JP2949955B2 - 深夜電力切替装置 - Google Patents
深夜電力切替装置Info
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- JP2949955B2 JP2949955B2 JP3245546A JP24554691A JP2949955B2 JP 2949955 B2 JP2949955 B2 JP 2949955B2 JP 3245546 A JP3245546 A JP 3245546A JP 24554691 A JP24554691 A JP 24554691A JP 2949955 B2 JP2949955 B2 JP 2949955B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は同じ電源電線で、安価な
深夜の電力時間帯における通電を最大限利用しながら、
割高である昼間の電力時間帯にも必要に応じて効果的に
電力を消費することのできる電気温水器等に使用する深
夜電力切替装置に関するものである。
深夜の電力時間帯における通電を最大限利用しながら、
割高である昼間の電力時間帯にも必要に応じて効果的に
電力を消費することのできる電気温水器等に使用する深
夜電力切替装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の深夜電力料金契約した深夜
電力切替装置は、図２に示すように単相３線式配線によ
り電気器具に通電していた。
電力切替装置は、図２に示すように単相３線式配線によ
り電気器具に通電していた。
【０００３】電源電線１は、屋内配線盤８の電源側に設
けられた１００Ｖ電力量計１１と、深夜電力料金契約し
た機器７（一般には電気温水器）への通電電力量を検量
する２００Ｖ電力量計９へと分岐される。この回路はタ
イムスイッチ１０、２００Ｖ電力量計９、配線用遮断器
３の順に接続された後、前記深夜電力料金契約した機器
７からなるよう構成されている。このタイムスイッチ１
０は深夜電力供給時間帯（通常午後１１時〜午前７時）
に入ればＯＮし、深夜電力供給時間帯が終了すればＯＦ
Ｆし、機器への通電の入・切のみを制御するようになっ
ていた。
けられた１００Ｖ電力量計１１と、深夜電力料金契約し
た機器７（一般には電気温水器）への通電電力量を検量
する２００Ｖ電力量計９へと分岐される。この回路はタ
イムスイッチ１０、２００Ｖ電力量計９、配線用遮断器
３の順に接続された後、前記深夜電力料金契約した機器
７からなるよう構成されている。このタイムスイッチ１
０は深夜電力供給時間帯（通常午後１１時〜午前７時）
に入ればＯＮし、深夜電力供給時間帯が終了すればＯＦ
Ｆし、機器への通電の入・切のみを制御するようになっ
ていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のよう
な構成では、特に深夜と昼間の電力料金を個別の電力量
計から計量する時間帯別電灯料金制度などでは、深夜電
力と昼間電力に分けて検量表示する。この分けて検量す
るためのタイマー機能を内蔵した昼夜電力計が接続され
る場合は、回路にタイマー付き電気温水器などのタイマ
ー機能を有した機器の設定時間がわずかでもずれた場
合、計量される電力料金が使用実態にそくさない場合が
発生する。特に実際には深夜時間帯に電力を使用したに
もかかわらず、通電を制御するタイマーの時間がずれて
いたため割高な、昼間電力の料金体系で算出された場
合、使用者の自覚がないまま割高な電力を使用したこと
になるといった問題点を有していた。
な構成では、特に深夜と昼間の電力料金を個別の電力量
計から計量する時間帯別電灯料金制度などでは、深夜電
力と昼間電力に分けて検量表示する。この分けて検量す
るためのタイマー機能を内蔵した昼夜電力計が接続され
る場合は、回路にタイマー付き電気温水器などのタイマ
ー機能を有した機器の設定時間がわずかでもずれた場
合、計量される電力料金が使用実態にそくさない場合が
発生する。特に実際には深夜時間帯に電力を使用したに
もかかわらず、通電を制御するタイマーの時間がずれて
いたため割高な、昼間電力の料金体系で算出された場
合、使用者の自覚がないまま割高な電力を使用したこと
になるといった問題点を有していた。
【０００５】本発明はかかる従来の問題を解消するもの
で、２つの時間帯に分けられる料金体系において、使用
実態に合致した料金計量が可能になることを目的として
いる。
で、２つの時間帯に分けられる料金体系において、使用
実態に合致した料金計量が可能になることを目的として
いる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の深夜電力切替装置は、以下の構成を備えたも
のである。
に本発明の深夜電力切替装置は、以下の構成を備えたも
のである。
【０００７】昼夜同一の電源線で供給される電力回路を
開閉する開閉器と、内蔵タイマーにより深夜電力時間帯
とその他の時間帯に自動的に区分して検量する昼夜電力
量計と、前記開閉器を制御する制御装置を備え、前記制
御装置は、前記昼夜電力量計の内蔵タイマーの信号によ
り同期して作動し、少なくとも前記深夜電力時間帯は通
電させるとともに、１日サイクルで任意に設定した時間
帯だけ通電するように前記開閉器を制御し、かつ深夜電
力時間帯が経過した後も設定を変更することで任意に通
電が可能な構成としたものである。
開閉する開閉器と、内蔵タイマーにより深夜電力時間帯
とその他の時間帯に自動的に区分して検量する昼夜電力
量計と、前記開閉器を制御する制御装置を備え、前記制
御装置は、前記昼夜電力量計の内蔵タイマーの信号によ
り同期して作動し、少なくとも前記深夜電力時間帯は通
電させるとともに、１日サイクルで任意に設定した時間
帯だけ通電するように前記開閉器を制御し、かつ深夜電
力時間帯が経過した後も設定を変更することで任意に通
