JP2002033164A - コンセント及び太陽光発電装置 - Google Patents

コンセント及び太陽光発電装置

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JP2002033164A
JP2002033164A JP2000153592A JP2000153592A JP2002033164A JP 2002033164 A JP2002033164 A JP 2002033164A JP 2000153592 A JP2000153592 A JP 2000153592A JP 2000153592 A JP2000153592 A JP 2000153592A JP 2002033164 A JP2002033164 A JP 2002033164A
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power
outlet
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electric
pilot lamp
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Shinya Fukuda
慎也 福田
Toshio Kihara
俊夫 木原
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安い時間帯の電力を間違いなく安全に使用す
ることができ、電力の安い時間帯であることを表示する
ことのできるコンセントを提供する。 【解決手段】 交流電源31から電線(電気回路)32
を介して、電線33を使って、パイロットランプ付きタ
イマー11aとコンセント本体12,12とが直列に接
続されている。パイロットランプ付きタイマー11a
は、マイコンを利用したタイマー111に接続されたト
ライアック112とパイロットランプ回路113とを備
えている。ここで、トライアック112及びパイロット
ランプ回路113とは、コンセント12と電線33で直
列に接続されている。また、トライアック112及びパ
イロットランプ回路113と直列に大容量の抵抗117
が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時間帯により電気
料金が変化する電気回路に使用するコンセントに関す
る。また、太陽電池で発電した電力が供給される電気回
路に使用するコンセント、及びそのコンセントを備える
太陽光発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭の電気契約として夜間の電気料金が
割引になるものが一般に普及している。この方式には2
種類の方法がある。一つは、深夜電力契約と呼ばれるも
ので、電力会社の設ける電力量計にタイマーが設けられ
ており、夜間時間帯にだけ受電が可能になされたのであ
る。他の一つは、時間帯別電灯契約と呼ばれるもので、
電力量計のタイマーにより、夜間時間帯の電気料金は割
り引かれて加算され、昼間時間帯の電気料金は割り増さ
れて加算されるものである。最近では、全電化住宅に適
していることから、後者の契約が普及してきた。この契
約においては、特に夜間以外の時間帯に電気を使用する
と電気料金が割高になることから、できるだけ夜間に電
気を使用することにより電気料金を安くすることができ
る。そのために、タイマーを使用することが有効であ
る。また、表示手段により、電気料金が安い時間帯であ
ることを容易に判るようにしておくことが有効である。
【0003】従来、タイマーにより給電を制御する技術
としては、例えば特開平6−267361号公報におい
て、スイッチを切った後一定時間給電を可能とする遅れ
スイッチが記載されている。この遅れスイッチの技術を
応用したタイマーを備えることにより、安い夜間の電気
だけを使用することが可能となる。
【0004】また、給電の状態を表示する技術として
は、特開平6−267361号公報において、電気器具
に給電されているときに発光ダイオード等を点灯させ
て、スイッチの切り忘れを無くし、無駄に電気を使用し
ないようにする目的の表示装置付スイッチが記載されて
いる。
【0005】さらに、太陽エネルギーを利用する技術と
して、特開平11−18317号公報に太陽電池を利用
する太陽光発電装置が記載されている。太陽光発電装置
に使用する太陽電池は、近年、価格が低下してきたの
で、一般住宅で広く利用されている。太陽電池で発電す
る太陽光発電装置を設けておけば、晴天日の昼間は電力
会社から電力が供給されなくても、太陽電池から電力の
供給ができるので、電力会社に支払う電力料金を低減で
きる。また、昼間の発電量が余剰となる場合には、余剰
の電力を電力会社の送電線へ送り返し、その電力量に応
じた金額を電気料金から相殺することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平6−267361号公報における遅れスイッチを応
用した場合、接続できる電気器具が照明器具や換気扇に
限定されるという問題があった。その欠点を解消するた
めに、遅れスイッチをコンセントに接続することも可能
であるが、そのための余分な工事が必要となる。しか
も、タイマーにより、夜間になれば自動的に給電が可能
になるという構成では、コンセントにヒーター等の電気
器具のプラグを差し込み、電気器具のスイッチを入れた
ままにしておくと、夜間になれば意図していなくとも電
気器具に通電してしまい、逆に電気料金がかさんでしま
うという可能性があった。
【0007】また、上記特開平6−267361号公報
における表示装置付スイッチの場合、電気器具に給電さ
れていることを表示するだけであって、その時刻の電気
料金が高いが安いかを判断することはできなかった。
【0008】また、上記特開平11−18317号公報
における太陽光発電装置の場合、供給されている電力が
太陽電池で発電した電力か、電力会社から供給された電
力か簡単には判らないので、太陽エネルギーを利用して
いることが実感できないものであった。
【0009】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであって、安い時間帯の電力を間違いなく安全に使用
することのできるコンセントを提供することを目的とし
ている。また、電力が安い時間帯であることや太陽エネ
ルギーを利用していることを表示することのできるコン
セントを提供することを目的としている。さらに、太陽
エネルギーを利用していることを実感できる太陽光発電
装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、時間帯により電気料金が変化す
る電気回路に使用するコンセントであって、電気料金が
安い時間帯にだけ給電を可能とするタイマーを有してい
ることを特徴とするコンセントである。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1の
発明において、前記コンセントに復帰スイッチが設けら
れており、電気料金が安い時間帯を過ぎるとタイマーに
より前記コンセントが給電不能になり、電気料金が安い
時間帯になり、かつ、前記復帰スイッチでオン操作を行
うことにより給電が可能になるようになされていること
を特徴とするコンセントである。
【0012】また、請求項3記載の発明は、時間帯によ
り電気料金が変化する電気回路に使用するコンセントで
あって、電気料金が安い時間帯であるかどうかの区別を
示す表示手段を有していることを特徴とするコンセント
である。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項1又
は2の発明において、電気料金が安い時間帯であるかど
うかの区別を示す表示手段を有していることを特徴とす
るコンセントである。
【0014】また、請求項5記載の発明は、太陽電池で
発電した電力又は電力会社からの電力とが供給される電
気回路に使用するコンセントであって、太陽電池から電
力が供給されていることを示す表示手段を有しているこ
とを特徴とするコンセントである。
【0015】また、請求項6記載の発明は、太陽電池で
発電した電力又は電力会社からの電力が供給される電気
回路に使用するコンセントであって、太陽電池から供給
されている電力量を示す表示手段を有していることを特
徴とするコンセントである。
【0016】また、請求項7記載の発明は、太陽電池で
発電した電力又は電力会社からの電力が供給される電気
回路に使用するコンセントであって、電力会社からの電
力が電力量計を介して供給され、その電力量計が買電用
の電力量計と売電用電力量計を有しており、売電用電力
量計が作動していることを示す表示手段を有しているこ
とを特徴とするコンセントである。
【0017】本発明において、売電用電力量計が作動し
ていることを示すためには、実際に売電用電力量計が作
動していることを検知してもよいし、太陽電池の発電量
と電力の使用量との差から計算してもよい。
【0018】また、請求項8記載の発明は、太陽電池で
発電した電力又は電力会社からの電力が供給される電気
回路を有する太陽光発電装置において、前記電気回路に
請求項5,6又は7のコンセントが備えられていること
を特徴とする太陽光発電装置である。
【0019】本発明におけるコンセントは1個用スイッ
チボックスに収納できる大きさになされていると、一般
のコンセントと同じ取付方法が採用できるので好まし
い。
【0020】
【作用】請求項1記載の発明のコンセントにおいては、
電気料金が安い時間帯にだけ給電を可能とするタイマー
をコンセントが有している。従って、電気料金の高い時
間帯においてはコンセントから給電できないので、電気
料金を節約することができる。
【0021】請求項2記載の発明のコンセントにおいて
は、コンセントに復帰スイッチが設けられており、電気
料金が安い時間帯を過ぎるとタイマーによりコンセント
が給電不能になり、電気料金が安い時間帯になり、か
つ、復帰スイッチでオン操作を行うことにより給電が可
能になる。従って、電気器具のスイッチを入れたまま、
プラグをコンセントに差し込んでおいても、意図しない
通電を防ぐことができる。
【0022】請求項3又は4記載の発明のコンセントに
おいては、電気料金が安い時間帯であるかどうかの区別
を示す表示手段をコンセントが有している。従って、電
気料金を勘案して電気器具を使用することができる。
【0023】請求項5記載の発明のコンセントにおいて
は、太陽電池から電力が供給されていることを示す表示
手段を有している。従って、電力を使用する時にその場
所で太陽エネルギーを利用していることを知ることがで
きる。
【0024】請求項6記載の発明のコンセントにおいて
は、太陽電池から供給されている電力量を示す表示手段
を有している。従って、電力を使用する時にその場所で
太陽電池の発電量を知ることができる。
【0025】請求項7記載の発明のコンセントにおいて
は、売電用電力量計が作動していることを示す表示手段
を有している。従って、電力を使用する時にその場所
で、電力会社に電力を送り返していることを知ることが
できる。
【0026】請求項8記載の発明の太陽光発電装置にお
いては、電気回路に請求項5,6又は7のコンセントが
備えられている。従って、電力を使用する時にその場所
で、太陽エネルギーを使用していることや太陽電池の発
電量や電力会社に電力を送り返していることを知ること
ができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明の
コンセントの正面図、図2は図1の縦断面図、図3は本
発明のコンセントの構成を示す回路図である。
【0028】図1,図2において、コンセント1が壁パ
ネル4に取り付けられている。壁パネル4の裏側にはス
イッチボックス2が設けられており、スイッチボックス
2に取付枠14が不図示のビスで取り付けられ、取付枠
14にパイロットランプ付きタイマー11aと2個のコ
ンセント本体12とが嵌着されている。また、プレート
13は、取付枠14に不図示の取付手段により、着脱自
在に取り付けられている。このプレート13の表面から
は、パイロットランプ付きタイマー11aのパイロット
ランプ(PL)(表示手段)114とコンセント本体1
2の差し込み口121とが突出されている。また、コン
セント本体12には、100Vの交流電源から延設され
た電線(電気回路)32が接続されている。
【0029】図3において、交流電源31から電線(電
気回路)32を介して、電線33を使ってパイロットラ
ンプ付きタイマー11aとコンセント本体12,12と
が直列に接続されている。パイロットランプ付きタイマ
ー11aは、マイコンを利用したタイマー(T)111
に接続されたトライアック112とパイロットランプ回
路113とパイロットランプ114を備えている。ここ
で、トライアック112及びパイロットランプ回路11
3は、コンセント12と電線33で直列に接続してあ
る。また、トライアック112及びパイロットランプ回
路113は、大容量の抵抗117と直列に接続してあ
る。パイロットランプ回路113は常に導通可能となさ
れており、パイロットランプ回路113に電流が流れる
とパイロットランプ114が点灯するようになされてい
る。
【0030】次に、図3の回路の動作を説明する。タイ
マー111は午後11時から午前7時までの間トライア
ック112のゲート電流をオンするように調整されてい
る。そのため、午後11時になるとトライアック112
のゲートに電流が流れ、このトライアック112が導通
されるため、コンセント本体12に電圧が印加され、コ
ンセント本体12から給電可能となる。また、トライア
ック112が導通されると、コンセント本体12に電気
器具が接続されていなくとも、パイロットランプ回路1
13にも電流が流れ、パイロットランプ114が点灯す
る。また、午前7時になるとトライアック112のゲー
トへの電流が止まり、このトライアック112が非導通
状態となるため、コンセント本体12に電圧が印加され
ず、コンセント本体12から給電不能となる。また、ト
ライアック112が非導通状態となると、パイロットラ
ンプ回路113には電流が流れず、パイロットランプ1
14が消灯する。
【0031】上述のように、コンセント本体12は、午
後11時から午前7時まで電圧が印加され給電可能とな
り、その間パイロットランプ114が点灯しているの
で、コンセント1が使用可能であることを容易に認識す
ることができる。
【0032】図3のパイロットランプ付きタイマー11
aにおいて、トライアック112を設けずに、パイロッ
トランプ回路113にタイマー111を接続し、パイロ
ットランプ回路113をコンセント本体12と直列に接
続することにより、電気料金の安い午後11時から午前
7時までの時間帯にパイロットランプ114を点灯する
ことができる。また、パイロットランプ114は午後1
1時から午前7時までの間消灯するようになされてもよ
い。
【0033】図4は本発明のコンセントの構成を示す他
の回路図である。図4においては、交流電源31から電
線(電気回路)32を介して、電線33を使って復帰ス
イッチ付きタイマー11bとコンセント本体12,12
とが直列に接続されている。復帰スイッチ付きタイマー
11bは、タイマー111に接続されたトライアック1
12と復帰スイッチ回路115と復帰スイッチ(PS)
116を備えている。ここで、トライアック112と復
帰スイッチ回路115とは、コンセント12に電線33
で直列に接続してある。また、復帰スイッチ回路115
及びトライアック112と直列に大容量の抵抗117が
接続されている。復帰スイッチ回路115は通電が停止
すると非導通状態となり、復帰スイッチ116をオンす
ると導通状態になるようになされている。また、復帰ス
イッチ116をオンした後、1分間通電がないと非導通
状態になるようになされている。また、復帰スイッチ1
16には不図示のパイロットランプが備えられており、
午後11時から午前7時までそのパイロットランプが点
灯するようになされている。
【0034】次に、図4の回路の動作を説明する。タイ
マー111は午後11時から午前7時までの間トライア
ック112のゲート電流をオンするように調整されてい
る。そのため、午後11時になるとトライアック112
のゲートに電流が流れ、このトライアック112が導通
される。また、復帰スイッチをオンすると復帰スイッチ
回路115が導通される。その結果、コンセント本体1
2に電圧が印加され、コンセント本体12から給電可能
となり、コンセント本体12にプラグを差し込んだ電気
器具が使用可能になる。しかしながら、電気器具が1分
間以上使用されないと、復帰スイッチ回路115が非導
通状態となり、コンセント本体12からの給電は不能と
なる。また、午前7時になるとトライアック112のゲ
ートへの電流が止まり、このトライアック112が非導
通状態となるため、コンセント本体12に電圧が印加さ
れず、コンセント本体12から給電不能となる。また、
トライアック112が非導通状態となると、復帰スイッ
チ回路115は非導通状態になり、再び復帰スイッチ1
16をオンするまでその状態が継続する。つまり、午後
11時になってトライアック112が導通状態になって
も、復帰スイッチ回路115が非導通状態なので、コン
セント本体12には電圧が印加されず、コンセント1か
らの給電は不能である。
【0035】上述のように、コンセント本体12は、午
後11時から午前7時の間で復帰スイッチがオンされた
後に電圧が印加され使用可能となる。そのため、コンセ
ント1にプラグを差し込んで使用中だった電気器具のス
イッチを切り忘れていても、午後11時に突然電気器具
に意図しない電気が供給されることがなく、電気器具を
意図した状態で安全に使用することができる。また、パ
イロットランプの点灯により、電気料金の安い時間帯で
あり、コンセント1からの給電が可能であることを知る
ことができる。
【0036】図5,図6は本発明の太陽光発電装置の実
施例を示し、図5は配線図、図6は図5のコンセントの
正面図である。
【0037】図5の太陽光発電装置において、太陽電池
(PV)41と接続装置(PC)42とインバータ(I
NV)43が電線44で漏電遮断器51を使って分電盤
5に接続されている。また、電力会社からの交流電源3
1は、電力量計6を介して電線63で漏電遮断器52を
使って分電盤5に接続されている。さらに、コンセント
1は電線(電気回路)32で配線用遮断器53を使って
分電盤5に接続されている。
【0038】太陽電池41で発電された直流電力は接続
装置42を通って、インバーター43で交流電力に変換
され、分電盤5の漏電遮断器51に導かれる。また、漏
電遮断器51と配線用遮断器53との間には定電圧発生
装置54が設けられており、電線44に電流が流れる
と、一定の電圧が発生し、低電圧ケーブル34に電流が
流れ、コンセント1のパイロットランプ114が点灯す
るようになされている。また、電力量計6は買電用電力
量計(WH1)61と売電用電力量計(WH2)62と
を有しており、交流電源31から供給された電力量は買
電用電力量計61で積算され、太陽電池41で発電され
た電力の内、交流電源31に向けて送り返された電力量
は売電用電力量計62で積算されるようになっている。
コンセント1は、図6に示すように、パイロットランプ
(P)114とコンセント本体12,12とを有してい
る。
【0039】以下、本発明の太陽光発電装置の動作を説
明する。晴天日の昼間に太陽電池41で直流電力が発電
され、電線44を通してインバーター43に導かれる。
インバーター43では、直流電力が100Vの交流電力
に変換され、漏電遮断器51を通して定電圧発生装置5
4に電流が流れる。その電流を検知して定電圧発生装置
54に12Vの電圧が発生し、低電圧ケーブル34に一
定の電流が流れ、コンセント1のパイロットランプ11
4が点灯するようになされている。このパイロットラン
プ114にはLED(発光ダイオード)が用いられてお
り、低電圧,小電流で発光するようになされている。こ
のようにして、太陽光発電装置で発電が行われると、そ
のことがコンセント1のパイロットランプ114の点灯
で容易に確認できる。また、雨戸等を閉めて就寝する部
屋にコンセント1を設けておくと、夜が明けて屋外が明
るくなるとパイロットランプ114が点灯し、その刺激
により気持ち良く目覚めることができる。
【0040】図7,図8は本発明の他の太陽光発電装置
の実施例を示し、図7は配線図、図8は図7のコンセン
トの正面図である。
【0041】以下、図7の図5と異なる点を中心に説明
する。図8にも示すようにコンセント1には、電力量表
示装置421が設けられている。また、低電圧ケーブル
34により、接続装置42と電力量表示装置421とが
接続されている。
【0042】接続装置42には電線44を流れる電力に
比例する電圧を生じる不図示の端子が設けられており、
その電圧により低電圧ケーブル34を通して電流が電力
量表示装置421に送られる。電力量表示装置421で
はその電流の大きさから太陽電池41の発電量を換算
し、デジタル表示でその電力量を表示できるようになさ
れている。
【0043】図9,図10は本発明の他の太陽光発電装
置の実施例を示し、図9は配線図、図10は図9のコン
セントの正面図である。
【0044】以下、図9の図5と異なる点を中心に説明
する。図10にも示すようにコンセント1には、パイロ
ットランプ114a,114bが設けられている。ま
た、低電圧ケーブル34により、買電用電力量計61と
パイロットランプ(P1)114aとが、売電用電力量
計62とパイロットランプ(P2)114bとが接続さ
れている。
【0045】買電用電力量計61と売電用電力量計62
とには、それらが作動中は12Vの電圧が発生する端子
が設けられており、それぞれパイロットランプ114a
又はパイロットランプ114aのどちらかが点灯するよ
うになされている。このように、電気器具を使用してい
るときに、電気料金が加算されているかどうかを簡単に
知ることができ、省エネルギーの意識を高めることがで
きる。
【0046】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、本発明の具体的構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があっても本発明に含まれる。
【0047】例えば、スイッチボックスを設けることな
く、コンセントを直接壁パネルに固定してもよい。ま
た、タイマーには、マイコンを使わなくてもよいし、パ
イロットランプは必ずしも設ける必要はない。また、ト
ライアックに代えてリレー等を使用してもよい。
【0048】また、低電圧ケーブルを設けずに、電力線
に制御信号を乗せて、その制御信号によりパイロットラ
ンプを点灯させたり、電力量表示装置を作動させてもよ
い。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明のコンセントにおい
ては、電気料金の高い時間帯においてはコンセントから
給電できないので、電気料金を節約することができる。
【0050】また、請求項2記載の発明のコンセントに
おいては、電気器具のスイッチを入れたまま、プラグを
コンセントに差し込んでおいても、意図しない通電を防
ぐことができるので、電気料金を節約できる。
【0051】また、請求項3又は4記載の発明のコンセ
ントにおいては、電気器具の使用者が電気料金を勘案し
て電気器具を使用することができる。つまり、緊急の場
合以外は電気料金の安い時間帯に電気器具を使用するこ
とにより、電気料金を節約することができる。
【0052】また、請求項5記載の発明のコンセントに
