JP2951262B2 - 高温強度に優れたアルミニウム合金 - Google Patents

高温強度に優れたアルミニウム合金

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温強度に優れた
アルミニウム合金、とくに、吸気バルブ、コンロッド、
過給機ローターなどのエンジン部品、圧縮機の羽根車、
あるいは航空機など超高速飛翔体の外板材、その他、例
えば180 〜350 ℃の熱負荷のかかる構造体として好適な
高温強度に優れたアルミニウム合金に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、吸気バルブ、コンロッドなど、熱
負荷のかかる自動車のエンジン部品には鋼材が使用さ
れ、航空機など高速飛翔体の部材のうち、外板のように
空気との摩擦により高温となる部分には鋼材やTi合金
材が適用されているが、近年における高性能化、燃費低
減、低コスト化などの理由から軽量化が求められるよう
になっており、アルミニウム合金材料の実用化研究が進
められている。
【0003】しかしながら、従来のように、溶解鋳造−
鍛練加工(IM法)により製造されるアルミニウム合金
では、一般に高温強度が十分でなく、高温環境で且つ応
力が負荷される条件下で構造材として使用される例はほ
とんどなく、アルミニウム合金のなかで比較的高温に耐
える2024合金、2618合金など2000系アルミニウム合金で
も、180 ℃以上の高温下では強度的に不十分であり、そ
れらの使用個所は狭く限定されている。
【0004】大型ディーゼルエンジン用の圧縮機など、
空気を吸い込む大型の遠心圧縮機の羽根車の材料におい
ても、耐熱強度が要求されるため、通常、アルミニウム
合金のうち最も耐熱性のあるAl−Cu−Mg系のJIS
A2618 合金が使用されているが、大型ディーゼルエンジ
ン用の大型遠心圧縮機においては、エンジン側の高性能
化に対応して高圧縮比が要求されるようになってきてお
り、この場合、羽根車の出口における温度は200 ℃以上
に達するため、上記従来の合金では対応が難しくなって
きている。
【0005】一方、アルミニウム合金を溶融状態から急
冷凝固させ、成形固化することにより微細で均一な組織
を得て、アルミニウム合金の特性を向上させる急冷凝固
技術(PM法)が開発され、数多くの急冷凝固アルミニ
ウム合金が提案されている。急冷凝固法によれば、合金
成分の均一固溶、過飽和固溶が可能となり、金属間化合
物が微細分散し、極微細結晶組織や非晶質組織が得られ
る場合もあるから、従来のIM法により製造されたアル
ミニウム合金に比べて耐熱性や耐摩耗性の優れたアルミ
ニウム合金材が得られる。
【0006】従来提案されている急冷凝固アルミニウム
合金として、例えば、Fe:4〜15%、Mo:0.5〜8 %、
Zr:0.3〜8 %を含有し、残部が実質的にAlからなる
合金(特公昭63-9576 号公報) 、Fe:4〜15%、V:0.5
〜8 %、Mo:0.5〜8 %およびTi:0.5〜8 %を含有
し、必要に応じてZr:0.3〜8 %を含み、残部が実質的
にAlからなる合金(特公昭63-10221号公報) 、Fe:4
〜15%、Mn:0.5〜8 %、Mo:0.5〜8 %、Ti:0.5〜
8 %およびZr:0.3〜8 %を含有し、残部が実質的にA
lからなる合金(特公昭63-10222号公報) があるが、例
えば180 ℃以上の温度環境で応力の負荷される構造材と
して実用化するためには、なお十分な強度特性をそなえ
ているとはいえない。
【0007】また、Mn:8〜14%、Fe:0.1〜4.0 %、
V:0.4〜4.0 %、Ti:0.1〜4.0 %、必要に応じてZ
r:0.1〜4.0 %を含有し、Mn+Fe+V+Ti:11 〜
15%とし、残部Alおよび不可避的不純物からなる成分
組成を有し、急冷凝固して粉末状または薄片状の凝固体
とし、熱間成形したアルミニウム合金部材も提案されて
おり(特開昭62-124242 号公報) 、かなり改善された高
温強度を有するが、常温および高温における伸びが不十
分で靭性に欠け、180 ℃以上の高温状態の下で構造材と
して長期間安定して使用するには問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高温状態に
おいて安定して使用可能な高温強度特性をそなえたアル