電が可能な構成としたものである。
【０００８】
【作用】本発明は上記した構成により、同じ電源電線に
よって通電され、なおかつ、制御装置であるタイマー機
能を有する機器によってあらかじめ設定した時間帯への
通電を入・切するだけでなく、電力量計からの信号で２
つの時間帯に同期して通電を入・切するので、使用実態
に合致し、深夜電力料金契約した機器の消費電力量と、
昼間の時間帯に昼間電灯料金で消費した電力量を個別に
かつ、正確に検量することができるとともに、深夜電力
時間帯が経過した後も任意に通電が可能となるため、使
い勝手の向上が図れる。
よって通電され、なおかつ、制御装置であるタイマー機
能を有する機器によってあらかじめ設定した時間帯への
通電を入・切するだけでなく、電力量計からの信号で２
つの時間帯に同期して通電を入・切するので、使用実態
に合致し、深夜電力料金契約した機器の消費電力量と、
昼間の時間帯に昼間電灯料金で消費した電力量を個別に
かつ、正確に検量することができるとともに、深夜電力
時間帯が経過した後も任意に通電が可能となるため、使
い勝手の向上が図れる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例の構成について図１を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【００１０】図１において、１は電源電線で、この電源
電線１の引き込み口の後には昼夜電力量計２が接続され
ている。前記昼夜電力計は電気器具の消費電力量を深夜
電力と昼間電力に分けて検量できるタイマー機能を有し
ている。そして、一方は屋内の屋内配線盤８を経て個別
の昼間電灯電気器具１２が接続されている。今一方には
配線用遮断器３、開閉器４（以下総称してリレーと呼
ぶ）、タイマー６、（リレー４とタイマー６はコード５
によって電気的に接続されている）を経て深夜料金対応
の電気器具７（以下電気温水器と呼ぶ）が接続されてい
る。さらに、タイマー６と電力を検量する昼夜電力量計
２は信号線１３で結ばれており、昼夜の検量のタイミン
グを昼夜電力量計２からタイマー６へ伝達している。
電線１の引き込み口の後には昼夜電力量計２が接続され
ている。前記昼夜電力計は電気器具の消費電力量を深夜
電力と昼間電力に分けて検量できるタイマー機能を有し
ている。そして、一方は屋内の屋内配線盤８を経て個別
の昼間電灯電気器具１２が接続されている。今一方には
配線用遮断器３、開閉器４（以下総称してリレーと呼
ぶ）、タイマー６、（リレー４とタイマー６はコード５
によって電気的に接続されている）を経て深夜料金対応
の電気器具７（以下電気温水器と呼ぶ）が接続されてい
る。さらに、タイマー６と電力を検量する昼夜電力量計
２は信号線１３で結ばれており、昼夜の検量のタイミン
グを昼夜電力量計２からタイマー６へ伝達している。
【００１１】上記構成において、電気温水器７への深夜
時間帯での通電は、昼間電灯電気器具１２への通電と共
に昼夜電力量計２によって検量される。昼夜電力量計２
はタイマー機能を内蔵しており、所定の時間帯（午後１
１時）になると自動的に深夜電力とし安価な電力料金対
象とする。したがって昼間電灯電気器具１２であって
も、この時間に使用したぶんは深夜電力の料金で検量さ
れる。また、昼間時間帯での通電も同様に、電気温水器
７をいくら使用しても昼間電灯電気器具１２と同様に、
高価に設定してある昼間電灯料金として検量される。
時間帯での通電は、昼間電灯電気器具１２への通電と共
に昼夜電力量計２によって検量される。昼夜電力量計２
はタイマー機能を内蔵しており、所定の時間帯（午後１
１時）になると自動的に深夜電力とし安価な電力料金対
象とする。したがって昼間電灯電気器具１２であって
も、この時間に使用したぶんは深夜電力の料金で検量さ
れる。また、昼間時間帯での通電も同様に、電気温水器
７をいくら使用しても昼間電灯電気器具１２と同様に、
高価に設定してある昼間電灯料金として検量される。
【００１２】しかし、電気温水器７への通電はタイマー
６に制御されたリレー４によって確実に安価な深夜時間
帯の電力で加熱（以下「沸き上げる」とする）するよう
になっているので、従来例と同様に経済的に沸き上げら
れる。
６に制御されたリレー４によって確実に安価な深夜時間
帯の電力で加熱（以下「沸き上げる」とする）するよう
になっているので、従来例と同様に経済的に沸き上げら
れる。
【００１３】上記構成によれば、深夜電力だけでは熱量
が不足しているとき（湯切れ）など、昼間時間帯で電気
温水器７を沸き上げたいとき、タイマー６の設定を変更
することで、昼間電力の料金で通電をすることができ
る。
が不足しているとき（湯切れ）など、昼間時間帯で電気
温水器７を沸き上げたいとき、タイマー６の設定を変更
することで、昼間電力の料金で通電をすることができ
る。
【００１４】すなわち、本来「切」になっているリレー
４を「入」にすることで深夜料金よりも割高に設定して
ある昼間料金で沸き上げることを可能にしたのである。
４を「入」にすることで深夜料金よりも割高に設定して
ある昼間料金で沸き上げることを可能にしたのである。
【００１５】さらに、料金体系の違う２つの時間帯にま
たがる電灯料金制度においても、昼夜電力量計２からの
時間帯変更のタイミング（信号）がタイマー６へ伝達さ
れるので、割高な昼間料金での電力使用量が正確に検量
できる。
たがる電灯料金制度においても、昼夜電力量計２からの
時間帯変更のタイミング（信号）がタイマー６へ伝達さ
れるので、割高な昼間料金での電力使用量が正確に検量
できる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明の深夜電力切替装置
によれば、深夜電力料金時間帯とその他の時間帯の区分
は、電気器具の消費した電力を深夜電力と昼間電力に分