おいては、電力を使用する時にその場所で太陽エネルギ
ーを利用していることを知ることができるので、省エネ
ルギー効果を実感することができる。
【0053】また、請求項6記載の発明のコンセントに
おいては、電力を使用する時にその場所で太陽電池の発
電量を知ることができるので、省エネルギー量を実感す
ることができる。
【0054】また、請求項7記載の発明のコンセントに
おいては、電力を使用する時にその場所で、電力会社に
電力を送り返していることを知ることができるので、電
力料金が割り引かれていることを実感することができ
る。
【0055】また、請求項8記載の発明の太陽光発電装
置においては、電力を使用する時にその場所で、太陽エ
ネルギーを使用していることや太陽電池の発電量や電力
会社に電力を送り返していることを知ることができるの
で、太陽エネルギーを有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンセントの正面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】本発明のコンセントの構成を示す回路図であ
る。
【図4】本発明のコンセントの構成を示す他の回路図で
ある。
【図5】本発明の太陽光発電装置の実施例を示す配線図
である。
【図6】図5のコンセントの正面図である。
【図7】本発明の太陽光発電装置の他の実施例を示す配
線図である。
【図8】図7のコンセントの正面図である。
【図9】本発明の太陽光発電装置の他の実施例を示す配
線図である。
【図10】図9のコンセントの正面図である。
【符号の説明】
1 コンセント 11a パイロットランプ付きタイマー 11b 復帰スイッチ付きタイマー 111 タイマー 114 パイロットランプ(表示手段) 114a パイロットランプ(表示手段) 114b パイロットランプ(表示手段) 116 復帰スイッチ 12 コンセント本体 32 電線(電気回路) 41 太陽電池 421 電力量表示装置(電力量表示手段) 6 電力量計 61 買電用電力量計 62 売電用電力量計(表示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 3/38 H02B 9/00 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間帯により電気料金が変化する電気回
    路に使用するコンセントであって、電気料金が安い時間
    帯にだけ給電を可能とするタイマーを有していることを
    特徴とするコンセント。
  2. 【請求項2】 前記コンセントに復帰スイッチが設けら
    れており、電気料金が安い時間帯を過ぎるとタイマーに
    より前記コンセントが給電不能になり、電気料金が安い
    時間帯になり、かつ、前記復帰スイッチのオン操作を行
    うことにより給電が可能になるようになされていること
    を特徴とする請求項1記載のコンセント。
  3. 【請求項3】 時間帯により電気料金が変化する電気回
    路に使用するコンセントであって、電気料金が安い時間
    帯であるかどうかの区別を示す表示手段を有しているこ
    とを特徴とするコンセント。
  4. 【請求項4】 電気料金が安い時間帯であるかどうかの
    区別を示す表示手段を有していることを特徴とする請求
    項1又は2記載のコンセント。
  5. 【請求項5】 太陽電池で発電した電力又は電力会社か
    らの電力が供給される電気回路に使用するコンセントで
    あって、太陽電池から電力が供給されていることを示す
    表示手段を有していることを特徴とするコンセント。
  6. 【請求項6】 太陽電池で発電した電力又は電力会社か
    らの電力が供給される電気回路に使用するコンセントで
    あって、太陽電池から供給されている電力量を示す表示
    手段を有していることを特徴とするコンセント。
  7. 【請求項7】 太陽電池で発電した電力又は電力会社か
    らの電力が供給される電気回路に使用するコンセントで
    あって、電力会社からの電力が電力量計を介して供給さ
    れ、その電力量計が買電用の電力量計と売電用電力量計
    を有しており、売電用電力量計が作動していることを示
    す表示手段を有していることを特徴とするコンセント。
  8. 【請求項8】 太陽電池で発電した電力又は電力会社か
    らの電力が供給される電気回路を有する太陽光発電装置
    において、前記電気回路に請求項5,6又は7のコンセ
    ントが備えられていることを特徴とする太陽光発電装
    置。
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