ミニウム合金を開発するために、良好な高温強度を有す
る上記のMn、Fe、Vを含有する急冷凝固アルミニウ
ム合金について着目し、合金組成の組合わせ、金属間化
合物のサイズと常温および高温における諸特性との関係
について多角的に再検討を行った結果としてなされたも
のであり、その目的は、例えば180 ℃以上の温度環境に
おいて応力のかかる構造材としても長期間十分安定して
使用できる高温強度特性に優れたアルミニウム合金を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による高温強度に優れたアルミニウム合金
は、Fe+Mn:5〜13%、V:0.2〜4 %を含有し、Ti
およびMoのうちの1種または2種を合計量で0.2 〜4
%含み、残部Alおよび不可避的不純物からなり、Mn
とFeの含有量の比、Mn/Feを0.2 〜4 、Mnの含
有量を8 %未満に規制したことを構成上の第1の特徴と
する。
【0010】また、本発明のアルミニウム合金は、Fe
+Mn:5〜13%、V:0.2〜4%、Zr:0.2
〜2%を含有し、TiおよびMoのうちの1種または2
種を合計量で0.2〜4%含み、残部Alおよび不可避
的不純物からなり、MnとFeの含有量の比、Mn/F
eを0.2〜4、Mnの含有量を8%未満に規制したこ
とを第2の特徴とし、合金マトリックス中に分散する金
属間化合物の平均粒径が5μm以下であることを第3の
特徴とする。
【0011】本発明において、FeおよびMnは、共存
して、熱的に安定な金属間化合物を形成し、合金マトリ
ックス中に微細に分散して、合金の常温および高温の強
度を高め、弾性率を向上させ、線膨張係数を低下させる
ために機能する。好ましい含有量は、合計量で5 〜13%
の範囲であり、5 %未満では分散粒子の体積率が小さい
ため強度向上の効果が十分でなく、13%を越えると、延
性、靭性が低下し、強度向上の効果も飽和する。また塑
性加工性も低下するため、製品形状への成形加工が困難
となる。さらに好ましいFe+Mnの含有範囲は6 〜10
%である。
【0012】このうち、Mnは、マトリックス中に固溶
してマトリックスを安定化させ、加工組織の回復や再結
晶を生じ難くし、合金のクリープ強度、疲労強度を高め
るためにも寄与し、Feは高温強度を向上させる作用を
するが、MnおよびFe量の増加は延性を低下させ、と
くにMnは延性、靭性の劣化を促進するから、好ましく
はMn:8%未満に規制することが必要である。Feにつ
いても10%未満の含有に制限するのが好ましい。
【0013】Mn含有量とFe含有量の比、Mn/Fe
が大きくなると、高温強度は向上するが、延性、靭性が
低下する傾向がある。このことを考慮して、Mn/Fe
の比を0.2 〜4 の範囲に規制するのが好ましい。Mn/
Feが0.2 未満では強度向上の効果が小さく、Mn/F
eが4 を越えると、合金の延性、靭性が低下する。
【0014】Vは、とくに合金の高温強度を高めるため
に大きく機能する元素である。Vのうちの一部は、Al
−Fe−Mn系金属間化合物のFeあるいはMnの一部
と置換して、Al−Fe−Mn系金属間化合物の熱的安
定性を高め、また一部はAl−V系金属間化合物として
分散し、常温および高温の強度を向上させる。好ましい
含有範囲は0.2 〜4 %であり、0.2 %未満ではその効果
が十分でなく、4 %を越えて含有すると、延性、靭性を
低下させる。
【0015】Zrは強度向上に機能する。Zrの一部
は、Al−Fe−Mn系金属間化合物中のFeあるいは
Mnと置換して、Al−Fe−Mn系化合物の体積率を
高め、合金の常温強度および高温強度を向上させる。ま
た一部はAl−V系金属間化合物としてマトリックス中
に分散して、安定した微細結晶粒組織を形成する。好ま
しい含有量は0.2 〜2 %の範囲であり、0.2 %未満では
その効果が小さく、2 %を越えると延性、靭性が低下
し、強度向上効果も飽和する。
【0016】TiおよびMoは強度向上に機能する元素
である。TiおよびMoの一部は、Al−Fe−Mn系
金属間化合物中のFeあるいはMnと置換して、Al−
Fe−Mn系化合物の体積率を高め、合金の常温および
高温の強度を向上させる。また一部はAl−Ti系の金
属間化合物などを形成、分散し、微細結晶粒組織を安定
化する。Ti、Moは、これらのうちの1種または2種
を、合計量で、好ましくは0.2 〜4 %の範囲で含有させ
