JP2950817B1 - 光触媒フィルター - Google Patents

光触媒フィルター

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JP2950817B1
JP2950817B1 JP10237875A JP23787598A JP2950817B1 JP 2950817 B1 JP2950817 B1 JP 2950817B1 JP 10237875 A JP10237875 A JP 10237875A JP 23787598 A JP23787598 A JP 23787598A JP 2950817 B1 JP2950817 B1 JP 2950817B1
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  • Catalysts (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】光触媒フィルターに対する空気の接触面積を大
きくでき、空気清浄効果を向上させる。 【解決手段】酸化チタンが含有された段ボール板4が多
数枚積層され、紫外線ランプから381nm以下の波長
の紫外線を照射することにより段ボール板4に含有する
酸化チタンを励起せしめ、段ボール板4に接触する空気
中の汚染物質を分解させるようにした光触媒フィルター
1であって、段ボール板4を傾斜状態で多数枚積層し
て、幅方向における一端側において各段ボール板4の一
方の面5が露出するとともに、幅方向における他端側に
おいて各段ボール板4の他方の面6が露出するように構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気清浄機に使用
される光触媒フィルターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、空気清浄機に使用される光触
媒フィルターは一般に知られている。光触媒フィルター
は段ボール板を積層したもの、あるいはハニカム形状の
本体部に光触媒として例えば酸化チタンを含有させる
か、あるいは本体部の表面に酸化チタンを付着させるこ
とにより作られる。図3および図4に従来の光触媒フィ
ルターの単体の一例およびその使用状態を示しており、
段ボール板を多層に積層し且つ段ボール板に酸化チタン
を含有させたものを10mm前後の厚みにカットし、こ
れを光触媒フィルター1として光触媒フィルター1に紫
外線ランプ2から381nm以下の波長の紫外線を照射
することにより光触媒フィルター1に含まれる酸化チタ
ンを励起せしめ、光触媒フィルター1の波状の無数の孔
部3の内面に接触する空気中の汚染物質を分解させるよ
うに構成されている。さらに詳しくは、光触媒フィルタ
ー1を構成する多数の段ボール板は光触媒フィルター1
の厚み方向における両端がフラットな状態に揃うように
互いに重ねられて接合されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光触媒フィルター1を構成する多数の段ボール板は
光触媒フィルター1の厚み方向における両端がフラット
な状態に揃うように互いに重ねられて接合されているの
で、空気との接触面積が狭く、光触媒フィルター1を有
効に利用するに至っておらず、空気清浄効果に劣るとい
う問題がある。
【0004】本発明はこのような課題を解決するもの
で、光触媒フィルターに対する空気の接触面積を大きく
でき、空気清浄効果を向上させるようにすることを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、酸化チタンが含有された段ボール板が多数
枚積層され、紫外線ランプから381nm以下の波長の
紫外線を照射することにより段ボール板に含有する酸化
チタンを励起せしめ、段ボール板に接触する空気中の汚
染物質を分解させるようにした光触媒フィルターであっ
て、段ボール板を傾斜状態で多数枚積層して、幅方向に
おける一端側において各段ボール板の一方の面が露出す
るように構成したことを要旨とするものである。また本
発明は、幅方向における他端側において各段ボール板の
他方の面が露出するように構成したことを要旨とするも
のである。
【0006】この構成により、酸化チタンが含有された
段ボール板を多数枚積層した状態においてその幅方向に
おける端面がフラットな状態にならないように傾斜させ
ることにより作られた光触媒フィルターは、各段ボール
板の幅方向における一端側において各段ボール板の一方
の面が露出するので、この各段ボール板の幅方向におけ
る一端側を空気の入り口とすることにより光触媒フィル
ターに対する汚染物質の接触面積が増え、紫外線ランプ
から照射される紫外線を効率良く利用することができ、