けて検量するためのタイマー機能を内蔵した電力量計の
時間に同期させるようにしているので、同じ電源電線に
よって通電され、なおかつ、タイマー機能を有する機器
からの制御によってあらかじめ設定した時間帯への通電
を入・切するだけでなく、電力量計からの信号で２つの
時間帯に同期して通電を入・切するので、使用実態に合
致し、深夜電力料金契約した機器の消費電力量と、昼間
の時間帯に昼間電灯料金で消費した電力量を個別にか
つ、正確に検量することができるとともに、深夜電力時
間帯が経過した後も任意に通電が可能となるため、使い
勝手の向上が図れる。
によれば、深夜電力料金時間帯とその他の時間帯の区分
は、電気器具の消費した電力を深夜電力と昼間電力に分
けて検量するためのタイマー機能を内蔵した電力量計の
時間に同期させるようにしているので、同じ電源電線に
よって通電され、なおかつ、タイマー機能を有する機器
からの制御によってあらかじめ設定した時間帯への通電
を入・切するだけでなく、電力量計からの信号で２つの
時間帯に同期して通電を入・切するので、使用実態に合
致し、深夜電力料金契約した機器の消費電力量と、昼間
の時間帯に昼間電灯料金で消費した電力量を個別にか
つ、正確に検量することができるとともに、深夜電力時
間帯が経過した後も任意に通電が可能となるため、使い
勝手の向上が図れる。
【図１】本発明の一実施例における深夜電力切替装置の
システム図
システム図
【図２】従来の深夜電力切替装置のシステム図
１ 電源電線 ２ 昼夜電力量計 ３ 配線用遮断器 ４ 開閉器（リレー） ５ コード ６ タイマー ７ 深夜電力対応の電気器具（電気温水器） ８ 屋内配線盤 ９ 深夜電力量計 １０ タイムスイッチ １１ 昼間電力量計 １２ 昼間電灯電気器具 １３ 信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 明河 賢志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平５−306657（ＪＰ，Ａ) 特開 昭49−59244（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−83636（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H02J 3/00 - 5/00
Claims (1)
- 【請求項１】昼夜同一の電源線で供給される電力回路を
開閉する開閉器と、内蔵タイマーにより深夜電力時間帯
とその他の時間帯に自動的に区分して検量する昼夜電力
量計と、前記開閉器を制御する制御装置を備え、前記制
御装置は、前記昼夜電力量計の内蔵タイマーの信号によ
り同期して作動し、少なくとも前記深夜電力時間帯は通
電させるとともに、１日サイクルで任意に設定した時間
帯だけ通電するように前記開閉器を制御し、かつ深夜電
力時間帯が経過した後も設定を変更することで任意に通
電が可能な構成とした深夜電力切替装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3245546A JP2949955B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 深夜電力切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3245546A JP2949955B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 深夜電力切替装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0591667A JPH0591667A (ja) | 1993-04-09 |
| JP2949955B2 true JP2949955B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=17135311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3245546A Expired - Fee Related JP2949955B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 深夜電力切替装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2949955B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003068379A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-03-07 | Kawamura Electric Inc | 時間帯別電灯契約用端子台の端子配置 |
| WO2009093884A1 (es) * | 2008-01-23 | 2009-07-30 | Vazquez Hernandez Jorge | Sistema de contactos inteligentes y método aplicado en aparatos eléctricos para optimizar el uso de energía eléctrica y protección de los mismos |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP3245546A patent/JP2949955B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0591667A (ja) | 1993-04-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |