JP2952856B2 - カードキャリッジ及びカード搬送システム - Google Patents
カードキャリッジ及びカード搬送システムInfo
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K1/00—Methods or arrangements for marking the record carrier in digital fashion
- G06K1/12—Methods or arrangements for marking the record carrier in digital fashion otherwise than by punching
- G06K1/125—Methods or arrangements for marking the record carrier in digital fashion otherwise than by punching by magnetic means
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K13/00—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
- G06K13/02—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
- G06K13/08—Feeding or discharging cards
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/08—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by means detecting the change of an electrostatic or magnetic field, e.g. by detecting change of capacitance between electrodes
- G06K7/082—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by means detecting the change of an electrostatic or magnetic field, e.g. by detecting change of capacitance between electrodes using inductive or magnetic sensors
- G06K7/083—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by means detecting the change of an electrostatic or magnetic field, e.g. by detecting change of capacitance between electrodes using inductive or magnetic sensors inductive
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、情報をクレジットカード、自動預金機カー
ドのようなプラスティックカード或は乗車券、銀行通帳
のような他のシート状物質の磁気ストライプにエンコー
ドする磁気エンコーディング装置に関する。磁気ストラ
イプエンコーディングは、エンボッシングや図形印加の
ような他のカード処理操作とともに行われる典型的なも
のである。
ドのようなプラスティックカード或は乗車券、銀行通帳
のような他のシート状物質の磁気ストライプにエンコー
ドする磁気エンコーディング装置に関する。磁気ストラ
イプエンコーディングは、エンボッシングや図形印加の
ような他のカード処理操作とともに行われる典型的なも
のである。
磁気エンコードされたストライプは、クレジットカー
ドや他のカードで広く用いられている。情報を磁気スト
ライプにエンコーディングする機構は、この分野では良
く知られたものである。そのような機構は、米国特許第
4,518,853号(発明者:ガーベル等(Gabel et al.))
で開示されている。ガーベル等(Gabel et al.)の特許
は、傾斜可能なキャリッジがカードを搬送経路に沿って
エンコーディング装置を通って移動させるエンコーディ
ング装置を開示している。ガーベル等(Gabel et al.)
の特許は、ピンチローラを使用してカードをその機構か
ら送り出しており、また欠陥のあるカードを取り除くた
めに開く傾斜可能な板を有している。
ドや他のカードで広く用いられている。情報を磁気スト
ライプにエンコーディングする機構は、この分野では良
く知られたものである。そのような機構は、米国特許第
4,518,853号(発明者:ガーベル等(Gabel et al.))
で開示されている。ガーベル等(Gabel et al.)の特許
は、傾斜可能なキャリッジがカードを搬送経路に沿って
エンコーディング装置を通って移動させるエンコーディ
ング装置を開示している。ガーベル等(Gabel et al.)
の特許は、ピンチローラを使用してカードをその機構か
ら送り出しており、また欠陥のあるカードを取り除くた
めに開く傾斜可能な板を有している。
カードをエンコーディング機構から取り出すためガー
ベル等(Gabel et al.)の特許において用いられるピン
チローラは、カードに傷をつける可能性があり、摩耗や
ローラ周辺部にあるごみの堆積によってスリップするこ
ともある。その同じエンコーディングヘッドによって検
証を行うために、その同じヘッドによって再びカードが
保持されたり、通過させられたりするために逆転モータ
やキャリッジを必要とする。この逆回転や第2の通過
は、余分な時間を必要とし、実効性能を低下させる。
ベル等(Gabel et al.)の特許において用いられるピン
チローラは、カードに傷をつける可能性があり、摩耗や
ローラ周辺部にあるごみの堆積によってスリップするこ
ともある。その同じエンコーディングヘッドによって検
証を行うために、その同じヘッドによって再びカードが
保持されたり、通過させられたりするために逆転モータ
やキャリッジを必要とする。この逆回転や第2の通過
は、余分な時間を必要とし、実効性能を低下させる。
ヘッド面がカード表面を追従するように磁気ヘッドを
マウントする従来の装置は、不満足なものであった。そ
のようなマウント装置は、米国特許第4,585,929号(発
明者:ブラウン等(Brown et al.))で開示されてい
る。ブラウン等(Brown et al.)の特許は、カードに向
かって旋回移動し、そしてカードから離れて旋回移動し
てカード表面を追従するマウント部材(以下、ブラケッ
トという)を開示している。ヘッドはブラケットにマウ
ントされていて、次にブラケットはベアリングを必要と
する回転可能のシャフトにマウントされている。このベ
アリングは、摩耗しエンコーディングヘッドの軸方向の
動きを拘束しなくなる。マウント点はエンコーディング
ヘッドを保護したり整列させたりはしないので、摩耗し
たりアライメントが乱れるブラケットを整えるために付
加的なピンが必要とされる。他の従来のマウンティング
ブラケットは、同様の欠陥や数多くの付加的な問題を抱
えていて、ヘッドがカード表面を追従できなくなる。数
多くのブラケットは、ヘッドがカード表面を追従するほ
ど十分に回転自在にはならないか、また、ヘッド表面か
らあまりに遠く離れて回転自在になるのでヘッドがカー
ド表面を追従できない。他のブラケットは、ヘッドを十
分に拘束しないので、ヘッドの読み込み或は書き込み方
向へのアライメントを乱すようになるか、エンコーダエ
ラーを起こしてしまう。また、従来のマウント部材はヘ
ッドよりも広く、2つのヘッドが互いに近接してマウン
トされるようにはならない。
マウントする従来の装置は、不満足なものであった。そ
のようなマウント装置は、米国特許第4,585,929号(発
明者:ブラウン等(Brown et al.))で開示されてい
る。ブラウン等(Brown et al.)の特許は、カードに向
かって旋回移動し、そしてカードから離れて旋回移動し
てカード表面を追従するマウント部材(以下、ブラケッ
トという)を開示している。ヘッドはブラケットにマウ
ントされていて、次にブラケットはベアリングを必要と
する回転可能のシャフトにマウントされている。このベ
アリングは、摩耗しエンコーディングヘッドの軸方向の
動きを拘束しなくなる。マウント点はエンコーディング
ヘッドを保護したり整列させたりはしないので、摩耗し
たりアライメントが乱れるブラケットを整えるために付
加的なピンが必要とされる。他の従来のマウンティング
ブラケットは、同様の欠陥や数多くの付加的な問題を抱
えていて、ヘッドがカード表面を追従できなくなる。数
多くのブラケットは、ヘッドがカード表面を追従するほ
ど十分に回転自在にはならないか、また、ヘッド表面か
らあまりに遠く離れて回転自在になるのでヘッドがカー
ド表面を追従できない。他のブラケットは、ヘッドを十
分に拘束しないので、ヘッドの読み込み或は書き込み方
向へのアライメントを乱すようになるか、エンコーダエ
ラーを起こしてしまう。また、従来のマウント部材はヘ
ッドよりも広く、2つのヘッドが互いに近接してマウン
トされるようにはならない。
エンコーダ搬送経路に沿ってカードを搬送する間、カ
ードがその搬送中に傾斜しないことが重要である。カー
ドをまっすぐに維持する従来の方法では、カードを上方
に押しつける板バネを使用していた。しかしながら、カ
ードがそのバネの終端部を通過する際、カードに不均一
な圧力がかかり、均等な圧力がかかるとき程確実にはカ
ード位置を修正しない。そして、そのようなバネは摩耗
する。従来の均等に圧力がかかる装置は、一組の支持ア
ーム上でスウィングするカードレールを使用していた。
そのレールは、レール全てにわたって均等な圧力をカー
ドに与えるが、カードをまっすぐに維持するために、ア
ームが平行でその長さは等しくなければならない。これ
には、精度の高い部品を必要とするが、このような部品
は時間の経過とともにアライメントが乱れる。別の問題
は、アームの過度の遊びが原因するカードの横方向への
望ましくない動きである。
ードがその搬送中に傾斜しないことが重要である。カー
ドをまっすぐに維持する従来の方法では、カードを上方
に押しつける板バネを使用していた。しかしながら、カ
ードがそのバネの終端部を通過する際、カードに不均一
な圧力がかかり、均等な圧力がかかるとき程確実にはカ
ード位置を修正しない。そして、そのようなバネは摩耗
する。従来の均等に圧力がかかる装置は、一組の支持ア
ーム上でスウィングするカードレールを使用していた。
そのレールは、レール全てにわたって均等な圧力をカー
ドに与えるが、カードをまっすぐに維持するために、ア
ームが平行でその長さは等しくなければならない。これ
