能地域を予め登録
    し、 前記移動加入者から呼設定の際に送信される呼設定信号
    に含まれる現存地域を示す情報と、前記加入者データに
    登録済の利用可能地域とを比較し、前記現存地域が前記
    利用可能地域内である場合には前記移動加入者に対する
    呼設定を許容し、前記現存地域が前記利用可能地域外
    ある場合には前記移動加入者に対する呼設定を拒否する
    利用可否判定手段を設けることを特徴とする地域限定移
    動通信方式。
  2. 【請求項2】 前記移動加入者の利用可能地域は、移動
    通信網を構成する一乃至複数の無線ゾーンにより指定す
    ることを特徴とする請求項1記載の地域限定移動通信方
    式。
  3. 【請求項3】 前記移動加入者の利用可能地域は、移動
    通信網を構成する一乃至複数の無線ゾーンの予め定めら
    れた組合わせにより指定することを特徴とする請求項1
    記載の地域限定移動通信方式。
  4. 【請求項4】 前記移動加入者の利用可能地域は、移動
    通信網内で移動加入者を呼出す一斉呼出範囲により指定
    することを特徴とする請求項1記載の地域限定移動通信
    方式。
JP33479992A 1992-12-16 1992-12-16 地域限定移動通信方式 Expired - Lifetime JP3170915B2 (ja)

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