光触媒の励起機能を向上させて、空気清浄効果を向上さ
せることができる。また、各段ボール板の幅方向におけ
る他端側においても各段ボール板の他方の面が露出する
ように構成すると、光触媒フィルターを何れの面を空気
の入り口側に向けても良く、使い勝手が良い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面(図1および図2)に基づいて説明する。なお
図中、前記従来例と同一符号は同一部材を示し、その詳
細説明は省略する。
【0008】酸化チタンが含有され10mm前後の幅に
カットされた段ボール板4を多数枚積層した状態におい
てその幅方向における端面がフラットな状態にならない
ように傾斜させて光触媒フィルター1を構成する。さら
に詳しくは、多数枚積層された段ボール板4は幅方向に
おける端面が露出していることは前記従来例と同じであ
るが、幅方向における一端側においては各段ボール板4
の一方の面5が露出し、幅方向における他端側において
は各段ボール板4の他方の面6が露出するように構成さ
れている。
【0009】以上のように構成された光触媒フィルター
1の各段ボール板4の幅方向における一端側に対して紫
外線ランプ2から381nm以下の波長の紫外線を照射
することにより光触媒フィルター1に含まれる酸化チタ
ンを励起せしめ、光触媒フィルター1の波状の無数の孔
部3の内面や幅方向一端側における露出面に接触する空
気中の汚染物質を分解させるように構成されている。
【0010】ところで、以上述べた実施の形態の光触媒
フィルター1は多数枚積層された各段ボール板4の幅方
向における一端側において各段ボール板4の一方の面5
が露出し、幅方向における他端側において各段ボール板
4の他方の面6が露出するように構成されているが、紫
外線ランプ2から照射される紫外線が当たる側、つまり
空気の入り口は各段ボール板4の幅方向における一端側
であるので、光触媒フィルター1の各段ボール板4の幅
方向における他端側を図1の二点鎖線で示すようにカッ
トして光触媒フィルター1の片面をフラットな状態にす
るようにしても良い。なお、幅方向における他端側にお
いても各段ボール板4の他方の面が露出するように構成
すると、光触媒フィルター1を何れの面を空気の入り口
側に向けても良く、使い勝手が良い。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、酸化チタ
ンが含有された段ボール板を多数枚積層した状態におい
てその幅方向における端面がフラットな状態にならない
ように傾斜させることにより作られた光触媒フィルター
は、各段ボール板の幅方向における一端側において各段
ボール板の一方の面が露出するので、この各段ボール板
の幅方向における一端側を空気の入り口とすることによ
り光触媒フィルターに対する汚染物質の接触面積が増
え、紫外線ランプから照射される紫外線を効率良く利用
することができ、光触媒の励起機能を向上させて、空気
清浄効果を向上させることができる。また、各段ボール
板の幅方向における他端側においても各段ボール板の他
方の面が露出するように構成すると、光触媒フィルター
を何れの面を空気の入り口側に向けても良く、使い勝手
が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における光触媒フィルタ
ーの側面図である。
【図2】同光触媒フィルターと紫外線ランプとの関係を
示す側面断面図である。
【図3】従来例における光触媒フィルターの斜視図であ
る。
【図4】同光触媒フィルターと紫外線ランプとの関係を
示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 光触媒フィルター 2 紫外線ランプ 3 孔部 4 段ボール板 5 一方の面 6 他方の面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化チタンが含有された段ボール板が多
    数枚積層され、紫外線ランプから381nm以下の波長
    の紫外線を照射することにより段ボール板に含有する酸
    化チタンを励起せしめ、段ボール板に接触する空気中の
    汚染物質を分解させるようにした光触媒フィルターであ
    って、段ボール板を傾斜状態で多数枚積層して、幅方向
    における一端側において各段ボール板の一方の面が露出
    するように構成したことを特徴とする光触媒フィルタ
    ー。
  2. 【請求項2】 幅方向における他端側において各段ボー
    ル板の他方の面が露出するように構成したことを特徴と
    する請求項1記載の光触媒フィルター。
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