には、精度の高い部品を必要とするが、このような部品
は時間の経過とともにアライメントが乱れる。別の問題
は、アームの過度の遊びが原因するカードの横方向への
望ましくない動きである。
カードはまた、エンコーディングの始まりにおいて正
しく位置付けされ、磁気ストライプの正しい開始位置に
情報をエンコーディングしなければならない。従来のセ
ットアップの方法は、磁気ストライプに沿う磁束変化を
創成するためカードがエンコーダを通って走行すること
を必要とした。磁気ストライプは、鉄粉と液状担体で構
成されるデベロッパでコーティングされている。この鉄
粉は、顕微鏡下で見られるような磁束変化を起こさせ
る。顕微鏡で見ることによって、カードのリーディング
端から情報ブロック開始位置、つまり磁気ストライプ上
のエンコーディング開始位置を示す位置までの距離は、
正確に測定されるかもしれない。エンコーディング調整
は、情報ブロック開始位置に相対的になされ、その処理
は所望の位置に達するまで繰り返される。この方法では
時間を要し、デベロッパや顕微鏡を必要とする。
しく位置付けされ、磁気ストライプの正しい開始位置に
情報をエンコーディングしなければならない。従来のセ
ットアップの方法は、磁気ストライプに沿う磁束変化を
創成するためカードがエンコーダを通って走行すること
を必要とした。磁気ストライプは、鉄粉と液状担体で構
成されるデベロッパでコーティングされている。この鉄
粉は、顕微鏡下で見られるような磁束変化を起こさせ
る。顕微鏡で見ることによって、カードのリーディング
端から情報ブロック開始位置、つまり磁気ストライプ上
のエンコーディング開始位置を示す位置までの距離は、
正確に測定されるかもしれない。エンコーディング調整
は、情報ブロック開始位置に相対的になされ、その処理
は所望の位置に達するまで繰り返される。この方法では
時間を要し、デベロッパや顕微鏡を必要とする。
書き込みのための電流レベルがカードの磁気ストライ
プを読み取る増幅レベルをセットする従来の方法は、不
満足なものであった。書き込みヘッド及び読み出しヘッ
ドを用いるエンコーダの書き込み電流レベル或は読み出
し増幅レベルをセットする方法はない。電流レベルセッ
トアップと読み出し増幅レベルセットアップのためにエ
ンコーダ装置を使用すると、オシロスコープのような他
のテスト装置が不要となり、走行テストのための時間を
節約できる。
プを読み取る増幅レベルをセットする従来の方法は、不
満足なものであった。書き込みヘッド及び読み出しヘッ
ドを用いるエンコーダの書き込み電流レベル或は読み出
し増幅レベルをセットする方法はない。電流レベルセッ
トアップと読み出し増幅レベルセットアップのためにエ
ンコーダ装置を使用すると、オシロスコープのような他
のテスト装置が不要となり、走行テストのための時間を
節約できる。
耐久性がありコストの低い、より速くより効率的なエ
ンコーディング装置が望まれていることは明らかであ
る。本発明は、プラスティックカードの磁気ストライプ
をエンコーディングするのに関連した上記また他の問題
を解決する。
ンコーディング装置が望まれていることは明らかであ
る。本発明は、プラスティックカードの磁気ストライプ
をエンコーディングするのに関連した上記また他の問題
を解決する。
発明の要約 本発明はプラスチックカード上の磁気ストライプ上に
情報をエンコードするエンコーディング装置に関するも
のである。この磁気ストライプにより、カードはクレジ
ット動作や自動支払機等のような多くの目的に使用でき
る。本発明によれば、カードはカード搬送路に沿って搬
送され、この搬送路はカード搬送路に入る第1の端部
と、カードが搬送路より排出される第2の端部とを有し
ている。カードが前進される時、磁気ストライプはエン
コードする書き込みヘッドを通過する。カードがそのヘ
ッドを通過する時、その情報が磁気的にエンコードされ
て磁気ストライプ上に書き込まれる。それからカードは
読取りヘッドを通過し、その情報がベリファイされる。
情報をエンコードするエンコーディング装置に関するも
のである。この磁気ストライプにより、カードはクレジ
ット動作や自動支払機等のような多くの目的に使用でき
る。本発明によれば、カードはカード搬送路に沿って搬
送され、この搬送路はカード搬送路に入る第1の端部
と、カードが搬送路より排出される第2の端部とを有し
ている。カードが前進される時、磁気ストライプはエン
コードする書き込みヘッドを通過する。カードがそのヘ
ッドを通過する時、その情報が磁気的にエンコードされ
て磁気ストライプ上に書き込まれる。それからカードは
読取りヘッドを通過し、その情報がベリファイされる。
この磁気エンコーディング装置は、カード搬送路に沿
ってカードを搬送するカードキャリッジと、スロットを
設けた上方及び下方ガイドで規定され、カードがこれら
上方及び下方のガイドのスロットに載せられて搬送され
る。1つ或いはより多くの磁気エンコーディングヘッド
が、上方或いは下方ガイドに取り付けられており、カー
ドが通過する時、ヘッドがカード上の磁気ストライプと
接触する。ストライプが通過する時、情報が磁気書き込
みヘッドにより磁気的にエンコードされる。この書き込
みヘッドに対向して磁気ストライプを、書き込みヘッド
に押し付けるための第2のヘッドが設けられても良く、
また第1のストライプと反対側に設けられた磁気ストラ
イプに情報をエンコードするためのエンコーディングヘ
ッドであっても良い。もし第2のエンコーディングヘッ
ドが使用されない時は、ダミーヘッド、ローラ或いはガ
イドスロット等が、磁気ストライプとエンコーディング
ヘッドとの間の接触を維持するために必要となる。又、
読取りヘッドも同様に、この搬送路の下流側に設けられ
ても良い。この読取りヘッドは、磁気ストライプにエン
コードされた情報が正しいかどうかをベリファイしてい
る。
ってカードを搬送するカードキャリッジと、スロットを
設けた上方及び下方ガイドで規定され、カードがこれら
上方及び下方のガイドのスロットに載せられて搬送され
る。1つ或いはより多くの磁気エンコーディングヘッド
が、上方或いは下方ガイドに取り付けられており、カー
ドが通過する時、ヘッドがカード上の磁気ストライプと
接触する。ストライプが通過する時、情報が磁気書き込
みヘッドにより磁気的にエンコードされる。この書き込
みヘッドに対向して磁気ストライプを、書き込みヘッド
に押し付けるための第2のヘッドが設けられても良く、
また第1のストライプと反対側に設けられた磁気ストラ
イプに情報をエンコードするためのエンコーディングヘ
ッドであっても良い。もし第2のエンコーディングヘッ
ドが使用されない時は、ダミーヘッド、ローラ或いはガ
イドスロット等が、磁気ストライプとエンコーディング
ヘッドとの間の接触を維持するために必要となる。又、
読取りヘッドも同様に、この搬送路の下流側に設けられ
ても良い。この読取りヘッドは、磁気ストライプにエン
コードされた情報が正しいかどうかをベリファイしてい
る。
書き込みヘッドと読取りヘッドの組が、カード上の磁
気ストライプに対応して複数設けられても良く、複数の
ヘッドによる構成は、ユーザーの必要に応じて実現でき
る。書き込み用のコイルと読取り用の2つのコイルを備
え、書き込み及び読取りヘッドを結合した単一のヘッド
であっても良く、1つが書き込み用で、1つが読取り用
である2つのヘッドで構成されても良い。書き込み用ヘ
ッドと読取り用ヘッドとが結合したヘッドが使用される
時は、カードは2つのパス、即ち1つは書き込み、もう
一方は読取りのパスにより形成される。
気ストライプに対応して複数設けられても良く、複数の
ヘッドによる構成は、ユーザーの必要に応じて実現でき
る。書き込み用のコイルと読取り用の2つのコイルを備
え、書き込み及び読取りヘッドを結合した単一のヘッド
であっても良く、1つが書き込み用で、1つが読取り用
である2つのヘッドで構成されても良い。書き込み用ヘ
ッドと読取り用ヘッドとが結合したヘッドが使用される
時は、カードは2つのパス、即ち1つは書き込み、もう
一方は読取りのパスにより形成される。
各ヘッドは、一端で頂点を持つ断面形状を有し、第2
の端部で平坦な断面で張り出しているブラケットに取り
付けられ、ヘッドが捻じれるように動作したり、傾けら
れ、カード方向に移動したり、カードから離れるように
移動できるようになっている。しかし、それ以外の他の
方向へは偏らないようにしている。このブラケットは、
頂点を有する断面形状部分で、尖端を持つスプリングに
係合しており、このブラケットは、このスプリングで枢
支されており、これにより頂点部分と係合することによ
り、ブラケットの捻じれを制限している。このブラケッ
トは、ヘッドの偏りをより制御できるように、エンコー
ディングヘッドの前面のすぐ近傍の点で枢支されている
ので、ヘッドの前面がカードの輪郭に追従でき、カード
上にエンコードされているトラックとの位置調整が確実
になる。このブラケットは又、このエンコーディングへ
の近傍でチャネル(張り出し板)型の部分を含む形状で
あってもよい。この張り出し板の形状は、頂点を有する
ブラケットのような偏りを防止し、ねじれ動作が制限さ
れるように頂点を有するスプリングに係合している。こ
れにより、もしカードが曲げられても、カードにより良
く接触することが確実になり、またブラケットが曲げら
れないことが確実になる。
の端部で平坦な断面で張り出しているブラケットに取り
付けられ、ヘッドが捻じれるように動作したり、傾けら
れ、カード方向に移動したり、カードから離れるように
移動できるようになっている。しかし、それ以外の他の
方向へは偏らないようにしている。このブラケットは、
頂点を有する断面形状部分で、尖端を持つスプリングに
係合しており、このブラケットは、このスプリングで枢
支されており、これにより頂点部分と係合することによ
り、ブラケットの捻じれを制限している。このブラケッ
トは、ヘッドの偏りをより制御できるように、エンコー
ディングヘッドの前面のすぐ近傍の点で枢支されている
ので、ヘッドの前面がカードの輪郭に追従でき、カード
上にエンコードされているトラックとの位置調整が確実
になる。このブラケットは又、このエンコーディングへ
の近傍でチャネル(張り出し板)型の部分を含む形状で
あってもよい。この張り出し板の形状は、頂点を有する
ブラケットのような偏りを防止し、ねじれ動作が制限さ
れるように頂点を有するスプリングに係合している。こ
れにより、もしカードが曲げられても、カードにより良
く接触することが確実になり、またブラケットが曲げら
れないことが確実になる。
このエンコーディング装置は、異なる適用及びスルー
プットレートを持つ2つの実施例を含んでいる。第1の
実施例では、カードキャリッジはキャリッジの各端部で
回動可能な爪を有するキャリッジ基体を備える。これら
の各つめは、ホーム位置に弾力的にバイアスされ、この
状態で、これらのつめはカード搬送路方向にほぼ垂直に
伸びており、カードと接触するように搬送路内に伸びて
いる。これらのつめは搬送路の第2の端部方向の、搬送
路から出る位置に回動すると、カードとの係合が解除さ
れる。キャリッジはカード搬送押に並行なレール上に取
り付けられ、このキャリッジは、キャリッジの第1の端
部がカード搬送路の第1の端部の入り口の向こうに伸張
している第1の位置に移動され、またカードキャリッジ
の第2の端部がカード搬送路の第2の端部に非常に隣接
している第2の位置に移動される。つめはカード搬送路
の第2の端部方向に枢支されているので、カードキャリ
ッジがカード搬送路の第1の端部方向に移動している時
は、第1のつめは、このエンコーディング装置に入力さ
れたカードの前縁に係合し、カードの端部に接触して、
カードを搬送路より回動している。更に、カードキャリ
ッジが搬送路の第1の端部に移動する時は、カードの後
縁まで通過した後は、第1のつめは、バネによりカード
搬送路内に戻される。
プットレートを持つ2つの実施例を含んでいる。第1の
実施例では、カードキャリッジはキャリッジの各端部で
回動可能な爪を有するキャリッジ基体を備える。これら
の各つめは、ホーム位置に弾力的にバイアスされ、この
状態で、これらのつめはカード搬送路方向にほぼ垂直に
伸びており、カードと接触するように搬送路内に伸びて
いる。これらのつめは搬送路の第2の端部方向の、搬送
路から出る位置に回動すると、カードとの係合が解除さ
れる。キャリッジはカード搬送押に並行なレール上に取
り付けられ、このキャリッジは、キャリッジの第1の端
部がカード搬送路の第1の端部の入り口の向こうに伸張
している第1の位置に移動され、またカードキャリッジ
の第2の端部がカード搬送路の第2の端部に非常に隣接
している第2の位置に移動される。つめはカード搬送路
の第2の端部方向に枢支されているので、カードキャリ
ッジがカード搬送路の第1の端部方向に移動している時
は、第1のつめは、このエンコーディング装置に入力さ
れたカードの前縁に係合し、カードの端部に接触して、
カードを搬送路より回動している。更に、カードキャリ
ッジが搬送路の第1の端部に移動する時は、カードの後
縁まで通過した後は、第1のつめは、バネによりカード
搬送路内に戻される。
搬送路の第2の端部に向かう移動時には、第1のつめ
はカードの後縁に係合して、カードを搬送路に沿って移
動させる。カードが書き込みヘッドと読取りエンコーデ
ィングヘッドを通過するとき、そこでは情報がエンコー
ドされ、ベリファイされる。そして、カードは、このエ
ンコーディング装置の出口に移動する。それから、カー
ドキャリッジが戻されると、第2のつめがカードの前縁
に係合してカードの搬送路より回動される。キャリッジ
がカードの後縁を通過するまで戻されると、第2のつめ
は搬送路内にバネにより戻され、キャリッジが前方に移
動する時は、その第2のつめは、この装置より外にカー
ドを押し出す。カードとの係合を解除するために、従来
の傾いてエンコードするキャリッジと異なり、このキャ
リッジは入り口方向に戻る必要がない。これにより、搬
送量を少なくでき、スループットを上げることができ
る。この実施例では、フィードローラが装置内で不要に
なり、可動部分の数を減少できる。
はカードの後縁に係合して、カードを搬送路に沿って移
動させる。カードが書き込みヘッドと読取りエンコーデ
ィングヘッドを通過するとき、そこでは情報がエンコー
ドされ、ベリファイされる。そして、カードは、このエ
ンコーディング装置の出口に移動する。それから、カー
ドキャリッジが戻されると、第2のつめがカードの前縁
に係合してカードの搬送路より回動される。キャリッジ
がカードの後縁を通過するまで戻されると、第2のつめ
は搬送路内にバネにより戻され、キャリッジが前方に移
動する時は、その第2のつめは、この装置より外にカー
ドを押し出す。カードとの係合を解除するために、従来
の傾いてエンコードするキャリッジと異なり、このキャ
リッジは入り口方向に戻る必要がない。これにより、搬
送量を少なくでき、スループットを上げることができ
る。この実施例では、フィードローラが装置内で不要に
なり、可動部分の数を減少できる。
書き込み/読取りヘッドによりカードを2回通過する
必要のある単一の書き込み/読取りヘッドを有するエン
コーディング装置であって、このキャリッジは第2の実
施例の3つのつめを有している。搬送路の出口端部に向
って回動し、キャリッジの第1の端部に位置する第1の
つめと、搬送路の入り口方向に回動し、第1のつめか
ら、カードの長さ以上離れたキャリッジの第2の端部に
位置する第2のつめと、搬送路の出口方向に回動し、キ
ャリッジの第2端部の近くに位置する第3のつめとを備
える。
必要のある単一の書き込み/読取りヘッドを有するエン
コーディング装置であって、このキャリッジは第2の実
施例の3つのつめを有している。搬送路の出口端部に向
って回動し、キャリッジの第1の端部に位置する第1の
つめと、搬送路の入り口方向に回動し、第1のつめか
ら、カードの長さ以上離れたキャリッジの第2の端部に
位置する第2のつめと、搬送路の出口方向に回動し、キ
ャリッジの第2端部の近くに位置する第3のつめとを備
える。
カードが移動している動作時、第1のつめが搬送路内
に戻されるまで、第1と第3のつめはカードによって戻
されている。カードが第1と第2のつめの間に保持され
ているので、キャリッジがいずれの方向に移動してもカ
ードが保持されることが理解されるであろう。カード搬
送路の出口の近くの上方には、板が突出しており、キャ
リッジが搬送路の出口方向に移動する時、第2のつめと
係合する。これにより、この第2のつめは搬送路から外
に回動される。キャリッジとカードが前進するとき、第
2のつめは板に沿って摺動するので、カード搬送路より
出たままとなる。キャリッジが逆方向に移動する時、第
2のつめは板に沿って摺動し、それからカードの表面を
摺動するので、カードはこの第2のつめによって引き戻
されることはない。キャリッジが戻されると、第3のつ
めはカードの後で、カード搬送路にバネにより戻される
ので、キャリッジが前進する時、この第3のつめはカー
ドを出口方向に押していく。
に戻されるまで、第1と第3のつめはカードによって戻
されている。カードが第1と第2のつめの間に保持され
ているので、キャリッジがいずれの方向に移動してもカ
ードが保持されることが理解されるであろう。カード搬
送路の出口の近くの上方には、板が突出しており、キャ
リッジが搬送路の出口方向に移動する時、第2のつめと
係合する。これにより、この第2のつめは搬送路から外
に回動される。キャリッジとカードが前進するとき、第
2のつめは板に沿って摺動するので、カード搬送路より
出たままとなる。キャリッジが逆方向に移動する時、第
2のつめは板に沿って摺動し、それからカードの表面を
摺動するので、カードはこの第2のつめによって引き戻
されることはない。キャリッジが戻されると、第3のつ
めはカードの後で、カード搬送路にバネにより戻される
ので、キャリッジが前進する時、この第3のつめはカー
ドを出口方向に押していく。
従来のエンコーディング装置は、カードキャリッジを
傾ける突起を有し、これにより、カード搬送路より、又
はカード搬送路に向ってキャリッジを傾けていた。これ
は、キャリッジの走行距離を長くなっていた。これによ
り、第2の実施例で示すキャリッジよりも、カードを装
置外に押し出すため、より多くの時間を必要としてい
た。また、従来の装置によれば、キャリッジは搬送路の
出口方向に移動し、搬送路よりかたむいて、入り口端部
に移動し、搬送路内にかたむいて、前の突起部がカード
を出口を押すように前進させていた。
傾ける突起を有し、これにより、カード搬送路より、又
はカード搬送路に向ってキャリッジを傾けていた。これ
は、キャリッジの走行距離を長くなっていた。これによ
り、第2の実施例で示すキャリッジよりも、カードを装
置外に押し出すため、より多くの時間を必要としてい
た。また、従来の装置によれば、キャリッジは搬送路の
出口方向に移動し、搬送路よりかたむいて、入り口端部
に移動し、搬送路内にかたむいて、前の突起部がカード
を出口を押すように前進させていた。
下方レールは頑丈に支持されており、カード全体が平
均的に上方に押されるようにスプリングによって上方に
付勢されている。このカードは、エンコーディング装置
を通して搬送されている間、下方レールにスプリングの
張力を与えることにより、カードがまっすぐな位置で維
持される。
均的に上方に押されるようにスプリングによって上方に
付勢されている。このカードは、エンコーディング装置
を通して搬送されている間、下方レールにスプリングの
張力を与えることにより、カードがまっすぐな位置で維
持される。
このエンコーディング装置の第2の実施例では、カー
ドキャリッジはカード搬送路内に伸びているヨークの両
端部の突起部を有し、カードはこれら突起部により保持
される。カードキャリッジはカード搬送路に並行に伸び
ている板バネの上に乗っている。カードキャリッジは、
カード搬送路の出口及び入り口のそれぞれで、搬送路に
入る、或いは搬送路より出る方向に傾き、カード搬送路
の残り部分に沿う位置にロックされている。位置決めブ
ロックは、カード搬送路の端部以外での傾きを防止して
いる。カードは、キャリッジが搬送の開始時に移動する
搬送路の入り口で受け取られ、カード搬送路内に傾けら
れる。突起部がカードに係合しているので、キャリッジ
が移動すると、カードも、この搬送路に沿って搬送さ
れ、エンコーディング用書き込み/読取りヘッドを通過
する。この書き込み/読取りヘッドは、第1の実施例と
同じブラケット上に取り付けられている。キャリッジが
カード搬送路の出口端部に移動すると、カードは1対の
フィードローラに係合し、装置外に排出される。この
時、キャリッジはまた、突起部がカードが係合しないよ
うにして、ローラがカードを装置外に排出できるように
傾けられる。それから、キャリッジは搬送路の入り口方
向に戻り、次のカードを受け取る。
ドキャリッジはカード搬送路内に伸びているヨークの両
端部の突起部を有し、カードはこれら突起部により保持
される。カードキャリッジはカード搬送路に並行に伸び
ている板バネの上に乗っている。カードキャリッジは、
カード搬送路の出口及び入り口のそれぞれで、搬送路に
入る、或いは搬送路より出る方向に傾き、カード搬送路
の残り部分に沿う位置にロックされている。位置決めブ
ロックは、カード搬送路の端部以外での傾きを防止して
いる。カードは、キャリッジが搬送の開始時に移動する
搬送路の入り口で受け取られ、カード搬送路内に傾けら
れる。突起部がカードに係合しているので、キャリッジ
が移動すると、カードも、この搬送路に沿って搬送さ
れ、エンコーディング用書き込み/読取りヘッドを通過
する。この書き込み/読取りヘッドは、第1の実施例と
同じブラケット上に取り付けられている。キャリッジが
カード搬送路の出口端部に移動すると、カードは1対の
フィードローラに係合し、装置外に排出される。この
時、キャリッジはまた、突起部がカードが係合しないよ
うにして、ローラがカードを装置外に排出できるように