る。0.2 %未満ではその効果が十分でなく、4%を越え
て含有すると、微細な金属間化合物の形成が困難となっ
て、靭性の低下が生じ易くなり、強度向上の効果も飽和
する傾向にある。
【0017】高温強度を高めるために、合金マトリック
ス中に分散する前記金属間化合物は小さいほうが望まし
く、本発明において、所望の強度特性を得るためには、
金属間化合物の平均粒径を好ましくは5 μm 以下、さら
に好ましくは3 μm 以下に制御することが必要であり、
この範囲の金属間化合物を微細に分散させることにより
常温および高温の強度が効果的に向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明によるアルミニウム合金材
の製造は、溶湯を102 ℃/s以上の冷却速度で急冷凝固す
る急冷凝固技術を利用し、急冷凝固アルミニウム合金粉
末を固化成形するPM法、または溶融アルミニウム合金
を不活性ガスによりスプレーし、急冷凝固させながら堆
積させるスプレーフォーミング法(SF法)により行う
のが好ましい。PM法による場合には、前記の所定組成
を有するアルミニウム合金溶湯を、ガスアトマイズ法な
どによって急冷凝固し、急冷凝固粉末を作製する。アル
ミニウム合金粉末は、高強度、高靭性の成形体を得るた
め、出来るだけ微細であることが望ましい。
【0019】ついで、アルミニウム合金の急冷凝固粉末
の表面に付着している水分やガスを除去するために、粉
末をアルミニウム缶などの缶に充填し、350 〜500 ℃の
温度で真空引きする方法、あるいは粉末を冷間圧縮した
予備成形体を、不活性雰囲気または真空中において350
〜500 ℃の温度に加熱する方法により脱ガス処理を行
う。脱ガス後、300 〜500 ℃の温度で熱間押出、または
ホットレスおよび熱間押出などを行うことにより、混合
粉末を100 %緻密化し、必要に応じて、さらに鍛造、切
削などの加工を行い製品とする。
【0020】SF法による場合は、アトマイズされたア
ルミニウム合金の溶湯を、半凝固の状態でコレクタ上に
連続的に堆積させて急冷凝固体を作製し、必要に応じて
外面を切削したのち、急冷凝固体に存在する数%のポロ
シティを潰すためと、堆積した液滴同志の結合を強固に
するために、製品の形状付与を兼ねた塑性加工を行い製
品とする。塑性加工としては、熱間押出、ホットプレ
ス、圧延、鍛造あるいはそれらの組合わせが適用され
る。本発明においては、必須合金成分としてのFe、M
n、V、Tiおよび/またはMoの成分範囲の組合わ
せ、またはこれらの成分とZrとの組合わせ、Mn/F
eの比およびMn量の規制、さらには金属間化合物サイ
ズの限定により、とくに高温強度特性に優れ、エンジン
部品、航空機の外板などとして好適な材料特性をそなえ
たアルミニウム合金が得られる。
【実施例】
【0021】以下、本発明の実施例を、比較例と対比し
て説明する。 実施例1 アルミニウム合金溶湯を窒素ガスによりアトマイズし、
表1に示す組成を有するアルミニウム合金粉末を作製し
た。粉末を300 μm 以下に篩で分級し、平均粒径約100
μm のアルミニウム合金粉末を得た。ついで、粉末を、
外径90mm、高さ200mm のアルミニウム製缶容器に充填
し、480 ℃の温度で1 時間真空脱ガス処理した。脱ガス
処理後、封缶し、これを押出用ビレットとして、430 ℃
の温度で径30mmの丸棒に熱間押出成形した。なお、アト
マイズにおける冷却速度や押出条件を調整することによ
り、合金マトリックス中に分散する金属間化合物の平均
粒径を1.8 〜2 μm とした。
【0022】得られた丸棒材について、常温および250
℃の温度で引張試験を行って、引張強さ( σB ) 、耐力
( σ0. 2)および伸び( δ) を測定して強度特性を評価し
た。結果を表2に示す。表2に示すように、本発明に従
う試験材はいずれも、常温耐力360MPa以上、250 ℃での
高温耐力230MPa以上の優れた強度をそなえている。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】比較例1 実施例1と同様の方法で表3に示す組成を有するアルミ
ニウム合金粉末を作製し、実施例1と同一の工程により
丸棒材を製造し、実施例1と同じ評価試験を行った。丸
棒材における金属間化合物の平均粒径は1.8 〜2 μm に
調整した。評価結果を表4に示す。なお、表1におい
て、本発明の条件を外れたものには下線を付した。
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】表4に示すように、試験材No.14 はMnを
含まないため、強度とくに耐力が低く、試験材No.15
は、Feを含有せずMn/Feの比が大きいため延性が
劣る。試験材No.16 はVを含有していないため、常温お
よび高温の強度が低い。とくに高温強度が劣っている。
試験材No.17 はVの含有量が多過ぎるため、また試験材
No.18 はTi+Moの含有量が多過ぎるため伸びが低
く、延性、靭性が劣る。試験材No.19 はFe+Mnの量
が少ないため強度が低く、試験材No.20 はFe+Mnの
量が過剰であるため延性が劣る。試験材No.21 、試験材
No.22 はMnの含有量が多いため、延性、靭性に欠け
る。
【0029】実施例2 実施例1の試験材No.2のアルミニウム合金粉末( Al−
4 %Fe−4 %Mn−2 %V−1 %Mo−1 %Zr)を
選定し、この粉末を、ホットプレスによって、直径300m
m 、長さ200mm の円筒形状に焼結成形し、機械加工によ
り直径を280mmとして、圧縮機用羽根車に成形した。得
られた羽根車を、台上の回転試験機に取付け、高温状態
で所定の運転回転数まで回転させ、振動などの異常がな
いことを確認した。また、従来のIM法により製造した
JIS A2618 合金から同形状の羽根車を成形して同一の試
験を行った結果、本発明の合金材は、従来の合金材に比
較して、同じ回転数で30〜50℃の使用温度の向上が得ら
れることが確認された。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、高温強度特性に優れ、
とくに、吸気バルブ、コンロッド、過給機ロータなどの
エンジン部品、圧縮機の羽根車、航空機などの飛翔体の
外板など、高温環境下で且つ負荷のかかる状態で使用さ
れる構造材として好適なアルミニウム合金が提供され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 正幸 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三 菱重工業株式会社名古屋研究所内 (72)発明者 大久保 喜正 東京都港区新橋5丁目11番3号 住友軽 金属工業株式会社内 (72)発明者 渋江 和久 東京都港区新橋5丁目11番3号 住友軽 金属工業株式会社内 (72)発明者 時実 直樹 東京都港区新橋5丁目11番3号 住友軽 金属工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−124242(JP,A) 特開 昭64−11935(JP,A) 特公 昭63−10221(JP,B2) 特公 昭63−10222(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C22C 21/00 - 21/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Fe+Mn:5〜13%(重量%、以下同
    じ)、V:0.2〜4 %を含有し、TiおよびMoのうちの
    1種または2種を合計量で0.2 〜4 %含み、残部Alお
    よび不可避的不純物からなり、MnとFeの含有量の
    比、Mn/Feを0.2 〜4 、Mnの含有量を8 %未満に
    規制したことを特徴とする高温強度に優れたアルミニウ
    ム合金。
  2. 【請求項2】 Fe+Mn:5〜13%、V:0.2〜4 %、Z
    r:0.2〜2 %を含有し、TiおよびMoのうちの1種ま
    たは2種を合計量で0.2 〜4 %含み、残部Alおよび不
    可避的不純物からなり、MnとFeの含有量の比、Mn
    /Feを0.2〜4 、Mnの含有量を8 %未満に規制した
    ことを特徴とする高温強度に優れたアルミニウム合金。
  3. 【請求項3】 合金マトリックス中に分散する金属間化
    合物の平均粒径が5μm 以下であることを特徴とする請
    求項1または2記載の高温強度に優れたアルミニウム合
    金。
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