傾けられる。それから、キャリッジは搬送路の入り口方
向に戻り、次のカードを受け取る。
このエンコーディング装置は、自動的にエンコードす
るためのいくつかのパラメータがセットできる。試験用
のカードがエンコーディング用書き込みヘッドを通過す
るとき、スタート標識がデフォルト情報から磁気ストラ
イプ上に書き込まれる。それからカードは読み戻され、
カードの端からスタート標識までの磁束の変化が計数さ
れる。これにより、カードの端からスタート標識までの
距離が判定される。磁束変化のデフォルト値は、実際に
カードのはしから、そのスタート標識までに読み取られ
た磁束の変化回数と比較される。もし、実際の磁束変化
の回数が余りにも小さい時は、デフォルト値と実際の磁
束変化の回数との差に応じて、このデフォルト値が増大
され、オフセット値が得られる。もし、スタート標識が
カードの端より余りにも離れている時は、読み取った磁
束の変化回数とデフォルト値との差によってデフォルト
値が減少され、オフセット値が得られる。エンコードが
開始すると、キャリッジが進む距離は、このオフセット
値に従って調整される。
るためのいくつかのパラメータがセットできる。試験用
のカードがエンコーディング用書き込みヘッドを通過す
るとき、スタート標識がデフォルト情報から磁気ストラ
イプ上に書き込まれる。それからカードは読み戻され、
カードの端からスタート標識までの磁束の変化が計数さ
れる。これにより、カードの端からスタート標識までの
距離が判定される。磁束変化のデフォルト値は、実際に
カードのはしから、そのスタート標識までに読み取られ
た磁束の変化回数と比較される。もし、実際の磁束変化
の回数が余りにも小さい時は、デフォルト値と実際の磁
束変化の回数との差に応じて、このデフォルト値が増大
され、オフセット値が得られる。もし、スタート標識が
カードの端より余りにも離れている時は、読み取った磁
束の変化回数とデフォルト値との差によってデフォルト
値が減少され、オフセット値が得られる。エンコードが
開始すると、キャリッジが進む距離は、このオフセット
値に従って調整される。
エンコーディング書き込み電流レベルは、1インチ当
たり一定の磁束変化密度で書き込むことにより設定さ
れ、試験用カードの磁気ストライプが書き込み用ヘッド
を通過する時、カードの長さ方向に亙って選択された範
囲内で電流レベルが増大していく。それからカードが読
み取られると、その電流レベルに対する対応した読取り
電圧レベルが決定される。この対応する電圧レベルと電
流レベルは、許容範囲内にあるかどうか判定される。も
し許容電流レベルでなければ、電流レベルが変更され、
許容電流レベルになってセットされるまで、このプロセ
スが繰り返し実行される。
たり一定の磁束変化密度で書き込むことにより設定さ
れ、試験用カードの磁気ストライプが書き込み用ヘッド
を通過する時、カードの長さ方向に亙って選択された範
囲内で電流レベルが増大していく。それからカードが読
み取られると、その電流レベルに対する対応した読取り
電圧レベルが決定される。この対応する電圧レベルと電
流レベルは、許容範囲内にあるかどうか判定される。も
し許容電流レベルでなければ、電流レベルが変更され、
許容電流レベルになってセットされるまで、このプロセ
スが繰り返し実行される。
読取り増幅度は、一定の電流レベルと、1インチあた
りの一定の磁束変化密度で書き込むことにより設定され
る。それから磁気ストライプは読み取られ、読み取った
電圧が許容範囲内にあるかどうかが比較される。そし
て、増幅度が調整され、その電圧が許容範囲内に設定さ
れる。この読取り電圧は、カードの不良を検出するのに
使用されても良い。もし増幅度による調整ができないと
きは、そのカードは不良の磁気ストライプを有している
ものとし、それを表示する。
りの一定の磁束変化密度で書き込むことにより設定され
る。それから磁気ストライプは読み取られ、読み取った
電圧が許容範囲内にあるかどうかが比較される。そし
て、増幅度が調整され、その電圧が許容範囲内に設定さ
れる。この読取り電圧は、カードの不良を検出するのに
使用されても良い。もし増幅度による調整ができないと
きは、そのカードは不良の磁気ストライプを有している
ものとし、それを表示する。
これら及び種々の本発明を特徴付ける利点及び特徴
は、ここに添付し、この出願の一部である請求の範囲に
よって指摘されている。しかし、この発明、利点及び目
的をよりよく理解できるように、添付した図面を参照し
て以下に詳しく本発明の好適な実施例を説明する。
は、ここに添付し、この出願の一部である請求の範囲に
よって指摘されている。しかし、この発明、利点及び目
的をよりよく理解できるように、添付した図面を参照し
て以下に詳しく本発明の好適な実施例を説明する。
図面の簡単な説明 以下の図面において、参照番号及び文字は、いくつか
の図面全体を通じて対応する要素を指す。
の図面全体を通じて対応する要素を指す。
図1は、本発明の原理に従う磁気エンコーディング装
置の実施例の外観斜視図である。
置の実施例の外観斜視図である。
図2は、磁気ストライプを有するプラスティックカー
ドの平面図である。
ドの平面図である。
図3は、図1で示したエンコーディング装置のエンコ
ーディングヘッドの好適な実施例の外観斜視図である。
ーディングヘッドの好適な実施例の外観斜視図である。
図3Aは、図3で示したエンコーディングヘッドのマウ
ント部材の図3のA−A線に沿った断面図で、非ねじれ
位置のマウント部材を示す図である。
ント部材の図3のA−A線に沿った断面図で、非ねじれ
位置のマウント部材を示す図である。
図3Bは、図3で示したエンコーディングヘッドのマウ
ント部材の図3のA−A線に沿った断面図で、時計回り
方向にねじれたマウント部材を示す図である。
ント部材の図3のA−A線に沿った断面図で、時計回り
方向にねじれたマウント部材を示す図である。
図3Cは、図3で示したエンコーディングヘッドのマウ
ント部材の図3のA−A線に沿った断面図で、反時計回
り方向にねじれたマウント部材を示す図である。
ント部材の図3のA−A線に沿った断面図で、反時計回
り方向にねじれたマウント部材を示す図である。
図4Aは、図3のエンコーディングヘッドと、それに関
係した図2のカードの磁気ストライプに接触した対向ヘ
ッドを示す上面図である。
係した図2のカードの磁気ストライプに接触した対向ヘ
ッドを示す上面図である。
図4Bは、図4AのB−B線に沿ったエンコーディングヘ
ッド、対向ヘッド、及び、トップレールの断面図であ
る。
ッド、対向ヘッド、及び、トップレールの断面図であ
る。
図4Cは、対向ヘッドを含まない図4Aのエンコーディン
グヘッド、及び、トップレールの断面図である。
グヘッド、及び、トップレールの断面図である。
図5は、トップレールの下がはずされた図1で示した
エンコーディング装置の上面図であって、カードピック
アップ位置におけるカートキャッリジを示す図である。
エンコーディング装置の上面図であって、カードピック
アップ位置におけるカートキャッリジを示す図である。
図6は、トップレールの下がはずされた図1で示した
エンコーディング装置の上面図であって、カードをカー
ド搬送経路の終端に押し出す第1のツメを示す図であ
る。
エンコーディング装置の上面図であって、カードをカー
ド搬送経路の終端に押し出す第1のツメを示す図であ
る。
図7は、トップレールの下がはずされた図1で示した
エンコーディング装置の上面図であって、第2のツメが
カード搬送経路内に跳ね戻されるようになっている図6
で示された位置からのカードキャリッジバックアップを
示す図である。
エンコーディング装置の上面図であって、第2のツメが
カード搬送経路内に跳ね戻されるようになっている図6
で示された位置からのカードキャリッジバックアップを
示す図である。
図8は、トップレールの下がはずされた図1で示した
エンコーディング装置の上面図であって、カードをエン
コーディング装置の終端に押し出すカードキャリッジの
第2のツメを示す図である。
エンコーディング装置の上面図であって、カードをエン
コーディング装置の終端に押し出すカードキャリッジの
第2のツメを示す図である。
図9は、図1で示したエンコーディング装置のカード
キャリッジの上面図であって、伸長位置と引き込んだ位
置でのツメを示す図である。
キャリッジの上面図であって、伸長位置と引き込んだ位
置でのツメを示す図である。
図10は、図2で示したカード及び磁気ストライプの詳
細を示し、磁束変化と情報ブロック開始端を示す図であ
る。
細を示し、磁束変化と情報ブロック開始端を示す図であ
る。
図11は、本発明の原理に従うエンコーディングヘッド
マウント部材の第2実施例の外観斜視図である。
マウント部材の第2実施例の外観斜視図である。
図12は、図11で示したマウント部材の側面図である。
図13は、本発明の原理に従う3つのツメを有するカー
ドキャリッジの第2実施例の上面図である。
ドキャリッジの第2実施例の上面図である。
図14は、図13で示したカードキャリッジの上面図であ
って、カードが終端ツメの間に保持されている様子を示
す図である。
って、カードが終端ツメの間に保持されている様子を示
す図である。
図15は、図13で示したカードキャリッジの上面図であ
って、翼部はカード搬送経路に突起して、キャリッジの
ガイド端で鍵部に噛み合う様子を示す図である。
って、翼部はカード搬送経路に突起して、キャリッジの
ガイド端で鍵部に噛み合う様子を示す図である。
図16は、図13で示したカードキャリッジの上面図であ
って、キャリッジが図15で示した位置からバックアップ
され、その結果、キャリッジのガイド端でのツメがカー
ドに噛み合い、カード搬送経路に跳ね出さない様子を示
す図である。
って、キャリッジが図15で示した位置からバックアップ
され、その結果、キャリッジのガイド端でのツメがカー
ドに噛み合い、カード搬送経路に跳ね出さない様子を示
す図である。
図17は、図13で示したカードキャリッジの上面図であ
って、翼部は引き込まれていて、キャリッジは、図16で
示した位置からバックアップされ、その結果、中間のツ
メはカード搬送経路内に回転してカードのトレーリング
端に噛み合う様子を示す図である。
って、翼部は引き込まれていて、キャリッジは、図16で
示した位置からバックアップされ、その結果、中間のツ
メはカード搬送経路内に回転してカードのトレーリング
端に噛み合う様子を示す図である。
図18は、本発明の原理に従うエンコーディング装置の
第2実施例の立体斜視図である。
第2実施例の立体斜視図である。
図19は、図18で示したエンコーティング装置の底面図
であって、カード搬送経路から離れて傾斜した位置での
カードキャリッジを示す図である。
であって、カード搬送経路から離れて傾斜した位置での
カードキャリッジを示す図である。
図20は、図18で示したエンコーディング装置の底面図
であって、カード搬送経路方向に傾斜した位置でカード
にかみ合っているカードキャリッジを示す図である。
であって、カード搬送経路方向に傾斜した位置でカード
にかみ合っているカードキャリッジを示す図である。
図21は、図19のA−A線に沿ったリテイニングブロッ
クの断面図であって、キャリッジが傾斜している終端部
を示す図である。
クの断面図であって、キャリッジが傾斜している終端部
を示す図である。
図22は、図1で示したエンコーディング装置の底面図
である。
である。
図23は、エンコーディング書き込みヘッドについての
電圧値と書き込み電流レベルの関係を示す典型的なプロ
ット図であって、典型的な許容制限を示す図である。
電圧値と書き込み電流レベルの関係を示す典型的なプロ
ット図であって、典型的な許容制限を示す図である。
図24は、本発明の原理に従う磁気ストライプの正しい
開始位置におけるエンコーディング開始のためエンコー
ディング装置をセットする方法を示すブロック図であ
る。
開始位置におけるエンコーディング開始のためエンコー
ディング装置をセットする方法を示すブロック図であ
る。
図25は、本発明の原理に従うエンコーディング装置に
書き込み電流レベルをセットする方法を示すブロック図
である。
書き込み電流レベルをセットする方法を示すブロック図
である。
図26は、本発明の原理に従うエンコーディング装置の
読み出し増幅を調整し磁気ストライプの受容度をチェッ
クする方法を示すブロック図である。
読み出し増幅を調整し磁気ストライプの受容度をチェッ
クする方法を示すブロック図である。
好適な実施例の詳細な説明 図2に示すように、クレジットカードや自動支払い機
用のカードのようなカード20は、そこにエンコードされ
た情報を有する磁気ストライプ22を含んでいる。情報
は、カード20が図1の24で一般的に示されたエンコード
装置を通過することによってエンコードされる。カード
キャリッジ26は、そのカードを搬送路に沿って搬送す
る。この搬送路は、フレーム25によって支持された上方
レール28と下方レール30とにより規定されている。図22
に示すように、カードは上方レール28のスロット32と、
下方レール30のスロット34に沿って建っている。
用のカードのようなカード20は、そこにエンコードされ
た情報を有する磁気ストライプ22を含んでいる。情報
は、カード20が図1の24で一般的に示されたエンコード
装置を通過することによってエンコードされる。カード
キャリッジ26は、そのカードを搬送路に沿って搬送す
る。この搬送路は、フレーム25によって支持された上方
レール28と下方レール30とにより規定されている。図22
に示すように、カードは上方レール28のスロット32と、
下方レール30のスロット34に沿って建っている。
キャリッジ26は、搬送路の終端でプーリ29に捲回され
たケーブル27によって、その搬送路に沿って移動され
る。このケーブル27はモータ31によって駆動される。
たケーブル27によって、その搬送路に沿って移動され
る。このケーブル27はモータ31によって駆動される。
書き込みヘッド36は、カード20が搬送路に沿って搬送
される時、そのカードの磁気ストライプ22に接触するよ
うに取り付けられている。対向ヘッド38は、図4A及び図
4Bに示すように、カード20の反対側の磁気ストライプを
エンコードするのに使用される。もし、2番目のストラ
イプがエンコードされない時は、エンコードしないダミ
ーヘッドであってもよい第2のヘッド38或いはローラの
ような他の押圧装置が、書き込みヘッド36とカードの磁
気ストライプ22との間の接触を維持するために必要とな
る。カード20が書き込みヘッド36を過ぎて搬送された
後、カード20は読取りヘッド40を通過して搬送される。
書き込みヘッド36の場合と同様に、読取りヘッド40に
も、読取りヘッド40と磁気ストライプ22との間の接触を
維持するための対向する押圧装置が必要になる。図4Cに
示すように、書き込みヘッド36或いは読取りヘッド40に
対向する押圧装置は、上方レール28が適当な圧力を提供
していれば必要ないかもしれない。
される時、そのカードの磁気ストライプ22に接触するよ
うに取り付けられている。対向ヘッド38は、図4A及び図
4Bに示すように、カード20の反対側の磁気ストライプを
エンコードするのに使用される。もし、2番目のストラ
イプがエンコードされない時は、エンコードしないダミ
ーヘッドであってもよい第2のヘッド38或いはローラの
ような他の押圧装置が、書き込みヘッド36とカードの磁
気ストライプ22との間の接触を維持するために必要とな
る。カード20が書き込みヘッド36を過ぎて搬送された
後、カード20は読取りヘッド40を通過して搬送される。
書き込みヘッド36の場合と同様に、読取りヘッド40に
も、読取りヘッド40と磁気ストライプ22との間の接触を
維持するための対向する押圧装置が必要になる。図4Cに
示すように、書き込みヘッド36或いは読取りヘッド40に
対向する押圧装置は、上方レール28が適当な圧力を提供
していれば必要ないかもしれない。
図3に示すように、エンコードヘッドはブラケット
(腕がね)44に取り付けられたヘッド部分46を含み、こ
のブラケットは、上方レール28或いは下方レール30との
間に取り付けるための取り付け部48を含んでいる。この
ブラケット44は、ヘッド部分46に取り付けるための頂点
を有する部分54を含んでおり、この部分はヘッド部46と
反対側の平坦な端部52に張り出している。エンコードし
て読み出される情報は、線55によってヘッド部46に、及
びヘッド部46より伝送される。図3Aから図3Cに示すよう
に、頂点を有する部分54は端部に尖端部50を有するスプ
リング49に遭遇している。平坦な端部52はヘッド部分46
がカード20の方向、或いはカード20より離れる方向にた
わむことができるようにしている。図3A〜3Cに示すよう
に、このブラケットは又、ヘッド部46の傾く動作を可能
にするように、傾いて移動できるように設計しても良
い。これにより、磁気ストライプ22との接触が保持され
る。取り付けられたブラケット44は、全ての他の方向へ
の偏りをくい止めている。これにより、ヘッド部46はカ
ード20の方向にスプリング49で付勢され、カード表面の
輪郭に追従し、磁気ストライプ22との接触を維持してい
る。
(腕がね)44に取り付けられたヘッド部分46を含み、こ
のブラケットは、上方レール28或いは下方レール30との
間に取り付けるための取り付け部48を含んでいる。この
ブラケット44は、ヘッド部分46に取り付けるための頂点
を有する部分54を含んでおり、この部分はヘッド部46と
反対側の平坦な端部52に張り出している。エンコードし
て読み出される情報は、線55によってヘッド部46に、及
びヘッド部46より伝送される。図3Aから図3Cに示すよう
に、頂点を有する部分54は端部に尖端部50を有するスプ
リング49に遭遇している。平坦な端部52はヘッド部分46
がカード20の方向、或いはカード20より離れる方向にた
わむことができるようにしている。図3A〜3Cに示すよう
に、このブラケットは又、ヘッド部46の傾く動作を可能
にするように、傾いて移動できるように設計しても良
い。これにより、磁気ストライプ22との接触が保持され
る。取り付けられたブラケット44は、全ての他の方向へ
の偏りをくい止めている。これにより、ヘッド部46はカ
ード20の方向にスプリング49で付勢され、カード表面の
輪郭に追従し、磁気ストライプ22との接触を維持してい
る。
取り付けられているブラケット44は、図1及び図18で
示されるように、単一の点48でエンコード装置24に取り
付けられている。図1に示すように、ブラケット44は平
坦な端部52のノッチに係合する単一のピン47によって整
列されている。
示されるように、単一の点48でエンコード装置24に取り
付けられている。図1に示すように、ブラケット44は平
坦な端部52のノッチに係合する単一のピン47によって整
列されている。
図3、図3A〜図3C及び図4に示すように、ブラケット
44は端部の直立部50の先端を枢支している。この点はヘ
ッド部46の前面に近接しており、カード表面により近接
して追従できるように、よりねじれ動作をし易くなるよ
うに設けられている。
44は端部の直立部50の先端を枢支している。この点はヘ
ッド部46の前面に近接しており、カード表面により近接
して追従できるように、よりねじれ動作をし易くなるよ
うに設けられている。
ブラケットを取付ける第2の実施例が図11と図12に示
されている。ブラケット100は張り出し板の断面形状を
有し、第1の実施例にように、尖端端部50を有するスプ
リング49aに係合している。このブラケット100は、ねじ
れ動作を提供する尖端端部50を枢支している。平坦な端
部104は、カード表面に向って、或いはその表面より離
れる方向の偏りを許している。ブラケットの側面部102
は、部分的にブラケット100に沿って伸びており、希望
しない方向への偏りに対する抗力を提供している。これ
ら側面部102は、またスプリング49aの端部に係合して、
所望の範囲内でのねじれ動作となるように制限してい
る。
されている。ブラケット100は張り出し板の断面形状を
有し、第1の実施例にように、尖端端部50を有するスプ
リング49aに係合している。このブラケット100は、ねじ
れ動作を提供する尖端端部50を枢支している。平坦な端
部104は、カード表面に向って、或いはその表面より離
れる方向の偏りを許している。ブラケットの側面部102
は、部分的にブラケット100に沿って伸びており、希望
しない方向への偏りに対する抗力を提供している。これ
ら側面部102は、またスプリング49aの端部に係合して、
所望の範囲内でのねじれ動作となるように制限してい
る。
図1と図22に示すように、カード20は搬送路の全体に
亙って下方レール30により支持されている。この下方レ
ール30は各端部において、より低い方のフレーム部分25
aによって支持されている。長手方向の支持部108は、低
い方のフレーム25aに結合され、より低い支持ユニット1
44に剛性を提供している。低い方の支持部144は、この
支持部144の両端で、ピボット112によりフレーム25にピ
ボット可能に取り付けられている。フレーム25と低い支
持ユニット144の間の圧縮バネ106は、カード搬送路の全
体に亙り下方レール30によって、カード20の底部に上方
に向かう圧力を与えている。
亙って下方レール30により支持されている。この下方レ
ール30は各端部において、より低い方のフレーム部分25
aによって支持されている。長手方向の支持部108は、低
い方のフレーム25aに結合され、より低い支持ユニット1
44に剛性を提供している。低い方の支持部144は、この
支持部144の両端で、ピボット112によりフレーム25にピ
ボット可能に取り付けられている。フレーム25と低い支
持ユニット144の間の圧縮バネ106は、カード搬送路の全
体に亙り下方レール30によって、カード20の底部に上方
に向かう圧力を与えている。
図5〜図8に示すように、キャリッジ26は搬送路に並
行に設けられたシャフト56に沿って摺動している。図9
に示すように、キャリッジ26は、第1のつめ60と第2の
つめ62とを有する基体58を備えている。弾力的にバイア
スされたつめ60と62は、キャリッジ58の基体より垂直方
向に、Aで示されたようにカード搬送路に突出してい
る。これらつめ60と62は、カード搬送路の出口方向に、
カード搬送路より離れるように回動できるように取り付
けられている。つめ60と62は、カード20と係合してお
り、Bで示すように、カード搬送路より引っ込んだ位置
に回動する。
行に設けられたシャフト56に沿って摺動している。図9
に示すように、キャリッジ26は、第1のつめ60と第2の
つめ62とを有する基体58を備えている。弾力的にバイア
スされたつめ60と62は、キャリッジ58の基体より垂直方
向に、Aで示されたようにカード搬送路に突出してい
る。これらつめ60と62は、カード搬送路の出口方向に、
カード搬送路より離れるように回動できるように取り付
けられている。つめ60と62は、カード20と係合してお
り、Bで示すように、カード搬送路より引っ込んだ位置
に回動する。
図5〜図8に示すように、エンコード装置24に入れら
れたカード20は、カード搬送路の入力端にあるフォトセ
ンサ66を通過する。それから、キャリッジ26第1のつめ
60がカード20の前縁に係合するまで、カード20に向って
移動する。キャリッジ26がカード搬送路の入り口に向か
って移動している時、第1のつめ60はカード20から離さ
れるように押される。こうして、キャリッジ26がカード
20の後縁を越えて移動してしまうまで、第1のつめ60は
カード搬送路から離れるように回動されている。第1の
つめ60は、図5に示すように、弾力的にバイアスされて
いるため、キャリッジの基体58に垂直な位置で、かつカ
ード搬送路の中に戻される。カードキャリッジ26が前方
に移動している間、第1のつめ60はカード20の後縁に係
合し、カード20を搬送路に沿って移動させる。
れたカード20は、カード搬送路の入力端にあるフォトセ
ンサ66を通過する。それから、キャリッジ26第1のつめ
60がカード20の前縁に係合するまで、カード20に向って
移動する。キャリッジ26がカード搬送路の入り口に向か
って移動している時、第1のつめ60はカード20から離さ
れるように押される。こうして、キャリッジ26がカード
20の後縁を越えて移動してしまうまで、第1のつめ60は
カード搬送路から離れるように回動されている。第1の
つめ60は、図5に示すように、弾力的にバイアスされて
いるため、キャリッジの基体58に垂直な位置で、かつカ
ード搬送路の中に戻される。カードキャリッジ26が前方
に移動している間、第1のつめ60はカード20の後縁に係
合し、カード20を搬送路に沿って移動させる。
図4Aに示すように、カード20が搬送されると、磁気ス
トライプ22が書き込みヘッド36に接触して通過する。カ
ード20が書き込みヘッド36を通過する時、情報が線55に
よって書き込みヘッド36に伝送され、磁気ストライプ22
上にエンコードされる。対向ヘッド38はカード20の反対
側の磁気ストライプに書き込むのに使用しても良く、ま
たカード20の反対側より圧力を加え、書きみヘッド36と
磁気ストライプ22との間の接触をより良く維持させるた
めに使用されても良い。この対向ヘッド38は、カード20
に対して圧力をかけるためのダミーヘッドであっても良
い。同様に、磁気エンコードをベリファイするために、
カード20がカード搬送路に沿って離れて設けられ、図4A
の様に、対向ヘッド38を有する読取りヘッド40を通過し
て搬送される。
トライプ22が書き込みヘッド36に接触して通過する。カ
ード20が書き込みヘッド36を通過する時、情報が線55に
よって書き込みヘッド36に伝送され、磁気ストライプ22
上にエンコードされる。対向ヘッド38はカード20の反対
側の磁気ストライプに書き込むのに使用しても良く、ま
たカード20の反対側より圧力を加え、書きみヘッド36と
磁気ストライプ22との間の接触をより良く維持させるた
めに使用されても良い。この対向ヘッド38は、カード20
に対して圧力をかけるためのダミーヘッドであっても良
い。同様に、磁気エンコードをベリファイするために、
カード20がカード搬送路に沿って離れて設けられ、図4A
の様に、対向ヘッド38を有する読取りヘッド40を通過し
て搬送される。
カード20が、書き込みヘッド36及び読取りヘッド40を
通過して搬送された後、図6に示すように、カード20は
カード搬送路の出口端部に移動される。カードキャリッ
ジ26は逆方向に戻され、図7に示すように、第2のつめ
62はカード20の後縁を越えると戻される。第2のつめ62
は弾力的にバイアスされているため、第2のつめ62はカ
ード搬送路に突出する垂直な位置に戻る。これにより、
カードキャリッジ26の搬送路の出力端部に向かう移動時
は、第2のつめ62が係合し、カード20をカード搬送路の
出口方向に押していく。カードキャリッジ26が図8に示
すように進むと、カード20はエンコード装置24の出口に
押され、この時フォトセル68はカード20の通過を検出す
る。
通過して搬送された後、図6に示すように、カード20は
カード搬送路の出口端部に移動される。カードキャリッ
ジ26は逆方向に戻され、図7に示すように、第2のつめ
62はカード20の後縁を越えると戻される。第2のつめ62
は弾力的にバイアスされているため、第2のつめ62はカ
ード搬送路に突出する垂直な位置に戻る。これにより、
カードキャリッジ26の搬送路の出力端部に向かう移動時
は、第2のつめ62が係合し、カード20をカード搬送路の
出口方向に押していく。カードキャリッジ26が図8に示
すように進むと、カード20はエンコード装置24の出口に
押され、この時フォトセル68はカード20の通過を検出す
る。
カードキャリッジの第2の実施例は、図13〜図17に示
されている。キャリッジ120は、第1の回動可能なつめ1
22を含んでいる。この第1のつめ122は、キャリッジ120
の第1の端部で、カード搬送路内に弾力的にバイアスさ
れており、キャリッジ120の第2の端部に向ってカード
搬送路から回動する。第2の回動可能なつめ124は、キ
ャリッジ120の第2の端部に弾力的に回動可能にカード
搬送路内にバイアスされており、キャリッジ120の第1
の端部に向って搬送路から回動する。第3の回動可能な
つめ126は、第1つめ122と第2のつめの124との間で、
キャリッジ120の第2の端部の近くに配置され、カード
搬送路内に弾力的にバイアスされており、キャリッジ12
0の第2の端部に向ってカード搬送路から回動する。第
1のつめ122は、第2のつめ124がカード搬送路から回動
している時、第2のつめ124の位置より、少なくともカ
ードの長さ分だけ離れている。
されている。キャリッジ120は、第1の回動可能なつめ1
22を含んでいる。この第1のつめ122は、キャリッジ120
の第1の端部で、カード搬送路内に弾力的にバイアスさ
れており、キャリッジ120の第2の端部に向ってカード
搬送路から回動する。第2の回動可能なつめ124は、キ
ャリッジ120の第2の端部に弾力的に回動可能にカード
搬送路内にバイアスされており、キャリッジ120の第1
の端部に向って搬送路から回動する。第3の回動可能な
つめ126は、第1つめ122と第2のつめの124との間で、
キャリッジ120の第2の端部の近くに配置され、カード
搬送路内に弾力的にバイアスされており、キャリッジ12
0の第2の端部に向ってカード搬送路から回動する。第
1のつめ122は、第2のつめ124がカード搬送路から回動
している時、第2のつめ124の位置より、少なくともカ
ードの長さ分だけ離れている。
図14に示すように、カード20は第3のつめ126と係合
してカード搬送路から回動している間、第1のつめ122
と第2のつめ124との間に保持される。キャリッジ120は
前方或いは後方に移動されても良く、カード20は第1の
つめ122と第2のつめ124との間で保持される。
してカード搬送路から回動している間、第1のつめ122
と第2のつめ124との間に保持される。キャリッジ120は
前方或いは後方に移動されても良く、カード20は第1の
つめ122と第2のつめ124との間で保持される。
カード20を排出するために、キャリッジ120は図15に
示すように前進せられ、第2のつめ124は板128に係合
し、カード搬送路から回動している。キャリッジ124が
前進している間、第2のつめ124を引っ込めたままにし
ているので、図16に示すように、キャリッジ120を戻し
ている間、第2のつめ124はカード120の表面に沿って摺
動し、カード搬送路内に回動することはない。こうし
て、カード20がもはや第2のつめ124で保持されなくな
る。第2のつめ124は第3のつめ126よりも低くなってい
るため、第2のつめ124は、第3のつめ126が板128の上
を通過している間、板128に係合するであろう。
示すように前進せられ、第2のつめ124は板128に係合
し、カード搬送路から回動している。キャリッジ124が
前進している間、第2のつめ124を引っ込めたままにし
ているので、図16に示すように、キャリッジ120を戻し
ている間、第2のつめ124はカード120の表面に沿って摺
動し、カード搬送路内に回動することはない。こうし
て、カード20がもはや第2のつめ124で保持されなくな
る。第2のつめ124は第3のつめ126よりも低くなってい
るため、第2のつめ124は、第3のつめ126が板128の上
を通過している間、板128に係合するであろう。
図17に示すように、キャリッジ120が移動してしまう
と、第3のつめ126はカード20の後縁を越えて移動され
ているため、カード搬送路内に戻されている。こうし
て、キャリッジ120が前進している時に、第3のつめ126
はカード20の後縁に係合し、カード20をエンコード装置
24の出口の位置に押し出す。
と、第3のつめ126はカード20の後縁を越えて移動され
ているため、カード搬送路内に戻されている。こうし
て、キャリッジ120が前進している時に、第3のつめ126
はカード20の後縁に係合し、カード20をエンコード装置
24の出口の位置に押し出す。
図22に示すように、ケーブル27はキャリッジ基体58で
キャリッジ26に取り付けられている。キャリッジ基体58
上の駆動点は、カード20とつめ60との間の接触点に非常
に近接していることが理解されよう。これら接触点は、
同じ水平面に配置されているので、キャリッジ26周りの
トルクが非常に小さくなる。これにより、変形及び摩耗
等を減少できる。
キャリッジ26に取り付けられている。キャリッジ基体58
上の駆動点は、カード20とつめ60との間の接触点に非常
に近接していることが理解されよう。これら接触点は、
同じ水平面に配置されているので、キャリッジ26周りの
トルクが非常に小さくなる。これにより、変形及び摩耗
等を減少できる。
変形実施例 より低いスループットが要求される時は、一般的に、
図18に示す第2の実施例が用いられる。第2の実施例の
エンコード装置70は、第1の実施例と同様に、カード搬
送路を規定している、溝を設けた上方レール71と下方レ
ール72を備えている。カードキャリッジ74は搬送路に沿
ってカード20を搬送するために、カード搬送路内に回動
している。書き込み・読取りヘッド76は、図3及び図18
に示す第1の実施例の書き込みヘッド36と読取りヘッド
40と同様に、ブラケット44に取り付けられており、カー
ド20との接触を維持するための対向する押圧装置(図示
せず)を必要としている。書き込み・読取りヘッド76
は、カード20が最初に前方へ移動している間、磁気スト
ライプ22上に情報を書き込んでいる。それから、カード
キャリッジ74が戻され、この書き込み・読取りヘッド76
を越えて戻される。カード20が2度目にヘッド76を通過
している間、その情報はヘッド76によりベリファイされ
る。ヘッド76は読取りコイルと書き込みコイルとを備え
ており、書き込み及び読取り機能の両方を行うことがで
きる。逆に、書き込み及び読取り機能用に、同じコイル
が使用されても良い。カードキャリッジ74はシャフト80
に沿って摺動し、カードキャリッジ74をカード搬送路内
に回動させ、またカード20に係合したり、解放するため
にカード搬送路の外に回動させるための傾斜手段を有し
ている。このカードキャリッジ74の傾斜は、図21に示さ
れた、カード搬送路の入り口と出口端部でのみキャリッ
ジ74の回動を許可している保持ブロック84で制限されて
いる。
図18に示す第2の実施例が用いられる。第2の実施例の
エンコード装置70は、第1の実施例と同様に、カード搬
送路を規定している、溝を設けた上方レール71と下方レ
ール72を備えている。カードキャリッジ74は搬送路に沿
ってカード20を搬送するために、カード搬送路内に回動
している。書き込み・読取りヘッド76は、図3及び図18
に示す第1の実施例の書き込みヘッド36と読取りヘッド
40と同様に、ブラケット44に取り付けられており、カー
ド20との接触を維持するための対向する押圧装置(図示
せず)を必要としている。書き込み・読取りヘッド76
は、カード20が最初に前方へ移動している間、磁気スト
ライプ22上に情報を書き込んでいる。それから、カード
キャリッジ74が戻され、この書き込み・読取りヘッド76
を越えて戻される。カード20が2度目にヘッド76を通過
している間、その情報はヘッド76によりベリファイされ
る。ヘッド76は読取りコイルと書き込みコイルとを備え
ており、書き込み及び読取り機能の両方を行うことがで
きる。逆に、書き込み及び読取り機能用に、同じコイル
が使用されても良い。カードキャリッジ74はシャフト80
に沿って摺動し、カードキャリッジ74をカード搬送路内
に回動させ、またカード20に係合したり、解放するため
にカード搬送路の外に回動させるための傾斜手段を有し
ている。このカードキャリッジ74の傾斜は、図21に示さ
れた、カード搬送路の入り口と出口端部でのみキャリッ
ジ74の回動を許可している保持ブロック84で制限されて
いる。
キャリッジ74は、キャリッジ基体の残りの部分より突
出している1対の突起部88を有するキャリッジ基体86を
含んでいる。この突起部88は、少なくともカードの長さ
だけ離れて位置しているため、カード20はこれら突起部
88の間に係合される。
出している1対の突起部88を有するキャリッジ基体86を
含んでいる。この突起部88は、少なくともカードの長さ
だけ離れて位置しているため、カード20はこれら突起部
88の間に係合される。
カード20は搬送路内に送られて、図20に示す様に、係
合している位置に回動して入れられる。カード20がカー
ド搬送路の出口方向に進められると、カード20は出口の
ローラ94と係合する。キャリッジ74が更にカード搬送路
の出口端部に送られると、図19に示すようにカード20は
キャリッジ74から解放される。カードブロック84は、カ
ード搬送路の入り口と出口端部で、それぞれ起伏(レリ
ーフ)98,96を有しており、カード20に係合したり解放
したりするために、搬送路の中に、或いは搬送路よりカ
ードキャリッジ74を回動できるようになっている。
合している位置に回動して入れられる。カード20がカー
ド搬送路の出口方向に進められると、カード20は出口の
ローラ94と係合する。キャリッジ74が更にカード搬送路
の出口端部に送られると、図19に示すようにカード20は
キャリッジ74から解放される。カードブロック84は、カ
ード搬送路の入り口と出口端部で、それぞれ起伏(レリ
ーフ)98,96を有しており、カード20に係合したり解放
したりするために、搬送路の中に、或いは搬送路よりカ
ードキャリッジ74を回動できるようになっている。
動作時、カード20はカード搬送路の入り口端部で受け
取られると、カードキャリッジ74が入り口端部に移動さ
れ、カード搬送路に回動する。これにより、突起部88は
カード20の前縁及び後縁を取り囲む。それからカードキ
ャリッジ74は書き込み・読取りヘッド76を通過する。こ
うして、情報が最初に前方に移動している間、磁気スト
ライプ22に磁気的にエンコードされる。それから磁気キ
ャリッジ74は逆方向に戻って、書き込み・読取りヘッド
76の位置よりも戻る。そして、キャリッジ74が2回目に
ヘッド76を通過する時、そのエンコードされた情報が読
み取られ、ベリファイが行われる。この2回目の前方へ
の移動の後、カードキャリッジ74はカード搬送路の出口
端部に進む。そして、出口のローラ94がカード20に係合
するまで、キャリッジ74が移動される。それから、カー
ドキャリッジ74は、カード20を解放するために回動し、
ローラ94がカード20を装置より外に排出する。尚、エン
コードされた情報の読取りとベリファイは、キャリッジ
74の逆方向への移動時に行われても良いことが理解され
るであろう。
取られると、カードキャリッジ74が入り口端部に移動さ
れ、カード搬送路に回動する。これにより、突起部88は
カード20の前縁及び後縁を取り囲む。それからカードキ
ャリッジ74は書き込み・読取りヘッド76を通過する。こ
うして、情報が最初に前方に移動している間、磁気スト
ライプ22に磁気的にエンコードされる。それから磁気キ
ャリッジ74は逆方向に戻って、書き込み・読取りヘッド
76の位置よりも戻る。そして、キャリッジ74が2回目に
ヘッド76を通過する時、そのエンコードされた情報が読
み取られ、ベリファイが行われる。この2回目の前方へ
の移動の後、カードキャリッジ74はカード搬送路の出口
端部に進む。そして、出口のローラ94がカード20に係合
するまで、キャリッジ74が移動される。それから、カー
ドキャリッジ74は、カード20を解放するために回動し、
ローラ94がカード20を装置より外に排出する。尚、エン
コードされた情報の読取りとベリファイは、キャリッジ
74の逆方向への移動時に行われても良いことが理解され
るであろう。
自動設定 本発明は、自動的にいくつかのエンコードパラメータ
を設定するためにも使用できる。図10及び図24に示した
ように、磁気ストライプ22にエンコードする開始位置を
調整するための方法が示されている。図10に示したよう
に、磁気ストライプ22がエンコードされると、磁束の変
化130がこのストライプ22上に設定される。又、スター
ト標識132が、図24の142で示すように、磁気ストライプ
22上に書かれる。図24に示したように、カード20の端よ
りスタート標識132までの磁束の変化130の数が、オフセ
ット値152から読み出され、ヘッド/輸送140によって磁
気ストライプ22上に143でエンコードされる。デフォル
ト値154は、オフセット値がない時はオフセット値152と
なる。磁気ストライプ22が読み取られ、カード20の端か
らスタート標識132までの磁束の変化の実際の回数、値1
42が、148で示すように、理論値146と比較される。もし
この位置が正しければ、現在のオフセット値152が、こ
れ以降のエンコードにおいても使用される。もし、スタ
ート標識132がカード20の端からみて間違った位置にあ
る時は、150で、このオフセット値152は、スタート標識
132までの磁束の変化の理論値と、読み取った値142との
差によって変更される。このオフセット値152は、図5
〜図8で示した、フォトセル110をキャリッジ26が通過
することにより決定された実際の位置を基準に協同して
使用される。この様にして、全ての後続のカード20に対
し、磁気ストライプ22の正しい開始位置でエンコードが
開始されることになる。カード20のスタート標識位置
は、144で理論値を変更し、上述したステップを繰り返
すことにより移動されることが理解されるであろう。
を設定するためにも使用できる。図10及び図24に示した
ように、磁気ストライプ22にエンコードする開始位置を
調整するための方法が示されている。図10に示したよう
に、磁気ストライプ22がエンコードされると、磁束の変
化130がこのストライプ22上に設定される。又、スター
ト標識132が、図24の142で示すように、磁気ストライプ
22上に書かれる。図24に示したように、カード20の端よ
りスタート標識132までの磁束の変化130の数が、オフセ
ット値152から読み出され、ヘッド/輸送140によって磁
気ストライプ22上に143でエンコードされる。デフォル
ト値154は、オフセット値がない時はオフセット値152と
なる。磁気ストライプ22が読み取られ、カード20の端か
らスタート標識132までの磁束の変化の実際の回数、値1
42が、148で示すように、理論値146と比較される。もし
この位置が正しければ、現在のオフセット値152が、こ
れ以降のエンコードにおいても使用される。もし、スタ
ート標識132がカード20の端からみて間違った位置にあ
る時は、150で、このオフセット値152は、スタート標識
132までの磁束の変化の理論値と、読み取った値142との
差によって変更される。このオフセット値152は、図5
〜図8で示した、フォトセル110をキャリッジ26が通過
することにより決定された実際の位置を基準に協同して
使用される。この様にして、全ての後続のカード20に対
し、磁気ストライプ22の正しい開始位置でエンコードが
開始されることになる。カード20のスタート標識位置
は、144で理論値を変更し、上述したステップを繰り返
すことにより移動されることが理解されるであろう。
磁気ストライプ22に書き込む電流レベルは、図25に示
すようにして設定される。磁気ストライプ22は、1イン
チ当たり所定の磁束変化密度161で書き込まれるため、
書き込みヘッドに供給される電流レベルは、ステップ16
0で特定された範囲163で、磁気ストライプ22の長さ方向
に沿って増大される。その同じ磁気ストライプ22を読み
出す間、読取りヘッドよりの読取り電圧レベルは急速に
増大し、図23に示したように、磁気ストライプ22の長さ
方向に沿って、ある点でピーク値となる。電圧レベルが
ピーク値に達した後、それは徐々に減少する。図23に示
したピーク値の左側で、電圧が徐々に減少している部分
の読取り電圧値に対応する書き込み電流を用いるのが望
ましい。
すようにして設定される。磁気ストライプ22は、1イン
チ当たり所定の磁束変化密度161で書き込まれるため、
書き込みヘッドに供給される電流レベルは、ステップ16
0で特定された範囲163で、磁気ストライプ22の長さ方向
に沿って増大される。その同じ磁気ストライプ22を読み
出す間、読取りヘッドよりの読取り電圧レベルは急速に
増大し、図23に示したように、磁気ストライプ22の長さ
方向に沿って、ある点でピーク値となる。電圧レベルが
ピーク値に達した後、それは徐々に減少する。図23に示
したピーク値の左側で、電圧が徐々に減少している部分
の読取り電圧値に対応する書き込み電流を用いるのが望
ましい。
ステップ160でカード20が書き込まれる動作の間、ス
テップ162の読取りと飽和特性164とが、図25のステップ
166で比較される。ピーク読取り電圧レベルが、カード2
0の特定の範囲内にある位置で発生すると、図25のステ
ップ168で書き込み電流レベルが決定され、ステップ170
で書き込み電流レベルが設定される。もしステップ166
で、ピーク読取り電圧レベルが特定のカード領域の外側
で発生すると、書き込み電流レベルを変更する範囲163
は、ステップ172で変更され、そのプロセスが許容書き
込み電流レベルが見つかるまで繰り返し行われる。
テップ162の読取りと飽和特性164とが、図25のステップ
166で比較される。ピーク読取り電圧レベルが、カード2
0の特定の範囲内にある位置で発生すると、図25のステ
ップ168で書き込み電流レベルが決定され、ステップ170
で書き込み電流レベルが設定される。もしステップ166
で、ピーク読取り電圧レベルが特定のカード領域の外側
で発生すると、書き込み電流レベルを変更する範囲163
は、ステップ172で変更され、そのプロセスが許容書き
込み電流レベルが見つかるまで繰り返し行われる。
図26に示したように、読取りのための増幅は自動的に
設定されても良い。ステップ176で、図25に示された方
法を用いて、或いは他の適当な方法により書き込み電流
がセットされた後は、図26のステップ178で、磁気スト
ライプは一定の電流で、1インチ当たり密度が一定であ
る磁束変化で書き込まれる。それから符号はステップ18
0で読み取られ、ステップ185で理論値185と比較され
る。そして、もし必要であれば、ステップ182で、理論
値181と等しくなるように調整される。ステップ182は、
カードを読取りながら、或いは磁気ストライプ22が読取
りヘッドを通過しながら調整しても良く、或いはカード
の読取りが終了した後、計算しても良い。ステップ182
で、増幅器が許容レベルに調整できない時は、そのこと
が表示される。
設定されても良い。ステップ176で、図25に示された方
法を用いて、或いは他の適当な方法により書き込み電流
がセットされた後は、図26のステップ178で、磁気スト
ライプは一定の電流で、1インチ当たり密度が一定であ
る磁束変化で書き込まれる。それから符号はステップ18
0で読み取られ、ステップ185で理論値185と比較され
る。そして、もし必要であれば、ステップ182で、理論
値181と等しくなるように調整される。ステップ182は、
カードを読取りながら、或いは磁気ストライプ22が読取
りヘッドを通過しながら調整しても良く、或いはカード
の読取りが終了した後、計算しても良い。ステップ182
で、増幅器が許容レベルに調整できない時は、そのこと
が表示される。
以上の説明では、本願発明の多くの特徴や利点につい
て、発明の構成及び機能の詳細と共に説明したが、ここ
に開示した内容はあくまでも例示であり、本発明の趣旨
に含まれ、添付した請求の範囲で表された事項の一般的
な意味で指示された範囲内で、多くの変更、特に形状、
サイズ及び部品の配置等の変更等が可能である。
て、発明の構成及び機能の詳細と共に説明したが、ここ
に開示した内容はあくまでも例示であり、本発明の趣旨
に含まれ、添付した請求の範囲で表された事項の一般的
な意味で指示された範囲内で、多くの変更、特に形状、
サイズ及び部品の配置等の変更等が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特表 平4−502081(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 13/063 G11B 5/027 - 19/02
Claims (2)
- 【請求項1】上部ガイドおよび下部ガイドによって規定
されるカード搬送路に沿ってカードを搬送させるカード
キャリッジであって、 (a)カード搬送路入り口側に第1の端部、前記カード
搬送路の排出口側に第2の端部を有するカードキャリッ
ジ本体と、 (b)前記第1の端部近傍に設けられ、前記カード搬送
路内に向けて弾力的にバイアスされ、前記第2の端部に
向って前記カード搬送路外に向かう方向に回動する第1
のつめと、 (c)前記第2の端部に設けられ、前記カード搬送路内
に向けて弾力的にバイアスされ、前記第2の端部に向っ
て前記カード搬送路外に向かう方向に回動する第2のつ
めとを有し、前記第2のつめは、前記カードキャリッジ
内に保持されたカードに接触しない様に前記カード搬送
路外に回動できるように前記第1のつめの位置から少な
くともカードの長さだけ隔てた位置に設けられており、 (d)前記第2の端部に近接する位置にあって、前記カ
ード搬送路内に向けて弾力的にバイアスされ、前記カー
ド搬送路から前記第2の端部に向かう方向に回動する第
3のつめと、 を備えることを特徴とするカードキャリッジ。 - 【請求項2】入り口および出口を有するカード搬送路に
沿ってカードを搬送させるカード搬送システムであっ
て、 (a)前記カード搬送路の上限を規定し、カードの上部
エッジを受ける溝付きの上部ガイドと、 (b)前記カード搬送路の下限を規定し、カードの下部
エッジを受ける溝付きの下部ガイドと、 (c)カードキャリッジであって、 (i)前記カードキャリッジは、前記カード搬送路の入
り口側に第1の端部を、前記カード搬送路の出口側に第
2の端部を有するキャリッジ本体と、 (ii)前記第1の端部近傍に設けられ、前記カード搬送
路内方向に弾力的にバイアスされ、前記カード搬送路か
ら前記第2端部に向けて回動する第1のつめと、 (iii)前記第2の端部に設けられ、前記カード搬送路
内方向に弾力的にバイアスされ、前記カード搬送路から
前記第1の端部に向けて回動し、前記第1のつめから少
なくともカードの幅分だけ離れることで前記カード搬送
路外に向けて回動すると共に、前記カードキャリッジ内
に保持された前記カードに接触しない第2のつめと、 (iv)前記カード搬送路内に向けて弾力的にバイアスさ
れ、前記第2の端部に近接する位置にあって、前記カー
ド搬送路から前記第2の端部に向かう方向に回動する第
3のつめとを備えるカードキャリッジと、 (d)前記下部ガイドに搭載され、前記第2のつめに係
合して前記第2のつめを前記カード搬送路外に回動する
ように位置付けされている板と、 を備えることを特徴とするカード搬送システム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/US1990/000405 WO1991010953A1 (en) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | Magnetic encoding apparatus and method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05503389A JPH05503389A (ja) | 1993-06-03 |
JP2952856B2 true JP2952856B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=22220635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2502897A Expired - Lifetime JP2952856B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | カードキャリッジ及びカード搬送システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2952856B2 (ja) |
WO (1) | WO1991010953A1 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4626670A (en) * | 1983-06-16 | 1986-12-02 | Xico, Inc. | Method and system for decoding time-varying, two-frequency, coherent-phase data |
US4742213A (en) * | 1985-05-23 | 1988-05-03 | American Magnetics Corporation | Credit card reading apparatus with reliable optical path interrupt means |
US4692602A (en) * | 1985-05-23 | 1987-09-08 | American Magnetics Corporation | Apparatus for sensing and/or writing information on cards, passports and checks and the like |
JPS62179084A (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-06 | Tokyo Tatsuno Co Ltd | 板状記憶媒体の読取り・書込み装置 |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP2502897A patent/JP2952856B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-01-19 WO PCT/US1990/000405 patent/WO1991010953A1/en unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1991010953A1 (en) | 1991-07-25 |
JPH05503389A (ja) | 1993-06-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20041108 |